JPS6147745B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147745B2 JPS6147745B2 JP17200681A JP17200681A JPS6147745B2 JP S6147745 B2 JPS6147745 B2 JP S6147745B2 JP 17200681 A JP17200681 A JP 17200681A JP 17200681 A JP17200681 A JP 17200681A JP S6147745 B2 JPS6147745 B2 JP S6147745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tie
- cross member
- mounting bracket
- lower cross
- dart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P3/00—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
- B60P3/06—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles
- B60P3/07—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles for carrying road vehicles
- B60P3/073—Vehicle retainers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は貨車、トレーラ等による輸送時におい
て車体を上記貨車等に緊締するタイダウンフツク
を着力させる係止部の改良に関する。
て車体を上記貨車等に緊締するタイダウンフツク
を着力させる係止部の改良に関する。
周知のように、完成した自動車の輸送に際して
は、タイダウンフツクにより車体を貨車等に緊締
する必要がある。このため、従来では、第1図示
のようにフードリツジパネル1に沿つて前後方向
に延びるフロントサイドメンバ2の前端部に、タ
イダウン用ロープのフツクを引掛けることができ
るループ式のフツク3等を溶接し、このフツク3
等を介して車体を緊締している。しかしながら、
このような構造では、緊締時に“P”なる力が車
体に加わるので、この力Pは車体のフロントエン
ドに対して曲げモーメントMを生じさせる。この
曲げモーメントMは、力Pの着力点が支点である
前輪からかなり離れた位置であるため、かなり大
きな値であり、これが車体のフロントエンドに直
接に作用してフードリツジレインホース4とフロ
ントピラー5との接合部Xに無理な応力を生じさ
せ、同接合部Xの強度を大きくしなければならず
板厚の大きなパネルを利用したり補強材を用いる
等により車両が重く、また高価なものとなつてい
た。
は、タイダウンフツクにより車体を貨車等に緊締
する必要がある。このため、従来では、第1図示
のようにフードリツジパネル1に沿つて前後方向
に延びるフロントサイドメンバ2の前端部に、タ
イダウン用ロープのフツクを引掛けることができ
るループ式のフツク3等を溶接し、このフツク3
等を介して車体を緊締している。しかしながら、
このような構造では、緊締時に“P”なる力が車
体に加わるので、この力Pは車体のフロントエン
ドに対して曲げモーメントMを生じさせる。この
曲げモーメントMは、力Pの着力点が支点である
前輪からかなり離れた位置であるため、かなり大
きな値であり、これが車体のフロントエンドに直
接に作用してフードリツジレインホース4とフロ
ントピラー5との接合部Xに無理な応力を生じさ
せ、同接合部Xの強度を大きくしなければならず
板厚の大きなパネルを利用したり補強材を用いる
等により車両が重く、また高価なものとなつてい
た。
本発明は、以上の述べたようなタイダウン時に
おける車体の強度上の問題を特別な補強部材等を
用いることなく解決するため、車体の強度部材の
ひとつであるダツシユロアクロスメンバに、タイ
ダウンフツクを係止できる部材を溶接することを
提案するものである。即ち、ダツシユロアクロス
メンバは、車体側方より見た場合、前輪と後輪と
の間の前輪寄りに位置するから、緊締力により生
ずる曲げモーメントは小さく、また緊締力はダツ
シユロアクロスメンバを介してフロントピラー及
びサイドシルにより分担されるから、局部的に無
理を生ずることはない。
おける車体の強度上の問題を特別な補強部材等を
用いることなく解決するため、車体の強度部材の
ひとつであるダツシユロアクロスメンバに、タイ
ダウンフツクを係止できる部材を溶接することを
提案するものである。即ち、ダツシユロアクロス
メンバは、車体側方より見た場合、前輪と後輪と
の間の前輪寄りに位置するから、緊締力により生
ずる曲げモーメントは小さく、また緊締力はダツ
シユロアクロスメンバを介してフロントピラー及
びサイドシルにより分担されるから、局部的に無
理を生ずることはない。
以下、第2図及び第3図に示した本発明の実施
例の詳細を説明する。
例の詳細を説明する。
第2図は本発明を施した自動車の前部断面であ
つてダツシユロアパネル6の下部には車幅方向に
延びたダツシユロアクロスメンバ7が固定してあ
り、このダツシユロアクロスメンバ7の長さ方向
両端7aは、第3図示のようにタイヤハウスの内
部空間中に導入してダツシユロアパネル6の下部
にそれぞれ固定してある。
つてダツシユロアパネル6の下部には車幅方向に
延びたダツシユロアクロスメンバ7が固定してあ
り、このダツシユロアクロスメンバ7の長さ方向
両端7aは、第3図示のようにタイヤハウスの内
部空間中に導入してダツシユロアパネル6の下部
にそれぞれ固定してある。
本発明によれば、前記ダツシユロアクロスメン
バ7の下面aには、第2図示のようにカツプ状に
成形した取付ブラケツト9を溶接し、これらの取
付ブラケツト9を利用してタイダウンフツクを作
用させることができる。
バ7の下面aには、第2図示のようにカツプ状に
成形した取付ブラケツト9を溶接し、これらの取
付ブラケツト9を利用してタイダウンフツクを作
用させることができる。
即ち、ダツシユロアクロスメンバ7のなるべく
両端部寄りに設けるとよい、これらの取付ブラケ
ツト9の上部は、第3図示のように“U”字状に
作り、これらの前後辺部9a,9b並びに底辺部
9cをダツシユロアクロスメンバに強固に溶接す
るものとする。この場合、前辺部9aはタイヤハ
ウス部の曲面に沿つて一部を車体の前後方向にわ
ん曲させれば、タイダンフツクの緊締力が車体外
側方向に作用した場合でも、溶接面が剥離するこ
とはない。そして、取付ブラケツト9の底壁9d
にはタイダウンフツクを引掛けることができる取
付用の長孔10が開設されるけれども、この取付
孔10の開口部を内方へ直角に折込んでおくこと
により、開口部縁の剛性を高くし取付ブラケツト
9をジヤツキアツプポイントとしても利用でき
る。
両端部寄りに設けるとよい、これらの取付ブラケ
ツト9の上部は、第3図示のように“U”字状に
作り、これらの前後辺部9a,9b並びに底辺部
9cをダツシユロアクロスメンバに強固に溶接す
るものとする。この場合、前辺部9aはタイヤハ
ウス部の曲面に沿つて一部を車体の前後方向にわ
ん曲させれば、タイダンフツクの緊締力が車体外
側方向に作用した場合でも、溶接面が剥離するこ
とはない。そして、取付ブラケツト9の底壁9d
にはタイダウンフツクを引掛けることができる取
付用の長孔10が開設されるけれども、この取付
孔10の開口部を内方へ直角に折込んでおくこと
により、開口部縁の剛性を高くし取付ブラケツト
9をジヤツキアツプポイントとしても利用でき
る。
前記実施例は、以上のような構造であるから、
タイダウンフツクからは矢印F(第2図)方向の
外力が取付ブラケツト9に作用することになる。
したがつて、この緊締力はダツシユロアクロスメ
ンバ7を介してフロントピラー5及びサイドシル
11に主として伝えられるから、従来のようにフ
ロントエンドに無理な応力を生ずることはない。
タイダウンフツクからは矢印F(第2図)方向の
外力が取付ブラケツト9に作用することになる。
したがつて、この緊締力はダツシユロアクロスメ
ンバ7を介してフロントピラー5及びサイドシル
11に主として伝えられるから、従来のようにフ
ロントエンドに無理な応力を生ずることはない。
また、取付ブラケツト9は前輪に近いダツシユ
ロアクロスメンバ7に設けられるため、前記緊締
力による曲げモーメントも小さく、特に問題にな
ることはない。また、取付ブラケツト9中に浸入
した汚水等は取付孔から自然に排出するので、強
度上重要なダツシユロアクロスメンバ7が腐食す
るおそれはなく、取付ブラケツト9も板金のプレ
ス成形品をスポツト溶接で取付けられるので製造
組付が容易なため安価な構造となる。
ロアクロスメンバ7に設けられるため、前記緊締
力による曲げモーメントも小さく、特に問題にな
ることはない。また、取付ブラケツト9中に浸入
した汚水等は取付孔から自然に排出するので、強
度上重要なダツシユロアクロスメンバ7が腐食す
るおそれはなく、取付ブラケツト9も板金のプレ
ス成形品をスポツト溶接で取付けられるので製造
組付が容易なため安価な構造となる。
なお、第2,3図中、符号12はサスペンシヨ
ンマウントメンバである。
ンマウントメンバである。
結局、本発明によれば、ダツシユロアクロスメ
ンバにタイダウンフツクを作用できる取付ブラケ
ツトを設けるだけで、緊締力が適度に分散される
構造を達成でき、しかも取付ブラケツトの部位は
タイダウンフツクの着脱が容易で、同取付ブラケ
ツトはジヤツキアツプポイントとしても利用でき
る効果がある。
ンバにタイダウンフツクを作用できる取付ブラケ
ツトを設けるだけで、緊締力が適度に分散される
構造を達成でき、しかも取付ブラケツトの部位は
タイダウンフツクの着脱が容易で、同取付ブラケ
ツトはジヤツキアツプポイントとしても利用でき
る効果がある。
第1図は従来のタイダウンフツク係止部構造を
説明する車体前部の断面図、第2図は本発明を施
こした第1図と同様の断面図、第3図は第2図の
矢印A方向から見た要部拡大斜視図である。 6……ダツシユロアパネル、7……ダツシユロ
アクロスメンバ、9……取付ブラケツト、10…
…取付孔。
説明する車体前部の断面図、第2図は本発明を施
こした第1図と同様の断面図、第3図は第2図の
矢印A方向から見た要部拡大斜視図である。 6……ダツシユロアパネル、7……ダツシユロ
アクロスメンバ、9……取付ブラケツト、10…
…取付孔。
Claims (1)
- 1 ダツシユロアパネルの下部に位置して車幅方
向に延びるダツシユロアクロスメンバの下面にカ
ツプ状に成形した取付ブラケツトを溶接し、この
取付ブラケツトの底部に形成した取付孔にタイダ
ウンフツクを引掛けるようにしたことを特徴とす
るタイダウンフツク係止部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17200681A JPS5876340A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | タイダウンフツク係止部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17200681A JPS5876340A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | タイダウンフツク係止部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876340A JPS5876340A (ja) | 1983-05-09 |
JPS6147745B2 true JPS6147745B2 (ja) | 1986-10-21 |
Family
ID=15933766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17200681A Granted JPS5876340A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | タイダウンフツク係止部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5876340A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63125310U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-16 | ||
JPH0423548U (ja) * | 1990-04-25 | 1992-02-26 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100521604B1 (ko) * | 2003-04-14 | 2005-10-12 | 현대자동차주식회사 | 다면지지 가능한 프론트 쉬핑 훅 구조 및 이를 체결하기위한 자동차의 개량 구조 |
JP6058412B2 (ja) * | 2013-01-31 | 2017-01-11 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の下部車体構造 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP17200681A patent/JPS5876340A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63125310U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-16 | ||
JPH0423548U (ja) * | 1990-04-25 | 1992-02-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876340A (ja) | 1983-05-09 |
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