JP2951986B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘツドに関し、特に磁気記録媒体として
の磁気デイスクに対して情報の記録または再生を行なう
磁気ヘツドに関するものである。
〔従来の技術〕
第8図〜第10図はこの種の磁気ヘツドとして磁気記録
媒体のフロツピーデイスクに情報の記録再生を行なうフ
ロツピーデイスクドライブ装置に用いられる従来の磁気
ヘツドの構造を説明するものである。
第8図は従来の磁気ヘツド本体の構造を示す図であ
り、同図において、符号1はコアアツセンブリであり、
記録再生用の磁気回路(所謂磁気コアであり、以下記録
再生コアと呼ぶ)2と、記録トラツクの両端を消去す
る、即ち所謂トンネル消去を行なう消去用の磁気回路
(同様に所謂磁気コアであり、以下消去コアと呼ぶ)4
を間隔板6を介して接合した結合体として構成されてい
る。
記録再生コア2は、記録再生ギヤツプ3を介してT字
形の第1のコア2aと、I字形の第2のコア2hを接合し、
さらにコア2a,2bの後端部にこれらを磁気的に連結する
第3のコアであるバツクコア15を接合して構成される。
また、消去コア4は、消去ギヤツプ5・5′を介して
同様にT字形の第1のコア4aとI字形の第2のコア4bを
接合し、さらにコア4a,4bの後端部に第3のコアである
バツクコア16を接合して構成される。
但し、記録再生コア2、消去コア4はそれぞれのバツ
クコア15,16を接合する以前に互いに間隔板6を介して
コアアツセンブリ1として結合され、その両側に非磁性
のスライダ7,8が接着剤あるいはガラス溶着などにより
接合される。
スライダ7,8は両コア2,4とともに不図示の磁気デイス
クに摺接して両コア2,4の摺接を安定化し、両コア2,4を
保護するものであり、セラミツクスなどから形成されて
いる。
また、これらのスライダ7,8は切り欠き部7b,8bを有
し、ほぼL字形の断面のブロツク状に形成されている。
そしてスライダ7,8はそれぞれコアアツセンブリ1に対
向する側面において切り欠き部7b,8bに対し図中し図中
上方に位置する端部の突出面を接合面7a,8aとしてコア
アツセンブリ1の上端部の両側面に接着剤あるいはガラ
ス溶着によって接合される。
そしてこの接合後にコアアツセンブリ1のコア2a,4a
のそれぞれに、記録再生用のコイル10を巻回したコイル
ボビン9と、消去用のコイル13を巻回したコイルボビン
12を嵌め込み、しかる後にコアアツセンブリ1のコア2
a,2b,4a,4bの後端部に、間隔板17を介して接合されたバ
ツクコア15,16を接着により接合して第8図に示す磁気
ヘツド本体18が構成される。
なお、上述のコイルボビン9,12はそれぞれ穴9a,12aを
有する角筒状の本体の両端にコイル10,13の巻き幅を規
制するフランジ9b,12bを形成した構造となっている。
第9図は第8図の磁気ヘツド本体18を有する磁気ヘツ
ド全体の斜視図であり、第10図は第9図の磁気ヘツド全
体を後面よりみた斜視図である。これらの図面に示すよ
うに、磁気ヘツド本体18をステンレスやりん青銅から成
る支持板19上の所定位置に位置決めして固定し、外部回
路導出用のフレキシブルプリント基板20を支持板19に結
合し、コイル端末10a,13aのそれぞれを同プリント基板2
0の接続部20aに接続して磁気ヘツド21が構成される。
そして、このようにして構成された磁気ヘツド21は、
図示しない周知のデイスクドライブ装置内において、ヘ
ツドキヤリツジ上に支持板19を固定することによって取
り付けられ、第8図、第9図におけるヘツド本体18の上
面の記録媒体の摺動面として磁気デイスクに摺接して記
録再生を行なうものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが第8図〜第10図に示す如き構造の磁気ヘツド
にあっては、プリント基板20の接続部20aにコイル端末1
0a,13aのそれぞれを半田付けにより接続することになる
が、それぞれのコイル端末10a・13aと接続部20aの位置
合わせが必要となり、コイル端末10a,13aの接続部20aへ
の半田付けを行なう際にかなりの作業時間を要する結果
となっている。
また、プリント基板20の接続部20aに半田付けで長時
間熱を加えると接続部20aが剥れてしまうため、作業上
非常に難しい工程となっており、作業の合理化・工程の
合理化のうえで問題となっていた。
また、後述する複合機能をもつ構造の磁気ヘツドにお
いてはコイル端末の数も多く、上記の問題は更に大きく
