JPH07106555A - 入力保護回路 - Google Patents

入力保護回路

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JPH07106555A
JPH07106555A JP5246913A JP24691393A JPH07106555A JP H07106555 A JPH07106555 A JP H07106555A JP 5246913 A JP5246913 A JP 5246913A JP 24691393 A JP24691393 A JP 24691393A JP H07106555 A JPH07106555 A JP H07106555A
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JP5246913A
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Shigehisa Yamamoto
茂久 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面積を拡大することなく高い静電破壊対電圧
を有する入力保護回路を提供する。 【構成】 隣接して形成されたp型の伝導ウェル116
及びn型の伝導ウェル118夫々の略中央に高濃度のn
型拡散領域117及びp型拡散領域119が夫々平面視
で長方形状で、伝導ウェル116とn型の伝導ウェル1
18との接触面と平行な方向の幅が、これに垂直な長さ
よりも長く形成されている。絶縁膜122を介してn型
拡散領域117及びp型拡散領域119表面を横切って
アルミ配線115が形成され、アルミ配線115の領域
の幅寸法よりも長い幅寸法のコンタクト部120,12
0により拡散領域と接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS半導体集積回路
の入力保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタを有する半導体集積
回路では、外部サージ電圧により内部回路のゲート酸化
膜が静電破壊されることを防止するために、内部回路と
入力端子との間に入力保護回路を設けている。図5は、
特開昭58−58769 号公報に記載された従来の入力保護回
路の回路図である。図中、101は入力端子であり、入
力端子101に印加されたサージ電圧は内部回路である
相補型のMOSトランジスタQ1 ,Q2 へ与えられる。
【0003】そして、入力端子101とMOSトランジ
スタQ1 ,Q2 との間には、保護抵抗Rが接続されてお
り、保護抵抗Rは例えば半導体基板上にフィールド酸化
膜を介して設けられた多結晶シリコン層又は半導体基板
内に形成された拡散層等で形成されている。そして、入
力端子101と抵抗Rとの接続部に保護ダイオード
1 ,D2 が並列的に接続されている。保護ダイオード
1 はアノード側を入力端子101に接続し、カソード
側を正の電源VDDに接続している。また、保護ダイオー
ドD2 はアノード側を負の電源であるグランドVSSに接
続し、カソード側を入力端子101に接続している。
【0004】図6は、図5に示す保護ダイオードD1
模式的平面図であり、図7は図6のVII−VII 線から見
た模式的断面図である。n型の半導体基板102に平面
視で方形の高濃度のp型拡散領域103が形成され、p
型拡散領域103と接触させて高濃度のp型抵抗領域1
05が形成されている。そして、p型拡散領域103を
囲んで接触させた態様で高濃度のn型拡散領域104が
形成され、PN接合面を形成している。そして、半導体
基板102上には絶縁膜106が形成され、絶縁膜10
6のp型拡散領域103上に形成されたコンタクトホー
ルを埋める態様で電極107が形成されている。また、
保護ダイオードD2 は、半導体基板,拡散領域等が逆導
電型で形成されている以外は保護ダイオードD1 と同様
であり、その説明を省略する。
【0005】このような構造の保護ダイオードD1 ,D
2 では、入力端子101にサージ電圧が印加された場合
に、保護ダイオードD1 又は保護ダイオードD2 の順方
向動作又はブレイクダウン動作により、電源VDD又はグ
ランドVSSへ電流が流れ、MOSトランジスタQ1 ,Q
2 への印加電圧を低下させる。これにより、内部回路で
あるMOSトランジスタQ1 ,Q2 のゲート酸化膜の静
電破壊が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、MOS半導体集
積回路の高集積化及び多ピン化が進み、これに伴い入力
保護回路のために充分な面積を与えることが困難になっ
ている。入力保護回路における保護ダイオードの静電破
壊は、主に、拡散領域のPN接合面でサージ電流の集中
が生じ、これによる発熱でシリコンが溶融するために起
こる。保護ダイオードの拡散面積が小さい場合には拡散
領域の電流集中が著しく、比較的低いサージ電圧によっ
て入力保護回路が静電破壊される。このために、充分な
拡散領域の面積を確保する必要があり、入力保護回路の
ための面積が大きくなりシリコン面積の有効活用を行え
ない。
【0007】この問題を解決する入力保護回路の構成
が、特開昭58−58769 号公報及び特開昭62−71275 号公
報で提案されている。特開昭58−58769 号公報で提案さ
れた入力保護回路は、高濃度のp型拡散領域とその周り
の低濃度のp型拡散領域と、さらにその周りの高濃度の
p型拡散領域とでサージ電流が流れる拡散領域を形成す
ることにより、p型拡散領域の層抵抗を大きくしてい
る。これにより拡散領域の静電耐量が大きくなり、同程
度の寸法で静電耐電圧を高めることができる。しかしな
がら、この入力保護回路を製造する際には、これらの拡
散領域のための多数回のパターニング工程を経なければ
ならず、製造に手間がかかるという問題があった。
【0008】一方、特開昭62−71275 号公報で提案され
た入力保護回路は、複数の抵抗素子,保護ダイオード及
び保護MOSトランジスタを備えている。この提案で
は、保護ダイオードの拡散領域における接合破壊を防止
するために、保護ダイオードの拡散領域を内部回路のソ
ース・ドレイン領域よりも深い位置に形成して、保護ダ
イオードの接合破壊を生ぜしめ難くしている。これによ
り、保護ダイオードが破壊されることなく内部回路に印
加されるゲート電圧を低減せしめ、ゲート酸化膜の静電
破壊を防止することができる。しかしながら、保護ダイ
オードの拡散領域を深く形成するために製造工程に手間
がかかるという問題があった。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、一導電型及び他導電型の拡散領域夫々が入力
端子と内部回路との接続部に接続された一対の整流素子
を備えることにより、簡易に製造できて、面積を拡大す
ることなく高い静電破壊対電圧を有する入力保護回路を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入力保護回
路は、一極性電源を接続した一導電型の半導体層を第1
の拡散領域の周りにPN接合している第1の整流素子
と、他極性電源を接続した他導電型の半導体層を第2の
拡散領域の周りにPN接合している第2の整流素子と、
第1及び第2の拡散領域夫々の上を横切って相互に接続
するように形成された配線とを備え、第1及び第2の拡
散領域は、入力端子から供給された電流が拡散領域上の
配線を通流する方向よりも、これに直交する幅方向に長
い多角形状を有し、前記配線と第1及び第2の拡散領域
夫々とを接続するコンタクト部は、前記幅方向の寸法が
コンタクト部を有する領域を除く配線の幅方向の寸法よ
りも長く、前記コンタクト部の幅方向端部が、前記配線
の幅方向の中央から等距離に位置していることを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明の入力保護回路では、拡散領域の平面形
状が、電流が配線を通流する方向よりもこれに直交する
方向の方が長い多角形状であるので、サージ電流が入力
端子から供給された場合に、整流素子に突入したサージ
電流は、配線での通流方向と直交する幅方向に拡散領域
を分流するために、突入口となる整流素子のPN接合部
での電流集中が緩和される。また、拡散領域上に形成さ
れているコンタクト部の幅方向の寸法が、コンタクト部
を除く領域即ち前記入力端子と内部回路との接続部に接
