JP3678324B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3678324B2
JP3678324B2 JP19642097A JP19642097A JP3678324B2 JP 3678324 B2 JP3678324 B2 JP 3678324B2 JP 19642097 A JP19642097 A JP 19642097A JP 19642097 A JP19642097 A JP 19642097A JP 3678324 B2 JP3678324 B2 JP 3678324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
personal computer
image data
recording
local
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19642097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1132197A (ja
Inventor
正人 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19642097A priority Critical patent/JP3678324B2/ja
Publication of JPH1132197A publication Critical patent/JPH1132197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3678324B2 publication Critical patent/JP3678324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他装置を直接または回線を介して接続するための接続手段を備え、その接続手段に接続された他装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のパーソナルコンピュータの普及はめざましく事業所に限らず、一般家庭にまでも広く導入されている。
【0003】
そのようなパーソナルコンピュータにおいては、オペレーティングシステムの管理下で、使用目的毎にアプリケーションを切り替えることで種々の機能を実現できる。例えば、文書の作成・編集、画像の作成・編集や、それら作成・編集した文書や画像のデータを、インターフェースを介して接続したプリンタ装置に転送して記録紙に記録させたりすることができる。
【0004】
また、インターフェースを介して接続されたスキャナ装置で原稿画像を読み取って得られた画像データを編集したり、OCRアプリケーションで処理してテキストデータに変換したりすることもできる。
【0005】
一方、近年のファクシミリ装置の普及はパーソナルコンピュータの場合と同様にめざましく、事業所に限らず、一般家庭にまでも広く導入されている。
【0006】
ファクシミリ装置は、その機能上、送信または複写原稿画像を読み取るためのスキャナ装置と、そのスキャナ装置で読み取った画像データやファクシミリメッセージとして受信した画像データを記録紙に記録するためのプロッタ装置とを備えている。
【0007】
ファクシミリ装置が備えるスキャナ装置の、原稿の画像データを得るという機能は、パーソナルコンピュータの周辺機器としてのスキャナ装置の機能と同様であり、また、ファクシミリ装置が備えるプロッタ装置の、画像データを記録紙に記録するという機能は、パーソナルコンピュータの周辺機器としてのプリンタ装置の機能と同様である。
【0008】
したがって、画像データをパーソナルコンピュータからファクシミリ装置に転送できれば、ファクシミリ装置をパーソナルコンピュータにとってのプリンタ装置として利用でき、逆に画像データをファクシミリ装置からパーソナルコンピュータに転送できれば、ファクシミリ装置をパーソナルコンピュータ装置にとってのスキャナ装置として利用できることになる。
【0009】
そこで、ファクシミリ装置にパーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置と相互接続するための専用のインターフェースを設けて、その専用のインターフェースを介して画像データを相互に転送することでファクシミリ装置をパーソナルコンピュータ装置にとってのプロッタ装置やスキャナ装置として利用可能とする構成のシステムもある。
【0010】
しかし、そのような専用のインターフェースでファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ装置とを接続する構成では、その専用のインターフェースを介したデータ転送機能を、ファクシミリ装置及びパーソナルコンピュータの双方が備えければならず、コストがかさんでしまう問題がある。
【0011】
そこで、最近は、標準装備されているといってもよい程にパーソナルコンピュータ装置が備えているファクシミリモデムと、ファクシミリ装置の回線接続端子とを回線を介さずに直結して、ファクシミリ装置同士が回線を介してG3ファクシミリプロトコル等の所定のプロトコル手順をやりとりしながら画像データをファクシミリメッセージとして送受信するとの同様に、画像データをローカルに送受信することで、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ装置との間の画像データの転送を低コストで実現していた。
【0012】
