JPH07116490A - 混合装置 - Google Patents
混合装置Info
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- JPH07116490A JPH07116490A JP29146793A JP29146793A JPH07116490A JP H07116490 A JPH07116490 A JP H07116490A JP 29146793 A JP29146793 A JP 29146793A JP 29146793 A JP29146793 A JP 29146793A JP H07116490 A JPH07116490 A JP H07116490A
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Abstract
撹拌翼を設け、この大型撹拌翼用の回転軸を短くして、
製造費を低減させると共に、低速用撹拌翼を洗浄に使用
することができる混合装置を提供する 【構成】 底部の一部が円錐形に上方に突き出て形成さ
れている円筒状の撹拌槽内に、低速撹拌翼用回転軸を、
前記円錐形の中心部に、液密で且つ回転可能に貫設し、
撹拌槽底部の背部には、回転駆動装置を該回転軸に連結
して設けて、大型の低速撹拌翼用の回転軸を短くして、
製造費を低減させ、また撹拌槽底部の撹拌を常時行い、
高速撹拌装置の撹拌作用により、短時間に均一な撹拌を
行う。
Description
に、固─液混合装置、液─液混合装置、固体─固体混合
装置及び溶解装置に関する。また本発明は、高粘度液状
物等の比較的粘稠な液体又は液体混合物の混練装置に関
し、特に、鉱物、顔料、染料、化学薬品、填料、フェラ
イト等の磁性材料及びセラミック等の固体材料の微粒子
を分散して、例えば塗料、印刷インク、顔料、磁気テー
プ用コーティング材、ゴム、接着材、化粧品及び塗り薬
等の医薬などの調製に適する湿式又は乾式混合装置に関
する。
状物の混練して、塗料、印刷インク、顔料、染料、磁気
テープ用コーティング材、ゴム、接着剤、食品、薬品、
化粧品、セラミックス等の調製を短時間に行うために、
混練装置には、小型の高速撹拌翼及び大型の低速撹拌翼
を上下移動可能に備える混合装置が使用されている。
置は、小型の高速撹拌翼及び大型の低速撹拌翼撹拌子が
共に上下に移動するために、撹拌槽蓋部には、小型の高
速撹拌翼用の回転軸と、大型の低速撹拌翼の回転軸が設
けられている。小型の撹拌翼用の回転軸は、比較的細く
形成されるが、大型の低速撹拌翼用の回転軸は、撹拌翼
が大型であるために太くなって、多くの動力を要し、構
造上高価となり、問題とされている。
ら撹拌翼を引き出すことが不可欠であり、その場合、上
下方向の移動のストロークより大きく上方に引き上げる
ことが必要であり、さらに、引き上げた後に槽内を洗浄
するために、作業に多くの手間を要して問題である。本
発明は、撹拌翼の回転軸に係る構造上の問題及び撹拌槽
内の洗浄作業に係る問題を解決することを目的としてい
る。
用の回転軸を短くでき、撹拌翼に洗浄に使用することが
できる混合装置を提供することを目的としている。即
ち、本発明は、少なくとも底部の一部が円錐形状に上方
に突き出て形成されている円筒状の撹拌槽内に、該円錐
形部の中心軸の回りに回転可能に低速撹拌翼が設けら
れ、低速撹拌翼の移動領域上方に、少なくとも一つの高
速撹拌翼が設けられている混合装置において、低速撹拌
翼用回転軸が、前記撹拌槽底部の円錐形部の中心部に、
液密で且つ回転可能に貫設されており、撹拌槽底部の背
部には、回転駆動装置が該回転軸に連結して設けられて
いることを特徴とする混合装置にある。
の背部に設けられる前記低速撹拌翼には、洗浄用のスク
レーパー取り付け部を形成させることができ、また本発
明における、混合装置の撹拌槽上部には、該撹拌槽内に
向けて洗浄液噴出ノズルを設けることができ、さらに、
本発明においては、混合装置の撹拌槽上部には、減圧ポ
ンプに連通する排気通路が形成させることができる。こ
れらの構成は、夫々個々に、又はその適宜複数を組み合
わせて構成することができる。
混合装置を包含する。本発明において、円錐形の用語
は、円錐形及び截頭円錐形を意味する。本発明の混合装
置においては、従来の湿式及び乾式混合装置と同様に、
低速撹拌翼用の回転軸は、円錐形の中心軸に設けられ、
高速撹拌用回転軸は、低速撹拌翼の移動領域の上方に、
少なくとも一個設けられる。本発明において、低速撹拌
用回転軸は、混合装置の撹拌槽底部の突き出た円錐形の
中心軸に、撹拌翼が撹拌槽の底面及び内壁面を摺動する
ように、底面及び内壁面に近接して設けられ、撹拌槽底
部の背部に撹拌翼の回転駆動用の駆動装置が設けられ
る。
了後に、低速撹拌翼の回転により、洗浄を行うことがで
きるように、スクレーパー取り付け部を形成することが
できる。この場合、スクレーパー取り付け部には、スク
レーパーを容易に取り付けることができるように、スク
レーパー取り付け用のネジ孔又はネジが予め形成され
る。
がスムーズに行えるように、撹拌槽上部に槽内に向けて
洗浄液噴出ノズルを設けらることができる。また、本発
明において、撹拌槽内に被混合物を真空又は減圧を適用
して導入できるように、真空ポンプ等の吸引ポンプに、
撹拌槽内を連通させるのが好ましい。このようにする
と、混合時に混合物内に泡が混在しても、脱泡すること
が容易となるので好ましい。
拌槽底部の円錐形の中心部に、液密で且つ回転可能に貫
設され、該回転軸に連結して、回転駆動装置が、撹拌槽
底部の背部に設けられているので、該低速撹拌翼用の回
転軸を短く形成することができることとなり、製造費を
比較的安価とすることができる。また高速撹拌翼は、回
転軸が上下移動可能に形成されているので、低速撹拌翼
を撹拌槽の底部を撹拌しながら、高速撹拌翼により撹拌
槽内混合液の上層及び中間層を撹拌することができ、撹
拌槽内の撹拌混合を十分に行うことができる。
様の一例について説明するが、本発明は以下の例示及び
説明によって何等の限定を受けるものではない。図1
は、本発明の一実施例について、その概略を説明する説
明図であり、図2は本発明の別の一実施例について、そ
の概略を説明する説明図である。図2において、図1に
対応する箇所には、同一の符号が付されている。図1に
おいて、混合機1は、撹拌槽2を備えており、撹拌槽2
は支柱3により支持されている。本例において、撹拌槽
2は、底部4が断面W字形に形成されており、その最下
部に、混合物等の撹拌槽2の内容物排出用の開閉弁5が
設けられている。
が設けられている。低速撹拌機6は、底部4のW字形の
截頭円錐形部分7の頂部8に、低速撹拌用の回転軸9
を、グランドパッキン10及びパッキン押さえ11を備
える軸封装置12により液密に貫設して設けられてい
る。低速撹拌用の回転軸9には、撹拌槽2の内壁面に近
接して回転移動する低速撹拌翼13が設けられている。
本例においては、低速撹拌翼13は、撹拌槽2の底部4
に位置が定められており、清掃の際に、低速撹拌機6を
作動して、撹拌槽2内の清掃ができるように、清掃用の
スクレーパーを取り外し可能に取り付けることができる
ように、適宜の取付け箇所(鎖線で示されいる)にスク
レーパー取り付け用のボルト孔14が設けられている。
ター15は、撹拌槽2の底部4の背部に設けられてお
り、低速撹拌用の回転軸9はギヤボックス16内に設け
られている歯車装置を介して駆動用モーター15の回転
軸に、駆動用モーターの回転力が伝達可能に設けられて
いる。本例においては、撹拌槽2上部17には、蓋部材
18が撹拌槽2を覆って設けられており、蓋部材18に
は、開閉蓋19を備える被撹拌物原料投入口20が設け
られている。
被撹拌物の撹拌を盛んにするために、高速撹拌機21が
上下方向に移動可能に設けられており、高速撹拌機21
の回転軸22は、蓋部材18に形成されている挿通孔2
3を挿通して設けられている。高速撹拌機の高速撹拌用
の回転軸22には、高速撹拌用の撹拌翼24が設けられ
ており、高速撹拌用の回転軸22は、駆動用モーター2
5の回転軸に、軸受箱26内に設けられている軸継手
(何れも図示されていない)を介して連結されている。
軸受箱26は、水平方向に延びて配置されている保持部
材27に保持されており、保持部材27は、上下移動用
油圧シリンダー装置28の支持部29に連結保持されて
いる。
装置28は、内部に油圧シリンダー30を備えている。
油圧シリンダー30の基部31は、基盤32に固定され
