JPH07115120B2 - 抜き枠鋳型製造方法および装置 - Google Patents

抜き枠鋳型製造方法および装置

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JPH07115120B2
JPH07115120B2 JP61035389A JP3538986A JPH07115120B2 JP H07115120 B2 JPH07115120 B2 JP H07115120B2 JP 61035389 A JP61035389 A JP 61035389A JP 3538986 A JP3538986 A JP 3538986A JP H07115120 B2 JPH07115120 B2 JP H07115120B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
    • B22C15/28Compacting by different means acting simultaneously or successively, e.g. preliminary blowing and finally pressing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明が属する技術分野〕 本発明は、鋳造技術の改良に関し、詳言すれば、背の高
い鋳型体または、例えば、冷却リブを備えた電動機ハウ
ジング用のごとき密接配置の鋳型リブにより湿った鋳物
砂からなる2つの半体から作られる抜き枠鋳型のような
鋳型製造方法および装置に関するものである。
より具体的には、本発明は、内部に模型半体が位置付け
られかつ閉鎖可能な鋳型キャビティを画成し、かつ該キ
ャビティと連通する空気流入および排出用のオリフィス
を各々が複数個備えた型枠と、中空模型定盤支持体に取
り付けられかつ前記模型半体を保持する模型定盤と、該
模型定盤に対向して付属のアクチュエータにより移動可
能に配置されかつ鋳物砂流入用のバルブを備えた中空加
圧プラテンとを有する真空造形機によって湿った鋳物砂
から砂型を製造する抜き枠鋳型製造方法および装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
このような鋳型の製造においては、砂がまず真空吹き付
けにより造型キヤビテイに導入され、空気作用による衝
撃原理によつて圧縮され、次いで機械的に加圧される一
方、同時に空気が砂から吸い出される。
このような鋳型製造方法はドイツ連邦共和国特許第2,84
4,464号において以前に提案されている。しかしなが
ら、この特許において提案された機械は抜き枠を有する
鋳型半体を製造するためにのみに設計されたので、この
ような機械の合理的な使用はこれらによつて製造される
鋳型半体を処理するための鋳型搬送および鋳型組み立て
設備を具備した1対の機械によつてのみ可能であつた。
ドイツ連邦共和国特許第3,304,148号はその2つの側部
に模型(パターン)の2つの半体を備えた鋳型製造装置
を有する単一抜き枠造型機において上方および下方鋳型
半体の製造を可能にする方法を提案した。この造型機は
真空または圧縮空気の作用を個別に受けることができる
2つの室に垂直仕切り板によつて分割される模型定盤支
持体を有している。
〔発明が解決すべき課題〕
しかしながら、この方法は空気作用の衝撃による圧縮用
には設計されていない。空気作用の衝撃による圧縮にお
いて砂のない空間が閉止吹き付け格子または加圧プラテ
ン(それを通して圧縮空気が入れられる)と圧縮された
鋳型の頂部表面との間に存在する。
このような場合に鋳型の背部の外形は一般に模型に隣接
した鋳型の側部に整合する。抜き枠を備えた鋳型に関し
ては、このような整合は、かかる鋳型の製造については
充填枠が規定通りに使用されかつそれが除去された後鋳
型の頂部表面が抜き枠の縁部と同じ高さになるまで除か
れるため重要ではない。
抜き枠鋳型の場合には状況が異なる。この場合に、実質
的に有利な要因は鋳型構成要素の高さを真空造型機上の
1または複数の吹き付けヘツドを所定のプログラムに従
って高さ調整することにより鋳型のそれぞれの高さに適
合させることが可能であり、その結果実質的に砂が節約
される。しかしながら、このような方法により考え得る
模型の頂部表面を覆う薄い砂の部分は、パレツトに載置
される際にその自重による局部的応力の作用により、鋳
型が変形されるかまたは開いて壊れ易いものであり、こ
のような事態を防止するために、鋳型を形成する模型の
頂部表面は極めて平らな形状にする必要がある。このよ
うな必要性は、下方からの吹き付けまたは圧縮格子を備
えた装置により解決されるものであるが、このような装
置により製造された鋳型部品において、かかる正確に平
らな頂部表面形状が常に得られるとは限らない。
本発明の目的は、抜き枠鋳型を該鋳型を形成する模型の