また、ファクシミリ装置の回線接続端子には従来通り回線を接続し、外部端末接続端子にパーソナルコンピュータのファクシミリモデムを接続して、回線接続端子、外部端末接続端子及び自装置内のモデムを切り替え制御することで、ファクシミリ装置と他のファクシミリ装置との回線を介した送受信、パーソナルコンピュータと、他のファクシミリ装置との回線を介した送受信、及び、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータとのローカルな送受信とを可能とし、回線を介して他のファクシミリ装置と通常のファクシミリ通信を行う場合と、パーソナルコンピュータのファクシミリモデムと直結して、パーソナルコンピュータの周辺機器として動作する場合とで、回線からの接続ケーブルと、パーソナルコンピュータのファクシミリモデムからの接続ケーブルとをつなぎ替える手間を省けるようにしたものもある(特願平6−316101号参照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、相互に直結されたパーソナルコンピュータのファクシミリモデムとファクシミリ装置とが画像データをローカルに送受信する場合でも、疑似的な回線品質や回線遅延、送受信端末間の機能・能力差は固定的であるにも関わらず、実際の回線品質、回線遅延等を考慮して時間的に余裕を持たせて取り決められており、また、各通信毎に不定な送受信端末間の機能・能力差を考慮して取り決められているG3ファクシミリプロトコルに従わなければならなかった。そのため、画像データの送受信に要する時間だけではなく、画像データの送受信に前後するG3ファクシミリプロトコルの制御信号のやりとりやモデムトレーニング等に要する時間が長過ぎ、その分画像データの送受信時間が実質的に長くなってしまうという問題点があった。
【0014】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、ファクシミリ装置とコンピュータ装置のファクシミリモデムとを直結して疑似的なファクシミリ通信を行うことで画像データを転送することによる低コスト性を維持しつつ、画像データの転送時間を短縮できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載のファクシミリ装置は、パーソナルコンピュータを直接接続するか、または、他のファクシミリ装置を回線を介して接続するための接続手段を備え、その接続手段に接続された他装置である前記パーソナルコンピュータまたは他のファクシミリ装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置において、前記接続手段に接続された他装置から送出されてくる、自装置を前記他装置にとってのプリンタ装置として指定する所定の選択信号を検出するローカル受信検出手段と、そのローカル受信検出手段が前記所定の選択信号を検出した場合は、前記他装置を自装置と直結された前記パーソナルコンピュータであるとして、当該パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして前記他装置としての前記パーソナルコンピュータからの画像データをファクシミリメッセージとして受信して記録するローカル受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項2記載のファクシミリ装置は、請求項1記載のファクシミリ装置において、ファクシミリメッセージとして受信した画像データをロール紙に記録する記録手段と、その記録手段の画像データ1ページ当たりの記録長を設定する記録ページ長設定手段と、前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録手段により記録される前または後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードする定型補正手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項3記載のファクシミリ装置は、請求項2記載のファクシミリ装置において、定型モード設定/解除手段を更に備え、前記定型補正手段は、前記定型モード設定/解除手段により定型モードに設定されている場合のみ、前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録手段により記録される前または後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードすることを特徴とする。
【0018】
請求項4記載のファクシミリ装置は、パーソナルコンピュータを直接接続するか、または、他のファクシミリ装置を回線を介して接続するための接続手段を備え、その接続手段に接続された他装置である前記パーソナルコンピュータまたは他のファクシミリ装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置において、自装置を前記接続手段に接続された他装置にとってのスキャナ装置として指定する所定の操作入力を検出するローカル送信検出手段と、そのローカル送信検出手段が前記所定の操作入力を検出した場合は、前記接続手段に直接接続された前記他装置としての前記パーソナルコンピュータに呼出信号を送出し、その呼出信号に応答した前記他装置としての前記パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして、原稿を読み取って得た前記他装置への画像データをファクシミリメッセージとして送信するローカル送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
先ず、図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1のブロック構成を示している。同図において、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プロッタ6、符号化復号化部7、操作部8、表示部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス12により構成されている。
【0021】
ここで、システム制御部2は、ROM3書き込まれた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として使用しながら、スキャナ5、プロッタ6、符号化復号化部7、操作部8、表示部9、モデム10、網制御部11、及び、システムバス12を制御するものである。