続するための領域の幅寸法よりも大きく、コンタクト部
の幅方向の端部であるコンタクト端部が配線中央から等
距離に位置するので、サージ破壊が生じ易いコンタクト
端部に電流が集中することなしに、電流集中位置が配線
を隔てて拡散領域にバランス良く生じ、このことが静電
破壊耐電圧を向上させる。このようにサージ電流が配線
を通流した場合に、拡散領域における電流の集中を緩和
させることにより、拡散領域の面積が同程度で高い静電
破壊耐電圧を得ることができる。また、小さな拡散領域
の面積で、充分な静電破壊耐電圧を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は、本発明の入力保護回路の
回路図である。図中、111は入力端子であり、入力端
子111に印加されたサージ電圧は内部回路112へ与
えられる。入力端子111と内部回路112との接続部
に、第1及び第2の整流素子である保護ダイオード11
3及び保護ダイオード114が並列的に接続されてい
る。保護ダイオード114はアノード側を入力端子11
1に接続し、カソード側を正の電源VCCに接続してお
り、保護ダイオード113は、アノード側を負の電源で
あるグランドVSSに接続し、カソード側を入力端子11
1に接続している。
【0013】図2は図1に示す保護ダイオード113,
114の模式的平面図であり、図3は図2の III−III
線から見た模式的断面図である。p型の伝導ウェル11
6及びn型の伝導ウェル118が隣接して形成されてお
り、p型の伝導ウェル116の略中央に高濃度のn型拡
散領域117がリンのドーピングにより形成され、n型
の伝導ウェル118の略中央に高濃度のp型拡散領域1
19がボロンのドーピングにより形成されている。この
n型拡散領域117及びp型拡散領域119は夫々平面
視で長方形状をなしており、この長方形状は、伝導ウェ
ル116とn型の伝導ウェル118との接触面と平行な
方向の長さがこれに垂直な長さよりも長く形成されてい
る。夫々の拡散領域の長辺と短辺との比は5:1〜1
5:1程度が望ましく、長辺を極端に長く設定した場合
は、後述するサージ電流が長辺方向に伝播し難い。
【0014】このような半導体拡散層の表面に絶縁膜1
22が形成されており、絶縁膜122上には、入力端子
111から伝導ウェル116上,n型拡散領域117
上,伝導ウェル118上及びp型拡散領域119上を介
して内部回路112に至る位置までアルミ配線115が
形成されている。アルミ配線115は、n型拡散領域1
17上で中央を横切った位置に、p型拡散領域119上
で中央を横切った位置に相互に接続されて形成されてお
り、n型拡散領域117及びp型拡散領域119上のア
ルミ配線115の幅寸法即ち夫々の拡散領域の長寸法方
向の寸法は、伝導ウェル116上及び伝導ウェル118
上に形成されたアルミ配線115の幅寸法よりも長く形
成されている。
【0015】そして、n型拡散領域117及びp型拡散
領域119上の絶縁膜122にはコンタクトホールが形
成され、n型拡散領域117及びp型拡散領域119夫
々とアルミ配線115とがコンタクト部120,120
で接続されている。このコンタクト部120,120は
n型拡散領域117及びp型拡散領域119夫々の形状
を2μm程度縮小した形状に形成されている。これは、
保護ダイオード113,114夫々のPN接合界面に発
生する熱を回避するためである。なお、コンタクト部1
20,120の短辺の縮小率は長辺の縮小率よりも大き
い方が望ましく、これにより、短辺方向のサージ電流の
集中を緩和することができる。また、コンタクト端部、
即ちコンタクト部120,120の長寸法方向の端部が
アルミ配線115の幅方向の端部よりも外側で配線中心
から等距離に位置しているために、サージ破壊され易い
コンタクト端部に電流が集中しない。
【0016】そして、伝導ウェル116表面に形成され
た絶縁膜122上には、アルミ配線115を挟んで対向
させた態様でグランドVSSが形成されており、伝導ウェ
ル118表面に形成された絶縁膜122上には同様に電
源VCCが形成されている。絶縁膜122にコンタクトホ
ールが形成され、グランドVSS及び電源VCCはコンタク
ト部121,121,…によって、伝導ウェル116及
