JPH05197919A - 複合型磁気ヘッド - Google Patents
複合型磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH05197919A JPH05197919A JP2896792A JP2896792A JPH05197919A JP H05197919 A JPH05197919 A JP H05197919A JP 2896792 A JP2896792 A JP 2896792A JP 2896792 A JP2896792 A JP 2896792A JP H05197919 A JPH05197919 A JP H05197919A
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- JP
- Japan
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- coil
- recording density
- magnetic head
- slider
- core
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録密度の異なる磁気記録媒体にそれぞれア
クセスでき、従来の低記録密度のＦＤＤにも組み込むこ
とができる、小型で、かつ組み立て工程が簡単である複
合型磁気ヘッドを提供すること。 【構成】 両側に設けられた２つのスライダに挟まれて
該スライダの挟む方向に並べられた、それぞれ記録密度
の異なる磁気媒体用の複数個のコアと、該コアの１つに
捲回されトラック方向に配置された読出し書込みコイル
とイレーズコイルと、これらコイルが捲回された２つの
ボビンと、複合型磁気ヘッドに組み込まれたすべてのコ
イルの導線を接続する複数個のピンをスライダの挟む方
向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に位置す
るとともにボビンと一体に形成された端子板とを具備し
ている。
クセスでき、従来の低記録密度のＦＤＤにも組み込むこ
とができる、小型で、かつ組み立て工程が簡単である複
合型磁気ヘッドを提供すること。 【構成】 両側に設けられた２つのスライダに挟まれて
該スライダの挟む方向に並べられた、それぞれ記録密度
の異なる磁気媒体用の複数個のコアと、該コアの１つに
捲回されトラック方向に配置された読出し書込みコイル
とイレーズコイルと、これらコイルが捲回された２つの
ボビンと、複合型磁気ヘッドに組み込まれたすべてのコ
イルの導線を接続する複数個のピンをスライダの挟む方
向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に位置す
るとともにボビンと一体に形成された端子板とを具備し
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの磁気記
憶装置に使用される複合型磁気ヘッドに関するものであ
り、特に記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の
高い磁気記録媒体双方の記録再生動作が自在な複合型磁
気ヘッドに関する。
憶装置に使用される複合型磁気ヘッドに関するものであ
り、特に記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の
高い磁気記録媒体双方の記録再生動作が自在な複合型磁
気ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータの磁気記憶装置に使用され
る磁気記憶媒体の記録密度は年々向上しており、磁気ヘ
ッドの構造も記録密度に対応した構造のものが開発され
る。従来の記録密度の低い記録フォ−マットの磁気記録
媒体用の磁気ヘッドは、図３および図４に示すように、
コア５に付けられた記録再生用コイル２と消去用コイル
４がスライダ１とスライダ６の間にはさまれて、組み立
てられている。なお、９は磁路を構成するバックバー、
１０および１１はそれぞれ記録再生用ギャップと消去用
ギャップである。この場合通常、記録再生用コイル２と
消去用コイル４は端子付ボビン７、８に巻き線したタイ
プが使われる。このうち記録再生用コイル２の端子付ボ