【0022】
ROM3は、前述したように、システム制御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているリードオンリメモリである。RAM4は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリであり、スキャナ5で読み取った画像データを、メモリ送信するために一時的にファイルとして蓄積したり、受信した画像データを、プロッタ6により記録するまでファイルとして一時的に蓄積したりするためにも使用される。なお、RAM4は、図示しないバックアップ用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持される。
【0023】
スキャナ5は、3.85本/mm、7.7本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度で原稿画像を読み取って画像データを得るためのものである。プロッタ6は、受信した画像データを、その線密度に応じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画像データを、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するためのものである。なお、プロッタ6は、電子写真方式等の定型紙を用いたものではなく、感熱ロール紙等のロール記録紙を用いたプロッタであり、幅がA4定型紙の幅(210mm)のA4サイズのロール記録紙か、たまは、幅がB4定型紙の幅(257mm)のB4サイズのロール記録紙のいずれかを使用できるものである。また、プロッタ6は、1ページ分の画像データを記録する毎にページ間マークを印字するか、または、記録紙カッターで1ページ毎に分離可能なものである。
【0024】
符号化復号化部7は、送信画像データを、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式やMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式やMR符号化方式に対応する所定の復号化方式で復号伸長するものである。操作部8は、宛先電話番号を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その他各種設定キーが配設され、ユーザによる各種操作を受け入れるためのものである。表示部9は、液晶表示装置等により構成されるものであり、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。
【0025】
モデム10は、G3ファクシミリモデムであり、送信データを変調する一方、受信データを復調するものである。また、モデム10は、入力されたダイヤル番号に対応してDTMF信号の送出も行う。網制御部11には、回線20と、パーソナルコンピュータ(PC)80が備えるG3ファクシミリプロトコルに対応したファクシミリモデム81とが接続されている。システムバス12は、上記各部がデータをやり取りするための信号ラインである。
【0026】
パーソナルコンピュータ80が備えるファクシミリモデム81は、パーソナルコンピュータ80の本体とRS232Cインターフェース等のインターフェースを介して接続される場合、パーソナルコンピュータ80内部に拡張ボードとして増設される場合、パーソナルコンピュータ80の内部回路の一部として組み込まれている場合等、種々の具備形態があるが、本発明は、パーソナルコンピュータ80側のファクシミリモデム81の具備形態により限定されるものではない。
【0027】
ファクシミリモデム81を介した画像データの送受信は、パーソナルコンピュータ81上で稼動するアプリケーションソフトウェアにより制御される。ファクシミリモデム81は、通常は回線90に接続されて、パーソナルコンピュータ81上で稼動するファクシミリアプリケーションソフトウェアにより制御されて、あたかも通常のファクシミリ装置が備えるモデムと同様の役割をしてパーソナルコンピュータ81を通常のファクシミリ装置と同様に動作させるが、本実施の形態では、ファクシミリモデム81は、後述するように、網制御部11の切り換え制御により必要に応じてファクシミリ装置1のモデム10と直結され、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間で画像データを転送するためのインターフェースとして動作する。
【0028】
図2に、網制御部11の詳細構成と、網制御部11、モデム10、回線90、及び、パーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81の接続状態を示す。
【0029】
同図において、網制御部11の、モジュラジャック等の接続端子11aには、モジュラケーブル等の接続ケーブルにより回線90が接続されている。また、網制御部11の接続端子11bは、パーソナルコンピュータ80が備えるファクシミリモデム81の接続端子81aと接続ケーブルを介して接続されている。
【0030】
また、網制御部11のライントランス21の一方の巻線側には、ファクシミリ装置1の内部でモデム10が接続され、回線90、ファクシミリモデム81及びモデム10の相互間の通信経路が網制御部11により切り換え制御される。
【0031】
つまり、ライントランス21のモデム10とは反対側の巻線は、直列接続されたDP(ダイヤルパルス)リレー22、切換スイッチ23及び切換スイッチ24を介して、回線90に接続された接続端子11aに接続され、また、切換スイッチ23及び切換スイッチ24のそれぞれの接点bの相互接続点は、ファクシミリモデム81に直結された接続端子11bに接続されている。
【0032】
