JP2004066564A - 感熱性粘着シートの熱活性化装置およびプリンタ装置 - Google Patents

感熱性粘着シートの熱活性化装置およびプリンタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤等からなる残留物を容易に除去できるプリンタ装置を提供する。
【解決手段】熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤或いはその変性物等からなる残留物に熱エネルギーを付与する加熱手段と、所定のクリーニング用シートを所定の方向から前記熱活性化装置内に挿入して搬送可能な搬送手段と、を備え、前記感熱性粘着シートが熱活性化用サーマルヘッドと熱活性化用プラテンローラとの間にない状態で前記加熱手段を発熱させて前記残留物に熱エネルギーを付与するとともに、前記搬送手段を動作させて前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間に前記クリーニング用シートを搬送させることで熱活性化した残留物を前記クリーニング用シートに転写させて除去するようにした。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常時には非粘着性を示し、加熱されることにより粘着性を発現する感熱性粘着剤層がシート状基材の片面に形成され、例えば貼着用ラベルとして用いられる感熱性粘着シートの熱活性化装置に係り、特に、サーマルヘッドを加熱手段とする熱活性化装置のヘッド等のクリーニング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、食品のPOSラベル、物流・配送ラベル、医療用ラベル、バゲッジタグ、ビン・缶類の表示ラベルとして用いられる貼着用ラベルは、印字可能面(記録面)の裏側に感圧粘着剤層を有し、その上に剥離紙(セパレータ)を貼付けて仮接着した状態で保管するタイプのものが多い。しかし、このタイプの貼着用ラベルは、ラベルとして使用する際に剥離紙を感圧粘着剤層から剥がす必要があるため、必ずゴミが発生するという不具合があった。
【0003】
そこで、剥離紙が不要な方式として、通常時には非粘着性を示すが加熱されることにより粘着性を発現する感熱性粘着剤層をラベル状基材の裏面側(印字可能面の反対側)に設けた感熱性粘着ラベルおよび該ラベルの感熱性粘着剤層を加熱して粘着性を発現させるための熱活性化装置が開発された。例えば、特開平11−79152号公報には、サーマルプリンタ装置の印字ヘッドとして利用されているサーマルヘッドのように、セラミック基板上に設けられた1または複数の抵抗体(発熱素子)を熱源として有するヘッドを感熱性粘着ラベルに接触させて感熱性粘着剤層を加熱させるようにした技術が開示されている。
【0004】
図7は、従来の熱活性化装置の構成を示す説明図である。この熱活性化装置は、感熱性粘着ラベル60を搬送する搬送手段としての熱活性化用プラテンローラ52と、加熱手段としての発熱素子514を有する熱活性化用サーマルヘッド51とで構成されている。なお、熱活性化用プラテンローラ52は熱活性化用サーマルヘッド51との間に感熱性粘着ラベル60を挟む加圧体としても機能する。
【0005】
図7において、符号510は放熱性基板としてのセラミック基板であり、その上には蓄熱層としてのグレーズ層511が例えばガラスペーストを印刷して所定の温度(例えば約1300〜1500℃)で焼成することによって全面にわたって形成されている。さらに、グレーズ層511の上には発熱素子(抵抗体)514が形成されるとともに、発熱素子514に通電するための電極512が所定のパターンで形成されている。また、グレーズ層511の上には発熱素子514への通電を制御するIC部515が形成され、その上を樹脂等から成る封止部516で保護されている。さらに、電極512および発熱素子514の酸化や摩耗を防止するためにこれらの上には硬質セラミックス等からなる保護層513が形成されている。
【0006】
上述した熱活性化装置では、感熱性粘着ラベル60が保護層513に接触した状態で発熱素子514に通電し、それにより得られる熱エネルギーを保護層513を介して感熱性粘着ラベル60に印加するので、感熱性粘着剤層の熱活性化が確実に行なわれる。しかも、発熱素子514からの熱を感熱性粘着剤層に効率良く伝えることができるため消費電力も少なくて済むという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような熱活性化装置においては、感熱性粘着ラベル60の一方の面に感熱性粘着剤層が露出しているために、加熱されて軟化した感熱性粘着剤層の一部またはその変性物からなる残留物G1,G3が熱活性化用サーマルヘッド51に付着するという現象が見られる。特に、サーマルヘッドを加熱手段とする場合は、熱活性化用サーマルヘッド51と感熱性粘着剤層とを接触させて直接的に加熱するために残留物が熱活性化用サーマルヘッド51に付着しやすいと考えられる。
【0008】
そして、このような残留物G1,G3が次第に蓄積されると、発熱素子514から感熱性粘着剤層への熱伝導効率が低下するため、同じ加熱時間では感熱性粘着剤が充分な粘着性を発現しなくなるという問題が生じる。この場合、加熱時間を長くすることで充分に熱活性化させることができるが、時間を長くすると消費電力が増大するとともに時間制御が必要になるため制御が複雑になる。
【0009】
また、この残留物G1,G3が熱活性化用サーマルヘッド51付着した状態のまま印字処理および熱活性化処理が連続して行われたために、残留物G1,G3が感熱性粘着ラベル60の感熱性粘着剤層に再転移してラベルの粘着力が悪くなることもある。さらに、熱活性化用サーマルヘッド51に付着した残留物は何度も加熱されることになるため長時間経過すると炭化してしまい、容易に除去できなくなるという不具合も生じる。
【0010】
