JPH1132197A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH1132197A
JPH1132197A JP9196420A JP19642097A JPH1132197A JP H1132197 A JPH1132197 A JP H1132197A JP 9196420 A JP9196420 A JP 9196420A JP 19642097 A JP19642097 A JP 19642097A JP H1132197 A JPH1132197 A JP H1132197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
image data
recording
modem
personal computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9196420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3678324B2 (ja
Inventor
Masato Nakajima
正人 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19642097A priority Critical patent/JP3678324B2/ja
Publication of JPH1132197A publication Critical patent/JPH1132197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3678324B2 publication Critical patent/JP3678324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置とコンピュータ装置のファ
クシミリモデムとを直結して疑似的なファクシミリ通信
を行うことで画像データを転送することによる低コスト
性を維持しつつ、画像データの転送時間を短縮できるフ
ァクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 前記接続手段に直接接続された他装置か
ら送出されていくる、自装置を前記他装置にとってのプ
リンタ装置として指定する所定の選択信号を検出するロ
ーカル受信検出手段と、そのローカル受信検出手段が前
記所定の選択信号を検出した場合は、前記他装置との間
で前記所定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順
をやりとりして前記他装置からの画像データをファクシ
ミリメッセージとして受信して記録するローカル受信手
段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他装置を直接また
は回線を介して接続するための接続手段を備え、その接
続手段に接続された他装置との間で所定のプロトコル手
順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信する
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータの普及は
めざましく事業所に限らず、一般家庭にまでも広く導入
されている。
【0003】そのようなパーソナルコンピュータにおい
ては、オペレーティングシステムの管理下で、使用目的
毎にアプリケーションを切り替えることで種々の機能を
実現できる。例えば、文書の作成・編集、画像の作成・
編集や、それら作成・編集した文書や画像のデータを、
インターフェースを介して接続したプリンタ装置に転送
して記録紙に記録させたりすることができる。
【0004】また、インターフェースを介して接続され
たスキャナ装置で原稿画像を読み取って得られた画像デ
ータを編集したり、OCRアプリケーションで処理して
テキストデータに変換したりすることもできる。
【0005】一方、近年のファクシミリ装置の普及はパ
ーソナルコンピュータの場合と同様にめざましく、事業
所に限らず、一般家庭にまでも広く導入されている。
【0006】ファクシミリ装置は、その機能上、送信ま
たは複写原稿画像を読み取るためのスキャナ装置と、そ
のスキャナ装置で読み取った画像データやファクシミリ
メッセージとして受信した画像データを記録紙に記録す
るためのプロッタ装置とを備えている。
【0007】ファクシミリ装置が備えるスキャナ装置
の、原稿の画像データを得るという機能は、パーソナル
コンピュータの周辺機器としてのスキャナ装置の機能と
同様であり、また、ファクシミリ装置が備えるプロッタ
装置の、画像データを記録紙に記録するという機能は、
パーソナルコンピュータの周辺機器としてのプリンタ装
置の機能と同様である。
【0008】したがって、画像データをパーソナルコン
ピュータからファクシミリ装置に転送できれば、ファク
シミリ装置をパーソナルコンピュータにとってのプリン
タ装置として利用でき、逆に画像データをファクシミリ
装置からパーソナルコンピュータに転送できれば、ファ
クシミリ装置をパーソナルコンピュータ装置にとっての
スキャナ装置として利用できることになる。
【0009】そこで、ファクシミリ装置にパーソナルコ
ンピュータ等のコンピュータ装置と相互接続するための
専用のインターフェースを設けて、その専用のインター
フェースを介して画像データを相互に転送することでフ
ァクシミリ装置をパーソナルコンピュータ装置にとって
のプロッタ装置やスキャナ装置として利用可能とする構
成のシステムもある。
【0010】しかし、そのような専用のインターフェー
スでファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ装置と
を接続する構成では、その専用のインターフェースを介
したデータ転送機能を、ファクシミリ装置及びパーソナ
ルコンピュータの双方が備えければならず、コストがか
さんでしまう問題がある。