頂部表面が極めて平面的なまたは平らな形状をもつて安
価に作られる一方、所望の鋳型強度を同時に確実に保証
しながら製造するための方法および装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段および作用〕
この目的は本発明によると、前記各オリフィスを介して
キャビティ内を抜気して急激に真空状態を創成し、かつ
同時に一定量の鋳物砂を前記バルブを介して該キャビテ
ィ内に吸入する工程と、 前記バルブを閉鎖して中空加圧プラテンの表面を平坦に
する工程と、 キャビティ内の鋳物砂に前記中空加圧プラテンのオリフ
ィスを介して短時間圧縮空気を衝撃的に吹き付ける工程
と、 前記模型定盤のオリフィスを介してキャビティ内を抜気
して該鋳物砂を急激に緊縮する工程と、 前記バルブを開放すると共にキャビティ内を再度抜気し
て中空加圧プラテンと模型半体の頂部表面との間に、前
記吹き付け工程および緊縮工程とによって発生した間隙
に鋳物砂を充填する工程と、 前記バルブを再度閉鎖し、前記鋳物砂から空気を吸引し
ながら中空加圧プラテンを付属のアクチュエータにより
前記模型定盤に向けて移動することにより鋳物砂を加圧
することにより達成される。
本発明の好適な特徴によれば、前記圧縮空気の衝撃的な
吹き付け工程は、前記中空加圧プラテンのキャビティを
画成している面に穿設された空気流入および排出用のオ
リフィスを通って鋳型を形成する模型半体の頂部表面に
向けて行われ、次いで、抜気により鋳物砂を急激に緊縮
する工程が、前記模型半体およびその近傍の空間に開口
する。前記模型定盤のオリフィスを通して行われる。ま
た、前記圧縮空気の衝撃的な吹き付け工程は、前記模型
半体の側壁に向けて前記型枠に穿設されたオリフィスを
通して行われる。
鋳型の上下半体を同時に製造するため、前記鋳物砂が下
方鋳型キヤビテイ内より低い真空度において上方鋳型キ
ヤビテイに流入される。
本発明によればこの方法に使用の装置は、中空模型定盤
支持体の内側に配設された垂直仕切り壁が、前記2枚の
模型定盤と共に中央空気室を画成していると同時に該空
気室の両側に該支持体内側面と共に互いに独立した圧力
室を画成しており、前記各オリフィスが、砂の侵入を阻
止するような砂フイルタを備えており、前記バルブが、
少なくとも下方の中空加圧プラテンに設けられておりか
つ開放時には該プラテンのキャビティ側表面から僅かに
突出し、閉鎖時には該表面と面一となる直径スロツトを
備えたローラ状回転バルブ部材であることにより達成さ
れる。
本発明のさらに他の好適な特徴によれば、前記型枠が、
2重壁で構成される空気室を有しており、バルブ制御装
置が、前記空気室内に真空または圧力を選択的に発生す
るために外部に設けられ、前記空気室がオリフィスを介
して鋳型キヤビティと連通している。
本発明のさらに他の好適な特徴によれば、前記模型定盤
支持体内の空間を複数の室に分割する少なくとも1つの
水平仕切り板と、上方模型定盤と関連する少なくとも1
つの室を下方模型定盤と関連する少なくとも1つの室と
異なる圧力に置くための手段とからなる。
空気による衝撃圧縮により製造されるような模型の面上
の鋳型の硬さはある程度は模型への圧縮空気の吹き付け
流れの方向に依存するので中空加圧プラテンおよび型枠
の特別な設計により言及される本発明の特徴は圧縮作業
中発生される下方および側部での圧力を制御するのに主
として役立つ。流れの方向の系統的制御は模型のリブ間
に空間を含んでいる端部に置かれた電動機ハウジングの
ごとき背の高い模型の場合においても同様に十分な圧縮
を可能にする。さらに、鋳型内に鋳造中他の方法では発
生する鋳型の鬆入りおよび変形の微候を回避することが
できる。
上方鋳型キヤビティ内の充填に際し吹き付け作業は砂に
作用する重力によつて促進される。したがつてこの場合
に吹き付け作業は言及されたような上方鋳型キヤビテイ
内の下方キャビティより低い圧力の使用を可能とする。
これは下方鋳型キヤビテイについての場合より吸い込み
空間と上方鋳型キヤビテイ間の空気オリフィスのより小
さい全体断面積を有することによつて可能となる(この
点については後述される図面を参照)。
この作用または模型定盤支持体内の上述されたような1
以上の室への分割によつてまたは相対的に配置された気
密頂部表面を備えた2つの模型定盤支持体の使用によつ
て発生されることもできる。
〔実施例〕
以下に本発明の1実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。この図面は空気の吸引作用による衝撃で作動する真
空造型機の主として下方鋳型半体の鋳型部分を示す。該
鋳型部分の中央区域は中空模型定盤支持体1で仕切られ
ており、該中空模型定盤支持体1は垂直仕切り壁2によ
つて中央空気室3およびこれの周部を囲む外方空気室4
を画成している。中央空気室3の上方および下方壁は、
それに取り付けられたそれぞれの模型半体6および6′
