JPH06133705A - フライ食品の衣付方法及び装置 - Google Patents

フライ食品の衣付方法及び装置

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JPH06133705A
JPH06133705A JP4308038A JP30803892A JPH06133705A JP H06133705 A JPH06133705 A JP H06133705A JP 4308038 A JP4308038 A JP 4308038A JP 30803892 A JP30803892 A JP 30803892A JP H06133705 A JPH06133705 A JP H06133705A
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conveyor
fried food
fried
flour
batter
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JP4308038A
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English (en)
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Nakaji Sarukawa
仲二 去川
Sadaaki Ito
貞昭 伊藤
Hiromi Ito
弘美 伊藤
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Nissui Corp
Original Assignee
Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Publication date
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エビフライ等の生素材をコンベヤに供給し、コ
ンベヤ押圧装置によりバッターリングされた素材の可及
的全面域に確実に隈なく衣付けを行うようにする。 【構成】紐コンベヤの篩分コンベヤ58によって衣付け
されたフライ食品と余剰のパン粉等の穀粉を篩分け分離
し、再び衣付コンベヤ12に供給し、衣付けされた後の
半製品のフライ食品は搬送コンベヤにより次段の冷凍工
程等へと送給されていくようにされる。 【効果】均一にコーティングされるバッターの全表面に
対しパン立ち状態の穀粉が衣付けされて、押圧ローラと
展圧ローラによりソフトな衣付けが行われるために、手
作りと同様の風合と味覚が賞味される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、エビフライ等の生フ
ライ食品の素材に対しミルク状に溶かした小麦粉等バッ
ターをバッターリングしてパン粉等の穀粉を該生素材の
ほぼ全面域にまぶせてフライ用に衣付けする技術の分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が質量共に豊かに
なってくると、食生活にも在来態様とは異なる形態が現
出し、ファーストフード等の外食産業は勿論のこと、主
婦の余暇利用に伴う家庭に於ける調理に対し無駄な手間
ひまを省いて効率的に簡易に調理用素材を供給出来る冷
凍食品等の半製品等の加工食品産業が隆盛になってきて
おり、味覚的にも優れ、栄養が豊かで、しかも、衛生的
で見栄えも良く、調理能率が良く、調理し易い質の高い
簡易食品も家庭で摂食されるようになってきている。
【0003】そして、このことは主婦等の家庭調理に携
わる時間を短縮化し、余暇の有効利用が促進されるよう
になってきている。
【0004】これらの冷凍加工食品等は所謂家庭料理の
味わいをもつことが出来、電子レンジ等を介しての簡易
な加熱処理によって食卓に直ちに供給出来るまでに予め
工場等に於いて冷凍等の加工処理がなされているものが
多く、そのうち、例えば、エビフライやかにポーション
等の高級食品素材は殻部分を除去してむき身部と殻付部
の尾部分等のみを有した生素材として小麦粉をミルク状
に溶かした所謂バッターによるバッターリングを介して
パン粉等の微粒状の穀粉を可及的に全面域に隈なく衣付
けしてまぶせ加工された半加工製品のエビフライの素材
やむき身部と爪部分だけを有している素材にパン粉をま
ぶせたようなかにポーション等の所謂フライ食品が広く
流通するようになってきている。
【0005】而して、近時該種フライ食品にあっては始
源的な初期の供給態様の手作りタイプのものから規格品
的に工場で大量生産加工した良品質の食品を安定して供
給する態様がとられるようになってきており、例えば、
特開昭54−59366号公報発明、特開昭57−56
51号公報発明や特公昭59−23782号公報発明等
の加工処理技術が開発され、一部では、更に、改良を加
えられて実用化されるまでになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さりながら、在来の機
械的手段や方法による大量加工処理によって生産される
フライ食品は上述した初期の手作業によるフライ食品に
比し充分な衛生状態保持下での大量供給による品質の安
定さ、低価格化等のメリットは得られるものの、エビフ
ライやかにポーション等の高級フライ食品では摂食する
に際し極めて重要な所謂ソフトな味覚上の感触や舌ざわ
りの風味等の点で手作業によるものに比して乏しいきら
いがあり、特に、生素材に対するバッターリング後のパ
ン粉等の微粒状穀粉の表面への衣付工程において、コン
ベヤを押圧ローラ等の押圧装置により断面円形に挟搾
し、強制的にパン粉をバッターリングされた素材に押圧
付着させるような工程をとるために、穀粉のパン粉等は
確実に素材に付着はするものの、一種の棒状のアイスキ
ャンディタイプのような剛な形状にされ、実際に調理す
る場合、油揚げを行った際にパン粉の付着の粗面形状の
所謂パン立ち等の手作りによる外見的見栄えが損われる
難点があり、摂食するに、ソフトな味覚や美味な舌ざわ
りが失われて堅い感じや単なるザラつきのみして高級食
品としての商品価値や人気や評判を下げかねないという
不利点があった。
【0007】特に、押圧工程によりパン粉とバッターと
の間に均一な衣付けが行なわれていない場合には調理に
際し通称「バッターの黒揚げ状態」が現出して感触は勿