【0011】そこで、最近は、標準装備されているとい
ってもよい程にパーソナルコンピュータ装置が備えてい
るファクシミリモデムと、ファクシミリ装置の回線接続
端子とを回線を介さずに直結して、ファクシミリ装置同
士が回線を介してG3ファクシミリプロトコル等の所定
のプロトコル手順をやりとりしながら画像データをファ
クシミリメッセージとして送受信するとの同様に、画像
データをローカルに送受信することで、ファクシミリ装
置とパーソナルコンピュータ装置との間の画像データの
転送を低コストで実現していた。
【0012】また、ファクシミリ装置の回線接続端子に
は従来通り回線を接続し、外部端末接続端子にパーソナ
ルコンピュータのファクシミリモデムを接続して、回線
接続端子、外部端末接続端子及び自装置内のモデムを切
り替え制御することで、ファクシミリ装置と他のファク
シミリ装置との回線を介した送受信、パーソナルコンピ
ュータと、他のファクシミリ装置との回線を介した送受
信、及び、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ
とのローカルな送受信とを可能とし、回線を介して他の
ファクシミリ装置と通常のファクシミリ通信を行う場合
と、パーソナルコンピュータのファクシミリモデムと直
結して、パーソナルコンピュータの周辺機器として動作
する場合とで、回線からの接続ケーブルと、パーソナル
コンピュータのファクシミリモデムからの接続ケーブル
とをつなぎ替える手間を省けるようにしたものもある
(特願平6−316101号参照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、相互に直結されたパーソナルコンピュータのファク
シミリモデムとファクシミリ装置とが画像データをロー
カルに送受信する場合でも、疑似的な回線品質や回線遅
延、送受信端末間の機能・能力差は固定的であるにも関
わらず、実際の回線品質、回線遅延等を考慮して時間的
に余裕を持たせて取り決められており、また、各通信毎
に不定な送受信端末間の機能・能力差を考慮して取り決
められているG3ファクシミリプロトコルに従わなけれ
ばならなかった。そのため、画像データの送受信に要す
る時間だけではなく、画像データの送受信に前後するG
3ファクシミリプロトコルの制御信号のやりとりやモデ
ムトレーニング等に要する時間が長過ぎ、その分画像デ
ータの送受信時間が実質的に長くなってしまうという問
題点があった。
【0014】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、ファクシミリ装置とコンピュータ装置のファクシ
ミリモデムとを直結して疑似的なファクシミリ通信を行
うことで画像データを転送することによる低コスト性を
維持しつつ、画像データの転送時間を短縮できるファク
シミリ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、他装置を直接
または回線を介して接続するための接続手段を備え、そ
の接続手段に接続された他装置との間で所定のプロトコ
ル手順をやりとりしてファクシミリメッセージを送受信
するファクシミリ装置において、前記接続手段に直接接
続された他装置から送出されていくる、自装置を前記他
装置にとってのプリンタ装置として指定する所定の選択
信号を検出するローカル受信検出手段と、そのローカル
受信検出手段が前記所定の選択信号を検出した場合は、
前記他装置との間で前記所定のプロトコル手順を短縮し
たプロトコル手順をやりとりして前記他装置からの画像
データをファクシミリメッセージとして受信して記録す
るローカル受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、ファクシミリメ
ッセージとして受信した画像データをロール紙に記録す
る記録手段と、その記録手段の画像データ1ページ当た
りの記録長を設定する記録ページ長設定手段と、前記ロ
ーカル受信手段が受信した各ページの画像データが前記
記録手段により記録される前または後に、それら各画像
データの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ
長設定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに
相当する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードす
る定型補正手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0017】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項2記載のファクシミリ装置において、定型モード設定
/解除手段を更に備え、前記定型補正手段は、前記定型
モード設定/解除手段により定型モードに設定されてい
る場合のみ、前記ローカル受信手段が受信した各ページ
の画像データが前記記録手段により記録される前または
後に、それら各画像データの全長とフィード長との合計
が、前記記録ページ長設定手段により設定された記録長
とほぼ一致するのに相当する前記フィード長だけ前記ロ
ール紙をフィードすることを特徴とする。
【0018】請求項4記載のファクシミリ装置は、他装
置を直接または回線を介して接続するための接続手段を
備え、その接続手段に接続された他装置との間で所定の
プロトコル手順をやりとりしてファクシミリメッセージ
を送受信するファクシミリ装置において、自装置を前記
接続手段に直接接続された他装置にとってのスキャナ装
置として指定する所定の操作入力を検出するローカル送
信検出手段と、そのローカル送信検出手段が前記所定の
操作入力を検出した場合は、前記接続手段に直接接続さ
れた前記他装置に呼出信号を送出し、その呼出信号に応
答した前記他装置との間で前記所定のプロトコル手順を
短縮したプロトコル手順をやりとりして、原稿を読み取
って得た前記他装置への画像データをファクシミリメッ