を有する上方および下方模型定盤5および5′を形成す
る。中央空気室3および外方空気室4はそれらの個々の
空気導管7および8を介してかつバルブ制御装置(図示
せず)を介して真空下にかつ圧縮空気を使用する圧力下
に中央および外方空気室3,4を置くための手段と協働し
て又は別々に接続されることができる。このバルブ装置
はさらに中央空気室3および外方空気室4を異なる圧力
下に置くことができる。
空気流入または排出用オリフィス9は砂の通過を阻止す
るために、砂フイルタ、フイルタノイズまたは部片もし
くはフイルタ箔等が被覆、鋳込みまたは挿入されてお
り、かつ該オリフィスを介して、中央空気室3および外
方空気室4の各々はさらに上方および下方型枠10および
10′の内部と接続される。この内部空間は中空加圧プラ
テン14,14′と、前述中央空気室3を垂直仕切り壁2と
共に画成している該プラテンに対向しかつ互いに平行に
離間して配置された模型定盤5,5′によりそれぞれ囲ま
れ、かつそれらプラテンと共に所謂鋳型キヤビテイ13,1
3′を適切に上方および下方において画成している。
図示した場合において上方および下方型枠10および10′
は空気オリフィス9および9′を介して鋳型キヤビテイ
13,13′と接続される空気室11および11′を画成するよ
うに2重壁で作られ、そしてさらに空気導管12,12′を
介して開閉バルブを備えた制御装置(図示せず)と接続
される。さらに、中空加圧プラテン14′の内部空間は空
気導管16,16′を介して開閉バルブを備えた別の制御装
置(図示せず)と接続される空気室15,15′を構成しか
つ空気流入および抜気用オリフィス9′を介して鋳型キ
ヤビテイ13′と接続される。
とりわけ下方の加圧プラテン14′には、好ましくはその
中央位置にバルブが埋設され、かつその構成は水平軸の
まわりに回転するローラ状バルブ部材17を形成してい
る。このローラ状バルブ部材17は中央部分に喉部を備え
た貫通孔によって形成された直径スロツト18を有する。
図示位置においてこの直径スロツト18は鋳型キヤビテイ
13′をサンドホツパ20の細長い漏斗状部分の先端と接続
しかつ前記した喉部の作用により鋳型キヤビテイ13′の
ほぼ全域にわたつて鋳物砂を吹き付けることができる。
バルブ部材17の他の面はバルブがほぼ90度回転され閉止
位置にあるとき、加圧プラテン14′の加圧面の残部と面
一となるような平面部19を有している。加圧プラテン1
4′およびサンドホツパ20は1部分だけ示されている2
個のアクチユエータ21によつて垂直に動かされ得る。さ
らに、前記バルブの回動も別のアクチュエータ(不図
示)により行われる。
鋳型を製造するために真空造型機は最初に図示した位置
に設定される。この位置において真空造型機は第1回目
の真空下に置かれる。模型半体6,6′の形を考慮して鋳
型キヤビテイ13,13′は独立してまたは組み合わせて中
空加圧プラテン14,14′および上下型枠10,10′の中空模
型定盤支持体1内の一方または両方の室を通して所定の
プログラムに応じて作動するバルブ部材の制御下で、と
りわけ鋳型キヤビテイ13′を急激に抜気すると同時に砂
で充填する。
その後バルブ部材17は閉止位置に回転され、中空加圧プ
ラテン14′の表面は平坦となる。
次いで中空加圧プラテン14′により空気が、再び模型半
体6′のジオメトリに沿って、鋳型キヤビテイ内に短時
間かつ衝撃的に吹き付けられる。このような空気は型枠
10′に穿設されたオリフィス9′から放出され、模型定
盤支持体1の中央空気室3内に空気オリフィス9′を通
って流入し、そして空気導管7から外部に放出される。
このとき、鋳型キヤビテイ13内の砂は圧縮されかつ砂の
ないギヤツプが鋳型を形成する模型半体6′の大きく張
り出した頂部表面と中空加圧プラテン14′との間に生じ
る。なぜならば、中空加圧プラテン14′のバルブ部材17
および空気オリフィス9′から噴出される空気により最
もこれら部材に近接した模型頂部表面は吹き晒されるか
らである。
更に、このギヤツプは、鋳型キャビティ13′を第2回目
の真空下に置くことにより、バルブ部材17を開放後砂で
充填される。これが生じるとき内部の空気は中空加圧プ
ラテン14′および下方型枠10′に穿設された空気オリフ
ィス9′を介しそれぞれ接続された空気導管16,16′お
よび12′から急激に抜気される。この結果として流入し
た砂は、加圧プラテン14′の対向する下方模型定盤5′
へ向けたアクチュエータ21による機械的加圧移動により
圧縮可能となり、バルブ部材17は鋳型を形成する模型の
平らな頂部表面がキャビティ内部に埋没した後に回動さ
れ閉止される。
中空加圧プラテン14′による加圧作業中、空気は押し固
められた砂型から同時に吸引され、従って注湯時におけ
る鋳型の弾性ひずみが回避され煙霧の放出も回避され
る。鋳型両半体は公知の方法において、好ましくは圧縮
