JP3092764B2 - 吹込み式鋳型造型方法 - Google Patents
吹込み式鋳型造型方法Info
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- JP3092764B2 JP3092764B2 JP05092365A JP9236593A JP3092764B2 JP 3092764 B2 JP3092764 B2 JP 3092764B2 JP 05092365 A JP05092365 A JP 05092365A JP 9236593 A JP9236593 A JP 9236593A JP 3092764 B2 JP3092764 B2 JP 3092764B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は吹込み式鋳型造型方法に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鋳型造型方法の一つとして、ブロ
ーヘッドに圧縮空気を供給してブローヘッド内の鋳物砂
を、枠部材と模型板と圧縮板とで画成する造型室内に吹
き込み充填し、その後、充填した鋳物砂を圧縮して鋳型
を造型するようにしたいわゆる吹込み式鋳型造型方法が
ある。
ーヘッドに圧縮空気を供給してブローヘッド内の鋳物砂
を、枠部材と模型板と圧縮板とで画成する造型室内に吹
き込み充填し、その後、充填した鋳物砂を圧縮して鋳型
を造型するようにしたいわゆる吹込み式鋳型造型方法が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、造
型室に充填した鋳物砂を圧縮板によって圧縮する場合、
圧縮板による圧縮力の大きさには限界があって、圧縮板
は無限に進行して鋳物砂を圧縮することができないた
め、模型板の模型部と圧縮板との間隔が短い個所に位置
する鋳物砂は大きく圧縮されて高密度状態になるが、他
の個所の鋳物砂は比較的小さくしか圧縮されないため低
密度状態になる。その結果、造型された鋳型の硬度は、
均一にならず、部分的にばらつき、特に、模型板の模型
部の形状が複雑な場合にはその傾向が顕著であるなどの
問題があった。本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、模型板の模型部の形状が複雑な場合でも、造型
された鋳型の硬度が均一になるように、鋳物砂を造型室
内に充填することが可能な吹き込み式鋳型造型方法を提
供することを目的とする。
型室に充填した鋳物砂を圧縮板によって圧縮する場合、
圧縮板による圧縮力の大きさには限界があって、圧縮板
は無限に進行して鋳物砂を圧縮することができないた
め、模型板の模型部と圧縮板との間隔が短い個所に位置
する鋳物砂は大きく圧縮されて高密度状態になるが、他
の個所の鋳物砂は比較的小さくしか圧縮されないため低
密度状態になる。その結果、造型された鋳型の硬度は、
均一にならず、部分的にばらつき、特に、模型板の模型
部の形状が複雑な場合にはその傾向が顕著であるなどの
問題があった。本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、模型板の模型部の形状が複雑な場合でも、造型
された鋳型の硬度が均一になるように、鋳物砂を造型室
内に充填することが可能な吹き込み式鋳型造型方法を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第１の発明における吹込み式鋳型造型方法は、ブロ
ーヘッドに圧縮空気を供給してブローヘッド内の鋳物砂
を枠部材内に吹き込み充填し、その後、充填した鋳物砂
を圧縮して鋳型を造型する吹込み式鋳型造型方法におい
て、前記枠部材と模型板と圧縮板とにより造型室を画成
し、前記ブローヘッド内に、圧縮空気を、前記造型室に
おける前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔に対応
するようにその圧力、流量、供給時間を適宜変化させて
少なくとも二回以上に分けて供給し、もって、前記造型
室において、前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔
が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、前
記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔が短い個所には
鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、前記圧縮板を前
記模型板に近付けて造型室内の鋳物砂を圧縮することを
特徴とする。
めに第１の発明における吹込み式鋳型造型方法は、ブロ
ーヘッドに圧縮空気を供給してブローヘッド内の鋳物砂
を枠部材内に吹き込み充填し、その後、充填した鋳物砂
を圧縮して鋳型を造型する吹込み式鋳型造型方法におい
て、前記枠部材と模型板と圧縮板とにより造型室を画成