したがって、切換スイッチ23を接点a側に切り換え、切換スイッチ24を接点b側に切り換えることで、回線90とファクシミリモデム81との間の通信経路を形成でき、ファクシミリ装置1は、待機状態時には、この接続状態で待機している。そして、ファクシミリ装置1のスキャナ5に原稿がセットされて、操作部8により相手先ダイヤル番号が指定されて、送信スタートキーが押下された場合のように、回線90を介して通常のファクシミリ送信を行う場合には、切換スイッチ23を接点a側に切り換え、切換スイッチ23も接点a側に切り換えることで、回線90とモデム10との間の通信経路を形成できる。
【0033】
また、回線90を介さずに、ファクシミリ装置1と、ファクシミリモデム81を備えたコンピュータ装置80とが直接通信を行う場合、すなわち、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置やスキャナ装置として利用する場合には、切換スイッチ23を接点b側に切り換え、切換スイッチ23を接点a側に切り換えることで、モデム10とファクシミリモデム81との間の通信経路を形成できる。なお、DPリレー22、切換スイッチ23、及び、切換スイッチ24は、システム制御部2により切り換え制御される。
【0034】
また、網制御部11は、それぞれ接続端子11bに接続されたフック検出部25、リンギング信号検出部26、DTMF信号検出部27、リンギンク信号発生部28及び直流電圧印加部29を備えている。
【0035】
フック検出部25は、待機状態において、回線90とファクシミリモデム81との間の直流ループの状態を監視して、ファクシミリモデム81のオン・オフフックを検出するためのものである。リンギング信号検出部26は、待機状態において回線90から到来するリンギング信号(呼出信号)を検出するためのものである。DTMF信号検出部27は、待機状態においてファクシミリモデム81から回線90に送出されるDTMF信号を検出するためのものである。なお、フック検出部25、リンギング信号検出部26、及び、DTMF信号検出部27の検出結果は、システムバス12を介してシステム制御部2に通知される。
【0036】
リンギング信号発生部28は、必要に応じてファクシミリモデム81に対してリンギング信号を送出するためのものである。直流電圧印加部29は、必要に応じてファクシミリモデム81に対して回線90から供給されるのと同様の直流電圧を供給するためのものである。なお、リンギング信号発生部28及び直流電圧印加部29は、システムバス12を介してシステム制御部2により制御される。
【0037】
次に、以上の構成でファクシミリ装置1がパーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置として動作する場合のローカル受信処理手順、及び、ファクシミリ装置1がパーソナルコンピュータ80にとってのスキャナ装置として動作する場合のローカル送信処理手順について説明する。
【0038】
先ず、ローカル受信処理手順について、図5を参照して説明するが、その前に、図5に示すローカル受信処理手順の前提となる用紙サイズ設定処理手順及び定型モード設定処理手順について、それぞれ図3及び図4を参照して説明する。
【0039】
図3に示す用紙サイズ設定処理手順において、システム制御部2は、操作部8に設けられた、プロッタ6における画像記録サイズをA4またはB4のいずれかに設定するための、図示しない「A4」キーまたは「B4」キーが押下されるのを監視する(判断101のNo、判断102のNoループ)。そして、「A4」キーが押下されると(判断101のYes)、画像記録サイズを「A4」に設定し(処理103)、「B4」キーが押下されると(判断102のYes)、画像記録サイズを「B4」に設定する(処理104)。なお、画像記録サイズの設定状態は、RAM4に所定の変数としてとして格納され、システム制御部2は、RAM4を参照することで、画像記録サイズの現在の設定状態を随時知ることができる。
【0040】
また、図4に示す定型モード設定処理手順において、システム制御部2は、操作部8に設けられた、定型モード設定/解除用の図示しない「定型」キーが押下されるのを監視する(判断201のNoループ)。そして、「定型」キーが押下されると(判断201のYes)、定型モードに設定する(処理202)。なお、定型モードについては、後述する。そして、「定型」キーが押下されるのを更に監視し(判断203のNoループ)、「定型」キーが押下されると(判断203のYes)、定型モードを解除する(処理204)。処理204の後は、判断201に戻る。これにより、「定型」キーが押下される毎に、定型モードに設定され、または、定型モードが解除される。なお、定型モードの設定/解除状態は、RAM4に所定の変数としてとして格納され、システム制御部2は、RAM4を参照することで、定型モードの現在の設定/解除状態を随時知ることができる。
【0041】
次に、ローカル受信処理手順について、図5を参照して説明する。
【0042】
同図において、システム制御部2は、待機状態において、フック検出部25によりパーソナルコンピュータ(PC)80のファクシミリモデム81がオフフックしたかを監視している(判断301のNoループ)。この場合、パーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81がオフフックされる場合としては、ファクシミリ装置1の網制御部11を介してファクシミリモデム81と接続されている回線90を介して他のファクシミリ装置や、ファクシミリモデムを備えた他のパーソナルコンピュータに対して画像データをファクシミリメッセージとして送信する場合と、パーソナルコンピュータ80がファクシミリ装置1を、プリンタ装置として使用するために、画像データをファクシミリメッセージとしてファクシミリ装置1に送信する場合とがある。
【0043】
そのため、ファクシミリ装置1とパーソナルコンピュータ80との間で、パーソナルコンピュータ80がファクシミリ装置1をプリンタ装置として使用する場合に指定する電話番号を予め取り決めておき、ファクシミリ装置1は、その電話番号をRAM4に記憶しておく。そのファクシミリ装置1をプリンタ装置として指定するための電話番号は、回線90では使用されないような固有の番号である必要があり、本実施の形態は、「555」という番号であるとする。
【0044】