空気の支持作用により下降され、そして鋳造ラインに備
えられた鋳型がパレツト上に置かれ注湯を待つこととな
る。
図示された本発明の実施例において模型定盤支持体1の
中央空気室3および外方空気室4は水平方向に分割され
ていので模型定盤支持体1の下方および上方の鋳型キヤ
ビテイ13′,13は同程度の圧力または真空下に置かれて
いる。しかし、上方ビティ13内における模型半体6への
鋳物砂の吹き付けはその重力が直接作用するので、多く
の場合、模型定盤支持体1の上方および下方の異なる圧
力および真空度が使用され、中空加圧プラテン14および
バルブ部材の設計および操作に就いてはこの点に考慮を
払う必要がある。このような場合に模型定盤支持体1の
中央空気室3および外方空気室4は水平仕切り板(図示
せず)によつて個々の独立した室に細分化される事が好
ましい。
〔発明の効果〕 叙上のごとく、本発明は、鋳型を形成する模型の頂部表
面が極めて平面的なまたは平らな形状を有するものから
造られる砂型であっても、特に2度にわたる真空吸引お
よび抜気、更に最後にプラテンによる機械的圧縮によ
り、注湯時における鋳型の弾性ひずみや煙霧の放出の無
い優れた抜き枠鋳型が容易に製造され、同時に大きな鋳
型強度を保証する。
【図面の簡単な説明】
図面は真空造型機の下方鋳型半体を示す断面図である。 〔図中の符号〕 1……模型定盤支持体、2……垂直仕切り板(壁)、3
……中央空気室、4……外方空気室、5,5′……模型定
盤、6,6′……模型半体、7,8……空気導管、9,9′……
空気および/または砂流入オリフィス、10,10′……型
枠、11,11′……空気室、12……空気導管、13,13′……
鋳型キヤビテイ、14,14′……中空加圧プラテン、15,1
5′……空気室、16……空気導管、17……バルブ部材、1
8……直径スロツト、19……平面部、20……サンドスト
ツパ、21……アクチユエータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に模型半体(6,6′)が位置付けられ
    かつ閉鎖可能な上方および下方の鋳型キャビティ(13,1
    3′)を画成し、かつ該キャビティと連通する空気流入
    および排出用のオリフィス(9,9′)を各々が複数個備
    えた上下に分離して配設された2つの型枠(10,10′)
    と、前記型枠を上方部分および下方部分に仕切っている
    中空模型定盤支持体(1)と、前記支持体に取り付けら
    れかつ中央空気室(3)を介して互いに平行に離間して
    前記模型半体を前記各鋳型キャビティ内に向けて保持す
    る上下2枚の模型定盤(5,5′)と、該模型定盤に対向
    して付属のアクチュエータ(21)により移動可能に配置
    されかつ鋳物砂流入用のバルブ(17)を備えた上下2つ
    の中空加圧プラテン(14,14′)とを備えた真空造形機
    により湿った鋳物砂から砂型を製造する抜き型鋳型製造
    方法において、 前記各オリフィスを介してキャビティ内を抜気して急激
    に真空状態を創成し、かつ同時に一定量の鋳物砂を前記
    バルブを介して該キャビティ内に吸入する工程と、 前記バルブを閉鎖して中空加圧プラテンの表面を平坦に
    する工程と、 キャビティ内の鋳物砂に前記中空加圧プラテンのオリフ
    ィスを介して短時間圧縮空気を衝撃的に吹き付ける工程
    と、 前記模型定盤のオリフィスを介してキャビティ内を抜気
    して該鋳物砂を急激に緊縮する工程と、 前記バルブを開放すると共にキャビティ内を再度抜気し
    て中空加圧プラテンと模型半体の頂部表面との間に、前
    記吹付け工程および緊縮工程とによって発生した間隙に
    鋳物砂を充填する工程と、 前記バルブを再度閉鎖し、前記鋳物砂から空気を吸引し
    ながら中空加圧プラテンを付属のアクチュエータにより
    前記模型定盤に向けて移動することにより鋳物砂を加圧
    する、上記各工程から成ることを特徴とする抜き枠鋳型
    製造方法。
  2. 【請求項2】前記圧縮空気の衝撃的な吹き付け工程が、
    前記中空加圧プラテン(14,14′)のキャビティを画成
    している面に穿設された空気流入および排出用のオリフ
    ィス(9,9′)を通って鋳型を形成する模型半体(6,
    6′)の頂部表面に向けて行われ、 次いで、抜気により鋳物砂を急激に緊縮する工程が、前
    記模型半体(6,6′)およびその近傍の空間に開口する
    前記模型定盤(5,5′)のオリフィスを通して行われる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の抜き枠
    鋳型製造方法。
  3. 【請求項3】前記圧縮空気の衝撃的な吹き付け工程が、
    前記模型半体(6,6′)の側壁に向けて前記型枠(10,1