ビン７は、読出し時と書込み時で磁気記録媒体に与える
磁界の向きを変えるために、コイルに流す電流の向きを
切り替える必要がある。従って、最低３端子付ボビンが
使われる。また、消去用コイルの場合は、コイルに流す
電流を切り替える必要がないので、端子付きボビン８は
２端子付ボビンでもよい。
る磁気記憶媒体の記録密度は年々向上しており、磁気ヘ
ッドの構造も記録密度に対応した構造のものが開発され
る。従来の記録密度の低い記録フォ−マットの磁気記録
媒体用の磁気ヘッドは、図３および図４に示すように、
コア５に付けられた記録再生用コイル２と消去用コイル
４がスライダ１とスライダ６の間にはさまれて、組み立
てられている。なお、９は磁路を構成するバックバー、
１０および１１はそれぞれ記録再生用ギャップと消去用
ギャップである。この場合通常、記録再生用コイル２と
消去用コイル４は端子付ボビン７、８に巻き線したタイ
プが使われる。このうち記録再生用コイル２の端子付ボ
ビン７は、読出し時と書込み時で磁気記録媒体に与える
磁界の向きを変えるために、コイルに流す電流の向きを
切り替える必要がある。従って、最低３端子付ボビンが
使われる。また、消去用コイルの場合は、コイルに流す
電流を切り替える必要がないので、端子付きボビン８は
２端子付ボビンでもよい。
【０００３】この記録密度の低い記録フォ−マットの磁
気記録媒体用の磁気ヘッドは、コアのギャップ長が長い
ので、最近の４メガバイトあるいはそれ以上のトラック
幅の狭い高密度磁気記録媒体の記録再生には用いること
ができない。従って、高密度磁気記録媒体の記録再生を
行うには、磁気ヘッドのコアのギャップ長が短いものを
使わなければならない。
気記録媒体用の磁気ヘッドは、コアのギャップ長が長い
ので、最近の４メガバイトあるいはそれ以上のトラック
幅の狭い高密度磁気記録媒体の記録再生には用いること
ができない。従って、高密度磁気記録媒体の記録再生を
行うには、磁気ヘッドのコアのギャップ長が短いものを
使わなければならない。
【０００４】高密度磁気記録媒体の記録再生にも適用可
能な複合型の磁気ヘッドが既に開発されている。この複
合型の磁気ヘッドは、図５に示すように、低記録密度用
コア１５に取付けられた記録再生用コイル１２と消去用
コイル１４の隣に、高記録密度用のコア１６と記録再生
用コイル１３が設置された構造になっている。この場
合、記録密度の低い磁気記録媒体の記録再生には、低記
録密度用コア１５を使用し、記録密度の高い磁気記録媒
体の記録再生には高記録密度用コア１６を使用する。高
記録密度用コア１６は、高記録密度の磁気録媒体の幅の
狭いトラック上にデ−タの記録再生ができるように、コ
アのギャップ長が短くなっている。なお、図５におい
て、１７および１８はスライダ、１９および２０はバッ
クバー、２１はシールドである。
能な複合型の磁気ヘッドが既に開発されている。この複
合型の磁気ヘッドは、図５に示すように、低記録密度用
コア１５に取付けられた記録再生用コイル１２と消去用
コイル１４の隣に、高記録密度用のコア１６と記録再生
用コイル１３が設置された構造になっている。この場
合、記録密度の低い磁気記録媒体の記録再生には、低記
録密度用コア１５を使用し、記録密度の高い磁気記録媒
体の記録再生には高記録密度用コア１６を使用する。高
記録密度用コア１６は、高記録密度の磁気録媒体の幅の
狭いトラック上にデ−タの記録再生ができるように、コ
アのギャップ長が短くなっている。なお、図５におい
て、１７および１８はスライダ、１９および２０はバッ
クバー、２１はシールドである。
【０００５】図５に示す従来の複合型の磁気ヘッドは、
記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の高い磁気
記録媒体双方の記録再生が可能であるが、コイル用の端
子付ボビンを３つ用いているため、端子台も３つ必要で
あり、端子の並ぶ方向が３方向であり、図３、図４に示
す従来の磁気ヘッドと端子の向きが異なるとともに磁気
ヘッド全体の大きさが大きくなり、磁気ヘッドが搭載さ
れるフロッピイデイスク・ドライブ（以下、ＦＤＤ）の
小型化に対応することはできない。
記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の高い磁気
