JP2008092019A - ファクシミリ送信システム及びファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ送信システム及びファクシミリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サーバが複数のファクシミリ装置に送信データを振り分けることにより、迅速にデータを送信することができる技術を提供すること。
【解決手段】ファクシミリ送信システム1は、サーバ10と、公衆回線に接続されている複数の複合機20,30,40と、公衆回線に接続されていない複合機50を備えており、複合機20,30,40,50はサーバ10と接続されている。原稿を読み取った複合機は、サーバにデータを送信し、サーバは、複合機20の稼動状態からいずれかの複合機を選択し、データを送信する。データを受信した複合機は、公衆回線60を介して外部のファクシミリ装置等70にデータを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ送信システム及びファクシミリ装置に関する。ここでいうファクシミリ送信システムとは、サーバと、サーバに接続されている複数のファクシミリ装置で構成されているシステムをいう。
特許文献1のファクシミリ装置は、2つの回線に接続されている。このファクシミリ装置は、1つの回線が送信又は受信に使用されている場合であっても、他の回線を用いてファクシミリ送信をすることが可能である。すなわち、特許文献1のファクシミリ装置では、1台のファクシミリ装置に接続されている複数の回線のうち、空いている回線を利用してファクシミリ送信する。
特開2005−191733号公報
しかしながら、接続されている回線数以上の送信先にファクシミリ送信する場合には、送信が終了するまで待機するか、回線に空きのある他のファクシミリ装置を探して送信しなければならず、手間がかかってしまう。たとえば、オフィス等では、複数のファクシミリ装置が設置されているが、原稿の読み取りは完了していても、送信待機中のファクシミリデータがメモリに記憶されている等、どのファクシミリ装置で送信すれば、もっとも迅速にファクシミリ送信が完了するのか、ユーザにとって把握しづらい。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、サーバが複数のファクシミリ装置に送信データを振り分けることにより、迅速にファクシミリ送信することができる技術を提供することを目的とする。
本発明のファクシミリ送信システムは、複数のファクシミリ装置と、サーバと、を有する。ファクシミリ装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、送信先特定情報を入力することで送信先を指定可能な入力手段と、原稿読取手段で読み取られた原稿を表すデータと、入力手段で入力された送信先特定情報と、を含む送信データを作成する送信データ作成手段と、サーバとの間で送信データを送受信する第一通信手段と、第一通信手段でサーバから受信した送信データを、その送信データに付与された送信先特定情報に従って公衆回線を介して送信する外部送信手段と、自らのファクシミリ装置の稼動状態をサーバに報告する報告手段を備えている。そして、サーバは、ファクシミリ装置との間で送信データを送受信する第二通信手段と、ファクシミリ装置の報告手段で報告された稼働状態に従って、複数のファクシミリ装置の中から、所定のファクシミリ装置を選択するファクシミリ装置選択手段と、ファクシミリ装置選択手段により選択したファクシミリ装置に、第二通信手段を介して送信データを送信する送信制御手段を備えている。
このファクシミリ送信システムでは、ファクシミリ装置で読み取った原稿にかかるデータをサーバに送信する。サーバは、サーバに接続されているファクシミリ装置の中から、ファクシミリ装置の稼動状態に従ってファクシミリ装置を選択し、選択したファクシミリ装置に送信データを送信する。これにより、一つのファクシミリ装置に接続されている回線の全てが送受信に使用されていても、他のファクシミリ装置からファクシミリ送信することができる。サーバがファクシミリ装置を選択するため、ユーザが送信可能なファクシミリ装置を探さなくとも、迅速にファクシミリ送信を完了させることができる。
このファクシミリ送信システムは、公衆回線に接続されている第一ファクシミリ装置と、公衆回線に接続されていない第二ファクシミリ装置を備えることができる。第一ファクシミリ装置は1台であってもよいし、2台以上であってもよい。第二ファクシミリ装置もまた1台であってもよいし、2台以上であってもよい。この場合、ファクシミリ装置選択手段は、第一ファクシミリ装置を選択する。
ファクシミリ装置を単体で用いる場合、公衆回線に接続しなければデータを送信することができない。しかしながら、本発明のファクシミリ送信システムでは、ファクシミリ装置が読み取ったデータをサーバに送信する。サーバは、受信したデータを公衆回線に接続されているファクシミリ装置に送信する。これにより、公衆回線に接続されていないファクシミリ装置で読み取ったデータでも公衆回線を介して外部に送信することができる。したがって、ファクシミリ装置の台数分だけ公衆回線を設置する必要がない。これにより、公衆回線数よりも多くのファクシミリ装置を設置することができ、送信したい原稿の読み取り処理を先に読み取っておくことで、迅速にファクシミリ送信が行える。
