JPH07116995B2 - 排気還流装置の故障検出方法 - Google Patents

排気還流装置の故障検出方法

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JPH07116995B2
JPH07116995B2 JP62088536A JP8853687A JPH07116995B2 JP H07116995 B2 JPH07116995 B2 JP H07116995B2 JP 62088536 A JP62088536 A JP 62088536A JP 8853687 A JP8853687 A JP 8853687A JP H07116995 B2 JPH07116995 B2 JP H07116995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内燃エンジンの排気ガスの一部を通気通路
に還流させる排気還流装置の故障検出方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、内燃エンジンの排気ガスの一部を吸気通路に還流
させ、排気ガス中のNOx等の有害ガス成分量を減少させ
る排気還流装置は周知である。この排気還流装置は、排
気通路と吸気通路とを連通する排気還流路と、排気還流
路途中に配設され、排気還流路を開閉する排気還流弁
(以下、これを「EGR弁」という)と、EGR弁の作動制御
する制御装置とから構成され、エンジン運転状態に応じ
てEGR弁の開閉を制御して適宜量の排気ガスを吸気通路
に還流させるようにしている。
しかしながら、排気還流装置のEGR弁等に排気ガス中の
カーボン等が堆積して通路を閉塞し、必要な排気ガス量
が吸気通路に還流出来なくなると排気ガス特性が悪化し
てしまうという問題がある。かかる排気還流装置の異常
ないしは故障は、何らかの故障検出手段を設けてこれを
検出するようにしなければ、通常運転者等によりこれを
検出することが難しい。
そこで、排気還流装置が作動しているべき状態にあると
き、EGR弁近傍等の排気還流通路に露出あるいは壁を隔
てて測温センサ(以下これを「EGR温度センサ」とい
う)を取り付け、排気還流ガス温度を検出して排気還流
装置の故障を検出する方法が知られている。この方法
は、EGR弁等が正常に作動して、排気還流ガスが所要量
流れているときと、EGR弁等の異常にいより排気還流ガ
スが全く流れないが、流れていてもそのガス量が極めて
少ないときとの間に上述のEGR温度センサが検出する温
度には大きな差が生じ、この温度差に着目して排気還流
装置の故障を検出しようというもので、EGR温度センサ
により検出される排気還流ガス温度が所定の故障判別温
度以下の場合には排気還流装置が故障していると判定し
ている。
しかしながら、上述した排気還流装置の故障検出方法に
おいて、排気還流ガス温度は吸入温度により大きく変化
するために、上述の所定故障判別温度として一定値を用
いると、故障判別温度は種々の運転状態を想定して低い
温度に設定せざるを得ず、斯かる故障判別温度を用いて
排気還流装置の故障判別を行うと、故障しているにも拘
わらず故障していないと誤診してしまう場合が生じ得
る。
本発明は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、排気還流装置の異常ないしは故障を正確に且つ確実
に検出し得る排気還流装置の故障検出方法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本発明に依れば、内燃エン
ジンの排気ガスの一部を吸気通路に還流させる排気還流
装置が作動しているべき状態にあるとき、前記排気還流
装置を還流するガス温度に関連する温度を検出し、該検
出温度が故障判別値より低いとき当該排気還流装置が故
障していると判定する故障判定方法において、前記内燃
エンジンの冷却水温を検出し、検出された当該冷却水温
が所定水温以上に上昇すると共に、エンジン始動開始か
ら所定時間が経過するまでは前記故障判定を禁止する一
方、前記冷却水温が所定水温以上に上昇すると共に、前
記所定時間が経過した後、吸気温度に対応する温度を検
出し、検出された当該吸気温度に応じて前記故障判別値
を設定し、検出した還流ガス温度に関連する温度が、設
定した故障判別値よりも低いとき、前記排気環流装置が
故障していると判定することを特徴とする排気還流装置
の故障検出方法が提供される。
(作用) 吸気通路に還流される排気ガスの温度は吸気温度に応
じ、吸気温度が上昇すれば排気ガス温度も上昇する関係
にあり、故障判別値を吸気温度に応じた値に設定するこ
とにより、排気還流装置の故障をより正確、且つ確実に
検出することが可能になる。そして、エンジの始動開始
から所定時間が経過するまで故障判定を禁止することに
よって、エンジンの作動が充分に安定してから、すなわ
ち、還流ガス温度が充分に安定してから故障判定を行わ
せることになる。更に、検出した還流ガス温度に関連す
る温度が故障判別値より低い状態が第2の所定時間に亘