セージとして送信するローカル送信手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。同図
において、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、
ROM3、RAM4、スキャナ5、プロッタ6、符号化
復号化部7、操作部8、表示部9、モデム10、網制御
部11、及び、システムバス12により構成されてい
る。
【0021】ここで、システム制御部2は、ROM3書
き込まれた制御プログラムに従って、RAM4を作業領
域として使用しながら、スキャナ5、プロッタ6、符号
化復号化部7、操作部8、表示部9、モデム10、網制
御部11、及び、システムバス12を制御するものであ
る。
【0022】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。RAM4
は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として
使用されるランダムアクセスメモリであり、スキャナ5
で読み取った画像データを、メモリ送信するために一時
的にファイルとして蓄積したり、受信した画像データ
を、プロッタ6により記録するまでファイルとして一時
的に蓄積したりするためにも使用される。なお、RAM
4は、図示しないバックアップ用回路によりバックアッ
プされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持され
る。
【0023】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画像データを得るためのもので
ある。プロッタ6は、受信した画像データを、その線密
度に応じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画
像データを、その線密度に応じて記録出力(コピー動
作)するためのものである。なお、プロッタ6は、電子
写真方式等の定型紙を用いたものではなく、感熱ロール
紙等のロール記録紙を用いたプロッタであり、幅がA4
定型紙の幅(210mm)のA4サイズのロール記録紙
か、たまは、幅がB4定型紙の幅(257mm)のB4
サイズのロール記録紙のいずれかを使用できるものであ
る。また、プロッタ6は、1ページ分の画像データを記
録する毎にページ間マークを印字するか、または、記録
紙カッターで1ページ毎に分離可能なものである。
【0024】符号化復号化部7は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式やMR符
号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、
受信画像データをMH符号化方式やMR符号化方式に対
応する所定の復号化方式で復号伸長するものである。操
作部8は、宛先電話番号を指定するためのテンキー、送
信スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その
他各種設定キーが配設され、ユーザによる各種操作を受
け入れるためのものである。表示部9は、液晶表示装置
等により構成されるものであり、ユーザに知らせるべき
装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものであ
る。
【0025】モデム10は、G3ファクシミリモデムで
あり、送信データを変調する一方、受信データを復調す
るものである。また、モデム10は、入力されたダイヤ
ル番号に対応してDTMF信号の送出も行う。網制御部
11には、回線20と、パーソナルコンピュータ(P
C)80が備えるG3ファクシミリプロトコルに対応し
たファクシミリモデム81とが接続されている。システ
ムバス12は、上記各部がデータをやり取りするための
信号ラインである。
【0026】パーソナルコンピュータ80が備えるファ
クシミリモデム81は、パーソナルコンピュータ80の
本体とRS232Cインターフェース等のインターフェ
ースを介して接続される場合、パーソナルコンピュータ
80内部に拡張ボードとして増設される場合、パーソナ
ルコンピュータ80の内部回路の一部として組み込まれ
ている場合等、種々の具備形態があるが、本発明は、パ
ーソナルコンピュータ80側のファクシミリモデム81
の具備形態により限定されるものではない。
【0027】ファクシミリモデム81を介した画像デー
タの送受信は、パーソナルコンピュータ81上で稼動す
るアプリケーションソフトウェアにより制御される。フ
ァクシミリモデム81は、通常は回線90に接続され
て、パーソナルコンピュータ81上で稼動するファクシ
ミリアプリケーションソフトウェアにより制御されて、
あたかも通常のファクシミリ装置が備えるモデムと同様
の役割をしてパーソナルコンピュータ81を通常のファ
クシミリ装置と同様に動作させるが、本実施の形態で
は、ファクシミリモデム81は、後述するように、網制
御部11の切り換え制御により必要に応じてファクシミ
リ装置1のモデム10と直結され、パーソナルコンピュ
ータ80とファクシミリ装置1との間で画像データを転
送するためのインターフェースとして動作する。
【0028】図2に、網制御部11の詳細構成と、網制
御部11、モデム10、回線90、及び、パーソナルコ
ンピュータ80のファクシミリモデム81の接続状態を
示す。
【0029】同図において、網制御部11の、モジュラ
ジャック等の接続端子11aには、モジュラケーブル等
の接続ケーブルにより回線90が接続されている。ま
た、網制御部11の接続端子11bは、パーソナルコン
ピュータ80が備えるファクシミリモデム81の接続端
子81aと接続ケーブルを介して接続されている。
【0030】また、網制御部11のライントランス21
の一方の巻線側には、ファクシミリ装置1の内部でモデ
ム10が接続され、回線90、ファクシミリモデム81
及びモデム10の相互間の通信経路が網制御部11によ
り切り換え制御される。
【0031】つまり、ライントランス21のモデム10