このファクシミリ送信システムでは、ファクシミリ装置の報告手段により報告する稼動状態には、外部送信手段により送信する送信データの送信先特定情報が含まれていることが好ましい。かかる場合、サーバは、ファクシミリ装置より受信した送信データに含まれる送信先特定情報を認識する認識手段と、その認識手段で認識した送信先特定情報と一致する送信先に送信データを送信しているファクシミリ装置を、報告手段により報告された送信先特定情報により検索する検索手段を備えており、ファクシミリ装置の選択手段は、検索手段で送信先特定情報と一致する送信先に送信しているファクシミリ装置が検索された場合に、検索されたファクシミリ装置を所定のファクシミリ装置として選択する。そして、ファクシミリ装置は、外部送信手段で送信データを送信中に、新たに送信データを受信すると、送信中の送信データに連続して、新たに受信したデータを送信することが好ましい。
ファクシミリ装置が外部のファクシミリ装置にデータを送信する場合、相手先の受信可能通信形式に合わせてデータを送信する。そのため、ファクシミリ装置は、送信先ごとに受信可能通信形式を問い合わせるための接続処理が行われる。
このファクシミリ送信システムによれば、サーバは、受信した送信データの送信先と同一の送信先に送信しているファクシミリ装置を探索する。サーバは、同一の送信先に送信しているファクシミリ装置があると、そのファクシミリ装置に送信データを送信する。ファクシミリ装置は、送信中の送信先と同一の送信先に向けた送信データを受信すると、送信中の送信データに連続して新たに受信した送信データを送信する。これにより、新たに受信した送信データを送信する際に、改めて相手先の受信可能通信形式を問い合わせする必要がない。そのため、受信データ形式を問い合わせる時間を短縮することができる。よって、迅速なファクシミリ送信処理が行われる。
このファクシミリ送信システムでは、送信データに複数の送信先特定情報が付与されている場合、検索手段が、送信データに付与された送信先特定情報ごとに、送信先特定情報と一致する送信先に送信データを送信しているファクシミリ装置を検索することが好ましい。いずれかの送信先特定情報と一致する送信先に送信しているファクシミリ装置が検索された場合、ファクシミリ装置の選択手段は、検索されたファクシミリ装置を所定のファクシミリ装置として選択する。そして、選択されたファクシミリ装置は、送信中の送信データに付与された送信先特定情報と一致する送信先に対して、新たに受信した送信データを続けて送信することが好ましい。
この構成では、1つのデータを複数の送信先に送付する、いわゆる、同報送信の場合、サーバは、送信先特定情報ごとに一致している送信先に送信しているファクシミリ装置を検索する。これにより、送信先ごとに最適なファクシミリ装置を検索し、それぞれのファクシミリ装置にてファクシミリ送信処理が行われるため、同報送信の場合でも、迅速なファクシミリ送信が行われる。
また、ファクシミリ装置が送信データに送信元情報を付与する送信元情報付与手段を備えており、サーバより受信した送信データに送信元情報が付与されている場合、その送信データから送信元情報を除いた送信データを、外部送信手段で公衆回線を介して送信するとよい。
この構成によれば、外部に送信する際に送信元情報を送信先に知らせたくない場合には、送信元情報を送信データから削除することができる。
また、ファクシミリ装置が外部送信手段で送信する送信データにページ番号情報を付与するページ番号情報付与手段を備えている場合、そのページ番号情報付与手段は、外部送信手段で送信データを送信中に、新たに送信データを受信すると、新たに受信した送信データに対して付与するページ番号情報を送信中の送信データに付与されたページ番号情報とは独立して付与するようにしてもよい。
この構成によると、送信中のデータと新たに受信したデータを連続して送信しても、外部(相手先のファクシミリ装置等)では、ページ番号情報が独立して付与された状態で受信される。即ち、送信中のデータと新たに受信したデータとでは、ページ番号が連続していない。そのため、連続してデータを外部に送信しても、データを区別することができる。
本発明は、上述のファクシミリ送信システムに好適に用いることができるファクシミリ装置を提供する。すなわち、本発明のファクシミリ装置は、複数のファクシミリ装置と、ファクシミリ装置の稼働状態に従って選択されたファクシミリ装置に対して送信データを送信するサーバと、が接続されたファクシミリ送信システムにおけるファクシミリ装置であって、原稿を読み取る原稿読取手段と、送信先特定情報を入力することで送信先を指定可能な入力手段と、原稿読取手段で読み取られた原稿にかかるデータに、入力手段で入力された送信先特定情報を付与した送信データを作成する送信データ作成手段と、サーバとの間で送信データを送受信する第一通信手段と、第一通信手段でサーバから受信した送信データを、その送信データに付与された送信先特定情報に従って公衆回線を介して送信する外部送信手段と、自らのファクシミリ装置の稼動状態をサーバに報告する報告手段を備えている。