なる。またはスペース上も余裕がなく製品化のうえで支
障をきたす大きな問題となっていた。この対策として、
コイルボビン9・12に端子部を設けたボビン端子タイプ
の磁気ヘツドが提案されている。
第11図〜第13図にこのボビン端子タイプの磁気ヘツド
の従来例を示す。尚、第11図〜第13図に於いて第8図〜
第10図で共通する部分には同一符号を付しその説明は省
略する。
第11図はこのボビン端子タイプの磁気ヘツド本体を示
す図であり、図示の如くコアアツセンブリ1のコア2a,4
aのそれぞれに嵌め込むコイルボビン9,12はフランジ9b,
12bの一端に端子保持部9c,12c形成してあり、この端子
保持部9c,12cに導電材料により成る端子9d,12dを複数本
植設した構造となっている。
コイルボビン9・12には記録再生コイル10をコイルボ
ビン9に巻回し、消去コイル13をコイルボビン12に巻き
回した後、それぞれのコイル端末10a,13aを端子9d,12d
に配置に応じて複数回巻け付けて半田付けを行なってお
く。
一方、スライダ7,8にはコイルボビンの端子保持部9c,
12cの逃げ部となる切り欠き7c,8cを設けておくととも
に、コアアツセンブリ1とスライダ7,8の接着面積を大
きくし、これらの接合強度を向上させ、支持板19との接
合強度を向上させる補強部7d,8dを設けてあり、第8図
〜第10図と同様に組立て、磁気ヘツド本体18が構成され
る。
第12図は第11図に示す磁気ヘツド本体を支持板上に取
付けた状態を示す後面斜視図であり、図示の如く磁気ヘ
ツド本体18を支持板19上に位置出しして固定する。支持
板19にはバツクコア15,16の逃げ部19aに連続して端子9
d,12dの逃げ穴19bが設けており、前記コイルボビン9,12
の端子9d,12dがこの逃げ穴19bを通過して支持板19の後
面(磁気ヘッド本体の摺動面が配置される側の反対面)
に配置される。
第13図は第12図に示す支持板19にプリント基板を取付
けた状態の磁気ヘツドを示す後面斜視図であり、図示の
如くプリント基板20には、前記端子9d,12dに対応した位
置に接続部20aが複数配置されるとともに、接続部20aに
は端子9d,12dが挿通する穴20bが形成されており、端子9
d,12dと接続部20aが半田付け等により接続して磁気ヘツ
ド21が構成される。
このようなボビン端子タイプの磁気ヘツドにあって、
コイル端末10a,13aと接続部20aの接続は容易となる。し
かし、コイルボビン9,12のフランジ9b,12bの一端に設け
た端子保持部9c,12cはコイル端末10a,13aを端子9d,12d
に半田付けにより接続する際に半田付けの熱により変形
しやすい。
また、それの防止するために端子保持部9c,12cを大き
くするには、スペース上の制約がある。また、仮に大き
くし得たとしてもスライダ7,8に設けた端子保持部9c、1
2cの逃げの切り欠き7c,8cを大きくする必要が有り、ス
ライダ7,8と支持板19との接合強度が低下してしう。ま
た、この場合支持板19の端子9d,12dの通過する逃げ穴19
bを大きくする必要があるが、支持板19の大きさ及びそ
の形状は制限があり、大きくとれないという問題が生じ
ている。即ち、支持板19は不図示の磁気記録媒体を磁気
ヘツド21の摺動面が摺動して記録再生する際に、媒体の
振動や揺動に対して追従できるように溝19bを設けて磁
気ヘツド21が動くような設計が工夫されている。また、
近年この磁気ヘツド21を使用したフロツピーデイスクド
ライブ装置は小型・高密度化の動きが目ざましくなって
おり、支持板19の外形形状も合わせて小型化されてきて
いる。更には、この支持板19が小型化となるほど支持板
19のh寸法が広くとれず、変形を起こしやすくなり問題
となってしまう。
更に、フレキシブルプリント基板20には端子9d,12dに
対応した位置で挿通する穴20bを設ける必要があるが、
コイルボビン9,12に設けるコア2a,4aが挿入される穴9a,
12aは組立て時にコア2a,4aが破損しないように余裕をつ
けて作ってあり、コアアツセンブリ1の寸法のバラツキ
やコイルボビン9,12の穴9a,12aの余裕によって、端子9
d,12dの間隔や位置がバラツキを生じやすいので、前記
プリント板20の穴20bにも端子9d,12dより大きな穴をあ
けておく必要が生ずる。しかし、前記支持板19のスペー
スによっては接続部20aを大きくすることができないの
で、プリント20を作る際に接続部20aが切れてしまった