そして、パーソナルコンピュータ80のオフフックが検出されると(判断301のYes)、DTMF信号検出部27により検出される、ファクシミリモデム80から送出されてくるDTMF信号が番号「555」を示すものであるかを判断する(判断302)。「555」でない場合(判断302のNo)は、パーソナルコンピュータ80は、回線90を介して他のファクシミリ装置等に対して通常のファクシミリ送信を行う場合であるため、ファクシミリ装置1としてはファクシミリモデム80と回線90の接続を維持したまま処理を終了する。
【0045】
DTMF信号が番号「555」を示すものである場合(判断302のYes)には、自装置のモデム10とパーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81とを直結する(処理303)。具体的には、切換スイッチ23を接点b側に切り換えると共に、切換スイッチ24を接点a側に切り換える。そして、システム制御部2は、回線90から切り離されたことにより、回線90からの直流電圧が印加されなくなったファクシミリモデム81に対して、直流電圧印加するために、直流電圧印加部29をONし、ファクシミリモデム81が接続された接続端子11bへの直流電圧の印加を開始する(処理304)。
【0046】
そして、G3ファクシミリプロトコルを短縮したプロトコルでの受信動作を開始する(処理305)。
【0047】
つまり、従来ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータとを直結してファクシミリ装置をパーソナルコンピュータにとってのプリンタ装置として使用する場合では、ファクシミリ装置が回線90を介して画像データをファクシミリメッセージとして他のファクシミリ装置に送信する場合と同様に、ファクシミリ呼を指示するための発呼トーン(CNG)、その発呼トーンに応答するための被呼局識別信号(CED)、被呼装置の全標準能力を識別するためのディジタル識別信号(DIS)、標準能力を設定するためのディジタル送信命令(DCS)、モデムの伝送速度の確認を行うためのトレーニングチェック(TCF)、モデムの調整完了及び伝送前手順の終了を示す受信準備確認(CFR)等の、G3ファクシミリプロトコルに基づいた制御信号のやりとりを行っている。
【0048】
しかし、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置として使用する場合には、回線90を介さずに、ファクシミリモデム81とモデム10とをローカルに直結しているため、回線ノイズ等による信号劣化や、回線遅延等を考慮する必要がないため、G3ファクシミリプロトコルに基づいた上記の制御信号のやりとりを省略した短縮プロトコルでもパーソナルコンピュータ80からの画像データをファクシミリメッセージとして受信することができる。
【0049】
そのため、処理305の後は、すぐさま画像データがファクシミリメッセージとしてパーソナルコンピュータ80から送信されてくる。これにより、画像データの送信が開始されるまでの時間を大幅に削減できる。
【0050】
ただし、上記の短縮プロトコルで画像データの送受信は、基本的にはG3ファクシミリプロトコルに従い、省略可能なプロトコル手順を省略して画像データの転送時間の実質的な短縮を図るものであるため、通常のファクシミリ送受信時に必要となる、データの転送レートや、I/Oスピード等のパラメータ情報が必要となる。そのため、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間で、それらのパラメータ情報を予め整合させて登録しておくか、あるいは、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間で、最低1回はプロトコルを短縮しない通常のファクシミリ通信を行って、上記パラメータ情報について整合させておく。それにより、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間で通信上の能力をお互いに理解でき、その必要な情報を記憶しておけば次回からは画情報送受信前のプロトコルを省略しても正常な送受信が可能となる。
【0051】
さて、処理305の後は、パーソナルコンピュータ80からファクシミリモデム81を介してファクシミリメッセージとして送信されてくる画像データを受信すると共に、受信した画像データを順次プロッタ6でロール記録紙に記録する、パーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置として受信動作を行いながら、1ページの画像データの受信・記録が終了したかを監視する(判断306のNoループ)。
【0052】
そして、短縮プロトコル手順においても省略しない、マルチページ信号(MPS)を受信して、メッセージ確認信号(MCF)を返す手順が行われて、1ページ分の画像データの受信・記録が終了すると(判断306のYes)、図4に示した処理により定型モードに設定されているかを確認する(判断307)。
【0053】
定型モードに設定されている場合(判断307のYes)は、システム制御部2は、図3に示した処理により設定されている用紙サイズに対応する用紙長、つまり、設定されている用紙サイズが「A4」(幅210mm×長さ297mm)である場合には、297mm、設定されている用紙サイズが「B4」(幅257mm×長さ364mm)である場合には、364mm、になるまでプロッタ6にロール紙をフィードさせる(処理308)。具体的には、設定されている用紙サイズに対応する用紙長と、記録した画像データのライン数と記録密度で決まる当該画像データの記録長との差の分だけロール紙をフィードさせる。これにより、受信・記録した画像データの長さによらず、常に設定された定型サイズで記録することができ、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置として使用する場合に、レーザプリンタ等の通常の定型のプリンタ装置と同様のイメージで使用することができる。
