JP2006123250A - インクジェットプリンタの給紙方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シリアルプリンタは諸処の事情で印刷順番を逆にしにくいことがしばしばある。
【解決手段】 インクジェットプリンタ装置において、1ジョブにおける印刷枚数を本体内部に記憶する。記憶した枚数を本体の操作ボタンよりコマンドを与えることで記憶枚数分の空給紙をASF・フロントトレイ手段から行う。これにより、印刷媒体の重なり順番を逆転させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 インクジェットプリンタ装置において、1ジョブにおける印刷枚数を本体内部に記憶する。記憶した枚数を本体の操作ボタンよりコマンドを与えることで記憶枚数分の空給紙をASF・フロントトレイ手段から行う。これにより、印刷媒体の重なり順番を逆転させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印字ヘッドを移動させつつ印字媒体を繰り上げながら印字媒体に記録を行うプリンタ装置において、印字媒体の印刷順番とその出力に関するものである。
従来のインクジェットプリンタは図3に示すような形状をしているこのプリンタにおける給紙の方法はASFと呼称する印刷媒体給紙トレイからピックアップローラを用いて順次紙送りをすることで実現している。ここで本発明の実施したインクジェットプリンタと同様の思想を持つ部分は図1と同じ番号を付してあるので、各部分の動作の概要はそちらで確認できる。
従来のプリンタの性質上、印刷媒体の印刷順番はプリントデータの到着順による。これはシリアルプリンタとしての性質であり、印刷の順番を入れ替えることは印刷するページ以上のデータの保持を可能とする、たとえば、ページプリンタの様な仕組みが必要であり内部での入れ替えが必要で、仕組み自体が複雑になる傾向にある。かつ、一般のPCから印刷される印字データはほとんどの場合、アプリケーションによるデータ管理によるが、1ページ目から印刷を開始し最終ページが最後に印刷されるようになっている。
例えば、特許文献1参照。
特開2001−080076号公報
しかしながら、上記従来例の様なプリント結果は、インクジェットプリンタで出力した最後のページの出力結果が保持される。たとえば、排紙トレイ上においては一番上になることであり、実際の印刷書類は逆に1ページ目から順に使用することがほとんどであるので、いちいち印刷データの入れ替えを行うことが必要であった。これは一般に紙である印刷媒体の枚数が増えれば増えるほどその手間は対数的に体感的増加を示すという問題があった。また、複数頁の割付を行う場合などはプリンタドライバより逆頁印字を行うと、2枚を一頁に割り付け印字しようとすると、奇数頁のドキュメントの場合は最初の頁の一部分が白紙になることがあり、また、4枚を一頁に割り付ける場合は奇数ならず偶数枚数であっても、頁の4分の2から、4分の3が白紙になってしまうというような現象が発生することがしばしばであり、それらを把握しながらプリンタドライバを設定しなければならないという煩雑さがつきまとっていた。
本発明によれば、印刷枚数をプリンタ本体に記憶する手段を持つことで、印刷後の処理を効率的にすることができる。
本発明によれば、本体内部に印刷枚数の記憶手段を持つことで、ASF手段を用いてプリンタ単体で簡単に印刷順番を入れ替えることができる。
以下に本発明の実施したシステムの説明をする。図1においては本発明を実施したインクジェットプリンタシステム全体の様子を模式的に表したものである。本図において印刷媒体は印刷にあたり右から左へその通路が確保されている図である。1は本発明を施したインクジェットプリンタ全体を表す。2は印刷媒体を表し、本発明を実施したインクジェットプリンタにおいては、前記印刷媒体2は右から左方向に給紙ができる構造になっている。3は本発明を実施したインクジェットプリンタの外装である。4は前記印刷媒体2を給紙口で保持するために用いるASF手段である。5は本発明を駆動するためのソートスイッチ手段である。6は前記印刷媒体2が前記インクジェットプリンタ1内部において印刷終了後、印刷結果として保持されるための排紙トレイである。7は前記インクジェットプリンタ外装内部にあって前記印刷媒体2の移動方向とは鉛直の方向に主走査し、前記印刷媒体2に所望の情報を記録するためのヘッド手段である。8は前記ヘッド手段7と向面に位置し、かつ、印刷中は前記印刷媒体2を挟んで前記ヘッド手段7と反対側の位置関係になりつつ前記印刷媒体2を保持するためのプラテンである。9は前記インクジェットプリンタ1内部にあって、前記印刷媒体2を前記インクジェットプリンタ1内部へ所望の周期で副走査するための時計方向に回転する給紙ローラ1である。10は前記給紙ローラと向面にあって、印刷時の多くの時間に前記印刷媒体を挟んで前記給紙ローラ10と反対側にある給紙ローラ2である。11は前記ASF手段の中程に位置し、時計方向に回転することで前記印刷媒体2を前記インクジェットプリンタ内部に導入させる働きをもつピックアップローラである。12は前記ピックアップローラの向面に位置し、前記ASF手段4に複数枚数装填されている、前記印刷媒体2を一枚ずつに分離させるための分離ローラである。反時計方向に回転後、時計方向に回転する構造になっているが、その仕組みについては不図示とする。14は、前記インクジェットプリンタ1内部にあって、前記ASF手段から前記ピックアップローラASF11により取り出された前記印刷媒体2を精度よく前記給紙ローラ9の位置まで導くための給紙ガイドASFである。
図2は本発明を実施したインクジェットプリンタ装置の電気回路を模式的にあらわしたもので、21は本発明を実施したインクジェットプリンタ装置の制御を行う為の集積回路ASICである。23はASIC21内部のCPU(不図示)を所望の動作をさせるためのROM手段である。22はASIC21の動作において一時的に情報を蓄積しておくためのRAM手段である。24は本発明の実施内容のひとつである印刷枚数の記憶を行う為の一時記憶素子である。25および26は本発明を実施したインクジェットプリンタ装置の媒体を給紙するための軸(不図示)を動かす為のモータ、および、図1で説明のヘッド手段7を所望の駆動をさせるためのドライバ手段である。27および28はそれぞれのドライバ手段に接続し駆動されるLFモータ手段、CRモータ手段である。30は本発明を実施したインクジェットプリンタ装置を操作するための操作パネル手段です。31は前記操作パネル手段に実装してあり、電源を入切するためのパワースイッチである。32は前記操作パネル手段に実装してあり、前記インクジェットプリンタ装置のエラー発生時に解除するためのエラー解除スイッチである。33は、前記操作パネル手段に実装してあり、本発明の実施してあるインクジェットプリンタ装置のデータに基づき規定の給紙を行うことを始めるためのソートボタンである。
