JPH07117591A - 自動車のバンパ取付構造 - Google Patents

自動車のバンパ取付構造

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JPH07117591A
JPH07117591A JP27174593A JP27174593A JPH07117591A JP H07117591 A JPH07117591 A JP H07117591A JP 27174593 A JP27174593 A JP 27174593A JP 27174593 A JP27174593 A JP 27174593A JP H07117591 A JPH07117591 A JP H07117591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
body panel
fixed
arm
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP27174593A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Otsuka
大塚  晋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH07117591A publication Critical patent/JPH07117591A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のバンパ取付構造において、バンパ上
部に荷重が作用した場合にもボデーパネルの変形を防止
する。 【構成】 リヤボデー12の車幅方向両端下部近傍に
は、車体前後方向に沿ってリヤフロアサイドメンバ14
が配設されており、リヤフロアサイドメンバ14の後端
ブランジ14Aにはボデーパネルアウタ16が溶着され
ている。ボデーパネルアウタ16には、バンパアーム2
4の下部26が固定されており、バンパアーム24の下
部26には、バンパリインフォース46が固定されてい
る。リテーナ56とバンパアーム24の上部28とボデ
ーパネルアウタ16の上部18とが共締めされており、
リテーナ56には、リヤバンパ10の上部10Aに形成
された係合部10Bが係合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のバンパ取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のリヤバンパを車体に取り
付けるための自動車のバンパ取付構造の一例が、実開平
2−75357号公報に開示されている。
【0003】図5に示される如く、この自動車のバンパ
取付構造では、リヤバンパ70の支持剛性を強化するた
めに、リヤバンパ70の下部に設けられた取付部70A
を、バンパバックビーム72にボルト74によって固定
するとともに、リヤバンパ70の上端部に設けられた取
付部70Bを、車体後方へ向けて延長された保持部材7
6を介してリヤエンドパネル78に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動車のバンパ取付構造では、リヤバンパ70の上部に車
体後方から車体前方(図5の矢印F方向)へ向かって荷
重が作用した場合に、この荷重が、保持部材76を介し
てリヤエンドパネル78に入力される。このため、この
荷重によって、リヤエンドパネル78は、下端部に設け
られたリヤフロアサイドメンバ80との合わせ部82を
起点として、車体前方(図5の矢印G方向)へ回転し、
図5の想像線で示される様に変形する恐れがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、バンパ上部に
荷重が作用した場合にもボデーパネルの変形を防止する
ことができる自動車のバンパ取付構造を得ることが目的
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車のバンパ
取付構造は、車体後部の車幅方向両端下部近傍に車体前
後方向に沿って配設されたリヤフロアサイドメンバと、
このリヤフロアサイドメンバの後端部に固定され上方へ
延設されたボデーパネルと、下部が前記リヤフロアサイ
ドメンバの後端部に固定されるとともに上方へ延設され
た延設部が前記ボデーパネルの上部に結合されたバンパ
アームと、このバンパアームの延設部に固定された保持
部材と、この保持部材に上端部が固定されたリヤバンパ
と、このリヤバンパ内に配設され前記バンパアームに固
定されたバンパリインフォースと、を備えたことを特徴
としている。
【0007】
【作用】本発明の自動車のバンパ取付構造では、リヤバ
ンパの上部に車体後方から車体前方へ向かって荷重が作
用した場合に、この荷重は、リヤバンパの上部、保持部
材、バンパアームの上部、ボデーパネルの上部と伝わる
とともに、バンパアームの下部がリヤフロアサイドメン
バの後端部に固定されているため、この荷重は、バンパ
アームを介してリヤフロアサイドメンバにも伝達され
る。
【0008】従って、バンパアームによって、リヤバン
パの上部に作用した荷重をリヤフロアサイドメンバにも
伝達することで、リヤバンパの上部及び保持部材の車体
