JPH11275338A - ファクシミリ通信方法 - Google Patents

ファクシミリ通信方法

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JPH11275338A
JPH11275338A JP10096821A JP9682198A JPH11275338A JP H11275338 A JPH11275338 A JP H11275338A JP 10096821 A JP10096821 A JP 10096821A JP 9682198 A JP9682198 A JP 9682198A JP H11275338 A JPH11275338 A JP H11275338A
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JP10096821A
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Hiroshi Endo
浩 遠藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 送信側のファクシミリ装置Aで、メール
ボックスの番号と、通信管理番号と、親展送信コマンド
を入力して送信すると、メールボックスMの該当する場
所に、送信したページが格納される。その後、同じメー
ルボックスの番号と、通信管理番号と、追加送信コマン
ドと、追加ページ番号とを入力して送信すると、通信管
理情報が書き替えられて、該当する通信管理番号のペー
ジに新たなページが追加される。 【効果】 追加や挿入、差し替えといったコマンドと、
メールボックスの指定により、既に送信したページに新
たなページを加えたり変更することができ、親展送信の
操作を便利にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親展通信のような
特殊な機能を持つファクシミリ装置に適するファクシミ
リ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】親展通信は、ITU勧告であるT.30
で定義されたSUB(サブアドレス)信号を使用し、親
展ボックスを指定することにより実施される。送信側の
ファクシミリ装置では、SUB信号によって受信側に設
けられたメールボックスのボックス番号を指定する。親
展ボックスというのはこのメールボックスのことであ
る。この操作を行うと、受信側ではメールボックス中
に、受信したページを全て格納する。このメールボック
スを開くことができる受取人だけが、受信したページを
プリントして出力することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
受信側のファクシミリ装置に設けられたメールボックス
は、受信したイメージデータを格納するメモリである。
従って、格納できるページ数には限界がある。例えば、
メールボックスに何通かのメッセージが受信された場
合、最後に受信されたメッセージは、メモリがいっぱい
になって受信操作を中断することもある。
【0004】こうした場合、別のメッセージが取り出さ
れた後、メモリに余裕ができると、再度そのメッセージ
を受信する。しかしながら、この場合に全てのメッセー
ジを再度送信し直すとすれば、既に送信を行って中断し
た操作が全て無駄になる。また、残りのページのみを送
信した場合に、受信側で後から受信されたメッセージが
どのメッセージの続きかということを判断することが難
しい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉送信側のファクシミリ装置で、受信側のファ
クシミリ装置において過去にメモリ受信された通信を指
定し、新たなページを追加するコマンドと、その新たな
ページの画データとを送信して、受信側のファクシミリ
装置で、上記新たなページの画データをメモリ受信する
とともに、上記指定された通信の最終ページに対する管
理情報を検索して、その最終ページに対する管理情報の
後に、上記新たなページに対する管理情報を追加するこ
とを特徴とするファクシミリ通信方法。
【0006】〈構成2〉送信側のファクシミリ装置で、
受信側のファクシミリ装置において過去にメモリ受信さ
れた通信を指定し、新たなページを挿入するコマンド
と、該当するページの番号と、その新たなページの画デ
ータとを送信して、受信側のファクシミリ装置で、上記
新たなページの画データをメモリ受信するとともに、上
記指定された通信の管理情報を検索して、該当するペー
ジに対する管理情報の間に、上記新たなページに対する
管理情報を挿入することを特徴とするファクシミリ通信
方法。
【0007】〈構成3〉送信側のファクシミリ装置で、
受信側のファクシミリ装置において過去にメモリ受信さ
れた通信を指定し、もとのページと新たなページとを差
し替える旨のコマンドと、その新たなページの画データ
とを送信して、受信側のファクシミリ装置で、上記新た
なページの画データをメモリ受信するとともに、上記指
定された通信の管理情報を検索して、該当するページに
対する管理情報を上記新たなページに対する管理情報に
書き替えることを特徴とするファクシミリ通信方法。
【0008】〈構成4〉送信側のファクシミリ装置で、