また、残留物G1,G3が熱活性化用プラテンローラ52の周面に付着する場合もあり、この場合、残留物G2が感熱性粘着ラベルの表面(印字可能面)側に付着して印字面を汚損する虞がある。さらに、連続した熱活性化処理(例えば、シート長500mの熱活性化処理)により感熱性粘着ラベル60の挿入側の残留物G3が大きくなるとラベルの挿入性が悪くなり紙ジャムが生じる虞がある。
【0011】
そのため、熱活性化用サーマルヘッド51に付着した感熱性粘着剤等の残留物を定期的にクリーニングする必要があるが、クリーニングするには熱活性化用サーマルヘッド51を熱活性化装置50から取り外さなくてはならないため、相当な労力と時間が必要となる。また、クリーニング時には、印字動作を比較的長時間中断して発熱素子514への通電を遮断する必要があるので、プリンタ装置の連続運転が困難になり、装置の稼働率が低下する。
【0012】
本発明は、熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤またはその変性物等からなる残留物を容易に除去できる感熱性粘着シートの熱活性化装置及び該熱活性化装置を備えたプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、シート状基材の一方に印字可能面が、他方の面に感熱性粘着剤層がそれぞれ形成されてなる感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して活性化させるための熱活性化用サーマルヘッドと、前記熱活性化用サーマルヘッドに対向配置されて、前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記感熱性粘着シートを挟んで所定の方向に搬送する熱活性化用プラテンローラと、前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラの駆動制御を行う制御手段と、を少なくとも備えた感熱性粘着シートの熱活性化装置であって、前記制御手段は、前記感熱性粘着シートが前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間にない状態で、前記熱活性化用サーマルヘッドを発熱させることにより前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤或いはその変性物等からなる残留物に熱エネルギーを付与するとともに、前記熱活性化用プラテンローラを回転させて該熱活性化用プラテンローラと前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記クリーニング用シートを搬送させることで熱活性化した残留物を前記クリーニング用シートに転写させて除去するようにした熱活性化装置である。
【0014】
または、シート状基材の一方に印字可能面が、他方の面に感熱性粘着剤層がそれぞれ形成されてなる感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して活性化させるための熱活性化用サーマルヘッドと、前記熱活性化用サーマルヘッドに対向配置されて、前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記感熱性粘着シートを挟んで所定の方向に搬送する熱活性化用プラテンローラと、前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラの駆動制御を行う制御手段と、を少なくとも備えた感熱性粘着シートの熱活性化装置であって、前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤或いはその変性物等からなる残留物に熱エネルギーを付与する加熱手段と、所定のクリーニング用シートを所定の方向から前記熱活性化装置内に挿入して搬送可能な搬送手段と、を備え、前記制御手段は、前記加熱手段および搬送手段の駆動処理を制御可能に構成され、前記感熱性粘着シートが前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間にない状態で前記加熱手段を発熱させることにより前記残留物に熱エネルギーを付与するとともに、前記搬送手段を動作させて前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間に前記クリーニング用シートを搬送させることで熱活性化した残留物を前記クリーニング用シートに転写させて除去するようにした熱活性化装置である。
【0015】
つまり、加熱手段(例えば熱活性化用サーマルヘッド)により熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した残留物に熱エネルギーを与えて熱活性化させた後に、搬送手段(例えば、熱活性化用プラテンローラおよび挿入用ローラ)によりクリーニング用シートを搬送することで、クリーニング用シートの表面に熱活性化用プラテンローラに付着した残留物を、裏面に熱活性化用サーマルヘッドに付着した残留物を転写させて除去するようにした。
【0016】
これにより、熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した残留物を容易に除去することができるので、熱活性化用サーマルヘッドから感熱性粘着シートへの熱伝導効率が極端に低下することはなくなり、熱活性化処理に要する消費電力が増大するのを回避できる。また、従来の熱活性化装置を解体してクリーニングする方法に比較して、クリーニングに要する時間及び労力は少なくてすむので、コストダウンを図ることができる。
【0017】
また、熱活性化用サーマルヘッドにクリーニング用の加熱手段としての機能を兼用させ、熱活性化用プラテンローラにクリーニング用の搬送手段としての機能を兼用させることで、加熱手段および搬送手段を別途設ける必要はないので、従来の熱活性化装置と同様の装置構成とすることができる。