このファクシミリ装置を用いることで、本発明のファクシミリ送信システムを構成することができる。
下記の実施例に記載の技術の主要な特徴について列記する。
(形態1) 本実施例は、ファクシミリ機能を有するとともに、スキャナ機能、プリンタ機能を有する複合機に関する。
(形態2) サーバは、送信データにサーバ管理番号情報を付与する。サーバ管理番号情報は、送信データに対応付けて、送信データを送信したファクシミリ装置と、送信データを受信したファクシミリ装置に送信する。
(形態3) ファクシミリ装置は、サーバにステータス情報を送信する。ステータス情報には、データ送信中、送信待機中、送信完了、送信先特定情報等のファクシミリ装置の稼動状態を示す情報が含まれている。
(ファクシミリ送信システムの全体構成)
図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本実施例のファクシミリ送信システム1の概要図である。
ファクシミリ送信システム1は、サーバ10と、複合機20,30,40,50と、それらを接続するLAN回線80で構成されている。公衆回線60が接続されている。ファクシミリ送信システム1は、公衆回線60を介して、外部のファクシミリ装置70等に接続されている。
(サーバの構成)
サーバ10は、図2に示すように、表示装置102と、操作装置104と、制御装置106と、記憶装置108と、入出力ポート110と、それらを接続するバス112等を備えている。
表示装置102は、液晶ディスプレイ等により構成されている。表示装置102は、様々な情報を表示する。
操作装置104は、キーボードやマウス等により構成されている。サーバ10のオペレータは、操作装置104を操作することでサーバ10に様々な情報を入力することができる。
制御装置106は、CPU等により構成されている。制御装置106は、サーバ10が実行する各処理を統括的に制御する。
記憶装置108は、ROM、RAM、ハードディスク等により構成されている。記憶装置108は、制御装置106が各処理を実行するためのプログラムを記憶している。
入出力ポート110には、LAN回線80が接続されている。サーバ10は、LAN回線80を介して複合機20,30,40,50等に接続されている。
(公衆回線に接続されている複合機の構成)
複合機20は、表示装置202と、操作装置204と、入出力ポート206と、モデム207と、制御装置208と、記憶装置210と、印刷装置212と、スキャナ装置214と、それらを接続するバス216等を備えている。
表示装置202は、例えば液晶ディスプレイ等公知の表示装置で構成されている。表示装置202は、ユーザが視認しやすい位置(例えば、複合機20の上面)に配置されている。表示装置202は制御装置208から様々な情報を受信し、その情報を表示する。
操作装置204は複数のキーで構成されている。操作装置204は、ユーザが操作しやすい位置(例えば、表示装置204に隣接した位置)に配置されている。ユーザはキーを操作することで、複合機20に原稿の読み取りや原稿の複写等様々な作業指示をすることができる。
入出力ポート206は、LANポート等公知の入出力ポートで構成されている。入出力ポート206には、LAN回線80が接続されている。これにより、複合機20は、LAN回線80を介して、サーバ10やシステム1内の他の複合機30,40,50等に接続されている。これにより、複合機20はサーバ10や他の複合機30,40,50との間で、データの送受信をすることができる。また、複合機20は、モデム207に内蔵されたNCUを用いて、公衆回線60を介して外部のファクシミリ装置70等との間でファクシミリデータを送受信することができる。
制御装置208は、CPU等によって構成されている。制御装置208は、複合機20が実行する各処理を統括的に制御する。
記憶装置210は、ROM、RAM、EEPROM等により構成されている。記憶装置210は、制御装置208が各処理を実行するためのプログラムを記憶している。
印刷装置212は、インクジェット方式やレーザ方式の公知の印刷機能で構成されている。印刷装置212は、印刷データに対応する描画や文字を印刷用紙に印刷することができる。これにより、複合機10の印刷機能が実現される。印刷装置212は、ファクシミリ受信した文字等を印刷用紙に印刷することができる。また、印刷装置212は、後述するスキャナ装置214によって得られた画像データを印刷用紙に印刷することができる。これにより、複合機20のコピー機能が実現される。
スキャナ装置214は、CCD(Charge Coupled Device)又はCIS(Contact Image Sensor)を有する。スキャナ装置214は、原稿をスキャンして画像データを生成する。
また、複合機20は、サーバ10から送信されたデータを公衆回線60を介して外部の
ファクシミリ装置70等に送信することができる。これにより、複合機20のファクシミリ送信機能が実現される。
複合機30,40は、複合機20と同一の構成であるため、詳細な説明は省略する。
(公衆回線に接続されていない複合機の構成)