    0′)に穿設されたオリフィス(9,9′)を通して行われ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の抜き
    枠鋳型製造方法。
  4. 【請求項4】鋳型の上下半体を同時に製造するため、前
    記鋳物砂が下方鋳型キヤビテイ(13′)内より低い真空
    度において上方鋳型キヤビテイ(13)に流入されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の抜き枠鋳型
    製造方法。
  5. 【請求項5】内部に模型半体(6,6′)が位置付けられ
    かつ閉鎖可能な上方および下方の鋳型キャビティ(13,1
    3′)を画成し、かつ該キャビティと連通する空気流入
    および排出用のオリフィス(9,9′)を各々が複数個備
    えた上下に分離して配設された2つの型枠(10,10′)
    と、前記型枠を上方部分および下方部分に仕切っている
    中空模型定盤支持体(1)と、前記支持体に取り付けら
    れかつ中央空気室(3)を介して互いに平行に離間して
    前記模型半体を前記各鋳型キャビティ内に向けて保持す
    る上下2枚の模型定盤(5,5′)と、該模型定盤に対向
    して付属のアクチュエータ(21)により移動可能に配置
    されかつ鋳物砂流入用のバルブ(17)を備えた上下2つ
    の中空加圧プラテン(14,14′)とを備えた真空造形機
    により湿った鋳物砂から砂型を製造する抜き枠鋳型製造
    装置において、 中空模型定盤支持体(1)の内側に配設された垂直仕切
    り壁(2)が、前記2枚の模型定盤(5,5′)と共に中
    央空気室(3)を画成していると同時に該空気室の両側
    に該支持体内側面と共に互いに独立した圧力室(4,
    4′)を画成しており、 前記各オリフィス(9,9′)が、砂の侵入を阻止するよ
    うな砂フイルタを備えており、 前記バルブが、少なくとも下方の中空加圧プラテン(1
    4′)に設けられておりかつ開放時には該プラテンのキ
    ャビティ側表面から僅かに突出し、閉鎖時には該表面と
    面一となる直径スロツト(18)を備えたローラ状回転バ
    ルブ部材であることを特徴とする抜き枠鋳型製造装置。
  6. 【請求項6】前記型枠(10,10′)が、2重壁で構成さ
    れる空気室(11,11′)を有しており、 バルブ制御装置が、前記空気室内に真空または圧力を選
    択的に発生するために外部に設けられ、 前記空気室がオリフィス(9,9′)を介して鋳型キヤビ
    テイ(13,13′)と連通していることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の抜き鋳型製造装置。
  7. 【請求項7】前記模型定盤支持体(1)内の空間を複数
    の室に分割する少なくとも1つの水平仕切り板と、上方
    模型定盤(5)と関連する少なくとも1つの室を下方模
    型定盤(5′)と関連する少なくとも1つの室と異なる
    圧力に置くための手段とからなることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の抜き枠鋳型製造装置。
JP61035389A 1985-03-01 1986-02-21 抜き枠鋳型製造方法および装置 Expired - Lifetime JPH07115120B2 (ja)

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DE3507179A DE3507179C1 (de) 1985-03-01 1985-03-01 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von kastenlosen Giessformen
DE3507179.6 1985-03-01

Publications (2)

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JPS61202746A JPS61202746A (ja) 1986-09-08
JPH07115120B2 true JPH07115120B2 (ja) 1995-12-13

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US (1) US4724888A (ja)
JP (1) JPH07115120B2 (ja)
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DE (1) DE3507179C1 (ja)
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