論のこと、味覚、及び、外見も著しく低下し、来客用や
接待用の食卓には到底載せられないような状態になると
いう不具合があった。
【0008】又、バッターリング前に生素材を熱湯を通
して加熱し、かにの殻部や尾部に赤味付与し、見栄えを
良くするようにしているが、その際生身のむき身部分か
ら水溶性の所謂うま味が溶出してしまう不具合があっ
た。
【0009】そして、当業者に周知の如く、これらのフ
ライ食品の工場生産においては、食品の生素材に対する
バッターリングが行われた後、ベルトコンベヤ上にてパ
ン粉等がまんべんなく平均的に全面に亘って隅なく衣付
作用が行われて可及的に手作りに近い感触のフライ食品
が衣付粉と共に搬送され、フライ食品のみが次段の冷凍
工程等に搬送されるようにされるが、そこで、一般には
衣付け後のフライ食品と分離された衣付粉の粉体はバッ
ターリング後の衣付工程において生ずる所謂だまとパン
粉等の粉体を分離し、パン粉のみを回収して有効に再利
用に供する篩分工程がある。
【0010】蓋し、フライ食品と共にだまが搬送されて
半製品に付着していると、摂食に対し舌ざわりや歯ごた
えに著しく違和感が伴い、異なる食感が生じてフライ食
品の価値を低下させるからである。
【0011】又、パン粉とだまとの篩分けが充分に行わ
れないと、回収されて再利用に供されるパン粉中にだ
ま、或いは、だまの粉砕破片が混入し、バッターリング
された次のサイクルの素材食品に対するパン粉の衣付工
程において、パン粉に湿気等が加えられて正常な衣付け
が阻害されるという不都合さがあるからでもあり、再循
環行程で湿分が外気中の塵埃や細菌を吸収しかねない虞
があるからでもある。
【0012】そして、パン粉等の粉体とだまとを篩分け
するに際しては、原理的にベルトコンベヤによりだまと
粉体が篩分けされる工程でだまのみが搬送され、粉体は
下側の受ベルトコンベヤにより戻しベルトコンベヤを介
して衣付工程へのフィードバックに供されるようにされ
ており、ベルトコンベヤでの粉体とだまとの篩分けが極
めて重要になり、平ベルトコンベヤではだまと粉体の篩
分けが確実に行なわれないために、駆動ロールと従動ロ
ールとの間に所定の間隔で張設した多数の紐ベルトコン
ベヤを回動させてだまを搬送すると共に、該だまと分離
されたパン粉は下側の平ベルトコンベヤによりフィード
バックするようにされた篩分装置が開発されて実用に供
されてはいた。
【0013】しかしながら、在来タイプのかかる篩分装
置においては紐ベルトコンベヤの間隔が一定であり、そ
のうえ、駆動ロールの回転速度が一定であるために、各
紐ベルトコンベヤの搬送速度や間隔が一定で移送するの
で、大だまは搬送されはするものの、フィードバックさ
れて好ましくない現象が生じていた。
【0014】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくエビフライやかにポーション等のフライ食品の生
素材に対するうま味溶出やバッターリング、及び、衣付
けや篩分けの問題点を解決すべき技術的課題とし、機械
加工処理による信頼度の高い良質の安定した食品の大量
画一安定供給の利点を生かしながらも、衛生的に、しか
も、手作りの風合や感触や味覚を損うことなく、ソフト
な高級食品の風味を併せ持つことが出来るようにして流
通産業における食品加工技術利用分野に益する優れたフ
ライ食品の衣付方法と該方法に直接使用する装置を提供
せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は
前述課題を解決するために、エビフライやかにポーショ
ンの半製品素材の尾部や殻付部とむき身部から成る生素
材をバッターリングコンベヤの紐コンベヤ等により供給
し、その間蒸し器により加熱殺菌を行ないながら、生む
き身部からの水溶性のうま味の溶出を防止し、生むき身
部部分のみにバッターリングタンクにシュートを介して
接続するディスクポンプによりバッターリングホッパの
ノズルからのバッターを供給して全面的に均一厚みでコ
ーティングし、バッターはその粘性を介して紐コンベヤ
により受シュートを介しバッターリングタンクに回収さ
れて再利用に供し、先端に於いて接続する衣付コンベヤ
にはバッターが混入せず、所謂だま等を形成することが
ないようにし、而して、衣付コンベヤにその先端部から
衣付コンベヤの進行方向に平行になるように落下投入さ
れたバッターリング処理済の素材は当該衣付コンベヤの
パン粉等の穀粉によるまぶせ作用を受けて進行し、中途
で衣付コンベヤの側面からの押圧ローラの押圧装置、及
び、上方からのゴムチューブ製等の展圧ローラにより全
面的に、しかも、手押し作業によるまぶせ同様にソフト
にパン粉等の穀粉をパン立ち状態を現出して隈なくまぶ
せられ、その際、展圧ローラの軽い、しかも、確実なソ
フトな押圧作用によりパン粉等の穀粉は全面に確実にパ
ン立ち状態で衣付けされ、衣付コンベヤの端部から紐コ
ンベヤの篩分コンベヤに送給されて穀粉はバッターリン
グされた食品、及び、だまと分離して紐コンベヤにより
回収され、その間、衣付コンベヤに於ける穀粉の量は展
圧ローラ間等に設けたレベルセンサにより常に検出さ
れ、減少した場合には回収行程に設けられたホッパのダ
ンパが開き、パン粉等の穀粉を設定量だけ補給し、常に
衣付コンベヤには所定量の穀粉が保有されているように
して素材に対する衣付けが安定して行われるようにさ
れ、更に、穀粉の回収循環行程では基部や先端にて殺菌
灯等により穀粉の殺菌が行われて衛生状態が管理維持さ
れ、而して、篩分コンベヤを搬送された衣付処理済のフ
ライ食品は次段に接続した捩回コンベヤの紐コンベヤ等
により側方に少くとも1回転されて転動し、隈のない完
全な衣付けの仕上げを行うと共に穀粉の間にバッターが
露呈することがないようにして製品に対する信頼度を高
め、続いて搬送コンベヤにより次段の冷凍工程等へと送
られるようにした技術的手段を講じたものである。
【0016】
【実施例】次に、この出願の発明の1実施例を図面を参
照して説明すれば以下の通りである。
【0017】図1に示す態様において、1はこの出願の
発明の要旨の1つの中心を成すフライ食品の衣付装置で
あり、例えば、図2,図3に示す様なエビフライ2やか
にポーション2' を家庭で主婦が簡易に油揚げ調理する
等の冷凍食品の生素材のバッターリングと衣付けを行う
処理に供される態様であり、中央部の長手方向に設けら
れた衣付部3とその基部に接続されたバッターリング部
