JP2004045874A - ラベルプリンタ - Google Patents

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平林 光男
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Abstract

【課題】プリンタ内に特殊な追加機構を設置すること無しに、ラベルとレシート等の粘着性の発現、付与した用紙を簡便に取り扱いできるラベルプリンタを提供する。
【解決手段】感熱粘着剤層を設ける用紙に対して所望の印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記粘着剤層を加熱し活性化させる加熱手段と、前記用紙を発行すべき所望長さに切断する切断手段と、前記用紙の所望する位置毎に粘着性を付与するか付与しないかを判定し、前記加熱手段を制御する制御手段とを有するラベルプリンタにおいて、
前記用紙の搬送方向に対し末尾のラインを、粘着しないの状態にすることを特徴とする。これにより、粘着ラベルの保持が簡便になる。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルプリンタに関するものである。特に剥離紙の無い用紙において、印刷面の裏面に粘着性を発現させることができるラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラベルプリンタに使用される印刷用紙としては、紙の印字面の裏側(以後、裏面と言う)の粘着剤を剥離紙で覆った剥離紙付きラベルが一般的に使用されている。また、ロール状態で、裏面の粘着剤層と表面の印刷面とが貼り付かないように、表面に撥水性をもつシリコーン樹脂等の離型剤を塗布したライナーレス(粘着)ラベルも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ライナーレスラベルや粘着性を発現したディレードタックラベル等(以下、ラベルと言う)は、裏面は粘着剤が付与されているため、プリンタなどの印刷装置の搬送経路に粘着防止加工等を施すことが必須条件となっている。また、非印刷時に貼付防止のため、粘着面を保持する機構が別に必要になる。また、ラベルを搬送する紙送りロール自身に粘着剤が、使用頻度に応じ転写し付着し蓄積する可能性もあり得る。さらに長時間、ラベル裏面の粘着剤と紙送りロールが一定の圧力で常時接触していると、固着し紙送り印字障害の発生という保管上の課題がある。
【0004】
更に、使用頻度回数が多くなると、前記ラベルを切断する刃に粘着剤が蓄積してくるので、切れ味を確保するため時々アルコール等の溶剤で刃に付着したのりを清浄する猥雑な作業が要請され、ユーザーに負担を強いている。さらに、粘着のある裏面を直接指で触り貼付作業をするため、所定の場所に正しく貼るラベル貼付作業がし難くしている。このことが粘着ラベル作業の大きな障害となっている。
【0005】
更に個別商品の識別に広く利用されているバーコード印字ラベルの場合、表面の印字部分が歪み・しわ・傾き等の変形により正しく読み込みができない場合がよく見かけられる。その理由の1つとして、ラベルの裏面の貼付不具合により、即時認識処理ができず読み取り機能を阻害していると思われる。
【0006】
そこで、本発明は従来のこれらの問題を解決するものであり、粘着性を発現したレシート・ラベルに対し、発現部分を制御し直接粘着紙に接触しない機構や発現方法で、前記用紙の操作性を向上したレシート・ラベルの発行が可能となるラベルプリンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為に、本発明によれば、感熱粘着剤層を設ける用紙に対して所望の印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記粘着剤層を加熱し活性化させる加熱手段と、前記用紙を発行すべき所望長さに切断する切断手段と、前記用紙の所望位置毎に粘着性を付与するか付与しないかを判定し、前記加熱手段を制御する制御手段とを有するラベルプリンタにおいて、前記用紙の搬送方向に対し末尾のラインを、粘着しないの状態にすることを特徴とする。上記構成によれば、加熱することで、粘着性が発現する感熱性粘着剤を用いることで、粘着性の有無を適時設定することが可能となり、印字し切断後粘着性のあるラベル紙の搬送方向に対し末尾ラインを保持しておくことができる。 また、用紙の発行時には、粘着性有り用紙であっても、あたかも粘着性無し用紙のごとく、長時間保持でき取り扱い性が簡便となる。
【0008】
また本発明は、前記用紙の末尾ラインを粘着性にさせないライン長さが、1mmから50mmであることを特徴とする。上記構成により紙送りロールの押さえるべき必要最低限の紙幅は確保できる。
【0009】
また、本発明は、感熱性粘着剤層を設ける用紙に対して所望の印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記粘着剤層を加熱し活性化させる加熱手段と、前記用紙を発行すべき所望長さに切断する切断手段と、前記用紙の所望位置毎に粘着性を付与するか付与しないかを判定し、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記切断手段を、前記用紙を完全または完全に準じる状態のカットを行う場合と部分的なカットを行う場合を選択的に変更する切断状態変更手段を有するラベルプリンタにおいて、前記用紙の発行時に粘着性を発現しない用紙領域をカットすることを特徴とする。上記構成により、発行される用紙の糊のない個所を切り離すため、刃に粘着物質の付着がなくなる。また、粘着剤の除去機構などのわずらわしい作業から開放される。
【0010】
また、本発明は、前記発熱領域毎に加熱もしくは非加熱に制御して、前記加熱手段により粘着性を発現する用紙の領域が、紙送りロールが接触する用紙部分と重複しないことを特徴とする。上記構成により、粘着面を紙送りロールが走行することがなくなるため、紙送りロールに粘着した用紙が貼り付き巻き込むという問題は皆無になる。
【0011】
また、本発明は、使用するプリンタに対して印刷適正がある用紙表面に2次元または3次元バーコード印字される部分の裏面の一部または全領域に感熱性粘着剤が塗布され、前記加熱手段によって粘着性を発現する制御をすることを特徴とする。上記構成により、バーコードの読み取り不良障害は、印字面が貼られる基材の平面性に大きく依存するため、均一に粘着剤を塗布した用紙により、正確な即時性のある読み取りが可能なラベルやレシートを提供できる。
【0012】
また、本発明は、前記感熱粘着剤が塗布されている、いないに関わらず、前記切断された印刷用紙の搬送方向に対し先端ラインの両端に粘着性を発現しないことを特徴とする。上記構成により、印刷され粘着性のあるラベル等を取り扱う際、手に粘着剤がつかないので貼り付け作業が簡単になる。
【0013】
また、本発明は、前記切断された印刷用紙の先端ラインの両端範囲を、切断部分から1mmから50mmで両端から1mmから50mmであることを特徴とする。上記構成により、指の幅に見合ったつかみ易い幅が確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、貼付図面に従って、本発明に係るラベルプリンタ及び印刷用紙の好ましい実施の形態について説明する。
【0015】
<デリートタックラベルの説明>
図1は、ラベルプリンタ70の構成を説明するための概念図である。印刷用紙10は、表面11の全体に本プリンタの印刷適性を確保する印刷面が形成されている。そして、裏面12の全体に感熱性粘着剤を塗布した感熱粘着剤層を形成している。図1ではロール紙の状態で供給されているが、シート状やファンフォールド紙等の形態でも良い。
【0016】
ここで、感熱粘着剤層に塗布する粘着剤として、例えば、ディレードタックが適用可能である。ディレードタックは、固体可塑剤、粘着付与剤を熱可塑性樹脂の中に混入したものであって、紙やフイルムに塗布し乾燥させる。その後、100℃近傍に加熱することで、可塑剤が溶融し、粘性が発生するものである。従って、加熱前は乾燥しており、裏面12に剥離紙を設ける必要も無く、又、表面11に離型剤を塗布する必要も無い。
【0017】
図1においては、ラベルプリンタ70として、印刷するためのプリントヘッド71、紙送りローラ72、印刷用紙10の裏面12に向かって配置された加熱部73、印刷用紙10を発行すべき所望の長さに切断するためのカッタ74のみを示しており、搬送路内にロール状の印刷用紙10が装填されている状態を示している。
【0018】
印刷用紙10は、紙送りローラ72の回転により矢印75方向に送られ、プリントヘッド71によって、印刷データを印刷用紙10の表面11に印刷する。更に紙送りされると加熱部73により、印刷用紙10の裏面12を加熱する。この加熱により、裏面12に塗布されていた感熱性粘着剤は活性化して、糊の状態になる。更にカッタ74まで搬送された後、更に発行する所望長さを送り、カッタ74を動作させることで印刷用紙10を切断し、ラベルとして排出する。
【0019】
ここで、上記裏面12に設けられた感熱性粘着剤層は、加熱部73により加熱されるまでは常温状態であり、粘着性を有しないため、ライナーレス粘着ラベルをロール状態から引き出す力よりも小さな力で用紙を引き出すことができる。また、搬送経路内や送りローラ72に粘着剤がこびりついたりすることも無い。よって、安定した紙送りが得られる。
【0020】
なお、図1では紙の上流方向から、プリントヘッド71、加熱部73、カッタ74の順に配置されている図を示し、加熱部73で、印刷用紙10に粘着性を発現させた後、カッタ74で印刷用紙10を切断する例を示したが、本発明は、この順序に限定するものではなく、カッタ74で印刷用紙10を切断後、加熱部73で粘着性を発現させても良い。但し、その場合、プリンタの出口まで用紙を排出するための手段(図示していない)が必要になる。また、プリントヘッド71と加熱部73を対向させて配置し、その前後に、紙送りローラ72を配置する等の各種構成が考えられる。
【0021】
また、図1では、加熱部73は印刷用紙10の裏面12から加熱する配置になっているが、本発明はこの配置に限定するものでも無く、印刷済みの面から加熱を加えても良い。但し、その場合、加熱により印刷品質の劣化が少ない印刷方法を選択することが好ましい。
【0022】
<制御方式の説明>
図2は、プリンタの主制御部80と加熱部73の関係を示す概略ブロック図である。主制御部80は、プリンタ全体の各種制御を司るものであり、印刷制御、用紙搬送制御を行う。また、本実施形態に係る熱制御を行うことが可能である。なお、印刷制御部81及び印刷機構部82は、印刷制御、用紙搬送制御等を含む。用紙搬送制御とは、図1では示していないが、一部が印刷済みとなっている用紙(プリプリント紙等と呼ばれる)を使う場合の位置出しマーク等を検出し、所定の位置印刷するように用紙を送るといった制御も含む。また、主制御部80は、各種センサ83からの情報を得て、上記各種制御を行う。
【0023】
加熱部73は、感熱性粘着剤を活性化させる熱発生部85、熱発生部85を制御する熱制御部84を備えており、主制御部80の下で管理される。また、主制御部80は、CPU、メモリ等の記憶手段、通信装置及びこれらを制御するソフトウェア等により構成される。
【0024】
熱発生部85の発熱部としては、接触タイプとしては電熱線を用いたシーズヒータ、非接触のタイプではドライヤタイプのヒータやハロゲンランプ等を選択することができる。
【0025】
<末端ラインの非粘着>
図3は、搬送方向に対して末端ラインに非粘着部分を作成した実施例である。主制御部80によって、加熱部73の発熱で裏面に粘着性を発現した領域21と裏面に粘着性を発現しない領域22が管理され、それらは適時制御される。まず、加熱部73が紙送りロール23の搬送方向下流にある場合では、紙送りロール23は常時領域22と接触している。しかし、図示していないが加熱部73が紙送りロール23の搬送方向上流にある場合は、紙送りロール23が接触する領域は、領域22となるように加熱部73を制御する。
【0026】
粘着性を発現した印字用紙10は、加圧状態でロールに挟まれて約1日以上放置しておくと、紙送りロールの表面と固着する傾向にあり、ロールへの紙巻き込み現象などスムーズな紙送りができなくなる。本発明のラベル保持機構では、前記課題である印字停止時固着課題を解決したものである。単に粘着していない領域に紙送りロール23を停止させているため、特殊な紙保持機構の追加や非粘着処理を必要としない簡単で安価な方法である。末端ラインの長さ25は、ロールで保持できる幅であれば良く、1mmから50mmまでが考えられ、好ましくは、10mmから18mm程度が良い。
【0027】
<ロール走行領域非粘着>
図4で示すように紙送りロール23が接触するラベルの部分には、粘着性を発現させない実施例である。紙送りロール走行位置と幅を熱制御部84に入力して置き、粘着させない領域22にする。つまり、紙送りロールは、非粘着等の特殊処理したロールが必要なく汎用の安価ロールで良い。更に用紙の粘着性がない部分と接触するため、紙送りロール23にバックフィード動作や速度変調の紙送り性などラベル紙印字では従来できなかった特殊動作が可能となった。本発明は、紙送りロールに限定するものでなく、ベルト搬送やギャア駆動やチェエン搬送等も考えられる。また連続紙も枚用紙でも適応できる。
【0028】
<つかみ部非粘着>