記録媒体双方の記録再生が可能であるが、コイル用の端
子付ボビンを３つ用いているため、端子台も３つ必要で
あり、端子の並ぶ方向が３方向であり、図３、図４に示
す従来の磁気ヘッドと端子の向きが異なるとともに磁気
ヘッド全体の大きさが大きくなり、磁気ヘッドが搭載さ
れるフロッピイデイスク・ドライブ（以下、ＦＤＤ）の
小型化に対応することはできない。
【０００６】小型化に対応するために、端子台を３つか
ら２つに減らし、１つの端子台に低記録密度用の記録再
生用コイルと消去用コイルを取付けてから、磁気ヘッド
を組み立てる方法及びその構造が、特開平３−２２４１
０９に開示されている。しかしながら、この従来例で
は、２つのコイルが取付けられた端子台をスライダに組
み込む際の位置決め固定が大変で、余計な工程と時間が
かかる欠点があった。
ら２つに減らし、１つの端子台に低記録密度用の記録再
生用コイルと消去用コイルを取付けてから、磁気ヘッド
を組み立てる方法及びその構造が、特開平３−２２４１
０９に開示されている。しかしながら、この従来例で
は、２つのコイルが取付けられた端子台をスライダに組
み込む際の位置決め固定が大変で、余計な工程と時間が
かかる欠点があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、記
録密度の異なる磁気記録媒体の記録再生が可能な、小型
で、かつ組み立て工程が簡単な複合型磁気ヘッドを提供
することである。
な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、記
録密度の異なる磁気記録媒体の記録再生が可能な、小型
で、かつ組み立て工程が簡単な複合型磁気ヘッドを提供
することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のような本発明の目
的を達成するために、本発明は、記録密度の異なる磁気
記憶媒体にそれぞれアクセスする複数組の磁気ヘッドを
一体に組み込んだ複合型磁気ヘッドにおいて、両側に設
けられた２つのスライダに挟まれて該スライダの挟む方
向に並べられた、それぞれ記録密度の異なる磁気媒体用
の複数個のコアと、該コアの１つに捲回されトラック方
向に配置された読出し書込みコイルとイレーズコイル
と、これらコイルが捲回された２つのボビンと、すべて
のコイルの導線を接続する複数個のピンをスライダの挟
む方向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に位
置するとともにこれらボビンと一体の端子板と、を具備
してなる複合型磁気ヘッドを提供する。
的を達成するために、本発明は、記録密度の異なる磁気
記憶媒体にそれぞれアクセスする複数組の磁気ヘッドを
一体に組み込んだ複合型磁気ヘッドにおいて、両側に設
けられた２つのスライダに挟まれて該スライダの挟む方
向に並べられた、それぞれ記録密度の異なる磁気媒体用
の複数個のコアと、該コアの１つに捲回されトラック方
向に配置された読出し書込みコイルとイレーズコイル
と、これらコイルが捲回された２つのボビンと、すべて
のコイルの導線を接続する複数個のピンをスライダの挟
む方向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に位
置するとともにこれらボビンと一体の端子板と、を具備
してなる複合型磁気ヘッドを提供する。
【０００９】
【作用】２つの端子板は、コアを挟む２つのスライダの
挟む方向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に
位置し、該端子板のピンもスライダの挟む方向に配列さ
れており、該端子の配列が小型のＦＤＤへの搭載構造と
酷似しているため、複合型磁気ヘッドは、小型なＦＤＤ
にも搭載可能である。
挟む方向に一列に配列しかつ２つのスライダの端部間に
位置し、該端子板のピンもスライダの挟む方向に配列さ
れており、該端子の配列が小型のＦＤＤへの搭載構造と
酷似しているため、複合型磁気ヘッドは、小型なＦＤＤ
にも搭載可能である。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１１】図１は本発明に係る複合型磁気ヘッドの一
実施例を示す分解図であり、さらに図２はその組み立て
後の外観斜視図を示す。図１および図２において、５１
は一方のスライダである。該スライダ５１には、後に述
べるコイルを嵌め込むための溝５１ａが設けられ、該溝
５１ａの上縁５１ｂにはバックバー５２が固着されてい
る。５３は書込み・読出し（Ｒ／Ｗ）コイルであり、上
部に４つのピン５３ｃを立設した端子板５３ｂを持つボ
ビン５３ａに導線が捲回されている。５４はイレーズコ
イルであり、Ｒ／Ｗコイル５３のボビンと同型のボビン
５４ａに導線が捲回されている。なお、このボビン５４
ａは、上部に４つのピン５４ｃを立設した端子板５４ｂ
を持っている。Ｒ／Ｗコイル５３は、読出し時と書込み
時でコイルに流す電流を切り替える必要があるため、最
低３端子は必要であり、このため４つのピン５３ｃのう
ちの３本にコイルから引き出された導線がそれぞれ接続
されている。また、イレーズコイル５４は、４つのピン
５４ｃのうちの２本にコイルから引き出された導線が接
続されている。
実施例を示す分解図であり、さらに図２はその組み立て
後の外観斜視図を示す。図１および図２において、５１
は一方のスライダである。該スライダ５１には、後に述
べるコイルを嵌め込むための溝５１ａが設けられ、該溝
５１ａの上縁５１ｂにはバックバー５２が固着されてい
る。５３は書込み・読出し（Ｒ／Ｗ）コイルであり、上
部に４つのピン５３ｃを立設した端子板５３ｂを持つボ
ビン５３ａに導線が捲回されている。５４はイレーズコ
イルであり、Ｒ／Ｗコイル５３のボビンと同型のボビン
５４ａに導線が捲回されている。なお、このボビン５４
ａは、上部に４つのピン５４ｃを立設した端子板５４ｂ
を持っている。Ｒ／Ｗコイル５３は、読出し時と書込み
時でコイルに流す電流を切り替える必要があるため、最
低３端子は必要であり、このため４つのピン５３ｃのう
ちの３本にコイルから引き出された導線がそれぞれ接続
されている。また、イレーズコイル５４は、４つのピン
５４ｃのうちの２本にコイルから引き出された導線が接
続されている。
【００１２】５５はコアで、１〜２Ｍバイト程度の記憶
容量を持つ記憶媒体に対するものであり、以後低記録密
度用コア５５と呼ぶことにする。該低記録密度用コア５
５には、Ｒ／Ｗギャップ５５ａとイレーズギャップ５５
ｂが設けられておりさらに、Ｒ／Ｗコイル５３とイレー
ズコイル５４が嵌め込まれる。５６はコアで１３Ｍバイ
ト程度の記憶容量を持つ記憶媒体に対するものであり、
以後高記録密度用コア５６と呼ぶことにする。該高記録
密度用コア５６には、Ｒ／Ｗギャップ５６ａが設けられ
ている。５７は高記録密度用Ｒ／Ｗコイルであり、中割
れのボビンに導線が捲回されている。
容量を持つ記憶媒体に対するものであり、以後低記録密
度用コア５５と呼ぶことにする。該低記録密度用コア５
５には、Ｒ／Ｗギャップ５５ａとイレーズギャップ５５
ｂが設けられておりさらに、Ｒ／Ｗコイル５３とイレー
ズコイル５４が嵌め込まれる。５６はコアで１３Ｍバイ
ト程度の記憶容量を持つ記憶媒体に対するものであり、
以後高記録密度用コア５６と呼ぶことにする。該高記録
密度用コア５６には、Ｒ／Ｗギャップ５６ａが設けられ
ている。５７は高記録密度用Ｒ／Ｗコイルであり、中割
れのボビンに導線が捲回されている。
【００１３】なお、該高記録密度用Ｒ／Ｗコイル５７を
高記録密度用コア５６に取り付ける方法を示す。まず、
高記録密度用コア５６の窓５６ｂにボビンのみを図２の
矢印方向に差し込み、導線をボビンに捲回する。
高記録密度用コア５６に取り付ける方法を示す。まず、
高記録密度用コア５６の窓５６ｂにボビンのみを図２の
矢印方向に差し込み、導線をボビンに捲回する。
【００１４】５８は高記録密度用のコイル部分と低記録
密度用のコイル部分とを磁気的に遮蔽するシールドであ
る。５９はスライダであり、内側にコイルを嵌め込むた
めの溝５９ａが形成されている。
密度用のコイル部分とを磁気的に遮蔽するシールドであ
る。５９はスライダであり、内側にコイルを嵌め込むた
めの溝５９ａが形成されている。
【００１５】次に組み立てについて説明する。低記録密
度用コア５５にＲ／Ｗコイル５３とイレーズコイル５４
を嵌める込んだものをスライダ５１に押し付け、Ｒ／Ｗ
コイル５３とイレーズコイル５４の半身を溝５１ａに挿
入し、端子板５３ｂと端子板５４ｂの端部を上縁５１ｂ
の両端に位置させる。
度用コア５５にＲ／Ｗコイル５３とイレーズコイル５４
を嵌める込んだものをスライダ５１に押し付け、Ｒ／Ｗ
コイル５３とイレーズコイル５４の半身を溝５１ａに挿
入し、端子板５３ｂと端子板５４ｂの端部を上縁５１ｂ
の両端に位置させる。
【００１６】一方、高記録密度用コア５６に取り付けら
れた高記録密度用Ｒ／Ｗコイル５７の半身をスライダ５
９の溝５９ａに嵌め込む。そして、コイルが組み込まれ
たスライダ５１とスライダ５９とを、シールド５８を挟
んで一体化する。図２は組み立てられた状態を示す斜視
図である。図１および図２において、５７ａと５７ｂは
高記録密度用Ｒ／Ｗコイル５７の引き出し線であり、５
７ｃは中間タップである。図２の状態から引き出し線５
７ａと中間タップ５７ｂを、導線が接続されていない２
つのピン５４ｃに接続し、引出し線５７ｂを導線が接続
されていないピン５３ｃに接続する。
れた高記録密度用Ｒ／Ｗコイル５７の半身をスライダ５
９の溝５９ａに嵌め込む。そして、コイルが組み込まれ
たスライダ５１とスライダ５９とを、シールド５８を挟
んで一体化する。図２は組み立てられた状態を示す斜視
図である。図１および図２において、５７ａと５７ｂは
高記録密度用Ｒ／Ｗコイル５７の引き出し線であり、５
７ｃは中間タップである。図２の状態から引き出し線５
７ａと中間タップ５７ｂを、導線が接続されていない２
つのピン５４ｃに接続し、引出し線５７ｂを導線が接続
されていないピン５３ｃに接続する。
【００１７】これにより、図２の本願発明の一実施例の
組み立て後の磁気ヘッドは、高記録密度用の記録再生用
コイル３が完全に２つのスライダの間に収まり、図３の
従来の低記録密度用の磁気ヘッドと同様なコンパクトな
大きさになる。また、その組み立て工程は、高記録密度
用のＲ／Ｗコイル５７の高記録密度用コア５６への取付
け、および端子無しボビンに巻かれた高記録密度用のＲ
／Ｗコイル５７の３本のリ−ド線を２つの端子板の余っ
た３つのピンに取付けること以外、ほとんどそのまま従
来の低記録密度用の磁気ヘッドの工程を利用できる利点
がある。
組み立て後の磁気ヘッドは、高記録密度用の記録再生用
コイル３が完全に２つのスライダの間に収まり、図３の
従来の低記録密度用の磁気ヘッドと同様なコンパクトな
大きさになる。また、その組み立て工程は、高記録密度
用のＲ／Ｗコイル５７の高記録密度用コア５６への取付
け、および端子無しボビンに巻かれた高記録密度用のＲ
／Ｗコイル５７の３本のリ−ド線を２つの端子板の余っ
た３つのピンに取付けること以外、ほとんどそのまま従
来の低記録密度用の磁気ヘッドの工程を利用できる利点
がある。
【００１８】以上、本発明を上記の実施例によって説明
したが、本発明は上記実施例に限られるものではなく、
これらの変形や応用を本発明の範囲から除外するもので
はない。
したが、本発明は上記実施例に限られるものではなく、
これらの変形や応用を本発明の範囲から除外するもので
はない。
【００１９】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
複合型磁気ヘッドは、小型なＦＤＤにも搭載可能な、小
型で、記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の高
い磁気記録媒体双方の記録再生が可能であり、かつ組み
立て工程が従来の低記録密度用の磁気ヘッドと同様に簡
単であるほか、端子板がボビンと一体に形成されている
ので、組み立ての際自動的に端子板の位置付けができる
など、従来の複合型磁気ヘッドには見られない、本願発
明独特の効果を有する。
複合型磁気ヘッドは、小型なＦＤＤにも搭載可能な、小
型で、記録密度の低い磁気記録媒体および記録密度の高
い磁気記録媒体双方の記録再生が可能であり、かつ組み
立て工程が従来の低記録密度用の磁気ヘッドと同様に簡
単であるほか、端子板がボビンと一体に形成されている
ので、組み立ての際自動的に端子板の位置付けができる
など、従来の複合型磁気ヘッドには見られない、本願発
明独特の効果を有する。
【図１】本発明に係る複合型磁気ヘッドの一実施例を示
す分解図である。
す分解図である。