りしてプリント板20の加工歩留が低下してしまい、ひい
ては部品コストの上昇をまねいてしまっていた。尚、コ
イルボビン9,12を耐熱性のより高い材料を使用して作る
にはフランジ9b・12bが薄いために、モールド成形性が
悪く、材料費の上昇と歩留の悪化をきたし、生産性を著
しく悪化させコイルボビン9,12のコストが上昇する要因
となっている。
本発明は上述の如き背景下になされたものであって、
コアに巻回するコイル端末のプリント基板への接続を容
易とし、かつ、作業の合理化、工程の合理化を可能とす
ると共に、磁気記録装置の小型化、磁気記録の高密度化
に対応しつつ複合機能をも持たせ得る新規な磁気ヘツド
の構成を提示することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
斯る目的下において、本発明によればコイルが巻装さ
れる磁気ヘツドコアの側面に、該コアとともに磁気記録
媒体が摺接するスライダが結合されてなる磁気ヘツドに
おいて、前記スライダに設けられた切り欠き部に、前記
コイルの端末が接続される複数の端子を有する端子アツ
センブリを、前記巻装されているコイルとは離間して配
置する構成を提示するものである。
〔作用〕
上述の如く構成することにより、端子間の間隔を大き
くとることができ、コイル端末を回路基板との接続が容
易になり、これに伴い作業の合理化・工程の合理化が可
能となる。また、炭素数を増やすことも可能となるの
で、コイル数の多い複合磁気ヘツドを容易に作製するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。尚、以下の
実施例の各図面において第8図〜第13図と共通する部分
には同一符号を付しその説明は省略する。
(第1実施例) 第1図〜第3図は本発明の第1実施例を説明するため
の図であり、第1図は本実施例の磁気ヘツド本体を示す
分解斜視図である。第1図に於いてスライダ8には端子
アツセンブリ30を配置するための溝8eを設け、該溝8e内
に端子30bを複数本端子保持部30aに植設した端子アツセ
ンブリ30を配置する。そして、コイル10,13のコイル端
末9a,13aをそれぞれ端子30bに結線する。第2図はこう
して得られた磁気ヘツド本体31の後面を示す斜視図であ
る。このようにして磁気ヘツド本体31を構成すると、端
子アツセンブリ30の端子保持部30aの体積は大きくとる
ことができるので、コイル端末10a,13aを半田付けで接
続する際の熱変形を防止することができる。また、コイ
ル端末10a,13aが一つの端子アツセンブリ30に接続でき
るので、不図示のフレキシブルプリント基板に設けた穴
と端子30bとの位置合わせが容易となり、プリント基板
に設ける穴も大きくする必要はなくなってくる。
第3図は本実施例による磁気ヘツド本体31を支持板19
に取り付けた状態を示す図であり、支持板19に設ける端
子30bの逃げ穴19bはバツクコア15,16の逃げ穴19aとは別
に設けることができ、穴径も比較的小さくなるので、支
持板19の強度を落とすこともなく、磁気ヘツド本体31の
スペース内で逃げ穴19bをおさえることができ小型化の
設計において有用なものとなる。尚、端子アツセンブリ
31の端子保持部30aに設ける端子30bの配置はフレキシブ
ルプリント基板の回路引き出し方法等、必要に応じて適
宜変更することは可能である。
(第2実施例) 第4図、第5図は本発明の第2実施例を説明するため
の図であり、第4図は本発明による磁気ヘツド本体の分
解斜視図、第5図は後面斜視図である。図示の如く本実
施例では、コアアツセンブリ1の記録再生コア2は記録
再生ギヤツプ3を介してC字型の第1のコア2aとI字型
の第2のコア2bを接合して磁気回路を構成し、消去コア
4は消去ギヤツプ5,5′を介してC字型の第1のコア4a
とI字型の第2のコア4bを接合して磁気回路を構成さ
れ、間隔板6を介して結合してコアアツセンブリ1とし
たものである。
スライダ7,8には第1のコア2a,4aのコイル10,13が巻
装される位置に切り欠き7b,8bをそれぞれ設けると共
に、スライダ8には端子アツセンブリ30を配置する切り
欠き8eを設け、スライダ7,8のそれぞれコアアツセンブ
リ1に対向する接合面7a,8aとコアアツセンブリ1の両
側面とを接着剤あるいはガラスにより接合する。
そして、スライダ8に設けた切り欠き8eに端子30bを
複数本端子保持部30aに植設した端子アツセンブリ30を
配置する。第4図において、スライダ8に設けた記録再
生コア2と消去コア4のそれぞれの側に設けた切り欠き
8eに端子アツセンブリ30が配置されているが、端子アツ
センブリ30は同図二点鎖線で示すように一体化したもの
でも実線で示す様に別体にしたものでもよい。
そして、第1のコア2a,4aのそれぞれにコイル10,13を
直接巻装して、そのコイル端末10a,13aを端子30bに接続
して磁気ヘツド本体31とするものである。この実施例の
場合はボビン9,12を使用していないので、第8図の従来
例のようにコイル端末10a,13aを不図示のフレキシブル
プリント基板へ直接半田付けするタイプのものである
が、このプリント板への半田付けを容易にすることがで
き支持板への取り付けも第1実施例と同様であり、小型
化の設計が容易なものである。
(第3実施例) 第6図〜第7図は本発明の第3実施例である複合磁気
ヘツドを説明するための図であり、第6図は本実施例の
磁気ヘツド本体の分解斜視図、第7図は同後面斜視図で
ある。本例においては第6図に示す様に第1図と同様な
コアアツセンブリ1と前記コアアツセンブリ1とはトラ
ツク密度・線記録密度の異なるL字状の第1のコア33a
とT字状の第2のコア33bを記録再生ギヤツプ34を介し
て接合した後トラツク密度用記録再生コアアツセンブリ
32を有し、これらを所定トラツクピツチ分離間させるた
めに間隔板35を介して接合し、更にその両側に非磁性の
スライダ7,8が接合される。
尚、コアアツセンブリ1はいわゆるトンネルイレース
方式といわれるもので、例えばトラツク密度が135TPI、
最大線記録密度が9〜17KBPIで使用するものであり、一
方の高トラツク密度用コアアツセンブリ32は例えばトラ
ツク密度が200TPI以上、最大線記録密度が25〜50KBPIの
もので、高トラツク密度になっていくと、トラツク送り
にトラツキングサーボ方式に導入されてくるので記録再
生コアのみのものとなっている。そして、コアアツセン
ブリ1のコア2aには記録再生用のコイル10を巻回したコ
イルボビン9を嵌め込む。一方、消去用のコイル13を巻
回したコイルボビン12に端子保持部12cが一体的に成形
され、前記端子保持部12cに端子12dを複数本植設して、
前記コイル13のコイル端末13aを接続した、いわゆる端
子付コイルボビン12がコア4aに嵌め込まれる。その後、
コアアツセンブリ1のコア2a,2b,4a,4bの後端に間隔板1
7を介して接合されたバツクコア15,16を接合する。ま
た、高トラツク密度用コアアツセンブリ32のコア33bに
も記録再生用コイル37を巻回したコイルボビン9を嵌め
込み、コア33a,33bの後端にバツクコア36を接合して磁
気的に連結する。
スライダ8には端子アツセンブリ30を挿入する溝8eが
設けてあり、複数本の端子30bを端子保持部30aに植設し
た端子アツセンブリ30を配置して前記記録再生コイル1
0,37の端末10a,37aを半田付け等で接続して複合磁気ヘ
ツド本体38とするものである。
本実施例の如き複合磁気ヘツド本体38の場合、記録再
生コイル10,37の端末は10a,37aで8本有り、消去コイル
13の端末13aを合わせると10本の端末がある。これらを
不図示のフレキシブルプリント基板へ接続するにはたい
へんな工数を要し、誤配線を起こしやすく大きな問題と
なっていたが、本実施例の様な端子構造を行なうことに
より、端末の接続が容易で誤配線も少なく、フレキシブ
ルプリント基板への半田付け時のダメージも少なく回路
設計が容易となってくる。尚、本説明では記録再生コイ
ル10,37を巻回したボビン9をコア2a,33bに挿入してか
ら端子30bに接続する方法で行なったが、コア2a,33bと
端子アツセンブリ30の位置関係を合わせた治工具により
結線を行なうことがができるので、コアの破損等を防止
できる。また、端子30bとコイル端末10a,37aを結線した
後に半田付け槽を使用して半田付けをまとめてやること
もでき、コイル端末10a,37aを接続工数を大幅に減少で
きるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気ヘツドによれば端
子間の間隔を大きくとることができ、コイル端末と回路
基板との接続が容易になり、これに伴い作業の合理化・
工程の合理化が可能となると共に、端子数を増やすこと
も可能となるので、コスト数の多い複合磁気ヘツドを容
易に作製することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例の磁気ヘツドを説
明するための図で、第1図は第1実施例の磁気ヘツド本
体の分解斜視図、第2図は第1実施例の磁気ヘツド本体
の後面斜視図、第3図は第1実施例の磁気ヘツド本体を
支持板に取り付けた状態を示す斜視図である。 第4図、第5図は本実施例の第2実施例の磁気ヘツドを
説明するための図で、第4図は第2実施例の磁気ヘツド
本体の分解斜視図、第5図は第2実施例の磁気ヘツド本
体の後面斜視図である。 第6図、第7図は本発明の第3実施例の磁気ヘツドを説
明するための図で、第6図は第3実施例の磁気ヘツド本
体の分解斜視図、第7図は第3実施例の磁気ヘツド本体
の後面斜視図である。 第8図〜第10図は従来の磁気ヘツドの一例を説明するた
めの図で、第8図は従来の磁気ヘツド本体の分解斜視
図、第9図は従来の磁気ヘツド全体の斜視図、第10図は
従来の磁気ヘツドの後面斜視図である。 第11図〜第13図は従来の磁気ヘツドの他の例を説明する
ための図で、第11図は従来の他の磁気ヘツド本体の分解
斜視図、第12図は従来の他の磁気ヘツド本体を支持体に
取り付けた状態を示す後面斜視図、第13図は従来の他の
磁気ヘツドの後面斜視図である。 図中、1はコアアツセンブリ、2は記録再生コア、3,4
は記録再生用磁気ギヤツプ、4は消去コア、5は消去用
磁気ギヤツプ、7,8はスライダ、8eは切り欠き部、9,12
はコイルボビン、10,37は記録再生コイル、10a,37aは記
録再生用コイル端末、12cはコイルボビンに形成された
端子保持部、12dは端子、13は消去コイル、13aは消去コ
イル端末、15,16,36はバツクコア、19は支持板、20はプ
リント基板、30は端子アツセンブリ、30aは端子保持
部、30bは端子、32は高密度記録用記録再生コアアツセ
ンブリ、35は間隔板である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルが巻装される磁気ヘッドコアの側面
    に、該コアとともに磁気記録媒体が摺接するスライダが
    結合されてなる磁気ヘッドであって、 前記スライダに設けられた切り欠き部に、前記コイルの
    端末が接続される複数の端子を有する端子アッセンブリ
    を、前記巻装されているコイルとは離間して配置したこ
    とを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項記載の磁気ヘッ
    ドにおいて、前記端子アッセンブリは前記複数端子を保
    持する端子保持部を有し、前記端子保持部は前記スライ
    ダに形成された溝部内に配置されていることを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(2)項記載の磁気ヘッ
    ドにおいて、前記磁気記録媒体の摺接面側から見て、前
    記端子保持部は前記巻装されているコイルとは離間した
    位置に配置されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第(2)項記載の磁気ヘッ
    ドにおいて、前記磁気記録媒体の摺接面と垂直な方向に
    ついて、前記端子保持部は前記巻装されているコイルと
    は離間した位置に配置されていることを特徴とする磁気
    ヘッド。
  5. 【請求項5】夫々コイルが巻装される複数の磁気ヘッド
    コアが間隔板を介して接合され、これらの磁気ヘッドコ
    アに、該コアとともに磁気記録媒体が摺接するスライダ
    が接合されてなる磁気ヘッドであって、 前記スライダに設けられた切り欠き部に、前記複数のヘ
    ッドコアの各コイルの端末が接続される複数の端子を有
    する端子アッセンブリを配置したことを特徴とする磁気
    ヘッド。
  6. 【請求項6】夫々コイルが巻装される記録再生用磁気ヘ
    ッドコア及び消去用磁気ヘッドコアを含むコアアッセン
    ブリの側面に、該コアとともに磁気記録媒体が摺接する
    スライダが接合されてなる磁気ヘッドであって、 前記消去用ヘッドコアのコイルのボビンに一体的に設け
    られ、該消去用ヘッドコアのコイルの端末が接続される
    1以上の端子を有する第1の端子アッセンブリと、 前記スライダに設けられた切り欠き部に配され、前記記
    録再生用のヘッドコアのコイルの端末が接続される1以
    上の端子を有する第2の端子アッセンブリとを備えたこ
    とを特徴とする磁気ヘッド。
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