JPS6153763B2 - - Google Patents
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- JPS6153763B2 JPS6153763B2 JP1619180A JP1619180A JPS6153763B2 JP S6153763 B2 JPS6153763 B2 JP S6153763B2 JP 1619180 A JP1619180 A JP 1619180A JP 1619180 A JP1619180 A JP 1619180A JP S6153763 B2 JPS6153763 B2 JP S6153763B2
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 2
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/265—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
- G11B5/2652—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track with more than one gap simultaneously operative
- G11B5/2654—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track with more than one gap simultaneously operative for recording or erasing
- G11B5/2655—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track with more than one gap simultaneously operative for recording or erasing with all the gaps disposed within the track or "guard band" between tracks, e.g. with erase gaps operative on track edges, with wide erase gap followed by narrow write gap
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気ヘツドと記録媒体のトラツクとの
間の位置ずれに殆んど影響されないで記録又は再
生を行うことが可能な磁気記録再生ヘツド装置に
関するものである。
間の位置ずれに殆んど影響されないで記録又は再
生を行うことが可能な磁気記録再生ヘツド装置に
関するものである。
デジタル磁気記録再生装置に於いて、情報の記
録トラツク位置と再生トラツク位置とが一致しな
ければ、再生出力レベル即ち読み出しレベルが不
安定となる。また前にデータを記録したトラツク
上に新しいデータを記録する場合にトラツクずれ
が生じると、前のデータが全部消されずに残り、
SN比が悪くなる。上述の如きトラツクの位置ず
れの問題は、異なる磁気記録再生装置間に於ける
互換性の悪さで生じるばかりでなく、同一の装置
間でも生じる。後者の同一の装置間のトラツクの
位置ずれは、主としてテープ脱着に起因する変
化、温度等による経年変化、テープ走行時のテー
プのふらつき等によつて生じる。
録トラツク位置と再生トラツク位置とが一致しな
ければ、再生出力レベル即ち読み出しレベルが不
安定となる。また前にデータを記録したトラツク
上に新しいデータを記録する場合にトラツクずれ
が生じると、前のデータが全部消されずに残り、
SN比が悪くなる。上述の如きトラツクの位置ず
れの問題は、異なる磁気記録再生装置間に於ける
互換性の悪さで生じるばかりでなく、同一の装置
間でも生じる。後者の同一の装置間のトラツクの
位置ずれは、主としてテープ脱着に起因する変
化、温度等による経年変化、テープ走行時のテー
プのふらつき等によつて生じる。
上述の如きトラツクの位置ずれの問題を解決す
るために、第1図に示す如く、記録ヘツドのギヤ
ツプRのトラツク幅よりも再生ヘツドのギヤツプ
P1,P2のトラツク幅を狭くした複合磁気ヘツド1
が既に知られている。このように構成されたヘツ
ド1によれば、テープを矢印2に示す方向に走行
させる時には記録用ギヤツプRのトラツク幅で記
録されるが、同一テープ走行方向に於ける再生
は、第1の再生用ギヤツプP1のトラツク幅で行わ
