JPH07112871B2 - 植物の輸送方法 - Google Patents

植物の輸送方法

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JPH07112871B2
JPH07112871B2 JP2223404A JP22340490A JPH07112871B2 JP H07112871 B2 JPH07112871 B2 JP H07112871B2 JP 2223404 A JP2223404 A JP 2223404A JP 22340490 A JP22340490 A JP 22340490A JP H07112871 B2 JPH07112871 B2 JP H07112871B2
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晋次 伊藤
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株式会社タイヘイ産商
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、生花,野菜等の植物の輸送方法に関する。
(従来技術) 生花,野菜等の植物の輸送は、通常段ボールケース内に
これらを箱詰めした状態で行なわれている。
しかしながら植物をこのような状態で輸送すると段ボー
ルケース内が植物の呼吸による熱の発生と蒸散によりム
レを生じ、このため植物が養分の消耗により老化して鮮
度を保つことができない欠点を有していた。特に生花を
輸送する場合には花弁が過湿によって汚れ、また病斑が
拡大してしまうことから商品価値が著しく低下すること
となっていた。また、植物、例えば生花の生産地では市
場の休日増加により1〜2日の間出荷ができない事があ
り、また生産者と出荷者の分業が盛んとなり、生花の保
存のために低温貯蔵施設を利用することが行なわれてい
る。
これに関連して植物を詰めたダンボール箱を保冷車を利
用して輸送することが考えられるが、この場合には逆に
低温による凍傷害を生じ、また乾燥により萎れを生じて
しまう問題点があった。
これらの問題の解決策として冷却手段として液状蓄冷剤
を利用し、またその使用に伴いダンボール箱として、プ
ラスチツクフィルム等をラミネートした複合ダンボール
箱を利用して保冷,断熱を行なう方法が提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、液状蓄冷剤はダンボール箱内に直置され、ま
た複合ダンボール箱は保冷,断熱を重視した構造である
ため、結露水が花弁等に付着し、さらには外気温が高温
の時には箱内がムレてしまい、先に述べたと同様な問題
を生ずることとなっていた。加えて、複合ダンボール箱
はコスト高となり、しかもその構成上リサイクルが難し
く、大量に消費するとなれば環境衛生から見ても廃棄物
を増大させる要因となる欠点を有していた。また、この
ような液状蓄冷剤と複合ダンボール箱を利用する場合に
必要な生産者の出荷前作業としては、例えば生花を輸送
する場合には、予冷,前処理剤の準備,前処理剤による
処理のための環境の準備,切り水の水質の選択,ダンボ
ール箱を含む出荷資材の段取り,蓄冷剤の凍結,ダンボ
ール箱への箱詰め等種々の煩雑な作業があり、生産者の
負担を大きくすることとなっていた。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明の植物の輸送方法は、
表側の通気性を有する不織布と、中央部の仕切シート材
と、裏側の水は通さないが空気を通す透気性プラスチッ
クフイルムとが、所定間隔で熱溶着されて表及び裏側に
それぞれ分包状の袋状空間部が形成されているととも
に、表側の袋状空間部内には吸水性ポリマーが封入さ
れ、裏側の袋状空間部内には、脱酸素剤(鉄粉)が封入
されてなる蓄冷シートを用い、該蓄冷シートの前記吸水
性ポリマーに含水させかつ予冷した状態で、該蓄冷シー
トを植物を詰めることのできる輸送用ケース内に配設す
ることを特徴とする。
(作用) 植物を輸送用ケースに詰めて輸送する際に、表側の袋状
空間部内の吸水性ポリマーに含水させて予冷した状態に
おいて輸送中に吸水性ポリマーから冷気が輸送ケース内
に発せられて良好な保冷状態を得ることができるととも
に、裏側の袋状空間部内に封入されている脱酸素剤(鉄
粉)の作用により、輸送ケース内の酸素を良好にこの袋
状空間部内に吸着させ、より良好な鮮度保持状態を得る
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は生花等の輸送用に供される蓄冷可能なシートで
