JPH1152837A - 文書読矯正装置及び記録媒体 - Google Patents

文書読矯正装置及び記録媒体

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JPH1152837A
JPH1152837A JP9211582A JP21158297A JPH1152837A JP H1152837 A JPH1152837 A JP H1152837A JP 9211582 A JP9211582 A JP 9211582A JP 21158297 A JP21158297 A JP 21158297A JP H1152837 A JPH1152837 A JP H1152837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】児童が指導員によることなく文書読を矯正し、
文章を正しく読んで理解する能力を身につけるための訓
練を行うことのできる文書読矯正装置及び記録媒体を提
供することを目的とする。 【解決手段】ディスプレイ装置12、画面上の特定の位
置に対して入力指示を与えるためのポインティング手段
であるタッチパネル31、一連の文を1つ又は複数の単
語からなる単語ブロック毎に区切り、且つ、それらの単
語ブロックを、文を連続的に読む方向に沿うような位置
に配置して、順に画面上に表示するための、単語ブロッ
ク表示手段22、1つの単語ブロックが表示され且つそ
の位置に対して入力指示が与えられたときに、表示され
た単語ブロックに続く次の単語ブロックを画面に表示す
るように制御する表示制御手段23を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば低年齢児教
育又は知的障害児教育の一環として行われる文書読指導
などに用いられる文書読矯正装置及び記録媒体に関す
る。
【0002】低年齢の児童又は知的障害を持つ児童は、
物語などの文章を読む場合において、短文単位であれば
それをそのまま読んで理解することができるが、長文に
なると正しく読めずに意味不明となってしまう傾向があ
る。このような文書読を矯正するための適当な装置が望
まれる。
【0003】
【従来の技術】従来において、例えば母親などが絵本な
どに書かれた文章の中の語句を1つ1つ順に指さして児
童に示し、児童は指さされた箇所を読んでいくことによ
って、文章の中の語句を読む正しく順序を学習する。
【0004】しかし、そのような文書読の学習の機会が
なかったり又は少なかった児童の場合、また低年齢の児
童又は知的障害を持つ児童の場合には、正しい文書読を
会得できないことがある。
【0005】文書読を正しく会得できていない児童の場
合には、文章を読むルールがきっちりと分からないた
め、例えば斜め読みを行ってしまったり、途中からラン
ダムに読んでしまったりし、文章を理解できないことが
しばしばある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのような児童にとっ
て、文書読を正しく会得するためには、指導員などによ
る指導を繰り返して行う必要がある。しかし、特に低年
齢の児童又は知的障害を持つ児童の場合には、長期間に
わたってそのような指導を行う必要があり、指導員にと
っては根気のいる作業である。また、指導員の不足、指
導を受けるための費用の増大などの問題もある。
【0007】また、文章を短い文章に区切って表示する
装置が、特開平6−309359号公報として提案され
ている。しかしこの装置は、区切られた短文を児童など
が読んだか否かに関係なく自動的に順次表示していくも
のであるため、文書読の矯正の目的には不適当である。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、児童が指導員によることなく文書読を矯正し、文
章を正しく読んで理解する能力を身につけるための訓練
を行うことのできる文書読矯正装置及び記録媒体を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、ディスプレイ装置12と、前記ディスプレイ装置
12の画面上の特定の位置に対して入力指示を与えるた
めのポインティング手段31と、一連の文を1つ又は複
数の単語からなる単語ブロックBKW毎に区切り、且
つ、それらの単語ブロックBKWを、前記文を連続的に
読む方向に沿うような位置に配置して、順に前記ディス
プレイ装置12の画面上に表示するための、単語ブロッ
ク表示手段22と、前記単語ブロック表示手段22によ
って1つの単語ブロックBKWが表示され且つ表示され
た単語ブロックBKWの画面上の位置に対して前記ポイ
ンティング手段31による入力指示が与えられたとき
に、表示された単語ブロックBKWに続く次の単語ブロ
ックBKWを画面に表示するように制御する表示制御手
段23と、を有してなる。
【0010】請求項2の発明に係る装置は、ディスプレ
イ装置12と、前記ディスプレイ装置12の画面上の位
置に対して入力指示を与えるためのポインティング手段
31と、1つ又は複数の単語からなる単語ブロックBK
Wに区切られた一連の文を格納する文管理テーブル21
と、前記文管理テーブル21から前記単語ブロックBK
Wを順に読み出し、読み出した単語ブロックBKWを、
前記文を連続的に読む方向に沿うような位置に配置して
前記ディスプレイ装置12の画面上に表示するための、
単語ブロック表示手段22と、前記単語ブロック表示手
段22によって1つの単語ブロックBKWが表示され且
つ表示された単語ブロックBKWの画面上の位置に対し
て前記ポインティング手段31による入力指示が与えら
れたときに、表示された単語ブロックBKWに続く次の
単語ブロックBKWを画面に表示するように制御する表
示制御手段23と、を有してなる。
【0011】請求項3の発明に係る装置では、前記表示
制御手段23は、前記ディスプレイ装置12の画面に表
示された単語ブロックBKWを、画面上における次の頁
に移るまで表示するように制御する。
【0012】請求項4の発明に係る装置では、前記ポイ
ンティング手段は、前記ディスプレイ装置の画面の表面
に設けられたタッチパネルである。請求項5の発明に係
る記録媒体は、一連の文を1つ又は複数の単語からなる
単語ブロックBKWに区切り、且つ、それらの単語ブロ
ックBKWを、前記文を連続的に読む方向に沿うような
位置に配置して、順にディスプレイ装置12の画面上に
表示するための処理と、1つの単語ブロックBKWが表
示され且つ表示された単語ブロックBKWの画面上の位
置に対してポインティング手段31による入力指示が与
えられたときに、表示された単語ブロックBKWに続く
次の単語ブロックBKWを画面に表示するように制御す
る処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。
【0013】単語ブロックBKWは、1つの単語、又は
1つの単語と助詞又は助動詞程度からなる句など、画面
に表示したときに1行以内で表示可能な程度の短いもの
である。単語ブロックBKWは、画面上において、例え
ば横書き対応した横表示、縦書き対応した縦表示などで
表示される。
【0014】単語ブロックBKWは、1つづつ表示さ
れ、表示された位置に対してポインティング手段31に
よる入力指示が与えられたときに、次の新しい単語ブロ
ックBKWが表示される。このように、表示された単語
ブロックBKWに対して、学習者TCが読んだか否かの
確認が行われ、学習者TCが読んだことが確認されてか
ら次の新しい単語ブロックBKWが表示される。ポイン
ティング手段として、タッチパネル、キーボード、マウ
ス、その他の種々のポインティングデバイスが用いられ
る。
【0015】本発明に係る文書読矯正装置1は、例えば
パーソナルコンピュータ又はワークステーションを用い
て実現される。そのためのプログラムは、半導体メモ
リ、ハードディスク、CD−ROM、フロッピーディス
ク、又は光磁気ディスクなどの記録媒体に格納される。
記録媒体に格納されたプログラムは、主メモリ上に適時
ローディングされ、処理装置によって実行される。その
際に、CD−ROMドライブ、フロッピーディスクドラ
イブ、又は光磁気ディスクドライブなどのドライブ装置
が必要に応じて用いられる。記録媒体がネットワークな
どの通信回線で結ばれたサーバに設けられている場合に
は、通信回線を介してサーバからプログラムが読み取ら
れ又はダウンロードされる。また、プログラムが通信回
線を介して処理装置に転送される場合には、通信回線自
体も記録媒体に相当する。プログラムは、種々のOS、
プラットホーム、システム環境、又はネットワーク環境
の下で動作するように供給可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る文書読矯正装
置1の外観を示す図、図2は文書読矯正装置1の構成を
示すブロック図、図3は文管理テーブル21の内容の例
を示す図である。
【0017】図1において、文書読矯正装置1は、処理
装置11、ディスプレイ装置12、キーボード13、及
びマウス14などから構成されている。文書読矯正装置
1はデスクDKの上に設置されており、学習者TCは、
キーボード13又はマウス14などを操作可能で且つデ
ィスプレイ装置12の画面を指でタッチすることが可能