れるため、再生用ギヤツプP1のトラツク位置ずれ
が記録用ギヤツプRのトラツク幅範囲であれば、
再生出力レベル等の電磁変換特性は何んら変化し
ない。同様に矢印3の方向にテープを走行させて
記録用ギヤツプRで記録し、これを第2の再生用
ギヤツプP2で再生する場合にも、トラツク位置ず
れによる再生出力レベル等の電磁変換特性の変化
は生じない。ところが、第1図の複合磁気ヘツド
の場合は、記録ヘツドと再生ヘツドとの両方を設
けなければならないので、コストが高くなる。
るために、第1図に示す如く、記録ヘツドのギヤ
ツプRのトラツク幅よりも再生ヘツドのギヤツプ
P1,P2のトラツク幅を狭くした複合磁気ヘツド1
が既に知られている。このように構成されたヘツ
ド1によれば、テープを矢印2に示す方向に走行
させる時には記録用ギヤツプRのトラツク幅で記
録されるが、同一テープ走行方向に於ける再生
は、第1の再生用ギヤツプP1のトラツク幅で行わ
れるため、再生用ギヤツプP1のトラツク位置ずれ
が記録用ギヤツプRのトラツク幅範囲であれば、
再生出力レベル等の電磁変換特性は何んら変化し
ない。同様に矢印3の方向にテープを走行させて
記録用ギヤツプRで記録し、これを第2の再生用
ギヤツプP2で再生する場合にも、トラツク位置ず
れによる再生出力レベル等の電磁変換特性の変化
は生じない。ところが、第1図の複合磁気ヘツド
の場合は、記録ヘツドと再生ヘツドとの両方を設
けなければならないので、コストが高くなる。
そこで、本発明の目的は、コストの上昇を抑え
てトラツク位置ずれの問題を解決することが可能
な磁気記録再生ヘツド装置を提供することにあ
る。
てトラツク位置ずれの問題を解決することが可能
な磁気記録再生ヘツド装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するための本発明は、所定トラ
ツク幅のギヤツプを有する第1の記録再生兼用磁
気ヘツドと、前記第1の記録再生兼用磁気ヘツド
のトラツク幅と略等しいトラツク幅を有している
と共に前記第1の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤ
ツプと所定間隔を有して平行に配置されているギ
ヤツプを備えた第2の記録再生兼用磁気ヘツド
と、前記第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツド
のギヤツプに対応する記録媒体に於けるトラツク
の幅を減少するように前記トラツクの一方の縁を
消去する第1の消去ギヤツプと前記トラツクの他
方の縁を消去する第2の消去ギヤツプとを備え且
つ前記第1及び第2の消去ギヤツプが前記第1の
記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプと前記第2の
記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプとの間に配置
されている単数又は複数の消去ヘツドからなる消
去ヘツド装置と、から成る磁気記録再生ヘツド装
置に係わるものである。
ツク幅のギヤツプを有する第1の記録再生兼用磁
気ヘツドと、前記第1の記録再生兼用磁気ヘツド
のトラツク幅と略等しいトラツク幅を有している
と共に前記第1の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤ
ツプと所定間隔を有して平行に配置されているギ
ヤツプを備えた第2の記録再生兼用磁気ヘツド
と、前記第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツド
のギヤツプに対応する記録媒体に於けるトラツク
の幅を減少するように前記トラツクの一方の縁を
消去する第1の消去ギヤツプと前記トラツクの他
方の縁を消去する第2の消去ギヤツプとを備え且
つ前記第1及び第2の消去ギヤツプが前記第1の
記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプと前記第2の
記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプとの間に配置
されている単数又は複数の消去ヘツドからなる消
去ヘツド装置と、から成る磁気記録再生ヘツド装
置に係わるものである。
上記本発明によれば、記録媒体が第1の方向に
走行している時には、第1の記録再生兼用磁気ヘ
ツドのギヤツプによつて情報を記録し、第2の記
録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプによつて例えば