今、印刷開始から10枚印刷すると仮定して説明する。ホストコンピュータ(PCあるいはデジタルカメラ等)から印刷のための情報が発信されたとする。前記インクジェットプリンタ1はホスト(不図示)からのデータの受信を開始する。このとき前記インクジェットプリンタはこの印刷データが1stプリントかどうかをそのデータから判断する。印刷用データには各種印刷用の制御コード(不図示)が含まれており、特に印刷最初のデータは各種設定が付随しているのでそこで印刷開始時の信号かどうか判断できる。次に本実施例においては1stプリントデータと仮定しているので、前記インクジェットプリンタ1は画像データを受信しつつ内部で画像展開をおこない、かつ、前記ASF手段から前記ピックアップローラASF11を使って印刷媒体を分離ローラ12とともに分離し、前記給紙ローラ付近まで搬送する。このとき、前記インクジェットプリンタはシリアルプリンタであるので、画像展開の時間は前記ヘッド手段7で最低限利用する画像分のみを一度に展開するので電気的時間でみても非常に短い時間である。よってすでに用意されている印刷用データを前記ヘッド手段7へ転送しつつ前記給紙ローラ1 9および給紙ローラ2 10を用いて、前記プラテン上に前記印字媒体22を移動させる。そして、前記ヘッド手段7をデータの転送とともに同期させつつ前記印刷媒体を副走査方向に移動させ印刷処理を行う。次に、次ページのデータがあるので残りJOBを確認すると、ホストからのデータ受信を行いつつ、次の印刷の準備を始める。ここで一枚目の印字が終わった時点でインクジェットプリンタ装置1内部の一時記憶素子24のカウント値(印刷開始時はゼロ)を一つアップさせる。ついで、2枚目の印刷を開始、終了するときに先ほどと同様に前記一時記憶素子24のカウント値を一つアップする(現状カウント値は2)。そして順次カウント値をアップしていき、10枚目の印刷終了時には前記一時記憶素子24のカウント値は10になっている。同時にこのとき最後に印刷された印刷物はドキュメントの頁としては最後の頁になっていることがしばしばである。このドキュメントを再度ASF手段4にセットする。ついで本発明のソートスイッチ手段のボタンを押す。ボタンを押されたインクジェットプリンタは、給紙を開始する(不図示)。そして、給紙をおこなうが、印刷データは存在しないのでそのまま排紙する。このとき前記一時記憶素子のカウント値を一つ減算する(一枚排紙時に9になっている)。ついで、二枚目の給紙と排紙を行う。このときのカウント値は8になっている。このようにしてカウント値がゼロになるまでこの動作を継続し、すべての作業を終了する。最終的な作業を終了した時点で前記排紙トレイ6の上には、最初に印刷した印刷済み媒体が一番上になって出力された状態になっている。
1 インクジェットプリンタ全体
2 複数枚数の印刷媒体
3 インクジェットプリンタの外装
4 ASF手段
5 給紙開始ボタン
6 排紙トレイ
7 インクジェットプリンタヘッド手段
8 プラテン手段
9 給紙ローラー1
10 給紙ローラー2
11 ピックアップローラASF
12 分離ローラASF
14 給紙ガイドASF
2 複数枚数の印刷媒体
3 インクジェットプリンタの外装
4 ASF手段
5 給紙開始ボタン
6 排紙トレイ
7 インクジェットプリンタヘッド手段
8 プラテン手段
9 給紙ローラー1
10 給紙ローラー2
11 ピックアップローラASF
12 分離ローラASF
14 給紙ガイドASF
Claims (5)
- 印字ヘッドを主走査方向に移動し、印字媒体を主走査方向に対して鉛直方向に移動させ、所望の画像を印字媒体に記録する方式によってなす、インクジェットプリンタ装置において、前記印刷媒体を複数の給紙口から機器内部に導入することが可能なような構造をもっている。この様なインクジェットプリンタ装置において、
当該インクジェットプリンタ装置で印刷された枚数を記憶する手段を持つことを特徴とする。 - 請求項1において、前記枚数はプリント単位毎によることを特徴とする。
- 請求項1において、前記記憶された枚数と同数の空給紙を行う事を特徴とする。
- 請求項1において、前記操作をプリンタ本体上で行うことを特徴とする。
- 請求項1において、前記操作はホストコンピュータ上からも操作できることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004312276A JP2006123250A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | インクジェットプリンタの給紙方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004312276A JP2006123250A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | インクジェットプリンタの給紙方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006123250A true JP2006123250A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36718453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004312276A Withdrawn JP2006123250A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | インクジェットプリンタの給紙方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006123250A (ja) |
-
2004
- 2004-10-27 JP JP2004312276A patent/JP2006123250A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |