JPH07123A - ころも付き食品の製造装置及びその方法 - Google Patents
ころも付き食品の製造装置及びその方法Info
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- JPH07123A JPH07123A JP4021054A JP2105492A JPH07123A JP H07123 A JPH07123 A JP H07123A JP 4021054 A JP4021054 A JP 4021054A JP 2105492 A JP2105492 A JP 2105492A JP H07123 A JPH07123 A JP H07123A
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- conveyor
- strip material
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- belt
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L17/00—Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L17/75—Coating with a layer, stuffing, laminating, binding or compressing of original fish pieces
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23P—SHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
- A23P20/00—Coating of foodstuffs; Coatings therefor; Making laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs
- A23P20/10—Coating with edible coatings, e.g. with oils or fats
- A23P20/12—Apparatus or processes for applying powders or particles to foodstuffs, e.g. for breading; Such apparatus combined with means for pre-moistening or battering
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 生の根菜より得られた細片材料を食品素材に
付加する装置及び方法を提供する。 【構成】 前縁へ延びている水平上方コースを有しソリ
ッドコンベアからなる第１コンベアベルト１１と、傾斜
部と水平部とを含む上方コースを有しソリッドコンベア
からなる第２コンベアベルトで、その傾斜部は第１コン
ベアベルトの真下に配置され、第２コンベアベルトの水
平部１６上の食品素材に細片材料を供給する第１の装置
と、第２コンベアベルトの水平部の手前の別の部分に細
片材料を供給する第２の装置と、第２コンベアベルトの
前縁に配置されその前縁から十分距離をおいて配置され
細片材料が落ちる空間を形成する後縁を有しかつ食品素
材を第２コンベアベルトから搬出するソリッドコンベア
からなる第３コンベアベルト１３と、上方に傾斜しソリ
ッドコンベアからなる第４コンベアベルト２２を含み、
供給装置に分配する細片材料を上記の空間から受けて搬
送する装置とを、備えている。
付加する装置及び方法を提供する。 【構成】 前縁へ延びている水平上方コースを有しソリ
ッドコンベアからなる第１コンベアベルト１１と、傾斜
部と水平部とを含む上方コースを有しソリッドコンベア
からなる第２コンベアベルトで、その傾斜部は第１コン
ベアベルトの真下に配置され、第２コンベアベルトの水
平部１６上の食品素材に細片材料を供給する第１の装置
と、第２コンベアベルトの水平部の手前の別の部分に細
片材料を供給する第２の装置と、第２コンベアベルトの
前縁に配置されその前縁から十分距離をおいて配置され
細片材料が落ちる空間を形成する後縁を有しかつ食品素
材を第２コンベアベルトから搬出するソリッドコンベア
からなる第３コンベアベルト１３と、上方に傾斜しソリ
ッドコンベアからなる第４コンベアベルト２２を含み、
供給装置に分配する細片材料を上記の空間から受けて搬
送する装置とを、備えている。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、新規なころも付き食品素材、よ
り具体的には、生の根菜から得られた細片材料のころも
を付けた食品素材に関するものである。
り具体的には、生の根菜から得られた細片材料のころも
を付けた食品素材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】オーブンで調理するのに適した冷凍食
品、たとえば魚、肉、野菜を調製する場合、食品素材
は、通例、小麦粉やパン粉をまぶされ、予め揚げられ、
冷凍されたのち、パックされる。パン粉の材料は、通
例、ぱんの小片やチーズの細片などの粒状材料であった
り、ポテト・フレーク、ポテト・パウダー、ポテト細粒
などのような、乾燥ポテトから得られた粒状材料であっ
たりする。こうした粒状物の平均サイズは、通例、０．
１ｍｍから２．０ｍｍまでの範囲の平均直径をもつよう
にされており、また、粒状物の最大体積は１０ｍｍ3 を
超えないのが普通である。また従来の処理法で用いられ
るぱん粉材料の量は、通常は、食品全体の目方の１０重
量パーセント以下である。
品、たとえば魚、肉、野菜を調製する場合、食品素材
は、通例、小麦粉やパン粉をまぶされ、予め揚げられ、
冷凍されたのち、パックされる。パン粉の材料は、通
例、ぱんの小片やチーズの細片などの粒状材料であった
り、ポテト・フレーク、ポテト・パウダー、ポテト細粒
などのような、乾燥ポテトから得られた粒状材料であっ
たりする。こうした粒状物の平均サイズは、通例、０．
１ｍｍから２．０ｍｍまでの範囲の平均直径をもつよう
にされており、また、粒状物の最大体積は１０ｍｍ3 を
超えないのが普通である。また従来の処理法で用いられ
るぱん粉材料の量は、通常は、食品全体の目方の１０重
量パーセント以下である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、極めて
望ましいのは、たとえばジャガイモのような生の根菜か
ら得た細片材料を用いることであろう。これが望ましい
のは、味覚上の観点からだけでなく、最終食品が従来の
材料でころもを付した食品より著しく脂肪分が少なくな
るからである。生の根菜のほうが、予め揚げる過程で油
を吸収する量が少ないためである。しかしながら、生の
材料を用いる試みは、現在まで成功しなかった。これ
は、従来の装置では、生の材料細片が固まって詰まって
しまうからである。固まることで機械式の搬送が複雑化
し、十分に均一なころも付けも不可能になる。
望ましいのは、たとえばジャガイモのような生の根菜か
ら得た細片材料を用いることであろう。これが望ましい
のは、味覚上の観点からだけでなく、最終食品が従来の
材料でころもを付した食品より著しく脂肪分が少なくな
るからである。生の根菜のほうが、予め揚げる過程で油
を吸収する量が少ないためである。しかしながら、生の
材料を用いる試みは、現在まで成功しなかった。これ
は、従来の装置では、生の材料細片が固まって詰まって
しまうからである。固まることで機械式の搬送が複雑化
し、十分に均一なころも付けも不可能になる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】われわれが今回開発した
のは、生の根菜から得た材料でころもを付けた食品素材
の製造装置である。この場合、細片材料は、この装置に
おいて固まって詰まるようなことはなく、また、食品素
材に対して均一に配分される。
のは、生の根菜から得た材料でころもを付けた食品素材