【0018】
また、前記制御手段は、前記加熱手段或いは熱活性化用サーマルヘッドにより前記残留物に熱エネルギーを付与する際に、前記熱活性化用プラテンローラを所定の方向に回転させるようにした。ここで、所定の方向とは、クリーニング用シートを搬送するときの回転方向とは逆の方向を意味する。例えば、図7において、熱活性化用プラテンローラ52を反時計回りに回転させてクリーニング用シートを左側から右側に搬送する場合、残留物に熱エネルギーを付与する際に熱活性化用プラテンローラ52を時計回りに回転させるようにした。
【0019】
これにより、熱活性化用サーマルヘッドのシート挿入側に付着した残留物(図7の符号G3)を熱活性化用プラテンローラに転写させ、熱活性化用サーマルヘッドのシート送出側に残留物G1として再付着させることができる。つまり、残留物をクリーニング用シートの送出側に蓄積させることで、クリーニング用シートの搬送による残留物の除去を容易にするとともに、クリーニング用シートの挿入性を向上することができる。
【0020】
さらに、前記制御手段は、前記搬送手段或いは熱活性化用プラテンローラにより前記クリーニング用シートを前記熱活性化装置内に挿入して所定長だけ搬送した後、前記クリーニング用シートを前後に移動させて前記残留物を除去するようにした。例えば、熱活性化用プラテンローラを搬送手段とする場合、前記熱活性化用プラテンローラを所定の回数(或いは角度)だけ正回転、逆回転させることにより前記クリーニング用シートを前後に移動させることができる。
【0021】
これにより、熱活性化用プラテンローラに付着した残留物を転写により除去することができるとともに、熱活性化用サーマルヘッドに固着した残留物(例えば炭化してしまい熱活性化されない残留物)も摩擦を利用して物理的に除去することができる。なお、クリーニング用シートの前後運動は、残留物の固着具合をもとに適当に設定することができる。例えば、熱活性化用プラテンローラを3秒間正回転させてクリーニング用シートを搬送した後で、1秒間ずつ正回転、逆回転を交互に数回(例えば3回)繰り返すというふうに設定すればよい。
【0022】
さらに、クリーニング用シートのサーマルヘッド側に付着物を物理的に除去しやすい形状(例えば、やすり状)を設け、プラテンローラ側に付着物が転写しやすい材質でなる層を設けることにより、より効果的に残留物を除去することができる。
【0023】
また、前記クリーニング用シートとして感熱性粘着シートを用いる場合、前記制御手段は前記搬送手段或いは熱活性化用プラテンローラを動作させて感熱性粘着シートを前記熱活性化装置内に挿入する前に、前記加熱手段或いは熱活性化用サーマルヘッドによる前記残留物への熱エネルギーの付与を停止するようにした。つまり、クリーニング用シートとしての感熱性粘着シートを前記熱活性化装置内に挿入する前に前記残留物への熱エネルギーの付与を停止し、挿入された感熱性粘着シートの感熱性粘着剤が熱活性化されないようにすることで、感熱性粘着シートをクリーニング用シートとして用いることができるようにした。このとき、残留物への熱エネルギーの付与を停止した後、その余熱で感熱性粘着シートの感熱性粘着剤が熱活性化しないように数秒後にシートを挿入するようにしてもよい。
【0024】
これにより、特別にクリーニング用シートを用意する必要はなく印字用の感熱性粘着シートをそのままクリーニング用として利用できるので、残留物の除去が容易になるとともに、熱活性化装置の連続運転および無人運転が可能となる。
【0025】
また、前記感熱性粘着シートに熱活性化処理を施した長さを測定するシート長測定手段を備え、前記制御手段は前記シート長測定手段により測定されたシート長に基づいてクリーニング処理を実行するようにした。
【0026】
つまり、熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着する残留物の量は熱活性化処理を施した感熱性粘着シートの長さにだいたい比例するので、熱活性化処理を施されたシート長を測定して残留物を定期的に除去することで、残留物が熱活性化処理および印字品質に悪影響を与えるのを防止できる。さらに、装置の電源投入時や感熱性粘着シートを交換する時にクリーニングを実行するとより効果的である。
【0027】
また、前記制御手段は、クリーニング用シートの熱活性化装置への挿入方向に基づいて、前記搬送手段或いは熱活性化用プラテンローラによるシート搬送方向を制御可能であるように構成してもよい。例えば、熱活性化装置を備えたプリンタ装置においては、熱活性化装置のシート挿入側には印字装置やカッター装置が設置されているので、クリーニング用シートを直接熱活性化装置に挿入するのは困難であり、印字装置およびカッター装置を介して熱活性化装置に挿入するのも印字用の感熱性粘着ラベルと交換する必要がある等手間がかかる。そこで、熱活性化装置のシート送出側からクリーニング用シートを挿入したときにもクリーニング処理を実行できるようにした。
【0028】
また、上述した感熱性粘着シートの熱活性化装置と、前記感熱性粘着シートに印字を行う印字手段とを備え、前記熱活性化装置と印字手段は同一の制御装置によって制御されるようにしたプリンタ装置においては、熱活性化装置のクリーニング処理が容易なうえメンテナンスフリーとできるので、プリンタ装置の連続運転或いは無人運転を行うことも可能で印字物の生産効率が格段に向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0030】
図1は、本発明に係る熱活性化装置およびそれを利用したサーマルプリンタ装置10の構成を示す概略図である。サーマルプリンタ装置10は、ロール状に巻回されたテープ状の感熱性粘着ラベル60を保持するロール収納ユニット20と、感熱性粘着ラベル60に印字する印字ユニット30と、感熱性粘着ラベル60を所定の長さに切断するカッターユニット40と、感熱性粘着ラベル60の感熱性粘着剤層を熱活性化する熱活性化装置としての熱活性化ユニット50と、で構成される。