チエツク等のための再生を行うことが可能であ
り、また記録媒体が第1の方向と反対の第2の方
向に走行している時には、第2の記録再生兼用磁
気ヘツドのギヤツプによつて情報を記録し、第1
の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプによつて例
えばチエツク等のための再生を行うことが可能で
ある。そして、この磁気ヘツド装置に於いては、
第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツ
プに対応するトラツクの一方の縁と他方の縁とが
第1及び第2の消去ギヤツプによつて消去されて
トラツク幅が狭くされる。この結果、消去ギヤツ
プによつて消去されたトラツク幅範囲でトラツク
の位置ずれが生じても、再生出力レベル等の電磁
変換特性の変化が生じない。上述の如き効果は、
第1図に示すようなギヤツプのトラツク幅を有す
る複合磁気ヘツドの効果と実質的に等しいが、本
発明では2つの記録再生兼用磁気ヘツドと2つの
消去ギヤツプでトラツク位置ずれの問題を解決す
ることが可能であるのに対し、第1図では同様な
問題を解決するのに2つの再生ヘツドと1つの記
録ヘツドとを使用しなければならない。ところ
で、消去ヘツドは記録情報を消去する機能さえ有
していれば良いので、記録ヘツド、再ヘツド、記
録再生兼用ヘツド等と比較すると大幅に低コスト
である。従つて、本発明の磁気ヘツド装置は第1
図のヘツドに比較して低コストとなる。
走行している時には、第1の記録再生兼用磁気ヘ
ツドのギヤツプによつて情報を記録し、第2の記
録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプによつて例えば
チエツク等のための再生を行うことが可能であ
り、また記録媒体が第1の方向と反対の第2の方
向に走行している時には、第2の記録再生兼用磁
気ヘツドのギヤツプによつて情報を記録し、第1
の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプによつて例
えばチエツク等のための再生を行うことが可能で
ある。そして、この磁気ヘツド装置に於いては、
第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツ
プに対応するトラツクの一方の縁と他方の縁とが
第1及び第2の消去ギヤツプによつて消去されて
トラツク幅が狭くされる。この結果、消去ギヤツ
プによつて消去されたトラツク幅範囲でトラツク
の位置ずれが生じても、再生出力レベル等の電磁
変換特性の変化が生じない。上述の如き効果は、
第1図に示すようなギヤツプのトラツク幅を有す
る複合磁気ヘツドの効果と実質的に等しいが、本
発明では2つの記録再生兼用磁気ヘツドと2つの
消去ギヤツプでトラツク位置ずれの問題を解決す
ることが可能であるのに対し、第1図では同様な
問題を解決するのに2つの再生ヘツドと1つの記
録ヘツドとを使用しなければならない。ところ
で、消去ヘツドは記録情報を消去する機能さえ有
していれば良いので、記録ヘツド、再ヘツド、記
録再生兼用ヘツド等と比較すると大幅に低コスト
である。従つて、本発明の磁気ヘツド装置は第1
図のヘツドに比較して低コストとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
述べる。
述べる。
第2図〜第4図に示す本発明の第1の実施例に
係わるデジタル記録再生用の複合型磁気記録再生
ヘツド装置に於いては、4トラツク分の磁気ヘツ
ドが一体に構成されている。即ち第4図に示す磁
気テープ10の第1、第2、第3、及び第4トラ
ツク11,12,13,14の夫々に第2図に示
すように第1の記録再生兼用磁気ヘツド15,1
6,17,18と第2の記録再生兼用磁気ヘツド
19,20,21,22とが配置され、更に第1
の記録再生兼用磁気ヘツドド15〜18と第2の
記録再生兼用磁気ヘツド19〜22との間に第
1、第2、第3、第4、及び第5の消去ヘツド2
3,24,25,26,27が配置され、これ等
がシールド板28で互にシールドされて鎖線で示
すカバー29に収容され合成樹脂又はガラス等の
絶縁物で一体化されている。
係わるデジタル記録再生用の複合型磁気記録再生
ヘツド装置に於いては、4トラツク分の磁気ヘツ
ドが一体に構成されている。即ち第4図に示す磁
気テープ10の第1、第2、第3、及び第4トラ
ツク11,12,13,14の夫々に第2図に示
