JPH07121815A - 磁気記録再生用ヘッド - Google Patents
磁気記録再生用ヘッドInfo
- Publication number
- JPH07121815A JPH07121815A JP26492693A JP26492693A JPH07121815A JP H07121815 A JPH07121815 A JP H07121815A JP 26492693 A JP26492693 A JP 26492693A JP 26492693 A JP26492693 A JP 26492693A JP H07121815 A JPH07121815 A JP H07121815A
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- Japan
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- magnetic
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- reproducing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程を合理化してコストの低減を計る。
【構成】 板状磁性材の片方側を曲げてライト磁気コア
１０とし記録用巻線アッセンブリ８を装着し、前記板状
の磁性材の他方側を縦方向に３分割して各々を曲げ該中
央の曲げ片はリード磁気コア１２とし再生用巻線アッセ
ンブリ７を装着し、３分割して曲げた両側の曲げ片をラ
イトダミーコア１１としたバックコア部に、ライト用フ
ロントコア１、磁気ギャップ形成用スペーサー２、リー
ド用フロントコア５、ライト用ダミーフロントコア４を
有するフロントコア部を接着一体化してリード／ライト
コンビネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドを形成
する。
１０とし記録用巻線アッセンブリ８を装着し、前記板状
の磁性材の他方側を縦方向に３分割して各々を曲げ該中
央の曲げ片はリード磁気コア１２とし再生用巻線アッセ
ンブリ７を装着し、３分割して曲げた両側の曲げ片をラ
イトダミーコア１１としたバックコア部に、ライト用フ
ロントコア１、磁気ギャップ形成用スペーサー２、リー
ド用フロントコア５、ライト用ダミーフロントコア４を
有するフロントコア部を接着一体化してリード／ライト
コンビネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドを形成
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状の磁気記録媒
体等に記録し再生を行う磁気記録再生装置に備える磁気
記録再生用ヘッドに関するものである。
体等に記録し再生を行う磁気記録再生装置に備える磁気
記録再生用ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置に備えられてい
る磁気記録再生用ヘッドとしては、読み出し（再生）と
書き込み（記録）とを同一の磁気ギャップを利用して行
うリード／ライトコンビネーションタイプの磁気ヘッド
が多く使用されていた。
る磁気記録再生用ヘッドとしては、読み出し（再生）と
書き込み（記録）とを同一の磁気ギャップを利用して行
うリード／ライトコンビネーションタイプの磁気ヘッド
が多く使用されていた。
【０００３】図３は、上記従来のリード／ライトコンビ
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの斜視図であ
る。
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの斜視図であ
る。
【０００４】主要な構成として、記録用巻線８が巻かれ
たライト磁気コア１０と、再生用巻線７が巻かれたリー
ド磁気コア１２と、記録時に幅広く記録媒体に書き込む
ためのライトダミーコア１１と、再生時にライトトラッ
ク幅より狭い幅で記録情報を高品位に読み出し再生する
ためにライトダミーコア１１で再生した信号がリード磁
気コア１２に漏洩することを防ぐ間隔板１３と、信号を
記録媒体に記録／再生するために必要な磁気ギャップを
形成するスペーサ２とから成っている。
たライト磁気コア１０と、再生用巻線７が巻かれたリー
ド磁気コア１２と、記録時に幅広く記録媒体に書き込む
ためのライトダミーコア１１と、再生時にライトトラッ
ク幅より狭い幅で記録情報を高品位に読み出し再生する
ためにライトダミーコア１１で再生した信号がリード磁
気コア１２に漏洩することを防ぐ間隔板１３と、信号を
記録媒体に記録／再生するために必要な磁気ギャップを
形成するスペーサ２とから成っている。
