JPH09231537A - フロッピーディスク用磁気ヘッド - Google Patents
フロッピーディスク用磁気ヘッドInfo
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- JPH09231537A JPH09231537A JP8067306A JP6730696A JPH09231537A JP H09231537 A JPH09231537 A JP H09231537A JP 8067306 A JP8067306 A JP 8067306A JP 6730696 A JP6730696 A JP 6730696A JP H09231537 A JPH09231537 A JP H09231537A
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- JP
- Japan
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- slider
- coil winding
- floppy disk
- magnetic head
- core
- Prior art date
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、各コイルが容易に巻回され得るよう
にした、下位フロッピーディスク、及び高密度フロッピ
ーディスク用の磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。 【構成】スライダ21と、スライダの一側面から垂直に
延び且つ上下に貫通するように形成された複数の切欠部
21a,21bと、各切欠部内にそれぞれ挿入される記
録密度の異なる複数のヘッドコア22,23と、上記ス
ライダの一側面から垂直に延びていて、上下にコア保持
部25,26を画成するコイル巻回用溝24と、このコ
イル巻回用溝内にて、各ヘッドコアに巻回された記録再
生用コイル27,28と、を含んでいる、フロッピーデ
ィスク用磁気ヘッド20において、上記コイル巻回用溝
が、スライダの一側面にて、複数の切欠部の間に仕切り
壁、または複数の切欠部の間の領域から、両側に向かっ
て所定の傾斜角で斜めに延びて形成されるように、フロ
ッピーディスク用磁気ヘッド20を構成する。
にした、下位フロッピーディスク、及び高密度フロッピ
ーディスク用の磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。 【構成】スライダ21と、スライダの一側面から垂直に
延び且つ上下に貫通するように形成された複数の切欠部
21a,21bと、各切欠部内にそれぞれ挿入される記
録密度の異なる複数のヘッドコア22,23と、上記ス
ライダの一側面から垂直に延びていて、上下にコア保持
部25,26を画成するコイル巻回用溝24と、このコ
イル巻回用溝内にて、各ヘッドコアに巻回された記録再
生用コイル27,28と、を含んでいる、フロッピーデ
ィスク用磁気ヘッド20において、上記コイル巻回用溝
が、スライダの一側面にて、複数の切欠部の間に仕切り
壁、または複数の切欠部の間の領域から、両側に向かっ
て所定の傾斜角で斜めに延びて形成されるように、フロ
ッピーディスク用磁気ヘッド20を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に対
して情報の記録を行なう磁気ヘッドに関し、特にフロッ
ピーディスク用磁気ヘッドの構造に関するものである。
して情報の記録を行なう磁気ヘッドに関し、特にフロッ
ピーディスク用磁気ヘッドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のフロッピーディスク装置が搭載さ
れるパーソナルコンピュータ等においては、上記構造の
磁気ヘッドで記録・再生可能な1MBまたは2MBの記
憶容量のフロッピーディスクの他に、記憶容量の増大の
要求に対応して、例えば100MBの記憶容量を有する
高密度記録用のフロッピーディスクが開発されている。
れるパーソナルコンピュータ等においては、上記構造の
磁気ヘッドで記録・再生可能な1MBまたは2MBの記
憶容量のフロッピーディスクの他に、記憶容量の増大の
要求に対応して、例えば100MBの記憶容量を有する
高密度記録用のフロッピーディスクが開発されている。
【0003】従って、このような高密度記録用フロッピ
ーディスクの記録再生を行なうためには、専用のフロッ
ピーディスク装置が必要であるが、従来一般に普及して
いるこのように構成された1MBまたは2MBの記憶容
量のフロッピーディスク(即ち、下位のフロッピーディ
スクとの互換性を保持するためには、高密度記録用フロ
ッピーディスクの他に、下位のフロッピーディスクの記
録再生も可能であるフロッピーディスク装置が望まれ
る。
ーディスクの記録再生を行なうためには、専用のフロッ
ピーディスク装置が必要であるが、従来一般に普及して