4、及び、反対側に循環式に設けられた穀粉のパン粉循
環回収供給部5、そして、衣付部3の先端部の篩分選別
部6とその先部の仕上部7、及び、その側部に設けられ
たパッケージ部8とより相互に隣接して成り、各々保守
点検整備等の関係から一体結合化、及び、分解離反が容
易に行われるように自在ローラ9、9によって解離組合
せが自在にされている。
【0018】そして、これらの各部について順次エビフ
ライを生素材とした態様の実施例について説明すると、
まず、バッターリング部4に於いては図6に示す様に、
長手方向3段の紐コンベヤのバッターリングコンベヤ1
0、10' 、10''が接続して配列されており、図4に
示す様に、当該実施例においては、エビフライの尾付生
むき身の素材2''をその頭部をバー状のガイド11に沿
って紐コンベヤ10''を直交する横向姿勢にて所定間隔
で供給されて搬送されるようにされており、前方の第3
段の紐コンベヤ10''の先端は図6,図9に示す様に、
衣付コンベヤとしての平ベルト式の衣付コンベヤ12に
臨まされており、更に、その先端は該衣付コンベヤ12
の進行方向に平面視、及び、側面視で図6,図8,図
9,図10,図11に示す様に、傾斜姿勢13にされる
ように斜設され、図8に示す様に、素材2''がその先端
部から先に衣付コンベヤ12上に落下し、尾の部分が後
から落下してパン粉コンベヤ12の進行方向に平行に沿
った姿勢で搬送供給されるようにされている。
【0019】又、図1,図4,図6,図7に示す様に、
第1,2段の紐コンベヤ10、10' を上部、及び、左
右部でカバーするようにオーバーハング状に蒸し器14
のケーシング15が設けられて、その内部に長手方向に
配設されたスパイラル状のフイン16付のスチーム管1
7が図示しないボイラーに所定の調圧用等のバルブを介
して接続され、搬入される素材2''を加熱殺菌するよう
にしながら素材2''に潜在する水溶性のうま味の溶出を
防止するようにされている。
【0020】そして、ケーシング15の先には過熱を防
止する冷却フアン18を装備する冷却フード19が上下
方向に配設されて上方から下向きに冷風を送給するよう
にされている。
【0021】そして、図5に示す様に、3段目のバッタ
ーリングコンベヤ10''の上部にはバッター20を貯留
しているバッターリングホッパ21が設けられてシュー
ト22を介しバッターリングタンク23に接続されてお
り、冷却ジャケット24を有するバッター20のサージ
タンク25に対し多段ディスクポンプ26を介して接続
され、該多段ディスクポンプ26の多数の所定間隔でフ
レキシブルホース27に一体的に横向きに設けられた汲
上用のディスク28、28…は図示しないモータにより
スプロケット29を介して循環し、サージタンク25内
のガイド30の吸込口31から冷却されたバッター20
を汲み上げてバッターリングタンク23、シュート22
を介してバッターリングホッパ21に供給し、バッター
リングコンベヤ10''をトラバースするような姿勢で開
口された図11に示すスリット状の所定数のノズル3
2、32、32からバッターリングコンベヤ10''にバ
ッター20を図10,図11に示す様な垂れ幕状に所定
の粘性を有して重力により排出下降させ、バッターリン
グコンベヤ10''から横向姿勢で搬送されて来るエビフ
ライの素材2''に対し蒸し器14により加熱殺菌された
うま味分の溶出を阻止されたむき身部に対し表裏共に全
面的に均一厚さで隈なくバッターリングするようにされ
ている。
【0022】このように、供給されるバッター20は所
定の粘性を保持された状態にて素材2''にコーティング
することが出来る。
【0023】而して、図11に示す様に、バッター20
は上述の如く所定の粘性を有しているために、各ノズル
32から下降した状態でバッターリングコンベヤ10''
の全幅、及び、その下側の部分にも行き亘ることによ
り、素材2''のむき身部は確実に全面にバッターリング
され、又、バッター20は上述の如く所定の粘性を有し
ているために、バッターリングコンベヤ10''が図1
0,図11に示す様に、その先端部でトラバースするピ
ンにより急角度に回行して後退するようにされているこ
とから、その際にバッターリングに与えられなかった分
は粘性を介してバッターリングコンベヤ10''の下側に
設けられた受シュート33により図5に示す様に、サー
ジタンク25に戻されるようにされている。
【0024】尚、不測にして2段目のバッターリングコ
ンベヤ10' に付着して後退するバッター20は図5に
示す様に、前延する受シュート33' に落下して上述同
様にサージタング25に戻されるようにされている。
【0025】又、バッターリング部4に於けるバッター
リングコンベヤ10''からは図10,図11に示した様
に、バッター20はバッターリングコンベヤ10''に付
着した状態で受シュート33を介してサージタンク25
に戻されるために、衣付コンベヤ12上のパン粉36へ
は落下供給されず、したがって、所謂だま等は生じるこ
とはなく、又、該だまが循環されることもない。
【0026】次に、衣付部3に於いては長手方向に前記
パン粉搬送用の平ベルトから成る衣付コンベヤ12が図
示しないミッションにより駆動ローラ、従動ローラ間に
張設されて所定速度でエンドレス的に周回するようにさ
れており、その基部側にはバッターリングコンベヤ10
''の交叉部の直前に於いて、図9に示す様に、フレーム
にホルダ34を介してデバイダー35が設けられて穀粉
としてのパン粉36をその供給端に於いて幅方向に平均
して分散して拡げるようにされている。
【0027】而して、衣付コンベヤ12の略中途部には
図1,図6,図14に示す様に、所定スパンを介して左
右一対づつ3段の鼓状の押圧装置としての押圧ローラ3
7、37…が上下方向に回動自在に枢支して設けられて
おり、又、始端と終端に於いて横断面フラットな張設状
態の衣付コンベヤ12を図14に示す様に、次第に両側
側から断面略Uの字状、或いは、Vの字状に挟搾してバ
ッターリングされたフライ食品の素材2''に対してパン
粉36を確実に側方から確実に全面に亘ってまぶすよう
にされている。
【0028】そして、初段の押圧ローラ37、37とバ
ッターリングコンベヤ10''の間には図1,図6,図9
に示す様に、左右に皿状のパン粉寄せディスク38、3
8が衣付コンベヤ12の内面に所定角度傾斜姿勢で当接
し、摩擦によって回動するようにピン枢設され、押圧ロ
ーラ37、37…の手前でフライ食品の素材2''に対す