び伝導ウェル118に接続されている。
【0017】以上の如き構造の保護ダイオード113,
114を製造する手順を説明する。図4は、図3に示し
た保護ダイオード113,114の製造段階における模
式的断面図であり、この図に示すように、p型の伝導ウ
ェル116及びn型の伝導ウェル118が隣接して形成
され、伝導ウェル116,118の表面に絶縁膜が堆積
され、この絶縁膜のパターンニングによりマスク110
が形成される。そして、p型の伝導ウェル116にはリ
ンをドーピングし、n型の伝導ウェル118にはボロン
をドーピングして、夫々n型拡散領域117及びp型拡
散領域119を形成する。
【0018】次に図3に示すように、マスク110を除
去し、伝導ウェル116,118の表面に絶縁膜122
を堆積する。そして、絶縁膜122のn型拡散領域11
7及びp型拡散領域119上及び伝導ウェル116,1
18上にコンタクトホールを形成する。そして、アルミ
配線115とn型拡散領域117又はp型拡散領域11
9とのコンタクト部120,120を形成し、電源VCC
又はグランドVSSと伝導ウェル116,118とのコン
タクト部121,121を形成する。
【0019】このように製造された保護ダイオード11
3,114では、入力端子111にサージ電圧が印加さ
れたときに、サージ電流がアルミ配線115を通流し、
伝導ウェル116,n型拡散領域117,伝導ウェル1
18及びp型拡散領域119を介して内部回路112へ
与えられる。この印加された電圧が過大正サージ電圧で
ある場合は、保護ダイオード113では、これが降伏電
圧以上であるときにブレイクダウンして、電流がn型拡
散領域117と絶縁膜122との界面を伝播してp型伝
導ウェル116とn型拡散領域117とのPN接合面に
向かい、グランドVSSへ流れる。また、保護ダイオード
114では、過大正サージ電圧が電源VCCの電圧以上で
あるときに順方向動作して、電流がp型拡散領域119
と絶縁膜122との界面を伝播してn型伝導ウェル11
8とp型拡散領域119とのPN接合面に向かい、電源
CCへ流れる。
【0020】また、印加された電圧が過大負サージ電圧
であった場合は、保護ダイオード113は順方向動作し
て電流をグランドVSSから内部回路112へ流し、保護
ダイオード114はブレイクダウンして電流を電源VCC
から内部回路112へ流す。
【0021】このように、サージ電圧が印加されたとき
にアルミ配線115を通流する電流は、コンタクト部1
20,120から夫々の拡散領域のPN接合面へ向かっ
て突入するが、このとき、拡散領域の平面形状がアルミ
配線115に直交する方向に長い長方形状であるので、
サージ突入部分のPN接合部の電流密度が小さくなり、
サージ電流の集中が緩和される。また、アルミ配線11
5と夫々の拡散領域とのコンタクト端部が、アルミ配線
115の幅方向の端部よりも外側で配線中心から等距離
に位置しているために電流が集中せず、静電破壊に強
い。これらのことから、保護ダイオード113,114
の静電破壊耐電圧は向上する。
【0022】上述した保護ダイオード113,114を
備えた入力保護回路では、保護ダイオードの拡散領域の
面積は1000μm2 であり、200pF,0Ωのサージ試験
において、450V以上の静電破壊耐電圧を有し、これ
は実用上充分な値である。そして、従来の充分な耐電圧
を得るための保護ダイオードの拡散面積が2500〜3500μ
2 を必要とすることから、極めて小さい面積で従来と
同程度の静電破壊耐電圧を得ていることが判る。また、
上述の実施例と同様のレイアウトで、拡散領域の長辺と
短辺とを逆にし、コンタクト部の幅寸法をアルミ配線幅
寸法よりも小さく形成した場合は、静電破壊耐電圧は2
分の1以下であった。このように、上述の如き入力保護
回路では、小さな面積で充分な静電破壊耐電圧を得るこ
とができ、自身が静電破壊されることなく内部回路11
2へ印加される電圧を低下させ、内部回路112の静電
破壊を防止することができる。
【0023】なお、本発明の実施例では、配線と拡散領
域とを接続するために1つのコンタクト部を形成してい
るが、これに限るものではなく、複数のコンタクト部で
同形のコンタクト部を形成しても良い。また、拡散領域