の製造装置である。この場合、細片材料は、この装置に
おいて固まって詰まるようなことはなく、また、食品素
材に対して均一に配分される。
【０００５】すなわち本発明は、生の根菜より得られた
細片材料を食品素材に付加する装置を提供するものであ
る。この装置の特徴は、食品素材の個々を搬送するため
の前縁へ延びている水平上方コースを有しかつソリッド
コンベアからなる第１コンベアベルトと、傾斜部と水平
部とを含む上方コースを有しかつソリッドコンベアから
なる第２コンベアベルトで、その傾斜部は第１コンベア
ベルトの真下に配置されかつ第１コンベアベルトの前縁
の方に上方に延びてこの第２コンベアベルトの前縁へ延
びる水平部へ続いており、ころも付けする細片材料を搬
送するようにされかつこの第２コンベアベルト上のころ
も付けするための細片材料の上に置かれてこの細片材料
と共に食品素材の個々を第１コンベアベルトの前縁から
受けとるように配置される第２コンベアベルトと、第２
コンベアベルトの水平部上に搬送された食品素材の個々
に細片材料を供給する第１の装置と、第２コンベアベル
トの水平部の手前の別の部分に細片材料を供給する第２
の装置と、第２コンベアベルトの前縁に配置されかつソ
リッドコンベアからなる第３コンベアベルトで、第２コ
ンベアベルトの前縁から十分距離をおいて配置され空間
を形成する後縁を有し、細片材料がこの空間を通って第
２コンベアベルトの前縁から落ちるようにしかつころも
付けされた食品素材を第２コンベアベルトの前縁から受
けて第２コンベアベルトから搬出する第３コンベアベル
トと、上方に傾斜しかつソリッドコンベアからなる第４
コンベアベルトを含み、細片材料を供給するそれぞれの
装置に分配するために上記の空間より落ちる細片材料を
受けて搬送する装置とを、備えていることである。
細片材料を食品素材に付加する装置を提供するものであ
る。この装置の特徴は、食品素材の個々を搬送するため
の前縁へ延びている水平上方コースを有しかつソリッド
コンベアからなる第１コンベアベルトと、傾斜部と水平
部とを含む上方コースを有しかつソリッドコンベアから
なる第２コンベアベルトで、その傾斜部は第１コンベア
ベルトの真下に配置されかつ第１コンベアベルトの前縁
の方に上方に延びてこの第２コンベアベルトの前縁へ延
びる水平部へ続いており、ころも付けする細片材料を搬
送するようにされかつこの第２コンベアベルト上のころ
も付けするための細片材料の上に置かれてこの細片材料
と共に食品素材の個々を第１コンベアベルトの前縁から
受けとるように配置される第２コンベアベルトと、第２
コンベアベルトの水平部上に搬送された食品素材の個々
に細片材料を供給する第１の装置と、第２コンベアベル
トの水平部の手前の別の部分に細片材料を供給する第２
の装置と、第２コンベアベルトの前縁に配置されかつソ
リッドコンベアからなる第３コンベアベルトで、第２コ
ンベアベルトの前縁から十分距離をおいて配置され空間
を形成する後縁を有し、細片材料がこの空間を通って第
２コンベアベルトの前縁から落ちるようにしかつころも
付けされた食品素材を第２コンベアベルトの前縁から受
けて第２コンベアベルトから搬出する第３コンベアベル
トと、上方に傾斜しかつソリッドコンベアからなる第４
コンベアベルトを含み、細片材料を供給するそれぞれの
装置に分配するために上記の空間より落ちる細片材料を
受けて搬送する装置とを、備えていることである。
【０００６】食品素材に細片材料を供給する第１の装置
は、望みとあれば、食品素材用水平コンベアの第１コン
ベアベルトすなわち第１ベルト上方に配置されたホッパ
であってもよい。その場合は、細片材料は食品素材に対
してバイブレータを用いて供給する。
は、望みとあれば、食品素材用水平コンベアの第１コン
ベアベルトすなわち第１ベルト上方に配置されたホッパ
であってもよい。その場合は、細片材料は食品素材に対
してバイブレータを用いて供給する。
【０００７】また、その場合には、細片材料を水平コン
ベアに、食品素材がそこに到達する前に供給する第２の
装置は、第１ベルト下方に位置する第２コンベアベルト