すように第1の記録再生兼用磁気ヘツド15,1
6,17,18と第2の記録再生兼用磁気ヘツド
19,20,21,22とが配置され、更に第1
の記録再生兼用磁気ヘツドド15〜18と第2の
記録再生兼用磁気ヘツド19〜22との間に第
1、第2、第3、第4、及び第5の消去ヘツド2
3,24,25,26,27が配置され、これ等
がシールド板28で互にシールドされて鎖線で示
すカバー29に収容され合成樹脂又はガラス等の
絶縁物で一体化されている。
各ヘツド15〜27は第3図から明らかなよう
に、コアー30と巻線31とから成り、ギヤツプ
A1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4,C1,C2,
C3,C4,C5を有する。各トラツクの右側に配置
された第1の記録再生兼用磁気ヘツド15〜18
に対応した第1の記録再生兼用ギヤツプA1〜A4
は、テープ10の走行方向に直交する方向に一列
に配され、且つ第4図に示す如く夫々トラツク幅
Wとなるように形成されている。また各トラツク
の左側に配置された第2の記録再生兼用磁気ヘツ
ド19〜22に対応した第2の記録再生兼用ギヤ
ツプB1〜B4は、一方のギヤツプA1〜A4に平行に
配置され、且つトラツク幅Wとなるように夫々形
成されている。
に、コアー30と巻線31とから成り、ギヤツプ
A1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4,C1,C2,
C3,C4,C5を有する。各トラツクの右側に配置
された第1の記録再生兼用磁気ヘツド15〜18
に対応した第1の記録再生兼用ギヤツプA1〜A4
は、テープ10の走行方向に直交する方向に一列
に配され、且つ第4図に示す如く夫々トラツク幅
Wとなるように形成されている。また各トラツク
の左側に配置された第2の記録再生兼用磁気ヘツ
ド19〜22に対応した第2の記録再生兼用ギヤ
ツプB1〜B4は、一方のギヤツプA1〜A4に平行に
配置され、且つトラツク幅Wとなるように夫々形
成されている。
第1〜第5の消去ヘツド23〜27に対応する
消去ギヤツプC1〜C5は右側に配列された第1の
記録再生兼用ギヤツプA1〜A4と左側に配列され
た第2の記録再生兼用ギヤツプB1〜B4との中間
においてテープ走行方向と直交するように一列に
配置されている。そして、磁気テープ10の上下
両端の第1及び第5の消去ギヤツプC1及びC5の
トラツク幅は夫々W4に設定され、第2、第3、
第4の消去ギヤツプC2,C3,C4のトラツク幅は
夫々W5に設定されている。そして、各トラツク
に於ける第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツド
15〜22のギヤツプA1〜A4、B1〜B4によるト
ラツクの一方の縁を幅W1だけ消去し、他方の縁
を幅W2だけ消去するように配置されている。更
に詳細には、各消去ギヤツプC1〜C5の相互間隔
が記録再生兼用ギヤツプのトラツク幅Wよりも小
さいW3に設定されている。尚この実施例ではW1
=W2に設定されているので、トラツクの上端の
消去幅と下端の消去幅とは等しい。
消去ギヤツプC1〜C5は右側に配列された第1の
記録再生兼用ギヤツプA1〜A4と左側に配列され
た第2の記録再生兼用ギヤツプB1〜B4との中間
においてテープ走行方向と直交するように一列に
配置されている。そして、磁気テープ10の上下
両端の第1及び第5の消去ギヤツプC1及びC5の
トラツク幅は夫々W4に設定され、第2、第3、
第4の消去ギヤツプC2,C3,C4のトラツク幅は
夫々W5に設定されている。そして、各トラツク
に於ける第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツド
15〜22のギヤツプA1〜A4、B1〜B4によるト
ラツクの一方の縁を幅W1だけ消去し、他方の縁
を幅W2だけ消去するように配置されている。更
に詳細には、各消去ギヤツプC1〜C5の相互間隔
が記録再生兼用ギヤツプのトラツク幅Wよりも小
さいW3に設定されている。尚この実施例ではW1
=W2に設定されているので、トラツクの上端の
消去幅と下端の消去幅とは等しい。
上述の如く構成された複合磁気ヘツドを使用
し、例えば磁気テープ10を第4図の矢印32で
示す正方向に走行させて第1トラツク11にデー
タを記録する場合には、先行する右側の第1の記
録再生兼用磁気ヘツド15を記録ヘツドとして使
用し、そのギヤツプA1でトラツク幅Wの記録を
行うと共に、少なくとも第1及び第2の消去ヘツ