あり、第2図はこのシートのA−A線断面要部拡大図を
示す。
図において、蓄冷シート1は、多数の袋状空間部1aを縦
方向及び横方向の溝部1bにて区画形成し1枚のシート状
に形成したものであって、第2図の断面図で示すよう
に、表面部及び裏面部を構成する透水性シートS1,S2
一定間隔毎に互いに貼り付けされて溝部1bが形成され、
この溝部1b,1b間に相当の空間を有する袋状空間部1aが
形成され、この袋状空間部1aの内部に粒状の吸水樹脂2
が相当量封入されたものである。尚、第2図のものは更
に一方側の透水性シートS1の表面に防水シート3を貼着
して構成したものである。
この透水性シートS1,S2は水及び空気を通すことのでき
るシート材にて構成されたものであって、そのようなシ
ート材として、紙,不織布,織物,編物,綿の繊維質シ
ート等が挙げられる。又、防水シート3は水を通さない
シート材にて形成されており、例えばポリエチレン,ポ
リプロピレン,ポリ塩化ビニルのプラスチック製シート
で構成される。又、プラスチック製シートに替えてアル
ミ箔が使用される場合もある。
又、袋状空間部1a内に封入される吸水樹脂2として、例
えば、澱粉−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分
解物、セルロース−アクリロリトリルグラフト重合体の
加水分解物等の単量体と架橋剤との共重合体、例えば架
橋ポリアクリルアミド及びその加水分解物、架橋された
スルホン化ポリエチレン、架橋ポパール、特開昭52-146
89号及び特開昭52-27455号記載の架橋されたビニルエス
テル−不飽和カルボン酸共重合体ケン化物、架橋された
ポリアクリル酸塩及びアクリル酸−アクリル酸エステル
共重合体、架橋されたイソブチレン−無水マレイン酸共
重合体、及び架橋ポリエチレンオキシド等が挙げられ
る。さらに自己架橋性を有する重合物、例えば自己架橋
型ポリアクリル酸、特公昭54-30710号に記載の樹脂や分
子中に少なくとも水酸基とカルボキシシラート基を含有
する高分子重合体、例えば特公昭54-37994号に記載の樹
脂でも良い。尚、澱粉又はセルロースと水溶性単量体及
び/又は加水分解により水溶性となる単量体と架橋剤と
を必須性分として重合させ、必要により加水分解を行な
うことにより得られる吸水樹脂であっても良い。
上記の吸水性樹脂は1種類であっても又2種以上用いた
ものであっても良く、吸水性能としては20〜2000g/g程
度が好ましく、又、吸水性樹脂2の形状については特に
限定はなく、粉末状,粒子状,フレーク状,繊維状の何
れの形状であっても良い。
このように構成された蓄冷シート1は例えば第3図に示
すように、生花,野菜等の植物を内部に詰めることので
きる段ボール製の輸送ケース4の上面側の上フラップ4a
に輪ゴム5によって貼設される。第4図に示すように、
上フラップ4aの長手方向両端側の部位には略コの字型の
貫通穴6,6が対向状に設けられており、輪ゴム5の引掛
部7,7をそれぞれ形成している。
つまり、第3図に示したように、上フラップ4a上に蓄冷
シート1を載置し、次いで輪ゴム5の両端を引掛部7,7
に引掛ければ輪ゴム5によって蓄冷シート1が上フラッ
プ4aに押さえ付けられ、位置保持される。このため、蓄
冷シート1の取り付けを極めて簡単かつ短時間で行なう
ことができる。ここで輪ゴム5は蓄冷シート1の横方向
の溝部1bに沿うように取り付けられており、このため蓄
冷シート1の位置ズレが確実に防止されている。
尚、蓄冷シート1は上フラップ4aへの貼設に先立ち水に
浸され、透水性シートS1,S2から水が袋状空間部1a内に
浸透して内部の吸水性樹脂2に吸収される。このような
蓄冷シート1は次いで冷凍庫内で冷却され、凍結されて
吸水性樹脂2内に水が蓄冷される。蓄冷シート1はこの
ように準備された後上フラップ4aに貼設され、輸送ケー
ス4内に植物、例えば生花或いは長ネギ等の野菜を入れ
て輸送ケース4を閉じ、輸送に供すれば、吸水性樹脂2
から冷気が発せられて輸送ケース4内を良好に保冷する
(生花の場合には内部の湿度が約80%、温度は1〜2℃
より7℃〜10℃に調整するのが好ましい。)ことがで
き、植物の輸送中における品質劣化を最小限に抑えるこ
とができる。
尚、この蓄冷シート1を用いた場合には、蓄冷シート1
の表面に結露水が生じても内部の吸水性樹脂2が良好に
この結露水等を吸い取ることができ、結露水の滴下がな
く、花輸送ケース4がダンボールで形成されていても、
輸送用ケース4への水の浸み込み等がなく、輸送用ケー