【０００５】図４は、上記従来のリード／ライトコンビ
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの組立工程の
概要を示す斜視図である。
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの組立工程の
概要を示す斜視図である。
【０００６】まず（ａ）に示すように、再生用巻線７が
巻かれたリード磁気コア１２の両側に間隔板１３を挟ん
でライトダミーコア１１を一体化し、（ｂ）に示すよう
に再生ヘッド部を形成する。次に（ｃ）に示すように、
スペーサ２を挟んで記録／再生するために必要な磁気ギ
ャップを形成して、記録用巻線８が巻かれたライト磁気
コア１０と再生ヘッド部とを接着一体化し、（ｄ）に示
すように磁気記録再生用ヘッドを組み立てする。
巻かれたリード磁気コア１２の両側に間隔板１３を挟ん
でライトダミーコア１１を一体化し、（ｂ）に示すよう
に再生ヘッド部を形成する。次に（ｃ）に示すように、
スペーサ２を挟んで記録／再生するために必要な磁気ギ
ャップを形成して、記録用巻線８が巻かれたライト磁気
コア１０と再生ヘッド部とを接着一体化し、（ｄ）に示
すように磁気記録再生用ヘッドを組み立てする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の磁気記録再生用ヘッドでは、部品点数が多く、リード
磁気コア１２、ライト磁気コア１０の形状が複雑であり
各単価は高くなる。またアッセンブリ工程が多くなり、
コストが高くなる。更に再生用巻線７および記録用巻線
８は各磁気コアに巻き付けねばならず、巻線したボビン
と端子等のサブアッセンブリ部品として供給し組立てる
ことができず、工程、コストの両面で不利である。
の磁気記録再生用ヘッドでは、部品点数が多く、リード
磁気コア１２、ライト磁気コア１０の形状が複雑であり
各単価は高くなる。またアッセンブリ工程が多くなり、
コストが高くなる。更に再生用巻線７および記録用巻線
８は各磁気コアに巻き付けねばならず、巻線したボビン
と端子等のサブアッセンブリ部品として供給し組立てる
ことができず、工程、コストの両面で不利である。
【０００８】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るために成されたもので、製造工程を合理化してコスト
の低減を可能とした磁気記録再生用ヘッドを提供するこ
とを目的とするものである。
るために成されたもので、製造工程を合理化してコスト
の低減を可能とした磁気記録再生用ヘッドを提供するこ
とを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
磁気記録再生用ヘッドは、板状の磁性材の片方側を曲げ
ライト磁気コアとして記録用巻線を装着し、前記板状の
磁性材の他方側を縦方向に３分割して各々を曲げ該中央
の曲げ片をリード磁気コアとして再生用巻線を装着し３
分割して曲げた両側の曲げ片をライトダミーコアとした
バックコア部と、ライト用フロントコア、磁気ギャップ
形成用スペーサー、リード用フロントコア、ライト用ダ
ミーフロントコアを有し前記バックコア部のライト磁気
コア、リード磁気コア、ライトダミーコアの各端部に当
接させて一体化したフロントコア部とよりなることを特
徴とする構成によって、上記の目的を達成しようとする
ものである。
磁気記録再生用ヘッドは、板状の磁性材の片方側を曲げ
ライト磁気コアとして記録用巻線を装着し、前記板状の
磁性材の他方側を縦方向に３分割して各々を曲げ該中央
の曲げ片をリード磁気コアとして再生用巻線を装着し３
分割して曲げた両側の曲げ片をライトダミーコアとした
バックコア部と、ライト用フロントコア、磁気ギャップ
形成用スペーサー、リード用フロントコア、ライト用ダ
ミーフロントコアを有し前記バックコア部のライト磁気
コア、リード磁気コア、ライトダミーコアの各端部に当
接させて一体化したフロントコア部とよりなることを特
徴とする構成によって、上記の目的を達成しようとする
ものである。
【００１０】
【作用】以上の構成により、バックコア部とフロントコ
ア部とを別々に製作してから一体化して完成することが
でき、板状の磁性材を曲げてライト磁気コア、リード磁
気コアのコア部を容易に形成でき、別途に製作した記録
用巻線アッセンブリ、再生用巻線アッセンブリを嵌挿す
ればよく、工程の大幅な合理化が可能であり、しかも従
来のリード／ライトコンビネーションタイプの磁気記録
再生用ヘッドに劣らぬ性能を発揮できる。
ア部とを別々に製作してから一体化して完成することが
でき、板状の磁性材を曲げてライト磁気コア、リード磁
気コアのコア部を容易に形成でき、別途に製作した記録
用巻線アッセンブリ、再生用巻線アッセンブリを嵌挿す