し、前記ブローヘッド内に、圧縮空気を、前記造型室に
おける前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔に対応
するようにその圧力、流量、供給時間を適宜変化させて
少なくとも二回以上に分けて供給し、もって、前記造型
室において、前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔
が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、前
記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔が短い個所には
鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、前記圧縮板を前
記模型板に近付けて造型室内の鋳物砂を圧縮することを
特徴とする。
【０００５】また、第２の発明における吹込み式鋳型造
型方法は、ブローヘッドに圧縮空気を供給してブローヘ
ッド内の鋳物砂を鋳枠内に吹き込み充填し、その後、充
填した鋳物砂を圧縮して鋳型を造型する吹込み式鋳型造
型方法において、前記鋳枠と模型板と前記ブローヘッド
とにより造型室を画成し、前記ブローヘッド内に、圧縮
空気を、前記造型室における前記模型板の模型部と前記
ブローヘッドとの間隔に対応するようにその圧力、流
量、供給時間を適宜変化させて供給し、もって、前記造
型室において、前記模型板の模型部と前記ブローヘッド
との間隔が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、
また、前記模型板の模型部と前記ブローヘッドとの間隔
が短い個所には鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、
前記ブローヘッドまたは圧縮板を前記模型板に近付けて
造型室内の鋳物砂を圧縮することを特徴とする。
型方法は、ブローヘッドに圧縮空気を供給してブローヘ
ッド内の鋳物砂を鋳枠内に吹き込み充填し、その後、充
填した鋳物砂を圧縮して鋳型を造型する吹込み式鋳型造
型方法において、前記鋳枠と模型板と前記ブローヘッド
とにより造型室を画成し、前記ブローヘッド内に、圧縮
空気を、前記造型室における前記模型板の模型部と前記
ブローヘッドとの間隔に対応するようにその圧力、流
量、供給時間を適宜変化させて供給し、もって、前記造
型室において、前記模型板の模型部と前記ブローヘッド
との間隔が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、
また、前記模型板の模型部と前記ブローヘッドとの間隔
が短い個所には鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、
前記ブローヘッドまたは圧縮板を前記模型板に近付けて
造型室内の鋳物砂を圧縮することを特徴とする。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例について縦断面図である図
１に基づき詳細に説明する。模型板としての垂直状態の
マッチプレート１が図示しない慣用の保持手段をもって
固定して配設してあり、マッチプレート１の左右両側に
は、２個の枠部材２、３がそれぞれ左右方向へ移動可能
にして配設してあり、これら２個の枠部材２、３は上壁
部に砂吹込み口４、５をそれぞれ有している。また、前
記枠部材２、３の他端側には圧縮板６、７がそれぞれ入
出可能に配設してあり、圧縮板６、７は横向きのシリン
ダ８、９の伸縮作動をよってそれぞれ左右方向へ往復移
動するようになっている。また、前記マッチプレート１
の上方には、ブローヘッド１０が図示しない慣用の昇降
手段をもって昇降可能に配設してあり、ブローヘッド１
０の下面には、前記枠部材２、３が前記マッチプレート
に合ったとき前記砂吹き込み口４、５に挿入可能なブロ
ーノズル１１、１２が取付けある。
１に基づき詳細に説明する。模型板としての垂直状態の
マッチプレート１が図示しない慣用の保持手段をもって
固定して配設してあり、マッチプレート１の左右両側に
は、２個の枠部材２、３がそれぞれ左右方向へ移動可能
にして配設してあり、これら２個の枠部材２、３は上壁
部に砂吹込み口４、５をそれぞれ有している。また、前
記枠部材２、３の他端側には圧縮板６、７がそれぞれ入
出可能に配設してあり、圧縮板６、７は横向きのシリン
ダ８、９の伸縮作動をよってそれぞれ左右方向へ往復移
動するようになっている。また、前記マッチプレート１
の上方には、ブローヘッド１０が図示しない慣用の昇降
手段をもって昇降可能に配設してあり、ブローヘッド１
０の下面には、前記枠部材２、３が前記マッチプレート
に合ったとき前記砂吹き込み口４、５に挿入可能なブロ
ーノズル１１、１２が取付けある。
【０００７】また、ブローヘッド１０の上部には、連通
管１３の一端が接続してあり、連通管１３の他端には圧