ス4の強度低下を極力少なくすることができる。
尚、本例においては蓄冷シート1は多数の袋状空間部1
a,1a,1aを有する分包状となっているため、部分的に吸
水性樹脂2の蓄冷剤が集中することがなく、全域に亘り
均一に蓄冷剤が配置されるため、輸送ケース4のほぼ全
域に亘り均一な冷気を供給することができる。
尚、第2図に示すような蓄冷シート1の場合には、防水
シート3側を上フラップ4aに当接させて用いることが好
ましい。
又、蓄冷シート1には水に加えて輸送する植物に適した
液肥等の延命剤を含ませても良く、例えば植物が生花で
ある場合に適した延命剤としては以下のものがある。
(a) 殺菌剤(8−ヒドロキシキノリン塩) (b) 栄養剤(糖類等) (c) 坑エチレン剤(STS(チオ硫酸銀)) (d) 水の浄化剤(硫酸アルミニウム) (e) 生育調節物質(GA3・・BA・ABA・NAA) (f) 生理活性物質(ビタミン剤・濃厚不活性乳酸菌
溶液とその培養代謝物質の濃縮液) これらは生花の種類,外雰囲気温度,輸送距離,輸送時
間等に応じて適宜調整して用いられる。例えば、上記
(c)の坑エチレン剤としてのSTSの切り花による吸収
量は気温,湿度,萎れ程度により調整されるが、スイト
ピー(品種ダイアナ)の場合には0.2マイクロモル程度
吸収させると効果がある。
又、上記(f)の濃厚不活性乳酸菌溶液とその培養代謝
物質の濃縮液の内容物質としては、牛乳,乳酸菌,乳
酸,海草,燐酸アンモニウム,アンモニア,ミネラルな
どがあり、輸送中の切り花のストレスによる劣化を抑制
する効果がある。
さらに、特にストック切り花の場合、吸水促進には非イ
オン系界面活性剤ポリオキシエチレンラウリルエーテル
のHLB14が効果的であり、また8HQS(8−ハイドロキシ
キノリン)を加えることにより花の腐敗防止,給水促進
及び花重の増加による品質向上を得ることができる。
又、蓄冷シート1は第5図に示すような段ボール製の輸
送ケース8にも用いることができる。輸送ケース8はそ
れぞれ対向する一対の上フラップ8a,8a及び一対の上フ
ラップ8b,8bを有している。蓄冷シート1はこれらの上
フラップ8a,8a及び上フラップ8b,8bの各々に先の実施例
と同様に輪ゴム5〜5を利用して貼設され、上フラップ
8a,8a及び8b,8bには同様に引掛部7,7がそれぞれ形成さ
れている。但し、短幅の上フラップ8b,8bの引掛部7,7は
長手方向に対し直角方向に対向して形成されている。
このように多数の蓄冷シート1を貼設することによっ
て、より強力に鮮度保持を行なうことができる。
さらに蓄冷シートは第6図に断面拡大図で示すような構
造に形成させたものであっても良く、第6図における蓄
冷シート11は、表側及び裏側にそれぞれ袋状空間部A,B
が同時に形成されたものであり、中央部には仕切シート
材14が配設されており、この仕切シート材14は例えば三
重構造に形成させておくことができ、中央部には高融点
直鎖状低密度ポリエチレン層14aが形成され、その裏表
側に低融点直鎖状ポリエチレン14b,14bが配設されたも
のであり、この仕切シート材14はサンドイッチ構造の他
に低融点直鎖状ポリエチレンのみにて一枚状に形成して
おくこともできる。
この蓄冷シート11の一方側表面には不織布12が配設され
ており、他方側には透気性プラスチックフイルム13が配
設されている。前記不織布12は例えばポリエステル−ナ
イロン−スパンポンド不織布又はオレフィン系スパンポ
ンド不織布が用いられており、通水性が良好なものとな
っている。一方、前記透気性プラスチックフイルム13と
しては低密度ポリエチレン,塩化ビニール,ポリカーボ
ネイト,ポリプロピレン,ナイロン,塩酸ゴム,ビニロ
ンが用いられており、水は通さないが空気を通すことの
できる細孔を形成しておくことができる。
尚、前記仕切シート材14と不織布12と透気性プラスチッ
クフイルム13は所定間隔で熱溶着され、溝部11aが形成
されて分包状に表裏側にそれぞれ前記袋状空間部A,Bが
形成される。例えば袋状空間部A内には吸水性ポリマー
2を封入させておくことができ、他方側の袋状空間部B
には脱酸素剤(鉄粉)16を封入しておくことができる。
このような蓄冷シート11は第7図及び第8図に示すよう
に上記実施例と同様、輪ゴム5〜5を用いて第3図及び
第4図に示したと同様な輸送ケース4の上フラップ4aに
貼設される。尚、この場合、蓄冷シート11は袋状空間A
が下面側で、上面側に袋状空間部Bが位置するように配
置され、袋状空間部A内の吸水性樹脂2に含水させ、或
いは先に説明した延命剤を加えて予冷した状態におい
て、輸送中に吸水性樹脂2から冷気が輸送ケース4内に
発せられ、袋状空間部内Bに封入されている脱酸素剤
(鉄粉)の作用により、輸送ケース4内の酸素を良好に
この袋状空間部B内に吸着させ、植物のより良好な鮮度
保持状態を得ることができる。
又、蓄冷シート11は先に説明した蓄冷シート1よりもそ
の構造上、袋状空間部A,Bを設けた部位が厚肉となるの
で、上フラップ4aには図示のように輪ゴム5〜5の引掛
部として、長手方向に対向する一対の引掛部7A,7Aに加
えてこれに直角な方向に対向する2対の引掛部7B,7Bを
設け、輪ゴム5〜5が縦横に掛かって蓄冷シート11がさ
らに確実に位置保持されるようにするのが好ましい。
又、以上の実施例では輪ゴム5をそのままで貼設に用い
たが、第9図及び第10図に示すように、上フラップ4aの
外側(輸送ケース4を閉じた時に表に出る側)において
輪ゴム5の両端部を8の字状のジョイント17により相互
に連結する構成としても良い。このようなジョイント17
を利用する場合には、例えばジョイント17の中央部17a
に出荷日時等を印字しておくことができる利点を有す
る。
尚、以上の実施例において、引掛部7,7A,7Bを形成する
ため上フラップ4a,8a,8bには貫通穴6が形成されてお
り、このような貫通穴6は輸送ケース内の水分を外部に
蒸散させる役割を果たすが、蒸散を抑制したいような場
合には、例えば「蓄冷剤入り」等の文字を印字したシー
ルテープを上フラップの外側に貼って貫通穴6を塞いで
も良く、又、上フラップを2重にして、内側のフラップ
のみに輪ゴム5の引掛部を形成しても良い。
(発明の効果) 本発明の植物の輸送方法は、表側の通気性を有する不織
布と、中央部の仕切シート材と、裏側の水は通さないが
空気を通す透気性プラスチックフイルムとが、所定間隔
で熱溶着されて表及び裏側にそれぞれ分包状の袋状空間
部が形成されているとともに、表側の袋状空間部内には
吸水性ポリマーが封入され、裏側の袋状空間部内には、
脱酸素剤(鉄粉)が封入されてなる蓄冷シートを用い、
該蓄冷シートの前記吸水性ポリマーに含水させかつ予冷
した状態で、該蓄冷シートを植物を詰めることのできる
輸送用ケース内に配設することにより、植物を輸送用ケ
ースに詰めて輸送する際に、表側の袋状空間部内の吸水
性ポリマーから冷気が輸送ケース内に発せられて良好な
保冷状態を得ることができるとともに、裏側の袋状空間
部内に封入されている脱酸素剤(鉄粉)の作用により、
輸送ケース内の酸素を良好にこの袋状空間部内に吸着さ
せ、植物のより良好な鮮度保持状態を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は蓄冷シートの斜視
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第1図
の蓄冷シートを植物に輸送するための輸送ケースに取り
付けた状態の斜視図、第4図は第3図の輸送ケースの上
フラップの平面図、第5図は第1図の蓄冷シートを別例
の輸送ケースに取り付けた状態の斜視図、第6図は別例
の蓄冷シートの断面の要部拡大図、第7図は第6図の蓄
冷シートを輸送ケースの上フラップに取り付けた状態の
斜視図、第8図は第7図のB−B線断面図、第9図は輪
ゴムによる蓄冷シートの取り付けにジョイントを利用し
た別例を示す輸送ケースの要部斜視図、第10図は第9図
のジョイントによる輪ゴムの連結部の拡大図である。 1,11……蓄冷シート A,B……袋状空間部 2……吸水性樹脂 4,8……輸送ケース 4a,8a,8b……上フラップ 5……輪ゴム 12……不織布、13……透気性プラスチック 14……仕切シート材 16……脱酸素剤(鉄粉)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表側の通気性を有する不織布と、中央部の
    仕切シート材と、裏側の水は通さないが空気を通す透気
    性プラスチックフイルムとが、所定間隔で熱溶着されて
    表及び裏側にそれぞれ分包状の袋状空間部が形成されて
    いるとともに、表側の袋状空間部内には吸水性ポリマー
    が封入され、裏側の袋状空間部内には、脱酸素剤(鉄
    粉)が封入されてなる蓄冷シートを用い、該蓄冷シート
    の前記吸水性ポリマーに含水させかつ予冷した状態で、
    該蓄冷シートを植物を詰めることのできる輸送用ケース
    内に配設することを特徴とする植物の輸送方法。
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