複合機50は、複合機20と同様の表示装置と操作装置と入出力ポートと制御装置と記憶装置と印刷装置とスキャナ装置等を備えている。複合機50の入出力ポートには、LAN回線80が接続されている。また複合機50は、公衆回線60と接続されるモデムを備えていない。複合機50は、LAN回線80を介してシステム1内の機器とデータを送受信することができるが、直接的には公衆回線60を介して外部のファクシミリ装置70等との間でデータを送受信することはできない。
(ファクシミリ送信手順)
次に、ファクシミリ送信システム1で外部のファクシミリ装置70等にデータを送信する手順について図面を参照して説明する。
ファクシミリ送信システム1におけるファクシミリ送信する処理の概要について、図9を参照して説明する。図9では、複合機20により作成した送信データを、複合機30によりファクシミリ送信する際の説明である。図9で示されている縦線は、縦線の上側に記されている複合機20、サーバ10及び複合機30をそれぞれ示しており、上方から下方に向かって時系列で示す。また、矢印は矢印の上下に示されている情報の送信方向を示し、各縦線上に記載されているブロックは、その縦線が示す複合機20、サーバ10又は複合機30が実行する処理である。
まず、複合機20は、スキャナ装置214により原稿を読み取り、操作装置204により、その読み取った原稿の送信先となるファクシミリ番号(以下、送信先番号情報という)を指定する。原稿をデータ化した画像データ、送信先番号情報、および記憶装置210より読み出した複合機20を特定する送信元特定情報(例えば、複合機20に設定されたファクシミリ番号。以下、送信元番号情報という)とを含む送信JOB情報(送信データ)を、サーバ10に送信する。なお、サーバ10には、送信JOB情報とあわせて、この送信JOB情報固有に付されたデータ特定情報、複合機20固有に設定されているID番号情報(たとえば、IPアドレス等)も送信する。また、この送信するデータ特定情報、送信先番号情報とを、複合機20の記憶装置210における送信登録情報を記憶するテーブルに記憶させる。この送信登録情報には、データ特定情報、送信先番号情報のほかに、サーバより送信されるサーバ管理番号情報、ステータス情報と、それぞれ対応付けて記憶可能となっている(図10(a)参照)。
サーバ10は、複合機20より受信した送信JOB情報から、その送信JOB情報に含まれる画像データを送信するための複合機を検索し、選択する。このとき選択される複合機は、送信JOB情報に含まれる送信先番号情報と同一の送信先にファクシミリ送信している複合機またはファクシミリ送信可能な複合機(たとえば、送信待機中の複合機)などである。そして、選択された複合機30に対して、複合機20から受信した送信JOB情報と、その送信JOB情報固有のサーバ管理番号情報とを送信する。また、サーバ10の記憶装置108には、稼動状態情報に関する管理テーブルが、モデムを有する複合機のID番号情報ごとに設けられている。この管理テーブルに設けられたID番号情報(複合機30(ファクシミリ送信する複合機として選択された複合機)のID番号情報)に対応する所定欄に、稼動状態情報として、サーバ管理番号情報と、複合機20のID番号情報、送信JOB情報に含まれる送信先番号情報、が記憶される。また、この管理テーブルには、複合機30より送信されるステータス情報についても記憶可能であり(図10(b)参照)、複合機30に送信JOB情報を送信すると、このステータス情報に「送信中」が付与される。複合機20より受信した送信JOB情報に含まれる画像データを送信するための複合機は、この管理テーブルを参照し、検索される。
複合機30は、サーバ10より受信した送信JOB情報に含まれる画像データを、送信JOB情報に含まれる送信先番号情報に対応する送信先へファクシミリ送信する。そして、たとえば、送信完了、送信失敗等の、ファクシミリ送信におけるステータス情報(稼動状態)を、その送信JOB情報とともに受信したサーバ管理番号情報を付与して、サーバ10へ通知する。
サーバ10は、複合機30よりステータス情報を受信すると、対応する管理テーブルの欄のサーバ管理番号情報、送信依頼元(複合機20)のID番号情報、送信先番号情報を空欄にする。また、複合機30より受信したステータス情報とサーバ管理番号情報とを、複合機20へ送信する。
複合機20は、サーバ10より受信したステータス情報を、対応する送信登録情報に関するテーブルに登録する。
どの複合機により実際にファクシミリ送信した画像データであっても、複合機20から送信指示を行った画像データであれば、ユーザは、複合機20の記憶装置210に記憶された送信登録情報を読み出すことにより、送信状況や送信結果などの送信ログを確認することができる。
次に、複合機20でファクシミリ送信するためのデータを登録する場合の制御装置208の処理について図4を参照して説明する。制御装置208は、操作装置204から送信先番号情報と原稿読取指示が入力されると、スキャナ装置214に原稿を読み取らせ、画像データに変換させる(ステップS201)。また、操作装置204から入力されたファクシミリ番号が送信先番号情報として設定される。制御装置208は、読み取った原稿の画像データにデータ特定情報を付与する(ステップS203)。