【図２】本発明に係る複合型磁気ヘッドの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】従来の磁気ヘッドの分解図である。
【図４】従来の磁気ヘッドの斜視図である。
【図５】従来の複合型磁気ヘッドの分解斜視図である。
５１・・・スライダ ５１ａ・・溝 ５１ｂ・・上縁 ５２・・・バックバー ５３・・・Ｒ／Ｗコイル ５３ａ・・ボビン５３ ５３ｂ・・端子板 ５３ｃ・・ピン ５４・・・イレーズコイル ５４ａ・・ボビン５３ ５４ｂ・・端子板 ５４ｃ・・ピン ５５・・・低記録密度用コア ５５ａ・・Ｒ／Ｗギャップ ５５ｂ・・イレーズギャップ ５６・・・高記録密度用コア ５６ａ・・Ｒ／Ｗギャップ ５７・・・高記録密度用Ｒ／Ｗコイル ５７ａ、５７ｃ・・引き出し線 ５７ｂ・・中間タップ ５８・・・シールド ５９・・・スライダ
Claims (1)
- 【請求項１】記録密度の異なる磁気記憶媒体にそれぞれ
アクセスする複数組の磁気ヘッドを一体に組み込んだ複
合型磁気ヘッドにおいて、両側に設けられた２つのスラ
イダに挟まれて該スライダの挟む方向に並べられた、そ
れぞれ記録密度の異なる磁気媒体用の複数個のコアと、
該コアの１つに捲回されトラック方向に配置された読出
し書込みコイルとイレーズコイルと、これらコイルが捲
回された２つのボビンと、すべてのコイルの導線を接続
する複数個のピンをスライダの挟む方向に一列に配列し
かつ２つのスライダの端部間に位置するとともにこれら
ボビンと一体の端子板と、を具備してなる複合型磁気ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2896792A JP2873415B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 複合型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2896792A JP2873415B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 複合型磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05197919A true JPH05197919A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2873415B2 JP2873415B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12263186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2896792A Expired - Fee Related JP2873415B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 複合型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873415B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304419B1 (en) * | 1998-02-20 | 2001-10-16 | Sony Corporation | Magnetic head device and recording medium drive |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP2896792A patent/JP2873415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6304419B1 (en) * | 1998-02-20 | 2001-10-16 | Sony Corporation | Magnetic head device and recording medium drive |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2873415B2 (ja) | 1999-03-24 |
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