JP3694109B2 - クリーニングローラの運転方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷ヘッド(サーマルヘッド)を有するプリンタに用いて好適なクリーニングローラ及びその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サーマルヘッド方式のプリンタには、記録材料である熱転写型のリボン(トナーリボン)を用いるものがある。この種のプリンタでは、例えば図7に示すようにサーマルヘッド1と、このサーマルヘッド1の抵抗発熱体3に対向するプラテン5と、サーマルヘッド1とプラテン5との間に挟み入れられ送り出し側7aから巻き取り側7bへ巻き取られるトナーリボン7と、このトナーリボン7をガイドするガイドローラ9と、対向するサーマルヘッド1とプラテン5との出口側に設けられた一対のピンチローラ11とを備え、記録シート13をトナーリボン7と重ねてサーマルヘッド1とプラテン5との間に挿入し、印刷すべき画像に相当する部分の抵抗発熱体ドットを選択加熱し、トナーリボン7からの熱転写により、記録シート13の受像面にその画像を転写する。
【0003】
また、サーマルヘッド方式のプリンタには、トナーリボン7を用いずに記録材料である感熱フイルムに画像を直接転写するものがある。この種のプリンタでは、例えば図8に示すようにサーマルヘッド1と、このサーマルヘッド1の抵抗発熱体3に対向するプラテン5と、対向するサーマルヘッド1とプラテン5との出口側に設けられた一対のピンチローラ11とを備え、サーマルヘッド1とプラテン5との間に記録材料である感熱フイルム15を挿入し、印刷すべき画像に相当する部分の抵抗発熱体ドットを選択加熱し、感熱フイルム15を直接発色させることでその画像を得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図7、図8に示した従来のプリンタでは、いずれもトナーリボン7又は感熱フイルム15を、サーマルヘッド1とプラテン5との間に挟み入れた状態で移動させ、記録シート13又は感熱フイルム15に所望の画像を得ていた。
ところが、サーマルヘッド1の抵抗発熱体3は、記録材料に接触して熱を伝達しているため、抵抗発熱体3に到達する前の記録材料に異物が付着すると、記録材料の搬送により移送された異物が抵抗発熱体3に引っ掛かり、その部分で抵抗発熱体3と記録材料とが接触しなくなり、記録材料の異物通過部分に熱転写のされない白抜け部分(所謂ラインボイド)の発生する問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、異物の引っ掛かりによるラインボイドの発生を防止することができるクリーニングローラの運転方法を提供し、画像品質の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るクリーニングローラの運転方法は、印刷ヘッドの熱転写型のリボン供給側で該リボンの面に接触する粘着性ローラを具備したクリーニングローラの運転方法であって、印刷開始前に、前記印刷ヘッドに対向する前記リボンの部分前記粘着性ローラに接触させながら前記粘着性ローラを通過するまで巻き戻し、少なくとも該巻き戻し量より多い量だけ前記粘着性ローラに接触させながら前記リボンを巻き取った後、前記印刷ヘッドを前記リボンに接触させて印刷を開始することを特徴とするものである。
【0006】
このようなクリーニングローラの運転方法では、印刷前に、印刷ヘッドがリボンから離反している状態で、印刷ヘッドの位置にあるリボンの部分を、粘着性ローラを越える位置まで巻き戻し、次いで、この巻き戻し量より多い量リボンを巻き取ることで、印刷ヘッドと粘着性ローラとの間のリボンが粘着性ローラを通過することになる。このため、印刷ヘッドと粘着性ローラとの間のリボンに異物が付着していても、それを除去してから印刷を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るクリーニングローラ及びその運転方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明によるクリーニングローラの第一実施形態を示す概略構成図、図2はサーマルヘッドの方式を示す説明図である。プリンタは、サーマルヘッド1と、このサーマルヘッド1の抵抗発熱体3に対向するプラテン5と、サーマルヘッド1とプラテン5との間に挟み入れられ送り出し側7aから巻き取り側7bへ巻き取られるトナーリボン7と、対向するサーマルヘッド1とプラテン5との出口側に設けられた一対のピンチローラ11とを備えている。
【0008】
なお、サーマルヘッド1は、図2(A)に示すようにラインヘッド方式のもの、図2(B)に示すシリアルヘッド方式のものがあり、いずれの方式を用いるものであってもよい。ラインヘッド方式のものは、プラテン5の回転中心軸方向に、プラテン5の両端に亘って抵抗発熱体3を並設してあり、プラテン回転中心軸方向が印刷動作の主走査方向aとなり、プラテン5の回転方向が印刷動作の副走査方向bとなる。また、シリアルヘッド方式のものは、プラテン5の長さより短い距離で抵抗発熱体3を並設したサーマルヘッド1を有しており、プラテン回転中心軸方向が印刷動作の副走査方向bとなり、プラテン5の回転方向が印刷動作の主走査方向aとなる。以下に述べる実施形態では、サーマルヘッド1がラインヘッド方式である場合を例に説明する。
【0009】
トナーリボン7の送り出し側7aとサーマルヘッド1との間にはクリーニングローラである粘着性ガイドローラ21を設けてあり、粘着性ガイドローラ21はトナーリボン7のサーマルヘッド対向面に接触している。粘着性ガイドローラ21は、回転シャフト23の外周にゴム素材からなる粘着層25を設けたもの(Aタイプの粘着性ガイドローラ)、又は回転シャフト23の外周に両面テープを接着したもの(Bタイプの粘着性ガイドローラ)のいずれであってもよい。
【0010】
粘着性ガイドローラ21は、トナーリボン7が送り出し側7aから巻き取り側7bに搬送されると、粘着層25をトナーリボン7のサーマルヘッド対向面に接触させながら回転する。また、この粘着性ガイドローラ21は、トナーリボン7を所定の搬送路に配置させるガイドローラとしての働きも有する。
【0011】
このように構成されたクリーニングローラでは、印刷時、粘着性ガイドローラ21がサーマルヘッド対向面に接触しながら回転し、トナーリボン7に付着した異物が粘着性ガイドローラ21を通過する際に、粘着性ガイドローラ21の粘着層25に吸着され、トナーリボン7の表面から除去されることとなる。従って、粘着性ガイドローラ21を通過したトナーリボン7は、サーマルヘッド1との対向面が清浄面となって抵抗発熱体3に接触することとなる。これにより、抵抗発熱体3に異物が引っ掛かることがなくなり、抵抗発熱体3は常に良好な接触状態でトナーリボン7と接触することとなる。
【0012】
このように、上述のクリーニングローラによれば、サーマルヘッド1とトナーリボン7の送り出し側との間に粘着性ガイドローラ21を設け、この粘着性ガイドローラ21の粘着層25によってトナーリボン7に付着した異物を吸着除去するようにしたので、サーマルヘッド1へ送られるトナーリボン7のサーマルヘッド対向面を常に清浄な面とすることができ、異物が抵抗発熱体3に引っ掛かることにより発生するラインボイドを確実に防止することができる。
【0013】
次に、本発明によるクリーニングローラの第二実施形態を図3に基づき説明する。図3は本発明によるクリーニングローラの第二実施形態を示す概略構成図である。この実施形態におけるプリンタは、上述の第一実施形態のプリンタと同一の構成である。一方、クリーニングローラは、三つの第一、第二、第三粘着性ガイドローラ21a、21b、21cから構成してある。第一、第二ガイドローラ21a、21bは、トナーリボン7の送り出し側7aとサーマルヘッド1との間で、トナーリボン7のサーマルヘッド対向面に接触している。また、第三粘着性ガイドローラ21cは、トナーリボン7を挟んで第一、第二ガイドローラ21a、21bの反対側に設けてある。
【0014】
従って、第一、第二ガイドローラ21a、21bは、トナーリボン7のサーマルヘッド対向面側に接触し、第三粘着性ガイドローラ21cは、トナーリボン7の記録シート対向面側に接触している。
【0015】
この第二実施形態によるクリーニングローラによれば、上述の第一実施形態と同様、トナーリボン7のサーマルヘッド対向面側の異物を除去できるのに加え、トナーリボン7の記録シート対向面側に付着した異物も第三粘着性ガイドローラ21cによって除去することができる。
従って、トナーリボン7は、両面の異物が除去でき、ヘッド近傍環境の異物浮遊量を低減できるため、異物が抵抗発熱体3に引っ掛かることにより発生するラインボイドの発生率を更に低減することができる。
【0016】
次に、本発明によるクリーニングローラの第三実施形態を図4に基づき説明する。図4は本発明によるクリーニングローラの第三実施形態を示す概略構成図である。この実施形態におけるプリンタは、上述の第一実施形態のプリンタと同一の構成である。一方、クリーニングローラは、上述の第二実施形態による三つの第一、第二、第三粘着性ガイドローラ21a、21b、21cに加え、更に、第四の粘着性ガイドローラ21dを設けてある。第四粘着性ガイドローラ21dは、サーマルヘッド1に対して記録シート13の給紙側に配設してあり、記録シート13のトナーリボン対向面に接触している。
【0017】
この第三実施形態によるクリーニングローラによれば、トナーリボン両面の異物が除去できることに加え、記録シート13のトナーリボン対向面の異物も除去することができ、抵抗発熱体3の接触性を低下させる全ての面(トナーリボン7の両面、及び記録シート13のトナーリボン対向面)の異物を除去することができる。
【0018】
次に、本発明によるクリーニングローラの第四実施形態を図5に基づき説明する。図5は本発明によるクリーニングローラの第四実施形態を示す概略構成図である。この実施形態におけるプリンタは、サーマルヘッド1と、プラテン5と、一対のピンチローラ11とを有しており、トナーリボン7を使用せず、抵抗発熱体3により画像を発色させる感熱フイルム15を用いる。
【0019】
サーマルヘッド1に対する給紙側には、クリーニングローラである粘着性ガイドローラ21を設けてあり、粘着性ガイドローラ21は外周の粘着層25を感熱フイルム15のサーマルヘッド対向面に接触させている。
【0020】
この第四実施形態によるクリーニングローラによれば、感熱フイルム15のサーマルヘッド対向面に付着した異物を粘着性ガイドローラ21の粘着層25で吸着除去することができ、サーマルヘッド1へ送られる感熱フイルム15のサーマルヘッド対向面を常に清浄な面とすることができ、異物が抵抗発熱体3に引っ掛かることにより発生するラインボイドを確実に防止することができる。
【0021】
なお、上述した第一、第二、第三、第四実施形態のいずれの場合においても、クリーニングローラは、サーマルヘッド1に近接して設けることが好適となる。即ち、クリーニングローラは、サーマルヘッド1へ到達前のトナーリボン7又は感熱フイルム15に付着した異物を除去するものであり、サーマルヘッド1との距離を短く設定する程、クリーニングローラ通過後の異物の付着する確率を低下させることができるためである。
【0022】
【実施例】
上述の第一、第二、第三、第四実施形態によるクリーニングローラを実際に製作し、そのクリーニングローラを備えたプリンタと従来構成のプリンタとにおけるラインボイド発生率を比較した。
Aタイプの粘着性ガイドローラ21は、回転シャフト23をφ7mmのステンレスで製作し、粘着層25を宮川ローラ(株)製 ミモザUnderLTを0.5mmの肉厚(研磨後の肉厚)で形成した。
また、粘着層25の粘着力は、10g/cm2 であった(JIS K−6301「金属と加流ゴムとの接着試験」の項中「並行した2枚の金属板をゴムで接着した試料を剥離する試験」に準ずる方法で測定)。
【0023】
Bタイプの粘着性ガイドローラ21は、回転シャフト23をφ8mmのステンレスで製作し、粘着層25として、住友スリーエム(株)製Scotch透明両面テープ665−3(厚み約0.1mm)を接着し、粘着力を150g/cm2 程度に低下させて使用した。
【0024】
トナーリボン7の記録材料は、特開平7−117359号公報に記載された感熱転写記録材料において使用された各色材(Y、M、C及びK)を採用した。即ち、下記A乃至Dの色材を含む4種の分散液10gに対し、ステアリン酸アミド0.24g、n−プロピルアルコール60gを加え塗布液とし、裏面に剥離処理された厚み5μmのポリエステルフイルム(帝人(株)製)に乾燥薄膜A乃至Dが、それぞれ0.36μm、0.38μm、0.42μm、0.40μmになるように塗布することにより作成された感熱転写材料である。
【0025】
Figure 0003694109
【0026】
記録シート13は、特開平7−132678号公報に開示された受像材料において、東洋紡(株)製、クリスパーG2323白色PETからなる75μmの支持体上に下記組成のクッション層を20μmの厚さで塗布した上に、更に下記組成の受像層を1μmの厚さで塗布したものを採用した。
【0027】
Figure 0003694109
【0028】
感熱フイルム15は、富士写真フイルム(株)製 透明感熱フイルムTRMを採用した。
【0029】
ラインボイド発生率の測定は、KCMY4色のリボンと、記録シート13を使用して、網%40%のドットの平網を4色重ねてプリントした。
これを100枚繰り返し、副走査方向に平行の目立つ濃度低下部分の個数をカウントし、これをラインボイド発生回数とし、(ラインボイド発生回数/100枚)×100%をラインボイド発生率とした。
【0030】
また、サーマルヘッド1とクリーニングローラとの間の異物を除去するため、トナーリボン7及び感熱フイルム15を所定量巻き戻すシーケンス巻き運転を行った。
この巻き戻し運転は、プリント前に、サーマルヘッド1がプラテン5から離反している状態で、図6(A)に示すようにサーマルヘッド1の位置P1 にあるリボン部分を、粘着性ガイドローラ21を10mm越えた位置P2 まで巻き戻し、次いで図6(B)に示すように55mmトナーリボン7を巻き取りP2 位置をP3 位置とした後、図6(C)に示すように、サーマルヘッド1をトナーリボン7に接触させ、トナーリボン7と記録シート13とを同一速度で搬送して印刷を開始した。
本実施例では、ピールバー27に異物が付着することも避けるため、(B)での巻き取りをヘッドより先のピールバー通過後まで行った。
【0031】
なお、巻き戻し運転を行わない場合は、印刷前の位置からサーマルヘッド1をトナーリボン7に接触させ、トナーリボン7を巻き取りながら記録シート13を同一速度で搬送して印刷を開始した。
以上の条件により得られたラインボイド発生率を表1に記した。
【0032】
【表1】
Figure 0003694109
【0033】
この結果、表1から知見できるように、図7に示した従来構成1に対し、第一、第二、第三実施形態によるクリーニングローラを用いたものでは、ラインボイド発生率が、従来の80%に対して15%、10%、5%と低下した。
また、巻き戻し運転をした場合では、第一、第二、第三実施形態において、ラインボイド発生率が、5%、2%、1%と更に低下した。
また、感熱フイルム15に直接熱転写を行うものでは、図8に示した従来構成2に対し、第四実施形態によるクリーニングローラを用いたものでは、ラインボイド発生率が、従来の10%に対して1%と低下した。
更に、第一実施形態によるクリーニングローラを用いたもので、Bタイプの粘着性ガイドローラ21を使用したものでは、ラインボイド発生率が、従来の80%に対して15%と低下した。
【0034】
なお、上述した第一、第二、第三、第四実施形態では、サーマルヘッド1にラインサーマルヘッドを適用した場合を例に説明したが、本発明によるクリーニングローラは、サーマルヘッド1にシリアルサーマルヘッド、接触型のガラス露光面を持つレーザ記録ヘッド、LED記録ヘッド、液晶記録ヘッド、アナログの密着露光ヘッド等にも同様に適用できるものである。
また、ラインマーマルヘッドを使用した場合でも、実施例で示した以外の感熱材料にも同様に適用できる。例えば、富士写真フイルム(株)製サーモオートクロームペーパ等のカラー直接感熱紙や支持体をフィルムにしたカラー直接感熱フィルム、一般の直接感熱紙、溶融熱転写紙、溶融熱転写フィルム、昇華型熱転写紙、昇華型熱転写フィルム等が挙げられる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るクリーニングローラによれば、印刷ヘッドと記録材料の送り出し側との間に粘着性ローラを設け、この粘着性ローラによって記録材料に付着した異物を吸着除去するようにしたので、印刷ヘッドへ送られる記録材料を常に清浄な面とすることができ、異物が印刷ヘッドに引っ掛かることにより発生するラインボイドを確実に防止することができる。
また、クリーニングローラの運転方法によれば、印刷前に、印刷ヘッドの位置にある記録材料の部分を、粘着性ローラを越える位置まで巻き戻し、次いで、この巻き戻し量より多い量記録材料を巻き取ることで、印刷ヘッドと粘着性ローラとの間の記録材料を粘着性ローラに通過させるので、印刷ヘッドと粘着性ローラとの間の記録材料に付着した異物を除去することができ、ラインボイドの発生率を更に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリーニングローラの第一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】サーマルヘッドの方式を示す説明図である。
【図3】本発明によるクリーニングローラの第二実施形態を示す概略構成図である。
【図4】本発明によるクリーニングローラの第三実施形態を示す概略構成図である。
【図5】本発明によるクリーニングローラの第四実施形態を示す概略構成図である。
【図6】クリーニングローラの巻き戻し運転を説明する図である。
【図7】トナーリボンを用いる従来のプリンタの概略構成図である。
【図8】感熱フイルムを用いる従来のプリンタの概略構成図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド(印刷ヘッド)
7 トナーリボン(記録材料)
13 記録シート(記録材料)
15 感熱フイルム(記録材料)
21 粘着性ローラ
23 回転シャフト(シャフト)

Claims (1)

  1. 印刷ヘッドの熱転写型のリボン供給側で該リボンの面に接触する粘着性ローラを具備したクリーニングローラの運転方法であって、印刷開始前に、前記印刷ヘッドに対向する前記リボンの部分前記粘着性ローラに接触させながら前記粘着性ローラを通過するまで巻き戻し、少なくとも該巻き戻し量より多い量だけ前記粘着性ローラに接触させながら前記リボンを巻き取った後、前記印刷ヘッドを前記リボンに接触させて印刷を開始することを特徴とするクリーニングローラの運転方法。
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