縮空気の圧力、流量等を調節することができる複数の調
整手段１４の排気口が上下方向に並べて並列的に連通し
てあり、これら調整手段１４の給気口は圧縮空気源１５
に接続されている。また、前記ブローヘッド１０内の上
部には圧力検出手段としての圧力センサ１６が装着して
ある。また、前記調整手段１４および前記圧力センサ１
６は、これらの動作を制御するコントローラ１７に電気
的に接続されている。
管１３の一端が接続してあり、連通管１３の他端には圧
縮空気の圧力、流量等を調節することができる複数の調
整手段１４の排気口が上下方向に並べて並列的に連通し
てあり、これら調整手段１４の給気口は圧縮空気源１５
に接続されている。また、前記ブローヘッド１０内の上
部には圧力検出手段としての圧力センサ１６が装着して
ある。また、前記調整手段１４および前記圧力センサ１
６は、これらの動作を制御するコントローラ１７に電気
的に接続されている。
【０００８】次に、このように構成した装置の動作につ
いて説明する。図１に示すように、垂直状態のマッチプ
レート１の左右両側に枠部材２、３をそれぞれ合わせ、
シリンダ８、９を所要長さ伸長作動して枠部材２、３の
他端側に圧縮板６、７をそれぞれ挿入して造型室ａ、ｂ
を画成する。また、ブローヘッド１０を下降させて枠部
材２、３の砂吹込み口４、５にブローノズル１１、１２
を挿入する。この状態のもとに、コントローラ１７に始
動の指令を入力すると、圧力センサ１６によってブロー
ヘッド１０内の圧力を検知しながら、あるいは、あらか
じめセットされたプログラムにより、複数の調整手段１
４のうち所要数の調整手段１４が作動されて、圧縮空気
源１５からの圧縮空気がその作動された調整手段１４を
介して圧力、流量および供給時間を制御されてブローヘ
ッド１０に供給される。
いて説明する。図１に示すように、垂直状態のマッチプ
レート１の左右両側に枠部材２、３をそれぞれ合わせ、
シリンダ８、９を所要長さ伸長作動して枠部材２、３の
他端側に圧縮板６、７をそれぞれ挿入して造型室ａ、ｂ
を画成する。また、ブローヘッド１０を下降させて枠部
材２、３の砂吹込み口４、５にブローノズル１１、１２
を挿入する。この状態のもとに、コントローラ１７に始
動の指令を入力すると、圧力センサ１６によってブロー
ヘッド１０内の圧力を検知しながら、あるいは、あらか
じめセットされたプログラムにより、複数の調整手段１
４のうち所要数の調整手段１４が作動されて、圧縮空気
源１５からの圧縮空気がその作動された調整手段１４を
介して圧力、流量および供給時間を制御されてブローヘ
ッド１０に供給される。
【０００９】この場合、この造型室ａ、ｂにおける前記
マッチプレート１の模型部と前記圧縮板６、７との間隔
に対応させて、前記ブローヘッド１０内に、圧縮空気
を、その圧力、流量、供給時間を適宜変化させて少なく
とも二回以上に分けて供給し、これにより、前記造型室
ａ、ｂのそれぞれの下部であって前記マッチプレート１
の模型部と前記圧縮板６、７との間隔が長い個所には鋳
物砂Ｓを高密度状態に充填し、続いて、前記造型室ａ、
ｂのそれぞれの中央部であって前記マッチプレート１の
模型部と前記圧縮板６、７との間隔が短い個所には鋳物
砂Ｓを低密度状態に充填し、その後、前記造型室ａ、ｂ
のそれぞれの上部であって前記マッチプレート１の模型
部と前記圧縮板６、７との間隔が長い個所には鋳物砂Ｓ
を高密度状態に充填する。
マッチプレート１の模型部と前記圧縮板６、７との間隔
に対応させて、前記ブローヘッド１０内に、圧縮空気
を、その圧力、流量、供給時間を適宜変化させて少なく
とも二回以上に分けて供給し、これにより、前記造型室
ａ、ｂのそれぞれの下部であって前記マッチプレート１
の模型部と前記圧縮板６、７との間隔が長い個所には鋳
物砂Ｓを高密度状態に充填し、続いて、前記造型室ａ、
ｂのそれぞれの中央部であって前記マッチプレート１の
模型部と前記圧縮板６、７との間隔が短い個所には鋳物
砂Ｓを低密度状態に充填し、その後、前記造型室ａ、ｂ
のそれぞれの上部であって前記マッチプレート１の模型
部と前記圧縮板６、７との間隔が長い個所には鋳物砂Ｓ
を高密度状態に充填する。
【００１０】一方、鋳物砂Ｓと一緒に吹き込まれた圧縮
空気は、枠部材２、３の図示しないベントプラグから排
出される。次いで、さらにシリンダ９、８をそれぞれ伸
長作動して圧縮板６、７を前記マッチプレート１に近付
け、造型室ａ、ｂ内の鋳物砂Ｓをそれぞれ圧縮する。鋳
物砂Ｓの圧縮完了後、シリンダ８、９を収縮作動して圧
縮板６、７を枠部材２、３からそれぞれ抜き出し、続い
て、ブローヘッド１０を上昇させてブローノズル１１、
１２を砂吹込み口４、５からそれぞれ抜き出す。次い
で、慣用の手段により、枠部材２、３内の硬化した鋳物
砂Ｓをそれぞれ抜き出す。これにより、枠無しの上・下
鋳型を造型することができる。
空気は、枠部材２、３の図示しないベントプラグから排
出される。次いで、さらにシリンダ９、８をそれぞれ伸
長作動して圧縮板６、７を前記マッチプレート１に近付