さらに、図5は、印字後ラベル紙を指でつかみ易いように、粘着性を発現しない領域22を搬送方向25の先端ラインの両端部分27に作成した斜視図である。つかみ易い両端部分27が形成され、通常のサーマル紙の如く取り扱いができるようになるので、貼り付け作業を困難にしていた粘着紙の貼付け作業がし易くなり、貼付け位置精度も向上する。両端部分27の寸法は、指で持ち易い広さがあればよく、広すぎるとラベルの空白部分が広がり不経済である。一方、狭すぎるとつかみ難く不便である。好ましくは10mmから16mm程度と考えられる。更に、図示していないが、印字面に上記該当部分に“非粘着“やロゴ等の表示を同時に印字し、明示することも可能である。
【0029】
<カット部非粘着>
図6では、印字用紙10をフルカット28とパーシャルカット29で切断され際、切断領域を裏面が粘着しない領域22として発行する実施例を示している。
【0030】
カッタ74は、用紙を完全、もしくは略完全に切り離すフルカット28と、数ヶ所の切り残し部を設けるパーシャルカット29の選択が可能である。
【0031】
カットする刃にのりが付着し堆積し、切断性能が低下することは、粘着ラベルでは従来から大きな問題である。切断回数は10万回以下の段階で、アルコール溶剤でカット刃を洗浄する糊除去操作を加えているのが現状である。今回では、糊除去作業無しで、市販の印字用紙の切断耐久回数(1000万回)と同等以上の1500万回切断でも有効なことが確認された。他の方法として、切断部分に感熱性粘着剤をあらかじめ塗布しない事も考えられるし、または、部分的に加熱部73を起動と停止を繰り返す事も実際上考えられる。
【0032】
<バーコード部非粘着>
更に、図7にバーコード印字の部分タックラベルの一例を示す。図8は、前記図7のバーコード印字裏面を部分タックラベルにした図である。加熱部73を制御して、領域21は粘着性のある状態にし、領域22は粘着性が無い状態にする。表面にはバーコード32となる印刷がされており、前記バーコード32の裏面は、粘着性を発現した領域21として形成されている。このラベルをダンボール箱等に貼り付け、配達し、配達後はバーコード領域32の部分は、均一な糊付けがなされているため、平面保持性が確保され、読み取り認識率が向上した。
以上、図1から図8の説明では、印刷用紙裏面の全面に感熱性粘着剤を塗布し、プリンタ側の制御でもって、粘着性の有無を制御する例を示した。
【0033】
【発明の効果】
これまで説明したように、本発明のラベルプリンタでは、以下の特徴がある。
▲1▼ラベル・レシート用紙の末尾ラインに粘着性を発現しない部分を任意に実現することが可能となるため、印字し切断後粘着性のあるラベル紙を紙送りロールで保持しておくことができる。これにより、専用の粘着した用紙保持機構が全く必要なくなり、プリンタの小型化と低価格化に大きく寄与できる。
【0034】
▲2▼粘着性有り用紙を紙送りロールで挟んで置くという簡便な方法で保持できるため、長時間保持していても用紙の発行時の紙送り性には、なんら障害にならないことが、従来方式と大きく有為差のある革新的な提案である。
【0035】
▲3▼粘着性発現しない末尾ラインの長さが、1mmから50mmであると、保持に必要で最低限の長さで機能は有効になり、紙資源の省力化や紙を生産するエネルギーの浪費を押さえることができる。また、ユーザーにとって印字用紙の粘着性発現個所を一部制約するだけで、実質価格的にも印字表現にも規制になっていない。
【0036】
▲4▼用紙をカットする部分に粘着性を発現しないように制御をすることで刃に粘着物質の付着がなくなる。この事は、粘着剤の除去機構などのわずらわしい作業から開放し、台紙付き粘着紙の作業感覚で台紙の出ない作業ができることになった。つまりあらかじめ切断して台紙に貼り付けている台紙付きラベルの取り扱い易さを拡大し、台紙の厚み分巻き数を長くすると共に、低価格なラベルを提供できる。
【0037】
▲5▼粘着性を発現した用紙の領域と紙送りロールが接触する用紙部分と重複させないことで、粘着対策をした高価な紙送りロールや付随する機構が必要なくなる。また、紙送りロールが非粘着部分のみ走行するため、バックフィードや速度変調した紙送り機能が粘着のあるタック紙でも可能になる。
【0038】
▲6▼2次元または3次元バーコード印字された表部分の真下の裏面に粘着性を発現させる構成により、平面状態貼付け性が向上しバーコードの読み取り不良障害が減少する。認識率を低下させる要素のシワや変形貼り付けが解消でき、正確な読み取りが可能なラベルやレシートを提供できる。
【0039】
▲7▼切断された印刷用紙の先端ラインの両端を粘着しない事により、ラベルを取り扱う部分に粘着性がなくなる。したがって手に貼り付かないで、気を使わないラベル貼り付け作業が可能となる。ラベル紙をレシート感覚で扱いたいという顧客要望に対し、抜本的な機構で可能にした提案となる。