【0031】
ここで、本実施形態で用いた感熱性粘着ラベル60は特に制限されないが、例えばラベル基材の表面側に断熱層および感熱発色層(印字可能面)とが形成され、裏面側に感熱性粘着剤が塗布乾燥されてなる感熱性粘着剤層が形成された構造を有している。なお、感熱性粘着剤層は、熱可塑性樹脂、固体可塑性樹脂等を主成分とする感熱性粘着剤からなる。また、感熱性粘着ラベル60は、前記断熱層を有しないものや、感熱発色層の表面に保護層または有色印字層(予め印字されている層)が設けられているものでも良い。
【0032】
印字ユニット30は、ドット印字が可能なように幅方向に配設された複数の比較的小さな抵抗体で構成された複数の発熱素子(図示略)を有する印字用サーマルヘッド31と、該印字用サーマルヘッド31に圧接される印字用プラテンローラ32などで構成される。なお、印字用サーマルヘッド51は、セラミック基板の上に形成された複数の発熱素子表面に、保護膜等を設けてなる公知のサーマルプリンタ装置の印字ヘッドと同様の構成を有しているので、詳しい説明は省略する。
【0033】
また、印字ユニット30は、印字用プラテンローラ32を回転駆動する例えば電動モータとギア列等からなる図示しない駆動系を備えており、この駆動系で印字用プラテンローラ32を所定の方向に回転させることにより、感熱性粘着ラベル60をロールから引き出し、引き出された感熱性粘着ラベル60に印字用サーマルヘッド31で印字しながら所定の方向へ搬出するようになっている。図1では、印字用プラテンローラ32は時計回りに回転され、感熱性粘着ラベル60は右側へ搬送される。
【0034】
さらに、印字ユニット30は、例えば、コイルバネや板バネなどからなる図示しない加圧手段を備え、この加圧手段の弾撥力により印字用サーマルヘッド31を印字用プラテンローラ32に向かって押圧させるようになっている。このとき、印字用プラテンローラ32の回転軸と発熱素子の配列方向を平行に保つことで、感熱性粘着ラベル60の幅方向全体にわたって均等に圧接できる。
【0035】
カッターユニット40は、印字ユニット30によって印字が行われた感熱性粘着ラベル60を適当な長さで切断するためのものであり、電動モータ等の駆動源(図示省略)によって作動される可動刃41、該可動刃と対向された固定刃42等から構成されている。
【0036】
熱活性化ユニット50は、発熱素子を有する加熱手段としての熱活性化用サーマルヘッド51と、感熱性粘着ラベル60を搬送する搬送手段としての熱活性化用プラテンローラ52と、例えば図示しない駆動源によって回動され、印字ユニット30側から供給された感熱性粘着ラベル60を熱活性化用サーマルヘッド51と熱活性化用プラテンローラ52との間に引き込む挿入用ローラ53などで構成される。
【0037】
本実施形態では、熱活性用サーマルヘッド51はクリーニング用の加熱手段として機能し、熱活性化用プラテンローラ52はクリーニング用の搬送手段として機能する。
なお、熱活性化用サーマルヘッド52は、この実施例では印字用サーマルヘッド32と同様の構成のもの、すなわちセラミック基板の上に形成された複数の発熱素子表面に保護膜等を設けてなる(図7参照)、公知のサーマルプリンタ装置の印字ヘッドと同様の構成のものを使用している。ただし、熱活性用サーマルヘッド51の発熱素子は、印字用ヘッドの発熱素子のようにドット単位で分割されている必要はなく、連続した抵抗体としてもよい。または、熱活性用サーマルヘッド51として印字用サーマルヘッド31と同じ構成のものを用いることで部品を共通化してコストの低廉化を図ることができる。
【0038】
また、熱活性化ユニット50は、熱活性化用プラテンローラ52を回転させる例えば電動モータとギア列等からなる駆動系を備えており、この駆動系により熱活性化用プラテンローラ52は印字用プラテンローラ32と逆の方向(図1では反時計回り)に回転され、感熱性粘着ラベル60を所定の方向(右側)へ搬送するようになっている。
【0039】
さらに、熱活性化ユニット50は、熱活性化用サーマルヘッド52を熱活性化用プラテンローラ52に向かって押圧させる加圧手段(例えば、コイルバネや板バネ)を備えている。このとき、熱活性化用プラテンローラ52の回転軸と発熱素子の配列方向を平行に保つことで、感熱性粘着ラベル60の幅方向全体にわたって均等に圧接できる。
【0040】
また、印字ユニット30および熱活性化ユニット50に設けられているプラテンローラ32、52および挿入用ローラ53は、例えば、ゴム、プラスチック、ウレタン、フッ素樹脂、シリコン樹脂等の弾性部材で構成されている。
【0041】
図2は、サーマルプリンタ装置10の制御ブロック図である。本プリンタ装置10の制御部は、制御部を統括するCPU101と、CPU101によって実行される制御プログラム等を格納するROM102と、各種印字フォーマット等を格納するRAM103と、印字データや印字フォーマットデータ等を入力、設定あるいは呼び出すための操作部104と、印字データ等を表示する表示部105と、制御部と駆動部間のデータの入出力を行うインタフェース106と、印字用サーマルヘッド31を駆動する駆動回路107と、熱活性化用サーマルヘッド51を駆動する駆動回路108と、感熱性粘着ラベル60を切断する可動刃41を駆動する駆動回路109と、印字用プラテンローラ32を駆動する第1ステッピングモータ110と、熱活性化用プラテンローラ52および挿入用ローラ53を駆動する第2ステッピングモータ111と、感熱性粘着ラベルの有無を検出するラベル検出用センサ71,72と、熱活性化処理を施した感熱性粘着ラベルのラベル長を測定するカウンタ73と、で構成される。
【0042】
本実施形態では、CPU101は印字ユニット30、カッターユニット40、および熱活性化用ユニット50の動作を統括して制御可能に構成されるとともに、後述するクリーニング制御処理を実行可能に構成される。
【0043】
また、第1ラベル検出用センサ71は印字ユニット30のシート送出口付近に設置され、第2ラベル検出用センサ72は熱活性ユニット50のシート挿入口付近に設置される。また、カウンタ73は熱活性化ユニット50におけるクリーニング処理の開始時期を決定するのに利用されるもので、制御手段としてのCPU101は、カウンタ73から送信されたラベル長に基づいてクリーニング処理を開始する。なお、クリーニング処理を開始させるラベル長は任意に設定できる。
【0044】
次に、図1、図2を参照して、本実施形態のプリンタ装置10を用いた一連の印字処理および熱活性化処理について説明する。基本的には、CPU101から送信される制御信号に基づいて、印字ユニット30では所望の印字処理が実行され、カッターユニット40では所定のタイミングで切断処理が実行され、熱活性化ユニット50では所定のエネルギーを印加して熱活性化処理が実行される。
【0045】
詳細には、まず、印字ユニット30の印字用プラテンローラ32の回転により感熱性粘着ラベル60が引き出されてその印字可能面(感熱発色層)に印字用サーマルヘッド32によって感熱印字が行われる。次いで、感熱性粘着ラベル60は印字用プラテンローラ32の回転によってカッターユニット40を通過して熱活性化ユニット50へ搬送され、その挿入用ローラ53によって熱活性化ユニット50内に取り込まれた後、所定のタイミングで稼働するカッターユニット40の可動刃41によって所定の長さに切断される。
【0046】
ここで、CPU101は熱活性化用ユニット50の前段(シート挿入側)に設けられた第2ラベル検出用センサ72から送信された検出信号に基づいて、熱活性化用サーマルヘッド51の加熱制御を開始する。また、CPU101は第2ラベル検出用センサ72からの検出信号をトリガとして、第1ステッピングモータ110に同期して第2ステッピングモータ111の駆動を開始して挿入用ローラ53および熱活性化用プラテンローラ52を回転させることで、スムーズに感熱性粘着ラベル60を熱活性化ユニット50内へ搬送させることができる。
【0047】
続いて、感熱性粘着ラベル60を熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に挟持した状態で、所定のタイミングで発熱素子に通電することにより感熱性粘着剤層を加熱する。次いで、熱活性化用プラテンローラ52の回転によって熱活性化ユニット50から感熱性粘着ラベル60が送出され、一連の印字処理および熱活性化処理が完了する。
【0048】
なお、CPU101が、第2ラベル検出用センサ72による感熱性粘着ラベルの終端の検出に基づいて感熱性粘着ラベル60が熱活性化ユニット50から排出されたと判断した場合に、次の感熱性粘着ラベル60の印字、搬送および熱活性化処理が行われるようにしてもよい。
【0049】
次に、本実施形態のプリンタ装置10における熱活性化ユニット50のクリーニング処理について説明する。本実施形態では、CPU101から送信される制御信号に基づいて各ユニット30,40,50の動作が制御される。なお、以下の説明において、感熱性粘着ラベル(或いはクリーニング用シート)を右側へ搬送するときのプラテンローラの回転を正回転といい、感熱性粘着ラベル(或いはクリーニング用シート)を左側へ搬送するときの回転を逆回転という。つまり、図1において、印字用プラテンローラ32は時計回り、熱活性化用プラテンローラ52は反時計回りが正回転となる。
【0050】
まず、図3のフローチャートおよび図4の動作説明図を参照して、本実施形態に係るクリーニング処理の第1実施例について説明する。本実施例では、印字用に使用される感熱性粘着ラベル60をクリーニング用シートとして使用する。また、このクリーニング処理はカウンタ73による測定シート長が所定のシート長(例えば500m)となったとき、またはプリンタ装置の電源投入後、感熱性粘着ラベル60の取り付け後等に実行される。
【0051】
ステップS101で、印字ユニット30に感熱性粘着ラベル60が有るか否か判定する(図4(a))。具体的には、印字ユニット30の送出口側に設けられた第1ラベル検出用センサ71からの検出信号に基づいて判定する。例えば、図4(a)のような状態のときは感熱性粘着ラベル60が印字ユニット30内にあると判定する。
【0052】
ステップS101で感熱性粘着ラベル60がないと判定した場合は、感熱性粘着ラベル60によるクリーニング処理を実行できないのでそのまま処理を終了する。一方、感熱性粘着ラベル60が有ると判定した場合は、ステップS102に移行して熱活性化用プラテンローラ52を逆回転(図4では時計回り)させるとともに、ステップS103で熱活性化用サーマルヘッド51により加熱する(図4(b))。なお、ステップS102およびS103の処理は同時に行われるようにし、3秒後にそれぞれの動作は停止される。
【0053】
すなわち、熱活性化用サーマルヘッド51で加熱することで熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物を熱活性化しクリーニングシートに転写されやすい状態としている。また、熱活性化用プラテンローラ52を逆回転させることで、熱活性化用サーマルヘッド51のシート挿入側に付着した残留物(図7の符号G3)を熱活性化用プラテンローラ52に転写させ、転写された残留物を熱活性化用サーマルヘッド51のシート送出側に再付着させて送出側に蓄積するようにしている(図7の符号G1)。これにより、感熱性粘着ラベル60の搬送による残留物の除去を容易にするとともに、感熱性粘着ラベル60の挿入性を向上することができる。
【0054】
次に、ステップS104で印字用プラテンローラ32を正回転(図4では時計回り)させて感熱性粘着ラベル60の搬送を開始する。そして、ステップS105で熱活性化ユニット50に感熱設正粘着ラベル60が到達したか判定する(図4(c))。具体的には、熱活性ユニット50のシート挿入口側に設けられた第2ラベル検出用センサ72からの検出信号に基づいて判定する。例えば、図4(c)のような状態のときは感熱性粘着ラベル60が熱活性ユニット50に到達したと判定する。
【0055】
そして、ステップS105で熱活性化ユニット50に感熱性粘着ラベル60が到達したと判定した場合は、ステップS106に移行して熱活性化用プラテンローラ52および挿入用ローラ53を正回転させ熱活性化ユニット50において感熱性粘着ラベル60を3秒間だけ搬送する。そして、熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物はステップS102、S103の処理により熱活性化されているので、感熱性粘着ラベル60に転写されてそのまま熱活性ユニット外に排出される。
【0056】
なお、本実施形態では熱活性化用プラテンローラ52を3秒間正回転させることで感熱性粘着ラベル60の搬送長を調整し、熱活性化された残留物が付着して効率よく除去されるようにしている。また、熱活性化用サーマルヘッドの加熱を停止することで感熱性粘着ラベル60の感熱性粘着剤が熱活性化しないようにしているので、クリーニング中に感熱性粘着ラベル60の搬送により新たに残留物が発生する虞はない。ただし、ステップS106での処理は、熱活性化用サーマルヘッド51による残留物への熱エネルギーの付与(ステップS103)を停止した後、その余熱で感熱性粘着ラベル60の感熱性粘着剤が熱活性化しないように数秒後に開始するようにしたほうがよい。
【0057】
次に、感熱性粘着ラベル60を所定長だけ搬送した後、ステップS107で感熱性粘着ラベル60の搬送を停止し、ステップS108でカッターユニット40により感熱性粘着ラベル60を切断する(図4(d))。
【0058】
次に、ステップS109で熱活性化用プラテンローラ52を1秒間逆回転して搬送された感熱性粘着ラベル60を巻き戻し(図4(e))、続いてステップS110で熱活性化用プラテンローラ52を1秒間正回転して感熱性粘着ラベル60を再度搬送する(図4(f))。このように、感熱性粘着ラベル60の前後移動による摩擦を利用して熱活性化用サーマルヘッド51に固着した残留物(炭化物等)を物理的に除去することができる。このとき、熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物は転写により除去される。
【0059】
次に、ステップS109〜S111において、感熱性粘着ラベル60の前後移動処理を3回繰り返した後に、ステップS112に移行して熱活性化用サーマルプリンタ52および挿入用ローラ53を正回転し、残留物の付着した感熱性粘着ラベル60を搬送して廃棄する(図4(g))。
【0060】
上述した処理により、熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物を容易に除去することができるので、熱活性化用サーマルヘッド51から感熱性粘着シート60への熱伝導効率が極端に低下することはなくなり、熱活性化処理に要する消費電力が増大するのを回避できる。また、従来の熱活性化装置を解体してクリーニングする方法に比較して、クリーニングに要する時間及び労力は少なくてすむので、コストダウンを図ることができる。
【0061】
また、本実施例では感熱性粘着ラベルを使用したが、クリーニング用の専用シートを利用することもできる。このときは、熱活性化用サーマルヘッド51による加熱しながらクリーニングシートを搬送させてもよい。ただし、この場合はロール収納ユニット20に収納された感熱性粘着ラベル60とクリーニング用シートを交換する必要がある。
【0062】
また、感熱性粘着ラベル60の前後移動について、本実施形態では熱活性化用プラテンローラ51を1秒間ずつ正逆回転させるようにしたが、小刻みに前後移動が行われるように、比較的小さい角度で正回転、逆回転を切り替えるようにしてもよい。
【0063】
次に、図5のフローチャートおよび図6の動作説明図を参照して、本実施形態に係るクリーニング処理の第2実施例について説明する。本実施例では、専用のクリーニング用シートを使用し、熱活性ユニット50の排紙側からクリーニング用シート61を供給してクリーニング処理を行う。なお、このクリーニング処理は、利用者によるクリーニングスイッチの操作に基づいて開始される。
【0064】
まず、利用者によりクリーニングスイッチが操作されると、ステップS201で熱活性化ユニット50にクリーニング用シート61が有るか否か判定する(図6(a))。具体的には、熱活性化ユニット50のシート送出口側に設けられた第2ラベル検出用センサ72’からの検出信号に基づいて判定する。例えば、図6(a)のような状態のときはクリーニング用シート61が熱活性化ユニット50内にあると判定する。
【0065】
ステップS201でクリーニング用シート61がないと判定した場合はステップS202に移行して一定時間経過しているか判定する。そして、ステップS202で一定時間経過したと判定した場合は、利用者がクリーニングスイッチを操作したにも関わらずクリーニング用シートが準備されていないこととなり、クリーニング処理を実行できないのでそのまま処理を終了する。一方、ステップS201で一定時間経過していいないと判定した場合は、ステップS201に戻って処理を続ける。
【0066】
ステップS201でクリーニング用シート61が有ると判定した場合は、ステップS203に移行して熱活性化用プラテンローラ52を正回転(図6では反時計回り)させるとともに、ステップS204で熱活性化用サーマルヘッド51により加熱する(図6(b))。なお、ステップS203およびS204の処理は同時に行われるようにし、3秒後にそれぞれの動作は停止される。ただし、本実施例で使用するクリーニング用シート61は感熱性粘着剤層を有していないので、熱活性化用サーマルヘッド51の動作は特に制限されず、続けて加熱処理を行うようにしてもよい。
【0067】
これにより、熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物は熱活性化されるとともに、熱活性化用サーマルヘッド51のシート送出側に付着した残留物はシート挿入側に移動され蓄積される。
【0068】
次に、ステップS205に移行して熱活性化用プラテンローラ52を逆回転(図6では時計回り)させ熱活性化ユニット50において感熱性粘着ラベル60を3秒間だけ搬送する(図6(c))。このとき、熱活性化用サーマルヘッド51および熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物はステップS203、S204の処理により熱活性化されているので、感熱性粘着ラベル60に転写されてそのまま熱活性ユニット50の外部に排出される。なお、本実施例では、搬送されたクリーニング用シート61を熱活性化ユニット50の外部へ排出するための専用の排紙口を挿入用ローラ53の下方に設けている。
【0069】
次に、ステップS206で熱活性化用プラテンローラ52を1秒間正回転して搬送された感熱性粘着ラベル60を巻き戻し(図6(d))、続いてステップS207で熱活性化用プラテンローラ52を1秒間逆回転してクリーニング用シート61を再度搬送する(図6(e))。このように感熱性粘着ラベル60を前後移動させることにより、熱活性化用プラテンローラ52に付着した残留物をクリーニング用シート61に転写させて除去できるとともに、摩擦を利用して熱活性化用サーマルヘッド51に固着した残留物(炭化物等)を物理的に除去することができる。
【0070】
次に、ステップS208で、ステップS206およびステップS207によるクリーニング用シート61の前後移動処理が3回繰り返されたか判定する。そして、ステップS208で所定の処理が3回繰り返されたと判定した場合は、ステップS209に移行して熱活性化用プラテンローラ52を逆回転し、残留物の付着したクリーニング用シート61を搬送して廃棄する(図6(f))。
【0071】
上述したように、専用のクリーニング用シートを使用する場合は、熱活性化ユニット50の排紙側からシートを供給できる構成とすることで、ラベル保持部20には感熱性粘着ラベルを保持したまま、クリーニング処理を実行することができる。また、印字ユニット30およびカッターユニット40での制御は必要なく熱活性化ユニット50の制御のみで実行できるので、制御プログラムを簡略化できる。また、プリンタ装置10に、クリーニング用シート61を熱活性化ユニット50に挿入或いは送出するために適当な治具(シート保持手段等)を設けるようにしてもよい。
【0072】
以上、本発明者等によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0073】
例えば、上記実施形態では、サーマルプリンタ装置のような感熱式の印字装置に適用したものを説明したが、本発明は、熱転写方式、インクジェット方式、レーザープリント方式等に適用することも可能である。その場合には、ラベルの印字可能面に感熱印字層に代えて各印字方式に適した加工が施されたラベルが用いられることとなる。
【0074】
また、上記実施形態では、熱活性化用ユニット50の熱活性化用サーマルヘッド51をクリーニング用の加熱手段として兼用させているが、クリーニング用の加熱手段を別途設けるようにしてもよい。また、第2実施例では熱活性化用プラテンローラ52をクリーニング用の搬送手段として兼用しているが、さらに熱活性化ユニット50の送出側にローラを設けるようにしてもよい。
【0075】
また、クリーニング用シートは、シートのサーマルヘッド側に付着物を物理的に除去しやすい形状(例えば、やすり状)を設け、プラテンローラ側に付着物が転写しやすい材質でなる層を設けた構造とするのが望ましい。
また、上記実施形態では、熱活性化ユニット50のクリーニング処理について説明したが、印字ユニットのクリーニング処理に応用することもできる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、加熱手段(例えば熱活性化用サーマルヘッド)を発熱させて熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した残留物に熱エネルギーを与えて熱活性化させた後に、搬送手段(熱活性化用プラテンローラを含む)を動作させてクリーニング用シートを搬送することで、クリーニング用シートの表面に熱活性化用プラテンローラに付着した残留物を、裏面に熱活性化用サーマルヘッドに付着した残留物を転写させて除去するようにしたので、熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した残留物を容易に除去することができるとともに、クリーニング処理の自動化も可能となる。したがって、熱活性化用サーマルヘッドから感熱性粘着シートへの熱伝導効率が極端に低下することはなくなり、熱活性化処理に要する消費電力が増大するのを回避できるという効果を奏する。また、従来の熱活性化装置を解体してクリーニングする方法に比較して、クリーニングに要する時間及び労力は少なくてすむので、コストダウンを図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱活性化装置およびそれを用いたサーマルプリンタ装置の構成例を示す概略図である。
【図2】サーマルプリンタ装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図3】クリーニング制御処理の第1の実施例に関するフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートによるクリーニング処理中のプリンタ装置の動作説明図である。
【図5】クリーニング制御処理の第2の実施例に関するフローチャートである。
【図6】図5のフローチャートによるクリーニング処理中のプリンタ装置の動作説明図である。
【図7】従来の熱活性化装置の要部および残留物の付着状況を示す説明図である。
【符号の説明】
10 サーマルプリンタ装置
20 ラベル保持部