け、造型室ａ、ｂ内の鋳物砂Ｓをそれぞれ圧縮する。鋳
物砂Ｓの圧縮完了後、シリンダ８、９を収縮作動して圧
縮板６、７を枠部材２、３からそれぞれ抜き出し、続い
て、ブローヘッド１０を上昇させてブローノズル１１、
１２を砂吹込み口４、５からそれぞれ抜き出す。次い
で、慣用の手段により、枠部材２、３内の硬化した鋳物
砂Ｓをそれぞれ抜き出す。これにより、枠無しの上・下
鋳型を造型することができる。
【００１１】また、上記の実施例における造型室ａ、ｂ
は、枠部材２、３とマッチプレート１と圧縮板６、７と
で画成するようにしてあるが、マッチプレート１の代り
に模型板を用いるとともにその模型板を水平状態にし、
かつ、枠部材２、３の代りに鋳枠を用いて、模型板と鋳
枠とブローヘッド１０の下面とで画成するようにしても
よい。この場合、造型室内への鋳物砂の充填は、次のよ
うにして行う。すなわち、ブローヘッド１０内を水平面
に対して複数個に仕切るとともに各室に、圧力、流量の
異なる圧縮空気を同時にまたは順次供給できるように構
成し、かつ、ブローヘッド１０の下面における各室の下
端に砂噴出孔を設け、さらに、これらの砂噴出孔を模型
板の模型部に対応するように配置し、これにより、前記
模型板の模型部とブローヘッド１０の下面との間隔が長
い個所に位置する砂噴出孔からは、圧力・流量が大きい
圧縮空気によって鋳物砂を吹き込んで鋳物砂を高密度状
態に充填し、また、前記模型板の模型部とブローヘッド
１０の下面との間隔が短い個所に位置する砂噴出孔から
は、圧力・流量が小さい圧縮空気によって鋳物砂を吹き
込んで鋳物砂を低密度状態に充填するようにする。その
後、造型室内の鋳物砂を、ブローヘッド１０または圧縮
板をもって圧縮する。
は、枠部材２、３とマッチプレート１と圧縮板６、７と
で画成するようにしてあるが、マッチプレート１の代り
に模型板を用いるとともにその模型板を水平状態にし、
かつ、枠部材２、３の代りに鋳枠を用いて、模型板と鋳
枠とブローヘッド１０の下面とで画成するようにしても
よい。この場合、造型室内への鋳物砂の充填は、次のよ
うにして行う。すなわち、ブローヘッド１０内を水平面
に対して複数個に仕切るとともに各室に、圧力、流量の
異なる圧縮空気を同時にまたは順次供給できるように構
成し、かつ、ブローヘッド１０の下面における各室の下
端に砂噴出孔を設け、さらに、これらの砂噴出孔を模型
板の模型部に対応するように配置し、これにより、前記
模型板の模型部とブローヘッド１０の下面との間隔が長
い個所に位置する砂噴出孔からは、圧力・流量が大きい
圧縮空気によって鋳物砂を吹き込んで鋳物砂を高密度状
態に充填し、また、前記模型板の模型部とブローヘッド
１０の下面との間隔が短い個所に位置する砂噴出孔から
は、圧力・流量が小さい圧縮空気によって鋳物砂を吹き
込んで鋳物砂を低密度状態に充填するようにする。その
後、造型室内の鋳物砂を、ブローヘッド１０または圧縮
板をもって圧縮する。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、模型板の模型部と圧縮板またはブローヘッドとの間
隔が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、
模型板の模型部と圧縮板またはブローヘッドとの間隔が
短い個所には鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、圧
縮板またはブローヘッドをもって造型室内の鋳物砂を圧
縮するようにしたから、模型板の模型部の形状が複雑な
場合でも造型された鋳型の密度はほぼ均一になり、鋳型
の硬度が全体的に一様になるなどの優れた効果を奏す
る。
は、模型板の模型部と圧縮板またはブローヘッドとの間
隔が長い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、
模型板の模型部と圧縮板またはブローヘッドとの間隔が
短い個所には鋳物砂を低密度状態に充填し、その後、圧
縮板またはブローヘッドをもって造型室内の鋳物砂を圧
縮するようにしたから、模型板の模型部の形状が複雑な
場合でも造型された鋳型の密度はほぼ均一になり、鋳型
の硬度が全体的に一様になるなどの優れた効果を奏す
る。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 ブローヘッドに圧縮空気を供給してブロ
ーヘッド内の鋳物砂を枠部材内に吹き込み充填し、その
後、充填した鋳物砂を圧縮して鋳型を造型する吹込み式
鋳型造型方法において、 前記枠部材と模型板と圧縮板とにより造型室を画成し、
前記ブローヘッド内に、圧縮空気を、前記造型室におけ
る前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔に対応する
ようにその圧力、流量、供給時間を適宜変化させて少な
くとも二回以上に分けて供給し、もって、前記造型室に
おいて、前記模型板の模型部と前記圧縮板との間隔が長