すなわち第２ベルトの上方コースの１個所に、第１ベル
ト前端部から落ちる過剰細片材料を用いるようにするこ
とができる。そのさいは、細片材料は、第２ベルトの水
平部分へ上行前進せしめられる。
ベアに、食品素材がそこに到達する前に供給する第２の
装置は、第１ベルト下方に位置する第２コンベアベルト
すなわち第２ベルトの上方コースの１個所に、第１ベル
ト前端部から落ちる過剰細片材料を用いるようにするこ
とができる。そのさいは、細片材料は、第２ベルトの水
平部分へ上行前進せしめられる。
【０００８】しかし、食品素材に細片材料を供給する第
１の装置は、食品素材用水平コンベアの第２ベルトの水
平上方コース上方に位置する水平コンベアにより構成す
るのが好ましい。その位置では食品素材は、すでに第２
の装置により供給された細片材料の上に載せられてい
る。
１の装置は、食品素材用水平コンベアの第２ベルトの水
平上方コース上方に位置する水平コンベアにより構成す
るのが好ましい。その位置では食品素材は、すでに第２
の装置により供給された細片材料の上に載せられてい
る。
【０００９】この構成の場合には、水平コンベアに細片
材料をかぶせる第２の装置は、食品素材用水平コンベア
の第１ベルトと、その下方に位置する第２ベルトとの間
に位置する別の水平コンベアにより構成するのがよい。
細片材料は、この場合、第１ベルト下方の第２ベルト個
所にこの水平コンベアの第３コンベアベルト先端から供
給される。この第２ベルト個所から、細片材料は、第２
ベルトの水平上方コースへ前進上行せしめられる。
材料をかぶせる第２の装置は、食品素材用水平コンベア
の第１ベルトと、その下方に位置する第２ベルトとの間
に位置する別の水平コンベアにより構成するのがよい。
細片材料は、この場合、第１ベルト下方の第２ベルト個
所にこの水平コンベアの第３コンベアベルト先端から供
給される。この第２ベルト個所から、細片材料は、第２
ベルトの水平上方コースへ前進上行せしめられる。
【００１０】第２ベルトから落下する余剰細片材料は、
直接に再配分用の傾斜コンベアの第４コンベアベルト上
に落としてもよいが、食品素材用コンベアの第２ベルト
水平部分の下方に、別の水平コンベアベルトを配置して
おくのが好ましい。このベルトにより、第２のベルトか
ら落ちる、余剰細片材料を捕集し、それを傾斜コンベア
へ運び、そこから第１の供給装置と第２の供給装置へ分
配し、再使用する。
直接に再配分用の傾斜コンベアの第４コンベアベルト上
に落としてもよいが、食品素材用コンベアの第２ベルト
水平部分の下方に、別の水平コンベアベルトを配置して
おくのが好ましい。このベルトにより、第２のベルトか
ら落ちる、余剰細片材料を捕集し、それを傾斜コンベア
へ運び、そこから第１の供給装置と第２の供給装置へ分
配し、再使用する。
【００１１】本発明は、また、生の根菜から得た細片材
料で食品素材にころもを付ける方法を提供するものであ
る。この方法の特徴は、食品素材が水平コンベアで送ら
れ、生の根菜から得られた細片材料が予め粉をまぶされ
て食品素材に供給され、更に、粉をまぶされた細片材料
が、食品素材用水平コンベアの少なくとも１個所に供給
され、そのあとで食品素材がその個所に到達するように
し、更にまた、余剰の細片材料を水平コンベアから落下
させ、傾斜コンベアにより上方へ搬送し、再配分し、再
び使用する。
料で食品素材にころもを付ける方法を提供するものであ
る。この方法の特徴は、食品素材が水平コンベアで送ら
れ、生の根菜から得られた細片材料が予め粉をまぶされ
て食品素材に供給され、更に、粉をまぶされた細片材料
が、食品素材用水平コンベアの少なくとも１個所に供給
され、そのあとで食品素材がその個所に到達するように
し、更にまた、余剰の細片材料を水平コンベアから落下
させ、傾斜コンベアにより上方へ搬送し、再配分し、再
び使用する。
【００１２】生の根菜の細片材料は、食品素材に付加さ
れる前に粉をまぶしておくのが好ましい。生の根菜から
得た細片材料の表面に予め粉をまぶすことにより、再片
が凝集するのが防止され、その結果、搬送が円滑に行わ