【0054】
判断307において、定型モードに設定されていない場合(判断307のNo)、または、処理308の後は、プリンタ6によりロール記録紙にページ間マークを印字するか、または、ロール記録紙をカッタでカットし(処理309)、次ページがある場合(判断310のYes)は、判断306に戻り、判断306ないし処理309を繰り返す。次ページがない場合(判断310のNo)は、処理を終了する。
【0055】
このように、G3ファクシミリプロトコル手順に基づきつつ、回線90を介さないローカルな画像データの受信の場合には、省略可能な手順を省くことで、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80のプリンタ装置として使用する場合の画像データの転送時間を大幅に短縮できる。
【0056】
次に、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとってのスキャナ装置として使用場合の処理手順である、図6に示すローカル送信処理について説明する。
【0057】
同図において、ファクシミリ装置1のシステム制御部2は、スキャナ5に原稿がセットされたかを監視し(判断401のNoループ)、原稿がセットされると(判断4101のYes)、次に、操作部8に設けられた図示しない「スキャナ」キーが押下されるかを監視する(判断402のNoループ)。この「スキャナ」キーは、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとってのスキャナ装置として指定するためのキーである。
【0058】
システム制御部2は、「スキャナ」キーが押下されると(判断402のYes)、自装置のモデム10とパーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81とを直結する(処理403)。具体的には、切換スイッチ23を接点b側に切り換えると共に、切換スイッチ24を接点a側に切り換える。そして、システム制御部2は、回線90から切り離されたことにより、回線90からの直流電圧が印加されなくなったファクシミリモデム81に対して、直流電圧印加するために、直流電圧印加部29をONし、ファクシミリモデム81が接続された接続端子11bへの直流電圧の印加を開始する(処理404)。
【0059】
そして、リンギンク信号発生部28を起動して接続端子11bを介してパーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81に回線90からのリンギンク信号と同様のリンギンク信号を送出しながら(処理405)、そのリンギンク信号に、受信待機状態にあるパーソナルコンピュータ80が応答して、パーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81がオフフックされたかが、フック検出部25により検出されたかを監視し(判断406のNoループ)、オフフックされた場合(判断406のYes)には、G3ファクシミリプロトコルを短縮したプロトコルでの受信動作を開始する(処理407)。この場合の短縮プロトコルは、図5に示したローカル受信処理手順における短縮プロトコルと同様で、単に、画像データがパーソナルコンピュータ80からファクシミリ装置1に送信されるのではなく、逆に、ファクシミリ装置1からパーソナルコンピュータ80に送信される点が異なるのみである。
【0060】
そのため、処理407の後は、すくさま画像データをファクシミリメッセージとしてパーソナルコンピュータ80に送信する。これにより、画像データの送信を開始するまでの時間を大幅に削減できる。
【0061】
そして、処理407の後は、パーソナルコンピュータ80にとってのスキャナ装置として送信動作を行いながら、1ページの画像データの読取・送信が終了したかを監視し(判断408のNoループ)、1ページの読取・送信が終了すると(判断408のYes)、読み取るべき次ページが有るかを判断し(判断409)、次ページが有る場合(判断409のYes)には、判断408に戻って次ページの読取・送信を行い、次ページが無い場合(判断409のNo)には、処理を終了する。
【0062】
このように、G3ファクシミリプロトコル手順に基づきつつ、回線90を介さないローカルな画像データの送信の場合には、省略可能な手順を省くことで、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80のスキャナ装置として使用する場合の画像データの転送時間を大幅に短縮できる。
【0063】
なお、以上説明した実施の形態においては、網制御部11に、パーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81を接続するための接続端子11bと、回線90を接続するための接続端子11aとを別々に設けて、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間でローカルな送受信を行う場合には、パーソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81の通信経路を回線90からファクシミリ装置1のモデム10に自動的に切り換える構成のものに本発明を適用したが、本発明はそれに限らず、網制御部11に接続端子11aのみを設けて常時は回線90を接続しておき、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との間でローカルな送受信を行う場合には、ケーブルの手作業によるつなぎかえで、ファクシミリモデム81をモデム10に接続するようにした構成のものに対しても同様に適用可能なものである。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、前記ローカル受信検出手段が前記接続手段に接続された他装置から送出されてくる、自装置を前記他装置にとってのプリンタ装置として指定する所定の選択信号を検出すると、前記ローカル受信手段は前記他装置としての前記パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコルをやりとりして前記他装置としての前記パーソナルコンピュータからの画像データをファクシミリメッセージとして受信して記録するため、本発明に係るファクシミリ装置が前記他装置としてのパーソナルコンピュータにとってのプロッタ装置として動作する場合における画像データの転送時間を短縮できると共に、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータのファクシミリモデムとを直結して疑似的なファクシミリ通信を行うことで画像データを転送することによる低コスト性は維持することができる効果が得られる。