い個所には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、前記模
型板の模型部と前記圧縮板との間隔が短い個所には鋳物
砂を低密度状態に充填し、その後、前記圧縮板を前記模
型板に近付けて造型室内の鋳物砂を圧縮することを特徴
とする吹込み式鋳型造型方法。 - 【請求項２】 ブローヘッドに圧縮空気を供給してブロ
ーヘッド内の鋳物砂を鋳枠内に吹き込み充填し、その
後、充填した鋳物砂を圧縮して鋳型を造型する吹込み式
鋳型造型方法において、 前記鋳枠と模型板と前記ブローヘッドとにより造型室を
画成し、前記ブローヘッド内に、圧縮空気を、前記造型
室における前記模型板の模型部と前記ブローヘッドとの
間隔に対応するようにその圧力、流量、供給時間を適宜
変化させて供給し、もって、前記造型室において、前記
模型板の模型部と前記ブローヘッドとの間隔が長い個所
には鋳物砂を高密度状態に充填し、また、前記模型板の
模型部と前記ブローヘッドとの間隔が短い個所には鋳物
砂を低密度状態に充填し、その後、前記ブローヘッドま
たは圧縮板を前記模型板に近付けて造型室内の鋳物砂を
圧縮することを特徴とする吹込み式鋳型造型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05092365A JP3092764B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 吹込み式鋳型造型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05092365A JP3092764B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 吹込み式鋳型造型方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277800A JPH06277800A (ja) | 1994-10-04 |
| JP3092764B2 true JP3092764B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=14052394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05092365A Expired - Fee Related JP3092764B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 吹込み式鋳型造型方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092764B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3332214B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2002-10-07 | 新東工業株式会社 | 吹込み式鋳型造型機 |
| JP3900447B2 (ja) * | 1998-10-28 | 2007-04-04 | 新東工業株式会社 | 鋳物砂の圧縮装置 |
| DK1741504T3 (da) | 2004-04-28 | 2010-04-06 | Sintokogio Ltd | Fremgangsmåde og apparat til sammentrykning af støbesand |
| JP4572847B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2010-11-04 | マツダ株式会社 | 鋳型造型装置 |
| JP4697609B2 (ja) * | 2007-01-16 | 2011-06-08 | 新東工業株式会社 | 鋳物砂導入式鋳型造型装置 |
| JP5458698B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2014-04-02 | トヨタ自動車株式会社 | 鋳物砂の吹き込み装置、及び鋳物砂の吹き込み方法 |
| CN104399904B (zh) * | 2014-12-18 | 2017-01-04 | 苏州明志科技有限公司 | 一种射芯机的可控射砂机构及射砂方法 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP05092365A patent/JP3092764B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06277800A (ja) | 1994-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728 Year of fee payment: 8 |
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