JPH1141458A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1141458A
JPH1141458A JP9207106A JP20710697A JPH1141458A JP H1141458 A JPH1141458 A JP H1141458A JP 9207106 A JP9207106 A JP 9207106A JP 20710697 A JP20710697 A JP 20710697A JP H1141458 A JPH1141458 A JP H1141458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は特定相手先からの受信画像を記録紙に
合わせて縮小・分割処理して記録出力することを禁止す
るファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、着信時、TSI信
号から取得した相手先情報がパラメータメモリに登録さ
れている画像縮小・分割禁止相手先と一致すると、等倍
出力フラグをオンにセットして、画像データの受信を開
始し、受信を完了すると、記録紙を選択した後、受信画
像データのライン数が当該記録紙サイズの等倍ラインを
オーバーしたか判別する。等倍ラインをオーバーしてい
ないとき、受信画像をそのまま等倍で記録紙に記録出力
し、等倍ラインをオーバーしていると、等倍出力フラグ
がオンかどうかチェックする。等倍出力フラグがオンの
ときには、受信画像を縮小・分割処理することなく、等
倍でプロッタ4で記録紙に記録出力するとともに、超過
した受信画像データを切り捨て、等倍出力フラグがオフ
のときは、受信画像データのライン数に基づいて縮小処
理か分割処理をして、記録紙に記録出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、特定相手先からの受信画像を記録紙
に合わせて縮小処理及び分割処理して記録出力すること
を禁止するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、受信画像
をオリジナル原稿(送信側の原稿)の画像を忠実に再現
して記録紙に記録出力することが望まれるが、記録紙と
してカット紙を使用している場合、受信画像のサイズ
が、ファクシミリ装置に備えられている記録紙のサイズ
よりも大きい場合や同じサイズの画像であっても縦書き
と横書きのように方向が異なっているときには、受信画
像をそのまま記録紙に記録出力することができない。
【0003】そこで、従来のファクシミリ装置において
は、受信画像が記録紙サイズよりも大きい場合には、受
信画像を縮小して記録紙に記録出力したり(特開平7−
244566号公報参照)、長尺の受信画像を複数ペー
ジに分割して記録紙に記録出力することが行われてい
る。また、送信側のファクシミリ装置で、受信側の記録
紙サイズに合わせて画像を縮小して送信し、受信側のフ
ァクシミリ装置は、そのまま受信画像を記録紙に記録出
力することが行われている。
【0004】ところが、受信画像データのライン数が記
録紙の記録可能領域を超えているときに、常に画像を縮
小したり、分割して、記録すると、元原稿の画像とは異
なったものとなり、受信画像の品質が劣化するだけでな
く、分割する場合には、記録紙が無駄になることがあ
る。
【0005】そこで、従来、受信画像データ量が所定値
よりも多く、超過分が白ラインのみのときには、超過分
の記録を省略するファクシミリ装置が提案されている
(特開平7−283934号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、記録紙に記録
しきれない受信が情報量が所定値よりも多く、超過分が
白ラインのみのときに、超過分の記録を省略するように
なっていたため、超過部分に線や枠等がある場合には、
当該線や枠等が不必要な情報であっても、省略されるこ
となく、画像の分割や縮小が行われ、画像品質が劣化す
るという問題があった。
【0007】すなわち、特定の業種や特定の業務等にお
いては、扱う画像によって送信画像データが、特殊な定
型フォーマットである場合があり、このような場合に、
当該特定フォーマットによっては、不必要な部分である
にもかかわらず、A4やB5等の定型の記録紙の記録可
能領域を超える画像データ、例えば、線や枠等が含まれ
ていることがある。
【0008】このような不必要な部分であっても、従来
のファクシミリ装置においては、白ラインではないた
め、受信画像データを分割あるいは縮小して記録出力す
ることとなり、画像品質が悪化するとともに、記録紙が
無駄に消費されるという問題があった。
【0009】また、ファクシミリ装置においては、一般
に、受信画像に相手先電話番号や相手先名称及び受信年
月日等の付加情報を付加して記録するが、特定業務の特
定フォーマットの画像のように、受信画像によっては、
このような付加情報が邪魔な画像となり、特定業務の特
定フォーマットの画像として利用できなくなることがあ
る。
【0010】そこで、請求項1記載の発明は、受信画像
の分割処理及び縮小処理を拒否する相手先を予め登録
し、受信画像が当該登録された相手先からの画像である
と、受信画像を等倍で記録出力して、記録領域を超える
画像を切り捨てることにより、特殊な定型フォーマット
の画像の不必要な画像を記録するために画像の分割や縮
小を行って記録品質が劣化することを防止するととも
に、記録紙の無駄づかいを防止して、画像品質が良好
で、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0011】請求項2記載の発明は、着信時、相手先
が、予め受信画像の分割処理及び縮小処理を拒否すると
ともに、当該相手先からの受信画像を記録する記録紙サ
イズの登録されている相手先であると、受信画像の画像
サイズに関わらず、当該登録されている記録紙サイズの
記録紙に受信画像を等倍で記録出力することにより、特
殊な定型フォーマットの画像の不必要な画像を記録する
ために記録紙サイズの大きい記録紙に記録出力され、小
さいサイズの記録紙に複写し直したり、画像品質が劣化
することを防止し、画像品質が良好で、利用性の良好な
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項3記載の発明は、着信時、相手先
が、予め受信画像の分割処理及び縮小処理を拒否すると
ともに、相手先名称及び受信年月日等の付加情報の受信
画像への付加を禁止する相手先として登録されている相
手先であると、受信画像への付加情報の付加処理を禁止
し、当該付加情報の付加されていない受信画像を等倍で
記録紙に記録出力することにより、特殊な定型フォーマ
ットの受信画像に付加情報が付加されたり、縮小あるい
は分割記録されることにより、受信側にとって邪魔な画
像である付加情報が受信画像とともに記録された記録紙
を特定目的に使用することができなくなることを防止
し、付加情報の付加を禁止する操作を行った後、相手先
に再送信を依頼したり、付加情報部分を切り取って複写
する等の手間を省くとともに、画像品質が劣化すること
を防止し、画像品質が良好で、利用性の良好なファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項4記載の発明は、着信時、相手先
が、予め当該相手先からの受信画像を記録する記録紙サ
イズの登録されている相手先であると、受信画像の画像
サイズに関わらず、当該登録されている記録紙サイズの
記録紙に受信画像を記録出力することにより、特殊な定
型フォーマットの画像の不必要な画像を記録するために
記録紙サイズの大きい記録紙に記録出力され、小さいサ
イズの記録紙に複写し直したり、画像品質が劣化するこ
とを防止し、画像品質が良好で、利用性の良好なファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項5記載の発明は、着信時、相手先
が、相手先名称及び受信年月日等の付加情報の受信画像
への付加を禁止する相手先として登録されている相手先
であると、受信画像への付加情報の付加処理を禁止し、
当該付加情報の付加されていない受信画像を記録紙に記
録出力することにより、特殊な定型フォーマットの受信
画像に付加情報が付加されることにより、受信側にとっ
て邪魔な画像である付加情報が受信画像とともに記録さ
れた記録紙を特定目的に使用することができなくなるこ
とを防止し、付加情報の付加を禁止する操作を行った
後、相手先に再送信を依頼したり、付加情報部分を切り
取って複写する等の手間を省くとともに、画像品質が劣
化することを防止し、画像品質が良好で、利用性の良好
なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、受信画像を記録手段により所定サイ
ズの記録紙に記録出力するに際して、前記受信画像のサ
イズが前記記録紙サイズに記録可能なサイズを超えてい
ると、前記受信画像のサイズに応じて、画像処理手段に
より前記受信画像の縮小処理あるいは分割処理を施し
て、前記記録手段により前記記録紙に記録出力させるフ
ァクシミリ装置において、前記縮小・分割処理を禁止す
る特定の相手先の電話番号等の相手先情報を記憶する相
手先記憶手段と、着信時、相手先の電話番号等の相手先
情報を取得する相手先情報取得手段と、前記相手先情報
取得手段の取得した前記相手先情報が前記相手先記憶手
段に登録されていると、前記受信画像の画像サイズに関
わらず、前記縮小処理及び前記分割処理を禁止して、前
記記録手段により前記受信画像を等倍で前記記録紙に記
録出力させる制御手段と、を備えることにより、上記目
的を達成している。
【0016】上記構成によれば、受信画像の分割処理及
び縮小処理を拒否する相手先を予め登録し、受信画像が
当該登録された相手先からの画像であると、受信画像を
等倍で記録出力して、記録領域を超える画像を切り捨て
るので、特殊な定型フォーマットの画像の不必要な画像
を記録するために画像の分割や縮小を行って記録品質が
劣化することを防止することができるとともに、記録紙
の無駄づかいを防止することができ、画像品質を良好も
のとすることができるとともに、ファクシミリ装置の利
用性を向上させることができる。
【0017】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記相手先記憶手段は、前記相手先情報とともに
当該相手先からの前記受信画像を記憶する記録紙サイズ
をも設定登録可能であり、前記制御手段は、着信時、前
記相手先情報取得手段の取得した前記相手先情報が、前
記相手先記憶手段に前記記録紙サイズの設定された相手
先として登録されていると、前記受信画像の画像サイズ
に関わらず、前記記録手段により当該登録されている記
録紙サイズの前記記録紙に前記受信画像を等倍で記録出
力させるものであってもよい。
【0018】上記構成によれば、着信時、相手先が、予
め受信画像の分割処理及び縮小処理を拒否するととも
に、当該相手先からの受信画像を記録する記録紙サイズ
の登録されている相手先であると、受信画像の画像サイ
ズに関わらず、当該登録されている記録紙サイズの記録
紙に受信画像を等倍で記録出力するので、特殊な定型フ
ォーマットの画像の不必要な画像を記録するために記録
紙サイズの大きい記録紙に記録出力され、小さいサイズ
の記録紙に複写し直したり、画像品質が劣化することを
防止することができ、画像品質を良好なものとすること
ができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0019】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、相手先電話番号、相手先
名称及び受信年月日等の付加情報を前記受信画像に付加
する付加手段を、さらに備え、前記相手先記憶手段は、
前記相手先情報とともに前記付加情報の前記受信画像へ
の付加を禁止する付加情報付加禁止情報をも設定登録可
能であり、前記制御手段は、着信時、前記相手先情報取
得手段の取得した前記相手先情報が前記相手先記憶手段
に前記付加情報付加禁止情報の設定された相手先として
登録されていると、前記付加手段による前記受信画像へ
の前記付加情報の付加処理を禁止し、前記記録手段によ
り当該付加情報の付加されていない前記受信画像を等倍
で前記記録紙に記録出力させるものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、着信時、相手先が、予
め受信画像の分割処理及び縮小処理を拒否するととも
に、相手先名称及び受信年月日等の付加情報の受信画像
への付加を禁止する相手先として登録されている相手先
であると、受信画像への付加情報の付加処理を禁止し、
当該付加情報の付加されていない受信画像を等倍で記録
紙に記録出力するので、特殊な定型フォーマットの受信
画像に付加情報が付加されたり、縮小あるいは分割記録
されることにより、受信側にとって邪魔な画像である付
加情報が受信画像とともに記録された記録紙を特定目的
に使用することができなくなることを防止して、付加情
報の付加を禁止する操作を行った後、相手先に再送信を
依頼したり、付加情報部分を切り取って複写する等の手
間を省くことができるとともに、画像品質が劣化するこ
とを防止することができ、画像品質を良好ものとするこ
とができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができる。
【0021】請求項4記載の発明のファクシミリ装置
は、受信画像を記録手段により所定サイズの記録紙に記
録出力するに際して、前記受信画像のサイズに応じた前
記記録紙サイズを選択して、当該選択した記録紙に前記
記録手段により記録出力させるファクシミリ装置におい
て、相手先毎に当該相手先からの前記受信画像を記録す
る記録紙サイズを記憶する記録紙サイズ記憶手段と、着
信時、相手先の電話番号等の相手先情報を取得する相手
先情報取得手段と、前記相手先情報取得手段の取得した
前記相手先情報が前記記録紙サイズ記憶手段に登録され
ていると、前記受信画像の画像サイズに関わらず、前記
記録紙サイズ記憶手段に登録されている前記記録紙サイ
ズの前記記録紙に前記受信画像を前記記録手段に記録出
力させる制御手段と、を備えることとにより、上記目的
を達成している。
【0022】上記構成によれば、着信時、相手先が、予
め当該相手先からの受信画像を記録する記録紙サイズの
登録されている相手先であると、受信画像の画像サイズ
に関わらず、当該登録されている記録紙サイズの記録紙
に受信画像を記録出力するので、特殊な定型フォーマッ
トの画像の不必要な画像を記録するために記録紙サイズ
の大きい記録紙に記録出力され、小さいサイズの記録紙
に複写し直したり、画像品質が劣化することを防止する
ことができ、画像品質を良好なものとすることができる
とともに、ファクシミリ装置の利用性を向上させること
ができる。
【0023】請求項5記載の発明のファクシミリ装置
は、受信画像データを記録手段により記録紙に記録出力
するに際して、前記受信画像に相手先電話番号、相手先
名称及び受信年月日等の付加情報を付加手段により付加
して、当該付加情報の付加された前記受信画像を前記記
録手段により前記記録紙に記録出力するファクシミリ装
置において、前記付加情報の付加を禁止する相手先の電
話番号等の相手先情報を記憶する付加禁止相手先記憶手
段と、着信時、相手先の電話番号等の相手先情報を取得
する相手先情報取得手段と、着信時、前記相手先情報取
得手段の取得した前記相手先情報が前記付加禁止相手先
記憶手段に登録されていると、前記付加手段による前記
受信画像への前記付加情報の付加処理を禁止し、当該付
加情報の付加されていない前記受信画像を前記記録手段
により前記記録紙に記録出力させる制御手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0024】上記構成によれば、着信時、相手先が、相
手先名称及び受信年月日等の付加情報の受信画像への付
加を禁止する相手先として登録されている相手先である
と、受信画像への付加情報の付加処理を禁止し、当該付
加情報の付加されていない受信画像を記録紙に記録出力
するので、特殊な定型フォーマットの受信画像に付加情
報が付加されて、受信側にとって邪魔な画像である付加
情報が受信画像とともに記録された記録紙を特定目的に
使用することができなくなることを防止して、付加情報
の付加を禁止する操作を行った後、相手先に再送信を依
頼したり、付加情報部分を切り取って複写する等の手間
を省くことができるとともに、画像品質が劣化すること
を防止することができ、画像品質を良好なものとするこ
とができるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0026】図1〜図6は、本発明のファクシミリ装置
の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の
ファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファク
シミリ装置1の回路ブロック図である。
【0027】図1において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、原稿センサ3、プロッタ4、用紙センサ5、
相手先比較部6、操作表示部7、ページメモリ8、パラ
メータメモリ9、時計回路部10、通信制御部11、モ
デム12、網制御部13、符号化・復号化部14、CP
U(Central Processing Unit )15、ROM(ReadOn
ly Memory)16、RAM(Random Access Memory)1
7及びキャラクタジェネレータ18等を備えており、上
記各部は、バス19により接続されている。
【0028】スキャナ2は、例えば、CCD(Charge Co
upled Device)を利用したラインイメージセンサが用い
られており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備
えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、A
DFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ2の原稿
読取位置に送給する。スキャナ2は、ADFから搬送さ
れてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読
み取る。
【0029】スキャナ2には、原稿センサ3が設けられ
ており、原稿センサ3は、ADFへの原稿のセットの有
無及びセットされた原稿サイズを検出して、検出結果を
CPU15に出力する。
【0030】プロッタ(記録手段)4としては、例え
ば、サーマル素子を備えたサーマル記録装置、電子写真
式記録装置、あるいは、インク噴射式記録装置等が用い
られており、プロッタ4には、1種類あるいは複数種類
の所定の記録紙サイズのカット記録紙がセットされてい
る。プロッタ4は、受信画像やスキャナ2で読み取られ
た画像を記録紙に記録出力する。
【0031】プロッタ4には、用紙センサ5が設けられ
ており、用紙センサ5は、プロッタ4にセットされてい
る記録紙のサイズ及び当該機紙の有無を検出して、検出
結果をCPU15に出力する。
【0032】相手先比較部6は、後述するパラメータメ
モリ9に予め登録されている相手先とファクシミリ受信
時、通信制御部11がファクシミリ制御信号、例えば、
TSIから取得した相手先とが一致するかを比較し、当
該比較結果をCPU15に出力する。
【0033】操作表示部7は、テンキーやスタートキー
等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例
えば、液晶ディスプレイやLED(Light Emitting Dio
de)等)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命
令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力さ
れた命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに通
知する各種情報が表示される。特に、操作表示部7は、
後述する受信画像データ分割・縮小拒否処理を行う相手
先の電話番号や名称等の相手先情報の登録操作等を行う
のに使用される。
【0034】ページメモリ8は、受信画像データをプロ
ッタ4で記録出力する際に、符号化・復号化部14で復
号化された1ページ分の画像データを展開するのに使用
される。
【0035】パラメータメモリ(相手先記憶手段)9
は、読み/書き可能な不揮発性メモリで構成され、送信
先電話番号や名称及び自己の電話番号や名称等の各種管
理情報を記憶する。特に、パラメータメモリ9は、画像
縮小・分割禁止相手先登録領域を有し、当該画像縮小・
分割禁止相手先登録領域には、図2に示すように、受信
画像データを縮小及び分割することなく、等倍で記録出
力させる相手先情報(相手先電話番号や相手先名称等)
を記憶する。この画像縮小・分割禁止相手先情報は、操
作表示部7のキー操作により登録操作され、CPU15
の制御下で、パラメータメモリ9の画像縮小・分割禁止
相手先登録領域に登録されるとともに、画像縮小・分割
禁止相手先登録領域の最後の相手先情報の後には、スト
ップコードが設定されている。
【0036】時計回路部10は、発振回路や分周回路等
を備え、現在時刻を計時するとともに、ファクシミリ装
置1の動作に必要な各種クロックを発生する。
【0037】網制御部13には、回線L、例えば、公衆
電話回線あるいは専用回線が接続されており、網制御部
13は、CPU15の制御下で動作して、回線Lからの
発呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処
理を行う。
【0038】通信制御部(相手先情報取得手段)11
は、回線Lを介して接続された通信相手先ファクシミリ
装置との間でファクシミリ制御信号の交換を行うととも
に、データ変換を行って、ファクシミリ通信手順を実行
する。通信制御部11は、このファクシミリ制御信号、
例えば、TSI信号(送信端末識別信号)から相手先の
電話番号や相手先名称等の相手先情報を取得して、CP
U15に出力する。
【0039】モデム12は、CPU15の制御下で動作
して、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適した形態に
変調し、また、受信時、回線Lから送られてきた変調信
号を復調する。
【0040】符号化・復号化部14は、画像メモリを備
えているときには、当該画像メモリへの画像データの蓄
積の効率化及び画像データの電送時間の短縮化と効率化
を図るものであり、送信時には画像データを所定の符号
化方式により圧縮(符号化)し、また、受信時には符号
化された画像データを原情報に再生(復号化)する。
【0041】ROM16は、ファクシミリ装置1の基本
処理プログラム、画像回転処理、画像縮小処理及び画像
分割処理等の画像処理プログラム及び当該画像縮小及び
画像分割を相手先に応じて禁止する画像縮小・分割禁止
処理プログラム等の各種プログラムを記憶しているとと
もに、上記各処理を行うのに必要な各種システムデータ
やその他のデータを記憶している。
【0042】RAM17は、CPU15のワークメモリ
として利用されるとともに、各種処理を行う上で必要な
状態を記憶する。
【0043】CPU15は、ROM16内のプログラム
に基づいてRAM17をワークメモリとして使用しつ
つ、ファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミ
リ装置1としての基本処理を実行するとともに、相手先
比較部6の比較結果に応じて、画像の縮小や分割等の画
像処理及び画像縮小・分割禁止処理を実行する。したが
って、CPU15及び相手先比較部6は、全体して制御
手段として機能する。
【0044】なお、上記CPU15、RAM17及びR
OM16は、ワンチップ化されたマイコンであってもよ
い。
【0045】キャラクタジェネレータ18は、英字、数
字、カナ字、記号、かな字及び漢字等の各文字フォント
データを記憶し、CPU15の制御下で動作して、送信
時には、通常のミクストモード通信ではキャラクタデー
タブロックをCCITT(国際電信電話諮問委員会)の
勧告に従うキャラクタコードによりデータ変換し、受信
時には、G4ファクシミリ通信等で受信するキャラクタ
コードを所定のキャラクタデータ(文字データ)に変換
する。特に、CPU15は、このキャラクタジェネレー
タ18の記憶する文字フォントデータを使用して、操作
表示部6への文字データの表示や記録紙への相手先情報
の記録を行う。
【0046】すなわち、CPU15は、通信制御部11
の取得した相手先電話番号や当該電話番号に対応してパ
ラメータメモリ9に登録されている相手先名称等の相手
先情報及び時計回路部10の計時結果から受信年月日を
取得して、これらをキャラクタ18を使用して文字情報
に変換し、付加情報として記録紙に記録出力させる。し
たがって、CPU15は、付加情報を記録紙に記録出力
する付加手段として機能する。
【0047】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のファクシミリ装置1は、受信画像の大きさ
がそのままの状態では、記録紙内に適切に記録出力でき
ない大きさの場合に、受信画像を縮小あるいは分割等の
画像処理を施して記録出力するが、特定の相手先からの
受信画像に対しては、当該画像縮小・分割を禁止して、
等倍で記録するところにその特徴がある。
【0048】すなわち、ファクシミリ装置1は、パラメ
ータメモリ9等に図3に示すような画像縮小・分割判断
テーブルを記憶しており、画像縮小・分割判断テーブル
には、記録紙サイズ毎に、等倍記録を行う最大ライン数
と分割することなく縮小処理して記録を行う最大ライン
数が設定されている。CPU15は、受信画像データの
ライン数が当該画像データを記録する記録紙の等倍ライ
ン数と分割縮小ライン数のどの範囲のライン数であるか
に応じて、等倍記録するか、例えば、ラインの間引きに
よる縮小記録するか、分割記録するかを判断して、縮小
記録あるいは分割記録する必要がある場合には、受信画
像に必要な画像処理を施して、記録出力する。
【0049】なお、図3は、ライン数が、副走査線密度
3.85本/mmで、分割縮小ラインは、記録ラインの
+20%である。例えば、記録紙がA4サイズのとき、
受信画像データのライン数が、1143ラインまでは、
等倍記録、1144ラインから1372ラインまでは、
副走査線間引き(ライン間引き)による縮小記録、13
73ライン以上は、受信画像データを分割して等倍で記
録する分割記録であることを示している。
【0050】そして、ファクシミリ装置1のオペレータ
は、上記受信画像の縮小・分割を禁止する相手先を、操
作表示部7のキー操作によりパラメータメモリ9の画像
縮小・分割禁止相手先登録領域に画像縮小・分割禁止相
手先として登録する。
【0051】すなわち、ファクシミリ装置1のオペレー
タは、図4に示すように、操作表示部7のキー操作によ
り、画像縮小・分割禁止相手先登録モードに設定して、
画像縮小・分割処理を禁止する相手先の電話番号や名称
等の相手先情報を操作表示部7のキー操作により入力す
る。
【0052】CPU15は、画像縮小・分割禁止相手先
登録モードに設定されると、相手先登録モードに入り、
キー操作に応じて、入力操作された相手先の電話番号や
名称等の相手先情報をパラメータメモリ9の画像縮小・
分割禁止相手先登録領域に順次登録する(ステップT
1)。CPU15は、キー入力が終了すると(ステップ
T2)、次相手先の入力があるかチェックし(ステップ
T3)、次相手先の入力があると、同様に当該入力され
る相手先情報を画像縮小・分割禁止相手先登録領域に登
録する(ステップT1、T2)。ステップT3で、次相
手先の入力がないと、CPU15は、画像縮小・分割禁
止相手先登録モード処理を終了する。
【0053】ファクシミリ装置1は、上記画像縮小・分
割禁止相手先がパラメータメモリ9に登録された状態
で、着信があると、受信画像データのサイズ及び相手先
がパラメータメモリ9に画像縮小・分割禁止相手先とし
て登録された相手先であるかに応じて、受信画像の縮小
・分割を受信画像データの縮小処理あるいは分割処理を
行うか否かを判別して、記録処理を行う。
【0054】すなわち、図5に示すように、受信側であ
るファクシミリ装置1(Rx)は、送信側ファクシミリ
装置(Tx)から着呼があると、CED信号(被呼端末
識別信号)を送信した後、NSF信号(非標準機能識別
信号)、CSI信号(被呼端末識別信号)及びDIS信
号(デジタル識別信号)を送出し、送信側ファクシミリ
装置からNSS信号(非標準機能設定信号)、TSI信
号(送信端末識別信号)及びDCS信号(ディジタル命
令信号)が送信されてきた後、TCF信号(トレーニン
グチェック)を行って、トレーニングチェックを適切に
完了すると、CFR信号(受信準備確認信号)を送出す
る。送信側ファクシミリ装置は、このCFR信号に応じ
て、画像データを送信し(PIX)、最終ページまで画
像データを送信すると、EOP信号(手順終了信号)を
送出する。
【0055】受信側であるファクシミリ装置1は、画像
データを適切に受信すると、MCF信号(メッセージ確
認信号)を送信側ファクシミリ装置に送出し、送信側フ
ァクシミリ装置は、MCF信号を受信すると、DCN信
号(切断命令信号)を受信側ファクシミリ装置1に送出
して、回線を切断する。ファクシミリ装置1は、DCN
信号を受信すると、回線を切断して、受信処理を終了す
る。
【0056】そして、ファクシミリ装置1は、送信側フ
ァクシミリ装置から送信されてくるTSI信号から送信
側ファクシミリ装置の電話番号等の相手先情報を取得
し、この取得した相手先情報がパラメータメモリ9に画
像縮小・分割禁止相手先として登録されているか否かに
より、受信画像の縮小・分割を受信画像データの縮小処
理あるいは分割処理を行うか否かを判別して、記録処理
を行う。
【0057】すなわち、ファクシミリ装置1は、着信
時、CPU15が、図6に示すように、TSI信号から
取得した相手先情報がパラメータメモリ9に登録されて
いる画像縮小・分割禁止相手先と一致するか相手先比較
部6に比較処理させて当該相手先が特定相手先かチェッ
クし(ステップS1)、TSI信号から取得した相手先
情報がパラメータメモリ9に登録されており、特定相手
先であるときには、等倍出力フラグをオンにセットして
(ステップS2)、画像データの受信を開始する(ステ
ップS3)。
【0058】また、ステップS1で、TSI信号から取
得した相手先情報がパラメータメモリ9に登録されてお
らず、特定相手先でないときには、CPU15は、等倍
出力フラグをオンにセットすることなく、画像データの
受信を開始する(ステップS3)。
【0059】画像データの受信を開始すると、CPU1
5は、受信を完了したかチェックし(ステップS4)、
受信が完了していないときには、画像データの受信を継
続して(ステップS3)、ステップS4で、画像データ
の受信を完了すると、記録紙を選択した後(ステップS
5)、受信画像データのライン数が当該記録紙サイズの
等倍ラインをオーバーしたかをパラメータメモリ9の画
像縮小・分割判断テーブルを参照して判別する(ステッ
プS6)。
【0060】ステップS6で、等倍ラインをオーバーし
ていないときには、CPU15は、受信画像データを、
符号化・復号化部14に復号化させた後、縮小処理や分
割処理を行うことなく、そのまま等倍でページメモリ8
に展開して、プロッタ4により記録紙に記録出力させる
(ステップS7)。
【0061】ステップS6で、受信画像データのライン
数が等倍ラインをオーバーしていると、CPU15は、
等倍出力フラグがオンかどうかチェックし(ステップS
8)、等倍出力フラグがオンのときには、受信画像デー
タを、符号化・復号化部14に復号化させた後、縮小処
理や分割処理を行うことなく、そのまま等倍でページメ
モリ8に展開して、超過した画像データを切り捨て(ス
テップS9)、ページメモリ8に展開した分の画像デー
タによりプロッタ4で画像を記録紙に記録出力させる
(ステップS7)。なお、この場合、切り捨てる画像デ
ータは、ページメモリ8に展開しきれなかった最後の方
のラインに限るものではなく、受信画像データの最初の
方のラインであってもよい。
【0062】そして、ステップS8で、等倍出力フラグ
がオフのときには、CPU15は、受信画像データのラ
イン数に基づいて、パラメータメモリ9の画像縮小・分
割判断テーブルを参照して、縮小処理か分割処理かを判
別する(ステップS10、S11)。
【0063】受信画像データのライン数が等倍ライン数
を超え分割縮小ライン数以下のときには、CPU15
は、縮小であると判断して、符号化・復号化部14に復
号化させた後、受信画像データのライン間引きを行っ
て、縮小処理した画像データをページメモリ8に展開
し、プロッタ4により記録紙に記録出力させる(ステッ
プS12)。
【0064】受信画像データのライン数が分割縮小ライ
ン数を超えているときには、CPU15は、分割である
と判断して、符号化・復号化部14に復号化させた後、
受信画像データを分割して、分割処理した画像データを
ページメモリ8に展開し、プロッタ4により2枚以上の
記録紙に分割して記録出力させる(ステップS13)。
【0065】このように、本実施の形態によれば、受信
画像の分割処理及び縮小処理を拒否する相手先を予めパ
ラメータメモリ9に登録し、受信画像の相手先が当該登
録された相手先であると、受信画像を等倍で記録出力し
て、記録領域を超える画像を切り捨てる。したがって、
特殊な定型フォーマットの画像の不必要な画像を記録す
るために画像の分割や縮小を行って記録品質が劣化する
ことを防止することができるとともに、記録紙の無駄づ
かいを防止することができ、画像品質を良好ものとする
ことができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を
向上させることができる。
【0066】なお、上記第2の実施の形態においては、
相手先が特定相手か否かに応じて、予め登録されている
記録紙サイズの記録紙に受信画像を等倍で記録する場合
に適用しているが、特定相手からの受信画像を等倍で記
録する場合に限るものではなく、一般的に、受信画像を
記録紙を選択して記録する場合に、同様に適用すること
ができる。
【0067】図7〜図9は、本発明のファクシミリ装置
の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、
相手先毎に予め登録した記録紙サイズの記録紙に等倍で
記録出力するもので、請求項2及び請求項4に対応する
ものである。
【0068】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態のファクシミリ装置と同様のファクシミリ装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて、以
下説明する。
【0069】本実施の形態のファクシミリ装置1は、そ
のパラメータメモリ(記録紙サイズ記憶手段)9に、画
像縮小・分割禁止相手先登録領域を有し、当該画像縮小
・分割禁止相手先登録領域には、図7に示すように、受
信画像データを縮小及び分割することなく、等倍で記録
出力させる相手先情報(相手先電話番号や相手先名称
等)と当該相手先からの受信画像データを記録する記録
紙サイズが登録される。この画像縮小・分割禁止相手先
情報及び記録紙サイズは、操作表示部7のキー操作によ
り登録操作され、CPU15の制御下で、パラメータメ
モリ9の画像縮小・分割禁止相手先登録領域に登録され
るとともに、画像縮小・分割禁止相手先登録領域の最後
の相手先情報の後には、ストップコードが設定されてい
る。
【0070】すなわち、ファクシミリ装置1のオペレー
タは、図8に示すように、操作表示部7のキー操作によ
り、画像縮小・分割禁止相手先登録モードに設定して、
画像縮小・分割処理を禁止する相手先の電話番号や名称
等の相手先情報と当該相手先からの受信画像データを記
録する記録紙サイズを操作表示部7のキー操作により入
力する。
【0071】CPU15は、画像縮小・分割禁止相手先
登録モードに設定されると、相手先登録モードに入り、
キー操作に応じて、入力操作された相手先の電話番号や
名称等の相手先情報をパラメータメモリ9の画像縮小・
分割禁止相手先登録領域の相手先欄に順次登録する(ス
テップT11)。CPU15は、キー入力が終了すると
(ステップT12)、記録紙サイズのサイズ選択が行わ
れるのを待って、記録紙サイズの選択が行われると、当
該選択された記録紙サイズを当該相手先の指定サイズ欄
に登録する(ステップT13)。CPU15は、記録紙
サイズの選択操作が完了すると(ステップT14)、次
相手先の入力があるかチェックし(ステップT15)、
次相手先の入力があると、同様に当該入力される相手先
情報及び記録紙サイズを画像縮小・分割禁止相手先登録
領域の相手先欄及び指定サイズ欄に登録する(ステップ
T11〜T14)。入力が終了して、ステップT15
で、次相手先の入力がないと、CPU15は、画像縮小
・分割禁止相手先登録モード処理を終了する。
【0072】ファクシミリ装置1は、上記画像縮小・分
割禁止相手先及び記録紙サイズがパラメータメモリ9に
登録された状態で、着信があると、受信画像データのサ
イズ及び相手先がパラメータメモリ9に画像縮小・分割
禁止相手先として登録された相手先であるかに応じて、
受信画像の縮小・分割を受信画像データの縮小処理ある
いは分割処理を行うか否かを判別して、記録処理を行
う。
【0073】すなわち、ファクシミリ装置1は、着信
時、CPU15が、図9に示すように、TSI信号から
取得した相手先情報がパラメータメモリ9に登録されて
いる画像縮小・分割禁止相手先と一致するか相手先比較
部6に比較処理させて当該相手先が特定相手先かチェッ
クし(ステップS21)、TSI信号から取得した相手
先情報がパラメータメモリ9に登録されており、特定相
手先であるときには、固定サイズ出力フラグをオンにセ
ットして(ステップS22)、パラメータメモリ9の相
手先に対応して登録されている記録紙サイズを登録記録
紙としてRAM17に記憶し(ステップS23)、画像
データの受信を開始する(ステップS24)。
【0074】また、ステップS21で、TSI信号から
取得した相手先情報がパラメータメモリ9に登録されて
おらず、特定相手先でないときには、CPU15は、固
定サイズ出力フラグをオンにセットすることなく、画像
データの受信を開始する(ステップS24)。
【0075】画像データの受信を開始すると、CPU1
5は、受信を完了したかチェックし(ステップS2
5)、受信が完了していないときには、画像データの受
信を継続して(ステップS24)、ステップS25で、
画像データの受信を完了すると、固定サイズ出力フラグ
がオンかチェックする(ステップS26)。
【0076】ステップS26で、固定サイズ出力フラグ
がオンのときには、CPU15は、記録に使用する記録
紙サイズとして、ステップS23で設定した登録記録紙
サイズを設定し(ステップS27)、ステップS26
で、固定サイズ出力フラグがオフのときには、記録に使
用する記録紙を選択する(ステップS28)。
【0077】記録に使用する記録紙の選択、設定が完了
すると、CPU15は、受信画像データのライン数が当
該記録紙サイズの等倍ラインをオーバーしたかをパラメ
ータメモリ9の画像縮小・分割判断テーブルを参照して
判別する(ステップS29)。
【0078】ステップS29で、等倍ラインをオーバー
していないときには、CPU15は、受信画像データ
を、符号化・復号化部14に復号化させた後、縮小処理
や分割処理を行うことなく、そのまま等倍でページメモ
リ8に展開して、ページメモリ8に展開した画像データ
によりプロッタ4で受信画像を記録紙に記録出力させる
(ステップS30)。
【0079】ステップS29で、受信画像データのライ
ン数が等倍ラインをオーバーしていると、CPU15
は、固定サイズ出力フラグがオンかどうかチェックし
(ステップS31)、固定サイズ出力フラグがオンのと
きには、受信画像データを、符号化・復号化部14に復
号化させた後、縮小処理や分割処理を行うことなく、そ
のまま等倍でページメモリ8に展開して、ページメモリ
8の領域を超えた画像データを切り捨て(ステップS3
2)、プロッタ4により記録紙に記録出力させる(ステ
ップS30)。なお、この場合、切り捨てる画像データ
は、ページメモリ8に展開しきれなかった最後の方のラ
インに限るものではなく、受信画像データの最初の方の
ラインであってもよい。
【0080】そして、ステップS31で、固定サイズ出
力フラグがオフのときには、CPU15は、受信画像デ
ータのライン数に基づいて、パラメータメモリ9の画像
縮小・分割判断テーブルを参照して、縮小処理か分割処
理かを判別する(ステップS33、S34)。
【0081】受信画像データのライン数が等倍ライン数
を超え分割縮小ライン数以下のときには、CPU15
は、縮小であると判断して、符号化・復号化部14に復
号化させた後、受信画像データのライン間引きを行っ
て、縮小処理した画像データをページメモリ8に展開
し、プロッタ4により記録紙に縮小した受信画像を記録
出力させる(ステップS35)。
【0082】受信画像データのライン数が分割縮小ライ
ン数を超えているときには、CPU15は、分割である
と判断して、符号化・復号化部14に復号化させた後、
受信画像データを分割して、分割処理した画像データを
ページメモリ8に展開し、プロッタ4により2枚以上の
記録紙に受信画像を分割して記録出力させる(ステップ
S36)。
【0083】このように、本実施の形態によれば、着信
時、相手先が、予め受信画像の分割処理及び縮小処理を
拒否するとともに、当該相手先からの受信画像を記録す
る記録紙サイズの登録されている相手先であると、受信
画像の画像サイズに関わらず、当該登録されている記録
紙サイズの記録紙に受信画像を等倍で記録出力する。し
たがって、特殊な定型フォーマットの画像の不必要な画
像を記録するために記録紙サイズの大きい記録紙に記録
出力され、小さいサイズの記録紙に複写し直したり、画
像品質が劣化することを防止することができ、画像品質
を良好なものとすることができるとともに、ファクシミ
リ装置1の利用性を向上させることができる。
【0084】図10は、本発明のファクシミリ装置の第
3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、相手
先が予め登録された相手先であると、受信画像への相手
先電話番号、相手先名称及び受信時刻等の付加情報の付
加・記録を省略するもので、請求項3及び請求項5に対
応するものである。
【0085】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態のファクシミリ装置と同様のファクシミリ装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態で用いた符号をそのまま用いて、以
下説明する。
【0086】ファクシミリ装置1は、着信時にTSI信
号から取得した相手先情報や当該相手先情報に対応して
パラメータメモリ9に予め登録されているその他の相手
先情報及び時計回路部10の計時する受信日時等を、受
信画像データの所定位置に付加情報として付加して受信
画像データとともに記録紙に記録出力する機能を有して
いる。
【0087】本実施の形態のファクシミリ装置1は、パ
ラメータメモリ(付加禁止相手先記憶手段)9に、特定
相手先登録領域を有し、当該特定相手先登録領域には、
図2に示したように、受信画像データに上記付加情報付
加することなく、記録出力させる相手先情報(相手先電
話番号や相手先名称等)が登録されている。
【0088】ファクシミリ装置1は、受信時、当該相手
先が特定相手先か否か応じて、付加情報を付加したり、
付加しなかったりしている。
【0089】すなわち、ファクシミリ装置1は、着信
時、CPU15が、図10に示すように、TSI信号か
ら取得した相手先情報がパラメータメモリ9の特定相手
先登録領域に登録されている特定相手先と一致するか相
手先比較部6に比較処理させて当該相手先が特定相手先
かチェックし(ステップP1)、TSI信号から取得し
た相手先情報がパラメータメモリ9に登録されており、
特定相手先であるときには、RAM17の付加情報フラ
グをオフにセットして(ステップP2)、画像データの
受信を開始する(ステップP3)。
【0090】また、ステップP1で、TSI信号から取
得した相手先情報がパラメータメモリ9に登録されてお
らず、特定相手先でないときには、CPU15は、付加
情報フラグをオンにセットして(ステップP4)、画像
データの受信を開始する(ステップP3)。
【0091】画像データの受信を開始すると、CPU1
5は、受信を完了したかチェックし(ステップP5)、
受信が完了していないときには、画像データの受信を継
続して(ステップP3)、ステップP5で、画像データ
の受信を完了すると、付加情報フラグがオンかチェック
する(ステップP6)。
【0092】ステップP6で、付加情報フラグがオンの
ときには、CPU15は、付加情報の受信画像データへ
の加工処理を行い(ステップP7)、付加情報を付加し
た受信画像データをプロッタ4で記録紙に記録出力する
(ステップP7)。すなわち、CPU15は、受信画像
データを符号化・復号化部14で復号化した後、ページ
メモリ8に展開し、ページメモリ8に展開した受信画像
データの所定位置、例えば、先頭行に、付加情報を付加
する。CPU15は、当該付加情報の付加した受信画像
データをページメモリ8から読み出してプロッタ4に転
送し、プロッタ4で記録紙に付加情報の付加した受信画
像を記録させる。
【0093】ステップP6で、付加情報フラグがオフの
ときには、CPU15は、受信画像データをページメモ
リ8に展開し、付加情報を付加することなく、そのまま
プロッタ4に転送して、プロッタ4で、付加情報の付加
しない受信画像を記録させる。
【0094】このように、着信時、相手先が、相手先名
称及び受信年月日等の付加情報の受信画像への付加を禁
止する相手先として登録されている相手先であると、受
信画像への付加情報の付加処理を禁止し、当該付加情報
の付加されていない受信画像を記録紙に記録出力する。
したがって、特殊な定型フォーマットの受信画像に付加
情報が付加されることにより、受信側にとって邪魔な画
像である付加情報が受信画像とともに記録された記録紙
を特定目的に使用することができなくなることを防止し
て、付加情報の付加を禁止する操作を行った後、相手先
に再送信を依頼したり、付加情報部分を切り取って複写
する等の手間を省くことができるとともに、画像品質が
劣化することを防止することができ、画像品質を良好も
のとすることができるとともに、ファクシミリ装置1の
利用性を向上させることができる。
【0095】なお、上記第3の実施の形態においては、
付加情報を受信画像データに付加するか否かのみの処理
を行っているが、上記第1の実施の形態の特定相手先か
否かに応じた受信画像データの縮小、分解処理を行うか
否かの画像処理や第2の実施の形態の特定相手先か否か
に応じた記録紙サイズの指定処理を、特定相手先か否か
に応じて付加情報を受信画像データに付加するか否かの
処理を同時に行ってもよい。
【0096】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、受信画像の分割処理及び縮小処理を拒否する
相手先を予め登録し、受信画像が当該登録された相手先
からの画像であると、受信画像を等倍で記録出力して、
記録領域を超える画像を切り捨てるので、特殊な定型フ
ォーマットの画像の不必要な画像を記録するために画像
の分割や縮小を行って記録品質が劣化することを防止す
ることができるとともに、記録紙の無駄づかいを防止す
ることができ、画像品質を良好ものとすることができる
とともに、ファクシミリ装置の利用性を向上させること
ができる。
【0098】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、着信時、相手先が、予め受信画像の分割処理及
び縮小処理を拒否するとともに、当該相手先からの受信
画像を記録する記録紙サイズの登録されている相手先で
あると、受信画像の画像サイズに関わらず、当該登録さ
れている記録紙サイズの記録紙に受信画像を等倍で記録
出力するので、特殊な定型フォーマットの画像の不必要
な画像を記録するために記録紙サイズの大きい記録紙に
記録出力され、小さいサイズの記録紙に複写し直した
り、画像品質が劣化することを防止することができ、画
像品質を良好なものとすることができるとともに、ファ
クシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0099】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、着信時、相手先が、予め受信画像の分割処理及
び縮小処理を拒否するとともに、相手先名称及び受信年
月日等の付加情報の受信画像への付加を禁止する相手先
として登録されている相手先であると、受信画像への付
加情報の付加処理を禁止し、当該付加情報の付加されて
いない受信画像を等倍で記録紙に記録出力するので、特
殊な定型フォーマットの受信画像に付加情報が付加され
たり、縮小あるいは分割記録されることにより、受信側
にとって邪魔な画像である付加情報が受信画像とともに
記録された記録紙を特定目的に使用することができなく
なることを防止して、付加情報の付加を禁止する操作を
行った後、相手先に再送信を依頼したり、付加情報部分
を切り取って複写する等の手間を省くことができるとと
もに、画像品質が劣化することを防止することができ、
画像品質を良好ものとすることができるとともに、ファ
クシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0100】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、着信時、相手先が、予め当該相手先からの受信
画像を記録する記録紙サイズの登録されている相手先で
あると、受信画像の画像サイズに関わらず、当該登録さ
れている記録紙サイズの記録紙に受信画像を記録出力す
るので、特殊な定型フォーマットの画像の不必要な画像
を記録するために記録紙サイズの大きい記録紙に記録出
力され、小さいサイズの記録紙に複写し直したり、画像
品質が劣化することを防止することができ、画像品質を
良好なものとすることができるとともに、ファクシミリ
装置の利用性を向上させることができる。
【0101】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、着信時、相手先が、相手先名称及び受信年月日
等の付加情報の受信画像への付加を禁止する相手先とし
て登録されている相手先であると、受信画像への付加情
報の付加処理を禁止し、当該付加情報の付加されていな
い受信画像を記録紙に記録出力するので、特殊な定型フ
ォーマットの受信画像に付加情報が付加されて、受信側
にとって邪魔な画像である付加情報が受信画像とともに
記録された記録紙を特定目的に使用することができなく
なることを防止して、付加情報の付加を禁止する操作を
行った後、相手先に再送信を依頼したり、付加情報部分