いるこのように構成された1MBまたは2MBの記憶容
量のフロッピーディスク(即ち、下位のフロッピーディ
スクとの互換性を保持するためには、高密度記録用フロ
ッピーディスクの他に、下位のフロッピーディスクの記
録再生も可能であるフロッピーディスク装置が望まれ
る。
【0004】このため、従来例えば図9に示すように、
通常記録用ヘッドコア14に対して平行になるように、
高密度記録用ヘッドコア13を同一スライダ12に組み
付けるようにした、磁気ヘッド10が提案されており、
このような構成においては、磁気ヘッド10は、扁平な
スライダ12と、このスライダ12に組み込まれた記憶
容量100MB用の高密度記録用ヘッドコア13、及び
記憶容量1MBまたは2MB用の通常記録用ヘッドコア
14とを備えている。
通常記録用ヘッドコア14に対して平行になるように、
高密度記録用ヘッドコア13を同一スライダ12に組み
付けるようにした、磁気ヘッド10が提案されており、
このような構成においては、磁気ヘッド10は、扁平な
スライダ12と、このスライダ12に組み込まれた記憶
容量100MB用の高密度記録用ヘッドコア13、及び
記憶容量1MBまたは2MB用の通常記録用ヘッドコア
14とを備えている。
【0005】スライダ12は、例えばセラミックス製で
あって、扁平な表面がディスク摺動面を構成すると共
に、側面に上記高密度記録用ヘッドコア13及び通常記
録用ヘッドコア14が挿入される切欠部12a,12b
が設けられている。この切欠部12a,12bは、スラ
イダ12の厚さ方向(上下方向)に貫通すると共に、フ
ロッピーディスク(図示せず)の回転方向Aに延びるよ
うに形成されている。
あって、扁平な表面がディスク摺動面を構成すると共
に、側面に上記高密度記録用ヘッドコア13及び通常記
録用ヘッドコア14が挿入される切欠部12a,12b
が設けられている。この切欠部12a,12bは、スラ
イダ12の厚さ方向(上下方向)に貫通すると共に、フ
ロッピーディスク(図示せず)の回転方向Aに延びるよ
うに形成されている。
【0006】また、スライダ12の同じ側面には、切欠
部12a,12bと交差するコイル巻回用溝11が設け
られている。これにより、このコイル巻回用溝11の上
下には、高密度記録用ヘッドコア13、及び通常記録用
ヘッドコア14の上下部分を保持する一対のコア保持部
15a,15bが構成されることになる。
部12a,12bと交差するコイル巻回用溝11が設け
られている。これにより、このコイル巻回用溝11の上
下には、高密度記録用ヘッドコア13、及び通常記録用
ヘッドコア14の上下部分を保持する一対のコア保持部
15a,15bが構成されることになる。
【0007】さらに、スライダ12のディスク摺動面1
2cには、フロッピーディスクに対するヘッド圧を安定
させるための複数本(図示の場合には、三本)の溝12
dが設けられている。そして、ディスク摺動面12cの
周縁部分は、フロッピーディスクの記録面を傷つけない
ように保護するため、面取り加工が施されることによ
り、スライダ12のディスク摺動面12cの周縁部分に
傾斜面15cが形成されている。
2cには、フロッピーディスクに対するヘッド圧を安定
させるための複数本(図示の場合には、三本)の溝12
dが設けられている。そして、ディスク摺動面12cの
周縁部分は、フロッピーディスクの記録面を傷つけない
ように保護するため、面取り加工が施されることによ
り、スライダ12のディスク摺動面12cの周縁部分に
傾斜面15cが形成されている。
【0008】上記高密度記録用ヘッドコア13、及び通
常記録用ヘッドコア14は、「コ」字状に形成された一
対のコア半体13a,13b,14a,14bを突き合
わせて一体化したものであり、上面側の突き合わせ部分
には、ギャップ13c、及び14cが形成されている。
そして、それぞれの一方のコア半体13a,14aに
は、記録再生を行なうコイル16,17がそれぞれ巻回
されている。
常記録用ヘッドコア14は、「コ」字状に形成された一
対のコア半体13a,13b,14a,14bを突き合
わせて一体化したものであり、上面側の突き合わせ部分
には、ギャップ13c、及び14cが形成されている。
そして、それぞれの一方のコア半体13a,14aに
は、記録再生を行なうコイル16,17がそれぞれ巻回
されている。
【0009】尚、上記磁気ヘッド10は、実際に使用す
る場合には、スライダ12の下面が、外部磁気を遮蔽す
るフェライトリング(図示せず)に保持されるようにな
っている場合もある。
る場合には、スライダ12の下面が、外部磁気を遮蔽す
るフェライトリング(図示せず)に保持されるようにな
っている場合もある。
【0010】このような構成の磁気ヘッド10によれ
ば、組立の際には、先づスライダ12の切欠部12a,
12b内に、高密度記録用ヘッドコア13、及び通常記
録用ヘッドコア14が挿入され、その上下部分が接着剤
によってコア保持部15a,15bに固定される。この
状態から、スライダ21は、面取り加工によって傾斜面
15cが形成され、さらにコイル巻回用溝11内に、コ
イル巻線を通すことにより、高密度記録用ヘッドコア1
3、及び通常記録用ヘッドコア14のそれぞれのコア半
体13a,14aに、コイル16,17がそれぞれ巻回
される。その後、スライダ12の底面に、図示しないフ
ェライトリングが取り付けられることにより、磁気ヘッ
ド10が完成する。
ば、組立の際には、先づスライダ12の切欠部12a,
12b内に、高密度記録用ヘッドコア13、及び通常記
録用ヘッドコア14が挿入され、その上下部分が接着剤
によってコア保持部15a,15bに固定される。この
状態から、スライダ21は、面取り加工によって傾斜面
15cが形成され、さらにコイル巻回用溝11内に、コ
イル巻線を通すことにより、高密度記録用ヘッドコア1
3、及び通常記録用ヘッドコア14のそれぞれのコア半
体13a,14aに、コイル16,17がそれぞれ巻回
される。その後、スライダ12の底面に、図示しないフ
ェライトリングが取り付けられることにより、磁気ヘッ
ド10が完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな共通の一つのコイル巻回用溝11を有するスライダ
12を備えた磁気ヘッド10においては、コイル巻回用
溝11は、切欠部12a,12bが設けられたスライダ
12の一つの側面に関して、平行に延びるように画成さ
れている。従って、各ヘッドコア13,14のコア半体
に対してコイル巻線16,17を巻回する際に、一方の
ヘッドコアのコア半体に対するコイル巻線が、他方のヘ
ッドコアのコア半体やコイルに絡まってしまう等、巻線
作業の作業性があまり良くなく、作業効率が低下してし
まうという問題があった。
うな共通の一つのコイル巻回用溝11を有するスライダ
12を備えた磁気ヘッド10においては、コイル巻回用
溝11は、切欠部12a,12bが設けられたスライダ
12の一つの側面に関して、平行に延びるように画成さ
れている。従って、各ヘッドコア13,14のコア半体
に対してコイル巻線16,17を巻回する際に、一方の
ヘッドコアのコア半体に対するコイル巻線が、他方のヘ
ッドコアのコア半体やコイルに絡まってしまう等、巻線
作業の作業性があまり良くなく、作業効率が低下してし
まうという問題があった。
【0012】また、コイル巻回用溝11が、スライダ1
2の一つの側面に平行に延びていることにより、このコ
イル巻回用溝11により画成される上下のコア保持部1
5a,15bの剛性が比較的低くなってしまうので、ス
ライダ12のディスク摺動面の平面性が低下してしまう
という問題があった。
2の一つの側面に平行に延びていることにより、このコ
イル巻回用溝11により画成される上下のコア保持部1
5a,15bの剛性が比較的低くなってしまうので、ス
ライダ12のディスク摺動面の平面性が低下してしまう
という問題があった。
【0013】さらに、コイル巻回用溝11の加工は、ス
ライダ12を切削することにより行なわれることから、
切削加工部分が多くなり、セラミックス材料から成るス
ライダの加工時間が比較的長くなってしまうという問題
もあった。
ライダ12を切削することにより行なわれることから、
切削加工部分が多くなり、セラミックス材料から成るス
ライダの加工時間が比較的長くなってしまうという問題
もあった。
【0014】本発明は、以上の点に鑑み、各コイルが容
易に巻回され得るようにした、下位フロッピーディスク
及び高密度フロッピーディスク用の磁気ヘッドを提供す
ることを目的としている。
易に巻回され得るようにした、下位フロッピーディスク
及び高密度フロッピーディスク用の磁気ヘッドを提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、スライダと、スライダの一側面から垂直に延び且
つ上下に貫通するように形成された複数の切欠部と、各
切欠部内にそれぞれ挿入される記録密度の異なる複数の
ヘッドコアと、上記スライダの一側面から垂直に延びて
いて、上下にコア保持部を画成するコイル巻回用溝と、
このコイル巻回用溝内にて、各ヘッドコアに巻回された
記録再生用コイルと、を含んでいる、フロッピーディス
ク用磁気ヘッドにおいて、上記コイル巻回用溝は、スラ
イダの一側面にて、複数の切欠部の間に仕切り壁が形成
されている、ことを特徴とする、フロッピーディスク用
磁気ヘッドにより、達成される。
れば、スライダと、スライダの一側面から垂直に延び且
つ上下に貫通するように形成された複数の切欠部と、各
切欠部内にそれぞれ挿入される記録密度の異なる複数の
ヘッドコアと、上記スライダの一側面から垂直に延びて
いて、上下にコア保持部を画成するコイル巻回用溝と、
このコイル巻回用溝内にて、各ヘッドコアに巻回された
記録再生用コイルと、を含んでいる、フロッピーディス
ク用磁気ヘッドにおいて、上記コイル巻回用溝は、スラ
イダの一側面にて、複数の切欠部の間に仕切り壁が形成
されている、ことを特徴とする、フロッピーディスク用
磁気ヘッドにより、達成される。
【0016】また、上記目的は、本発明によれば、上記
仕切り壁が、スライダの一側面にて複数の切欠部の間の
領域から両側に向かって所定の傾斜角で斜めに延びるよ
うに形成された、上記複数のコイル巻回用溝の、交点部
分であることを特徴とする、フロッピーディスク用磁気
ヘッドにより、達成される。
仕切り壁が、スライダの一側面にて複数の切欠部の間の
領域から両側に向かって所定の傾斜角で斜めに延びるよ
うに形成された、上記複数のコイル巻回用溝の、交点部
分であることを特徴とする、フロッピーディスク用磁気
ヘッドにより、達成される。
【0017】本発明による磁気ヘッドは、好ましくは、
上記コイル巻回用溝の傾斜角が、30度乃至60度であ
る。
上記コイル巻回用溝の傾斜角が、30度乃至60度であ
る。
【0018】上記構成によれば、下位フロッピーディス
ク用のヘッドコアと高密度フロッピーディスク用の高密
度コアが、同一スライダに組み付けられるので、双方の
フロッピーディスクの記録・再生が行なわれ得ると共
に、コイル巻回用溝が、請求項1の発明によれば、複数
の切欠部の間に仕切り壁が形成され、請求項2の発明に
よれば、複数の切欠部の間の領域から両側に向かって斜
めに延びていることから、各切欠部内に挿入されるヘッ
ドコアに対して、それぞれ独立した、また断面が三角形
の独立したコイル巻回用溝が画成されることになる。
ク用のヘッドコアと高密度フロッピーディスク用の高密
度コアが、同一スライダに組み付けられるので、双方の
フロッピーディスクの記録・再生が行なわれ得ると共
に、コイル巻回用溝が、請求項1の発明によれば、複数
の切欠部の間に仕切り壁が形成され、請求項2の発明に
よれば、複数の切欠部の間の領域から両側に向かって斜
めに延びていることから、各切欠部内に挿入されるヘッ
ドコアに対して、それぞれ独立した、また断面が三角形
の独立したコイル巻回用溝が画成されることになる。
【0019】従って、各ヘッドコアのコア半体に対して
コイル巻線を巻回する際に、他方のヘッドコアのコア半
体やコイルに絡まってしまうようなことがなく、コイル
巻線効率が向上することになる。
コイル巻線を巻回する際に、他方のヘッドコアのコア半
体やコイルに絡まってしまうようなことがなく、コイル
巻線効率が向上することになる。
【0020】また、請求項2の発明の場合は、特にコイ
ル巻回用溝が、スライダの一側面に対して平行ではな
く、三角形を構成するように延びていることから、コイ
ル巻回用溝の切削加工の際の切削量が低減されるので、
加工時間が短縮され得ることになる。
ル巻回用溝が、スライダの一側面に対して平行ではな
く、三角形を構成するように延びていることから、コイ
ル巻回用溝の切削加工の際の切削量が低減されるので、
加工時間が短縮され得ることになる。
【0021】さらに、スライダのコイル巻回用溝により
画成されるコア保持部に関して、スライダの厚さ方向の
剛性が高められることになるので、スライダのディスク
摺動面の平坦度が向上することになる。
画成されるコア保持部に関して、スライダの厚さ方向の
剛性が高められることになるので、スライダのディスク
摺動面の平坦度が向上することになる。
【0022】上記コイル巻回用溝の傾斜角が、30度乃
至60度である場合には、コイル巻線の作業に供される
コイル巻回用溝の断面三角形の空間が、有効に利用され
得るので、コイル巻回用溝の切削量をできるだけ少なく
することが可能であり、これによって、スライダの剛性
もできるだけ高くすることが可能となる。
至60度である場合には、コイル巻線の作業に供される
コイル巻回用溝の断面三角形の空間が、有効に利用され
得るので、コイル巻回用溝の切削量をできるだけ少なく
することが可能であり、これによって、スライダの剛性
もできるだけ高くすることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の態様】以下、図面に示した実施態様に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1乃至図4は、本
発明によるフロッピーディスク用磁気ヘッドの第一の実
施形態を示している。図1乃至図4において、磁気ヘッ
ド20は、扁平なスライダ21と、このスライダ21に
組み込まれた記憶容量100MB用の高密度記録用ヘッ
ドコア22、及び記憶容量1MBまたは2MB用の通常
記録用ヘッドコア23とを備えている。
づいて、本発明を詳細に説明する。図1乃至図4は、本
発明によるフロッピーディスク用磁気ヘッドの第一の実
施形態を示している。図1乃至図4において、磁気ヘッ
ド20は、扁平なスライダ21と、このスライダ21に
組み込まれた記憶容量100MB用の高密度記録用ヘッ
ドコア22、及び記憶容量1MBまたは2MB用の通常
記録用ヘッドコア23とを備えている。
【0024】スライダ21は、例えばセラミックス製で
あって、扁平な表面がディスク摺動面を構成すると共
に、同一側面に上記高密度記録用ヘッドコア22が挿入
される第一の切欠部21aと、通常記録用ヘッドコア2
3が挿入される第二の切欠部21bとが設けられてい
る。この切欠部21a,21bは、スライダ21の厚さ
方向(上下方向)に貫通すると共に、それぞれフロッピ
ーディスク(図示せず)の回転方向Aに延びるように形
成されている。
あって、扁平な表面がディスク摺動面を構成すると共
に、同一側面に上記高密度記録用ヘッドコア22が挿入
される第一の切欠部21aと、通常記録用ヘッドコア2
3が挿入される第二の切欠部21bとが設けられてい
る。この切欠部21a,21bは、スライダ21の厚さ
方向(上下方向)に貫通すると共に、それぞれフロッピ
ーディスク(図示せず)の回転方向Aに延びるように形
成されている。
【0025】尚、上記高密度記録用ヘッドコア22の厚
さ寸法(トラック幅方向の厚さ)は、通常記録用ヘッド
コア23の厚さ寸法より小さく、また切欠部21a,2
1bは、それぞれヘッドコア22,23の厚さ寸法より
も僅かに大きい溝幅を有するように構成されている。
さ寸法(トラック幅方向の厚さ)は、通常記録用ヘッド
コア23の厚さ寸法より小さく、また切欠部21a,2
1bは、それぞれヘッドコア22,23の厚さ寸法より
も僅かに大きい溝幅を有するように構成されている。
【0026】また、スライダ21の同一側面には、切欠
部21a,21bと交差するコイル巻回用溝24が設け
られている。これにより、このコイル巻回用溝24の上
下には、高密度記録用ヘッドコア22の上下部分を保持
する一対のコア保持部25と、通常記録用ヘッドコア2
3の上下部分を保持する一対のコア保持部26とが構成
されることになる。
部21a,21bと交差するコイル巻回用溝24が設け
られている。これにより、このコイル巻回用溝24の上
下には、高密度記録用ヘッドコア22の上下部分を保持
する一対のコア保持部25と、通常記録用ヘッドコア2
3の上下部分を保持する一対のコア保持部26とが構成
されることになる。
【0027】ここで、コイル巻回用溝24は、図1及び
図2に示すように、二つの切欠部21a,21bの間に
仕切り壁24aが形成されている。これにより、切欠部
21a側では、コイル巻回用溝24bにより、高密度記
録用ヘッドコア22のコイル27を巻回するためのスペ
ースが画成され、また切欠部21b側では、コイル巻回
用溝24cによって、通常記録用ヘッドコア23のコイ
ル28を巻回するためのスペースが画成される。
図2に示すように、二つの切欠部21a,21bの間に
仕切り壁24aが形成されている。これにより、切欠部
21a側では、コイル巻回用溝24bにより、高密度記
録用ヘッドコア22のコイル27を巻回するためのスペ
ースが画成され、また切欠部21b側では、コイル巻回
用溝24cによって、通常記録用ヘッドコア23のコイ
ル28を巻回するためのスペースが画成される。
【0028】さらに、スライダ21のディスク摺動面2
1cには、フロッピーディスクに対するヘッド圧を安定
させるための複数本(図示の場合には、三本)の溝21
d,21e,21fが設けられている。そして、ディス
ク摺動面21cの周縁部分は、フロッピーディスクの記
録面を傷つけないように保護するため、面取り加工が施
されることにより、スライダ21のディスク摺動面21
cの周縁部分に傾斜面21gが形成されている。
1cには、フロッピーディスクに対するヘッド圧を安定
させるための複数本(図示の場合には、三本)の溝21
d,21e,21fが設けられている。そして、ディス
ク摺動面21cの周縁部分は、フロッピーディスクの記
録面を傷つけないように保護するため、面取り加工が施
されることにより、スライダ21のディスク摺動面21
cの周縁部分に傾斜面21gが形成されている。
【0029】上記ヘッドコア22は、「コ」字状に形成
された一対のコア半体を突き合わせて一体化したもので
あり、上面側の突き合わせ部分には、ギャップ22aが
形成されている。そして、一方のコア半体には、高密度
フロッピーディスクの記録再生を行なうコイル27が巻
回されている。
された一対のコア半体を突き合わせて一体化したもので
あり、上面側の突き合わせ部分には、ギャップ22aが
形成されている。そして、一方のコア半体には、高密度
フロッピーディスクの記録再生を行なうコイル27が巻
回されている。
【0030】また、上記ヘッドコア23は、「コ」字状
に形成された一対のコア半体を突き合わせて一体化した
ものであり、上面側の突き合わせ部分には、ギャップ2
3aが形成されている。そして、一方のコア半体には、
下位フロッピーディスクの記録再生を行なうコイル28
が巻回されている。
に形成された一対のコア半体を突き合わせて一体化した
ものであり、上面側の突き合わせ部分には、ギャップ2
3aが形成されている。そして、一方のコア半体には、
下位フロッピーディスクの記録再生を行なうコイル28
が巻回されている。
【0031】本発明によるフロッピーディスク用磁気ヘ
ッド20は、以上のように構成されており、通常記録用
ヘッドコア23が下位フロッピーディスク用記録・再生
ヘッドとして、また高密度記録用コア22が高密度フロ
ッピーディスク用記録・再生ヘッドとして作用する。
ッド20は、以上のように構成されており、通常記録用
ヘッドコア23が下位フロッピーディスク用記録・再生
ヘッドとして、また高密度記録用コア22が高密度フロ
ッピーディスク用記録・再生ヘッドとして作用する。
【0032】ここで、組立の際には、先づスライダ21
の切欠部21a,21b内に、それぞれヘッドコア2
2,23が挿入され、その上下部分が接着剤によってコ
ア保持部25,26に固定される。この状態から、スラ
イダ21は、面取り加工によって傾斜面21gが形成さ
れ、さらにコイル巻回用溝24内に、コイル巻線を通す
ことにより、高密度記録用ヘッドコア22のコア半体
に、コイル27が巻回され、また通常記録用ヘッドコア
23のコア半体に、コイル28が巻回される。その後、
スライダ21の底面に、フェライトリング29(図7及
び図8参照)が取り付けられることにより、磁気ヘッド
20が完成する。
の切欠部21a,21b内に、それぞれヘッドコア2
2,23が挿入され、その上下部分が接着剤によってコ
ア保持部25,26に固定される。この状態から、スラ
イダ21は、面取り加工によって傾斜面21gが形成さ
れ、さらにコイル巻回用溝24内に、コイル巻線を通す
ことにより、高密度記録用ヘッドコア22のコア半体
に、コイル27が巻回され、また通常記録用ヘッドコア
23のコア半体に、コイル28が巻回される。その後、
スライダ21の底面に、フェライトリング29(図7及
び図8参照)が取り付けられることにより、磁気ヘッド
20が完成する。
【0033】この場合、各コイル27,28の巻回作業
は、それぞれコイル巻回用溝24のうち、コイル巻回用
溝24a,24bにより画成されるスペース内で行なわ
れる。従って、各コイル巻回用溝24a,24bが互い
に独立したスペースになっていることから、一方のコイ
ル27または28の巻回作業の際に、コイル巻回用溝2
4内に通されるコイル巻線が、他方のコイル28または
27そして関連するヘッドコア23または22のコア半
体に絡まったりするようなことはない。かくして、各コ
イル27,28の巻線作業効率が向上することになる。
は、それぞれコイル巻回用溝24のうち、コイル巻回用
溝24a,24bにより画成されるスペース内で行なわ
れる。従って、各コイル巻回用溝24a,24bが互い
に独立したスペースになっていることから、一方のコイ
ル27または28の巻回作業の際に、コイル巻回用溝2
4内に通されるコイル巻線が、他方のコイル28または
27そして関連するヘッドコア23または22のコア半
体に絡まったりするようなことはない。かくして、各コ
イル27,28の巻線作業効率が向上することになる。
【0034】図5乃至図8は、本発明によるフロッピー
ディスク用磁気ヘッドの第二の実施形態を示している。
本実施形態は基本的に第一の実施形態と同様の構成を成
しており、その相違点のみを詳述する。図5乃至図8に
おいて、磁気ヘッド30のスライダ31の同一側面に設
けられた切欠部21a,21bと交差するコイル巻回用
溝34は、図5及び図6に示すように、二つの切欠部2
1a,21bの間の領域から、切欠部21a,21bが
形成されたスライダ31の側面に関して両側に向かっ
て、所定の傾斜角で斜めに延びるように形成されてい
る。
ディスク用磁気ヘッドの第二の実施形態を示している。
本実施形態は基本的に第一の実施形態と同様の構成を成
しており、その相違点のみを詳述する。図5乃至図8に
おいて、磁気ヘッド30のスライダ31の同一側面に設
けられた切欠部21a,21bと交差するコイル巻回用
溝34は、図5及び図6に示すように、二つの切欠部2
1a,21bの間の領域から、切欠部21a,21bが
形成されたスライダ31の側面に関して両側に向かっ
て、所定の傾斜角で斜めに延びるように形成されてい
る。
【0035】すなわち、コイル巻回用溝34a、及び3
4bの交点部分は実質的に仕切り壁として作用し、切欠
部21a側では、コイル巻回用溝34aにより、高密度
記録用ヘッドコア22のコイル27を巻回するためのス
ペースが画成され、また切欠部21b側では、コイル巻
回用溝34bによって、通常記録用ヘッドコア23のコ
イル28を巻回するためのスペースが画成される。
4bの交点部分は実質的に仕切り壁として作用し、切欠
部21a側では、コイル巻回用溝34aにより、高密度
記録用ヘッドコア22のコイル27を巻回するためのス
ペースが画成され、また切欠部21b側では、コイル巻
回用溝34bによって、通常記録用ヘッドコア23のコ
イル28を巻回するためのスペースが画成される。
【0036】この場合、各コイル27,28の巻回作業
は、それぞれコイル巻回用溝34のうち、コイル巻回用
溝34a,34bにより画成されるスペース内で行なわ
れる。従って、各コイル巻回用溝34a,34bが互い
に独立したスペースになっていることから、一方のコイ
ル27または28の巻回作業の際に、コイル巻回用溝3
4内に通されるコイル巻線が、他方のコイル28または
27そして関連するヘッドコア23または22のコア半
体に絡まったりするようなことはない。かくして、各コ
イル27,28の巻線作業効率が向上することになる。
は、それぞれコイル巻回用溝34のうち、コイル巻回用
溝34a,34bにより画成されるスペース内で行なわ
れる。従って、各コイル巻回用溝34a,34bが互い
に独立したスペースになっていることから、一方のコイ
ル27または28の巻回作業の際に、コイル巻回用溝3
4内に通されるコイル巻線が、他方のコイル28または
27そして関連するヘッドコア23または22のコア半
体に絡まったりするようなことはない。かくして、各コ
イル27,28の巻線作業効率が向上することになる。
【0037】特に、本実施形態においては、所定の傾斜
角で斜めに延びるように形成されていることから、この
傾斜角に各コイル27,28の巻線の先端が案内される
ように巻回されることとなり、巻線作業効率を一層向上
することになる。
角で斜めに延びるように形成されていることから、この
傾斜角に各コイル27,28の巻線の先端が案内される
ように巻回されることとなり、巻線作業効率を一層向上
することになる。
【0038】また、コイル巻回用溝の傾斜角が、30度
乃至60度である場合には、コイル巻線の作業に供され
るコイル巻回用溝の断面三角形の空間が、有効に利用さ
れ得るので、コイル巻回用溝の切削量をできるだけ少な
くすることが可能であり、これによって、スライダの剛
性もできるだけ高くすることが可能となる。
乃至60度である場合には、コイル巻線の作業に供され
るコイル巻回用溝の断面三角形の空間が、有効に利用さ
れ得るので、コイル巻回用溝の切削量をできるだけ少な
くすることが可能であり、これによって、スライダの剛
性もできるだけ高くすることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イル巻回用溝が、複数の切欠部の間に仕切り壁が形成さ
れ、または複数の切欠部の間の領域から両側に向かって
斜めに延びていることから、各切欠部内に挿入されるヘ
ッドコアに対して、それぞれ独立した、または断面が三
角形の独立したコイル巻回用溝が画成されることになる
ので、各ヘッドコアのコア半体に対してコイル巻線を巻
回する際に、他方のヘッドコアのコア半体やコイルに絡
まってしまうようなことがなく、コイル巻線効率が向上
することになる。
イル巻回用溝が、複数の切欠部の間に仕切り壁が形成さ
れ、または複数の切欠部の間の領域から両側に向かって
斜めに延びていることから、各切欠部内に挿入されるヘ
ッドコアに対して、それぞれ独立した、または断面が三
角形の独立したコイル巻回用溝が画成されることになる
ので、各ヘッドコアのコア半体に対してコイル巻線を巻
回する際に、他方のヘッドコアのコア半体やコイルに絡
まってしまうようなことがなく、コイル巻線効率が向上
することになる。
【0040】また、コイル巻回用溝が、スライダの一側
面に対して平行ではなく、三角形を構成するように延び
ている場合には、コイル巻回用溝の切削加工の際の切削
量が低減されるので、加工時間が短縮され得ることにな
る。
面に対して平行ではなく、三角形を構成するように延び
ている場合には、コイル巻回用溝の切削加工の際の切削
量が低減されるので、加工時間が短縮され得ることにな
る。
【0041】さらに、スライダのコイル巻回用溝により
画成されるコア保持部に関して、スライダの厚さ方向の
剛性が高められることになるので、スライダのディスク
摺動面の平坦度が向上することになる。
画成されるコア保持部に関して、スライダの厚さ方向の
剛性が高められることになるので、スライダのディスク
摺動面の平坦度が向上することになる。
【0042】かくして、本発明によれば、各コイルが容
易に巻回され得るようにした、下位フロッピーディスク
及び高密度フロッピーディスク用の磁気ヘッドが提供さ
れ得ることになる。
易に巻回され得るようにした、下位フロッピーディスク
及び高密度フロッピーディスク用の磁気ヘッドが提供さ
れ得ることになる。
【図1】本発明によるフロッピーディスク用磁気ヘッド
の第一の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
の第一の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1を組立てた状態の磁気ヘッドの平面図であ
る。
る。
【図3】図1を組立てた状態の磁気ヘッドの左側面図で
ある。
ある。
【図4】図1を組立てた状態の磁気ヘッドの正面図であ
る。
る。
【図5】本発明によるフロッピーディスク用磁気ヘッド
の第二の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
の第二の実施形態の構成を示す分解斜視図である。
【図6】図5を組立てた状態の磁気ヘッドの平面図であ
る。
る。
【図7】図5を組立てた状態の磁気ヘッドの左側面図で
ある。
ある。
【図8】図5を組立てた状態の磁気ヘッドの正面図であ
る。
る。
【図9】従来のフロッピーディスク用磁気ヘッドの一例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
20,30 フロッピーディスク用磁気ヘッド 21,31 スライダ 21a,21b 切欠部 22 ヘッドコア(高密度フロッピーディスク用) 23 ヘッドコア(下位フロッピーディスク用) 24,34 コイル巻回用溝 24a 仕切り壁 25,26 コア保持部 27,28 コイル 19 フェライトリング
Claims (3)
- 【請求項1】 スライダと、 スライダの一側面から垂直に延び且つ上下に貫通するよ
うに形成された複数の切欠部と、 各切欠部内にそれぞれ挿入される記録密度の異なる複数
のヘッドコアと、 上記スライダの一側面から垂直に延びていて、上下にコ
ア保持部を画成するコイル巻回用溝と、 このコイル巻回用溝内にて、各ヘッドコアに巻回された
記録再生用コイルと、を含んでいる、フロッピーディス
ク用磁気ヘッドにおいて、 上記コイル巻回用溝は、スライダの一側面にて、複数の
切欠部の間に仕切り壁が形成されている、ことを特徴と
する、フロッピーディスク用磁気ヘッド。 - 【請求項2】 上記仕切り壁が、スライダの一側面にて
複数の切欠部の間の領域から両側に向かって所定の傾斜
角で斜めに延びるように形成された、上記複数のコイル
巻回用溝の、交点部分であることを特徴とする、請求項
1に記載のフロッピーディスク用磁気ヘッド。 - 【請求項3】 上記コイル巻回用溝の傾斜角が、30度
乃至60度であることを特徴とする、請求項2に記載の
フロッピーディスク用磁気ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067306A JPH09231537A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
US09/848,429 US6404591B1 (en) | 1996-02-06 | 2001-05-04 | Magnetic head having cut-out portions for different recording density head cores |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067306A JPH09231537A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09231537A true JPH09231537A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13341207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8067306A Pending JPH09231537A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-28 | フロッピーディスク用磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09231537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1111592A1 (en) * | 1998-06-25 | 2001-06-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Magnetic recording device |
US6304419B1 (en) * | 1998-02-20 | 2001-10-16 | Sony Corporation | Magnetic head device and recording medium drive |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8067306A patent/JPH09231537A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6304419B1 (en) * | 1998-02-20 | 2001-10-16 | Sony Corporation | Magnetic head device and recording medium drive |
EP1111592A1 (en) * | 1998-06-25 | 2001-06-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Magnetic recording device |
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