とは反対側の巻線は、直列接続されたDP(ダイヤルパ
ルス)リレー22、切換スイッチ23及び切換スイッチ
24を介して、回線90に接続された接続端子11aに
接続され、また、切換スイッチ23及び切換スイッチ2
4のそれぞれの接点bの相互接続点は、ファクシミリモ
デム81に直結された接続端子11bに接続されてい
る。
【0032】したがって、切換スイッチ23を接点a側
に切り換え、切換スイッチ24を接点b側に切り換える
ことで、回線90とファクシミリモデム81との間の通
信経路を形成でき、ファクシミリ装置1は、待機状態時
には、この接続状態で待機している。そして、ファクシ
ミリ装置1のスキャナ5に原稿がセットされて、操作部
8により相手先ダイヤル番号が指定されて、送信スター
トキーが押下された場合のように、回線90を介して通
常のファクシミリ送信を行う場合には、切換スイッチ2
3を接点a側に切り換え、切換スイッチ23も接点a側
に切り換えることで、回線90とモデム10との間の通
信経路を形成できる。
【0033】また、回線90を介さずに、ファクシミリ
装置1と、ファクシミリモデム81を備えたコンピュー
タ装置80とが直接通信を行う場合、すなわち、ファク
シミリ装置1をパーソナルコンピュータ80にとっての
プリンタ装置やスキャナ装置として利用する場合には、
切換スイッチ23を接点b側に切り換え、切換スイッチ
23を接点a側に切り換えることで、モデム10とファ
クシミリモデム81との間の通信経路を形成できる。な
お、DPリレー22、切換スイッチ23、及び、切換ス
イッチ24は、システム制御部2により切り換え制御さ
れる。
【0034】また、網制御部11は、それぞれ接続端子
11bに接続されたフック検出部25、リンギング信号
検出部26、DTMF信号検出部27、リンギンク信号
発生部28及び直流電圧印加部29を備えている。
【0035】フック検出部25は、待機状態において、
回線90とファクシミリモデム81との間の直流ループ
の状態を監視して、ファクシミリモデム81のオン・オ
フフックを検出するためのものである。リンギング信号
検出部26は、待機状態において回線90から到来する
リンギング信号(呼出信号)を検出するためのものであ
る。DTMF信号検出部27は、待機状態においてファ
クシミリモデム81から回線90に送出されるDTMF
信号を検出するためのものである。なお、フック検出部
25、リンギング信号検出部26、及び、DTMF信号
検出部27の検出結果は、システムバス12を介してシ
ステム制御部2に通知される。
【0036】リンギング信号発生部28は、必要に応じ
てファクシミリモデム81に対してリンギング信号を送
出するためのものである。直流電圧印加部29は、必要
に応じてファクシミリモデム81に対して回線90から
供給されるのと同様の直流電圧を供給するためのもので
ある。なお、リンギング信号発生部28及び直流電圧印
加部29は、システムバス12を介してシステム制御部
2により制御される。
【0037】次に、以上の構成でファクシミリ装置1が
パーソナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置と
して動作する場合のローカル受信処理手順、及び、ファ
クシミリ装置1がパーソナルコンピュータ80にとって
のスキャナ装置として動作する場合のローカル送信処理
手順について説明する。
【0038】先ず、ローカル受信処理手順について、図
5を参照して説明するが、その前に、図5に示すローカ
ル受信処理手順の前提となる用紙サイズ設定処理手順及
び定型モード設定処理手順について、それぞれ図3及び
図4を参照して説明する。
【0039】図3に示す用紙サイズ設定処理手順におい
て、システム制御部2は、操作部8に設けられた、プロ
ッタ6における画像記録サイズをA4またはB4のいず
れかに設定するための、図示しない「A4」キーまたは
「B4」キーが押下されるのを監視する(判断101の
No、判断102のNoループ)。そして、「A4」キ
ーが押下されると(判断101のYes)、画像記録サ
イズを「A4」に設定し(処理103)、「B4」キー
が押下されると(判断102のYes)、画像記録サイ
ズを「B4」に設定する(処理104)。なお、画像記
録サイズの設定状態は、RAM4に所定の変数としてと
して格納され、システム制御部2は、RAM4を参照す
ることで、画像記録サイズの現在の設定状態を随時知る
ことができる。
【0040】また、図4に示す定型モード設定処理手順
において、システム制御部2は、操作部8に設けられ
た、定型モード設定/解除用の図示しない「定型」キー
が押下されるのを監視する(判断201のNoルー
プ)。そして、「定型」キーが押下されると(判断20
1のYes)、定型モードに設定する(処理202)。
なお、定型モードについては、後述する。そして、「定
型」キーが押下されるのを更に監視し(判断203のN
oループ)、「定型」キーが押下されると(判断203
のYes)、定型モードを解除する(処理204)。処
理204の後は、判断201に戻る。これにより、「定
型」キーが押下される毎に、定型モードに設定され、ま
たは、定型モードが解除される。なお、定型モードの設
定/解除状態は、RAM4に所定の変数としてとして格
納され、システム制御部2は、RAM4を参照すること
で、定型モードの現在の設定/解除状態を随時知ること
ができる。
【0041】次に、ローカル受信処理手順について、図
5を参照して説明する。
【0042】同図において、システム制御部2は、待機
状態において、フック検出部25によりパーソナルコン
ピュータ(PC)80のファクシミリモデム81がオフ
フックしたかを監視している(判断301のNoルー
プ)。この場合、パーソナルコンピュータ80のファク
シミリモデム81がオフフックされる場合としては、フ
ァクシミリ装置1の網制御部11を介してファクシミリ
モデム81と接続されている回線90を介して他のファ
クシミリ装置や、ファクシミリモデムを備えた他のパー
ソナルコンピュータに対して画像データをファクシミリ
メッセージとして送信する場合と、パーソナルコンピュ
ータ80がファクシミリ装置1を、プリンタ装置として
使用するために、画像データをファクシミリメッセージ
としてファクシミリ装置1に送信する場合とがある。
【0043】そのため、ファクシミリ装置1とパーソナ
ルコンピュータ80との間で、パーソナルコンピュータ
80がファクシミリ装置1をプリンタ装置として使用す
る場合に指定する電話番号を予め取り決めておき、ファ
クシミリ装置1は、その電話番号をRAM4に記憶して
おく。そのファクシミリ装置1をプリンタ装置として指
定するための電話番号は、回線90では使用されないよ
うな固有の番号である必要があり、本実施の形態は、
「555」という番号であるとする。
【0044】そして、パーソナルコンピュータ80のオ
フフックが検出されると(判断301のYes)、DT
MF信号枝検出部27により検出される、ファクシミリ
モデム80から送出されてくるDTMF信号が番号「5
55」を示すものであるかを判断する(判断302)。
「555」でない場合(判断302のNo)は、パーソ
ナルコンピュータ80は、回線90を介して他のファク
シミリ装置等に対して通常のファクシミリ送信を行う場
合であるため、ファクシミリ装置1としてはファクシミ
リモデム80と回線90の接続を維持したまま処理を終
了する。
【0045】DTMF信号が番号「555」を示すもの
である場合(判断302のYes)には、自装置のモデ
ム10とパーソナルコンピュータ80のファクシミリモ
デム81とを直結する(処理303)。具体的には、切
換スイッチ23を接点b側に切り換えると共に、切換ス
イッチ24を接点a側に切り換える。そして、システム
制御部2は、回線90から切り離されたことにより、回
線90からの直流電圧が印加されなくなったファクシミ
リモデム81に対して、直流電圧印加するために、直流
電圧印加部29をONし、ファクシミリモデム81が接
続された接続端子11bへの直流電圧の印加を開始する
(処理304)。
【0046】そして、G3ファクシミリプロトコルを短
縮したプロトコルでの受信動作を開始する(処理30
5)。
【0047】つまり、従来ファクシミリ装置とパーソナ
ルコンピュータとを直結してファクシミリ装置をパーソ
ナルコンピュータにとってのプリンタ装置として使用す
る場合では、ファクシミリ装置が回線90を介して画像
データをファクシミリメッセージとして他のファクシミ
リ装置に送信する場合と同様に、ファクシミリ呼を指示
するための発呼トーン(CNG)、その発呼トーンに応
答するための被呼局識別信号(CED)、被呼装置の全
標準能力を識別するためのディジタル識別信号(DI
S)、標準能力を設定するためのディジタル送信命令
(DCS)、モデムの伝送速度の確認を行うためのトレ
ーニングチェック(TCF)、モデムの調整完了及び伝
送前手順の終了を示す受信準備確認(CFR)等の、G
3ファクシミリプロトコルに基づいた制御信号のやりと
りを行っている。
【0048】しかし、ファクシミリ装置1をパーソナル
コンピュータ80にとってのプリンタ装置として使用す
る場合には、回線90を介さずに、ファクシミリモデム
81とモデム10とをローカルに直結しているため、回
線ノイズ等による信号劣化や、回線遅延等を考慮する必
要がないため、G3ファクシミリプロトコルに基づいた
上記の制御信号のやりとりを省略した短縮プロトコルで
もパーソナルコンピュータ80からの画像データをファ
クシミリメッセージとして受信することができる。
【0049】そのため、処理305の後は、すぐさま画
像データがファクシミリメッセージとしてパーソナルコ
ンピュータ80から送信されてくる。これにより、画像
データの送信が開始されるまでの時間を大幅に削減でき
る。
【0050】ただし、上記の短縮プロトコルで画像デー
タの送受信は、基本的にはG3ファクシミリプロトコル
に従い、省略可能なプロトコル手順を省略して画像デー
タの転送時間の実質的な短縮を図るものであるため、通
常のファクシミリ送受信時に必要となる、データの転送
レートや、I/Oスピード等のパラメータ情報が必要と
なる。そのため、パーソナルコンピュータ80とファク
シミリ装置1との間で、それらのパラメータ情報を予め
整合させて登録しておくか、あるいは、パーソナルコン
ピュータ80とファクシミリ装置1との間で、最低1回
はプロトコルを短縮しない通常のファクシミリ通信を行
って、上記パラメータ情報について整合させておく。そ
れにより、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ
装置1との間で通信上の能力をお互いに理解でき、その
必要な情報を記憶しておけば次回からは画情報送受信前
のプロトコルを省略しても正常な送受信が可能となる。
【0051】さて、処理305の後は、パーソナルコン
ピュータ80からファクシミリモデム81を介してファ
クシミリメッセージとして送信されてくる画像データを
受信すると共に、受信した画像データを順次プロッタ6
でロール記録紙に記録する、パーソナルコンピュータ8
0にとってのプリンタ装置として受信動作を行いなが
ら、1ページの画像データの受信・記録が終了したかを
監視する(判断306のNoループ)。
【0052】そして、短縮プロトコル手順においても省
略しない、マルチページ信号(MPS)を受信して、メ
ッセージ確認信号(MCF)を返す手順が行われて、1
ページ分の画像データの受信・記録が終了すると(判断
306のYes)、図4に示した処理により定型モード
に設定されているかを確認する(判断307)。
【0053】定型モードに設定されている場合(判断3
07のYes)は、システム制御部2は、図3に示した
処理により設定されている用紙サイズに対応する用紙
長、つまり、設定されている用紙サイズが「A4」(幅
210mm×長さ297mm)である場合には、297
mm、設定されている用紙サイズが「B4」(幅257
mm×長さ364mm)である場合には、364mm、
になるまでプロッタ6にロール紙をフィードさせる(処
理308)。具体的には、設定されている用紙サイズに
対応する用紙長と、記録した画像データのライン数と記
録密度で決まる当該画像データの記録長との差の分だけ
ロール紙をフィードさせる。これにより、受信・記録し
た画像データの長さによらず、常に設定された定型サイ
ズで記録することができ、ファクシミリ装置1をパーソ
ナルコンピュータ80にとってのプリンタ装置として使
用する場合に、レーザプリンタ等の通常の定型のプリン
タ装置と同様のイメージで使用することができる。
【0054】判断307において、定型モードに設定さ
れていない場合(判断307のNo)、または、処理3
08の後は、プリンタ6によりロール記録紙にページ間
マークを印字するか、または、ロール記録紙をカッタで
カットし(処理309)、次ページがある場合(判断3
10のYes)は、判断306に戻り、判断306ない
し処理309を繰り返す。次ページがない場合(判断3
10のNo)は、処理を終了する。
【0055】このように、G3ファクシミリプロトコル
手順に基づきつつ、回線90を介さないローカルな画像
データの受信の場合には、省略可能な手順を省くこと
で、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80
のプリンタ装置として使用する場合の画像データの転送
時間を大幅に短縮できる。
【0056】次に、ファクシミリ装置1をパーソナルコ
ンピュータ80にとってのスキャナ装置として使用場合
の処理手順である、図6に示すローカル送信処理につい
て説明する。
【0057】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部2は、スキャナ5に原稿がセットされたかを
監視し(判断401のNoループ)、原稿がセットされ
ると(判断4101のYes)、次に、操作部8に設け
られた図示しない「スキャナ」キーが押下されるかを監
視する(判断402のNoループ)。この「スキャナ」
キーは、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ
80にとってのスキャナ装置として指定するためのキー
である。
【0058】システム制御部2は、「スキャナ」キーが
押下されると(判断402のYes)、自装置のモデム
10とパーソナルコンピュータ80のファクシミリモデ
ム81とを直結する(処理403)。具体的には、切換
スイッチ23を接点b側に切り換えると共に、切換スイ
ッチ24を接点a側に切り換える。そして、システム制
御部2は、回線90から切り離されたことにより、回線
90からの直流電圧が印加されなくなったファクシミリ
モデム81に対して、直流電圧印加するために、直流電
圧印加部29をONし、ファクシミリモデム81が接続
された接続端子11bへの直流電圧の印加を開始する
(処理404)。
【0059】そして、リンギンク信号発生部28を起動
して接続端子11bを介してパーソナルコンピュータ8
0のファクシミリモデム81に回線90からのリンギン
ク信号と同様のリンギンク信号を送出しながら(処理4
05)、そのリンギンク信号に、受信待機状態にあるパ
ーソナルコンピュータ80が応答して、パーソナルコン
ピュータ80のファクシミリモデム81がオフフックさ
れたかが、フック検出部25により検出されたかを監視
し(判断406のNoループ)、オフフックされた場合
(判断406のYes)には、G3ファクシミリプロト
コルを短縮したプロトコルでの受信動作を開始する(処
理407)。この場合の短縮プロトコルは、図5に示し
たローカル受信処理手順における短縮プロトコルと同様
で、単に、画像データがパーソナルコンピュータ80か
らファクシミリ装置1に送信されるのではなく、逆に、
ファクシミリ装置1からパーソナルコンピュータ80に
送信される点が異なるのみである。
【0060】そのため、処理407の後は、すくさま画
像データをファクシミリメッセージとしてパーソナルコ
ンピュータ80に送信する。これにより、画像データの
送信を開始するまでの時間を大幅に削減できる。
【0061】そして、処理407の後は、パーソナルコ
ンピュータ80にとってのスキャナ装置として送信動作
を行いながら、1ページの画像データの読取・送信が終
了したかを監視し(判断408のNoループ)、1ペー
ジの読取・送信が終了すると(判断408のYes)、
読み取るべき次ページが有るかを判断し(判断40
9)、次ページが有る場合(判断409のYes)に
は、判断408に戻って次ページの読取・送信を行い、
次ページが無い場合(判断409のNo)には、処理を
終了する。
【0062】このように、G3ファクシミリプロトコル
手順に基づきつつ、回線90を介さないローカルな画像
データの送信の場合には、省略可能な手順を省くこと
で、ファクシミリ装置1をパーソナルコンピュータ80
のスキャナ装置として使用する場合の画像データの転送
時間を大幅に短縮できる。
【0063】なお、以上説明した実施の形態において
は、網制御部11に、パーソナルコンピュータ80のフ
ァクシミリモデム81を接続するための接続端子11b
と、回線90を接続するための接続端子11aとを別々
に設けて、パーソナルコンピュータ80とファクシミリ
装置1との間でローカルな送受信を行う場合には、パー
ソナルコンピュータ80のファクシミリモデム81の通
信経路を回線90からファクシミリ装置1のモデム10
に自動的に切り換える構成のものに本発明を適用した
が、本発明は、それにがぎらず、網制御部11に接続端
子11aのみを設けて常時は回線90を接続しておき、
パーソナルコンピュータ80とファクシミリ装置1との
間でローカルな送受信を行う場合には、ケーブルの手作
業によるつなぎかえで、ファクシミリモデム81をモデ
ム10に接続するようした構成のものに対しても同様に
適用可能なものである。
【0064】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記ロー
カル受信検出手段が前記接続手段に直接接続された他装
置から送出されていくる、自装置を前記他装置にとって
のプリンタ装置として指定する所定の選択信号を検出す
ると、前記ローカル受信手段は前記他装置との間で前記
所定のプロトコル手順を短縮したプロトコルをやりとり
して前記他装置からの画像データをファクシミリメッセ
ージとして受信して記録するため、本発明に係るファク
シミリ装置が前記他装置としてのコンピュータ装置にと
ってのプロッタ装置として動作する場合における画像デ
ータの転送時間を短縮できると共に、ファクシミリ装置
とコンピュータ装置のファクシミリモデムとを直結して
疑似的なファクシミリ通信を行うことで画像データを転
送することによる低コスト性は維持することができる効
果が得られる。
【0065】請求項2に係る発明によれば、前記他装置
としてのコンピュータ装置からファクシミリメッセージ
して受信した画像データを前記記録手段によりロール紙
に記録する場合には、それらの画像データの全長とフィ
ード長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設
定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィー
ド長だけ前記ロール紙が前記定型補正手段によりフィー
ドされるため、前記コンピュータ装置からの画像データ
の長さによらず、記録紙長さを一定に保つことができる
ため、通常のパーソナルコンピュータ等のコンピュータ
装置用の定型のプリンタ装置と同じイメージでの画像記
録が可能となり、本発明に係るファクシミリ装置を前記
他装置としてのコンピュータ装置にとってのプリンタ装
置として使用した場合の違和感を低減できる効果が得ら
れる。
【0066】請求項3に係る発明によれば、前記定型補
正手段は、前記定型モード設定/解除手段により定型モ
ードに設定されている場合のみ、前記ローカル受信手段
が受信した各ページの画像データが前記記録手段により
記録される前または後に、それら各画像データの全長と
フィード長との合計が、前記記録ページ長設定手段によ
り設定された記録長とほぼ一致するのに相当する前記フ
ィード長だけ前記ロール紙をフィードし、定型モードに
設定されていない場合には、前記ローカル受信手段が受
信した各ページの画像データを、そのままの長さで記録
するため、前記他装置としてのコンピュータ装置が本発
明に係るファクシミリ装置をプリンタ装置として使用し
て、画像の記録状態や、体裁を確認するため等のテスト
的な画像記録を行う場合には、定型モードを解除するこ
とで、記録紙を無駄に使用しないで済み、正式な画像記
録を行う場合には、定型モードに設定することで対応す
ることが可能となる効果が得られる。
【0067】請求項4に係る発明によれば、前記ローカ
ル送信検出手段が自装置を前記接続手段に直接接続され
た他装置にとってのスキャナ装置として指定する所定の
操作入力を検出すると、前記ローカル送信手段は前記接
続手段に直接接続された前記他装置に呼出信号を送出
し、その呼出信号に応答した前記他装置との間で前記所
定のプロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりと
りして、原稿を読み取って得た前記他装置への画像デー
タをファクシミリメッセージとして送信するため、本発
明に係るファクシミリ装置が前記他装置としてのコンピ
ュータ装置にとってのスキャナ装置として動作する場合
における画像データの転送時間を短縮できると共に、フ
ァクシミリ装置とコンピュータ装置のファクシミリモデ
ムとを直結して疑似的なファクシミリ通信を行うことで
画像データを転送することによる低コスト性は維持する
ことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
網制御部のブロック構成等を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける用紙サイズ設定処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける定型モード設定処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるローカル受信処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるローカル送信処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 符号化復号化部 8 操作部 9 表示部 10 モデム 11 網制御部 11a 接続端子 11b 接続端子 12 システムバス 21 ライントランス 22 DPリレー 23 切換スイッチ 24 切換スイッチ 25 フック検出部 26 リンギング信号検出部 27 DTMF信号検出部 28 リンギング信号発生部 29 直流電圧印加部 80 パーソナルコンピュータ 81 ファクシミリモデム 81a 接続端子 90 回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他装置を直接または回線を介して接続す
    るための接続手段を備え、その接続手段に接続された他
    装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファ
    クシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置にお
    いて、 前記接続手段に直接接続された他装置から送出されてい
    くる、自装置を前記他装置にとってのプリンタ装置とし
    て指定する所定の選択信号を検出するローカル受信検出
    手段と、そのローカル受信検出手段が前記所定の選択信
    号を検出した場合は、前記他装置との間で前記所定のプ
    ロトコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして
    前記他装置からの画像データをファクシミリメッセージ