るそのむき身部に対するパン粉36のまぶせ作用が最適
に行われるように、又、該パン粉36の流れに乱流を起
こさないように調整機能を有して設けられており、衣付
コンベヤ12の縁部に対し内側に添設されている。
【0029】そして、図1に示す様に、衣付コンベヤ1
2の3段の各押圧ローラ37、37、37のうちの第2
段の押圧ローラ37と第3段の押圧ローラ37の間のフ
レーム上には周知の光電センサの一対のレベルセンサ3
9、40が両側上面で相対向して設けられて衣付コンベ
ヤ12上の穀粉としてのパン粉36の量をその堆積して
いる量によってその多少を検出するようにされ、後述す
るパン粉ホッパ41からのパン粉36の供給量を最適に
自動調整するようにされている。
【0030】そして、図1,図4に示す様に、3段の押
圧ローラ37、37、37の間には長手方向に沿って一
対のゴムチューブ製の展圧ローラ42、42が挟搾され
る衣付コンベヤ12の両側内面の間に回転自在に図示し
ない支軸を介して枢設されており、図13,図14に示
す様に、衣付コンベヤ12により両側からパン粉36を
オーバーハング状にまぶせられた素材2''' に対し上方
から設定圧力の軽い押圧力を印加するようにし、パン粉
36の所謂パン立ち現象を生じさせてそれが損われない
ようにその下側からの反力と相俟って素材2''' に対し
上下、及び、左右方向からの押圧力を印加し、衣付コン
ベヤ12の両側から挟搾されてその押圧力と共に素材2
''' に対しその全面に、即ち、加熱により赤味を付与さ
れた尾部以外の部分には隈なく平均してパン粉36をま
ぶせるようにされている。
【0031】そして、各展圧ローラ42の内部には水、
或いは、空気、更には、金属や樹脂製の所定サイズのボ
ール等の重量材を所定量充填して在来の手作り作業によ
るパン粉のまぶせ作業に等しいソフトな感触のパン粉3
6のむき身部に対するまぶせが出来るように転動自在に
されている。
【0032】そして、図1に示す様に、衣付コンベヤ1
2の終端部に於いては篩分選別部6、及び、これに直交
する方向に戻しコンベヤ装置43が設けられている。
【0033】又、図18に示す様に、該戻しコンベヤ装
置43に於いて当該図18に示す様に、枠組みされたフ
レーム44が自在ローラ9、9を介しベースに対し移動
式にされると共に、衣付部3のフレームに接続自在にさ
れており、駆動装置のモータ45に減速機46を介して
設けられたスプロケット47とサブフレーム44' の前
部に設けられたスプロケット47' にチエン48を介し
て回転力を伝達するようにされており、スプロケット4
7' に設けた駆動ロールと後部の従動ロールとの間には
フィードバックして衣付けに再利用されるパン粉36の
平ベルトの受ベルトコンベヤ49が張設されている。
【0034】そして、サブフレーム44' の上部にはフ
レーム44に枠組みされたサブフレーム44''が設けら
れてその前部の減速機46' に設けられたスプロケット
50と下段のフレーム44' のスプロケット47' とは
チエン48' を介して連結されており、更に、減速機4
6' にチエンを介して連結されたスプロケット51がフ
レーム44''の前部に設けられてスプロケット50と5
1には図19に示す様に横方向平行な駆動ロール52'
と52が設けられて、それぞれ、その周速が所定速度異
なるようにされている。
【0035】そして、サブフレーム44''の後部に設け
られたベアリング53と53' に軸支された作動ロール
55と55' との間には断面同一サイズの円形の紐ベル
トコンベヤ54、54…と54' 、54' …とが張設さ
れており、内側で向い合っている駆動ロール52' と後
部の従動ロール55' との間には紐ベルトコンベヤ54
' が、又、外側の駆動ロール52と従動ロール55との
間には紐ベルトコンベヤ54が張設され、又、これらの
各紐ベルトコンベヤ54、54' の上部搬送面のレベル
は同一レベルにされており、当該実施例においては減速
機46' をギヤ比により駆動ロール52' と従動ロール5
5' との間の紐ベルトコンベヤ54' 、54' …の組の
ものが低速で、駆動ロール52と従動ロール55の間に
張設された紐ベルトコンベヤ54、54…の組のほうが
所定比率で高速で走行するようにされている。
【0036】したがって、平面視で駆動ロール52' と
従動ロール55' との間では相隣って1つ置きに高速の
紐ベルトコンベヤ54と低速の紐ベルトコンベヤ54'
が交互に平行配列されているようにされている。
【0037】そのため、横方向からみると、一本の紐ベ
ルトコンベヤ54(或いは、54')はその両側に於い
て、他の紐ベルトコンベヤ54' (或いは、54)が相
異なる相対速度で前方へ移動することになり、又、各紐
ベルトコンベヤ54、54'の間隔は平面視で全て同一
で図22に示す様に、設定サイズの中だま以上のサイズ
のだま56、56' は平面視で回転しながら前送するよ
うにされ、したがって、各だま56、56' は相互に連
結されず、その間の回収可能なパン粉36は落下するよ
うにされている。
【0038】而して、図22に示す様に、回収して再使
用可能なサイズ以下の小だま56''は実質的にパン粉3
6と同一であり、搬送面の各紐ベルトコンベヤ54、5
4'の間隔が同一であるために、搬送中において小だま
56' が下側に転落し、その衝撃力で解砕され、したが
って、設定サイズ以上の大だま56、56' は確実に非
壊砕裡に前送されて受ベルトコンベヤ49の前方に設置
される図示しないボックスに回収され、落下したパン粉
36、及び、壊砕された小だま56''の粉分は受ベルト
コンベヤ49により前送されていくことになる。
【0039】そして、平面視コの字型に互いに接続部で
オーバーラップする受ベルトコンベヤ49と穀粉供給コ
ンベヤ56とその先部のシュート57が衣付コンベヤ1
2と閉サイクル状に配設されて前述した如く素材2'''
と分離されたパン粉36のみを循環して衣付作用に有効
利用して衣付コンベヤ12へと再供給するようにされて
おり、穀粉供給コンベヤ56の所定部位に設けられた前
記パン粉ホッパ41の図示しないダンパは同じく図示し
ない制御装置を介して電気的に接続されたレベルセンサ
39、40によって衣付コンベヤ12上に堆積している
パン粉36の量を検出することによってそのハイレベル
とローレベルの間にパン粉36が在るようにホッパ41
のダンパが電気的に開閉制御されて常に衣付コンベヤ1