制御装置208は、画像データに対応するデータ特定情報と送信先番号情報を対応付けて記憶装置210に記憶させる(ステップS205)。また、制御装置208は、画像データに送信元番号情報を付与する(ステップS207)。制御装置208は、画像データと送信先番号情報と送信元番号情報(以下、送信JOB情報という)とデータ特定情報と複合機20のID番号情報をサーバ10に送信する(ステップS209)。
制御装置208は、サーバ10からデータ特定情報とサーバ管理番号情報を受信する(ステップS211)。制御装置208は、記憶装置210に記憶されている送信登録情報の中から、サーバ10から送信されたデータ特定情報と対応するデータ特定情報を有する送信登録情報にサーバ管理番号情報を付与する(ステップS213)。次に、サーバ10から送信されたサーバ管理番号情報とステータス情報を受信する(ステップS215)。制御装置208は、受信したサーバ管理番号情報に対応する送信登録情報にステータス情報を付与し、記憶装置210に記憶させる(ステップS217)。また、制御装置208は、表示装置202に送信先番号情報とステータス情報を表示させる(ステップS219)。
上述した図4で示されるファクシミリ登録処理は、複合機20,30,40,50で実行することができる。つまり、公衆回線に接続されていない複合機50からもファクシミリ登録処理を実行することができる。
次に、複合機20からデータが送信された場合のサーバ10の制御装置106の処理について図5を参照して説明する。
制御装置106は、複合機20から送信された送信JOB情報とデータ特定情報と複合機20のID番号情報を受信する(ステップS101)。制御装置106は、サーバ10に接続されている複合機の中でステップS101で受信した送信先番号情報と同一の送信先にデータを送信している複合機があるか検索する(ステップS103)。具体的には、稼動状態情報に記憶された送信先番号情報の中に、ステップS101で受信した送信先番号情報と一致するサーバ管理番号情報が記憶されているかを判断する。同一の送信先に送信している複合機がある場合(ステップS103でYes)、すなわち、送信先番号情報と一致するサーバ管理番号情報が記憶されている場合、ステップS107に進む。
同一送信先に送信している複合機が無い場合(ステップS103でNo)、制御装置106は、データ送信が可能な複合機を検索する(ステップS105)。具体的には、稼動状態情報に記憶された複合機のID番号情報において、そのID番号情報に関する所定情報が空欄のID番号情報があるかにより判断する。なお、サーバ10は、所定時間ごとにすべての複合機からその複合機の稼動状態を受信し、その受信した稼動状態を、稼動状態情報として更新登録するようにしてもよい。これにより、ステップS103,S105の検索処理を実施することができる。データ送信可能な複合機が見つからない場合(ステップS105でNo)、制御装置106は、データ送信可能な複合機が見つかるまでステップS105の検索を繰り返す。データ送信可能な複合機が見つかると(ステップS105でYes)、ステップS107に進む。
以下の説明では、ステップS105で、複合機30がデータ送信可能な複合機であると検索された場合を例示して説明する。ステップS107では、制御装置106は、送信JOB情報にサーバ管理番号情報を付与する。そして、制御装置106は、送信JOB情報とサーバ管理番号情報を複合機30(データ送信可能な複合機の例)に送信する(ステップS109)。また、制御装置106は、受信したID番号情報に従って複合機20へデータ特定情報とサーバ管理番号情報を送信する(ステップS111)。また、複合機30に送信したサーバ管理番号情報、送信依頼元である複合機20のID番号情報、送信JOB情報に含まれる送信先番号情報とをそれぞれ、稼動状態情報の複合機30のID番号情報に対応する欄にそれぞれ登録する。
制御装置106は、データ送信した複合機30からサーバ管理番号とステータス情報を受信する(ステップS113)。ステータス情報を受信すると、そのステータス情報の送信元の複合機30に関する稼動状態情報の所定情報をそれぞれ空欄に更新する。また、制御装置106は、受信したサーバ管理番号とステータス情報を複合機20に送信する(ステップS115)。制御装置106は本処理を終了する。
なお、送信JOB情報に複数の送信先番号情報が含まれている場合には、その送信先番号情報ごとにステップS103からステップS115の処理が行われる。
次に、複合機30がサーバからデータを受信し、公衆回線を介して相手先のファクシミリ装置にデータを送信する際の複合機30の制御装置(以下、制御装置31とする)の処理について図6を参照して説明する。
