JPH0317806A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH0317806A JPH0317806A JP14956889A JP14956889A JPH0317806A JP H0317806 A JPH0317806 A JP H0317806A JP 14956889 A JP14956889 A JP 14956889A JP 14956889 A JP14956889 A JP 14956889A JP H0317806 A JPH0317806 A JP H0317806A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気記録媒体に対して磁気回路を構成する磁気
へッドコアを摺接して情報の記録または再生を行なう磁
気ヘッドに関し、特にコイルボビンが嵌合される第1の
コアと、該第1のコアに磁気ギャップを介して接合され
る第2のコアと、前記第1と第2のコアに固着される第
3のコアからなる磁気回路を有する磁気ヘッドに関する
ものである。
へッドコアを摺接して情報の記録または再生を行なう磁
気ヘッドに関し、特にコイルボビンが嵌合される第1の
コアと、該第1のコアに磁気ギャップを介して接合され
る第2のコアと、前記第1と第2のコアに固着される第
3のコアからなる磁気回路を有する磁気ヘッドに関する
ものである。
[従来の技術]
第4図〜第6図はこの種の磁気ヘッドとして磁気記録媒
体のフレキシブルディスクに対し情報の記録、再生を行
なうフロッピーディスクドライブ装置に用いられるいわ
ゆるトンネル消去方式の磁気ヘッドの従来構造を説明す
るものである。
体のフレキシブルディスクに対し情報の記録、再生を行
なうフロッピーディスクドライブ装置に用いられるいわ
ゆるトンネル消去方式の磁気ヘッドの従来構造を説明す
るものである。
第4図は磁気ヘッド本体の構造を示している。
符号1はコアアッセンブリであり、記録再生用の磁気回
路を構成する磁気へッドコア(以下記録再生コアと呼ぶ
)2と、トンネル消去を行なう消去用の磁気回路を構成
する磁気ヘッドコア(以下消去コアと呼ぶ)4を間隔板
6を介し接合して構成されている。
路を構成する磁気へッドコア(以下記録再生コアと呼ぶ
)2と、トンネル消去を行なう消去用の磁気回路を構成
する磁気ヘッドコア(以下消去コアと呼ぶ)4を間隔板
6を介し接合して構成されている。
両コア2.4は不図示のフレキシブルディスクが摺勅す
る摺勅方向に沿って並設される。記録再生コア2は3つ
のコアから構威され、丁字形のフロントコア2aとl字
形のフロントコア2bを記録再生用の磁気ギャップ(以
下記録再生ギャップと呼ぶ)3を介して接合し、両コア
2a,2bの後端部にバックコア15を固着して構威さ
れる。
る摺勅方向に沿って並設される。記録再生コア2は3つ
のコアから構威され、丁字形のフロントコア2aとl字
形のフロントコア2bを記録再生用の磁気ギャップ(以
下記録再生ギャップと呼ぶ)3を介して接合し、両コア
2a,2bの後端部にバックコア15を固着して構威さ
れる。
また、消去コア4も同様に3つのコアから構成されてお
り、同様に丁字形のフロントコア4aとI字形のフロン
トコア4bを消去用の磁気ギャップ(以下消去ギャップ
と呼ぶ)5.5’を介して接合し、更に両コア4a,4
bの後端部にバックコア16を固着して構成される. 但し記録再生コア2と消去コア4はそれぞれのバックコ
ア15.16を固着する前に間隔板6を介して互いに接
合され、その両側に非磁性のスライダ7,8が接着やガ
ラス溶着などにより接合される. スライダ7.8は両コア2.4と共に不図示のフレキシ
ブルディスクに摺接して両コア2.4の摺接を安定化し
、両コア2.4を保護するものであり、セラミックス等
から形成され、コイルボビン9.12をよけるための切
り欠き部7b,8bを有し、ほぼL字形の断面のブロッ
ク状に形成されている。
り、同様に丁字形のフロントコア4aとI字形のフロン
トコア4bを消去用の磁気ギャップ(以下消去ギャップ
と呼ぶ)5.5’を介して接合し、更に両コア4a,4
bの後端部にバックコア16を固着して構成される. 但し記録再生コア2と消去コア4はそれぞれのバックコ
ア15.16を固着する前に間隔板6を介して互いに接
合され、その両側に非磁性のスライダ7,8が接着やガ
ラス溶着などにより接合される. スライダ7.8は両コア2.4と共に不図示のフレキシ
ブルディスクに摺接して両コア2.4の摺接を安定化し
、両コア2.4を保護するものであり、セラミックス等
から形成され、コイルボビン9.12をよけるための切
り欠き部7b,8bを有し、ほぼL字形の断面のブロッ
ク状に形成されている。
そしてスライダ7,8はそれぞれコアアッセンブリ1に
対向する側面において切り欠かれていない図中上端部の
側面を接合面7a,8aとしてコアアッセンブリ1のフ
ロントコア2a,2b,4a,4bの上端部の両側面の
それぞれに接合される。
対向する側面において切り欠かれていない図中上端部の
側面を接合面7a,8aとしてコアアッセンブリ1のフ
ロントコア2a,2b,4a,4bの上端部の両側面の
それぞれに接合される。
このスライダ7,8の接合後にコアアツセンブリ1のフ
ロントコア2a,4aのそれぞれに対して記録再生用の
コイル10を巻回したコイルボビン9と消去用のコイル
13を巻回したコイルボビン12が嵌め込まれる.コイ
ルボビン9,12はそれぞれプラスチックから形成され
ており、フロントコア2a,4aに嵌合するための穴9
a,12aを有し、またコイル10.13の巻き幅を規
制する鍔部9b,12bを有している。
ロントコア2a,4aのそれぞれに対して記録再生用の
コイル10を巻回したコイルボビン9と消去用のコイル
13を巻回したコイルボビン12が嵌め込まれる.コイ
ルボビン9,12はそれぞれプラスチックから形成され
ており、フロントコア2a,4aに嵌合するための穴9
a,12aを有し、またコイル10.13の巻き幅を規
制する鍔部9b,12bを有している。
コイルボビン9.12の嵌合後、間隔板17を介して接
合されたバックコア15.16をフロントコア2a,2
b,4a,4bの後端部に対し圧接し接着により固着し
て第5図、第6図に示す磁気ヘッド本体18が構或され
る。なお、バックコア15,16の固着は、磁気ヘッド
本体l8の組と 立体の上下の向きを図示も逆にした状態で行なわれ、コ
イルボビン9.12の鍔部9b,12b上にバックコア
15.16を支持した状態で行なわれる。
合されたバックコア15.16をフロントコア2a,2
b,4a,4bの後端部に対し圧接し接着により固着し
て第5図、第6図に示す磁気ヘッド本体18が構或され
る。なお、バックコア15,16の固着は、磁気ヘッド
本体l8の組と 立体の上下の向きを図示も逆にした状態で行なわれ、コ
イルボビン9.12の鍔部9b,12b上にバックコア
15.16を支持した状態で行なわれる。
更C第5図、第6図に示すように磁気ヘッド本体l8を
ステンレスやりん青銅から成る支持板19上に位置出し
して固定し、外部回路導出用のフレキシブルプリント基
板20を支持板19に結合し、コイル端末10a,13
aのそれぞれをブリント基板20に接続して磁気へッド
21が構成される。
ステンレスやりん青銅から成る支持板19上に位置出し
して固定し、外部回路導出用のフレキシブルプリント基
板20を支持板19に結合し、コイル端末10a,13
aのそれぞれをブリント基板20に接続して磁気へッド
21が構成される。
このようにして構或された磁気ヘッド21は不図示のデ
ィスクドライブ装置内においてヘッドキャリッジ上に支
持板l9を固定して取り付けられ、コアアッセンブリ1
のフロントコア2a,2b,4g,4bとスライダ7.
8の第4図〜第6図中上面をフレキシブルディスク摺動
而として、回転するフレキシブルディスクに摺接し、記
録、再生を行なうようになっている。
ィスクドライブ装置内においてヘッドキャリッジ上に支
持板l9を固定して取り付けられ、コアアッセンブリ1
のフロントコア2a,2b,4g,4bとスライダ7.
8の第4図〜第6図中上面をフレキシブルディスク摺動
而として、回転するフレキシブルディスクに摺接し、記
録、再生を行なうようになっている。
ところで近年フロッピーディスク装置の記録の高密度化
、大容量化が進んできており、例えば3.5インチのフ
レキシブルディスクをイ吏用して1 0MB程度の容量
を持つ装置が発表されている。これに対して前述した第
4図〜第6図の従来のトンネル消去方式の磁気ヘッドに
おいては、3.5インチのフレキシブルディスクでトラ
ック密度が1357PI、線記録密度が9.7κBPI
どなっているが、IOM−B程度に容量を増大するには
トラック密度が405TPI、線記録密度が35〜40
KBPIまで記録密度を上げていく必要が生じてくる。
、大容量化が進んできており、例えば3.5インチのフ
レキシブルディスクをイ吏用して1 0MB程度の容量
を持つ装置が発表されている。これに対して前述した第
4図〜第6図の従来のトンネル消去方式の磁気ヘッドに
おいては、3.5インチのフレキシブルディスクでトラ
ック密度が1357PI、線記録密度が9.7κBPI
どなっているが、IOM−B程度に容量を増大するには
トラック密度が405TPI、線記録密度が35〜40
KBPIまで記録密度を上げていく必要が生じてくる。
しかし特にトラック密度について200TPI程度の場
合は前述した記録再生コア、消去コアを並設したトンネ
ル消去方式でよいが、4057Plとトラック密度をあ
げた場合は、トラックピッチが0.0625mmと大変
狭くなるので、トンネル消去方式では対応できない。そ
こでこのような高密度記録を行なう装置ではサーボ方式
を取り入れてトラッキングを機械的に行なう構成が採用
されている。この場合に使用する磁気ヘッドは前述した
トンネル消去型の磁気ヘッドに比べて消去コアを必要と
しない。
合は前述した記録再生コア、消去コアを並設したトンネ
ル消去方式でよいが、4057Plとトラック密度をあ
げた場合は、トラックピッチが0.0625mmと大変
狭くなるので、トンネル消去方式では対応できない。そ
こでこのような高密度記録を行なう装置ではサーボ方式
を取り入れてトラッキングを機械的に行なう構成が採用
されている。この場合に使用する磁気ヘッドは前述した
トンネル消去型の磁気ヘッドに比べて消去コアを必要と
しない。
この場合の磁気ヘッドの構成を第7図および第8図に示
す。なお第7図、第8図中で先述した第4図〜第6図と
共通の部分には共通の符号を付してあり、その説明は省
略する。
す。なお第7図、第8図中で先述した第4図〜第6図と
共通の部分には共通の符号を付してあり、その説明は省
略する。
第7図に示す磁気ヘッド本体の構造では消去コアはなく
記録再生コア25のみ設けられる。記録再生コア25は
、丁字形のフロントコア25aと矩形のフロントコア2
5bを記録再生ギャップ3を介して接合し、両コア25
a,25bの後端部にバックコア26を固着して構成さ
れる。
記録再生コア25のみ設けられる。記録再生コア25は
、丁字形のフロントコア25aと矩形のフロントコア2
5bを記録再生ギャップ3を介して接合し、両コア25
a,25bの後端部にバックコア26を固着して構成さ
れる。
但しバックコア26を固着する前に、接合されたフロン
トコア25a,25bの上端部の両側面にスライダ7.
8の接合面7a,8aを接合する。更にこの接合後にフ
ロントコア25aに記録再生用コイル10を巻回したコ
イルボビン9を嵌め込み、その後フロントコア25a,
25bの後端部にバックコア26を固着して第8図のよ
うに磁気ヘッド本体27が構成される。
トコア25a,25bの上端部の両側面にスライダ7.
8の接合面7a,8aを接合する。更にこの接合後にフ
ロントコア25aに記録再生用コイル10を巻回したコ
イルボビン9を嵌め込み、その後フロントコア25a,
25bの後端部にバックコア26を固着して第8図のよ
うに磁気ヘッド本体27が構成される。
そして第8図に示すように第5図、第6図と同様に磁気
ヘッド本体27を支持板19上に固定し、支持板19に
結合した不図示のフレキシブルプリント基板にコイル端
末10aを接続して磁気ヘッド28が構成される。
ヘッド本体27を支持板19上に固定し、支持板19に
結合した不図示のフレキシブルプリント基板にコイル端
末10aを接続して磁気ヘッド28が構成される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら第7図、第8図の構造によると、バックコ
ア26をフロントコア25a,25bに固着する際に第
4図〜第6図の磁気ヘッド21に比べコイルボビン9が
片側しかなく、コイルボビン9の鍔部9b上にバックコ
ア26を支持できないので、バックコア26の位置が安
定せず、固着作業が大変やりすらくなってしまう。
ア26をフロントコア25a,25bに固着する際に第
4図〜第6図の磁気ヘッド21に比べコイルボビン9が
片側しかなく、コイルボビン9の鍔部9b上にバックコ
ア26を支持できないので、バックコア26の位置が安
定せず、固着作業が大変やりすらくなってしまう。
即ち第9図(A).(B)に示すように磁気ヘッド本体
27の組立体を上下逆にしてバツクコア26を固着する
際に、バツクコア26をうまく保持しないとバックコア
26がスライダ7の切り欠き部7bに対して矢印Aで示
すように落ち込でしまうので、作業がやりずらくなる。
27の組立体を上下逆にしてバツクコア26を固着する
際に、バツクコア26をうまく保持しないとバックコア
26がスライダ7の切り欠き部7bに対して矢印Aで示
すように落ち込でしまうので、作業がやりずらくなる。
このためバックコア26の位置ずれが生じやすい。そし
てこの位置ずれにより磁気回路を構成するバックコア2
6とフロントコア25aの接合面積が狭くなったり、接
合部に隙間が生じたりして磁気回路の磁気的な効率が低
下し磁気ヘッドの特性が劣化するという問題があった。
てこの位置ずれにより磁気回路を構成するバックコア2
6とフロントコア25aの接合面積が狭くなったり、接
合部に隙間が生じたりして磁気回路の磁気的な効率が低
下し磁気ヘッドの特性が劣化するという問題があった。
そこで本発明の課題はこの種の磁気ヘッドにおいてこの
ような問題を解決することにある。
ような問題を解決することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明においては上述した課題を解決するために、コイ
ルボビンが嵌合される第1のコアと、該第1のコアに磁
気ギャップを介して接合される第2のコアと、前記第1
と第2のコアに固着される第3のコアからなる磁気回路
を有する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンのコイ
ル巻き幅を規制する鍔部に突出部を形成し、前記第1と
第2のコアに対する第3のコアの固着時に前記コイルボ
ビンの鍔部の突出部により第3のコアがそ−の固着位置
に支持されるようにした構造を採用した。
ルボビンが嵌合される第1のコアと、該第1のコアに磁
気ギャップを介して接合される第2のコアと、前記第1
と第2のコアに固着される第3のコアからなる磁気回路
を有する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンのコイ
ル巻き幅を規制する鍔部に突出部を形成し、前記第1と
第2のコアに対する第3のコアの固着時に前記コイルボ
ビンの鍔部の突出部により第3のコアがそ−の固着位置
に支持されるようにした構造を採用した。
[作 用]
このような構造によれば磁気ヘッドの組み立て工程にお
いて、第1と第2のコアに対する第3のコアの固着作業
は、コイルボビンの鍔部の突出部により第3のコアをそ
の固着位置に支持した状態で行なえ、容易に正確に行な
うことができる。
いて、第1と第2のコアに対する第3のコアの固着作業
は、コイルボビンの鍔部の突出部により第3のコアをそ
の固着位置に支持した状態で行なえ、容易に正確に行な
うことができる。
[実施例]
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細を説明
する。
する。
第1図〜第3図は本発明の実施例によるフロッピーディ
スクドライブ装置用の磁気ヘッドの構造を説明するもの
である。なお本実施例の磁気ヘッドは第7図〜第9図で
説明した従来例と同様にサーボ方式によりトラッキング
を機械的に行なうフロッピーディスクドライブ装置に用
いられる磁気ヘッドであり、第1図〜第3図中において
従来例の第7図〜第9図中と共通の部分には共通の符号
が付してあり、その説明は省略する。
スクドライブ装置用の磁気ヘッドの構造を説明するもの
である。なお本実施例の磁気ヘッドは第7図〜第9図で
説明した従来例と同様にサーボ方式によりトラッキング
を機械的に行なうフロッピーディスクドライブ装置に用
いられる磁気ヘッドであり、第1図〜第3図中において
従来例の第7図〜第9図中と共通の部分には共通の符号
が付してあり、その説明は省略する。
第1図に示す本実施例の磁気ヘッド本体の構造において
、記録再生コア25を構成するフロントコア25a,2
5bとバックコア26、及びスライダ7.8の構造は第
7図の従来例と共通であるが、フロントコア25aに嵌
合される.コイルボビン29の構造が従来と異なってい
る。
、記録再生コア25を構成するフロントコア25a,2
5bとバックコア26、及びスライダ7.8の構造は第
7図の従来例と共通であるが、フロントコア25aに嵌
合される.コイルボビン29の構造が従来と異なってい
る。
即ちコイルボビン29は従来例と共通な構造としてプラ
スチックから形成され、フロントコア25aに嵌合する
ための穴29aとコイル10の巻き幅を規制する鍔部2
9b,29bを有しているが、この構造に加えて2つの
鍔部29bの内でバックコア26側となる鍔部29bに
は突出部29cが一体に形成されている。突出部29c
は鍔部29bの実質部分の縁から水平に突出して細長い
矩形状に形成されている.なお突出部29cは鍔部29
bの実質部分の縁においてフロントコア25b側となる
縁に形成される。
スチックから形成され、フロントコア25aに嵌合する
ための穴29aとコイル10の巻き幅を規制する鍔部2
9b,29bを有しているが、この構造に加えて2つの
鍔部29bの内でバックコア26側となる鍔部29bに
は突出部29cが一体に形成されている。突出部29c
は鍔部29bの実質部分の縁から水平に突出して細長い
矩形状に形成されている.なお突出部29cは鍔部29
bの実質部分の縁においてフロントコア25b側となる
縁に形成される。
そして本実施例の磁気ヘッドの組み立て工程においてフ
ロントコア25a,25bに対してバックコ726を固
着する際には第2図及び第3図(A),(B)に示すよ
うに突出部29cによりバックコア26をその固着位置
に支持できるようになっている。以下に本実施例の磁気
ヘッドの組み立て方法を説明する。
ロントコア25a,25bに対してバックコ726を固
着する際には第2図及び第3図(A),(B)に示すよ
うに突出部29cによりバックコア26をその固着位置
に支持できるようになっている。以下に本実施例の磁気
ヘッドの組み立て方法を説明する。
本実施例ヘッドの組み立て工程では、まず先述の従来例
と同様にフロントコア25a,25bの接合体の記録再
生ギャップ3側の端部の両側面にスライダ7,8の接合
面7a,8aを接合する。
と同様にフロントコア25a,25bの接合体の記録再
生ギャップ3側の端部の両側面にスライダ7,8の接合
面7a,8aを接合する。
次にフロントコア25aに対してコイル10を巻回した
コイルボビン29を穴29aを介し嵌合する。ここでコ
イルボビン29の突出部29cはフロントコア25bに
対し近接して平行な配置となる。
コイルボビン29を穴29aを介し嵌合する。ここでコ
イルボビン29の突出部29cはフロントコア25bに
対し近接して平行な配置となる。
次に第2図及び第3図(A).(B)に示すようにバッ
クコア26をコイルボビン29の鍔部29bの実質部分
と突出部29cの上に載せて支持した状態でバックコア
26をフロントコア25a,25bに対する固着位置に
位置決めし、バックコア26をフロントコア25a,2
5bに対して均一な押圧力で押し付けながら接着により
固着する。こうして磁気ヘッド本体30が構成される. その後は先述の従来例と同様に磁気ヘッド本体30を不
図示の支持板に固定し、この支持板に外部回路導出用の
不図示のフレキシブルプリント基板を結合し、このフレ
キシブルプリント基板に対してコイル10の端末10a
を接続して磁気ヘッドが構成される。
クコア26をコイルボビン29の鍔部29bの実質部分
と突出部29cの上に載せて支持した状態でバックコア
26をフロントコア25a,25bに対する固着位置に
位置決めし、バックコア26をフロントコア25a,2
5bに対して均一な押圧力で押し付けながら接着により
固着する。こうして磁気ヘッド本体30が構成される. その後は先述の従来例と同様に磁気ヘッド本体30を不
図示の支持板に固定し、この支持板に外部回路導出用の
不図示のフレキシブルプリント基板を結合し、このフレ
キシブルプリント基板に対してコイル10の端末10a
を接続して磁気ヘッドが構成される。
このような本実施例の磁気ヘッドによれば、組み立て工
程においてバックコア26のフロントコア25a,25
bに対する固着作業はコイルボビン29の突出部29c
によりコイルボビン29をその固着位置に支持した状態
で行なえる。このため固着作業時に先述の従来例のよう
にバックコア26が矢印Aで示したようにスライダ7の
切欠部7bに落ち込むことがなく、バックコア26をそ
の固着位置に対して容易に正確に位置決めでき、位置ず
れが生ずることなしにバックコア26をフロントコア2
5a,25bに対して正確に密着して固着できる。従っ
て磁気ヘッドの歩留りを向上でき、磁気ヘッドの特性の
向上及び均一化、更に磁気ヘッドの信頼性の向上が図れ
る。
程においてバックコア26のフロントコア25a,25
bに対する固着作業はコイルボビン29の突出部29c
によりコイルボビン29をその固着位置に支持した状態
で行なえる。このため固着作業時に先述の従来例のよう
にバックコア26が矢印Aで示したようにスライダ7の
切欠部7bに落ち込むことがなく、バックコア26をそ
の固着位置に対して容易に正確に位置決めでき、位置ず
れが生ずることなしにバックコア26をフロントコア2
5a,25bに対して正確に密着して固着できる。従っ
て磁気ヘッドの歩留りを向上でき、磁気ヘッドの特性の
向上及び均一化、更に磁気ヘッドの信頼性の向上が図れ
る。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コイ
ルボビンが嵌合される第1のコアと、該第1のコアに磁
気ギャップを介して接合される第2のコアと、前記第1
と第2のコアに固着される第3のコアからなる磁気回路
を有する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンのコイ
ル巻き幅を規制する鍔部に突出部を形成し、前記第1と
第2のコアに対する第3のコアの固着時に前記コイルボ
ビンの鍔部の突出部により第3のコアがその固着位置に
支持されるようにした構造を採用したので、組み立て工
程において第1と第2のコアに対する第3のコアの固着
作業を容易に正確に行なえ、組み立て工程を簡略化でき
るとともに、磁気ヘッドの歩留りを向上でき、更に磁気
ヘッドの特性の向上及び均一化等が図れるという優れた
効果が得られる。
ルボビンが嵌合される第1のコアと、該第1のコアに磁
気ギャップを介して接合される第2のコアと、前記第1
と第2のコアに固着される第3のコアからなる磁気回路
を有する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンのコイ
ル巻き幅を規制する鍔部に突出部を形成し、前記第1と
第2のコアに対する第3のコアの固着時に前記コイルボ
ビンの鍔部の突出部により第3のコアがその固着位置に
支持されるようにした構造を採用したので、組み立て工
程において第1と第2のコアに対する第3のコアの固着
作業を容易に正確に行なえ、組み立て工程を簡略化でき
るとともに、磁気ヘッドの歩留りを向上でき、更に磁気
ヘッドの特性の向上及び均一化等が図れるという優れた
効果が得られる。
第1図は本発明の実施例による磁気ヘッドの本体の構造
を示す分解斜視図、第2図は同磁気ヘッド本体の組み立
てた状態の斜視図、第3図(A),(B)はそれぞれ同
磁気ヘッド本体の組み立て工程におけるバックコアの支
持状態を示す説明図、第4図は従来の磁気ヘッドの本体
の構造を示す分解斜視図、第5図は同従来ヘッドの組み
立てた状態の斜視図、第6図は同ヘッドの組み立てた状
態の断面図、第7図は他の従来の磁気ヘッドの本体の構
造を示す分解斜視図、第8図は同従来ヘッドの組み立て
た状態の斜視図、第9図(A).(B)は同従来ヘッド
の組み立て工程におけるバックコアの位置ずれを示す説
明図である.7.8・・・スライダ 10・・・コイ
ル25・・・記録再生コア 25a,25b・・・フロントコア 26・・・バックコア 29・・・コイルボビン29
b・・・鍔部 29c・・・バックコア支持用の突出部30・・・磁気
ヘッド本体
を示す分解斜視図、第2図は同磁気ヘッド本体の組み立
てた状態の斜視図、第3図(A),(B)はそれぞれ同
磁気ヘッド本体の組み立て工程におけるバックコアの支
持状態を示す説明図、第4図は従来の磁気ヘッドの本体
の構造を示す分解斜視図、第5図は同従来ヘッドの組み
立てた状態の斜視図、第6図は同ヘッドの組み立てた状
態の断面図、第7図は他の従来の磁気ヘッドの本体の構
造を示す分解斜視図、第8図は同従来ヘッドの組み立て
た状態の斜視図、第9図(A).(B)は同従来ヘッド
の組み立て工程におけるバックコアの位置ずれを示す説
明図である.7.8・・・スライダ 10・・・コイ
ル25・・・記録再生コア 25a,25b・・・フロントコア 26・・・バックコア 29・・・コイルボビン29
b・・・鍔部 29c・・・バックコア支持用の突出部30・・・磁気
ヘッド本体
Claims (1)
- 1)コイルボビンが嵌合される第1のコアと、該第1の
コアに磁気ギャップを介して接合される第2のコアと、
前記第1と第2のコアに固着される第3のコアからなる
磁気回路を有する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビ
ンのコイル巻き幅を規制する鍔部に突出部を形成し、前
記第1と第2のコアに対する第3のコアの固着時に前記
コイルボビンの鍔部の突出部により第3のコアがその固
着位置に支持されるようにしたことを特徴とする磁気ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14956889A JPH0317806A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14956889A JPH0317806A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0317806A true JPH0317806A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15478033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14956889A Pending JPH0317806A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317806A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0676745A1 (en) * | 1993-10-25 | 1995-10-11 | Sony Corporation | Magnetic head and magnetic head device |
US5825592A (en) * | 1993-10-25 | 1998-10-20 | Sony Corporation | Magnetic head with bobbin attached to a slidable contact body |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP14956889A patent/JPH0317806A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0676745A1 (en) * | 1993-10-25 | 1995-10-11 | Sony Corporation | Magnetic head and magnetic head device |
EP0676745A4 (en) * | 1993-10-25 | 1996-05-15 | Sony Corp | MAGNETIC HEAD AND MAGNETIC HEAD DEVICE. |
US5825592A (en) * | 1993-10-25 | 1998-10-20 | Sony Corporation | Magnetic head with bobbin attached to a slidable contact body |
US5910867A (en) * | 1993-10-25 | 1999-06-08 | Sony Corporation | Magnetic head device with integrally molded conductive elastic body and resin body |
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