    として受信して記録するローカル受信手段とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリメッセージとして受信した
    画像データをロール紙に記録する記録手段と、その記録
    手段の画像データ1ページ当たりの記録長を設定する記
    録ページ長設定手段と、前記ローカル受信手段が受信し
    た各ページの画像データが前記記録手段により記録され
    る前または後に、それら各画像データの全長とフィード
    長との合計が、前記記録ページ長設定手段により設定さ
    れた記録長とほぼ一致するのに相当する前記フィード長
    だけ前記ロール紙をフィードする定型補正手段とを更に
    備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 定型モード設定/解除手段を更に備え、
    前記定型補正手段は、前記定型モード設定/解除手段に
    より定型モードに設定されている場合のみ、前記ローカ
    ル受信手段が受信した各ページの画像データが前記記録
    手段により記録される前または後に、それら各画像デー
    タの全長とフィード長との合計が、前記記録ページ長設
    定手段により設定された記録長とほぼ一致するのに相当
    する前記フィード長だけ前記ロール紙をフィードするこ
    とを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 他装置を直接または回線を介して接続す
    るための接続手段を備え、その接続手段に接続された他
    装置との間で所定のプロトコル手順をやりとりしてファ
    クシミリメッセージを送受信するファクシミリ装置にお
    いて、 自装置を前記接続手段に直接接続された他装置にとって
    のスキャナ装置として指定する所定の操作入力を検出す
    るローカル送信検出手段と、そのローカル送信検出手段
    が前記所定の操作入力を検出した場合は、前記接続手段
    に直接接続された前記他装置に呼出信号を送出し、その
    呼出信号に応答した前記他装置との間で前記所定のプロ
    トコル手順を短縮したプロトコル手順をやりとりして、
    原稿を読み取って得た前記他装置への画像データをファ
    クシミリメッセージとして送信するローカル送信手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP19642097A 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3678324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642097A JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642097A JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1132197A true JPH1132197A (ja) 1999-02-02
JP3678324B2 JP3678324B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=16357568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19642097A Expired - Fee Related JP3678324B2 (ja) 1997-07-08 1997-07-08 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3678324B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3678324B2 (ja) 2005-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3254636B2 (ja) ファクシミリの送信制御方法
KR100193793B1 (ko) 팩시밀리의 메세지 처리방법
JP3678324B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3090659B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2001268158A (ja) 通信制御装置、ファクシミリ装置
JP2760139B2 (ja) ファクシミリ通信方式
KR100223001B1 (ko) 교신시간 단축방법
KR100288705B1 (ko) 송수신 데이터의 백업방법
KR100229025B1 (ko) 팩시밀리에서 원고크기 가변 송신방법
JP3000741B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100273751B1 (ko) 팩시밀리에서문서전송시간단축방법
JP2945780B2 (ja) データ通信装置及びこれに用いるファクシミリ装置
JPH0630218A (ja) ファクシミリ装置
JPH1141458A (ja) ファクシミリ装置
KR19980074587A (ko) 팩시밀리의 송신페이지 전송방법
JPH10215340A (ja) ファクシミリにおける通信情報記録方法
JPH10215371A (ja) 画像データ通信装置、及び画像データ通信方法
JPS60111576A (ja) フアクシミリ電送方式
JPH0514663A (ja) フアクシミリ装置
JPH10304147A (ja) ファクシミリ装置
JPH05284315A (ja) ファクシミリ装置
JPH0851533A (ja) 通信装置
JPH0463055A (ja) ファクシミリ装置
JPH09139836A (ja) ファクシミリ装置
JPH10290316A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees