JPH07115532A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07115532A
JPH07115532A JP5261319A JP26131993A JPH07115532A JP H07115532 A JPH07115532 A JP H07115532A JP 5261319 A JP5261319 A JP 5261319A JP 26131993 A JP26131993 A JP 26131993A JP H07115532 A JPH07115532 A JP H07115532A
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JP5261319A
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English (en)
Inventor
Mikio Akahira
美樹夫 赤平
Yutaka Hoshi
豊 星
Akihito Toyoda
明仁 豊田
Takanari Sato
隆也 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一層効率的で且つ一層経済的な送受信を可能
とする。 【構成】 例えば、ファクシミリ装置101 を構成する
CPUでは、自装置の通信能力等が変更された時、電源
オフから電源オンになったとき、電源オフ前にRAMに
記憶された内容と電源オン後の対応する内容とを比較
し、内容が変更されているとき当該変更部分のレポート
を作成する。このレポートがモデム,NCUから中継局
を構成するファクシミリ装置50に送信される。このた
め、ファクシミリ装置50の傘下の端末装置である他の
ファクシミリ装置102 ,103 ,…,10n はファク
シミリ装置50からの通知により、ファクシミリ装置1
1 の通信能力等の変更を知ることができ、一層効率的
で経済的な通信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信シス
テムを構成する端末ファクシミリ装置又は中継ファクシ
ミリ装置として好適なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の普及に伴い、端末フ
ァクシミリ装置の保守管理をサービスセンター等に設置
されたセンター装置で集中的に管理する必要が生じて来
た。
【0003】この種のセンター装置に接続されたファク
シミリ装置に関する従来技術としては、例えば、特開昭
60−53370、特開昭62−101164、特開平
2−130064、特開平2−135858、特開平4
−245771、特開平4−245774号公報等に記
載されたものがある。
【0004】この内、特開昭60−53370号公報記
載のファクシミリ装置は、通信管理情報格納エリアが満
杯になった場合、又はセンター側のファクシミリ装置か
らポーリング要求があった場合に通信管理情報を自装置
の識別符号を付加してセンター側へ送信するものであ
る。
【0005】また、特開昭62−101164号公報記
載のファクシミリ装置の制御方式は、エラーがある特定
の回数に達した時、エラー発生状況(エラー種別,回
数,日時)等のレポートをサービスセンターに送信する
ものである。
【0006】特開平2−130064号公報記載のファ
クシミリ装置は、着信検出時に受信障害が発生している
時、受信障害レポートを発呼側に送信するものである。
【0007】特開平2−135858号公報記載のディ
スク記憶装置を備えたファクシミリ装置は、ディスク装
置の故障が起きた場合、サービスセンターにレポートを
送信するものである。
【0008】特開平4−245771号公報記載のファ
クシミリ中継装置は、G4回線障害の間、発呼側から呼
出しを受けた時、発呼側へ前記障害のレポートを送信す
るものである。
【0009】特開平4−245774号公報記載のファ
クシミリ装置は、予め登録した電話番号のファクミリ装
置へ重要回線の障害発生及び回復の際、レポートを送信
するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭60−53370号公報記載の発明では、センター
側では、端末ファクシミリ装置の通信結果のみしか知る
ことはできず、端末ファクシミリ装置の通信能力の変更
や、周辺機器の接続状態等各種設定の変更への対処をな
んら考慮していなかった。
【0011】また、上記の特開昭62−101164
号,特開平2−130064号,2−135858号,
特開平4−245771号,特開平4−245774号
公報記載の発明は、いずれもファクシミリ装置に何らか
のエラーが起きた時に対処するもので、ファクシミリ装
置が正常に機能している場合に、上述した通信能力の変
更や、周辺機器の接続状態等の変更は勿論、より速く、
より安くという通信能率については、何ら考慮されてい
ない。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、目的は、特に、一層効率的で且つ一層経済的
な送受信を可能とするファクシミリ装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のファクシ
ミリ装置は、自装置の通信能力又は各種設定の少なくと
もいずれか一方が記憶される記憶手段と、電源オフから
電源オンになったとき、電源オフ前に前記記憶手段に記
憶された内容と電源オン後の対応する内容とを比較する
比較手段と、前記比較手段の比較の結果いずれかの内容
が変更されているとき当該変更部分のレポートを作成す
るレポート作成手段と、作成されたレポートを特定のフ
ァクシミリ装置に送信する送信手段と、を有する。
【0014】請求項2記載のファクシミリ装置は、複数
の接続された他のファクシミリ装置の通信能力又は各種
設定が記憶される記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容
が変更されたとき、当該変更部分のレポートを作成する
レポート作成手段と、少なくとも予め出力先として登録
されたの他のファクシミリ装置に対し前記作成されたレ
ポートを送信する送信手段と、を有する。
【0015】請求項3記載のファクシミリ装置は、自装
置及び接続された他のファクシミリ装置の通信能力又は
各種設定が記憶される記憶手段と、電源オフから電源オ
ンになったとき、電源オフ前に前記記憶手段に記憶され
た自装置の通信能力又は各種設定と電源オン後の対応す
る内容とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較の
結果いずれかの内容が変更されているとき又は記憶手段
に記憶された他のファクシミリ装置の通信能力又は各種
設定が変更されたときに当該変更部分のレポートを作成
するレポート作成手段と、少なくとも予め出力先として
登録されたの他のファクシミリ装置に対し前記作成され
たレポートを送信する送信手段と、を有する。
【0016】
【作用】ファクシミリ装置では、通信能力の変更あるい
は電話番号の変更等があった場合に電源が必ずオフされ
る。請求項1記載のファクシミリ装置では、その電源オ
フ前の通信能力又は各種設定等が記憶手段に記憶され
る。そして、電源がオフされ(ファクシミリの電源は通
常オンのままである)、通信能力の変更あるいは電話番
号の変更等が行なわれ再び電源がオンされると、比較手
段により電源オフ前に記憶手段に記憶された内容と電源
オン後の対応する内容とが比較され、この比較の結果変
更部分のレポートがレポート作成手段によって作成さ
れ、この作成されたレポートが送信手段によって特定の
フアクシミリ装置に送信される。
【0017】この場合において、特定のファクシミリ装
置が中継局を構成するファクシミリ装置であれば、この
ファクシミリ装置から傘下の端末装置に前記の変更内容
を連絡することが可能となる。また、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置が複数台相互に接続され、あるいは中継
局のファクシミリ装置を介して接続されている場合に
は、相互に接続されたファクシミリ装置の通信能力,そ
の他の設定を変更の都度知ることができる。
【0018】請求項2記載のファクシミリ装置では、複
数の接続された他のファクシミリ装置の通信能力又は各
種設定が記憶された記憶手段の記憶内容が変更されたと
き、レポート作成手段により当該変更部分のレポートが
作成され、送信手段により少なくとも予め出力先として
登録された他のファクシミリ装置に対し作成されたレポ
ートが送信される。従って、予め出力先として登録され
た他のファクシミリ装置相互間では当該ファクシミリ装
置を介してお互いの通信能力又は各種設定等の変更を知
ることができる。
【0019】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、電源がオフされ自装置の通信能力等が変更された後
電源がオンされれば、比較手段により電源オフ前に記憶
手段に記憶された内容と電源オン後の対応する内容とが
比較され、この比較の結果変更部分のレポートがレポー
ト作成手段によって作成され、この作成されたレポート
が送信手段によって少なくとも予め出力先として登録さ
れた他のファクシミリ装置に送信される。
【0020】この一方、記憶手段に記憶された他のファ
クシミリ装置の通信能力等が変更されたとき、レポート
作成手段により当該変更部分のレポートが作成され、送
信手段により少なくとも予め出力先として登録された他
のファクシミリ装置に対し作成されたレポートが送信さ
れる。
【0021】このため、予め出力先として登録された他
のファクシミリ装置相互間では当該ファクシミリ装置を
介してお互いの通信能力又は各種設定等の変更を知るこ
とができるとともに、当該ファクシミリ装置の通信能力
等の変更の場合の出力先として登録されたファクシミリ
装置では、これらの変更をも知ることができる。従っ
て、当該ファクシミリ装置に新たに別のファクシミリ装
置が接続されたような場合にもこれを知ることができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図10
に基づいて説明する。
【0023】図1には、本発明の一実施例に係るファク
シミリ装置と中継局を構成するファクシミリ装置を含ん
で構成されたファクシミリ通信システムの概略構成がし
めされている。
【0024】この図において、中継局を構成するファク
シミリ装置50は、交換機60を介して電話網,パケッ
ト網,ISDN等から成る回線網70に接続されてい
る。また、ファクシミリ装置50により集中管理される
各端末装置であるファクシミリ装置101 ,102 ,1
3 ,……,10n も回線網70に接続されている。
【0025】図2には、端末のファクシミリ装置101
の構成が概略的に示されている。このファクシミリ装置
101 は、システム制御部を構成するマイクロコンピュ
ータ(以下、「マイコン」という)12と、このマイコ
ン12を構成する一方の入出力インターフェース(I/
O)14Aにそれぞれ接続された表示部16,入力手段
としての操作部18,スキャナ20,出力手段としての
プリンタ22及び画像メモリ30と、他方の入出力イン
ターフェース(I/O)14Bに接続されたモデム2
4,NCU(網制御装置)26及びLAN接続制御部2
8とを含んで構成されている。
【0026】マイコン12は、CPU32(中央演算処
理装置)32と、このCPU32にシステムバスを介し
て接続された記憶手段としてのRAM34,ROM36
及び入出力インターフェース(I/O)14A,14B
とから構成されている。
【0027】CPU32は、装置全体を制御するもの
で、上記各部のジョブの流れを管理する。また、このC
PU32は、本実施例では符号化/複合化機能をも兼ね
備えている。
【0028】ROM36には、後述するフローチャート
に対応する制御アルゴリズム等が予め格納されている。
また、RAM34は図示しないバッテリによりバックア
ップされたバックアップRAMであり、CPU32のワ
ーエリアとして機能し、本実施例では、宛先情報記憶エ
リアと設定情報記憶エリア及び一時的書き込みエリア等
が設けられている。宛先情報記憶エリアには、図5に示
されるような中継局tableや短縮table等が設
けられている。中継局tableには、図5に示される
ような各データ(中継装置名,電話番号,使用回線,パ
ラメータ)が記憶され、短縮tableには、図5に示
されるような各データ(名前,短縮番号,電話番号)が
記憶される。また、設定情報記憶エリアには、図6に示
されるような各データ(端末名,電話番号,通信能力,
メモリ容量,最大原稿,オプション)が記憶される。
【0029】前記表示部16は、実際には液晶ディスプ
レイにより構成され、オペレータに対する各種の指示内
容等が表示される。
【0030】前記操作部18は、各種指示キーが並べら
れ、表示部16と共に操作パネルを構成する。
【0031】前記スキャナ20は、原稿を読み取るもの
で、CCDセンサと原稿搬送系等から構成される。
【0032】プリンタ22としては、本実施例では、イ
ンクジェットプリンタあるいはレーザープリンタ等が使
用され、記録紙上に画像を記録出力する。また、プリン
タ22により、設定情報記憶エリア内の記憶内容が変更
した場合のその変更点の情報が記録紙上にプリントされ
たレポートが出力される。
【0033】前記モデム24は、マイコン32からの信
号を変調したり、相手先ファクシミリからの信号を復調
したりする。また、前記NCU26は、電話回線などの
通信回線との接続制御を行う。
【0034】前記LAN接続制御部28は、当該ファク
シミリ装置101 にパソコン,ワークステーション等の
他の電子機器端末を接続する場合に、これらの端末とフ
ァクシミリ装置101 との接続制御及び入出力制御を行
う。
【0035】前記画像メモリ30は画情報を記憶してお
くための大容量のメモリである。他のファクシミリ装置
102 ,103 ,…,10n もこれと略同様に構成さて
いる。
【0036】また、中継局を構成するファクシミリ装置
50もファクミリ装置101 と略同様に構成されている
が、ファクシミリ装置50には、RAM内に宛先情報記
憶エリア,設定情報記憶エリア及び一時的書き込みエリ
アの他端末情報記憶エリア,等が設けられている。この
RAMの宛先情報記憶エリアには、図7に示されるよう
な短縮tableや送信table等が設けられてい
る。短縮tableには、図7に示されるような各デー
タ(名前,短縮番号,電話番号)が記憶され、送信ta
bleには、図7に示されるような中継局側における変
更点の宛先の各データ(端末名,電話番号,使用回線,
パラメータ)が記憶される。また、端末情報記憶エリア
には、図8に示されるような各端末ファクシミリ装置に
関する通信能力や各種設定等のデータ(端末名,電話番
号,通信能力,メモリ容量,最大原稿,オプション)が
記憶される。設定情報記憶エリアには、ファクシミリ装
置101 と同様のデータが記憶されている。
【0037】次に、上述のようにして構成された本実施
例の作用をファクシミリ装置10のCPUの制御アルゴ
リズムを示す図3のフローチャート及び中継局を構成す
るファクシミリ装置50のCPUの制御アルゴリズムを
示す図4のフローチャートに沿って説明する。
【0038】ここでは、端末ファクシミリ装置の通信能
力がアップした場合、例えば、一つの端末ファクシミリ
装置101 が通常の電話回線のみによる通信からISD
Nを利用した通信が可能になった場合を例にとって説明
する。
【0039】この通信能力がアップした端末ファクシミ
リ装置101 の電源が投入されると、この図3のフロー
チャートがスタートする。
【0040】まず、ステップ100でRAM34の一時
的書き込みエリアに通信能力アップ後の各種の能力及び
設定(以下、単に「設定」という)を一時的に書き込
む。
【0041】次のステップ102ではRAM34内の設
定情報記憶エリアに記憶している電源オフ前の設定とメ
モリに一時的に書き込まれた電源オン後の設定とを比較
した後、ステップ104に進んで電源オン前後で設定が
変更されたか否かを判断する。
【0042】ここでは、通信能力がアップしているの
で、ステップ106に進み、RAM34内の設定情報記
憶エリアの内容をRAM34の一時的書き込みエリアに
一時的に書き込まれた内容に更新し、これと同時にRA
M34の一時的書き込みエリアに書き込まれた内容を削
除する。
【0043】次のステップ108〜110では、RAM
34内の宛先情報記憶エリアを調べ、ここに中継装置の
登録があるか否かを判断する。そして、中継装置の登録
があれば、ステップ116に進む。一方、中継装置の登
録がなければ、ステップ112に進んで表示部16に中
継装置の登録を促す旨のメッセージを表示し、ステップ
114でオペレータにより中継装置への通信に必要な中
継装置の電話番号や識別番号等が入力されると中継装置
の登録を行いステップ116に進む。
【0044】ステップ116では、変更部分(ここで
は、通信能力のアップ)のレポートを作成し、ステップ
118に進んで作成後のレポートと共にファクシミリ装
置50に対し当該ファクシミリ装置50のRAMの端末
情報記憶エリアに記憶された端末情報の内容変更を可能
とするPBトーン信号を送信する(この送信の最後には
送信終了を示す信号が付加される)。この送信終了後、
ステップ120に進んで上記作成した変更部分のレポー
トをプリンタ22によりプリントアウトした後制御を終
了する。
【0045】なお、ステップ104における判断の結果
が否定的である場合には、直ちに制御を終了する。この
制御終了後は、通常のファクシミリ通信待機状態となる
(これについての説明は省略する)。
【0046】この一方、中継局を構成するファクシミリ
装置50の側でレポート共にPBトーン信号の受信が開
始されると、図4のフローチャートがスタートする。
【0047】ステップ200で端末ファクミリ装置10
1 からの送信終了信号を受信するまで、レポート共にP
Bトーン信号の受信を続行し、送信終了信号を受信する
と、ステップ202で、PBトーン信号を解析し、ステ
ップ204に進んで一時的にこの解析結果をRAM内の
一時的書き込みエリアに書き込む。そして、次のステッ
プ206で解析結果に基づいてRAMの端末情報記憶エ
リアの内容を変更した後、RAMに一時的に書き込まれ
た解析結果を削除する。
【0048】次のステップ208で変更部分のレポート
を作成し、これをRAM34に一時的に記憶した後、ス
テップ210に進んで作成された変更部分のレポートを
自装置のプリンタからプリントアウトした後、ステップ
212に進む。
【0049】ステップ212〜214でRAM内の宛先
情報記憶エリアを調べて宛先(レポートの送信先)の登
録があるか否かを判断し、この判断が肯定されれば、こ
の登録された宛先ファクシミリ装置に作成したレポート
を送信し(ステップ216)、制御を終了する。一方、
ステップ214で宛先(レポートの送信先)の登録がな
ければ、管理下の全端末ファクシミリ装置に作成したレ
ポートを送信(ステップ218)後制御を終了する。こ
れにより、宛先として登録された端末ファクシミリ装置
あるいは全端末装置では、送信されたレポートの内容が
プリンタによりプリントアウントされ、当該各端末ファ
クシミリ装置のオペレータは、ファクミリ装置101
通信能力がアップしたことを認識することできる。
【0050】このようにして、各端末装置の通信能力の
変更や各種設定の変更(オプションとして封緘機が付い
た、メモリ容量がアップした)等が他の端末装置に伝達
される。この結果例えば、図9に示されるような接続状
況にある沖縄支店,鹿児島支店,東京本社,埼玉支店の
ファクシミリ装置からそれぞれ図10の(A),
(B),(C),(D)に示されるようなレポートがプ
リントアウトされた場合を考えると、埼玉支店から、沖
縄支店に送信を行いたい時、今までなら直接G3通信で
送信する他なかったが、埼玉支店のオペレータが、「鹿
児島支店にG4が接続された」というレポートを見るこ
とにより、中継通信を使ってまず、埼玉支店から東京本
社にG3送信し、東京本社から鹿児島支店にG4通信を
行い、鹿児島支店から沖縄支店へG3送信するという通
信手段を取ることが可能となり、これにより一層経済的
で高速な効率のよい通信が可能となる。
【0051】なお、ファクシミリ装置50の設定が変更
された時の作用は、ファクシミリ装置101 の設定が変
更されたときと同様であるが、この場合には、ファクシ
ミリ装置50に新たに端末が接続された場合も他のファ
クシミリ装置101 ,102,…,10n に対し変更点
のレポートを送信することができる。
【0052】なお、上記実施例では、通信能力のアップ
の場合について説明したが、本発明の利用はこれに限定
されるものではなく、メモリの増設、オプションの増
設、電話番号等が変更された場合にも十分に有効に利用
できるものである。
【0053】例えば、端末ファクシミリ装置の電話番号
が変更された場合には、ファクシミリ装置50の側で端
末情報記憶部の内容を変更する際に、短縮tableの
書き換えを同時に行うような制御アルゴリズムとするこ
とが望ましい。
【0054】この場合において、端末ファクシミリ装置
が、中継局になれるような機能を兼ね備え且つ短縮登録
機能を持つ場合には、ファクシミリ装置50がPBトー
ン信号等もレポートと共に送信するよう設定しておくこ
とにより、端末ファクシミリ装置の側では、図11のフ
ローチャートに示されるようなレポートの受信が可能で
ある。
【0055】即ち、ステップ300で受信を確認する
と、ステップ302でレポートを受信し、次のステップ
304でPBトーン信号も送られてきたか否かを判断
し、PBトーン信号が送られてきていなければ、ステッ
プ310でレポートをプリントアウントして制御を終了
するが、PBトーン信号があればステップ306でこれ
を解析し、ステップ308に進んでこの解析結果に基づ
いて短縮登録を変更した後、ステップ310に進んでレ
ポートをプリントアウントし、制御を終了する。
【0056】なお、本発明をファクシミリ装置以外の普
通の家庭用電話機に応用すれば、電話番号が変わった時
など電話機に予め電話番号が変わった旨を通知したいと
ころを登録しておくだけで、例えば、親元、親戚などへ
変更を自動的に知らせることも可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置によれば、これが複数台相互に接続さ
れ、あるいはファクシミリ装置(特定のファクシミリ装
置)を介して接続されている場合には、接続されたファ
クシミリ装置の通信能力,その他の設定を変更の都度知
ることができるので、より速い回線を選んで送信できた
り、メモリの容量に合わせて分けて送信したりすること
ができ、これにより、一層効率的でより経済的な送受信
を行うことができるという効果がある。また、ファクミ
リ中継装置の側では、末端ファクシミリ装置の機能を把
握しておくことができるので、多数の端末の集中管理を
容易にすることができる請求項2記載のファクシミリ装
置によれば、出力先として指定されたファクシミリ装置
相互間では当該ファクシミリ装置を介してお互いの通信
能力又は各種設定等の変更を知ることができるので、一
層効率的でより経済的な送受信を行うことができるとい
う効果がある。
【0058】請求項3記載のファクシミリ装置によって
も請求項2記載のファクシミリ装置に加えて接続された
他のファクシミリ装置が増加した場合にもこれを出力先
として指定されたファクシミリ装置に知らせることがで
きるので、より一層便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置と中
継局を構成するファクシミリ装置とから成る通信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の端末ファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1の端末ファクシミリ装置のCPUの主要な
制御アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】図1の中継局を構成するファクシミリ装置のC
PUの主要な制御アルゴリズムを示すフローチャートで
ある。
【図5】ファクシミリ装置のRAM内の宛先情報記憶エ
リア内に記憶されるデータの一例を示す図である。
【図6】ファクミリ装置のRAM内の設定情報記憶エリ
ア内に記憶されるデータの一例を示す図である。
【図7】中継局を構成するファクシミリ装置のRAM内
の宛先情報記憶エリアに記憶されるデータの一例を示す
図である。
【図8】中継局を構成するファクシミリ装置のRAM内
の端末情報記憶エリアに記憶されるデータの一例を示す
図である。
【図9】図10と共に端末装置側でのレポートの活用法
を説明するための図であって、ネットワークの具体的な
構成例を示す図である。
【図10】(A)〜(D)は、図9のネットワークを構
成する各ファクシミリ装置から出力されるレポートの例
を示すである。
【図11】端末ファクシミリ装置が、中継局になれるよ
うな機能を兼ね備え且つ短縮登録機能を持つ場合のCP
Uのレポート受信時の制御アルゴリズムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 ,102 ,…,10n 端末のファクシミリ装置 24 モデム(送信手段) 26 NCU(送信手段) 32 CPU(比較手段,レポート作成手段) 34 RAM(記憶手段) 50 中継局を構成するファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 隆也 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の通信能力又は各種設定の少なく
    ともいずれか一方が記憶される記憶手段と、 電源オフから電源オンになったとき、電源オフ前に前記
    記憶手段に記憶された内容と電源オン後の対応する内容
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較の結果いずれかの内容が変更されて
    いるとき当該変更部分のレポートを作成するレポート作
    成手段と、 作成されたレポートを特定のファクシミリ装置に送信す
    る送信手段と、 を有するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】複数の接続された他のファクシミリ装置の
    通信能力又は各種設定が記憶される記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容が変更されたとき、当該変更部
    分のレポートを作成するレポート作成手段と、 少なくとも予め出力先として登録されたの他のファクシ
    ミリ装置に対し前記作成されたレポートを送信する送信
    手段と、 を有するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 自装置及び接続された他のファクシミリ
    装置の通信能力又は各種設定が記憶される記憶手段と、 電源オフから電源オンになったとき、電源オフ時に前記
    記憶手段に記憶された自装置の通信能力又は各種設定と
    電源オン後の対応する内容とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較の結果いずれかの内容が変更されて
    いるとき又は記憶手段に記憶された他のファクシミリ装
    置の通信能力又は各種設定が変更されたときに当該変更
    部分のレポートを作成するレポート作成手段と、 少なくとも予め出力先として登録されたの他のファクシ
    ミリ装置に対し前記作成されたレポートを送信する送信
    手段と、 を有するファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1042205A (ja) * 1996-05-24 1998-02-13 Mitsubishi Electric Corp インターネットテレビジョン受信機及びインターネット接続端末
US7327480B1 (en) 1999-01-25 2008-02-05 Panasonic Communications Co., Ltd. Server apparatus and internet facsimile apparatus and communication terminal capability exchanging method
JP2014090335A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Kyocera Document Solutions Inc 通信装置、通信プログラム、通信方法

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