JPH07121091A - 電子学習機 - Google Patents

電子学習機

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JPH07121091A
JPH07121091A JP26690393A JP26690393A JPH07121091A JP H07121091 A JPH07121091 A JP H07121091A JP 26690393 A JP26690393 A JP 26690393A JP 26690393 A JP26690393 A JP 26690393A JP H07121091 A JPH07121091 A JP H07121091A
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JP
Japan
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answer
format
question
data
memory
Prior art date
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JP26690393A
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English (en)
Inventor
Kozue Nakajima
こずえ 中島
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 学習者の理解度や状況に適合した解答を出力
することを可能として、これにより、学習者の学習意欲
を高め、学習者の十分な学習を可能とする電子学習機を
提供すること。 【構成】 発行物の範囲が選択された後(S53)、解
答形式キー2cが入力されると(S57:Y)、解答形
式指定画面が表示される(S58)。使用者による解答
の形式41の指定があると、その指定を解答形式メモリ
17eに書き込み、解答の形式41が更新される(S5
9)。解答発行キー2bが入力されると(S60:
Y)、CPU14は、解答形式メモリ17eに記憶され
る各問題に対する解答の形式41を読み出し、かかる解
答の形式41に基づいて、出題問題解答メモリ17cか
ら所定の解答のデータ34〜36を印字装置9へ出力す
る(S61)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子学習機に関し、特
に、問題に対する解答の形式を任意に指定可能として、
学習者の理解度や状況に適合した形式の解答を出力する
ことができる電子学習機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子学習機は、学習者の
自習用や教師の授業用として使用されている。この電子
学習機には、複数の問題とそれらに対する解答とが記憶
されており、使用者(学習者または教師)により学習し
たい単元やページが指定されると、その指定された単元
やページに相当する問題を出力するように構成されてい
る。
【0003】そして、出力された問題を学習者が解いた
後は、使用者による解答の出力指示により、かかる問題
に対する解答を出力して、学習者に自分の答えと解答と
を比較させることにより正誤を判断させて、学習を行な
わせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電子学習機では、使用者による指示により出力さ
れる解答は、詳細な解答がほしい場合にも、簡易な解答
がほしい場合にも、常に一定の形式で出力されてしまう
ので、学習者の学習意欲を低下させたり、学習者の十分
な学習を妨げてしまうという問題点があった。
【0005】なぜなら、問題が難しく、詳細な解答によ
りじっくりと学習したい場合に、簡易な解答しか出力さ
れなければ、学習者の問題に対する理解を不十分なもの
とし、この結果、学習者の学習意欲を低下させてしま
う。また、問題が簡単で、簡易な解答により学習の速度
を向上させたい場合に、詳細な解答しか出力されなけれ
ば、学習者の学習効率を低下させて、学習者の十分な学
習を妨げてしまうからである。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、学習者の理解度や状況に適合し
た解答を出力することを可能として、これにより、学習
者の学習意欲を高め、学習者の十分な学習を可能とする
電子学習機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電子学習機は、問題およびその解答を記憶
する解答等記憶手段と、前記解答等記憶手段に記憶され
た問題および解答を出力するための出力手段とを備え、
更に、前記解答等記憶手段は説明の程度を異にする複数
種類の形式の解答を1つの問題について記憶しており、
前記記憶された複数種類の形式の解答のうちから、任意
の形式の解答を指定するための解答形式指定手段と、前
記解答形式指定手段により指定された形式の解答を一時
記憶する解答形式記憶手段と、前記解答形式記憶手段に
記憶された解答の形式に応じて、前記出力手段に解答を
出力する解答出力制御手段とを備えている。
【0008】なお、前記解答形式指定手段は、問題ごと
に任意の形式の解答が指定し得るように構成されていて
もよい。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子学習機によれ
ば、解答等記憶手段は、説明の程度を異にする複数種類
の形式の解答を1つの問題について記憶している。解答
形式指定手段により、前記記憶された複数種類の形式の
解答のうちから、任意の形式の解答が指定されると、解
答形式記憶手段は、前記解答形式指定手段により指定さ
れた形式の解答を一時記憶し、解答出力制御手段は、前
記解答形式記憶手段に記憶された解答の形式に応じて、
出力手段に解答を出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例である電
子学習機を図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本実施例の電子学習機1の構成を
示す制御系のブロック図である。同図に基づいて、先
ず、この電子学習機1の構成を説明する。
【0012】この電子学習機1は、基本的に、キーボー
ド2と、フロッピーディスクドライブ(FDD)5を有
する外部記憶装置3と、出力手段としての表示装置6お
よび印字装置9と、制御装置Cとから構成されている。
【0013】キーボード2には、文字や記号を入力する
ためのアルファベットキーや数字キーや記号キーなどの
文字キー、指定された問題の発行を指示する問題発行キ
ー2a、指定された問題の解答の発行を指示する解答発
行キー2b、解答の形式の変更を指示する解答形式キー
2c、実効キー、取消キー、終了キー、カーソルキー、
リターンキー、スペースキー、その他必要な各キーが設
けられている。
【0014】外部記憶装置3は、装着されたフロッピー
ディスクから問題や解答などのデータを読みだしたり、
逆に、フロッピーディスクにデータを書き込んだりする
フロッピーディスクドライブ5と、これを駆動制御する
フロッピーディスクドライブ(FDD)コントローラ4
とから構成される。
【0015】表示装置6は、問題やその解答、あるい
は、使用者に対する指示等を複数行分表示可能なCRT
ディスプレイ8と、これを表示制御するCRTコントロ
ーラ7とから構成され、また、印字装置9は、用紙に印
刷を行なうためのプリンタ11と、これを駆動制御する
プリンタ駆動回路10とから構成されている。
【0016】そして、キーボード2と、FDDコントロ
ーラ4と、CRTコントローラ7と、プリンタ駆動回路
10とが、制御装置Cの入出力インターフェイス12
に、それぞれ接続されている。
【0017】制御装置Cは、CPU14と、このCPU
14にアドレスバス、データバスなどのバス13を介し
て接続された入出力インターフェイス12、ROM15
及びRAM17とから構成されている。
【0018】ROM15には、ブートストラッププログ
ラム15aが格納されている。ブートストラッププログ
ラム15aは、フロッピーディスクから制御プログラム
を読み出して後述の教授部メモリ17aに書き込むとと
もに、フロッピーディスクから解答形式識別データを読
み出して後述の解答形式識別メモリ17dに書き込むた
めの処理を行なうものである。
【0019】RAM17には、教授部メモリ17a、問
題解答メモリ17b、解答等記憶手段としての出題問題
解答メモリ17c、解答形式識別メモリ17d、解答形
式記憶手段としての解答形式メモリ17eなどの各メモ
リ領域が設けられている。
【0020】教授部メモリ17aは、電子学習機1の制
御プログラムを記憶する。問題解答メモリ17bは、使
用者により選択された教科の問題と解答のデータを記憶
する。
【0021】出題問題解答メモリ17cは、問題解答メ
モリ17bに記憶される問題と解答のデータのうち、使
用者により出題のために選択された部分のデータを記憶
する。ここで、図2を参照して、出題問題解答メモリ1
7cに記憶されるデータの構成について説明する。図2
は、出題問題解答メモリ17cのデータ構成を模式的に
表わした図である。
【0022】図2に示すように、出題問題解答メモリ1
7cのデータは、問題番号31と、識別番号32と、問
題および解答の各データ33〜36とから構成される。
問題番号31は問題の番号である。識別番号32は、デ
ータ33〜36の種類を示す番号である。識別番号32
には、「0」から「3」の4種類があり、「0」は問題
のデータ33を、「1」から「3」は解答のデータ34
〜36を示している。解答のデータ34〜36のうち、
「1」は答えのデータ34、「2」は計算経過のデータ
35、「3」は解説のデータ36をそれぞれ示してい
る。
【0023】このように、出題問題解答メモリ17cの