な姿勢でデスクDKの前に座り、ディスプレイ装置12
の画面を見る。
【0018】図2において、処理装置11には、文管理
テーブル21、単語ブロック表示部22、表示制御部2
3、及び座標検出部24などが設けられる。ディスプレ
イ装置12の画面には、ポインティング手段としてのタ
ッチパネル31が設けられている。タッチパネル31に
指などが触れたときに、その座標位置が座標検出部32
によって検出される。座標検出部32からの出力によっ
て、ディスプレイ装置12の画面上の特定の位置に対し
て入力指示が与えられる。
【0019】文管理テーブル21には、1つ又は複数の
単語からなる単語ブロック毎に区切られた一連の文が、
1つ又は複数格納されている。図3において、文管理テ
ーブル21には、物語を構成する一連の文が、複数の単
語ブロックBKW毎に区切られて格納されている。した
がって、文管理テーブル21からは、単語ブロックBK
Wを1つの単位として読み出し可能である。なお、単語
ブロックBKWは、1つの単語、又は1つの単語と助詞
又は助動詞程度からなる句など、画面に表示したときに
1行以内で表示可能な程度の短いものである。
【0020】文管理テーブル21には、それぞれの文に
名前を付けて複数の文を格納することが可能である。ま
た、1つの文管理テーブル21に1つの文を格納し、各
文管理テーブル21にそれぞれ名前を付けることによっ
て、複数の文を管理することも可能である。
【0021】単語ブロック表示部22は、文管理テーブ
ル21から単語ブロックBKWを順に読み出し、読み出
した単語ブロックBKWを、文を連続的に読む方向に沿
うような位置に配置してディスプレイ装置12の画面上
に表示するための処理を行う。
【0022】表示制御部23は、単語ブロック表示部2
2によって1つの単語ブロックBKWが表示され且つ表
示された単語ブロックBKWの画面上の位置に対してタ
ッチパネル31による入力指示が与えられたときに、次
の単語ブロックBKWを読み出して画面に表示するよう
に制御を行う。
【0023】つまり、文管理テーブル21から順次単語
ブロックBKWが読み出されてディスプレイ装置12の
画面に表示されるが、表示制御部23は、タッチパネル
31からの所定の入力指示があったときに、単語ブロッ
ク表示部22に対して次の単語ブロックBKWを読み出
す指示を与え、読み出された単語ブロックBKWを画面
に表示する。
【0024】図4は単語ブロックBKWがディスプレイ
装置12の画面に順次表示される様子を示す図である。
文書読矯正装置1を立ち上げて、図示しないメニューか
ら、難易度のレベルを選択し、表示モードとして横表示
(横書き)を選択すると、図4(A)に示すように、特
定の1つの物語(文)の最初の単語ブロックBKW1で
ある「むかし」が画面に表示される。その際に、単語ブ
ロックBKW1は、薄く着色されて表示される。
【0025】そこで、学習者TCは、単語ブロックBK
W1を見て、それを音読し又は黙読する。その後、学習
者TCは、単語ブロックBKW1の表示された領域に指
を触れることにより、次に進む旨の入力指示を与える。
入力指示があると、図4(B)に示すように、単語ブロ
ックBKW1の次の単語ブロックBKW2である「むか
し」が画面に表示される。その際に、先に表示された単
語ブロックBKW1は着色がなくなって文字の本来の色
に戻った状態で表示が継続され、新しく表示される単語
ブロックBKW2は薄く着色されて表示される。
【0026】学習者TCは、単語ブロックBKW2を見
て、それを音読し又は黙読した後、単語ブロックBKW
2の表示された領域に指を触れることにより、次に進む
旨の入力指示を与える。入力指示があると、図4(C)
に示すように、単語ブロックBKW2の次の単語ブロッ
クBKW3である「あるところに」が画面に表示され
る。
【0027】以下同様にして、新しく表示された単語ブ
ロックBKW3,4…の領域に触れて入力指示を与える
ことによって、単語ブロックBKW4,5…が順次画面
に表示される。画面の最下行までいくと、それまで表示
されていた画面内の単語ブロックBKWの総てが消去さ
れ、画面の最上行に次の単語ブロックBKWが表示され
る。
【0028】図5は図4と同じ物語を縦表示(縦書き)
で画面に表示した場合を示す図である。図5において、
ディスプレイ装置12の画面には、単語ブロックBKW
1から単語ブロックBKW7までが表示されている。単
語ブロックBKW7が表示された領域に対して入力指示
を与えると、次の新しい単語ブロックBKW8が表示さ
れることとなる。
【0029】このように、文書読矯正装置1において
は、文が単語ブロックBKW毎に順に表示されるので、