って継続したときに排気還流装置が故障していると判定
することによって、ノイズ等に起因する誤判定が確実に
排除される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1図を参照して本発明方法を実施する排気還流
装置の全体構成を説明すると、内燃エンジ10の吸気側に
は吸気管12が、排気側には排気管13が夫々接続されてい
る。吸気管12途中にはスロットル弁14が配設され、この
スロットル弁14下流の吸気管12には排気還流路15の一端
が接続され、排気還流路15の他端は排気管13に接続され
ている。
排気還流路15の途中には排気還流弁(EGR弁)16が配設
されている。このEGR弁16は、排気還流路15を開閉する
弁体16aと、弁体16aを開閉駆動するアクチュエータ16b
とからなり、アクチュエータ16bは、ハウジング16cと、
ハウジング16c内に収容され、これを負圧室16fと大気圧
室16gとに画成し、弁体16aに接続されるダイヤフラム16
dと、負圧室16fに収容され、弁体16aを閉弁する方向に
ダイヤフラム16dを押圧するバネ16eとから構成される。
アクチュエータ16bの負圧室16fには負圧路17の一端が接
続され、負圧路17の他端はスロットル弁14下流の吸気管
12に接続されており、負圧室16fには負圧路17を介して
スロットル弁14下流の吸気管12内に発生する負圧が導か
れる。負圧路17の途中には常閉型の電磁弁18が配設され
ており、電磁弁18は後述する電子コントロールユニット
(ECU)20に電気的に接続されて、この電子コントロー
ルユニット20から供給される開弁駆動信号により開弁し
て前記負圧をアクチュエータ16bの負圧室16fに供給す
る。
EGR弁16の側壁16hには、EGR温度センサ22が取り付けら
れていおり、その先端感温センサ部22aは、弁体16fより
下流の排気還流路15内に臨んで露出しており、このEGR
温度センサ22は排気還流ガス温度を検出して検出信号を
前記電子コントロールユニット20に供給する。
電子コントロールユニット20の入力側にはエンジン10の
運転状態を検出する種々のセンサ、例えば、吸気管12の
大気解放端近傍に取り付けられ、吸気温度を検出する吸
気温センサ24、エンジン10の冷却水温度を検出する水温
センサ25、大気圧を検出する大気圧センサ26、図示しな
いエンジン回転数センサ、吸気量センサ等が接続され、
これらの各種センサからの検出信号が電子コントロール
ユニット20に供給される。電子コントロールユニット20
の出力側には排気還流装置の故障が検出されたとき、故
障を警報するアラームランプ28が接続されており、この
アラームランプ28は例えば車室内のインスツメントパネ
ルに取り付けられている。
次に、上述のように構成される排気還流装置の作用を説
明する。
EGR弁16の弁体16aは、常時はバネ16eにより閉弁方向に
押圧され、EGR弁16は閉弁している。そして、電子コン
トロールユニット20は前述した各種センサからの検出信
号に基づきエンジン10が所定の運転状態にあるとき、電
磁弁18に開弁駆動信号を出力してこれを開弁させる。電
磁弁18が開弁するとスロットル弁14下流の吸気管12内に
発生する負圧が負圧路17を介してアクチュエータ16bの
負圧室16fに供給される。負圧室16fに負圧が供給される
とダイヤフラム16dの大気圧室16g側に作用する大気圧が
負圧室16f側に作用する負圧に勝ってダイヤフラム16d、
従って弁体16aをバネ16eのバネ力に抗して図示上方に移
動させ、EGR弁16が開弁される。EGR弁16が開弁すると排
気管13の排気ガスの一部が排気還流路15を介して吸気管
12に還流することになる。
次に、電子コントロールユニット20により排気還流装置
の故障検出する手順を第2図乃至第5図を参照して説明
する。
第2図は、排気還流装置が作動しているべき状態、即
ち、EGR弁16が開弁して排気還流路15を介して排気ガス
が吸気管12に還流しているべき状態にあるときに実行さ
れるプログラムであり、このプログラムルーチンにより
排気還流装置の故障判別を実行してもよい状態にあるか
否かが判別される。
電子コントロールユニット20は、先ず、ステップ30にお
いて、エンジン10の始動後ts時間(単位分)が経過した
か否かを判別する。エンジン10の始動直後は未だ暖機さ
れておらず、この間に排気還流路15を介して還流させる
排気ガス温度は安定しておらず、このような状態で排気
還流装置の故障判定を行うと誤判断の虞がある。従っ
て、ステップ30の判別結果が否定(No)の場合、即ち、
エンジン10が未だ暖機されていない場合には後述する故
障判定を実行せずに当該プログラムルーチンを終了す
る。
尚、エンジン10の始動後暖機を完了するに要する時間は
エンジン10の始動時の冷却水温度状態に影響されるの
で、上述の判定禁止時間tsは、エンジン10の始動直後に
水温センサ25により検出したエンジン水温に応じて設定
することが望ましい。第3図は、判定禁止時間tsと始動
時の水温Twとの関係を示すグラフであり、判定禁止時間