ド23,24を動作させてギヤツプC1,C2でギ
ヤツプA1のトラツクの一方の縁をW1、他方の縁
をW2だけ消去し、記録トラツク幅をWからW3に
狭める。そして、左側の第2の記録再生兼用磁気
ヘツド19を再生ヘツドとして使用し、狭められ
たトラツク幅W3の記録信号を読み取つて記録状
態のチエツクを行う。今、第1トラツクの記録に
ついて述べたが、他のトラツクに於いても同様に
記録を行う。
し、例えば磁気テープ10を第4図の矢印32で
示す正方向に走行させて第1トラツク11にデー
タを記録する場合には、先行する右側の第1の記
録再生兼用磁気ヘツド15を記録ヘツドとして使
用し、そのギヤツプA1でトラツク幅Wの記録を
行うと共に、少なくとも第1及び第2の消去ヘツ
ド23,24を動作させてギヤツプC1,C2でギ
ヤツプA1のトラツクの一方の縁をW1、他方の縁
をW2だけ消去し、記録トラツク幅をWからW3に
狭める。そして、左側の第2の記録再生兼用磁気
ヘツド19を再生ヘツドとして使用し、狭められ
たトラツク幅W3の記録信号を読み取つて記録状
態のチエツクを行う。今、第1トラツクの記録に
ついて述べたが、他のトラツクに於いても同様に
記録を行う。
上述の如く記録された第1トラツク11のデー
タを、同一の装置又は互換性を有する別の装置で
読み取る時には、テープ10を記録時と同様に矢
印32で示す正方向に走行させ、例えば左側の第
2の記録再生兼用磁気ヘツド19を再生ヘツドと
して使用してトラツク幅WのギヤツプB1でトラ
ツク幅W3の記録を読み取る。この場合、記録ト
ラツク幅W3よりもギヤツプB1による再生トラツ
ク幅Wの方が大きいので、トラツクの位置ずれ即
ち記録トラツクと再生ギヤツプB1との相対的位
置関係のずれが多少生じたとしても、記録トラツ
クが再生トラツクに含まれる範囲であれば、再生
レベル等の電磁変換特性は、トラツクの位置ずれ
に実質的に無関係になる。
タを、同一の装置又は互換性を有する別の装置で
読み取る時には、テープ10を記録時と同様に矢
印32で示す正方向に走行させ、例えば左側の第
2の記録再生兼用磁気ヘツド19を再生ヘツドと
して使用してトラツク幅WのギヤツプB1でトラ
ツク幅W3の記録を読み取る。この場合、記録ト
ラツク幅W3よりもギヤツプB1による再生トラツ
ク幅Wの方が大きいので、トラツクの位置ずれ即
ち記録トラツクと再生ギヤツプB1との相対的位
置関係のずれが多少生じたとしても、記録トラツ
クが再生トラツクに含まれる範囲であれば、再生
レベル等の電磁変換特性は、トラツクの位置ずれ
に実質的に無関係になる。
本実施例の複合磁気ヘツドによれば、上述のよ
うなトラツク位置ずれの影響を受けない記録再生
が可能になる他に、第5図に示すような記録再生
方式が可能になる。即ち各トラツク11,12,
13,14に対応して第1及び第2の記録再生兼
用磁気ヘツド15〜22が設けられているので、
テープ走行方向をテープ端部で自動反転させると
共に、ヘツドを切換回路で順次に選択接続するこ
とによつて、第1トラツク11では矢印で示すよ
うに右から左に記録再生し、第2トラツク12で
は左から右に記録再生し、第3トラツク13では
右から左に記録再生し、第4トラツク14では左
から右に記録再生することが可能になる。また第
6図で矢印で示すように全部のトラツク11〜1
4で右から左に記録再生する場合にも、この複合
磁気ヘツドを使用することが可能である。
うなトラツク位置ずれの影響を受けない記録再生
が可能になる他に、第5図に示すような記録再生
方式が可能になる。即ち各トラツク11,12,
13,14に対応して第1及び第2の記録再生兼
用磁気ヘツド15〜22が設けられているので、
テープ走行方向をテープ端部で自動反転させると
共に、ヘツドを切換回路で順次に選択接続するこ
とによつて、第1トラツク11では矢印で示すよ
うに右から左に記録再生し、第2トラツク12で
は左から右に記録再生し、第3トラツク13では
右から左に記録再生し、第4トラツク14では左
から右に記録再生することが可能になる。また第
6図で矢印で示すように全部のトラツク11〜1
4で右から左に記録再生する場合にも、この複合
磁気ヘツドを使用することが可能である。
上述から明らかなように、本実施例では記録再
生兼用磁気ヘツド15〜22と、比較的安価な消
去ヘツド23〜27との組み合せで、トラツクの
位置ずれによつて生じる再生出力レベルの変動等
を防止するようにしたので、第1図の複合ヘツド
に比較してコストが安くなる。
生兼用磁気ヘツド15〜22と、比較的安価な消
去ヘツド23〜27との組み合せで、トラツクの