ており、油圧シリンダー30の作動杆33は、支持部2
9に連結している。油圧シリンダー30の周囲には、作
動杆33の上下方向の移動を規制するように、支持部2
9に上端部3連結している断面角形の案内筒34が設け
られている。案内筒34の外面35は、外壁36の内面
37に設けられている案内車38に、移動可能に接触支
持されている。油圧シリンダー30の作動により、作動
杆33に保持されている支持部29は、案内筒34の支
持されて、上下方向に移動する。
で、固体と液体の混合を行う場合には、先ず、蓋部材1
5の被撹拌物原料投入口17の開閉蓋16を開けて、混
合媒体を入れる。混合媒体を入れたところで、被撹拌物
原料の粉体を、被撹拌物原料投入口17から入れて、該
開閉蓋16を閉じて撹拌を開始する。撹拌時、高速撹拌
用の撹拌翼21を、油圧シリンダー30を作動させて、
上下移動用シリンダー25の支持部29を上下させて、
被撹拌物について、上層乃至下層に至る範囲で撹拌を行
う。
2の底部4付近に止まる被撹拌物についての撹拌を確実
に行う。このように底部においても、被撹拌物は撹拌に
より混合されるので、W字形の最下部に出口を設けて
も、液体の動きが比較的に早く、固形分の停滞域が発生
しないので、被混合物の混合を完全に行うことができ
る。したがって、本例においては、上層から底部の領域
に至るまで、均一な撹拌を短時間に行うことができる。
様に、撹拌槽2には、底部4が断面W字形に形成されて
おり、底部4の最低箇所に混合物等の撹拌槽2の内容物
の排出用の開閉弁5が設けられている。本例において
は、撹拌槽2の底部4には、開閉弁5と異なる箇所に、
被撹拌物の粉体原料の供給タンク(図示されていない)
に、管路29を介して接続する開閉弁30が設けられて
いる。また、底部4には低速撹拌機6が設けられてい
る。
截頭円錐形部分7の頂部8に、低速撹拌用の回転軸9
を、グランドパッキン10及びパッキン押さえ11等に
より軸封して設けられている。このように低速撹拌用の
回転軸9を截頭円錐形部分の頂部8に設けると、低速撹
拌用の回転軸9のシール部分を截頭円錐形部分の頂点に
設けることができるので、液の排出時に液溜りとならな
い。低速撹拌用の回転軸9には、撹拌槽2の内壁面に近
接して、低速撹拌翼10が設けられる。本例において
は、低速撹拌翼13には、清掃の際に、低速撹拌機6を
作動して、撹拌槽2内の清掃ができるように、清掃用の
スクレーパー39を取り外し可能に取り付けることがで
きる。スクレーパー39を、取付け箇所に取り付けると
きは、スクレーパー取り付け用のボルト孔14にボルト
(図示されていない)を通し、ナツト(図示されていな
い)で締め付けて取り付けられる。
2を覆うように設けられており、蓋部材18には、開閉
蓋19を備える被撹拌物原料投入口20が設けられると
共に、撹拌時に生じる泡が、被撹拌物中に混合するのを
吸引除去できるようにすると共に、撹拌槽2に底部から
粉体等の被混合物原料を吸引供給できるように、撹拌槽
内に、粉体供給源(図示されていない)から粉体を供給
できるように、蓋部材18には、真空ポンプ、減圧ポン
プ等の減圧源(図示されていない)に管路40を介して
接続する減圧口41が設けられている。この減圧による
粉体の供給が行うことができるように、本例において
は、粉体供給源(図示されていない)に接続する粉体供
給管42が、開閉弁43を介して、撹拌槽2の出口5と
は反対側の底部側壁44に設けられている粉体導入口4
5に接続している。
時に、撹拌槽2内の被撹拌物の撹拌を盛んにするため
に、高速撹拌機21が上下移動可能に設けられており、
高速撹拌機21の回転軸22を、高速撹拌機の駆動用モ
ーター25に軸継手(図示されていない)を介して連結
させ、蓋部材18に形成されている挿通孔23を挿通し
て、その下端には、高速撹拌用の撹拌翼24が設けられ
ている。高速撹拌機の軸受箱26は、保持部材27を介
して、上下移動用油圧シリンダー装置28の作動杆29
に連結保持されている。
で、固体と液体の混合を行う事例においては、先ず、蓋
部材18の被撹拌物原料投入口20の開閉蓋19を開け
て、混合媒体を入れる。混合媒体を入れたところで、開
閉蓋19を閉じ、真空ポンプを作動させて、減圧口41
から吸引を開始させると共に、開閉弁43を開いて、被
混合物原料の粉体を、粉体供給口45から撹拌槽2内に
徐々に導入する。粉体が導入されたところで、該開閉弁
43を閉じて撹拌を開始する。
蓋部材18に減圧口41から減圧して、撹拌槽底部側壁
44に設けられている粉体導入口45から、粉体を、撹
拌中の撹拌槽底部に導入できるので、粉体は撹拌流動す
る液体に接触しながら導入されることとなり、塵埃の発
生を防止でき、周囲を被混合物の粉体により汚すことが
なくなる。また、導入される粉体は、少量宛液体と接触
しながら混合することができるので、エアロジル等の濡
れ難い粉体でも、短時間で混合することができる。
拌用の撹拌翼を、移動用シリンダー25を作動させるこ
とにより上下させて、被撹拌物の上層乃至下層に至る撹
拌を広範囲に行うことができる。また、低速撹拌翼10
は、撹拌槽2の底部4付近に止まる被混合物及び壁面に
付着した被混合物についての撹拌を確実に行うことがで
きる。
が、撹拌槽底部の円錐形の中心部に、液密で且つ回転可
能に貫設され、該回転軸に連結して、回転駆動装置が、
撹拌槽底部の背部に設けられているので、従来の混合装
置に比して、該低速撹拌翼用の回転軸を短く形成するこ
とができることとなり、製造費を低減させることができ
る。また高速撹拌翼は、回転軸が上下移動可能に形成さ
れているので、低速撹拌翼で撹拌槽の底部を撹拌しなが
ら、高速撹拌翼により撹拌槽内混合液の上層乃至下層を
撹拌することができ、従来の混合装置に比して、撹拌槽
内の被撹拌物の撹拌を均一にしかも短時間で行うことが
できる。本例において、撹拌槽内を減圧源に接続したと
きは、撹拌中の液体中に、混合される粉体を、調整され
た供給量で導入することができるので、従来の撹拌槽に
比して、周囲を汚すことなく粉体の混合物の均一な混合
物を、調製することができる。
る説明図である。
明する説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも底部の一部が円錐形状に上方
に突き出て形成されている円筒状の撹拌槽内に、該円錐
形部の中心軸の回りに回転可能に低速撹拌翼が設けら
れ、低速撹拌翼の移動領域上方に、少なくとも一つの高
速撹拌翼が設けられている混合装置において、低速撹拌
翼用回転軸が、前記撹拌槽底部の円錐形部の中心部に、
液密で且つ回転可能に貫設されており、撹拌槽底部の背
部には、回転駆動装置が該回転軸に連結して設けられて
いることを特徴とする混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5291467A JP2698960B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5291467A JP2698960B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 混合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116490A true JPH07116490A (ja) | 1995-05-09 |
JP2698960B2 JP2698960B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17769253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5291467A Expired - Fee Related JP2698960B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698960B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-10-28 JP JP5291467A patent/JP2698960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2698960B2 (ja) | 1998-01-19 |
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