ればよく、工程の大幅な合理化が可能であり、しかも従
来のリード／ライトコンビネーションタイプの磁気記録
再生用ヘッドに劣らぬ性能を発揮できる。
【００１１】
【実施例】以下、この発明に係る磁気記録再生用ヘッド
を実施例により説明する。
を実施例により説明する。
【００１２】図１は、一実施例のリード／ライトコンビ
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの斜視図であ
り、前記従来例と同一または相当部分は同一符号で示し
てある。
ネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドの斜視図であ
り、前記従来例と同一または相当部分は同一符号で示し
てある。
【００１３】１はライト用フロントコア、２は磁気ギャ
ップを形成するスペーサ、４はライト用ダミーフロント
コア、５はリード用フロントコア、３は間隔板であり、
リード用フロントコア５をライト用ダミーフロントコア
４から磁気的に分離するためのものである。上記の各部
分によりフロントコア部が形成されている。
ップを形成するスペーサ、４はライト用ダミーフロント
コア、５はリード用フロントコア、３は間隔板であり、
リード用フロントコア５をライト用ダミーフロントコア
４から磁気的に分離するためのものである。上記の各部
分によりフロントコア部が形成されている。
【００１４】６は板状の磁性材を曲げて形成したバック
コアであり、７は再生用巻線アッセンブリ、８は記録用
巻線アッセンブリであり、上記各部分によりバックコア
部が形成されている。
コアであり、７は再生用巻線アッセンブリ、８は記録用
巻線アッセンブリであり、上記各部分によりバックコア
部が形成されている。
【００１５】図２は、上記一実施例の磁気記録再生用ヘ
ッドの組立工程の概要を示す斜視図であり、同図を参照
して、バックコア部の形状と構成、そして組立工程を説
明する。
ッドの組立工程の概要を示す斜視図であり、同図を参照
して、バックコア部の形状と構成、そして組立工程を説
明する。
【００１６】（ａ）はバックコアを形成する素材６ａが
示してあり、板状の磁性材の一方の端部から素材を３等
分する縦方向の切れ目があり、中央の片はリード磁気コ
ア１２を形成するための折り曲げ線２１の表示があり、
両側の片にはライトダミーコア１１を形成するための折
り曲げ線２２の表示がある。なお本実施例では、両側の
片は中央の片より短くなっているが折り曲げ線２１、２
２から各端部までの長さ寸法は等しくなっている。そし
て折り曲げ線２１、２２から端部までの長さ寸法と等し
い寸法を素材６ａの他方の端から測ってライト磁気コア
１０を形成するための折り曲げ線２３が表示してある。
示してあり、板状の磁性材の一方の端部から素材を３等
分する縦方向の切れ目があり、中央の片はリード磁気コ
ア１２を形成するための折り曲げ線２１の表示があり、
両側の片にはライトダミーコア１１を形成するための折
り曲げ線２２の表示がある。なお本実施例では、両側の
片は中央の片より短くなっているが折り曲げ線２１、２
２から各端部までの長さ寸法は等しくなっている。そし
て折り曲げ線２１、２２から端部までの長さ寸法と等し
い寸法を素材６ａの他方の端から測ってライト磁気コア
１０を形成するための折り曲げ線２３が表示してある。
【００１７】（ｂ）に示すように折り曲げ線２１、２
２、２３部分を折り曲げて熱処理を行い、ライト磁気コ
ア１０、リード磁気コア１２、ライトダミーコア１１の
各端部をフロントコア部に密着一体化させるための端面
研摩を行う。
２、２３部分を折り曲げて熱処理を行い、ライト磁気コ
ア１０、リード磁気コア１２、ライトダミーコア１１の
各端部をフロントコア部に密着一体化させるための端面
研摩を行う。
【００１８】（ｃ）に示すようにリード磁気コア１２に
再生用巻線アッセンブリ７を、そしてライト磁気コア１
０に記録用巻線アッセンブリ８を挿入しバックコア部を
完成する。
再生用巻線アッセンブリ７を、そしてライト磁気コア１
０に記録用巻線アッセンブリ８を挿入しバックコア部を
完成する。
【００１９】（ｄ）は、バックコア部にフロントコア部
を一体化する工程に入る状態であり、次工程で、フロン
トコア部のライト用フロントコア１、リード用フロント
コア５、ライト用ダミーフロントコア４をバックコア部
のライト磁気コア１０、リード磁気コア１２、ライトダ
ミーコア１１の各端部に接着一体化させてリード／ライ
トコンビネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドを完
成する。
を一体化する工程に入る状態であり、次工程で、フロン
トコア部のライト用フロントコア１、リード用フロント
コア５、ライト用ダミーフロントコア４をバックコア部
のライト磁気コア１０、リード磁気コア１２、ライトダ