tsはエンジ10の始動直後に検出される水温Twに応じて、
水温Twが高い程短い時間に設定される。又、エンジン10
の始動時の水温Twが暖機状態にあると見做せる温度TWH
以上の場合であっても判定禁止時間tsを最小時間t
s0(例えば、2分)に設定して、エンジン10が完全に安
定するのを待って後述の故障判定を行うことが望まし
い。
ステップ30の判別結果が肯定(Yes)の場合、エンジン
水温Twが所定値Twx(例えば、80℃)以上であるか否か
を判定する(ステップ32)。前述のステップ30の判別と
相俟つて、エンジン10が十分に暖機されたか否かを判別
するものであり、判別結果が否定の場合には後述する故
障判定を実行せずに当該プログラムルーチンを終了す
る。
ステップ32の判別結果が肯定の場合、電子コントロール
ユニット20は吸気温センサ24が検出する吸気温度Taが所
定判別値Tax(例えば、60℃)より低いか否かを判別す
る(ステップ34)。吸気温度Taが高い場合(ステップ34
の判別が否定の場合)には、排気還流路15を介して排気
ガスが還流されていなくても、EGR弁16及びEGR温度セン
サ22自体が高温になっている可能性があり、斯かる場
合、排気還流ガス温度を正確に測定出来ないので後述す
る故障判定を実行せずに当該プログラムルーチンを終了
する。尚、ステップ34の判別は吸気管12の大気解散端近
傍に取り付けた吸気温センサ24により判定したが、吸気
温センサ24に代えてエンジン10の周囲温度(雰囲気温
度)を測定してこれにより後述する故障判別を実行して
もいか否かを判定するようにしてもよい。
次に、ステップ34の判別結果が肯定の場合、ステップ36
に包み、大気圧センサ26により検出される大気圧Paが所
定判別値Pax(例えば、700mmHg)以上であるか否かを判
別する。高地等の、大気圧が低い雰囲気条件下でエンジ
ン10を運転すると、排気温度が低下し、排気還流ガス温
度も低下する。従って、大気圧Paが所定判別値Paxより
低く排気還流ガス温度の低下が無視出来ない場合(ステ
ップ36の判別結果が否定の場合)には、後述する故障判
定を実行せずに当該プログラムルーチンを終了する。
上述した各ステップにおける判別結果がいずれも肯定の
場合には排気還流装置の故障判別を行っても差し支えが
ないことを意味し、斯かる場合には電子コントロールユ
ニット20はステップ40に進み、第4図に示す、排気還流
装置(EGR装置)の故障判定ルーチンを実行する。
先ず、電子コントロールユニット20は故障判定ルーチン
のステップ41において、排気還流ガス温度による故障判
別温度TGXの設定を行う。この判別温度TGXは電子コント
ロールユニット20の図示しない記憶装置に記憶されてい
るテーブルから吸気温センサ24が検出する吸気温度Taに
応じて読み出される。第5図は前記記憶装置に記憶され
た判別温度TGXテーブルを示し、吸気温度Taの上昇に伴
って判別温度TGXはより高い温度値に設定される。この
判別温度TGXは吸気温度Taの関数として与えられるが、E
GR弁16の形状、排気還流路15の大きさ、排気還流ガスの
還流量、EGR温度センサ22の取り付け位置等の種々のフ
ァクタが影響するので、第5図に示す判別温度TGXテー
ブルはエンジン毎に実験的に設定することが好ましい。
次に、電子コントロールユニット20はEGR温度センサ22
により検出された排気還流ガス温度TGとステップ41で設
定した判別温度TGXとを比較し、排気還流ガス温度TG
判別温度TGXより高いか否かを判別する(ステップ4
2)。EGR弁16が開弁され、排気還流路15を介して排気還
流ガスが正常に還流しているときには、即ち、排気還流
装置が正常に作動している場合にはEGR温度センサ22が
検出する排気還流ガス温度TGは判別温度TGXより十分に
高く、斯かる場合、ステップ42の判別結果は肯定とな
り、電子コントロールユニット20は後述するタイマをリ
セットして(ステップ44)、当該故障判別ルーチンを終
了する。
排気還流ガス温度TGが判別温度TGXより低い場合、即
ち、ステップ42の判別結果が否定の場合、電子コントロ
ールユニット20はステップ42において初めて否定と判別
した時点から所定時間tG(例えば、30秒)が経過したか
否か、即ち、排気還流装置の正常作動時に前記ステップ
44においてリセットしたタイマが所定時間tGだけカウン
トアップしたか否かを判別する。このカウンタは電子コ
ントロールユニット20に内蔵されるハードタイマであっ
てもよいし、プログラムの実行により時間の経過を計時
する所謂ソフトタイマであってもよい。所定時間tGが経
過していなければ、排気還流ガス温度TGが判別温度TGX
より低い場合であっても直に排気還流装置が故障してい
ると判定せずに、当該故障判別ルーチンを終了する。こ
れにより、ノイズ等に起因する誤判定を回避することが
出来る。
排気還流ガス温度TGが判別温度TGXより低い状態が継続
し、ステップ46が繰り返し実行されて前記所定時間tG
経過すると初めて電子コントロールユニット20は排気還
流装置が故障していると判定してステップ48を実行し、
アラームランプ28を点灯させ、運転者等に排気還流装置
の故障を警告する。斯くして、運転者は排気還流装置の
故障を認識することができ、故障を認識した運転者はこ
れにより適切な処置を直に執ることが出来る。
尚、上述の実施例ではEGR温度センサ22はEGR弁16の弁体
16a近傍の側壁16hに取り付けたが、EGR温度セサ22の取
り付け場所はこれに限定されず、排気還流路15途中であ
ればEGR弁16の上流、又は下流の何れの適宜位置に取り
付けてもよい。
又、EGR温度センサ22は排気還流ガス温度を直接測定す
るようにしたが、本発明はこれに限定されず、EGR温度
センサ22は排気還流ガス温度に関連する温度を測定すれ
ばよく、例えば、EGR弁16の弁体16a近傍の側壁16hに取
り付け、この側壁16hを隔てて排気管流ガス温度を測定
してもよい。
更に、上述の実施例では故障判別温度TGXを吸気温度Ta
の関数として設定したが、これに代えてエンジ10の周囲
温度(雰囲気温度)に応じて設定するようにしてもよ
い。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明の排気還流装置の故障検出方
法に依れば、前記内燃エンジンの冷却水温を検出し、検
出された当該冷却水温が所定水温以上に上昇すると共
に、エンジン始動開始から所定時間が経過するまでは前
記故障判定を禁止する一方、前記冷却水温が所定水温以
上に上昇すると共に、前記所定時間が経過した後、吸気
温度に対応する温度を検出し、検出された当該吸気温度
に応じて前記故障判別値を設定し、検出した還流ガス温
度に関連する温度が、設定した故障判別値よりも低いと
き、前記排気管流装置が故障していると判定するように
したので排気還流装置の故障を正確に且つ確実に検出す
ることができ、これより故障した排気還流装置の修理等
の適切な処置を迅速に執ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る排気還流装置の故障検出方法の一実
施例を示し、第1図は本発明方法を実施する排気還流装
置の概略構成を示すブロック図、第2図は、第1図に示
す電子コントロールユニット(ECU)20により実行さ
れ、排気還流装置の故障判定を実行してもよいか否かを
判別する手順を示すプログラムフローチャート、第3図
は故障判定禁止時間tsとエンジン始動直後の冷却水温Tw
との関係を示すグラフ、第4図は、第2図のステップ40
に示すEGR故障判定ルーチンのフローチャート、第5図
は故障判別温度TGXと吸気温度Taとの関係を示すグラフ
である。 10……内燃エンジン、12……吸気管(吸気通路)、13…
…排気管、15……排気還流路、16……排気還流弁(EGR
弁)、20……電子コントロールユニット(ECU)、24…
…吸気温センサ、28……アラームランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今泉 武志 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 進 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 田中 弘 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 神保 岳史 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−198764(JP,A) 特開 昭63−105272(JP,A) 特開 昭61−182450(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジンの排気ガスの一部を吸気通路
    に還流させる排気還流装置が作動しているべき状態にあ
    るとき、前記排気還流装置を還流するガス温度に関連す
    る温度を検出し、該検出温度が故障判別値より低いとき
    当該排気還流装置が故障していると判定する故障判定方
    法において、前記内燃エンジンの冷却水温を検出し、検
    出された当該冷却水温が所定水温以上に上昇すると共
    に、エンジン始動開始から所定時間が経過するまでは前
    記故障判定を禁止する一方、前記冷却水温が所定水温以
    上に上昇すると共に、前記所定時間が経過した後、吸気
    温度に対応する温度を検出し、検出された当該吸気温度
    に応じて前記故障判別値を設定し、検出した還流ガス温
    度に関連する温度が、設定した故障判別値よりも低いと
    き、前記排気管流装置が故障していると判定することを
    特徴とする排気還流装置の故障検出方法。
JP62088536A 1987-04-10 1987-04-10 排気還流装置の故障検出方法 Expired - Fee Related JPH07116995B2 (ja)

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