位置ずれによつて生じる再生出力レベルの変動等
を防止するようにしたので、第1図の複合ヘツド
に比較してコストが安くなる。
また複数トラツクに対応して複数のヘツドを配
置すると共に、各トラツクに第1の記録再生兼用
磁気ヘツド15〜18と第2の記録再生兼用磁気
ヘツド19〜22との両方を配置したので、第5
図及び第6図に示す記録再生方式の両方に使用す
ることが可能になり、利用範囲の広い複合磁気ヘ
ツドを提供することが出来る。
置すると共に、各トラツクに第1の記録再生兼用
磁気ヘツド15〜18と第2の記録再生兼用磁気
ヘツド19〜22との両方を配置したので、第5
図及び第6図に示す記録再生方式の両方に使用す
ることが可能になり、利用範囲の広い複合磁気ヘ
ツドを提供することが出来る。
次に、本発明の別の実施例に係わる複合磁気ヘ
ツドを示す第7図について述べる。但し、符号1
0〜14、A1〜A4、B1〜B4、W〜W4で示すもの
は、第4図で同一符号で示すものと実質的に同一
であるので、その説明を省略する。この実施例で
は、消去ギヤツプC1〜C8が各トラツク11〜1
4に独立に2個づつ配されている。即ち8個の消
去ヘツドによつて8個の消去ギヤツプC1〜C8を
設け、各トラツクの一方の縁を幅W1、他方の縁
を幅W2だけ消去するように構成されている。こ
のように構成すれば消去ヘツドの数が第4図より
も多くなるが、第4図と同様な作用効果を得るこ
とが出来る。
ツドを示す第7図について述べる。但し、符号1
0〜14、A1〜A4、B1〜B4、W〜W4で示すもの
は、第4図で同一符号で示すものと実質的に同一
であるので、その説明を省略する。この実施例で
は、消去ギヤツプC1〜C8が各トラツク11〜1
4に独立に2個づつ配されている。即ち8個の消
去ヘツドによつて8個の消去ギヤツプC1〜C8を
設け、各トラツクの一方の縁を幅W1、他方の縁
を幅W2だけ消去するように構成されている。こ
のように構成すれば消去ヘツドの数が第4図より
も多くなるが、第4図と同様な作用効果を得るこ
とが出来る。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明は上述の実施例に限定されるものではなく、更
に変形可能なものである。例えば、1つの消去ヘ
ツドに複数の消去ギヤツプを設けてもよい。即ち
消去ギヤツプC1とC2とを同一の消去ヘツドに設
け、共通の巻線で消去磁束を発生するようにして
もよい。
明は上述の実施例に限定されるものではなく、更
に変形可能なものである。例えば、1つの消去ヘ
ツドに複数の消去ギヤツプを設けてもよい。即ち
消去ギヤツプC1とC2とを同一の消去ヘツドに設
け、共通の巻線で消去磁束を発生するようにして
もよい。
第1図は従来の複合磁気ヘツドを示す正面図、
第2図は本発明の実施例に係わる複合磁気ヘツド
を示す正面図、第3図は第2図の複合磁気ヘツド
の分解斜視図、第4図は第2図の複合磁気ヘツド
のギヤツプとトラツクとの関係を示す正面図、第
5図は第2図の複合磁気ヘツドを使用した記録再
生方式を説明するためのテープの正面図、第6図
は第2図の複合磁気ヘツドを使用した記録再生方
式の別の例を示すためのテープの正面図である。
第7図は本発明の別の実施例に係わる複合磁気ヘ
ツドのギヤツプとトラツクとの関係を示す正面図
である。 尚図面に用いられている符号に於いて、11は
第1トラツク、12は第2トラツク、13は第3
トラツク、14は第4トラツク、15,16,1
7,18は第1の記録再生兼用磁気ヘツド、1
9,20,21,22は第2の記録再生兼用磁気
ヘツド、23は第1の消去ヘツド、24は第2の
消去ヘツド、25は第3の消去ヘツド、26は第
4の消去ヘツド、27は第5の消去ヘツド、
A1,A2,A3,A4は第1の記録再生兼用ギヤツ
プ、B1,B2,B3,B4は第2の記録再生兼用ギヤ
ツプ、C1,C2,C3,C4は消去ギヤツプである。
第2図は本発明の実施例に係わる複合磁気ヘツド
を示す正面図、第3図は第2図の複合磁気ヘツド
の分解斜視図、第4図は第2図の複合磁気ヘツド
のギヤツプとトラツクとの関係を示す正面図、第
5図は第2図の複合磁気ヘツドを使用した記録再
生方式を説明するためのテープの正面図、第6図
は第2図の複合磁気ヘツドを使用した記録再生方
式の別の例を示すためのテープの正面図である。
第7図は本発明の別の実施例に係わる複合磁気ヘ
ツドのギヤツプとトラツクとの関係を示す正面図
である。 尚図面に用いられている符号に於いて、11は
第1トラツク、12は第2トラツク、13は第3