受信側のファクシミリ装置において過去にメモリ受信さ
れた通信を指定し、特定のページを削除する旨のコマン
ドを送信して、受信側のファクシミリ装置で、上記指定
された通信の管理情報を検索して、該当するページに対
する管理情報を削除することを特徴とするファクシミリ
通信方法。
【0009】〈構成5〉構成1から4のうちのいずれか
1項に記載のファクシミリ通信方法において、送信側の
ファクシミリ装置で、受信側のファクシミリ装置に設け
られたメールボックスと、そのメールボックス宛に過去
にされた特定の通信の通信管理番号を指定することによ
り、受信側のファクシミリ装置で過去にメモリ受信され
た通信を指定することを特徴とするファクシミリ通信方
法。
【0010】〈構成6〉構成1から4のうちのいずれか
1項に記載のファクシミリ通信方法において、送信側の
ファクシミリ装置で、ITU勧告のT.30で定義され
たSUB信号中で親展ボックスを指定することにより、
受信側のファクシミリ装置で過去にメモリ受信された通
信を指定することを特徴とするファクシミリ通信方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉この発明では、親展通信用に受信側のファ
クシミリ装置にメールボックスを設け、そのメールボッ
クス宛に過去にされた通信を指定し、その通信により受
信側で受信されたページに対し新たなページを追加する
制御を行う。
【0012】図1には、2枚のページ送信後に1ページ
原稿を追加する動作説明図を示す。図に示すファクシミ
リ装置Aからファクシミリ装置Bに対してファクシミリ
送信が行われる例を説明する。送信側のファクシミリ装
置Aは、例えば最初に2ページの送信原稿Cを用意す
る。図中の各送信原稿を区別するために、図に示すよう
にその中央にページ番号を“1”、“2”というように
付した。
【0013】この送信を行う場合には、後で説明するサ
ブアドレス指定操作の際、図に示すメールボックスの番
号“001”と、通信管理番号“02”と、親展送信コ
マンド“00”とを入力する。これによって、受信側の
ファクシミリ装置Bに設けられたメールボックスMの通
信管理番号が“02”の部分に、ページ番号が“1”、
“2”の2枚のページが受信され格納される。
【0014】ここで、本発明では、こうして既に通信を
終えたページに新たにページ番号“3”のページを追加
する操作を行う。このとき、サブアドレスの指定とし
て、メールボックスの番号“001”と、通信管理番号
“02”と、追加送信コマンド“01”と、追加ページ
番号“03”とを入力する。後で説明するように、新た
な原稿を追加する場合には“01”、挿入する場合には
“02”というようにコマンドが数字の組み合わせで用
意されている。更に、既に送信した通信のページに対し
ページ番号“3”のページを追加する場合、追加ページ
番号“03”を入力する。これによって、メールボック
スM中の、通信管理番号が“02”の部分のページに、
新たなページ即ち“3”の番号のページが追加される。
【0015】以上が具体例1の概略であるが、この発明
を実施するために適するファクシミリ装置の構成等を順
を追って説明する。図2に、ファクシミリ装置を示すブ
ロック図を示す。この装置は、CPU(制御部)1、R
OM(リードオンリメモリ)2、RAM(ランダムアク
セスメモリ)4、モデム・NCU(通信制御ユニット)
インタフェース5、画像情報圧縮・復元部6、ラインメ
モリ7、画像処理部8、インタフェース9が、互いにア
ドレス・データバス3を介して接続された構成となって
いる。
【0016】CPU1は、装置全体のシステム制御及び
画データの流れの管理、通信制御、網制御の総括コント
ロールを実行する部分である。この具体例におけるサブ
アドレスの受信制御もこのCPU1により行われる。R
OM2には、CPU1が実行する動作用プログラムが格
納されている。RAM4は、画データを一時的に格納す
るメモリである。受信側のファクシミリ装置では、この
部分にメールボックスMが設定される。また同時に通信
管理情報Tが格納される。
【0017】モデム・NCUインタフェースには、モデ
ム10とNCU11とが接続され、NCU11は、例え
ば電話回線等に接続されている。モデム10は、ITU
−T勧告V.17やV.34等の機能を持ったモデムで
ある。NCU11は電話回線接続されて、回線制御を行
う。画像情報圧縮・復元部6は、画データを送信する場
合には、その画データを圧縮し、画データを受信する場
合には、その画データを伸長して復元する。
【0018】ラインメモリ7は、読み取られた画データ
あるいは受信した画データを1ラインずつ格納するメモ
リである。これは圧縮や復元処理に利用される。画像処
理部8は、プリンタ12やスキャナ13に接続されてい
る。スキャナ13は、送信原稿16を読み取って画像処
理部8に送り込む部分で、プリンタ12は、画像処理部
8で処理された画データを記録紙17に印刷する部分で
ある。
【0019】インタフェース9は、ファクシミリの機構
制御部14や操作・表示部15と接続されている。機構
制御部14は、装置を駆動するための各種のドライバや
センサ等により構成される。操作・表示部15は、ファ
クシミリ通信に伴う装置の主な動作指示をオペレータが
CPU1に伝えるためのものである。また、装置の状態