複合機30は、サーバ10から送信された送信JOB情報とサーバ管理番号情報を受信する(ステップS301)。複合機30の制御装置31は、送信された画像データにページ番号情報を付与する(ステップS303)。制御装置31は、ファクシミリ送信しているか確認する(ステップS305)。ファクシミリ送信されていない場合(ステップS305でNo)、ステップS311に進む。ファクシミリ送信中の場合(ステップS305でYes)、ステップS307へ進む。ステップS307では、ステップS305でファクシミリ送信中であると判断した画像データに続いて、ステップS301で受信した送信JOB情報に含まれる画像データを送信するためのバッチ処理を行う。次に、ステップS308へ進み、ステップS307のバッチ処理が正常に行われたかを判断する。バッチ処理が正常に行われたと判断した場合(ステップS308でYes)、ステップS311に進む。バッチ処理が正常に行われなかったと判断した場合は(ステップS308でNo)、その画像データは、送信中の画像データとは別の送信JOBとして複合機30からファクシミリ送信させるため、その送信JOB情報を待機状態とする(ステップS309)。その後、ステップS327へと進む。
ステップS311では、制御装置31は、受信した送信JOB情報に含まれている送信先番号情報に従ってファクシミリ送信処理を行う。このとき、複合機30の制御装置31は、外部にデータを送信する場合に、操作装置から指示があると、送信JOB情報に含まれている送信元情報を除去してから送信する。特に、送信JOB情報の送信元が複合機50のように、モデムを有さない複合機の場合は、外部の送信先からのファクシミリデータも受信できない。このような場合には、送信元情報を除去してファクシミリ送信するとよい。外部の送信先で、受信したファクシミリデータに付与された送信元情報をたどって返信のファクシミリ送信を送信してくることを、あらかじめ回避させることができる。制御装置31は、ファクシミリ送信が完了したか確認する(ステップS313)。送信が完了する(ステップS313でYes)とステップS315に進み、送信が完了していない(ステップS313でNo)とステップS317に進む。ステップS315では、制御装置31は、送信完了を示すステータス情報にサーバ管理番号情報を付与してサーバ10に送信して、ステップS327に進む。
ステップS317では、制御装置31は、送信未完了の送信JOB情報のリダイアル回数を確認する。リダイアル回数は予め設定されており、制御装置31は、そのリダイアル回数を超えているかどうかを判定する。リダイアル回数が所定の回数を超えている場合(ステップS317でNo)、制御装置31は、送信失敗を示すステータス情報にサーバ管理番号を付与してサーバ10に送信する(ステップS319)。サーバ10にステータス情報を送信すると、ステップS327に進む。リダイアル回数が所定の回数に達していない場合(ステップS317でYes)、ステップS321に進む。ステップS321では、制御装置31は、ファクシミリ送信は待機状態とし、リダイアル間隔となる所定の時間だけ待機する(ステップS323でNo)。そして、一度ファクシミリ送信処理を実行してから所定の時間が経過すると(ステップS323でYes)、ステップS311に戻って、制御装置31は、再度ファクシミリ送信処理を行う。
ステップS327では、制御装置31は、送信待機している送信JOB情報があるか確認する。すなわち、ステップS309にてバッチ処理が行えなかったため、待機状態となった送信JOB情報があるかを確認する。送信JOB情報がある場合(ステップS327でYes)、制御装置31はステップS311に戻ってファクシミリ送信処理を行う。待機している送信JOB情報が無い場合(ステップS327でNo)、制御装置31は処理を終了する。
上述した図6で示されるファクシミリ送信処理は、複合機20,30,40で実行することができる。公衆回線に接続されていない複合機50で登録処理された送信JOB情報は、サーバ10を介して複合機20,30又は40のいずれかに送信される。送信JOB情報を受信した複合機20,30又は40は、公衆回線を介して外部のファクシミリ装置70等にデータを送信する。これにより、公衆回線に接続されていない複合機50でも、外部のファクシミリ装置70等にファクシミリ送信することができる。
上述したファクシミリ送信システム1では、サーバ10が複合機とサーバ10との間で送受信される送信JOB情報に対応付けてサーバ管理番号情報を付与している。このサーバ管理番号情報を送信JOB情報を送受信した複合機10に送信する。これにより、ステータス情報にサーバ管理番号情報を付与して送受信することで、ステータス情報がどの送信JOB情報のものであるか判別することができる。
サーバ10は、データを送信した複合機からステータス情報を受信する。サーバ10は、ステータス情報を読み取ることにより複合機の稼動状態を把握する。サーバ10は、データを送信した複合機からのステータス情報を受信するまで、その複合機はデータ送信中であると判断する。
(変形例)
上述した実施例では、ファクシミリ送信のリダイアル処理を実際にファクシミリ送信する複合機30で行っている。しかしながら、リダイアル処理をサーバ10で実行してもよい。以下では、リダイアル処理をサーバ10が実行する場合のサーバ10の処理と、複合機30の処理をフローチャートを参照して説明する。図7は、サーバ10の制御装置106の処理を示すフローチャートである。図7では、制御装置106が上述した図5と同様の処理をする場合、同一のステップを用いて図示し、説明を省略する。