【0040】
▲8▼用紙の搬送方向に対し先端ラインからの非粘着範囲を、切断部分から1mmから50mmで両端から1mmから50mmであることにより、指の幅やつかみ易い幅が確保される。これは人間工学的に作業性の向上と労働の合理化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るラベルプリンタの概略構成図である。
【図2】同プリンタの主制御部と加熱部の関係を示す概略ブロック図である。
【図3】搬送方向に対して末端ライン(下流)に非粘着にして、紙送りロールで保持している状態を示す斜視図である。
【図4】紙送りロール走行個所を避けた部分タックラベルを紙送りする斜視図である。
【図5】搬送方向の先端ライン(上流)両端に非粘着個所を作成し指でつかんだ斜視図である。
【図6】カット部分に非粘着領域を設けた本発明の説明図である。
【図7】バーコードの印刷データを印字したラベルを示す表面図である。
【図8】バーコードの印刷データの裏面に粘着性を発現したラベルを示す裏面図である。
【符号の説明】
10  印刷用紙
11  表面
12  裏面
21    領域(粘着性を発生させる領域)
22    領域(粘着性を発生させない領域)
23    紙送りロール
24    紙送りロール軸
25    末端ラインの長さ
26    印字用紙を捕捉する指
27    先端ラインの両端部分
28    フルカット部分の非粘着領域
29    パーシャルカット部分の非粘着領域
32    バーコード印字部
70  ラベルプリンタ
71  プリンタヘッド
72  プラテンロール
73  加熱部
74  カッタ
75    用紙の搬送方向(印字方向)
80    主制御部
81    印刷制御部
82    印刷機構部
83    各種センサ
84    熱制御部
85    熱発生部

Claims (7)

  1. 感熱粘着剤層を設ける用紙に対して所望の印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記粘着剤層を加熱し活性化させる加熱手段と、前記用紙を発行すべき所望長さに切断する切断手段と、前記用紙の所望位置毎に粘着性を付与するか付与しないかを判定し、前記加熱手段を制御する制御手段とを有するラベルプリンタにおいて、前記用紙の搬送方向に対し末尾のラインを、粘着しないの状態にすることを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 前記用紙の末尾ラインを粘着性にさせないライン長さが、1mmから50mmであることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 感熱性粘着剤層を設ける用紙に対して所望の印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記粘着剤層を加熱し活性化させる加熱手段と、前記用紙を発行すべき所望長さに切断する切断手段と、前記用紙の所望位置毎に粘着性を付与するか付与しないかを判定し、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記切断手段を、前記用紙を完全または完全に準じる状態のカットを行う場合と部分的なカットを行う場合を選択的に変更する切断状態変更手段を有するラベルプリンタにおいて、前記用紙の発行時に粘着性を発現しない用紙領域をカットすることを特徴とする請求項1から2記載のラベルプリンタ。
  4. 前記発熱領域毎に加熱もしくは非加熱に制御して、前記加熱手段により粘着性を発現する用紙の領域が、紙送りロールが接触する用紙部分と重複しないことを特徴とする請求項1から3記載のラベルプリンタ。
  5. 使用するプリンタに対して印刷適正がある用紙表面に2次元または3次元バーコード印字される部分の裏面の一部または全領域に感熱性粘着剤が塗布され、前記加熱手段によって粘着性を発現することを特徴とする請求項1から4記載のラベルプリンタ。
  6. 前記感熱粘着剤が塗布されている、いないに関わらず、前記切断された印刷用紙の搬送方向に対し先端ラインの両端に粘着性を発現しないことを特徴とする請求項1から5記載のラベルプリンタ。
  7. 前記切断された印刷用紙の先端ラインの両端範囲を、切断部分から1mmから50mmで両端から1mmから50mmであることを特徴とする請求項1から6記載のラベルプリンタ。
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