2には設定量に調整された量のパン粉36が搬送されて
素材2''' に充分、且つ、確実にまぶせ作用を行うよう
にされている。
【0040】尚、穀粉供給コンベヤ56の所定部位には
図23に示す様に、周公知の殺菌装置58が配設され
て、そのケーシング59内の上部に設けた殺菌ランプ6
0、60が回収されるパン粉36、及び、ホッパ41よ
り供給されるパン粉36の雑菌等に対する殺菌作用を確
実に行って衣付行程での衛生状態を維持することが出来
るようにされている。
【0041】而して、終段の仕上部7に於いては図12
に示す様に、篩分コンベヤ61が紐コンベヤとして次段
への搬送コンベヤ62の始端部に側面視オーバーラップ
して接続され、更に、篩分コンベヤ61の下部であって
平ベルトの搬送コンベヤ62の下側には平ベルトの受ベ
ルトコンベヤ63が逆送式に設けられてその後端部は前
記戻しコンベヤ装置43の受ベルトコンベヤ49上に臨
まされて篩分コンベヤ61からフライ食品2''' より分
離されたパン粉36を穀粉供給コンベヤ56、シュート
57を介して循環させて再び衣付コンベヤ12に戻して
有効裡に再利用するようにされている。
【0042】そして、図12に示す様に、篩分コンベヤ
61により選別されたフライ食品2''''は次段の紐コン
ベヤ式の捩回コンベヤ64に転送されるが、該捩回コン
ベヤ64はその始端側から先端部にかけて図上進行方向
所定角度左側に増大する角度で捩回されて配設されてい
る捩回プレート65の先端部の横向きスリット66に臨
まされて駆動プーリ67、従動プーリ67' に張設さ
れ、その進行側の下面は該捩回プレート65に当接して
図15,図16,図17に示す様に、フライ食品2''''
が進行方向左側が下降して左向きの捩回が与えられるよ
うにされており、したがって、篩分コンベヤ61からバ
トンタッチされる衣付けされたフライ食品2''''は図上
進行方向長手方向に沿って前進しながらも、左傾斜向き
の力を与えられるために、当該図15,図16,図17
に示す様に、左側に少くとも1回転してころがり、搬送
コンベヤ62上に落下して前送されて行き、この間、上
述した如く、押圧ローラ37、37と展圧ローラ42、
42により全面的にパン粉36をまぶせられたフライ食
品2''''に対し側方左側に転動することにより、その
間、全面的にまぶせ仕上作用が行われ、バッター20に
付着しているパン粉36をしてより隈なく均一にまぶ
せ、該バッター20の露出部分をなくすようにし、家庭
に於ける加熱調理等に際し黒色変色等が呈されないよう
にされる。
【0043】又、仕上部7の側部のパッケージ部8に於
いてはその基部寄りの自動供給装置68に所定枚数の多
数段積みセットされたトレー69、69…がモータ70
により1枚づつ搬送コンベヤ62と同速で回動する搬送
コンベヤ71上に順次供給されて上述した如く、捩回コ
ンベヤ64により個々に回転されて搬送コンベヤ71に
近接して搬送されるフライ食品2''''、2''''…を順次
各トレー69に整然と収納させて次段への冷凍工程へと
搬送して行く。
【0044】上述構成の衣付装置 1により、エビフライ
食品の素材2に穀粉のパン粉36を衣付けするに際し、
装置に併設した図示しない制御盤を介して全駆動部を作
動させ、衣付コンベヤ12に設定量のパン粉36をパン
粉ホッパ41より平均して供給し、バッターリング部4
に於けるサージタンク25に所定量のバッター20を供
給してディスクポンプ26によりバッターリングタンク
23、シュート22を介してバッターリングホッパ21
のノズル32、32、32よりバッターリングコンベヤ
10''に図10,図11に示す様なバッター20の垂れ
幕を形成させてバッターリングコンベヤ10に対し図4
に示す様に、ガイド11を介して予め所定に加工しておい
た素材2''をバッターリングコンベヤ10に直交する姿
勢で所定の間隔置きに載置供給すると、該各素材2''は
バッターリングコンベヤ10、10' により順次先端部
の方向に供給されるが、その中途で蒸し器14により加
熱殺菌されるものの、むき身中に潜在する水溶性のうま
味は溶出せず、したがって、味の低下は避けられて前送
され、バッターリングコンベヤ10''に於いては上述し
た如く、バッターリングホッパ21からのバッター20
の垂れ幕部分に進入して上述した如くその全面にバッタ
ー20のコーティングが行われ、バッターリングコンベ
ヤ10''の先端側から図8,図9,図11に示す様に、
衣付コンベヤ12の進行方向に傾斜している配列のバッ
ターリングコンベヤ10''により素材2''は頭の部分か
ら先に衣付コンベヤ12上に落下する。
【0045】したがって、バッターリングされた素材2
''は衣付コンベヤ12の進行方向に沿ってデバイダー3
5により平均的に堆積されたパン粉36上に載置されて
長手方向に平行姿勢で進行するが、パン粉寄せディスク
38、38によって規制されて整流状に流れながら挟搾
状態に絞られて来る積層されているパン粉36を両側側
からオーバーハング状にかぶせられ、更に、図13,図
14に示す様に、両側から押圧ローラ37、37により
相寄ってくる衣付コンベヤ12の内部に於いて展圧ロー
ラ42、42によりソフトな押圧力を上方から印加さ
れ、又、下部からの反力によりバッターリングされた素
材2''' は上下左右方向からパン粉36を全面に亘って
隈なく、平均した厚さで確実にまぶせ作用されて搬送さ
れ、所謂パン立ち状態も現出維持され、再び左右に解放
される衣付コンベヤ12部分に於いて衣付けされたフラ
イ食品2''''はその終端部から戻しコンベヤ装置43と
篩分コンベヤ61にバトンタッチされて行く。
【0046】この間、衣付コンベヤ12に於いてはバッ
ターリング部4での終段のバッターリングコンベヤ10
''が急角度で旋回して後退するために、バッターリング
に与らなかったバッター20も随伴的に受シュート33
からサージタンク25に戻り、衣付コンベヤ12に対し
ては放出されず、したがって、該衣付コンベヤ12上の
パン粉36はバッター20による湿気を与えられず、
又、だまの基になるバッター20は放出されず、衣付コ
ンベヤ12に於いてはパン粉36のみがバッターリング
された素材2''' と共に搬送され、そのパン粉36の量
はレベルセンサ39、40によりそのハイレベルとロー
レベルが常に監視されてローレベルではパン粉ホッパ4
1の図示しないダンパが開放されて穀粉供給コンベヤ5
6、シュート57から衣付コンベヤ12に対しては常に
一定量のパン粉36が供給される。
【0047】その間、穀粉供給コンベヤ56上に於いて
回収パン粉、及び、供給パン粉36は殺菌装置58により
雑菌を消毒されて衛生状態を維持する。
【0048】勿論、この間戻しコンベヤ装置43に於ける
紐コンベヤ54、54' 、及び、篩分コンベヤ61、逆
送式の受ベルトコンベヤ63を経て受ベルトコンベヤ4
9よりだま56、56' を分離されて循環回収されるパ
ン粉36は有効に利用される。
【0049】而して、篩分コンベヤ61より捩回コンベ
ヤ64にバトンタッチされたフライ食品2''''は該捩回
コンベヤ64の進行方向での図上左旋回により捩回プレ
ート65上に側方にて少くとも1回転してバッター20
に対するパン立ち状態の維持されたパン粉36の隈ない
ソフトな付着を完全に仕上げされ、該バッター20の露
呈等をなくし、搬送コンベヤ62のパッケージコンベヤ
71側に前送されて行き、トレー供給装置68からの各
トレー69に対し順次整然と収納されて次段の冷凍工程
へと搬送されて行く。
【0050】而して、上述サイクルはバッターリングコ
ンベヤ10に対する尾付きのむき身部の素材2''を供給
する間連続して全自動的に行われる。
【0051】尚、バッター20のサージタンク25に対
するバッター20の供給は適宜に行われ、温度上昇によ
る粘度上昇を避けるために、ジャケット24に適宜に氷
水等の冷却水を供給して冷却を図るようにする。
【0052】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、衣付コ
ンベヤの中途部に振動装置を付設してまぶせ作用をより
有効にしたり、又、篩分選別部を振動させることにより
選別を容易にする等種々の態様が採用可能である。
【0053】又、適用対象はエビフライやかにポーショ
ンばかりでなく、他のフライ食品に対しても適用可能で
あることも勿論のことである。
【0054】そして、設計変更的には、穀粉はパン粉以
外、例えば、トウモロコシ粉等の穀粉が使用出来ること
は勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にエビフライやかにポーション等のフライ食品を製造加
工するに際し、予め殻等を取り外した生素材食品に対し
バッターリングを行った後パン粉等の穀粉を衣付けする
工程において、該穀粉を素材食品の全面に対し、所謂パ
ン立ち状態を維持したまま軽く押圧裡にまぶせ作用を行
って生素材食品の全面に対する第一義的な衣付けを行っ
た後、更に、進行方向に対し横向きに転動させるように
したことにより、上述の如く、一旦全面に衣付けされた
パン粉等の穀粉は該生素材食品の進行方向横向きの転動
に際して一種の仕上げ衣付作用を行い、そのために、衣
付コンベヤによって衣付けされるプロセスで不測にし
て、よしんば、微細な一部に於いても衣付けが出来ない
場合でも、衣付食品の横向き転動によって衣付けの仕上
げがなされ、それにより衣付食品に穀粉の付着していな
いバッターの露呈部分等が生ぜず、したがって、家庭で
の調理等に際しての黒色等の不良状態が生じないという
優れた効果が奏される。
【0056】そして、バッターリング工程にかけて蒸し
器により生素材食品を加熱することにより、雑菌等に対
する殺菌作用を行なって衣付け行程での衛生状態を維持
することが出来ると共に、生むき身中に潜在する水溶性
のうま味分の溶出を防ぐことが出来、したがって、食品
の味の低下を防止出来る優れた効果が奏される。
【0057】又、穀粉供給コンベヤに対しバッターリン
グ済のフライ食品を先端側から落下して投下するように
したことにより、連続搬送される衣付コンベヤに於いて
常に整然とした進行方向に平行な姿勢をとり、衣付けが
正確に行われるという効果がある。
【0058】而して、衣付コンベヤに対する生素材食品
の供給コンベヤをバッターリングコンベヤとして尾付の
むき身部等の生素材食品を連続的に供給し、その際バッ
ターリングコンベヤが紐コンベヤであり、バッターリン
グホッパのノズルの下部に臨まされ、更に、衣付コンベ
ヤに臨まされていることにより、バッターリングタンク
から垂下して下降するバッターに対し素材をまんべんな
くバッターリングすることが出来、更に、バッターリン
グしたバッターは紐コンベヤにより直ちにその粘性を介
して付着後退しバッターリングタンクに受シュート等を
介して回収することが出来、それにより衣付コンベヤの
パン粉等の穀粉に対しバッターが混入せず、穀粉に湿気
を与えて付着不良を起こしたり、後処理におけるだま等
も生じないという優れた効果が奏される。
【0059】更に、バッターリングコンベヤの紐コンベ
ヤの複数本の各先端部が衣付コンベヤの進行方向に対し
て長さが短く傾斜するように形成することにより、バッ
ターリングされた素材が衣付コンベヤに対し先端部から
先に下降して衣付コンベヤの進行方向に沿う姿勢で転位
され、したがって、衣付コンベヤ中に於ける衣付けがバ
ッターリング後の食品の全面に確実にまぶせ作用をする
ことが出来るという優れた効果が奏される。
【0060】加えて、バッターリング後の食品と分離し
た穀粉の回収循環行程で殺菌作用を付与することによ
り、リサイクル行程で不測にして侵入しようとする虞の
ある雑菌を消毒出来、フライ食品の衛生状態を管理維持
出来るという優れた効果が奏される。
【0061】又、バッターリングプロセスにおいて、バ
ッターリングホッパに付設したディスクポンプがシュー
トを介してバッターリングホッパにバッターを連続して
供給するにもかかわらず、そのオーバーフロー分はサー
ジタンクに循環されるために、ポンピング作用を行いな
がらも一種の撹拌状態が維持されてバッターの粘性が常
に終始一定に保持され、これによって、バッターリング
コンベヤから穀粉供給コンベヤに供給されるフライ食品
のバッターリングの状態が常に同一条件にされることか
ら、穀粉供給コンベヤから送り出される衣付けされたフ
ライ食品の穀粉の衣付状態が均一厚さで、且つ、まんべ
んなく衣付けされ、所謂パン立ち状態となるために、製
品精度が良く、製品に対する信頼感が向上するという効
果もある。
【0062】而して、衣付コンベヤの中途部に於いて押
圧装置により側方から穀粉がバッターリング済の食品に
まぶせられると共に、その上方から展圧ローラがソフト
な押圧力を印加するために、下部からの反力と相俟って
バッターリング後の食品の全面に軽いソフトタッチの穀
粉が衣付けされ、しかも、上述した如くパン立ち状態も
維持されて見栄えも良く、そのうえ手作業による穀粉の
まぶせ状態と同様のソフト感が得られ、摂食に際し軽い
感じの美味の風合がかもし出されて商品価値を向上させ
ることが出来るという優れた効果が奏される。
【0063】そして、衣付コンベヤの側方に設けられた
押圧装置が鼓状のコーンタイプの押圧ローラであること
により、衣付コンベヤが側方から丸みを帯びてバッター
リングを全周的にまぶせ作用をすることが出来るという
優れた効果が奏される。
【0064】又、押圧装置の間に展圧ローラが設けられ
て所定の重量材を収納されて手作業による穀粉のバッタ
ーリング済の食品に対するまぶせと同じ作用を付与する
ことが出来、上述したソフトな風合を呈させることが出
来る優れた効果が奏される。
【0065】更に、衣付コンベヤの後段に設けられた篩
分コンベヤについて捩回コンベヤが設けられていること
により、衣付けされたフライ食品は再終段において次段
への搬送を行なわれる途中で側方に対し少くとも1回転
回転することが出来るために、押圧装置や展圧ローラに
よりフライ食品の全面に均一にまぶせられた穀粉の衣付
けが更に確実に横向きに転がされることによって穀粉は
バッターに隈なくより確実に付着し、フライ食品におけ
るバッターの露呈部分がなく、最終調理でのフライ揚が
りに変色部分等が生ぜず、食品としての見栄えも充分に
保つことが出来るという優れた効果が奏される。
【0066】更に又、衣付コンベヤの中途に穀粉に対す
るレベルセンサが設けられていることにより、バッター
リングされた食品に対し衣付けを行うに際して最適量の
穀粉が衣付コンベヤに供給されていることにより、衣付
けが設計通りに行われるという優れた効果が奏される。
【0067】而して、エビフライ等のフライ食品のむき
身部に対するバッターリングが確実に行なわれ、しか
も、その後の衣付けにおいて、穀粉にバッターが混入せ
ず、だま等も形成されず均一にコーティングされるバッ
ターの全表面に対しパン立ち状態の穀粉が衣付けされ
て、加えて、押圧ローラと展圧ローラによりソフトな衣
付けが行われるために、手作りと同様の風合と味覚が賞
味されるという優れた効果が奏される。
【0068】しかも、機械操作により連続的に加工処理
がなされるために量産体制で大量のフライ食品が供給す
ることが出来、コストダウンを図れ、安定した市場流通
を図ることが出来るという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例の全体概略平面図である。
【図2】同、フライ食品の平面図である。
【図3】同、フライ食品の平面図である。
【図4】同、バッターリングコンベヤに於ける素材供給
部と蒸し器の取合いの概略平面図である。
【図5】同、バッターリングタンクに対するディスクポ
ンプの取合部分断面側面図である。
【図6】同、バッターリングコンベヤと衣付コンベヤの
取合部分拡大平面図である。
【図7】同、蒸し器の概略断面図である。
【図8】同、バッターリングコンベヤの終端に於ける衣
付コンベヤへの素材の転位姿勢部分断面側面図である。
【図9】同、バッターリングコンベヤと衣付コンベヤの
取合部分拡大側面図である。
【図10】同、バッターリングコンベヤの終端に於ける
バッターの垂下状態側面図である。
【図11】同、断面側面図である。
【図12】同、仕上部とパッケージ部の拡大平面図であ
る。
【図13】同、展圧ローラと素材の取合斜視図である。
【図14】同、部分断面正面図である。
【図15】同、捩回コンベヤに於けるフライ食品の横回
転転位プロセスでの姿勢の縦断面図である。
【図16】同、捩回コンベヤに於けるフライ食品の横回
転転位プロセスでの姿勢の縦断面図である。
【図17】同、捩回コンベヤに於けるフライ食品の横回
転転位プロセスでの姿勢の縦断面図である。
【図18】同、戻しコンベヤ装置の側面図である。
【図19】同、平面図である。
【図20】同、部分拡大斜視図である。
【図21】同、部分拡大平面図である。
【図22】同、部分拡大正面図である。
【図23】同、殺菌装置の断面図である。
【符号の説明】
12 衣付コンベヤ 10 バッターリングコンベヤ 57 穀粉供給コンベヤ 62 篩分コンベヤ 63 搬送コンベヤ 37 押圧装置 2 フライ食品 1 衣付装置 21 バッターリングホッパ 32 ノズル 33 受シュート 42 展圧ローラ 64 捩回コンベヤ 39 レベルセンサ 26 ディスクポンプ 30 ガイドパイプ 27 ディスク 58 殺菌装置 14 蒸し器 15 ケーシング 17 スチーム管

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生フライ食品素材にバッターリングを行っ
    た後バッターリング済のフライ食品に穀粉を全面に均一
    に衣付けする方法において、上記生フライ食品素材に蒸
    し加熱を付与した後バッターリングを行い、次いで定姿
    勢で衣付コンベヤに投入して穀粉による衣付けを全面に
    第一次的に行い、この第一次の衣付け後のフライ食品を
    進行方向で横向きに転動させて仕上げの完全衣付けを第
    二次的に行って次段に送給するようにしたことを特徴と
    するフライ食品の衣付方法。
  2. 【請求項2】上記生フライ食品素材のバッターリング
    後、衣付コンベヤにバッターリング済のフライ食品を先
    端側から重力を介して投下するようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のフライ食品の衣付方
    法。
  3. 【請求項3】上記バッターリングプロセスにおいて、バ
    ッターが衣付コンベヤに混入されないようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフライ食品の衣
    付方法。
  4. 【請求項4】上記穀粉による衣付けが全面に手押え作業
    同様に軽く弾圧的に押圧するようにされることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のフライ食品の衣付方
    法。
  5. 【請求項5】上記穀粉のバッターリング済のフライ食品
    への衣付けの後穀粉を篩分けして余剰の穀粉を回収しこ
    れに新穀粉を供給すると共に殺菌作用を付与して衣付コ