れ、十分に均一なころもが付けられる。まぶし方は、た
とえば通例のドライ・ミキサーまたは回転ドラムを用い
る。
れる前に粉をまぶしておくのが好ましい。生の根菜から
得た細片材料の表面に予め粉をまぶすことにより、再片
が凝集するのが防止され、その結果、搬送が円滑に行わ
れ、十分に均一なころもが付けられる。まぶし方は、た
とえば通例のドライ・ミキサーまたは回転ドラムを用い
る。
【００１３】予めまぶす小麦粉の量は、食品素材に付加
される細片材料のサイズと量によって決められるが、通
例、細片材料の目方を基準にして、５重量パーセントか
ら１０重量パーセント、とりわけ６重量パーセントから
８重量パーセントの範囲が好ましい。予めまぶす材料
は、従来のいずれの材料でもよく、また、たとえば粒状
のポテトやポテト・スターチなどの自由に流動する粉や
スターチであってもよい。細片材料に予め粉をまぶすこ
とは、個々の細片が２０ｍｍ3 以上の体積をもつ場合
に、特に有益である。
される細片材料のサイズと量によって決められるが、通
例、細片材料の目方を基準にして、５重量パーセントか
ら１０重量パーセント、とりわけ６重量パーセントから
８重量パーセントの範囲が好ましい。予めまぶす材料
は、従来のいずれの材料でもよく、また、たとえば粒状
のポテトやポテト・スターチなどの自由に流動する粉や
スターチであってもよい。細片材料に予め粉をまぶすこ
とは、個々の細片が２０ｍｍ3 以上の体積をもつ場合
に、特に有益である。
【００１４】この量が多すぎたり少なすぎたりすると、
システム内での細片材料の機械的な循環が十分には行な
われない。粉の量が少なすぎれば、細片が凝集し、機械
的な搬送が難しくなり、量が多すぎれば、システム内に
余分の "自由な”粉が残り、これがコンベアベルトやロ
ーラなどの搬送システムの部品に詰まったり、付着した
りして、細菌に汚染される危険が生じる。
システム内での細片材料の機械的な循環が十分には行な
われない。粉の量が少なすぎれば、細片が凝集し、機械
的な搬送が難しくなり、量が多すぎれば、システム内に
余分の "自由な”粉が残り、これがコンベアベルトやロ
ーラなどの搬送システムの部品に詰まったり、付着した
りして、細菌に汚染される危険が生じる。
【００１５】この本願発明の装置において使用されるソ
リッドコンベアは、本願の特徴であるころも付けされる
細片材料の搬送に適し、従来のネット状コンベアにおい
て生じる細片材料の目詰まりを起こさないために使用さ
れることをさらにその特徴とするものである。この目詰
まりの防止は行程の円滑化と同時に、予めまぶす粉の量
が多くて詰まる場合と同様に衛生上の観点からも優れて
いるものである。
リッドコンベアは、本願の特徴であるころも付けされる
細片材料の搬送に適し、従来のネット状コンベアにおい
て生じる細片材料の目詰まりを起こさないために使用さ
れることをさらにその特徴とするものである。この目詰
まりの防止は行程の円滑化と同時に、予めまぶす粉の量
が多くて詰まる場合と同様に衛生上の観点からも優れて
いるものである。
【００１６】細片材料の温度は、その循環の間は凍結点
を大幅に超えないようにすることが大切である。細片材
料の温度を−１℃から−３℃の範囲に調節することによ
り、細片材料温度は、約３０分のシステム内平均滞留時
間の間に約＋１℃以下に、通例、押えられることが判明
した。
を大幅に超えないようにすることが大切である。細片材
料の温度を−１℃から−３℃の範囲に調節することによ
り、細片材料温度は、約３０分のシステム内平均滞留時
間の間に約＋１℃以下に、通例、押えられることが判明
した。
【００１７】
【実施例】次に本発明の実施例を図面につき説明する。
全体として示した装置１０は、矢印方向に動くソリッド
コンベアベルトすなわちソリッド・ベルト１１，１２，
１３から成る食品素材搬送用水平コンベアを有してい
る。ソリッド・ベルト１２の上方コースは低位置にある
水平部分１４と、傾斜部分１５と、上方水平部分１６と
を有している。ソリッド・ベルト１１と低位置の水平部
分１４との間には、Ｕ字形のソリッドコンベアよりなる
エンドレス・コンベアベルト１７が配置されている。こ
のべルト１７の上方コースは矢印の方向に動く。
全体として示した装置１０は、矢印方向に動くソリッド
コンベアベルトすなわちソリッド・ベルト１１，１２，
１３から成る食品素材搬送用水平コンベアを有してい
る。ソリッド・ベルト１２の上方コースは低位置にある
水平部分１４と、傾斜部分１５と、上方水平部分１６と
を有している。ソリッド・ベルト１１と低位置の水平部
分１４との間には、Ｕ字形のソリッドコンベアよりなる
エンドレス・コンベアベルト１７が配置されている。こ
のべルト１７の上方コースは矢印の方向に動く。
【００１８】水平部分１６の上方には、別のＵ字形のソ
リッドコンベアよりなるエンドレス・コンベアベルト１
８が配置されている。このベルト１８の上方コースは矢
印の方向に搬送する。水平部分１６の上方には、更に加
圧ローラ１９が配置されている。水平部分１６の先端に
は、シュート２０が備えられ、このシュート２０は、コ
ンベアベルト２１の一方の端部に延びている。
リッドコンベアよりなるエンドレス・コンベアベルト１
８が配置されている。このベルト１８の上方コースは矢
印の方向に搬送する。水平部分１６の上方には、更に加
圧ローラ１９が配置されている。水平部分１６の先端に
は、シュート２０が備えられ、このシュート２０は、コ
ンベアベルト２１の一方の端部に延びている。
【００１９】ベルト２１の他端のところには、横方向の
リブ（図示せず）を付けられた傾斜振動コンベアベルト
２２の低い位置の端部が配置されている。コンベアベル
ト２２の頂部のところには、シュート対（図示せず）が
配置されている。そのうちの１つはＵ字形ベルト１７，
１８の１つの後縁のところに達している。
リブ（図示せず）を付けられた傾斜振動コンベアベルト
２２の低い位置の端部が配置されている。コンベアベル
ト２２の頂部のところには、シュート対（図示せず）が
配置されている。そのうちの１つはＵ字形ベルト１７，
１８の１つの後縁のところに達している。
【００２０】作業のさいに、フリーザー（図示せず）か
らソリッド・ベルト１１に給送される練り粉付き冷凍魚
複数食分２３は、はじめに蒸気でグレーズをとかし、焼
いたクラッカー粉４５４を１個につき５０ｇまぶす処理
が既に済まされたものである。
らソリッド・ベルト１１に給送される練り粉付き冷凍魚
複数食分２３は、はじめに蒸気でグレーズをとかし、焼
いたクラッカー粉４５４を１個につき５０ｇまぶす処理
が既に済まされたものである。
【００２１】３ｍｍ×３ｍｍ×７ｍｍの寸法で、−２℃
のジャガイモ細片に、細片の７重量パーセントのジャガ
イモ粉をまぶしたものが、ある装置（図示せず）から連
続的にＵ字形ベルト１７に供給される。これらの細片
は、矢印方向に運ばれ、Ｕ字形ベルト１７の先端から低
位置の水平部分１４へ落下し、層を形成する。
のジャガイモ細片に、細片の７重量パーセントのジャガ
イモ粉をまぶしたものが、ある装置（図示せず）から連
続的にＵ字形ベルト１７に供給される。これらの細片
は、矢印方向に運ばれ、Ｕ字形ベルト１７の先端から低
位置の水平部分１４へ落下し、層を形成する。
【００２２】この細片層は、傾斜部分１５で上行せしめ
られ、ベルト１２の上方水平部分１６に達する。練り粉
をかぶされた冷凍魚各１食分２３は、ベルト１１により
運ばれて、ベルト１２の上方水平部分１６に落とされ、
ジャガイモ細片の上に載せられる。
られ、ベルト１２の上方水平部分１６に達する。練り粉
をかぶされた冷凍魚各１食分２３は、ベルト１１により
運ばれて、ベルト１２の上方水平部分１６に落とされ、
ジャガイモ細片の上に載せられる。
【００２３】Ｕ字形ベルト１８へは、図示されていない
装置から、等しい寸法の、粉をまぶされた別の生ジャガ
イモ細片が連続的に供給される。細片は、矢印方向へ送
られて、ベルト１２の水平部分１６上の魚各１食分の上
にベルト１８の先端から落下する。
装置から、等しい寸法の、粉をまぶされた別の生ジャガ
イモ細片が連続的に供給される。細片は、矢印方向へ送
られて、ベルト１２の水平部分１６上の魚各１食分の上
にベルト１８の先端から落下する。
【００２４】魚各１食分２３は、総重量の３５％のジャ
ガイモ細片にくるまれて、加圧ローラ１９の下へ運ば
れ、更に、コンベアベルト１３によりフライなべのとこ
ろへ送られる。
ガイモ細片にくるまれて、加圧ローラ１９の下へ運ば
れ、更に、コンベアベルト１３によりフライなべのとこ
ろへ送られる。
【００２５】余った細片２４は、ベルト１２先端からシ
ュート２０の上へ落ち、ベルト２１へ移され、更にここ
から傾斜コンベアベルト２２へ移される。細片は、横方
向リブにより滑り落ちないように防止されながら、ベル
ト２２により上方へ運ばれて、２つのシュートへ分配さ
れる。
ュート２０の上へ落ち、ベルト２１へ移され、更にここ
から傾斜コンベアベルト２２へ移される。細片は、横方
向リブにより滑り落ちないように防止されながら、ベル
ト２２により上方へ運ばれて、２つのシュートへ分配さ
れる。
【００２６】これらのシュートの一方は、Ｕ字形ベルト
１７の後端部に通じており、他方のシュートはＵ字形ベ
ルト１８の後端部に通じている。これらのベルト１７，
１８により、細片が運ばれ再利用される。
１７の後端部に通じており、他方のシュートはＵ字形ベ
ルト１８の後端部に通じている。これらのベルト１７，
１８により、細片が運ばれ再利用される。
【００２７】この装置により製造された食品はフライが
済むと、急速冷凍される。
済むと、急速冷凍される。
【００２８】フライ済みの最終食品は次の組成をもって
いる。すなわち、 魚 −５０％ 蒸気（水として） − １％ クラッカー粉４５４ − ４％ 練り粉 −１０％ ジャガイモ −２３％ 粒状のジャガイモ − ２％ オイル −１０％
いる。すなわち、 魚 −５０％ 蒸気（水として） − １％ クラッカー粉４５４ − ４％ 練り粉 −１０％ ジャガイモ −２３％ 粒状のジャガイモ − ２％ オイル −１０％
【００２９】本発明の装置及び方法により、従来のころ
も付き食品と比較して、より多量の生の根菜から得た細
片状ころも材料、それも従来より大きいサイズの材料を
食品材料に付加することによって、全く新しい食品コン
セプトが得られる。この食品コンセプトは、特に望まし
い味覚上の性質と低脂肪含量をもち、このような食品
は、これまで不可能なものであった。この食品は、ま
た、外見も従来のころも付き食品と全く異なり、魅力的
な、心をそそられるものである。
も付き食品と比較して、より多量の生の根菜から得た細
片状ころも材料、それも従来より大きいサイズの材料を
食品材料に付加することによって、全く新しい食品コン
セプトが得られる。この食品コンセプトは、特に望まし
い味覚上の性質と低脂肪含量をもち、このような食品
は、これまで不可能なものであった。この食品は、ま
た、外見も従来のころも付き食品と全く異なり、魅力的
な、心をそそられるものである。
【図１】本発明の装置の側面図。
【図２】図１の装置の平面図。
１０ 全体の装置 １１，１２，１３ 食品材料搬送ベルト １７，１８ Ｕ字形ころも搬送ベルト １９ 加圧ロール ２０ 余剰細片回収シュート ２１ 傾斜コンベアベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年４月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】作業のさいに、フリーザー（図示せず）か
らソリッド・ベルト１１に給送される練り粉付き冷凍魚
複数食分２３は、はじめに蒸気でグレーズをとかし、米
国のＤＣＡ ＦＯＯＤ ＩＮＤＵＳＴＲＩＥＳ ＩＮ
Ｃ．の「粉にしたクラッカー粉４５４（ｍｉｌｌｅｄ
ｃｒａｃｋｅｒ ｍｅａｌ ４５４）」という品番のも
のを一個につき５０ｇまぶす処理が既に済まされたもの
である。
らソリッド・ベルト１１に給送される練り粉付き冷凍魚
複数食分２３は、はじめに蒸気でグレーズをとかし、米
国のＤＣＡ ＦＯＯＤ ＩＮＤＵＳＴＲＩＥＳ ＩＮ
Ｃ．の「粉にしたクラッカー粉４５４（ｍｉｌｌｅｄ
ｃｒａｃｋｅｒ ｍｅａｌ ４５４）」という品番のも
のを一個につき５０ｇまぶす処理が既に済まされたもの
である。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２８】フライ済みの最終食品は次の組成をもって
いる。すなわち、 魚 ５０％ 蒸気（水として） １％ クラッカー粉 ４％ 練り粉 １０％ ジャガイモ ２３％ 粒状のジャガイモ ２％ オイル １０％
いる。すなわち、 魚 ５０％ 蒸気（水として） １％ クラッカー粉 ４％ 練り粉 １０％ ジャガイモ ２３％ 粒状のジャガイモ ２％ オイル １０％
Claims (3)
- 【請求項１】 食品素材（２３）の個々を搬送するため
の前縁へ延びている水平上方コース（１１）を有しかつ
ソリッドコンベアからなる第１コンベアベルトと、 傾斜部（１５）と水平部（１６）とを含む上方コースを
有しかつソリッドコンベアからなる第２コンベアベルト
で、前記傾斜部（１５）は前記第１コンベアベルト（１
１）の真下に配置されかつ前記第１コンベアベルト（１
１）の前縁の方に上方に延びて当該第２コンベアベルト
の前縁へ延びる前記水平部（１６）へ続いており、ころ
も付けする細片材料（２４）を搬送するようにされかつ
当該第２コンベアベルト上のころも付けするための前記
細片材料の上に置かれて該細片材料（２４）と共に搬送
される食品素材（２３）の個々を前記第１コンベアベル
ト（１１）の前縁から受けとるように配置される第２コ
ンベアベルトと、 前記第２コンベアベルトの水平部（１６）上に搬送され
た前記食品素材（２３）の個々に前記細片材料（２４）
を供給する第１の装置（１８）と、 前記第２コンベアベルトの水平部（１６）の手前の別の
部分に前記細片材料（２４）を供給する第２の装置（１
７）と、 前記第２コンベアベルトの前縁に配置されかつソリッド
コンベアからなる第３コンベアベルト（１３）で、前記
第２コンベアベルトの前縁から十分距離をおいて配置さ
れ空間を形成する後縁を有し、前記細片材料（２４）が
この空間を通って前記第２コンベアベルトの前縁から落
ちるようにしかつころも付けされた食品素材（２３）を
前記第２コンベアベルトの前縁から受けて該第２コンベ
アベルトから搬出する第３コンベアベルト（１３）と、 上方に傾斜しかつソリッドコンベアからなる第４コンベ
アベルト（２２）を含み、前記細片材料（２４）を供給
するそれぞれの装置に分配するために前記空間より落ち
る細片材料（２４）を受けて搬送する装置とを、備える
食品素材に細片材料でころもを付ける装置。 - 【請求項２】 生の根菜から得られ細片材料により食品
素材にころもをかぶせる方法において、食品素材が水平
コンベア（１１）に載せられ、生の根菜から得られた細
片材料（２４）が、予め粉をまぶせられて食品素材に付
加され、更に、予め粉をまぶした細片材料（２４）が食
品素材用の水平コンベアの少なくとも１個所（１４）
に、供給されてから、食品素材が水平コンベアのその個
所に到達するようにされており、更にまた、余剰の細片
材料が水平コンベアから落ちて、傾斜コンベアに載せら
れて上方へ搬送され、再供給され、再使用されることを
特徴とする食品素材に細片材料のころもを付ける方法。 - 【請求項３】 細片材料が、システム内に導入される前
に、−１℃〜−３℃に温度が調節されることを特徴とす
る請求項２に記載の方法。
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|---|---|---|---|
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| JP61278510A Division JPS62190060A (ja) | 1986-01-22 | 1986-11-21 | ころもを付けた食品素材を有する冷凍食品及びその調整法 |
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|---|---|---|---|
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