ステップS107で送信JOB情報にサーバ管理番号情報を付与すると、制御装置106は、送信JOB情報とサーバ管理番号情報を記憶装置108の稼動状態情報(図10(b))に記憶させる(ステップS108)。ここでは、稼動状態情報として、送信JOB情報も登録し、さらにリダイアル回数を登録され、ファクシミリ送信のたびに、このリダイアル回数は、「1」増加した値に更新される。その後、ステップS109〜ステップS113までの処理を実行する。ステップS113で複合機30より受信したステータス情報が送信失敗を示すステータス情報でない場合(ステップS114でNo)、制御装置106は、複合機20にステータス情報を送信する(ステップS115)。ステップS113で複合機30より受信したステータス情報が送信失敗を示すステータス情報であると(ステップS114でYes)、制御装置106は、ステータス情報に対応する送信JOB情報のリダイアル回数を確認する(ステップS119)。リダイアル回数が所定回数実行している場合(ステップS119でNo)、ステップS115に進み、制御装置106は、複合機20に送信失敗を示すステータス情報を送信する。
リダイアル回数が所定回数以下の場合、制御装置106は、リダイアル間隔の時間が経過するまで送信JOB情報の送信を待機する(ステップS121、ステップS123でNo)。リダイアル間隔を確認する(ステップS121)。リダイアル間隔以上の時間を経過している場合(ステップS121でYes)、ステップS105に戻って、ファクシミリ送信可能な複合機を検索する。稼動状態情報のステータス情報は、受信したステータス情報が送信失敗であり、リダイアル回数が所定回数以下であれば、「送信失敗」を示すステータス情報が登録される。送信完了である場合に、稼動状態情報の所定情報が空欄にされる。
毎回、送信可能な複合機を検索して送信するため、より最適な複合機を選択することが可能となる。また、リダイアル処理を繰り返すことにより、複数の複合機でファクシミリ送信できないことがわかるため、送信先番号情報に誤りがあるなどの送信エラーの原因が、送信JOB情報にあることを特定することも可能となる。
図8は、複合機30の制御装置31の処理を示すフローチャートである。図8では、制御装置31が上述した図6と同様の処理を実行する場合、同一のステップを用いて図示し、説明を省略する。
複合機30は、リダイアル処理を行わないため、ステップS313で送信に失敗した場合(ステップS313でNo)、ステップS319に進み、送信失敗を示すステータス情報をサーバ10に送信する。
このファクシミリ送信システムによれば、サーバがリダイアル処理を管理することができる。
また、複合機の制御装置は、外部にデータを送信する場合に、送信JOB情報に含まれている送信元情報を付与して、ファクシミリ送信できるようにしてもよい。また、外部の送信先から返信してほしい送信元番号情報や代表番号をあらかじめ複合機に記憶しておき、その送信元番号情報や代表番号を、送信元情報として付与してファクシミリ送信してもよい。また、送信元情報のみならず、ページ番号を付与せずにファクシミリ送信できるようにしてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例では複合機を用いて説明したが、ファクシミリ装置であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
ファクシミリ送信装置の構成を示す構成ブロック図。 サーバの構成を示す構成ブロック図。 複合機の構成を示す構成ブロック図。 送信データを登録される複合機の制御装置の処理を示すフローチャート。 データを送信する際のサーバの制御装置の処理を示すフローチャート。 データを外部に送信する際の複合機の制御装置の処理を示すフローチャート。 サーバでリダイアル処理を実行する場合のサーバの制御装置の処理を示すフローチャート。 サーバでリダイアル処理を実行する場合の複合機の制御装置の処理を示すフローチャート。 ファクシミリ送信システムにおけるファクシミリ送信する処理を示す概要図。 (a)複合機の記憶装置に記憶されている送信登録情報テーブルを示す図、(b)サーバの記憶装置に記憶されている複合機の稼動状態に関する管理テーブルを示す図。
符号の説明
1:ファクシミリ送信システム
10:サーバ
20,30,40,50:複合機(ファクシミリ装置)
102:表示装置
104:操作装置
106:制御装置
108:記憶装置
110:入出力ポート(第二通信手段)
202:表示装置
204:操作装置(入力手段)
206:入出力ポート(第一通信手段)
207:モデム(外部送信手段)
208:制御装置
210: 記憶装置
212:印刷装置
214:スキャナ装置(原稿読取手段)

Claims (7)

  1. 複数のファクシミリ装置と、サーバと、を有するファクシミリ送信システムであって、
    ファクシミリ装置は、
    原稿を読み取る原稿読取手段と、
    送信先特定情報を入力することで送信先を指定可能な入力手段と、
    前記原稿読取手段で読み取られた原稿を表すデータと、前記入力手段で入力された送信先特定情報と、を含む送信データを作成する送信データ作成手段と、
    前記送信データを、サーバとの間で送受信する第一通信手段と、
    前記第一通信手段で、前記サーバから受信した送信データを、その送信データに付与された送信先特定情報に従って公衆回線を介して送信する外部送信手段と、
    自ファクシミリ装置の稼動状態をサーバに報告する報告手段と、
    を備えており、
    サーバは、
    前記ファクシミリ装置との間で、送信データを送受信する第二通信手段と、
    前記ファクシミリ装置の報告手段で報告された稼働状態に従って、前記複数のファクシミリ装置の中から、所定のファクシミリ装置を選択するファクシミリ装置選択手段と、
    前記ファクシミリ装置選択手段により選択したファクシミリ装置に、前記第二通信手段を介して送信データを送信する送信制御手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ送信システム。
  2. 前記複数のファクシミリ装置は、公衆回線に接続されている第一ファクシミリ装置と、公衆回線に接続されていない第二ファクシミリ装置とを含み、前記ファクシミリ装置選択手段により選択される所定のファクシミリ装置は、前記第一ファクシミリ装置であることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ送信システム。
  3. 前記報告手段により報告する稼動状態には、前記外部送信手段により送信する送信データの送信先特定情報が含まれており、
    サーバは、
    前記ファクシミリ装置より受信した送信データに含まれる送信先特定情報を認識する認識手段と、
    その認識手段で認識した送信先特定情報と一致する送信先に送信データを送信しているファクシミリ装置を、前記報告手段により報告された送信先特定情報により検索する検索手段と、
    を備えており、
    前記ファクシミリ装置選択手段は、前記検索手段で前記送信先特定情報と一致する送信先に送信しているファクシミリ装置が検索された場合に、検索されたファクシミリ装置を所定のファクシミリ装置として選択し、
    ファクシミリ装置は、前記外部送信手段で送信データを送信中に、新たに送信データを受信すると、送信中の送信データに連続して、新たに受信した送信データを送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のファクシミリ送信システム。
  4. 前記送信データに複数の送信先特定情報が付与されている場合、前記検索手段は、前記送信データに付与された送信先特定情報ごとに、送信先特定情報と一致する送信先に送信データを送信しているファクシミリ装置を検索し、
    いずれかの送信先特定情報に一致する送信先に送信しているファクシミリ装置が検索された場合に、前記ファクシミリ装置選択手段は、検索されたファクシミリ装置を所定のファクシミリ装置として選択し、
    前記ファクシミリ装置は、送信中の送信データに付与された送信先特定情報と一致する送信先に対して、新たに受信した送信データを続けて送信することを特徴とする請求項3に記載のファクシミリ送信システム。
  5. ファクシミリ装置は、
    前記送信データに送信元情報を付与する送信元情報付与手段を備え、
    前記サーバより受信した送信データに前記送信元情報が付与されている場合、その送信データから前記送信元情報を除いた送信データを、前記外部送信手段で公衆回線を介して送信することを特徴とする請求項3または4に記載のファクシミリ送信システム。
  6. ファクシミリ装置は、
    前記外部送信手段で送信する送信データにページ番号情報を付与するページ番号情報付与手段を備え、
    前記ページ番号情報付与手段は、前記外部送信手段で送信データを送信中に、新たに送信データを受信すると、前記新たに受信した送信データに対して付与するページ番号情報を、前記送信中の送信データに付与されたページ番号情報とは独立して付与することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のファクシミリ送信システム。
  7. 複数のファクシミリ装置と、ファクシミリ装置の稼働状態に従って選択されたファクシミリ装置に対して送信データを送信するサーバと、が接続されたファクシミリ送信システムにおけるファクシミリ装置であって、
    原稿を読み取る原稿読取手段と、
    送信先特定情報を入力することで送信先を指定可能な入力手段と、
    前記原稿読取手段で読み取られた原稿を表すデータに、前記入力手段で入力された送信先特定情報を付与した送信データを作成する送信データ作成手段と、
    前記送信データを、サーバとの間で送受信する第一通信手段と、
    前記第一通信手段で、前記サーバから受信した送信データを、その送信データに付与された送信先特定情報に従って公衆回線を介して送信する外部送信手段と、
    自ファクシミリ装置の稼動状態をサーバに報告する報告手段と、
    を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
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