    ンベヤに循環させるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のフライ食品の衣付方法。
  6. 【請求項6】衣付コンベヤがその基部にバッターリング
    コンベヤと穀粉供給コンベヤに接続されると共に先端に
    て篩分コンベヤを介して次段への搬送コンベヤに接続さ
    れ中途にコンベヤ押圧装置を付設されているフライ食品
    の衣付装置において、上記バッターリングコンベヤが紐
    コンベヤであって蒸し器に併設されると共にバッターリ
    ングホッパのノズルの下部に臨まされ、先端が衣付コン
    ベヤに臨まされ、更に衣付コンベヤと篩分コンベヤの間
    には穀粉の回収コンベヤが該衣付コンベヤの基部に接続
    して設けられていることを特徴とするフライ食品の衣付
    装置。
  7. 【請求項7】上記紐コンベヤの先端が衣付コンベヤの進
    行方向にて長さが段階的に短く形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付
    装置。
  8. 【請求項8】上記蒸し器がケーシングと該ケーシング内
    にて紐コンベヤに沿うスチーム管から成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付装
    置。
  9. 【請求項9】上記バッターリングホッパが上記ノズルの
    下部の受シュートを有していることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付装置。
  10. 【請求項10】上記穀粉の回収コンベヤが紐コンベヤを
    基部に有すると共に殺菌装置を付設されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付
    装置。
  11. 【請求項11】上記殺菌装置が紫外線,遠赤外線等の殺
    菌灯式のものにされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第10項記載のフライ食品の衣付装置。
  12. 【請求項12】上記殺菌装置が回収コンベヤの基部と先
    端とに各々付設されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第10項記載のフライ食品の衣付装置。
  13. 【請求項13】上記コンベヤ押圧装置が衣付コンベヤ外
    側部に設けられた複数の鼓状の押圧ローラであることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣
    付装置。
  14. 【請求項14】上記コンベヤ押圧装置が衣付コンベヤの
    内側部に設けられたコーン状の傾斜タイプの衣寄せディ
    スクであることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    のフライ食品の衣付装置。
  15. 【請求項15】上記コンベヤ押圧装置の間に横向回動自
    在の展圧ローラが上側から付設されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付装
    置。
  16. 【請求項16】上記展圧ローラに重量材が収納されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載のフラ
    イ食品の衣付装置。
  17. 【請求項17】上記展圧ローラが所定数複数縦列に配設
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第15項記
    載のフライ食品の衣付装置。
  18. 【請求項18】上記搬送コンベヤと篩分コンベヤとの間
    に捩回コンベヤが介装されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付装置。
  19. 【請求項19】上記捩回コンベヤが複数の紐コンベヤに
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第18項記
    載のフライ食品の衣付装置。
  20. 【請求項20】上記捩回コンベヤが平ベルトのコンベヤ
    にされていることを特徴とする特許請求の範囲第18項
    記載のフライ食品の衣付装置。
  21. 【請求項21】上記衣付コンベヤの中途に穀粉に対する
    レベルセンサが付設されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項記載のフライ食品の衣付装置。
  22. 【請求項22】上記レベルセンサが穀粉ホッパのダンパ
    に電気的に接続されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第21項記載のフライ食品の衣付装置。
  23. 【請求項23】上記レベルセンサが上記複数の押圧装置
    の間に設置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第21項記載のフライ食品の衣付装置。
  24. 【請求項24】上記レベルセンサが上記展圧装置の間に
    設置されていることを特徴とする特許請求の範囲第21
    項記載のフライ食品の衣付装置。
  25. 【請求項25】上記バッターリングホッパにディスクポ
    ンプが接続されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項記載のフライ食品の衣付装置。
  26. 【請求項26】上記ディスクポンプに付設されたガイド
    パイプに摺動自在に設けられた多数のディスクが駆動ス
    プロケットに係合されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第25項記載のフライ食品の衣付装置。
  27. 【請求項27】上記ディスクポンプとバッターリングホ
    ッパとの間にシュートが介装されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第25項記載のフライ食品の衣付装
    置。
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