前方への回転を防止することができる。このため、バン
パ上部に荷重が作用した場合にもボデーパネルの変形を
防止することができる。
【0009】
【実施例】本発明の自動車のバンパ取付構造の一実施例
を図1〜図4に従って説明する。
【0010】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
【0011】図3に示される如く、車体のリヤバンパ1
0は、リヤボデー12の後端下部に車幅方向に沿って配
置されている。
【0012】図1に示される如く、リヤボデー12の車
幅方向両端下部近傍には、車体前後方向に沿って一対の
リヤフロアサイドメンバ14が配設されている。このリ
ヤフロアサイドメンバ14の後端ブランジ14Aにはボ
デーパネルアウタ16が溶着されている。このボデーパ
ネルアウタ16は車体上方へ延設されており、上部18
が開口部を車体前方へ向けた断面台形状に屈曲されてい
る。また、上部18の車体前側には、ボデーパネルイン
ナ20が配設されている。このボデーパネルインナ20
は、開口部を車体後方へ向けた断面ハット状とされてお
り、上フランジ20Aが、上部18の開口上端縁部に形
成された上フランジ18Aに溶着されている。また、ボ
デーパネルインナ20の下フランジ20Bが、ボデーパ
ネルアウタ16の縦壁部16Aに溶着されており、ボデ
ーパネルインナ20とボデーパネルアウタ16の上部1
8とで車幅方向に延びる閉断面部22を形成している。
また、ボデーパネルアウタ16の車体後側には、バンパ
アーム24が配設されている。
【0013】図2に示される如く、バンパアーム24の
下部26は、車体前方から見た形状が矩形状とされてお
り、バンパアーム24の上部28は、車体前方から見た
形状が三角形状とされている。バンパアーム24の下部
26の車幅方向中央部30は、車体前方へ膨出されてお
り、車体上下方向見た断面形状がコ字状とされている。
この中央部30には、四角形の頂点となる部位にそれぞ
れ貫通孔32が穿設されている。
【0014】図1に示される如く、これらの貫通孔32
には、車体後側からナット34が挿入されており、これ
らのナット34は、ボデーパネルアウタ16の縦壁部1
6Aに穿設された取付け孔36を貫通し、ボデーパネル
アウタ16の縦壁部16Aに溶着されたウエルドナット
38に螺合している。これによって、バンパアーム24
の下部26がボデーパネルアウタ16に固定されてい
る。
【0015】図2に示される如く、バンパアーム24の
下部26の車幅方向両端部は、それぞれフランジ40と
されており、これらのフランジ40は、バンパアーム2
4の上部28の外周部に沿って延設され、バンパアーム
24の上部28の上端28Aで互いに連結している。フ
ランジ40の下部には、上下方向に所定の間隔を開けた
一対の貫通孔42が穿設されている。
【0016】図1に示される如く、これらの貫通孔42
には、車体前方からウエルドボルト44が挿入され溶着
されている。また、バンパアーム24の下部26の車体
後側には、車幅方向に沿ってバンパリインフォース46
が配設されている。
【0017】このバンパリインフォース46は、車幅方
向から見た断面形状が、開口部を車体前方へ向けたハッ
ト状とされており、上開口縁部に上フランジ46Aが形
成されている。この上フランジ46Aには、取付け孔4
8が穿設されている。これらの取付け孔48には、ウエ
ルドボルト44が貫通しており、ウエルドボルト44に
はナット50が螺合している。また、バンパリインフォ
ース46の下開口縁部には、下フランジ46Bが形成さ
れている。この下フランジ46Bには、取付け孔52が
穿設されている。これらの取付け孔52には、ウエルド
ボルト44が貫通しており、ウエルドボルト44にはナ
ット54が螺合している。これによって、バンパリイン
フォース46が、バンパアーム24の下部26に固定さ
れている。
【0018】バンパアーム24の上部28の上端28A
の車体後側には、保持部材としてのリテーナ56が設け
られている。このリテーナ56の前側端部は下方へ屈曲
され取付部56Aとされており、この取付部56Aの中
央部には貫通孔58が穿設されている。この貫通孔58
には、車体後側からボルト60が挿入されている。この
ボルト60は、バンパアーム24の上部28の上端28
Aに穿設された貫通孔62を貫通し、さらに、ボデーパ
ネルアウタ16の上部18に穿設された貫通孔64を貫
通して、ボデーパネルアウタ16の上部18に溶着され
たウエルドナット68に螺合している。これによって、
リテーナ56とバンパアーム24の上部28とボデーパ
ネルアウタ16の上部18とが共締めされている。
【0019】リテーナ56には、リヤバンパ10の上部
10Aに形成された係合部10Bが係合されている。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の自動車のバンパ取付構造では、図4に示される如く、
リヤバンパ10の上部10Aに、他車69が当接して、
車体後方から車体前方(図4の矢印A方向)へ向かって
荷重が作用した場合に、この荷重は、リヤバンパ10の
上部10A、係合部10B、リテーナ56、バンパアー
ム24の上部28、ボデーパネル16の上部18と伝わ
るとともに、バンパアーム24の下部26が、リヤフロ
アサイドメンバ14の後端ブランジ14Aに固定されて
いるため、この荷重は、バンパアーム24を介してリヤ
フロアサイドメンバ14にも伝達される。
【0021】従って、バンパアーム24を介して、リヤ
バンパ10の上部10Aに作用した荷重をリヤフロアサ
イドメンバ14にも伝達することで、図4に示される如
く、バンパアーム24が若干圧縮変形するものの、リヤ
バンパ10の上部10A及びリテーナ56の車体前方へ
の回転を防止することができる。このため、リヤバンパ
10の上部10Aに荷重が作用した場合にもボデーパネ
ル16の変形を防止することができる。
【0022】また、ボデーパネル16の変形を防止する
ことで、テイルランプ等の破損も防止できる。
【0023】
【発明の効果】本発明の自動車のバンパ取付構造は、車
体後部の車幅方向両端下部近傍に車体前後方向に沿って
配設されたリヤフロアサイドメンバと、このリヤフロア
サイドメンバの後端部に固定され上方へ延設されたボデ
ーパネルと、下部がリヤフロアサイドメンバの後端部に
固定されるとともに上方へ延設された延設部がボデーパ
ネルの上部に結合されたバンパアームと、このバンパア
ームの延設部に固定された保持部材と、この保持部材に
上端部が固定されたリヤバンパと、このリヤバンパ内に
配設されバンパアームに固定されたバンパリインフォー
スと、を備えた構成としたので、バンパ上部に荷重が作
用した場合にもボデーパネルの変形を防止することがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車のバンパ取付構
造を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る自動車のバンパ取付構
造のバンパアームを示す車体斜め前方から見た斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係る自動車のバンパ取付構
造が適用された車体後部を示す車体斜め後方から見た斜
視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る自動車のバンパ取付構
造の作用を説明するための側断面図である。
【図5】従来例に係る自動車のバンパ取付構造を示す側
断面図である。
【符号の説明】
10 リヤバンパ 12 リヤボデー 14 リヤフロアサイドメンバ 16 ボデーパネルアウタ 18 上部 20 ボデーパネルインナ 24 バンパアーム 26 下部 28 上部 46 バンパリインフォース 56 リテーナ(保持部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部の車幅方向両端下部近傍に車体
    前後方向に沿って配設されたリヤフロアサイドメンバ
    と、このリヤフロアサイドメンバの後端部に固定され上
    方へ延設されたボデーパネルと、下部が前記リヤフロア
    サイドメンバの後端部に固定されるとともに上方へ延設
    された延設部が前記ボデーパネルの上部に結合されたバ
    ンパアームと、このバンパアームの延設部に固定された
    保持部材と、この保持部材に上端部が固定されたリヤバ
    ンパと、このリヤバンパ内に配設され前記バンパアーム
    に固定されたバンパリインフォースと、を備えたことを
    特徴とする自動車のバンパ構造。
JP27174593A 1993-10-29 1993-10-29 自動車のバンパ取付構造 Pending JPH07117591A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27174593A JPH07117591A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 自動車のバンパ取付構造

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JPH07117591A true JPH07117591A (ja) 1995-05-09

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JP27174593A Pending JPH07117591A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 自動車のバンパ取付構造

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JP (1) JPH07117591A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040044304A (ko) * 2002-11-21 2004-05-28 현대자동차주식회사 자동차용 범퍼의 충격흡수장치
FR2931124A1 (fr) * 2008-05-15 2009-11-20 Peugeot Citroen Automobiles Sa Doublure de panneau de carrosserie renforcee pour vehicule automobile

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