【0065】
請求項2に係る発明によれば、前記他装置としてのコンピュータ装置からファクシミリメッセージして受信した画像データを前記記録手段によりロール紙に記録する場合には、それらの画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙が前記定型補正手段によりフィードされるため、前記コンピュータ装置からの画像データの長さによらず、記録紙長さを一定に保つことができるため、通常のパーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置用の定型のプリンタ装置と同じイメージでの画像記録が可能となり、本発明に係るファクシミリ装置を前記他装置としてのコンピュータ装置にとってのプリンタ装置として使用した場合の違和感を低減できる効果が得られる。
【0066】
請求項3に係る発明によれば、前記定型補正手段は、前記定型モード設定/解除手段により定型モードに設定されている場合のみ、前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録手段により記録される前または後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードし、定型モードに設定されていない場合には、前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データを、そのままの長さで記録するため、前記他装置としてのコンピュータ装置が本発明に係るファクシミリ装置をプリンタ装置として使用して、画像の記録状態や、体裁を確認するため等のテスト的な画像記録を行う場合には、定型モードを解除することで、記録紙を無駄に使用しないで済み、正式な画像記録を行う場合には、定型モードに設定することで対応することが可能となる効果が得られる。
【0067】
請求項4に係る発明によれば、前記ローカル送信検出手段が自装置を前記接続手段に接続された他装置にとってのスキャナ装置として指定する所定の操作入力を検出すると、前記ローカル送信手段は前記接続手段に直接接続された前記他装置としての前記パーソナルコンピュータに呼出信号を送出し、その呼出信号に応答した前記他装置としての前記パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして、原稿を読み取って得た前記他装置への画像データをファクシミリメッセージとして送信するため、本発明に係るファクシミリ装置が前記他装置としてのパーソナルコンピュータにとってのスキャナ装置として動作する場合における画像データの転送時間を短縮できると共に、ファクシミリ装置とコンピュータ装置のファクシミリモデムとを直結して疑似的なファクシミリ通信を行うことで画像データを転送することによる低コスト性は維持することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の網制御部のブロック構成等を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における用紙サイズ設定処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における定型モード設定処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置におけるローカル受信処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置におけるローカル送信処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 システム制御部
3 ROM
4 RAM
5 スキャナ
6 プロッタ
7 符号化復号化部
8 操作部
9 表示部
10 モデム
11 網制御部
11a 接続端子
11b 接続端子
12 システムバス
21 ライントランス
22 DPリレー
23 切換スイッチ
24 切換スイッチ
25 フック検出部
26 リンギング信号検出部
27 DTMF信号検出部
28 リンギング信号発生部
29 直流電圧印加部
80 パーソナルコンピュータ
81 ファクシミリモデム
81a 接続端子
90 回線

Claims (4)

  1. パーソナルコンピュータを直接接続するか、または、他のファクシミリ装置を回線を介して接続するための接続手段を備え、その接続手段に接続された他装置である前記パーソナルコンピュータまたは他のファクシミリ装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置において、
    前記接続手段に接続された他装置から送出されてくる、自装置を前記他装置にとってのプリンタ装置として指定する所定の選択信号を検出するローカル受信検出手段と、
    そのローカル受信検出手段が前記所定の選択信号を検出した場合は、前記他装置を自装置と直結された前記パーソナルコンピュータであるとして、当該パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして前記他装置としての前記パーソナルコンピュータからの画像データをファクシミリメッセージとして受信して記録するローカル受信手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. ファクシミリメッセージとして受信した画像データをロール紙に記録する記録手段と、