を切り取って複写する等の手間を省くことができるとと
もに、画像品質が劣化することを防止することができ、
画像品質を良好なものとすることができるとともに、フ
ァクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置のパラメータメモリの
画像縮小・分割禁止相手先登録領域の画像縮小・分割禁
止相手先の登録状態を示す図。
【図3】図1のファクシミリ装置のパラメータメモリの
画像縮小・分割判断テーブルの一例を示す図。
【図4】図1のファクシミリ装置による画像縮小・分割
禁止相手先登録処理を示すフローチャート。
【図5】ファクシミリの通信制御手順を示す図。
【図6】図1のファクシミリ装置による画像縮小・分割
禁止処理を示すフローチャート。
【図7】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置のパラメータメモリの画像
縮小・分割禁止相手先登録領域の画像縮小・分割禁止相
手先及び記録紙サイズの登録状態を示す図。
【図8】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による画像縮小・分割禁止
相手先及び記録紙サイズ登録処理を示すフローチャー
ト。
【図9】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による画像縮小・分割禁止
及び記録紙サイズ設定処理を示すフローチャート。
【図10】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形
態を適用したファクシミリ装置による付加情報付加制御
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 原稿センサ 4 プロッタ 5 用紙センサ 6 相手先比較部 7 操作表示部 8 ページメモリ 9 パラメータメモリ 10 時計回路部 11 通信制御部 12 モデム 13 網制御部 14 符号化・復号化部 15 CPU 16 ROM 17 RAM 18 キャラクタジェネレータ 19 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信画像を記録手段により所定サイズの記
    録紙に記録出力するに際して、前記受信画像のサイズが
    前記記録紙サイズに記録可能なサイズを超えていると、
    前記受信画像のサイズに応じて、画像処理手段により前
    記受信画像の縮小処理あるいは分割処理を施して、前記
    記録手段により前記記録紙に記録出力させるファクシミ
    リ装置において、前記縮小・分割処理を禁止する特定の
    相手先の電話番号等の相手先情報を記憶する相手先記憶
    手段と、着信時、相手先の電話番号等の相手先情報を取
    得する相手先情報取得手段と、前記相手先情報取得手段
    の取得した前記相手先情報が前記相手先記憶手段に登録
    されていると、前記受信画像の画像サイズに関わらず、
    前記縮小処理及び前記分割処理を禁止して、前記記録手
    段により前記受信画像を等倍で前記記録紙に記録出力さ
    せる制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】前記相手先記憶手段は、前記相手先情報と
    ともに当該相手先からの前記受信画像を記憶する記録紙
    サイズをも設定登録可能であり、前記制御手段は、着信
    時、前記相手先情報取得手段の取得した前記相手先情報
    が、前記相手先記憶手段に前記記録紙サイズの設定され
    た相手先として登録されていると、前記受信画像の画像
    サイズに関わらず、前記記録手段により当該登録されて
    いる記録紙サイズの前記記録紙に前記受信画像を等倍で
    記録出力させることを特徴とする請求項1記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、相手先電話番
    号、相手先名称及び受信年月日等の付加情報を前記受信
    画像に付加する付加手段を、さらに備え、前記相手先記
    憶手段は、前記相手先情報とともに前記付加情報の前記
    受信画像への付加を禁止する付加情報付加禁止情報をも
    設定登録可能であり、前記制御手段は、着信時、前記相
    手先情報取得手段の取得した前記相手先情報が前記相手
    先記憶手段に前記付加情報付加禁止情報の設定された相
    手先として登録されていると、前記付加手段による前記
    受信画像への前記付加情報の付加処理を禁止し、前記記
    録手段により当該付加情報の付加されていない前記受信
    画像を等倍で前記記録紙に記録出力させることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】受信画像を記録手段により所定サイズの記
    録紙に記録出力するに際して、前記受信画像のサイズに
    応じた前記記録紙サイズを選択して、当該選択した記録
    紙に前記記録手段により記録出力させるファクシミリ装
    置において、相手先毎に当該相手先からの前記受信画像
    を記録する記録紙サイズを記憶する記録紙サイズ記憶手
    段と、着信時、相手先の電話番号等の相手先情報を取得
    する相手先情報取得手段と、前記相手先情報取得手段の
    取得した前記相手先情報が前記記録紙サイズ記憶手段に
    登録されていると、前記受信画像の画像サイズに関わら
    ず、前記記録紙サイズ記憶手段に登録されている前記記
    録紙サイズの前記記録紙に前記受信画像を前記記録手段
    に記録出力させる制御手段と、を備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】受信画像データを記録手段により記録紙に
    記録出力するに際して、前記受信画像に相手先電話番
    号、相手先名称及び受信年月日等の付加情報を付加手段
    により付加して、当該付加情報の付加された前記受信画
    像を前記記録手段により前記記録紙に記録出力するファ
    クシミリ装置において、前記付加情報の付加を禁止する
    相手先の電話番号等の相手先情報を記憶する付加禁止相
    手先記憶手段と、着信時、相手先の電話番号等の相手先
    情報を取得する相手先情報取得手段と、着信時、前記相
    手先情報取得手段の取得した前記相手先情報が前記付加
    禁止相手先記憶手段に登録されていると、前記付加手段
    による前記受信画像への前記付加情報の付加処理を禁止
    し、当該付加情報の付加されていない前記受信画像を前
    記記録手段により前記記録紙に記録出力させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011113374A1 (zh) * 2010-03-18 2011-09-22 深圳市光峰光电技术有限公司 显示方法及显示装置
CN106444242A (zh) * 2015-08-04 2017-02-22 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 投影系统

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