データは、各問題ごとに、問題番号31と、4種類の識
別番号32で示される問題と解答の4つのデータ33〜
36から構成されている。
【0024】解答形式識別メモリ17dは、各解答の形
式41のデータの構成である解答形式識別データを記憶
する。解答形式識別メモリ17dの解答形式識別データ
は、教授部メモリ17aに制御プログラムが書き込まれ
る際に、同様に、フロッピーディスクから読み出され
て、解答形式識別メモリ17dに書き込まれる。
【0025】図3に、解答形式識別メモリ17dのデー
タ構成を模式的に表わした図を示す。図3に示すよう
に、解答の形式41の「A」には、答えのデータ34を
示す識別番号32の「1」が対応つけて記憶される。同
様に、解答の形式41の「B」には、計算経過のデータ
35を示す識別番号32の「2」と、答えのデータ34
を示す識別番号32の「1」とが対応つけて記憶され
る。また、解答の形式41の「C」には、解説のデータ
36を示す識別番号32の「3」と、計算経過のデータ
35を示す識別番号32の「2」と、答えのデータ34
を示す識別番号の「1」とが対応つけて記憶される。こ
のように、解答形式識別メモリ17dの解答形式識別デ
ータにより、解答の形式「A」〜「C」が、解答の説明
の程度を異にするように構成されている。
【0026】解答形式メモリ17eは、使用者により指
定された各問題についての解答の形式41である解答形
式データを記憶する。解答形式メモリ17eの解答形式
データは、問題解答メモリ17bから出題問題解答メモ
リ17cにデータが書き込まれる際に、問題解答メモリ
17bから書き込まれる。
【0027】ここで、図4を参照して、解答形式メモリ
17eに記憶される解答形式データの構成を説明する。
図4は、解答形式メモリ17eのデータ構成を模式的に
表わした図である。解答形式メモリ17eは、問題番号
31と、その問題番号31で表わされる問題についての
解答の形式41とから構成される。解答の形式41は、
前述した「A」、「B」、「C」のいずれかで記憶され
る。解答の形式41の更新があると、かかる「A」乃至
「C」のデータが更新されたデータに書き換えられる。
なお、解答の形式41が、使用者により指定されていな
い未指定の状態では、「C」のデータが解答形式メモリ
17eに記憶される。
【0028】次に、以上のように構成された電子学習機
1の制御装置Cで行なわれる問題および解答の発行処理
について、図5及び図6を参照して説明する。
【0029】図5は、問題および解答の発行処理を示し
たフローチャートである。電子学習機1に電源が投入さ
れると、図5に示す処理が開始される(ステップ50
(以降単にS50と記す。他のステップも同じ))。
【0030】まず、CPU14は、ROM15に記憶さ
れたブートストラッププログラム15aを読みだして、
かかるブートストラッププログラム15aに基づいて動
作する。そして、CPU14は、外部記憶装置3を介し
て、フロッピーディスクからデータを読み出し、教授部
メモリ17aに制御プログラムを、解答形式識別メモリ
17dに解答形式識別データを、それぞれ書き込む(S
51)。その後、CPU14は、教授部メモリ17aに
書き込まれた制御プログラムを読みだし、以降の処理
を、かかる制御プログラムに基づいて続行する。
【0031】CPU14は、CRTディスプレイ8に教
科選択画面を表示し、教科選択処理を行なう(S5
2)。教科選択処理では、使用者(学習者または教師)
に学習する教科を選択させる。教科が選択されると、選
択された教科の問題と解答のデータが、外部記憶装置3
を介して、フロッピーディスクから読み出され、問題解
答メモリ17bに書き込まれる。このように、選択され
た教科ごとに、問題と解答のデータを問題解答メモリ1
7bに書き込んでいるので、換言すれば、一度にすべて
の教科の問題と解答のデータを問題解答メモリ17bに
書き込まないので、問題解答メモリ17bとして必要と
なるメモリ領域を小さいものとすることができる。
【0032】学習する教科が選択されると、CPU14
は、CRTディスプレイ8に発行物範囲選択画面を表示
し、発行物範囲選択処理を行なう(S53)。発行物範
囲選択処理では、出題のためにプリンタ11より印刷す
る問題や解答の発行物の範囲を、使用者に選択させる。
発行物範囲選択処理の対象となるものは、S52の処理
において、選択された教科の問題と解答のデータであ
る。発行物範囲選択処理で選択された発行物の範囲の問
題と解答のデータは、問題解答メモリ17bから読みだ
され、出題問題解答メモリ17cに書き込まれる。この
ように、発行物範囲選択処理により選択された範囲の問
題と解答のデータのみが、出題問題解答メモリ17cに
書き込まれるので、出題問題解答メモリ17c内のデー
タを検索等する場合の時間を縮小することができる。
【0033】なお、発行物範囲選択処理で選択された発
行物の範囲の問題に対応する解答の形式41の解答形式
データも、出題問題解答メモリ17cの書き込みの際、
同様に、問題解答メモリ17bから読みだされ、解答形
式メモリ17eに書き込まれる。この時、解答の形式4
1が未指定の問題については、解答の形式41として
「C」のデータが書き込まれる。
【0034】発行物範囲選択処理(S53)がなされる
と、選択された範囲の問題や解答の発行の指示を待つた
めに、キー入力待の状態にはいる(S54:N)。キー
入力があると(S54:Y)、入力されたキーに応じて
各処理を実行するために、入力されたキーが何であるか
判断される(S55、S57、S60、S62)。
【0035】入力されたキーが問題発行キー2aであれ
ば(S55:Y)、出題問題解答メモリ17cのデータ
を検索し、識別番号32が「0」で示される問題のデー
タ33を印字装置9へ出力する(S56)。これによ
り、発行物範囲選択処理により選択された範囲の問題が
用紙に印刷される。問題の印刷の後、CPU14は処理
をS53に移行する。
【0036】入力されたキーが解答形式キー2cであれ
ば(S57:Y)、解答を印刷する場合の解答の形式を
指定するための解答形式指定画面をCRTディスプレイ
8に表示する(S58)。
【0037】ここで、図6を参照して、解答形式指定画
面の構成を説明する。図6は、解答形式指定画面の一例
を示した図である。
【0038】解答形式指定画面60は、メッセージ部6
1と、問題表示部62と、解答形式表示部63と、カー
ソル64と、操作説明部65とから構成される。メッセ
ージ部61には、「解答の形式を入力して下さい」と表
示され、使用者に解答を印刷する場合の形式を指定する
ことを促している。問題番号表示部62は、問題番号3
1を「問」の文字とともに表示する。
【0039】解答形式表示部63は、括弧内に、現在指
定中、又は、使用者により入力された解答の形式41を
表示する。解答の形式41は、「A」、「B」、「C」
の3種類あり、図3に示すように、「A」、「B」、
「C」の各データの内容は解答形式識別メモリ17dに
記憶されている。
【0040】具体的には、解答の形式41を「A」と指
定した場合には、識別番号32が「1」の答えのデータ
34のみを、解答として印刷されるように指定したこと
になる。また、解答の形式41を「B」と指定した場合
には、識別番号32が「2」と「1」の計算経過のデー
タ35と答えのデータ34とをあわせて、解答として印
刷されるように指定したことになる。さらに、解答の形
式41を「C」と指定した場合には、識別番号32が
「3」と「2」と「1」の解説のデータ36、計算経過
のデータ35、答えのデータ34をあわせて、解答とし
て印刷されるように指定したことになる。
【0041】図6の解答形式指定画面60のカーソル6
4は、使用者による解答の形式41の入力位置を示して
いる。カーソル64は、キーボード2のカーソルキーの
操作により移動される。操作説明部65は、その表示内
容により、使用者によって更新された解答の形式41
を、記憶する場合には実効キーを入力し、記憶を止める
場合には取消キーを入力することを説明している。
【0042】解答形式指定画面60がCRTディスプレ
イ8に表示され(S58)、その後、使用者により解答
の形式41が更新されると、更新された解答の形式41
は解答形式メモリ17eに書き込まれる(S59)。具
体的には、解答の形式41の更新後、実効キーの入力を
契機として、更新された解答の形式41が解答形式メモ
リ17eに書き込まれる。なお、解答の形式41の更新
後、使用者により取消キーが入力された場合には、更新
された解答の形式41を解答形式メモリ17eに書き込
まず、更新前の解答の形式41を維持する。
【0043】解答形式メモリ17eのデータが更新され
ると(S59)、CPU14は、処理をS53へ移行す
る。
【0044】入力されたキーが解答発行キー2bであれ
ば(S60:Y)、CPU14は、まず、解答形式メモ
リ17eを検索し、各問題に対する解答の形式41を読
み出す。次に、CPU14は、出題問題解答メモリ17
cのデータを検索し、読み出された解答の形式41に対
応する識別番号32のデータ34〜36を印字装置9へ
出力する(S61)。これにより、発行物範囲選択処理
により選択された範囲の問題の解答が、使用者により指
定された解答の形式41で、用紙に印刷される。解答の
印刷の後、CPU14は処理をS53に移行する。
【0045】入力されたキーが終了キーであれば(S6
2:Y)、CPU14は、解答形式メモリ17eの内容
を、外部記憶装置3を介して、フロッピーディスクに書
き込み(S64)、当該処理を終了する(S65)。こ
のように、解答形式メモリ17eの内容をフロッピーデ
ィスクに記憶するので、一度指定した解答の形式41
は、次回の使用の場合にも復帰することができる。
【0046】なお、入力されたキーが終了キーでもなけ
れば(S62:N)、CPU14は、入力されたキーに
対応する他の処理を実行し(S63)、その後、処理を
S53に移行する。
【0047】上記の実施例に示すように、本実施例の電
子学習機は、解答の形式41を任意に指定することがで
きるので、問題が難しく、詳細な解答によりじっくりと
学習したい場合には、解答の形式41が「C」の答えの
データ34、計算経過のデータ35、及び、解説のデー
タ36までともなった詳細な解答を出力し、問題が簡単
で、簡易な解答により学習の速度を向上させたい場合に
は、解答の形式41が「A」の答えのデータ34のみを
出力することにより、学習者の理解度や状況に適合した
形式の解答を出力することができる。これにより、学習
者の学習意欲を高め、学習者の十分な学習を可能にする
ことができる。
【0048】また、解答の形式41の指定は問題ごとに
可能であるので、問題ごとの難易度に合わせた形式で解
答を出力することができる。
【0049】なお、本実施例における解答形式指定手段
は、図5に示すS58、S59の処理である。また、解
答出力制御手段は、図5に示すS61の処理である。
【0050】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものでなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更改良が可能
であることは容易に推察できるものである。
【0051】例えば、本実施例では、解答の形式41
は、各問題ごとに指定する場合のみについて説明した
が、発行物範囲選択処理により選択された複数の問題に
ついて、その解答の形式41を一括に変換するようにし
てもよい。解答の形式41の一括変換により、学習塾な
どで解答を発行する場合に、答えのデータ34のみを
「予習用の解答」として、また、解説のデータ36まで
含めた解答を「復習用の解答」としてといった具合い
に、用途に応じた解答の発行を簡易に行なうことを可能
にする。
【0052】また、本実施例では、解答の発行は、専
ら、印字装置9のプリンタ11により行なうことで説明
したが、表示装置6のCRTディスプレイ8に解答を表
示するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電子学習機によれば、解答の形式を任意に指定す
ることができるので、学習者の理解度や状況に適合した
形式の解答を出力することができ、これにより、学習者
の学習意欲を高め、学習者の十分な学習を可能にすると
いう効果を奏するものである。
【0054】また、解答の形式の指定は問題ごとに可能
であるので、問題ごとの難易度に合わせた形式で解答を
出力できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子学習機の構成を示す制御
系のブロック図である。
【図2】出題問題解答メモリのデータ構成を模式的に表
わした図である。
【図3】解答形式識別メモリのデータ構成を模式的に表
わした図である。
【図4】解答形式メモリのデータ構成を模式的に表わし
た図である。
【図5】問題および解答の発行処理を示したフローチャ
ートである。
【図6】解答形式指定画面の一例を示した図である。
【符号の説明】
2 キーボード 2b 解答発行キー 2c 解答形式キー 3 外部記憶装置 4 フロッピーディスクドライブ(FDD)
コントローラ 5 フロッピーディスクドライブ(FDD) 6 表示装置 7 CRTコントローラ 8 CRTディスプレイ 9 印字装置 10 プリンタ駆動回路 11 プリンタ 14 CPU 15 ROM 17 RAM 17a 教授部メモリ 17b 問題解答メモリ 17c 出題問題解答メモリ 17d 解答形式識別メモリ 17e 解答形式メモリ C 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問題およびその解答を記憶する解答等記
    憶手段と、前記解答等記憶手段に記憶された問題および
    解答を出力するための出力手段とを備えた電子学習機に
    おいて、 前記解答等記憶手段は説明の程度を異にする複数種類の
    形式の解答を1つの問題について記憶しており、 前記記憶された複数種類の形式の解答のうちから、任意
    の形式の解答を指定するための解答形式指定手段と、 前記解答形式指定手段により指定された形式の解答を一
    時記憶する解答形式記憶手段と、 前記解答形式記憶手段に記憶された解答の形式に応じ
    て、前記出力手段に解答を出力する解答出力制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子学習機。
  2. 【請求項2】 前記解答形式指定手段は、問題ごとに任
    意の形式の解答が指定し得るように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の電子学習機。
JP26690393A 1993-10-26 1993-10-26 電子学習機 Pending JPH07121091A (ja)

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