ミーコア１１の各端部に接着一体化させてリード／ライ
トコンビネーションタイプの磁気記録再生用ヘッドを完
成する。
【００２０】他の実施例として、バックコアを形成する
板状素材６ａを、前記実施例よりももっと丸みを持たせ
て曲げバックコア６を構成してもよく、また板状素材６
ａは磁性薄板を積層したものであっても良い。
板状素材６ａを、前記実施例よりももっと丸みを持たせ
て曲げバックコア６を構成してもよく、また板状素材６
ａは磁性薄板を積層したものであっても良い。
【００２１】上記のように構成したことにより、製造の
合理化ができる。
合理化ができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックコア部とフロントコア部とを別々に製作してから
一体化して磁気記録再生用ヘッドを完成することがで
き、板状の磁性材の端部を曲げてライト磁気コア、リー
ド磁気コアのコア部を容易に形成し、別途に製作した記
録用巻線アッセンブリ、再生用巻線アッセンブリを嵌挿
すればよく、工程の大幅な合理化そしてコストの低減が
可能である。しかも従来のリード／ライトコンビネーシ
ョンタイプの磁気記録再生用ヘッドに劣らぬ性能を発揮
できる。
バックコア部とフロントコア部とを別々に製作してから
一体化して磁気記録再生用ヘッドを完成することがで
き、板状の磁性材の端部を曲げてライト磁気コア、リー
ド磁気コアのコア部を容易に形成し、別途に製作した記
録用巻線アッセンブリ、再生用巻線アッセンブリを嵌挿
すればよく、工程の大幅な合理化そしてコストの低減が
可能である。しかも従来のリード／ライトコンビネーシ
ョンタイプの磁気記録再生用ヘッドに劣らぬ性能を発揮
できる。
【図１】 一実施例の斜視図である。
【図２】 一実施例の組立工程の概要を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】 従来例の斜視図である。
【図４】 従来の組立工程例の概要を示す斜視図であ
る。
る。
１ ライト用フロントコア ２ 磁気ギャップを形成するスペーサ ３ 間隔板 ４ ライト用ダミーフロントコア ５ リード用フロントコア ６ バックコア ６ａ バックコアの素材 ７ 再生用巻線アッセンブリ ８ 記録用巻線アッセンブリ １０ ライト磁気コア １１ ライトダミーコア １２ リード磁気コア ２１、２２、２３ 折り曲げ線
Claims (1)
- 【請求項１】 板状の磁性材の片方側を曲げライト磁気
コアとして記録用巻線を装着し、前記板状の磁性材の他
方側を縦方向に３分割して各々を曲げ該中央の曲げ片を
リード磁気コアとして再生用巻線を装着し３分割して曲
げた両側の曲げ片をライトダミーコアとしたバックコア
部と、 ライト用フロントコア、磁気ギャップ形成用スペーサ
ー、リード用フロントコア、ライト用ダミーフロントコ
アを有し前記バックコア部のライト磁気コア、リード磁
気コア、ライトダミーコアの各端部に当接させて一体化
したフロントコア部とよりなることを特徴とする磁気記
録再生用ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26492693A JPH07121815A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 磁気記録再生用ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26492693A JPH07121815A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 磁気記録再生用ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121815A true JPH07121815A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17410118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26492693A Pending JPH07121815A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 磁気記録再生用ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121815A (ja) |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26492693A patent/JPH07121815A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030603 |