30 印字ユニット
31 印字用サーマルヘッド
32 印字用プラテンローラ
40 カッターユニット
41 可動刃
42 固定刃
50 熱活性化ユニット
51 熱活性化用サーマルヘッド
52 熱活性化用プラテンローラ
53 挿入用ローラ
60 感熱性粘着ラベル
61 クリーニング用シート
71 第1ラベル検出用センサ
72 第2ラベル検出用センサ
73 カウンタ

Claims (8)

  1. シート状基材の一方に印字可能面が、他方の面に感熱性粘着剤層がそれぞれ形成されてなる感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して活性化させるための熱活性化用サーマルヘッドと、前記熱活性化用サーマルヘッドに対向配置されて、前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記感熱性粘着シートを挟んで所定の方向に搬送する熱活性化用プラテンローラと、前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラの駆動制御を行う制御手段と、を少なくとも備えた感熱性粘着シートの熱活性化装置であって、
    前記制御手段は、前記感熱性粘着シートが前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間にない状態で、前記熱活性化用サーマルヘッドを発熱させることにより前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤或いはその変性物等からなる残留物に熱エネルギーを付与するとともに、前記熱活性化用プラテンローラを回転させて該熱活性化用プラテンローラと前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記クリーニング用シートを搬送させることで熱活性化した残留物を前記クリーニング用シートに転写させて除去することを特徴とする熱活性化装置。
  2. シート状基材の一方に印字可能面が、他方の面に感熱性粘着剤層がそれぞれ形成されてなる感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して活性化させるための熱活性化用サーマルヘッドと、前記熱活性化用サーマルヘッドに対向配置されて、前記熱活性化用サーマルヘッドとの間に前記感熱性粘着シートを挟んで所定の方向に搬送する熱活性化用プラテンローラと、前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラの駆動制御を行う制御手段と、を少なくとも備えた感熱性粘着シートの熱活性化装置であって、
    前記熱活性化用サーマルヘッドおよび熱活性化用プラテンローラに付着した感熱性粘着剤或いはその変性物等からなる残留物に熱エネルギーを付与する加熱手段と、所定のクリーニング用シートを所定の方向から前記熱活性化装置内に挿入して搬送可能な搬送手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記加熱手段および搬送手段の駆動処理を制御可能に構成され、前記感熱性粘着シートが前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間にない状態で前記加熱手段を発熱させることにより前記残留物に熱エネルギーを付与するとともに、前記搬送手段を動作させて前記熱活性化用サーマルヘッドと前記熱活性化用プラテンローラとの間に前記クリーニング用シートを搬送させることで熱活性化した残留物を前記クリーニング用シートに転写させて除去することを特徴とする熱活性化装置。
  3. 前記制御手段は、前記加熱手段或いは熱活性化用サーマルヘッドを発熱させて前記残留物に熱エネルギーを付与する際に、前記熱活性化用プラテンローラを所定の方向に回転させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱活性化装置。
  4. 前記制御手段は、前記搬送手段或いは熱活性化用プラテンローラを動作させて前記クリーニング用シートを前記熱活性化装置内に挿入して所定長だけ搬送した後、前記クリーニング用シートを前後に移動させて前記残留物を除去することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の熱活性化装置。
  5. 前記クリーニング用シートとして感熱性粘着シートを用いる場合、
    前記制御手段は、前記感熱性粘着シートを前記熱活性化装置内に挿入する前に、前記加熱手段或いは熱活性化用サーマルヘッドによる前記残留物への熱エネルギーの付与を停止することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の熱活性化装置。
  6. 前記感熱性粘着シートに熱活性化処理を施した長さを測定するシート長測定手段を備え、
    前記制御手段は、前記シート長測定手段により測定されたシート長に基づいてクリーニング処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の熱活性化装置。
  7. 前記制御手段は、クリーニング用シートの熱活性化装置への挿入方向に基づいて、前記搬送手段或いは前記熱活性化用プラテンローラによるシート搬送方向を制御可能であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の熱活性化装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れかに記載の感熱性粘着シートの熱活性化装置と、前記感熱性粘着シートに印字を行う印字手段とを備え、前記熱活性化装置と印字手段は同一の制御装置によって制御されることを特徴とするプリンタ装置。
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