にPN接合した拡散層と電源VCC又はグランドVSSとを
接続するコンタクト部は、拡散領域を囲む態様で1つ設
けても良いし、複数個設けても良い。また、絶縁膜を介
さず拡散領域上に直接配線を形成するダイレクト・コン
タクト型であっても良い。
【0024】また、上述の実施例では拡散領域が長方形
状の場合を説明しているが、これに限るものではなく、
多角形状を有していれば良い。
【0025】さらに、上述の実施例では、第1の整流素
子と第2の整流素子とが隣接した構造の場合を説明して
いるが、これに限るものではなく、両者が適長離隔した
構造であっても良い。
【0026】さらにまた、、上述の実施例では、入力保
護回路として保護ダイオードのみを備えた場合について
説明しているが、これに限るものではなく、例えば入力
端子と内部回路との間に抵抗を接続してあっても良い。
【0027】さらにまた、上述の実施例では、第1の拡
散領域と第2の拡散領域との並び方向と平行な方向に配
線を形成した場合を説明しているが、これに限るもので
はなく、拡散領域の並び方向と交わる方向に配線を形成
しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、1対
の整流素子の導電型の拡散領域夫々が入力端子と内部回
路との接続部に接続された構造であるので簡易に製造で
き、さらに、拡散領域の平面形状が、拡散領域上を横切
った位置に形成された配線の電流通流方向よりも直交方
向に長い多角形状であり、また、夫々のコンタクト部の
幅寸法は、コンタクト部を有する領域を除く配線の幅寸
法よりも長く、その幅方向の端部が配線を中心に等距離
に位置するので、PN接合面における電流の集中が緩和
され、面積を拡大することなく静電破壊耐電圧を向上さ
せる等、本発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の入力保護回路の回路図である。
【図2】第1実施例に係る保護ダイオードの模式的平面
図である。
【図3】図2の III−III 線から見た模式的断面図であ
る。
【図4】第1実施例に係る保護ダイオードの製造段階に
おける模式的断面図である。
【図5】従来の入力保護回路の回路図である。
【図6】従来の保護ダイオードD1 の模式的平面図であ
る。
【図7】図6の VII−VII 線から見た模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
111 入力端子 112 内部回路 113 保護ダイオード 114 保護ダイオード 115 アルミ配線 116,118 伝導ウェル 117 n型拡散領域 119 p型拡散領域 120 コンタクト部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一極性電源を接続した一導電型の半導体
    層を第1の拡散領域の周りにPN接合している第1の整
    流素子と、他極性電源を接続した他導電型の半導体層を
    第2の拡散領域の周りにPN接合している第2の整流素
    子とを備え、第1の拡散領域及び第2の拡散領域夫々を
    入力端子と内部回路との接続部に接続するための配線
    を、第1及び第2の拡散領域上を夫々横切って相互に接
    続するように形成した入力保護回路において、 前記第1及び第2の拡散領域は平面形状で多角形状をな
    し、該多角形状は、前記入力端子から供給された電流が
    前記拡散領域上の配線を通流する方向よりも、これに直
    交する幅方向に長い長さを有しており、前記配線と第1
    及び第2の拡散領域夫々とを接続するコンタクト部の幅
    方向の寸法が、該コンタクト部を有する領域を除く前記
    配線の幅方向の寸法よりも長く、前記コンタクト部の幅
    方向の端部が、前記第1及び第2の拡散領域上を夫々横
    切る配線の幅方向の中央から等距離に位置することを特
    徴とする入力保護回路。
JP5246913A 1993-10-01 1993-10-01 入力保護回路 Pending JPH07106555A (ja)

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