トラツク、14は第4トラツク、15,16,1
7,18は第1の記録再生兼用磁気ヘツド、1
9,20,21,22は第2の記録再生兼用磁気
ヘツド、23は第1の消去ヘツド、24は第2の
消去ヘツド、25は第3の消去ヘツド、26は第
4の消去ヘツド、27は第5の消去ヘツド、
A1,A2,A3,A4は第1の記録再生兼用ギヤツ
プ、B1,B2,B3,B4は第2の記録再生兼用ギヤ
ツプ、C1,C2,C3,C4は消去ギヤツプである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定トツク幅のギヤツプを有する第1の記録
再生兼用磁気ヘツドと、 前記第1の記録再生兼用磁気ヘツドのトラツク
幅と略等しいトラツク幅を有していると共に前記
第1の記録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプと所定
間隔を有して平行に配置されているギヤツプを備
えた第2の記録再生兼用磁気ヘツドと、 前記第1及び第2の記録再生兼用磁気ヘツドの
ギヤツプに対応する記録媒体に於けるトラツクの
幅を減少するように前記トラツクの一方の縁を消
去する第1の消去ギヤツプと前記トラツクの他方
の縁を消去する第2の消去ギヤツプとを備え且つ
前記第1及び第2の消去ギヤツプが前記第1の記
録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプと前記第2の記
録再生兼用磁気ヘツドのギヤツプとの間に配置さ
れている消去ヘツド装置と、 から成る磁気記録再生ヘツド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1619180A JPS56114118A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Magnetic recording and reproducing head device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1619180A JPS56114118A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Magnetic recording and reproducing head device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56114118A JPS56114118A (en) | 1981-09-08 |
JPS6153763B2 true JPS6153763B2 (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=11909619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1619180A Granted JPS56114118A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Magnetic recording and reproducing head device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56114118A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62157313A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-13 | ソニー株式会社 | 往復記録再生ヘツド |
US4799115A (en) * | 1986-10-27 | 1989-01-17 | International Business Machines Corp. | Method and apparatus for tolerating track misregistration systems in twin track vertical recording systems |
-
1980
- 1980-02-13 JP JP1619180A patent/JPS56114118A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56114118A (en) | 1981-09-08 |
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