がここに表示される。この部分を操作しながらオペレー
タは、既に説明したサブアドレスの入力を行う。
【0020】以上のファクシミリ装置は、送信原稿16
の画データを送信する場合、スキャナ13で画像を読み
取り、読み取られた画データが画像処理部8で処理され
る。この画データは、一旦ラインメモリ7に記憶され、
画像情報圧縮・復元部6によって圧縮され、アドレス・
データバス3を通じてRAM4に蓄積される。このRA
M4は送信バッファとして利用され、モデム・NCUイ
ンタフェース5を経てモデム10に画データが送信され
る。モデム10で変調された信号は、NCU11を通じ
て電話回線等に送り出される。
【0021】一方、受信側のファクシミリ装置は、電話
回線から画データを受信すると、NCU11を通じてモ
デム10で復調され、モデム・NCUインタフェース5
を経てアドレス・データバス3を通じ、RAM4に蓄積
される。RAM4は受信バッファとして利用される。R
AM4に蓄積された画データは、順番に画像情報圧縮・
復元部6に入力し復元され、ラインメモリ7、画像処理
部8を経てプリンタ12に送られる。プリンタ12は、
記録紙17に受信した画データを記録する。
【0022】なお、こうした画データの送受信制御のた
めに、ファクシミリ装置は呼が成立したとき、一定の送
信手順を実行する。この送信手順は、ITU−T勧告
T.30に従っている。手順信号の情報は、CPU1か
らアドレス・データバス3を介してモデム・NCUイン
タフェース5に送られる。そして、モデム10により変
調され、NCU11を経て電話回線に送り出される。ま
た、受信側のファクシミリ装置では、回線からその手順
信号の情報を受信し、NCU11を通じてモデム10で
復調処理をする。これは、モデム・NCUインタフェー
ス5とアドレス・データバス3を通じてCPU1に伝え
られる。
【0023】以上のようなファクシミリ装置を用いて、
図1に示した親展通信を行う場合の動作を順に説明す
る。図3には、送信側のファクシミリ装置を操作する際
の親展オペレーション動作説明図を示す。始めに、図2
に示すスキャナ13にオペレータは送信原稿16をセッ
トする。これを検出すると、CPU1は、操作・表示部
15に図3のステップS1に示すようなメッセージ“宛
先をセットして下さい”を表示する。ここで、オペレー
タが、操作・表示部15を操作して“#”を入力する
と、親展送信のモードに移行する。
【0024】ステップS2では、“BOX番号をセット
して下さい”というメッセージが表示される。オペレー
タが、ここでメッセージボックスの番号“001”を入
力すると、次のステップS3において、“通信管理番号
をセットして下さい”というメッセージが表示される。
オペレータが“02”を入力すると、次のステップS4
において、“コマンドを設定して下さい”というメッセ
ージが表示される。ここで、オペレータは、親展通信を
示すコマンド“00”を入力する。
【0025】次のステップS5では、“パスワードをセ
ットして下さい”というメッセージが表示される。オペ
レータは、例えば“1234”というパスワードを入力
する。次のステップS6では、“宛先をセットして下さ
い”というメッセージが表示される。ここで、オペレー
タが相手方の電話番号を入力する。ステップS7では、
これまでの入力結果を全て表示する。これで通信準備は
完了する。その後、オペレータは図示しないスタートボ
タンを押してファクシミリ送信が開始される。
【0026】図4には、図3に示した操作の後、発呼が
開始されてからの親展通信動作シーケンスチャートを示
す。まず、ステップS1において、送信側が発呼する
と、受信側は回線を捕捉し、CED信号(被呼局識別)
及びDIS信号(ディジタル識別信号)を送信側に送出
する。このとき、DIS信号の中でPWD(パスワー
ド)信号、SUB信号(サブアドレス)を受信できる能
力を示すビットをセットする。発呼側は、DIS信号を
受信することで、被呼側がPWD信号やSUB信号を受
信できることを確認する。
【0027】次のステップS2では、送信側のファクシ
ミリ装置が、図3を用いて入力したパスワードやサブア
ドレス即ちPWD信号、SUB信号及びDCS信号(デ
ィジタル命令信号)を受信側に送出する。*は、これら
のコマンドの間の区切り記号である。
【0028】更に、送信側は、ステップS3において、
TCF(トレーニングチェック)を送出する。受信側の
ファクシミリ装置は、SUB信号を受信することで自機
のメールボックスを確認する。TCFを正常に受信した
後は、ステップS4において、送信側に対しCFR信号
(受信準備確認)を返送する。
【0029】送信側のファクシミリ装置は、CFR信号
を受信すると、ステップS5において、1ページ目の画
データを送出する。この例では、原稿が2ページあるた
め、1ページ目の画データを送出後、ステップS6にお
いて、MPS信号(マルチページ信号)を送出する。
【0030】受信側では1ページ目の画データを正常に
受信した後、ステップS7において、MCF信号(メッ
セージ確認)を送出する。送信側では、MCF信号を確
認すると、ステップS8において、続いて2ページ目の
画データを送信する。また、その画データ送信後、全て
の送信が終了した旨を示すEOP信号(手順終了)を送
出する。
【0031】受信側では2ページ目の画データを正常に
受信した後、ステップS10において、受信終了を示す
MCF信号を送出する。送信側ではMCF信号を確認
後、ステップS11において、DCN信号(切断命令)
を送出して回線を切断する。以上の手順で受信側のファ
クシミリ装置は、図1に示したメールボックスMの通信
管理番号“02”の部分に画データ2ページ分を格納す
る。
【0032】次に、図1を用いて説明したように、既に
通信を終えたページに対し新たなページを1ページ分追
加する操作を説明する。図5には、1ページ追加を行う
ための親展通信動作シーケンスチャートを示す。なお、
この動作を開始する前に、図3を用いて説明したのと同
様の要領で、サブアドレス中で、新たなページを追加す
るメールボックスの番号“001”と、該当する通信管
理番号“02”と、追加送信コマンド“01”と、通過
ページ番号“03”とを入力する。この操作手順は、既
に図3を用いて説明したとおりである。
【0033】図に示すステップS1では、既に説明した
ように、CED信号とDIS信号が受信側のファクシミ
リ装置から送信側のファクシミリ装置に送出される。送
信側のファクシミリ装置ではこれを受けて、既に説明し
た要領で、PWD信号、SUB信号及びDCS信号を受
信側に送出する。DCS信号には、こうしたPWD信
号、SUB信号を送出したことを示すビットを含めてお
く。
【0034】受信側では、PWD信号で送信者を確認す
ると共にSUB信号の中のメールボックスの番号を確認
し、自機のメールボックスに対応するものがあるかどう
かを確認する。更に、通信管理番号が重複していないか
どうかを確認する。重複している場合には、コマンド
“01”を読み出して、追加モードであることを確認す
る。追加モードでなければ受信済みのデータを保護する
ために通信要求を断る。
【0035】更に、ページ番号“03”を読み出して、
追加分として指定されたページが受信したページの次の
ページであることを確認する。追加したページ番号が正
しい場合には、ステップS3において、TCFを正常に
受信した後、CFR信号を返送する。送信側は、CFR
信号を受信した後、追加ページの画データを送出する
(ステップS5)。既に2ページの送信が行われている
ため、この追加ページは3ページ目の画データとなる。
【0036】この画データ送出を終了すると、ステップ
S6において、EOP信号を送出する。受信側では、追
加ページの画データを正常に受信した後、MCF信号を
送出する(ステップS7)。送信側では、最後にステッ
プS8において、DCN信号を送出し、回線を切断す
る。こうして、受信側では、図1に示したように、既に
受信した2ページ分の画データに新たに受信した1ペー
ジ分の画データを加えて、同一の通信管理番号下に保管
する。
【0037】図6には、親展BOXメモリ管理構成説明
図を示す。メールボックスに受信して、格納した画デー
タについては、例えばこの図に示すような3種の通信管
理情報T1,T2,T3を用いて管理が行われる。最初
の管理情報T1は、親展ボックス管理テーブルである。
親展ボックス管理テーブルは、個々のボックス番号“0
01”〜“100”のブロックから構成されている。各
ボックス番号の部分を展開したテーブルT2は、個々の
通信管理番号“01”〜“99”のブロックから構成さ
れている。また、通信管理番号のブロックは、受信枚数
と各ページの記録サイズ、解像度、符号方式、スタート
アドレス、エンドアドレスにより構成される。
【0038】初期設定のでは、管理情報として99枚分
のエリアを確保している。追加拡張を行う場合には、ブ
ロックの最後に拡張先のアドレスを挿入する。拡張が必
要ない状態では0番地をセットし、拡張が必要なときに
はCPUがメモリの空きエリアを検索し、そのアドレス
をセットする。実際の画データは、通信管理番号のスタ
ートアドレス及びエンドアドレスに記載されているアド
レスに書き込まれる。この図の左下に、リンク先の画デ
ータDのデータブロックを図示した。
【0039】以上のような構成によって、これから説明
する具体例1の追加処理、具体例2の挿入処理、具体例
3の差し替え処理、具体例4の削除処理等が実行され
る。図7には、これらの処理を実行するためのファクシ
ミリ装置のメイン動作フローチャートを示す。受信側の
ファクシミリ装置は、以下のようなフローチャートに従
って受信したデータをメールボックスに格納していく。
【0040】まず、ステップS1において、親展ボック
ス番号がSUB信号中に含まれているかどうかを判断す
る。更に、ステップS2において、通信管理番号が含ま
れているかどうかを判断する。これらが含まれていない
場合には、別途エラー処理を行う。これらが含まれてい
る場合には、ステップS3に進み、コマンドの内容を調
べる。
【0041】コマンドが“00”であれば親展受信であ
って、最初のページから受信が開始される。コマンドが
“01”であれば追加処理が実行される。コマンドが
“02”であれば挿入処理が実行される。コマンドが
“03”であれば差し替え処理が実行される。コマンド
が“04”であれば削除処理が実行される。従って、図
のステップS3,S4,S5,S6,S7に示すような
コマンドの識別処理を行い、各処理を実行することにな
る。
【0042】以下、図7に示したフローチャートの各処
理について、その具体的な動作を順に説明する。図8に
は、最初に2ページ分の画データを受信した場合の親展
受信フローチャートを示す。まず、図のステップS1に
おいて、コマンドが“00”である場合にはステップS
2に進み、受信したコマンドに含まれる通信管理番号に
対応する個所に、受信データがないことを確認する。受
信データがないと判断されると、ステップS3に進み、
DCS信号等の手順情報から、1ページ目の記録サイ
ズ、解像度、符号方式を読み取って登録する。
【0043】次に、ステップS4において、受信した画
データをメモリに格納するためのスタートアドレスを登
録する。そして、ステップS5に進み、1ページ目の画
データを受信する。ステップS6は、1ページ目の受信
が終了したかどうかを監視する処理である。1ページ目
の受信が終了するとステップS7に進み、1ページ目の
エンドアドレスを登録する。次にステップS8におい
て、2ページ目の記録サイズ、解像度、符号方式を登録
する。そして、ステップS9において、2ページ目のス
タートアドレスを登録する。ステップS11では、2ペ
ージ目の受信が終了したかを判断し、終了するとステッ
プS12に進み、2ページ目のエンドアドレスを登録す
る。
【0044】ここで、受信が終了すると、ステップS1
3において、受信枚数が2枚という登録を行う。このよ
うにして、図6に示した該当する通信管理番号における
受信枚数、記録サイズ、解像度、符号方式、スタートア
ドレス、エンドアドレスの登録が終了する。
【0045】図9は、親展受信であって、2ページ分の
既に受信したデータに3ページ目の新たなデータを追加
する動作の、フローチャートを図示した。まず、ステッ
プS1で、コマンドが“01”であると判断すると、ス
テップS2に進み、該当する通信管理番号に受信データ
があるかどうかを判断する。今度は、該当する通信管理
番号の部分に予めデータが格納されていなければエラー
処理に進む。格納されていればステップS3に進む。そ
して、追加ページが受信ページの次かどうかを判断す
る。次のページでない場合には、エラー処理に進む。こ
の判断は、通信管理番号の該当する受信枚数を見て行
う。
【0046】次にステップS4に進み、3ページ目の記
録サイズ、解像度、符号方式を登録する。この登録は、
該当する通信管理番号のブロックに対し書き加える形で
行われる。この点が新たに受信を行う場合と異なる。こ
の状態は、3ページ目を連続して受信している状態と同
じになる。
【0047】次のステップS5に進み、3ページ目のス
タートアドレスを登録し、ステップS6で3ページ目の
画データを受信し、ステップS7において、3ページ目
の受信が終了したかどうかを監視する。終了するとステ
ップS8に進み、3ページ目のエンドアドレスを登録す
る。こうして、ステップS9において、受信枚数の変更
を行う。即ち、最初の2ページの受信によって既に作成
済みの通信管理番号のブロックには、受信枚数が2枚と
記入されている。従って、これを3枚に書き替える処理
を行う。
【0048】即ち、図9のステップS3,S4,S9等
の処理を実行することによって、あたかも3ページの画
データが連続して受信されたように通信管理番号のブロ
ックが生成される。従って、該当するメールボックスか
ら受信したページを取り出して印刷する場合には、始め
に受信した2ページと後から受信した1ページが連続し
て受信されたように、3ページ分の画データが取り出さ
れて印刷される。
【0049】〈具体例1の効果〉以上のように、SUB
信号にメールボックス番号と共に、通信管理番号、追加
送信コマンド、追加ページ番号等を付加するようにした
ので、既に受信側のファクシミリ装置に受信済みの画デ
ータのために生成された管理情報に対して、新たな管理
情報を追加することが可能になった。従って、送信済の
画データと追加して送信した画データとの関連付けが可
能になった。なお、こうした処理は必ずしも親展通信と
いう目的のみならず特定のメモリのメールボックスに相
当する部分にファクシミリ送信を行う様々な場合に広く
利用できる。
【0050】〈具体例2〉具体例2では、既に送信した
ページが数枚ある場合に、新たなページを任意の個所に
挿入する処理を可能にする。図10には、2枚のページ
送信後に1ページ原稿を挿入する例の説明図を示す。こ
の図の形式は、図1と全く同様で、同一部分には同一符
号を付した。最初の2枚のページ送信操作は、具体例1
の場合と同一である。ここで、この例では、最初にペー
ジ番号“1”とページ番号“3”のページを送信したも
のとする。そして、その後、ページ番号“2”のページ
を送信済みのページに挿入する。
【0051】このために、図に示すように、2回目の送
信の際、サブアドレスに対しメールボックスの番号、通
信管理番号と共に、挿入送信コマンドと挿入ページ番号
とを入力している。これによって、図の右側に示すメー
ルボックスMの通信管理番号が“02”の部分におい
て、“1”と“3”のページの間に“2”のページが挿
入される。
【0052】以上が具体例2の概略である。具体例2を
実施する装置の構成は、具体例1と同様である。また、
具体例2を実行する場合の親展オペレーション動作は、
図3を用いて説明した具体例1の場合と同様である。
【0053】図11には、1ページ挿入を行う場合の親
展通信動作のシーケンスチャートを示す。このシーケン
スチャートのステップS1は、これまで説明した通りの
CED信号とDIS信号の送信である。次のステップS
2で、この具体例においては、SUB信号の中に、挿入
送信コマンドと挿入ページ番号とを含める。この信号の
送受信手順等はこれまで説明した例と同様である。
【0054】ステップS3において、TCF信号が送信
側から受信側に送信され、ステップS4において、受信
側からCFR信号が送出されると、ステップS5におい
て、挿入ページの送信が開始される。この例では、1ペ
ージ分の挿入であるから、このページの送信が終了する
と、EOP信号が送出され、ステップS7において、M
CF信号が返送されてステップS8で、DCN信号の送
出を行い、通信を終了する。
【0055】こうして、送信側からメールボックス番号
“001”と、通信管理番号“02”と、挿入送信コマ
ンド“02”と、挿入ページ番号“01”とが受信側に
通知される。なお、この挿入ページ番号は新たなページ
を挿入する直前のページ番号を示すものとする。
【0056】図12に、1ページと2ページとの間に新
たなページを挿入する親展受信のフローチャートを示
す。まず、ステップS1において、コマンドが“02”
であることを判断する。そして、ステップS2に進み、
通信管理番号に受信データがあるかどうかの判断を行
う。次に、ステップS3において、挿入ページが受信ペ
ージの間であるかどうかを判断する。即ち、該当する通
信管理番号のブロックを参照して、挿入対象となるペー
ジが存在するかどうかの判断を行う。
【0057】こうした判断で矛盾が発見されると、エラ
ー処理が行われる。正常なデータが既に受信されている
場合にはステップS4に進み、該当する通信管理番号の
ブロックを参照する。そして、その2ページ目の記録、
サイズ、解像度、符号方式、スタートアドレス、エンド
アドレスをそっくり3ページ目に移動する。即ち、この
2ページ目の部分に新たに受信したデータの記録サイズ
等を示す管理情報を格納するため、既に格納されている
管理情報を移動する。
【0058】この通信管理ブロックには、受信ページ順
にこれらのデータを格納するようにしているからであ
る。そして、次のステップS5に進み、挿入ページの記
録サイズ、解像度、符号方式等の登録を行う。その後は
ステップS6に進み、挿入ページのスタートアドレスを
登録し、ステップS7において、2ページ目、即ち挿入
するページの画データを受信する。ステップS8で挿入
するページの受信が終了したかどうかを判断し、終了す
るとステップS9に進み、挿入ページのエンドアドレス
を登録する。そして、ステップS10において、受信枚
数をこれまでの2枚から3枚に変更する。
【0059】以上のように、挿入処理においては、この
図のステップS4で既に格納した記録サイズ、解像度等
の管理情報の一部を移動させ、新たなページの記録サイ
ズ、解像度等の管理情報を書き込む点が特徴となる。も
ちろん、この管理情報の移動は数ページ分以上行われる
場合があり、更に2ページ以上挿入する場合には、移動
するべき場所を計算した上で移動することになる。その
他の処理は具体例1の場合と同様である。
【0060】〈具体例2の効果〉以上詳細に説明したよ
うに、サブアドレスにメールボックスの番号、通信管理
番号、挿入送信コマンドおよび挿入ページ番号を指定す
ることによって、受信側で既に受信したページに対し新
たなページを挿入するように管理情報を書き替えること
が可能になる。
【0061】〈具体例3〉今度は、既に送信をしたペー
ジの一部を新たなページに差し替える処理を行う例を示
す。図13に、2枚のページ送信後に1ページ目の原稿
を差し替える例の説明図を示す。最初の2枚のページを
送信し、メールボックスMの通信管理番号“02”の部
分にそのページを格納する手順はこれまでの例と同様で
ある。その後、この例では、メールボックス番号“00
1”と、通信管理番号“02”と共に差し替え送信コマ
ンド“03”と、差し替えページ番号“01”とを入力
する。
【0062】これらによって、既に送信し、メールボッ
クスに格納されたページ番号“1”のページを、新たに
送信するページ番号“1′”のページに差し替えるよう
にする。この例でもサブアドレスを送信側のファクシミ
リ装置にセットする親展オペレーション動作は具体例1
と同様である。
【0063】図14には、1ページ差し替えの際の親展
通信動作シーケンスチャートを示す。この図のステップ
S2において、SUB信号で差し替えを行う旨のコマン
ドと、差し替え対象となるページ番号とが送信側から受
信側に送出される。そして、ステップS5で、差し替え
のためのページが送信される。その他の処理については
具体例2と同様の手順を踏む。
【0064】図15を用いて、差し替え処理の具体的な
動作を更に説明する。図15は、1ページ目差し替えの
親展受信フローチャートである。受信側において、まず
ステップS1で、コマンドが“03”であると認識する
と、ステップS2に進み、通信管理番号に受信データが
あるかどうかを判断する。番号に矛盾がある場合にはエ
ラー処理に進む。該当する通信番号に既に受信されたデ
ータがあった場合にはステップS3に進み、差し替えペ
ージの受信ページがあるかどうかの判断をする。
【0065】この具体例の処理は差し替えであるから、
既に受信済みのページ中に該当するページが存在すれば
ステップS4に進む。それ以外の場合にはやはりエラー
処理を実行する。ステップS4では、受信済みの該当す
る通信管理ブロックで差し替えの対象となるページにつ
いてその記録サイズ、解像度、符号方式、スタートアド
レス、エンドアドレスを削除する。即ち、新たなページ
のデータを格納するために、これらの部分を予め初期化
しておく。
【0066】そして、ステップS5に進み、受信した手
順情報(DCS信号等)から差し替えるべきページの記
録サイズ、解像度、符号方式等を登録する。更に、ステ
ップS6に進み、差し替えるべきページのスタートアド
レスを登録し、ステップS7において、差し替えるペー
ジの画データ受信を開始する。ステップS8では、差し
替えるべきページの画データを全て受信したかどうか判
断し、受信が終了した場合にはステップS9に進み、差
し替えるべきページのエンドアドレスを通信管理番号ブ
ロックに登録する。
【0067】こうして、既に受信した通信管理番号のブ
ロックの差し替え対象となるページに記録されていた管
理情報が新たなページのものに書き替えられ、全てのペ
ージを連続して受信した場合と同様の形態になる。な
お、上記の例では、差し替えられる古いページの管理情
報を一旦消去し、その後、新たなページの管理情報を記
録した。しかしながら、新たなページの管理情報をその
まま上書きしても古い情報を自動的に消去することがで
きる。
【0068】〈具体例3の効果〉以上のように、メール
ボックス番号、通信管理番号と共に差し替え送信コマン
ドと差し替えページ番号とを送信することにより、受信
側のファクシミリ装置で既に受信したページの該当ペー
ジを新たなページに差し替え、これらが連続して受信さ
れたように取り扱うことが可能になる。なお、差し替え
は1ページだけでなく複数ページにわたって行われるよ
うにしてもよい。この場合、差し替え対象のページ番号
は何ページから何ページまでといった表現が適する。
【0069】〈具体例4〉次は、既に送信したページの
一部を削除する操作を行う。不要なページを送信してし
まったような場合に、送信側のファクシミリ装置から受
信側のファクシミリ装置の該当するメールボックス中に
あるページを消去する操作である。
【0070】図16に、2枚のページ送信後に2ページ
目の原稿を削除する例の説明図を示す。この図の例で
も、予め2枚のページが送信され受信側のファクシミリ
装置のメールボックスMに格納されている。ここで、そ
の後の通信において、図に示すように、メールボックス
番号“001”と、通信管理番号“02”と共に、削除
コマンド“04”と、削除ページ番号“02”とを入力
する。この場合、新たなページの送信は不要であるか
ら、このサブアドレスのみが送信されることになる。具
体的には次の図に示すような手順で通信が行われる。
【0071】図17に、2ページ目を削除する場合の親
展通信動作シーケンスを示す。図のステップS1では、
これまでと同様、呼が成立すると、受信側のファクシミ
リ装置からCED信号とDIS信号とが送出される。こ
れに対して送信側のファクシミリ装置からはPWD信号
と共に削除を行う旨の削除コマンドや削除ページを表示
したSUB信号が送信される。この例では、既に送信し
た2枚目のページを削除する命令を送出する。
【0072】受信側の装置で、削除するページについて
矛盾がないことを判断すると、MCF信号を送信側に向
けて送出する。送信側では、新たに送信するべきページ
がないため、直ちにDCN信号を送出して回線を切断す
る。即ち、この場合の通信手順は、通常の通信手順と異
なり、単にSUB信号のみを受信側に送信する手続きに
より全てのファクシミリ送信を終了する。これまでの具
体例と異なり、イメージの送信は伴わない。
【0073】次に、削除処理の場合の動作を更に具体的
に説明する。図18には、2ページ目を削除する場合の
親展受信フローチャートを示した。まず、ステップS1
において、コマンドが“04”と確認されると、ステッ
プS2において、通信管理番号に受信データがあるかど
うかを判断する。削除対象の通信が既に受信されている
かどうかを確認すると、次のステップS3に進み、該当
する削除ページが存在するかどうかを判断する。ステッ
プS2とステップS3で、いずれの場合にも矛盾があれ
ばエラー処理に進む。
【0074】この例では、2ページ目を削除する旨の命
令であるから、2ページ目が存在すると、ステップS4
に進む。そして、該当する通信管理番号のブロックで削
除対象となる2ページ目の記録サイズ、解像度、符号方
式、スタートアドレス、エンドアドレス等の管理情報を
削除する。そして、ステップS5に進み、受信枚数が2
枚となっている部分を1枚に変更する。
【0075】これらによって、当初から1枚だけのペー
ジが受信されたと同様の管理情報となる。この例におい
ても、複数枚について削除処理を行うようにしても構わ
ない。例えば、5枚目〜10枚目までのページを削除す
るといった指示も可能である。また、中間のページを削
除したような場合には、管理情報の繰り上げを行う。こ
れは、挿入の場合の管理情報繰り下げと反対の処理であ
る。
【0076】〈具体例4の効果〉以上のように、メール
ボックス番号と、通信管理番号と、削除コマンドと、削
除ページ番号とを送信することによって、受信側におい
て、該当するページの削除処理を行い、当初からそのペ
ージの受信がなかったように処理をすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2枚のページ送信後に1ページ原稿を追加する
動作の説明図である。
【図2】ファクシミリ装置を示すブロック図である。
【図3】親展オペレーション動作説明図である。
【図4】2ページ受信のための親展通信動作シーケンス
チャートである。
【図5】1ページ追加のための親展通信動作シーケンス
チャートである。
【図6】親展BOXメモリ管理情報の構成説明図であ
る。
【図7】ファクシミリ装置のメイン動作フローチャート
である。
【図8】2ページのデータ親展受信フローチャートであ
る。
【図9】2ページのデータに3ページ目を追加する親展
受信フローチャートである。
【図10】2枚のページ送信後に1ページ原稿を挿入す
る動作説明図である。
【図11】1ページ挿入のための親展通信動作シーケン
スチャートである。
【図12】1ページと2ページの間に挿入する親展受信
フローチャートである。
【図13】2枚のページ送信後に1ページ目の原稿を差
し替える動作説明図である。
【図14】1ページ差し替えのための親展通信動作シー
ケンスチャートである。
【図15】1ページ目差し替えのための親展受信フロー
チャートである。
【図16】2枚のページ送信後に2ページ目の原稿を削
除する動作説明図である。
【図17】2ページ目を削除する親展通信動作シーケン
スチャートである。
【図18】2ページ目を削除する親展受信フローチャー
トである。
【符号の説明】
A 送信側のファクシミリ装置 B 受信側のファクシミリ装置 C 送信原稿 M メールボックス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側のファクシミリ装置で、受信側の
    ファクシミリ装置において過去にメモリ受信された通信
    を指定し、新たなページを追加するコマンドと、その新
    たなページの画データとを送信して、 受信側のファクシミリ装置で、前記新たなページの画デ
    ータをメモリ受信するとともに、前記指定された通信の
    最終ページに対する管理情報を検索して、その最終ペー
    ジに対する管理情報の後に、前記新たなページに対する
    管理情報を追加することを特徴とするファクシミリ通信
    方法。
  2. 【請求項2】 送信側のファクシミリ装置で、受信側の
    ファクシミリ装置において過去にメモリ受信された通信
    を指定し、新たなページを挿入するコマンドと、該当す
    るページの番号と、その新たなページの画データとを送
    信して、 受信側のファクシミリ装置で、前記新たなページの画デ
    ータをメモリ受信するとともに、前記指定された通信の
    管理情報を検索して、該当するページに対する管理情報
    の間に、前記新たなページに対する管理情報を挿入する
    ことを特徴とするファクシミリ通信方法。
  3. 【請求項3】 送信側のファクシミリ装置で、受信側の
    ファクシミリ装置において過去にメモリ受信された通信
    を指定し、もとのページと新たなページとを差し替える
    旨のコマンドと、その新たなページの画データとを送信
    して、 受信側のファクシミリ装置で、前記新たなページの画デ
    ータをメモリ受信するとともに、前記指定された通信の
    管理情報を検索して、該当するページに対する管理情報
    を前記新たなページに対する管理情報に書き替えること
    を特徴とするファクシミリ通信方法。
  4. 【請求項4】 送信側のファクシミリ装置で、受信側の
    ファクシミリ装置において過去にメモリ受信された通信
    を指定し、特定のページを削除する旨のコマンドを送信
    して、 受信側のファクシミリ装置で、前記指定された通信の管
    理情報を検索して、該当するページに対する管理情報を
    削除することを特徴とするファクシミリ通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のうちのいずれか1項に
    記載のファクシミリ通信方法において、 送信側のファクシミリ装置で、受信側のファクシミリ装
    置に設けられたメールボックスと、そのメールボックス
    宛に過去にされた特定の通信の通信管理番号を指定する
    ことにより、受信側のファクシミリ装置で過去にメモリ
    受信された通信を指定することを特徴とするファクシミ
    リ通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のうちのいずれか1項に
    記載のファクシミリ通信方法において、 送信側のファクシミリ装置で、ITU勧告のT.30で
    定義されたSUB信号中で親展ボックスを指定すること
    により、受信側のファクシミリ装置で過去にメモリ受信
    された通信を指定することを特徴とするファクシミリ通
    信方法。
JP10096821A 1998-03-25 1998-03-25 ファクシミリ通信方法 Pending JPH11275338A (ja)

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