学習者TCは表示された単語ブロックBKWを容易に正
しい順序で読むことができる。しかも、読んだ単語ブロ
ックBKWに対して入力指示を与えることによって初め
て次の単語ブロックBKWが表示されるので、学習者T
Cに余計なプレッシャを与えることなく、また従来のよ
うに斜め読みを行ってしまったりランダムに読んでしま
ったりすることがなく、文章を正しく読むことができ
る。
【0030】また、表示された単語ブロックBKWに対
して、学習者TCが読んだか否かの確認が行われ、学習
者TCが読んだことが確認されてから次の新しい単語ブ
ロックBKWが表示される。このように、文書読矯正装
置1と学習者TCとの対話が行われるので、学習者TC
はそのときそのときの自分のペースで学習を行うことが
できる。読み終わった単語ブロックBKWはそのまま残
るので、学習者TCの記憶を補助することとなり、新し
い単語ブロックBKWを読むときに意味の理解を助ける
こととなる。学習者TCは、指導員などによることなく
このような訓練を何回でも繰り返すことができ、間違っ
た文書読を矯正し、文章を正しく読んで理解する能力を
身につけることが可能となる。
【0031】図6は文書読矯正装置1の処理動作を示す
フローチャートである。図6において、まず表示モード
の設定が行われ(#11)、画面が消去され(#1
2)、表示モードに応じて(#13)、新しい単語ブロ
ックBKWが横表示され(#14)又は縦表示される
(#15)。新しい単語ブロックBKWが表示された
後、表示時間としてのポーズが設けられる(#16)。
単語ブロックBKWの領域に対して入力指示があると
(#17)、次の単語ブロックBKWが表示される(#
14,15)。その際に、画面の表示が一杯のためにペ
ージ替えとなると(#19でイエス)、前の画面を消去
する(#12)。
【0032】上述の実施形態において、単語ブロックB
KWの画面上の位置に対してタッチパネル31により入
力指示を行うようにしたが、マウス14又はキーボード
13を用いてカーソルを移動させて入力指示を行うよう
にしてもよい。また、マイクロフォンを設けておき、学
習者TCが単語ブロックBKWを読む声、又は次の単語
ブロックBKWに進む旨の合図の声をマイクロフォンで
検出し、これによって入力指示を与えるようにしてもよ
い。その他、種々のポインティングデバイスを用いるこ
とが可能である。
【0033】上述の実施形態においては、単語ブロック
BKW毎に区切った文を文管理テーブル21に格納した
が、文を単語ブロックBKW毎に区切ることなく格納し
ておき、文を読み出す際に、句読点の有無、意味内容、
又は語の長さなどから単語ブロックBKW毎の区切りを
検出するようにしてもよい。このようにすると、どのよ
うな文であってもそのデータさえあればそのまま文書読
矯正装置1に用いることが可能となる。
【0034】上述の実施形態においては、新しく表示し
た単語ブロックBKWを薄く着色したが、着色すること
なく、又は着色とともに、単語ブロックBKWの下方又
は側方に傍線を引くなど、適当な強調表示を付すことが
可能である。
【0035】文書読矯正装置1は、パーソナルコンピュ
ータ又はワークステーションなどによって構成可能であ
る。磁気ディスクには、各種OS、各種デバイス・ドラ
イバー、種々のアプリケーションプログラム、文書読矯
正装置を実現するためのプログラム、文管理テーブル2
1、及びその他の種々のプログラム及びデータが格納さ
れる。それらのプログラム又はデータは適時メインメモ
リにロードされる。
【0036】図6は本発明に係る文書読矯正装置1を実
現するためのプログラムの記録媒体STの形態の例を示
す図である。図6に示すように、処理装置PSに設けら
れた主メモリ、RAM、ROM、若しくはハードディス
クなどの記憶装置STA、CD−ROM、フロッピーデ
ィスク、若しくは光磁気ディスクなどの可搬媒体ST
B、ネットワーク若しくは通信回線STDで結ばれたサ
ーバ若しくはDASDなどの回線先媒体STC、又は通
信回線STDそれ自体が、記録媒体STとして利用可能
である。
【0037】上述の実施形態において、処理装置11及
び文書読矯正装置1の全体又は各部の構成、処理の内容
又は順序、タイミング、文の内容、表示の大きさ、文字
の字体、文字数などは、本発明の主旨に沿って適宜変更
することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によると、児童が指導員によるこ
となく文書読を矯正し、文章を正しく読んで理解する能
力を身につけるための訓練を行うことができる。
【0039】請求項3の発明によると、読み終わった単
語ブロックがそのまま残り、学習者の記憶を補助するこ
ととなって新しい単語ブロックを読むときに意味の理解
を助けることとなる。
【0040】請求項4の発明によると、表示された単語
ブロックの特定の位置に対する入力指示が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書読矯正装置の外観を示す図で
ある。
【図2】文書読矯正装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】文管理テーブルの内容の例を示す図である。
【図4】単語ブロックがディスプレイ装置の画面に順次
表示される様子を示す図である。
【図5】文を縦表示で画面に表示した場合を示す図であ
る。
【図6】文書読矯正装置の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図7】プログラムの記録媒体の形態の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 文書読矯正装置 12 ディスプレイ装置 13 キーボード(ポインティング手段) 14 マウス(ポインティング手段) 21 文管理テーブル 22 単語ブロック表示部(単語ブロック表示手段) 23 表示制御部(表示制御手段) 31 タッチパネル(ポインティング手段) 32 座標検出部(ポインティング手段) BKW 単語ブロック STA,STB,STC,STD 記録媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ装置と、 前記ディスプレイ装置の画面上の特定の位置に対して入
    力指示を与えるためのポインティング手段と、 一連の文を1つ又は複数の単語からなる単語ブロック毎
    に区切り、且つ、それらの単語ブロックを、前記文を連
    続的に読む方向に沿うような位置に配置して、順に前記
    ディスプレイ装置の画面上に表示するための、単語ブロ
    ック表示手段と、 前記単語ブロック表示手段によって1つの単語ブロック
    が表示され且つ表示された単語ブロックの画面上の位置
    に対して前記ポインティング手段による入力指示が与え
    られたときに、表示された単語ブロックに続く次の単語
    ブロックを画面に表示するように制御する表示制御手段
    と、 を有してなることを特徴とする文書読矯正装置。
  2. 【請求項2】ディスプレイ装置と、 前記ディスプレイ装置の画面上の位置に対して入力指示
    を与えるためのポインティング手段と、 1つ又は複数の単語からなる単語ブロック毎に区切られ
    た一連の文を格納する文管理テーブルと、 前記文管理テーブルから前記単語ブロックを順に読み出
    し、読み出した単語ブロックを、前記文を連続的に読む
    方向に沿うような位置に配置して前記ディスプレイ装置
    の画面上に表示するための、単語ブロック表示手段と、 前記単語ブロック表示手段によって1つの単語ブロック
    が表示され且つ表示された単語ブロックの画面上の位置
    に対して前記ポインティング手段による入力指示が与え
    られたときに、表示された単語ブロックに続く次の単語
    ブロックを読み出して画面に表示するように制御する表
    示制御手段と、 を有してなることを特徴とする文書読矯正装置。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記ディスプレイ装
    置の画面に表示された単語ブロックを、画面上における
    次の頁に移るまで表示するように制御する、 請求項1又は請求項2記載の文書読矯正装置。
  4. 【請求項4】前記ポインティング手段は、前記ディスプ
    レイ装置の画面の表面に設けられたタッチパネルであ
    る、 請求項1又は請求項2記載の文書読矯正装置。
  5. 【請求項5】一連の文を1つ又は複数の単語からなる単
    語ブロック毎に区切り、且つ、それらの単語ブロック
    を、前記文を連続的に読む方向に沿うような位置に配置
    して、順にディスプレイ装置の画面上に表示するための
    処理と、 1つの単語ブロックが表示され且つ表示された単語ブロ
    ックの画面上の位置に対してポインティング手段による
    入力指示が与えられたときに、表示された単語ブロック
    に続く次の単語ブロックを画面に表示するように制御す
    る処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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