    その記録手段の画像データ1ページ当たりの記録長を設定する記録ページ長設定手段と、
    前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録手段により記録される前または後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードする定型補正手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 定型モード設定/解除手段を更に備え、前記定型補正手段は、前記定型モード設定/解除手段により定型モードに設定されている場合のみ、前記ローカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録手段により記録される前または後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードすることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. パーソナルコンピュータを直接接続するか、または、他のファクシミリ装置を回線を介して接続するための接続手段を備え、その接続手段に接続された他装置である前記パーソナルコンピュータまたは他のファクシミリ装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置において、
    自装置を前記接続手段に接続された他装置にとってのスキャナ装置として指定する所定の操作入力を検出するローカル送信検出手段と、
    そのローカル送信検出手段が前記所定の操作入力を検出した場合は、前記接続手段に直接接続された前記他装置としての前記パーソナルコンピュータに呼出信号を送出し、その呼出信号に応答した前記他装置としての前記パーソナルコンピュータとの間で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして、原稿を読み取って得た前記他装置への画像データをファクシミリメッセージとして送信するローカル送信手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP19642097A 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3678324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642097A JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642097A JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1132197A JPH1132197A (ja) 1999-02-02
JP3678324B2 true JP3678324B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=16357568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19642097A Expired - Fee Related JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3678324B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1132197A (ja) 1999-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100193793B1 (ko) 팩시밀리의 메세지 처리방법
JP3678324B2 (ja) ファクシミリ装置
US5832385A (en) Image transmission apparatus including main and sub facsimile units designed to establish radio communicating
JP4118533B2 (ja) ファクシミリ複合機及びその画像処理方法
JP3090659B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100222694B1 (ko) 팩시밀리에서 수신정보 기록방법
JP2652829B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2001268158A (ja) 通信制御装置、ファクシミリ装置
KR100288705B1 (ko) 송수신 데이터의 백업방법
JP2760139B2 (ja) ファクシミリ通信方式
JPS6130168A (ja) フアクシミリ通信装置
JP2002064696A (ja) 通信装置
KR19980051625A (ko) 수신측 팩시밀리의 기록용지 없음 알림방법
JP2008109408A (ja) ファクシミリ通信方法およびファクシミリ装置
JPH0282756A (ja) ファクシミリ装置
JPH10341288A (ja) 通信端末装置
JPH02135865A (ja) ファクシミリ装置
JPH10304147A (ja) ファクシミリ装置
JPH0630218A (ja) ファクシミリ装置
JPH1155493A (ja) ファクシミリ装置
JPS6113869A (ja) フアクシミリ通信方式
JP2003224694A (ja) リモートコピー機能を備えた通信端末装置
JPH05292278A (ja) ファクシミリ装置
JPH0246066A (ja) ファクシミリ装置
JPH07162659A (ja) ファクシミリ装置の制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees