JP4539309B2 - ラベルプリンタにおけるラベルシートの分離カット方法 - Google Patents
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(1)スタート時にL2/L1を整数に切り上げた枚数n分(n>1)を印刷する。
(2)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りした後、ラベルシートをカットして分離する。
(3)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ戻し送りする。
(4)1枚のラベルシートを印刷する。
(5)その後、(2)〜(4)を必要な印刷枚数に達するまで繰り返す。
(6)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りした後、ラベルシートをカットして分離する。
(7)ラベル用紙を距離L1だけ空送りし、ラベルシートをカットして分離することを(n−1)回繰り返す。
そこで、印刷済みのラベルシートをカットするために空送りし、その後に同じ距離だけ戻し送りして1枚のラベルシートを印刷し、さらに、同じ距離だけ空送りしてカットし、再び同じ距離だけ戻し送りして1枚を印刷するという作業を順次繰り返すのであるが、ラベル用紙の送りは、上記の空送りと戻し送りだけであり、しかもその距離は同じで、
{L2−(n−1)L1}
である。この距離は、ラベル用紙に印刷された先頭のラベルシートのピッチ長さの後端部からカッタまでの距離で、L1よりも小さい。したがって、空送り時に印刷済みの次位の印刷前ラベルシートの先端部はプリンタヘッドを越えるが、その後端部はプリンタヘッドを越えることはない。また、戻し送り時には、プリンタヘッドは印刷済みの最後尾のラベルシートの後端部と上記印刷済みラベルシートに続く次位のラベルシート(印刷前の先頭のラベルシート)の先端部との間に位置する。したがって、戻し送り時にラベルシートの後端部がプリンタヘッドにあたり、プリンタヘッドがラベルシートを擦って剥がしたり、次位のラベルシートがプリンタヘッドに付着したりすることはないから、常に良好な印刷状態を確保することができる。
これは、プリンタヘッド・カッタ間の距離L2間にラベルシートのピッチ長さL1がどの程度あるかを計算し、その切り上げた整数に対応するラベルシートの枚数分を印刷するということである。図2(a)に示されるように、ここではL2/L1が約2.6であるものとする。したがってn=3であり、3枚のラベルシートa1,a2,a3を初めに印刷する。印刷後、カッタ5は1番口のラベルシートa1の中間より少し前側(図の左側)の部位にかかっている。プリンタヘッドは、印刷済みの最後尾のラベルシート(ここでは3番目のラベルシートa3)の後端部と次に印刷する次位のラベルシート(ここでは4番目のラベルシートa4)の先端部との間に位置する。したがって、プリンタヘッドは4番目のラベルシートa4に対して印刷準備位置にある。
上記距離は上記先頭のラベルシートa1を含むピッチ長さの端部位置から同ラベルシートa1にかかっているカッタまでの距離L3である。
つまり、L3は、L2とL1の2倍に相当するL4との差であるが、
L4=(n−1)L1
であるから、L1とL2との差L3は、
L3=L2−(n−1)L1
となる。このように、L3は、上記先頭のラベルシートa1を含むピッチ長さの端部位置から同ラベルシートa1にかかっているカッタまでの距離である。
ここでは、同図(a)に示されているように、
L3=L2−(3−1)L1=L2−2L1
ということになる。
これにより、同図(b)に示されるように、ラベル用紙1はカッタが先頭のラベルシートa1を含むピッチ長さの端部位置と整合するように移動する。
なお、上記距離L3は先頭のラベルシートa1のピッチ長さの端部位置からカッタまでの距離で、L1よりも小さい。したがって、空送り時に上記次位の(4番目の)ラベルシートa4の先端部はプリンタヘッドを越えるが、このラベルシートa4の後端部はプリンタヘッドを越えることはない。
その後、同図(c)に示されるように、カッタを作動させて(先頭の)1枚のラベルシートa1をカットして分離する。
この距離は(2)の空送り距離と同じであるから、元の位置までラベル用紙1を戻し送りすることになる。このとき、同図(d)に示されるように、印刷済みの最終のラベルシートa3とその次位の印刷前のラベルシートa4との間で停止し、プリンタヘッドは次位のラベルシートa4に対して印刷準備位置に戻るのであり、印刷済みの最終のラベルシートa3の後端部がプリンタヘッドに接触することはない。
上記次位のラベルシートを印刷すると、印刷終了時のラベルシートa2、a3、a4の位置関係は同図(a)と同じ状態になる。
つまり、ラベル用紙1を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りした後、先頭に位置するラベルシートをカットして分離する。そして、同じ距離だけ戻し送りすると、印刷前の先頭のラベルシートがプリンタヘッドの直近の印刷準備位置にあるから、これを印刷する。以下同様にして、空送り→カット・分離→戻し送り→印刷の工程を繰り返す。
必要な枚数を印刷し終わったとき、ラベル用紙1は同図(a)と同じ状態になる。そこで、ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りする。これにより、同図(e)に示される状態となる。そこで、ラベルシートapをカットして分離する。
印刷終了後の最初のラベルシートはステップ(6)で分離されている。残りの(n−1)枚を空送りする距離はL1でよい。この空送りとカットとを(n−1)回だけ繰り返せばよい。
a、a1、a2、a3、a4 ラベルシート
5 カッタ
9 プリンタヘッド
Claims (1)
- 帯状の台紙上に等間隔にラベルシートを仮止めしてなるラベル用紙を送る送り手段と、上記ラベルシート上に印刷する印刷手段と、印刷した後に2つのラベルシートの間で上記台紙を切断するカッタとを備え、ラベルシートのピッチ長さをL1、印刷手段・カッタ間の距離をL2としたとき、L2>L1とし、次のようにしてラベルシートを毎葉カットすることを特徴とするラベルプリンタにおけるラベルシートの分離カット方法。
(1)スタート時にL2/L1を整数に切り上げた枚数n分(n>1)を印刷する。
(2)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りした後、ラベルシートをカットして分離する。
(3)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ戻し送りする。
(4)1枚のラベルシートを印刷する。
(5)その後、(2)〜(4)を必要な印刷枚数に達するまで繰り返す。
(6)ラベル用紙を距離{L2−(n−1)L1}だけ空送りした後、ラベルシートをカットして分離する。
(7)ラベル用紙を距離L1だけ空送りし、ラベルシートをカットして分離することを(n−1)回繰り返す。
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JP2004346872A JP4539309B2 (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | ラベルプリンタにおけるラベルシートの分離カット方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106863420A (zh) * | 2015-12-10 | 2017-06-20 | 金东纸业(江苏)股份有限公司 | 一种切纸机的切纸方法及切纸系统 |
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