JPH07102441B2 - ダイカストマシンの表示装置 - Google Patents
ダイカストマシンの表示装置Info
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- JPH07102441B2 JPH07102441B2 JP1032849A JP3284989A JPH07102441B2 JP H07102441 B2 JPH07102441 B2 JP H07102441B2 JP 1032849 A JP1032849 A JP 1032849A JP 3284989 A JP3284989 A JP 3284989A JP H07102441 B2 JPH07102441 B2 JP H07102441B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイカストマシンの表示装置に係り、特に、溶
湯を供給するための給油装置、固化した製品を型外へ取
出すための取出機、開放された型開き面にエア並びに離
型剤を噴霧するためのスプレー装置などの周辺装置を具
備したダイカストマシン全体を共通のコントローラで制
御するようにしたダイカストマシンの表示装置に関す
る。
湯を供給するための給油装置、固化した製品を型外へ取
出すための取出機、開放された型開き面にエア並びに離
型剤を噴霧するためのスプレー装置などの周辺装置を具
備したダイカストマシン全体を共通のコントローラで制
御するようにしたダイカストマシンの表示装置に関す
る。
[従来の技術] 従来のダイカストマシンにおいては、給湯装置、取出
機、スプレー装置といつた周辺装置を含むダイカストマ
シン全体を運転(動作)状態を監視するために、パネル
上にランプ、LEDなどの発光表示器を設置し、ダイカス
トマシン本体や周辺装置の各部に配設した位置検出セン
サ(例えばリミツソスイツチ)やバルブ動作検出センサ
などの動作状態を、表示器の点滅で知らせる構成を一般
に採つていた。
機、スプレー装置といつた周辺装置を含むダイカストマ
シン全体を運転(動作)状態を監視するために、パネル
上にランプ、LEDなどの発光表示器を設置し、ダイカス
トマシン本体や周辺装置の各部に配設した位置検出セン
サ(例えばリミツソスイツチ)やバルブ動作検出センサ
などの動作状態を、表示器の点滅で知らせる構成を一般
に採つていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来のダイカストマシンにおいては、ランプ、LE
Dなどの発光表示器の点滅でマシンの動作状態を監視す
るようにしていたため、オペレータは、発光表示器に近
傍に印された文字を読みとることにより、当該表示器が
どの機構部分のどの動作形態と対応しているのかを確認
しなければならず、発光表示器が多数個並設されている
場合には視認に手間どる、或いは初心のオペレータなど
には読み取りが困難という問題があつた。これは、発光
表示器を配設したパネルが複数箇所に分れている場合
(例えば、ダイカストマシン本体と周辺装置とに分れて
いる場合)にはより顕著な問題となつてた。また、発光
表示器の点滅だけでは情報量が少く、圧力などを読み取
るとためには圧力計などの指針を見る必要があるなど、
総じてダイカストマシン全体の運転状態監視のための視
認性が悪いものであつた。
Dなどの発光表示器の点滅でマシンの動作状態を監視す
るようにしていたため、オペレータは、発光表示器に近
傍に印された文字を読みとることにより、当該表示器が
どの機構部分のどの動作形態と対応しているのかを確認
しなければならず、発光表示器が多数個並設されている
場合には視認に手間どる、或いは初心のオペレータなど
には読み取りが困難という問題があつた。これは、発光
表示器を配設したパネルが複数箇所に分れている場合
(例えば、ダイカストマシン本体と周辺装置とに分れて
いる場合)にはより顕著な問題となつてた。また、発光
表示器の点滅だけでは情報量が少く、圧力などを読み取
るとためには圧力計などの指針を見る必要があるなど、
総じてダイカストマシン全体の運転状態監視のための視
認性が悪いものであつた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、給湯装置、取出機、スプレー装置といつた
周辺装置を含むダイカストマシン全体の運転(動作)状
態を、1ケ所で集中的に、且つ視認性良く表示できるダ
イカストマシンの表示装置を提供することにある。
るところは、給湯装置、取出機、スプレー装置といつた
周辺装置を含むダイカストマシン全体の運転(動作)状
態を、1ケ所で集中的に、且つ視認性良く表示できるダ
イカストマシンの表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記した目的を達成するため、溶湯を供給する
ための給湯装置、固化した製品を型外へ取出すための取
出機、開放された型開き面にエア並びに離型剤を噴霧す
るためのスプレー装置などの周辺装置を具備したダイカ
ストマシンのための表示装置において、各周辺装置の各
センサからの情報並びにダイカストマシン本体の各セン
サからの情報と予め定められた鋳造条件とに基づき、ダ
イカストマシン本体並びに各周辺装置を制御する演算処
理手段と、該演算処理の出力により各種表示モードの表
示を行うCRTデイスプレイよりなる表示装置とを備え、
前記表示モードには、周辺装置を含むダイカストマシン
全体の運転状態を表示させる自動動作監視画面モードが
設けられ、この自動動作監視画面モードでは、前記各周
辺装置並びに前記ダイカストマシン本体の概略形状図形
が表示され、該各概略形状図形の近傍の動作状態が、例
えば具体的文字の書換え文字部分の色変更などによつて
示されるように、構成される。
ための給湯装置、固化した製品を型外へ取出すための取
出機、開放された型開き面にエア並びに離型剤を噴霧す
るためのスプレー装置などの周辺装置を具備したダイカ
ストマシンのための表示装置において、各周辺装置の各
センサからの情報並びにダイカストマシン本体の各セン
サからの情報と予め定められた鋳造条件とに基づき、ダ
イカストマシン本体並びに各周辺装置を制御する演算処
理手段と、該演算処理の出力により各種表示モードの表
示を行うCRTデイスプレイよりなる表示装置とを備え、
前記表示モードには、周辺装置を含むダイカストマシン
全体の運転状態を表示させる自動動作監視画面モードが
設けられ、この自動動作監視画面モードでは、前記各周
辺装置並びに前記ダイカストマシン本体の概略形状図形
が表示され、該各概略形状図形の近傍の動作状態が、例
えば具体的文字の書換え文字部分の色変更などによつて
示されるように、構成される。
[作 用] 上述のように本発明においては、ダイカストマシン全体
(ダイカストマシン本体並びに各周辺装置)を、例えば
マイクロコンピユータを主体とする演算処理手段で統括
制御し、演算処理手段は、各センサさらの情報でダイカ
ストマシン全体の運転状態の現状を常時把握・認知する
ようになつている。そして、前記自動動作監視画面モー
ドが選択されると、カラーCRTデイスプレイよりなる表
示装置には、各周辺装置並びに前記ダイカストマシン本
体の概略形状図形が表示され、該各概略形状の図形の近
傍に動作状態が、演算処理手段からの出力によつて、例
えば具体的文字の書換えや文字部分の色変更などによつ
て示される。すなわち、例えば、固定表示された部材名
と、該部材名の近傍に書換え表示される動作表示文字と
でなされる動作状態の表示形態として、或いは、固定表
示された動作表示文字と、マシンの現動作状態中の動作
表示文字部分の下地もしくは動作表示文字自身を順次色
変更して、他の部位から顕在化して示す動作状態の表示
形態として、表示画面上に表される。
(ダイカストマシン本体並びに各周辺装置)を、例えば
マイクロコンピユータを主体とする演算処理手段で統括
制御し、演算処理手段は、各センサさらの情報でダイカ
ストマシン全体の運転状態の現状を常時把握・認知する
ようになつている。そして、前記自動動作監視画面モー
ドが選択されると、カラーCRTデイスプレイよりなる表
示装置には、各周辺装置並びに前記ダイカストマシン本
体の概略形状図形が表示され、該各概略形状の図形の近
傍に動作状態が、演算処理手段からの出力によつて、例
えば具体的文字の書換えや文字部分の色変更などによつ
て示される。すなわち、例えば、固定表示された部材名
と、該部材名の近傍に書換え表示される動作表示文字と
でなされる動作状態の表示形態として、或いは、固定表
示された動作表示文字と、マシンの現動作状態中の動作
表示文字部分の下地もしくは動作表示文字自身を順次色
変更して、他の部位から顕在化して示す動作状態の表示
形態として、表示画面上に表される。
よつて、ダイカストマシン全体の運転(動作)状態が、
1つの表示画面上に、集中的に且つ視認性良く表示され
るため、オペレータは一目で全体の状況を視認・把握で
きる。
1つの表示画面上に、集中的に且つ視認性良く表示され
るため、オペレータは一目で全体の状況を視認・把握で
きる。
[実施例] 以下、本発明を第1図〜第9図に示した1実施例によつ
て説明する。
て説明する。
第1図はダイカストマシン制御装置の概要を示す説明図
である。
である。
第1図において、1はベースで、該ベース1上に設置さ
れた固定プラテン2と支持部材3との間には複数本のタ
イバー4が配設され、タイバー4には摺動自在に可動プ
ラテン5に嵌挿されている。上記支持部材3には、型締
シリンダ(油圧シリンダ)6が固設され、そのピストン
ロツド6aがトグルリンク機構7を介して上記可動プラテ
ン5に連結されていて、ピストンロッド6aの前後動によ
つて可動プラテン5が前記固定プラテン2に対して前進
もしくは後退するようになつている。
れた固定プラテン2と支持部材3との間には複数本のタ
イバー4が配設され、タイバー4には摺動自在に可動プ
ラテン5に嵌挿されている。上記支持部材3には、型締
シリンダ(油圧シリンダ)6が固設され、そのピストン
ロツド6aがトグルリンク機構7を介して上記可動プラテ
ン5に連結されていて、ピストンロッド6aの前後動によ
つて可動プラテン5が前記固定プラテン2に対して前進
もしくは後退するようになつている。
前記固定プラテン2と可動プラテン5との相対向する面
側には、固定金型8と可動金型9とがそれぞれ取付けら
れている。また、固定プラテン2には給湯スリーブ体10
が配設されており、給湯口10aから供給されたアルミニ
ウム合金などの溶湯が、前記ベース1上に設置された射
出シリンダ(油圧シリンダ)11のピストンロツド11a先
端のプランジヤチツプ(押湯部)11bによつて、型締時
に金型内に射出されるようになつている。
側には、固定金型8と可動金型9とがそれぞれ取付けら
れている。また、固定プラテン2には給湯スリーブ体10
が配設されており、給湯口10aから供給されたアルミニ
ウム合金などの溶湯が、前記ベース1上に設置された射
出シリンダ(油圧シリンダ)11のピストンロツド11a先
端のプランジヤチツプ(押湯部)11bによつて、型締時
に金型内に射出されるようになつている。
12は射出圧力センサで、例えば前記射出シリンダ11に付
設された油圧力測定ヘツドなどからなつており、該射出
圧力センサ12からの出力が後記する演算処理手段50の入
力変換演算装置51に供給される。13は射出ストロークセ
ンサで、図示していないが、例えば前記射出シリンタ11
のピストンロツド11aと一体となつて前後動するラツク
と噛合つたピニオンの回転量を検出するパルスエンコー
ダ(或いはポテンシヨメータ)などよりなつており、該
射出ストロークセンサ13からの出力も後記する演算処理
手段50の入力変換演算装置51に供給される。14は型開閉
ストロークセンサで、前記型締シリンダ6のピストンロ
ツド6a(或いは前記可動プラテン5など)のストローク
を検出するパルスエンコーダ、ポテンシヨメータなどか
らなり、該型開閉ストロークセンサ14からの出力も後記
演算処理手段50の入力変換演算装置51に供給される。15
はエジエクト(押出し)ストロークセンサで、型開き時
に前記可動金型9側に付着した鋳造製品16をエジエクト
するための図示せぬ公知の機構に付設され、エジエクト
ピン等と鋳造製品との相対ストロークを検出するパルス
エンコーダ、ポテンシヨメータなどからなり、該エジエ
クトロストロークセンサ15からの出力も後記演算処理手
段50の入力変換演算装置51に供給される。
設された油圧力測定ヘツドなどからなつており、該射出
圧力センサ12からの出力が後記する演算処理手段50の入
力変換演算装置51に供給される。13は射出ストロークセ
ンサで、図示していないが、例えば前記射出シリンタ11
のピストンロツド11aと一体となつて前後動するラツク
と噛合つたピニオンの回転量を検出するパルスエンコー
ダ(或いはポテンシヨメータ)などよりなつており、該
射出ストロークセンサ13からの出力も後記する演算処理
手段50の入力変換演算装置51に供給される。14は型開閉
ストロークセンサで、前記型締シリンダ6のピストンロ
ツド6a(或いは前記可動プラテン5など)のストローク
を検出するパルスエンコーダ、ポテンシヨメータなどか
らなり、該型開閉ストロークセンサ14からの出力も後記
演算処理手段50の入力変換演算装置51に供給される。15
はエジエクト(押出し)ストロークセンサで、型開き時
に前記可動金型9側に付着した鋳造製品16をエジエクト
するための図示せぬ公知の機構に付設され、エジエクト
ピン等と鋳造製品との相対ストロークを検出するパルス
エンコーダ、ポテンシヨメータなどからなり、該エジエ
クトロストロークセンサ15からの出力も後記演算処理手
段50の入力変換演算装置51に供給される。
20は溶湯を供給するための給湯装置で、アルミニウム合
金などを溶解してなる溶湯を満たしたルツボと前記給湯
口10aとの間に配設されている。第2図は給湯装置20を
示しており、該給湯装置20は、基台21上に回動自在に保
持された第1アーム22、該第1アーム22の先端部に回動
自在に保持された第2アーム23、該第2アーム23の先端
部に回動自在に保持されたラドル24などを備えている。
上記第1アーム22と第2アーム23とは、公知の連動機構
により連動すると共に、上記ラドル24はアーム22,23と
は別個に回動するようになつており、第1アーム22及び
第2アーム23と、ラドル24はそれぞれDCモータなどの適
宜駆動源で駆動制御される。そして、ルツボ25からラド
ル24で所定量だけ汲み上げられた溶湯が前記給湯口10a
まで搬送され、所定タイミング給湯口10aへ流し込まれ
る。26はアームストロークセンサ、27はラドルストロー
クセンサで、該ストロークセンサ26,27の出力が後記す
る演算処理手段50の入力変換演算装置51の供給される。
金などを溶解してなる溶湯を満たしたルツボと前記給湯
口10aとの間に配設されている。第2図は給湯装置20を
示しており、該給湯装置20は、基台21上に回動自在に保
持された第1アーム22、該第1アーム22の先端部に回動
自在に保持された第2アーム23、該第2アーム23の先端
部に回動自在に保持されたラドル24などを備えている。
上記第1アーム22と第2アーム23とは、公知の連動機構
により連動すると共に、上記ラドル24はアーム22,23と
は別個に回動するようになつており、第1アーム22及び
第2アーム23と、ラドル24はそれぞれDCモータなどの適
宜駆動源で駆動制御される。そして、ルツボ25からラド
ル24で所定量だけ汲み上げられた溶湯が前記給湯口10a
まで搬送され、所定タイミング給湯口10aへ流し込まれ
る。26はアームストロークセンサ、27はラドルストロー
クセンサで、該ストロークセンサ26,27の出力が後記す
る演算処理手段50の入力変換演算装置51の供給される。
30は固化した鋳造製品16を型外へ取出すための取出機
で、前記固定プラテン2と可動プラテン5との間の第1
図で図示紙面奥方側に位置し、型開き時に、前記可動金
型9側に披着した鋳造製品16を取り外して、例えば図示
せぬベルトコンベア上へ鋳造製品16を載置するようにな
つている。
で、前記固定プラテン2と可動プラテン5との間の第1
図で図示紙面奥方側に位置し、型開き時に、前記可動金
型9側に披着した鋳造製品16を取り外して、例えば図示
せぬベルトコンベア上へ鋳造製品16を載置するようにな
つている。
第3図(a),(b)は取出機30を示しており、同図
(a)は平面図、同図(b)は側面図であり、同図に示
すように取出機30は、基台31と、該基台31上に回動自在
に保持されたアーム部材32と、該アーム部材32の先端に
取付けられたフインガ部材33などを備えている。
(a)は平面図、同図(b)は側面図であり、同図に示
すように取出機30は、基台31と、該基台31上に回動自在
に保持されたアーム部材32と、該アーム部材32の先端に
取付けられたフインガ部材33などを備えている。
上記アーム部材32は、第3図(a)で実線で示した前進
位置と2点鎖線で示した後退位置との間を回動自在とな
つており、型開き後に前進位置をとり、型閉じ時にはダ
イカストマシン本体側の作動を邪魔しない後退(退避)
位置にあるようになつている。また、アーム部材32はそ
の保持部材と共に、同じく第3図(a)で実線と2点鎖
線で示した位置との間をダイカストマシン軸と平行にス
ライド自在となつており、アーム部材32が前記固定金型
8と可動金型9との間の型開き空間に位置した上述の前
進位置にある際、該アーム部材32は、前記可動金型9に
接近した2点鎖線図示の位置と、可動金型9から離間し
た実線図示の位置との間を移動するようにされている。
また、前記フインガ部材33は、第3図(b)で矢印で示
すようにアーム部材32に旋回(回転)可能に保持されて
いると共に、鋳造製品16の被掴持部(前記したプランジ
ヤチツプ11bによる被押圧部分で通常ビスケツトと呼ば
れている)を挟持したクランプ状態(チヤツキング状
態)と、非クランプ状態(非チヤツキング状態)とを選
択的にとり得るようになちている。なお、上述したアー
ム部材32とフインガ部材33は、例えばエアシリンダなど
の適宜駆動源により駆動制御される。
位置と2点鎖線で示した後退位置との間を回動自在とな
つており、型開き後に前進位置をとり、型閉じ時にはダ
イカストマシン本体側の作動を邪魔しない後退(退避)
位置にあるようになつている。また、アーム部材32はそ
の保持部材と共に、同じく第3図(a)で実線と2点鎖
線で示した位置との間をダイカストマシン軸と平行にス
ライド自在となつており、アーム部材32が前記固定金型
8と可動金型9との間の型開き空間に位置した上述の前
進位置にある際、該アーム部材32は、前記可動金型9に
接近した2点鎖線図示の位置と、可動金型9から離間し
た実線図示の位置との間を移動するようにされている。
また、前記フインガ部材33は、第3図(b)で矢印で示
すようにアーム部材32に旋回(回転)可能に保持されて
いると共に、鋳造製品16の被掴持部(前記したプランジ
ヤチツプ11bによる被押圧部分で通常ビスケツトと呼ば
れている)を挟持したクランプ状態(チヤツキング状
態)と、非クランプ状態(非チヤツキング状態)とを選
択的にとり得るようになちている。なお、上述したアー
ム部材32とフインガ部材33は、例えばエアシリンダなど
の適宜駆動源により駆動制御される。
34はアーム回動ストロークセンサ、35はアームスライド
ストロークセンサ、36はフインガ旋回(回転)検出セン
サ、37はチヤツク動作検出センサで、これ等各センサ34
〜37の出力が後記する演算処理手段50の入力変換演算装
置51に供給される。
ストロークセンサ、36はフインガ旋回(回転)検出セン
サ、37はチヤツク動作検出センサで、これ等各センサ34
〜37の出力が後記する演算処理手段50の入力変換演算装
置51に供給される。
なお、取出機30の機構、動作形態は種々変形可能で、必
要に応じ、より複雑な動作をとらせる場合もあり、この
場合はセンサ(例えばリミツトスイツチ)は必要な数だ
け増設される。
要に応じ、より複雑な動作をとらせる場合もあり、この
場合はセンサ(例えばリミツトスイツチ)は必要な数だ
け増設される。
40は前記固定プラテン2上に設置されたスプレー装置
で、型開きされ且つ前記鋳造製品16が取出された後に、
前記固定金型8と可動金型9の両者にエア並びに離型剤
を噴霧するようになつている。第4図はスプレー装置40
を示しており、該スプレー装置40は、基台41と、該基台
41上に保持部材を介して取付けられた昇降シリンダ(エ
アシリンダ)42と、該昇降シリンダ42の作動ロツド42a
に保持具を介して取付けられたノズル群43などを具備し
ている。上記ノズル群43は、昇降シリンダ42によつて上
下動され、前記取出機30で鋳造製品16が型外へ取出した
後の型開きされた空間にノズル群43が下降挿入されて、
まずエア噴霧によつて固定金型8面と可動金型9面とに
残存しているバリなどを吹飛ばして金型面を清浄し、次
に、離型剤を両金型8,9面に噴霧し、然る後、再びエア
噴霧を行つて離型剤を均一披着させるようになつてい
る。44はノズル位置検出センサで、該ノズル位置検出セ
ンサ44の出力が後記する演算処理手段50の入力変換演算
装置51に供給される。
で、型開きされ且つ前記鋳造製品16が取出された後に、
前記固定金型8と可動金型9の両者にエア並びに離型剤
を噴霧するようになつている。第4図はスプレー装置40
を示しており、該スプレー装置40は、基台41と、該基台
41上に保持部材を介して取付けられた昇降シリンダ(エ
アシリンダ)42と、該昇降シリンダ42の作動ロツド42a
に保持具を介して取付けられたノズル群43などを具備し
ている。上記ノズル群43は、昇降シリンダ42によつて上
下動され、前記取出機30で鋳造製品16が型外へ取出した
後の型開きされた空間にノズル群43が下降挿入されて、
まずエア噴霧によつて固定金型8面と可動金型9面とに
残存しているバリなどを吹飛ばして金型面を清浄し、次
に、離型剤を両金型8,9面に噴霧し、然る後、再びエア
噴霧を行つて離型剤を均一披着させるようになつてい
る。44はノズル位置検出センサで、該ノズル位置検出セ
ンサ44の出力が後記する演算処理手段50の入力変換演算
装置51に供給される。
なお、スプレー装置40の昇降シリンダ42は必要に応じ旋
回可能とされ、この場合は旋回検出センサが付設され
る。
回可能とされ、この場合は旋回検出センサが付設され
る。
50はダイカストマシンに付設された演算処理手段で、周
辺装置たる前記給湯装置20、取出機30、スプレー装置40
を含むダイカストマシン全体の制御を司どるようになつ
ている。該実施例において、演算処理手段50は、主に入
力変換演算装置51と、主制御装置52と、CRT制御53と、
周辺装置制御装置54とからなつており、主制御装置52、
CRT制御装置53などは各々マイクロコンピユータで構成
され、それぞれは、各種I/Oインターフエス、主制御プ
ログラム並びに固定データなどを格納したROM、各種フ
ラグ並びに固定データなどを読み書きするRAM、全体の
制御を司どるμCPU(マイクロセントラルプロセツサー
ユニツト)等を具備したものよりなつている。
辺装置たる前記給湯装置20、取出機30、スプレー装置40
を含むダイカストマシン全体の制御を司どるようになつ
ている。該実施例において、演算処理手段50は、主に入
力変換演算装置51と、主制御装置52と、CRT制御53と、
周辺装置制御装置54とからなつており、主制御装置52、
CRT制御装置53などは各々マイクロコンピユータで構成
され、それぞれは、各種I/Oインターフエス、主制御プ
ログラム並びに固定データなどを格納したROM、各種フ
ラグ並びに固定データなどを読み書きするRAM、全体の
制御を司どるμCPU(マイクロセントラルプロセツサー
ユニツト)等を具備したものよりなつている。
55はキー入力装置で、ダイカストマシンのメインパネル
ボードなどに配設され、オペレータが該キー入力装置55
の所定のキースイツチ(押釦スイツチ)を操作すること
によつて、後記表示装置56の表示モードを選択したり、
ダイカストマシン全体の鋳造条件を可変設定できるよう
になつている。なお、ここで言う鋳造条件とは、射出条
件、型開閉条件などのダイカストマシン本体の条件、並
びに前記各周辺装置20,30,40の運転条件などを総べて含
んでいる。
ボードなどに配設され、オペレータが該キー入力装置55
の所定のキースイツチ(押釦スイツチ)を操作すること
によつて、後記表示装置56の表示モードを選択したり、
ダイカストマシン全体の鋳造条件を可変設定できるよう
になつている。なお、ここで言う鋳造条件とは、射出条
件、型開閉条件などのダイカストマシン本体の条件、並
びに前記各周辺装置20,30,40の運転条件などを総べて含
んでいる。
56はカラーCRTデイスプレイよりなる表示装置で、前記
キー入力装置55の近傍に配設され、後述する如く、現在
の各種運転状態表示モード画面、各種鋳造条件の設定モ
ード画面、型厚調整モード画面、タイマーモード画面な
どを表示するようになつている。57はプリンタで、演算
処理手段50の演算処理結果を必要に応じプリントアウト
するようになつている。58は外部演算制御装置たるパソ
コンで、必要に応じ各ダイカストマシンの演算処理手段
50に接続され、複数のダイカストマシンを同時にモニタ
してマシングループ管理などを行うようになつている。
キー入力装置55の近傍に配設され、後述する如く、現在
の各種運転状態表示モード画面、各種鋳造条件の設定モ
ード画面、型厚調整モード画面、タイマーモード画面な
どを表示するようになつている。57はプリンタで、演算
処理手段50の演算処理結果を必要に応じプリントアウト
するようになつている。58は外部演算制御装置たるパソ
コンで、必要に応じ各ダイカストマシンの演算処理手段
50に接続され、複数のダイカストマシンを同時にモニタ
してマシングループ管理などを行うようになつている。
演算処理手段50の前記入力変換演算装置51には、前記し
たエンコーダ、圧力測定ヘツド、リミツトスチツチなど
の各センサ群SG(12,13,14,15,26,27,34,35,36,37,44)
などからの信号が送出され、各センサ信号は必要に応じ
A/D変換器でデジタル信号に変換され、データ転送部を
介して適正タイミングで、前記主制御装置52に取込まれ
てRAMの所定エリアに順次更新格納される。主制御装置5
2は、このセンサ群からの信号と予め設定された鋳造条
件とを対比参照しつつ、予め定められたプログラムに基
づき、前記した給湯装置20、取出機30、スプレー装置40
の図示せぬドライバー回路を制御し、DCモータ、エアシ
リンダ制御用電磁アクチユエータなどを駆動制御し、後
述するように給湯装置20、取出機30、スプレー装置40を
制御する。また、同様に主制御装置52は、センサ群から
の信号と予め設定された鋳造条件とを対比参照しつつ、
予め定められたプログラムに基づき、油圧系用のドライ
バー回路59を介して圧力調整並びに速度調整機能を具備
する複数の比例電磁弁からなる圧力速度調整弁60を駆動
制御し、これによつて、前記型締シリンダ6と射出シリ
ンダ11などを所定タイミングで所定動作を行なわせ、射
出並びに型開閉(ダイカストマシン本体側の動作)を実
行させるようになつている。
たエンコーダ、圧力測定ヘツド、リミツトスチツチなど
の各センサ群SG(12,13,14,15,26,27,34,35,36,37,44)
などからの信号が送出され、各センサ信号は必要に応じ
A/D変換器でデジタル信号に変換され、データ転送部を
介して適正タイミングで、前記主制御装置52に取込まれ
てRAMの所定エリアに順次更新格納される。主制御装置5
2は、このセンサ群からの信号と予め設定された鋳造条
件とを対比参照しつつ、予め定められたプログラムに基
づき、前記した給湯装置20、取出機30、スプレー装置40
の図示せぬドライバー回路を制御し、DCモータ、エアシ
リンダ制御用電磁アクチユエータなどを駆動制御し、後
述するように給湯装置20、取出機30、スプレー装置40を
制御する。また、同様に主制御装置52は、センサ群から
の信号と予め設定された鋳造条件とを対比参照しつつ、
予め定められたプログラムに基づき、油圧系用のドライ
バー回路59を介して圧力調整並びに速度調整機能を具備
する複数の比例電磁弁からなる圧力速度調整弁60を駆動
制御し、これによつて、前記型締シリンダ6と射出シリ
ンダ11などを所定タイミングで所定動作を行なわせ、射
出並びに型開閉(ダイカストマシン本体側の動作)を実
行させるようになつている。
また、第5図に示すように主制御装置52に取込れたセン
サ群SGからの信号は、主制御装置52で適宜必要に応じ変
換処理されて、位置、ストローク、速度、圧力などのデ
ータとして各々所定のコードが割付けられて、前記CRT
制御装置53に転送されて所定のRAMエリアに取込まれ
る。CRT制御装置53は、予め作成されたプログラムと主
制御装置52から送られてくるデータのコードに基づき、
表示装置56の表示画面のどの位置に、どのような色で、
どのような形態で表示を行わせるかを判断し、表示装置
56に所定形態の表示を行わせる。
サ群SGからの信号は、主制御装置52で適宜必要に応じ変
換処理されて、位置、ストローク、速度、圧力などのデ
ータとして各々所定のコードが割付けられて、前記CRT
制御装置53に転送されて所定のRAMエリアに取込まれ
る。CRT制御装置53は、予め作成されたプログラムと主
制御装置52から送られてくるデータのコードに基づき、
表示装置56の表示画面のどの位置に、どのような色で、
どのような形態で表示を行わせるかを判断し、表示装置
56に所定形態の表示を行わせる。
例えば、前記キー入力装置55によつて後述する自動動作
監視画面モードが選択されると、CRT制御装置53は、予
め作成保持された固定図形形状、固定枠、固定文字など
を表示装置56の表示画面の所定位置に所定のカラーで表
示させると共に、主制御装置52から送出される各々異な
るコードが割当てられた位置、ストローク、速度、圧力
などのデータ及び主制御装置52のタイマーで計数される
各種時間データを、それぞれリアルタイムで所定位置に
所定形態で表示する。
監視画面モードが選択されると、CRT制御装置53は、予
め作成保持された固定図形形状、固定枠、固定文字など
を表示装置56の表示画面の所定位置に所定のカラーで表
示させると共に、主制御装置52から送出される各々異な
るコードが割当てられた位置、ストローク、速度、圧力
などのデータ及び主制御装置52のタイマーで計数される
各種時間データを、それぞれリアルタイムで所定位置に
所定形態で表示する。
すなわち、リミツトスイツチ関係(前記各周辺装置20,3
0,40の各部材のセンサなど)のON,OFF状態を示すデータ
であれば、主制御装置52はこれをそれぞれ別異の所定コ
ードに変換してCRT制御装置53に送出し、CRT制御装置53
は、表示画面上の例えば所定の固定文字「スプレ」とい
う部材名の近傍に、“上限というような動作状態を文字
表示させる。また、主制御装置52からストローク、速
度、圧力、時間に変換されたデータが所定コードを付さ
れてCRT制御装置53に送出されると、CRT制御装置53は、
表示画面上の例えば「射出ストローク」などの固定文字
の近傍に、"100(mm)”などの数値を表示させる。ま
た、主制御装置52からダイカストマシン本体側の主要部
材などの位置(動作状態)に関するデータが所定コード
を付されてCRT制御装置53に送出されると、CRT制御装置
装置53は、表示画面上の例えば、射出行程の動作状態を
示す固定文字「低速」→「高速」→「増圧」部分のうち
の現在の動作状態と対応する部位を、他の部位と色変え
て表示(リバース表示)する。
0,40の各部材のセンサなど)のON,OFF状態を示すデータ
であれば、主制御装置52はこれをそれぞれ別異の所定コ
ードに変換してCRT制御装置53に送出し、CRT制御装置53
は、表示画面上の例えば所定の固定文字「スプレ」とい
う部材名の近傍に、“上限というような動作状態を文字
表示させる。また、主制御装置52からストローク、速
度、圧力、時間に変換されたデータが所定コードを付さ
れてCRT制御装置53に送出されると、CRT制御装置53は、
表示画面上の例えば「射出ストローク」などの固定文字
の近傍に、"100(mm)”などの数値を表示させる。ま
た、主制御装置52からダイカストマシン本体側の主要部
材などの位置(動作状態)に関するデータが所定コード
を付されてCRT制御装置53に送出されると、CRT制御装置
装置53は、表示画面上の例えば、射出行程の動作状態を
示す固定文字「低速」→「高速」→「増圧」部分のうち
の現在の動作状態と対応する部位を、他の部位と色変え
て表示(リバース表示)する。
第6図は、運転状態表示モードのうちの自動動作監視画
面モードが選択された場合の前記表示装置56の表示画面
56aを示している。同図において、70,71,72,73は、前記
ダイカストマシン本体、給湯装置20、取出機30、スプレ
ー装置40の概略形状をそれぞれ示す装置図形パターン
で、これ等装置図形パターン70〜73は表示画面56a上の
所定位置に固定して表示される。該実施例においては、
黒下地上に、図形パターン70は黄と赤と緑で、図形パタ
ーン71〜73は黄と赤でそれぞれ表示される。74…は固定
表示された枠、75…は固定表示された固定表示文字で、
固定表示文字75…には、主に周辺装置20,30,40の各部材
を示す部材表示文字75a…と、主にダイカストマシン本
体側の動作状態を示す固定動作表示文字75b…と、時
間,速度,圧力,ストロークなどを示すための数値用表
示文字75c…と、単位表示文字75d…などが含まれてい
る。上記枠74並びに固定表示文字75は、図形パターン70
〜73の関連する部材の近傍に、例えば白色で表示され
る。
面モードが選択された場合の前記表示装置56の表示画面
56aを示している。同図において、70,71,72,73は、前記
ダイカストマシン本体、給湯装置20、取出機30、スプレ
ー装置40の概略形状をそれぞれ示す装置図形パターン
で、これ等装置図形パターン70〜73は表示画面56a上の
所定位置に固定して表示される。該実施例においては、
黒下地上に、図形パターン70は黄と赤と緑で、図形パタ
ーン71〜73は黄と赤でそれぞれ表示される。74…は固定
表示された枠、75…は固定表示された固定表示文字で、
固定表示文字75…には、主に周辺装置20,30,40の各部材
を示す部材表示文字75a…と、主にダイカストマシン本
体側の動作状態を示す固定動作表示文字75b…と、時
間,速度,圧力,ストロークなどを示すための数値用表
示文字75c…と、単位表示文字75d…などが含まれてい
る。上記枠74並びに固定表示文字75は、図形パターン70
〜73の関連する部材の近傍に、例えば白色で表示され
る。
76…は、前記部材表示文字75a…の近傍に該部材表示文
字75aで表わされる部材の現在の状態を書換え自在に表
示した可変動作表示文字で、例えば、前記給湯装置20の
ラドル24が移送中である場合には、部材表示文字75a
「ラドル」の横に可変動作表示文字76“移送”が表示さ
れ、前記スプレー装置40のノズル群43が上昇限界位置に
ある場合には、部材表示文字75a「ノズル」の下に可変
動作表示文字76“上限”を表示する。よつて、オペレー
タは一目で周辺装置20,30,40などの現在の動作状態を確
認することができる。なお、該実験例においては、可変
動作表示文字76は緑色で表示される。
字75aで表わされる部材の現在の状態を書換え自在に表
示した可変動作表示文字で、例えば、前記給湯装置20の
ラドル24が移送中である場合には、部材表示文字75a
「ラドル」の横に可変動作表示文字76“移送”が表示さ
れ、前記スプレー装置40のノズル群43が上昇限界位置に
ある場合には、部材表示文字75a「ノズル」の下に可変
動作表示文字76“上限”を表示する。よつて、オペレー
タは一目で周辺装置20,30,40などの現在の動作状態を確
認することができる。なお、該実験例においては、可変
動作表示文字76は緑色で表示される。
77…は、前記数値用表示文字75c…の近傍に最新行程の
時間、圧力、速度、ストロークなどの実測値を表示する
数値データ表示文字で、例えば、第6図の最下段の列に
おいては、右側から1サイクルのトータル時間、射出行
程中の低速領域の平均速度、射出行程中の高速領域の平
均速度、射出行程中の増圧領域における平均圧力が表示
され、同図下から2番目の列においては、右側から射出
ストローク、型締力、エジエクト機構の押出ストロー
ク、型開閉ストロークが表示され、同図の下側から4番
目の列においては、右側からアキユームレータの増圧動
作時及び高速動作時の圧力、射出時間、冷却時間、エジ
エクタ機構の押出時間がそれぞれ表示されるようになつ
ている。よつてオペレータは、一目でダイカストマシン
の主要な運転数値データを確認できる。なお、該実施例
においては、数値データ表示文字77は黄色で表示され
る。
時間、圧力、速度、ストロークなどの実測値を表示する
数値データ表示文字で、例えば、第6図の最下段の列に
おいては、右側から1サイクルのトータル時間、射出行
程中の低速領域の平均速度、射出行程中の高速領域の平
均速度、射出行程中の増圧領域における平均圧力が表示
され、同図下から2番目の列においては、右側から射出
ストローク、型締力、エジエクト機構の押出ストロー
ク、型開閉ストロークが表示され、同図の下側から4番
目の列においては、右側からアキユームレータの増圧動
作時及び高速動作時の圧力、射出時間、冷却時間、エジ
エクタ機構の押出時間がそれぞれ表示されるようになつ
ている。よつてオペレータは、一目でダイカストマシン
の主要な運転数値データを確認できる。なお、該実施例
においては、数値データ表示文字77は黄色で表示され
る。
前記した固定動作表示文字75b…(一部は数値用表示文
字75cと兼用される)は、例えば、第6図の最下段列の
左側に2段分けし表示された6項目の文字が型開閉動作
に係つており、上段が型締行程中の高速領域、低速領
域、高圧領域を、下段が型開き行程中の低速領域、高速
領域、低速領域をそれぞれ示している。また、同図の最
下段列の右側の固定動作表示文字75b(数値用表示文字7
5cと兼用されたもの)は、射出行程中の低速領域、高速
領域、増圧領域をそれぞれ示し、同図の下から3番目の
列の固定動作表示文字75bにエジエクタの後退と前進と
をそれぞれ示している。
字75cと兼用される)は、例えば、第6図の最下段列の
左側に2段分けし表示された6項目の文字が型開閉動作
に係つており、上段が型締行程中の高速領域、低速領
域、高圧領域を、下段が型開き行程中の低速領域、高速
領域、低速領域をそれぞれ示している。また、同図の最
下段列の右側の固定動作表示文字75b(数値用表示文字7
5cと兼用されたもの)は、射出行程中の低速領域、高速
領域、増圧領域をそれぞれ示し、同図の下から3番目の
列の固定動作表示文字75bにエジエクタの後退と前進と
をそれぞれ示している。
これ等固定動作表示文字75bを囲む前記枠74内の下地は
通常黒色であり、ダイカストマシン本体の現在作動中の
動作を示す固定動作表示文字75bに対応する枠74内の下
地のみが、順次例えば青色などに色変更(リバース表
示)されて、現時点の動作状態を容易に視認させるよう
になつている。すなわち、型開閉動作であれば、前記6
つの固定動作表示文字75bの下地が、「高速型締」→
「低速」→「高圧」→「低圧」→「高速」→「低速」の
順に時計回り方向でリバース表示される。よつて、オペ
レータはダイカストマシン本体の動作の進行状態をリア
ルタイムで確実に把握することができる。
通常黒色であり、ダイカストマシン本体の現在作動中の
動作を示す固定動作表示文字75bに対応する枠74内の下
地のみが、順次例えば青色などに色変更(リバース表
示)されて、現時点の動作状態を容易に視認させるよう
になつている。すなわち、型開閉動作であれば、前記6
つの固定動作表示文字75bの下地が、「高速型締」→
「低速」→「高圧」→「低圧」→「高速」→「低速」の
順に時計回り方向でリバース表示される。よつて、オペ
レータはダイカストマシン本体の動作の進行状態をリア
ルタイムで確実に把握することができる。
なお、上述した現動作状態のリバース表示は、固定動作
表示文字75b自身を白色から他の色に変更して現在の動
作を表示させるようにすることもできる。また、ダイカ
ストマシン本体側以外にも、例えば前記周辺装置20,30,
40の前記部材表示文字75a部分や可変動作表示文字76部
分を同様にリバース表示して、現在の作動状態をより顕
著に視認させるようにすることもできる。
表示文字75b自身を白色から他の色に変更して現在の動
作を表示させるようにすることもできる。また、ダイカ
ストマシン本体側以外にも、例えば前記周辺装置20,30,
40の前記部材表示文字75a部分や可変動作表示文字76部
分を同様にリバース表示して、現在の作動状態をより顕
著に視認させるようにすることもできる。
斯様な表示形態をとる自動動作監視画面モードによれ
ば、前記図形パターン70〜73とこの近傍の文字によつ
て、オペレータは直感的に一目でどの部材のどの動作で
あるのか、もしくはどの数値データであるかが迅速・的
確は把握でき、前記可変動作表示文字76による具体的動
作表示、前記固定動作表示文字75bの順次可変される現
動作状態のリバース表示、各数値データなどの組合せ表
示を参照して、多くの情報量でありながらこれをスツキ
リとした形で視認性させるようにしている。すなわち、
総じて、1つの表示画面56a上においてダイカストマシ
ン全体の様子を効率よく監視することができる。
ば、前記図形パターン70〜73とこの近傍の文字によつ
て、オペレータは直感的に一目でどの部材のどの動作で
あるのか、もしくはどの数値データであるかが迅速・的
確は把握でき、前記可変動作表示文字76による具体的動
作表示、前記固定動作表示文字75bの順次可変される現
動作状態のリバース表示、各数値データなどの組合せ表
示を参照して、多くの情報量でありながらこれをスツキ
リとした形で視認性させるようにしている。すなわち、
総じて、1つの表示画面56a上においてダイカストマシ
ン全体の様子を効率よく監視することができる。
第7図は、前記演算処理手段50で制御されるダイカスト
マシン全体の動作の1例を示す動作フロー図である。同
図の左端Aは、動作開始時点を示しており、この時点A
から前記スプレー装置40のノズル群43が型開きされた前
記固定金型8と可動金型9との間の空間に下降を始め、
また、この下降途上でエアを両金型8,9に吹付け、金型
面に付着したバリなどを飛ばして金型面を清浄する。続
いて、ノズル群43はその下降位置で離型剤を両金型面に
噴霧した後、再びエアを噴霧して離型剤の均一付着化が
図られる。然る後、ノズル群43が上昇駆動され、型締め
動作の障害とならない位置までノズル群43が上昇したこ
とが前記ノズル位置検出センサ44で確認された時点Bに
至る。これ以後スプレー装置40は、型締、射出、型開
き、製品取出しがなど行われて、製品取出しが確認され
る時点Dまで待機状態におかれる。
マシン全体の動作の1例を示す動作フロー図である。同
図の左端Aは、動作開始時点を示しており、この時点A
から前記スプレー装置40のノズル群43が型開きされた前
記固定金型8と可動金型9との間の空間に下降を始め、
また、この下降途上でエアを両金型8,9に吹付け、金型
面に付着したバリなどを飛ばして金型面を清浄する。続
いて、ノズル群43はその下降位置で離型剤を両金型面に
噴霧した後、再びエアを噴霧して離型剤の均一付着化が
図られる。然る後、ノズル群43が上昇駆動され、型締め
動作の障害とならない位置までノズル群43が上昇したこ
とが前記ノズル位置検出センサ44で確認された時点Bに
至る。これ以後スプレー装置40は、型締、射出、型開
き、製品取出しがなど行われて、製品取出しが確認され
る時点Dまで待機状態におかれる。
一方、前記給湯装置20は前記時点Aから始動し、前記ラ
ドル24を前記ルツボ25内へ浸入させた後、第1,第2アー
ム22,23を回動させてラドル24をルツボ25から上昇させ
て溶湯を汲上げる。然る後、ラドル25を所定量回動させ
て余分の溶湯をルツボ25に戻してラドル24内の溶湯を1
シヨツトに必要な量に計量し、続いてラドル24を元に回
動させて溶湯がこぼれないようにされる。そして、所定
の待時間を経た後、前記時点Bに至つたことがセンサで
確認れると、前記第1,第2アーム22,23が回動されてラ
ドル24を前記給湯口10a方向に前進させ、ラドル24が給
湯口10a上に移送された時点でこの前進は停止される。
なお、第1,第2アーム22,23並びにラドル24の回動量は
前記ストロークセンサ26,27からの信号で演算処理手段5
0の主制御装置52に認知されるのは言うまでもない。
ドル24を前記ルツボ25内へ浸入させた後、第1,第2アー
ム22,23を回動させてラドル24をルツボ25から上昇させ
て溶湯を汲上げる。然る後、ラドル25を所定量回動させ
て余分の溶湯をルツボ25に戻してラドル24内の溶湯を1
シヨツトに必要な量に計量し、続いてラドル24を元に回
動させて溶湯がこぼれないようにされる。そして、所定
の待時間を経た後、前記時点Bに至つたことがセンサで
確認れると、前記第1,第2アーム22,23が回動されてラ
ドル24を前記給湯口10a方向に前進させ、ラドル24が給
湯口10a上に移送された時点でこの前進は停止される。
なお、第1,第2アーム22,23並びにラドル24の回動量は
前記ストロークセンサ26,27からの信号で演算処理手段5
0の主制御装置52に認知されるのは言うまでもない。
また、前記時点Bが認知されると、前記型締シリンダ6
が駆動されて可動金型9を搭載した可動プラテン5が移
送されてダイカストマシン本体側で型締行程が開始され
る。そして、型締が完了したことが前記型開閉ストロー
クセンサ14で確認されると、給湯装置20のラドルが回動
されて給湯口10aから溶湯が前記給湯スリーブ体10内へ
注湯される。注湯が完了したことがセンサで確認される
と、前記射出シリンダ11が駆動させてピストンロツド11
a先端のプランジヤチツプ11bにより溶湯が金型内へ射出
(シヨツト)され、続いて射出行程の終了が前記射出圧
力センサ12,射出ストロークセンサ13やタイマなどで確
認されると、ダイカストマシン本体は所定の冷却時間を
経た後、前記型締シリンダ6を先とは逆に駆動して型開
き行程に入り、時点Cに至る。なお、給湯装置20は注湯
終了後、ラドル24をルツボ25上に戻し(後退し)て待機
状態となり、製品取出しが確認された時点D以後に同様
の動作を繰り返す。
が駆動されて可動金型9を搭載した可動プラテン5が移
送されてダイカストマシン本体側で型締行程が開始され
る。そして、型締が完了したことが前記型開閉ストロー
クセンサ14で確認されると、給湯装置20のラドルが回動
されて給湯口10aから溶湯が前記給湯スリーブ体10内へ
注湯される。注湯が完了したことがセンサで確認される
と、前記射出シリンダ11が駆動させてピストンロツド11
a先端のプランジヤチツプ11bにより溶湯が金型内へ射出
(シヨツト)され、続いて射出行程の終了が前記射出圧
力センサ12,射出ストロークセンサ13やタイマなどで確
認されると、ダイカストマシン本体は所定の冷却時間を
経た後、前記型締シリンダ6を先とは逆に駆動して型開
き行程に入り、時点Cに至る。なお、給湯装置20は注湯
終了後、ラドル24をルツボ25上に戻し(後退し)て待機
状態となり、製品取出しが確認された時点D以後に同様
の動作を繰り返す。
型開きが進行して固定金型8と可動金型9との間が所定
量離間したことが確認されると、前記取出機30のアーム
部材32が両金型間の空間内へ前記回動され、続いてアー
ム部材32は可動金型9に披着した前記鋳造製品16側へ接
近する。この接近動作と略同時期にダイカストマシン側
ではエジエクト機構が作動を始め、鋳造製品16を可動金
型9から押出し、押出し終了時点ではアーム部材32先端
の前記フインガ部材33が鋳造製品16をチヤツキングす
る。チヤツキング終了後、マーム部材32は可動金型9か
ら離間する方向に移動し、鋳造製品16を完全に可動金型
9から引離し(引抜きし)、続いてアーム部材32は型開
き面から離脱する方向に回動後退され、鋳造製品16が金
型内から完全に取出されたことが確認されて時点Dに至
る。なお、エジエクト機構の動作は前記エジエクトスト
ロークセンサ15で、取出機30の動作は前記各センサ34〜
37でそれぞれ検知される。また、ダイカストマシン本体
側では、エジエクト機構が押出し終了後押出し戻り位置
に復帰し、以後ダイカストマシン本体側は次の鋳造サイ
クルに備えた待機状態となる。
量離間したことが確認されると、前記取出機30のアーム
部材32が両金型間の空間内へ前記回動され、続いてアー
ム部材32は可動金型9に披着した前記鋳造製品16側へ接
近する。この接近動作と略同時期にダイカストマシン側
ではエジエクト機構が作動を始め、鋳造製品16を可動金
型9から押出し、押出し終了時点ではアーム部材32先端
の前記フインガ部材33が鋳造製品16をチヤツキングす
る。チヤツキング終了後、マーム部材32は可動金型9か
ら離間する方向に移動し、鋳造製品16を完全に可動金型
9から引離し(引抜きし)、続いてアーム部材32は型開
き面から離脱する方向に回動後退され、鋳造製品16が金
型内から完全に取出されたことが確認されて時点Dに至
る。なお、エジエクト機構の動作は前記エジエクトスト
ロークセンサ15で、取出機30の動作は前記各センサ34〜
37でそれぞれ検知される。また、ダイカストマシン本体
側では、エジエクト機構が押出し終了後押出し戻り位置
に復帰し、以後ダイカストマシン本体側は次の鋳造サイ
クルに備えた待機状態となる。
前記時点D以後、スプレー装置40は前述と同様の動作を
行ない、また、給湯装置20も前述の動作を開始してい
る。この間、取出機30は後退位置においてフインガ部材
33を回転させ(フインガ回転)、続いてフインガ部材33
による鋳造製品16のチヤツキングを解除し、鋳造製品16
を例えばベルトコンベア上に載置する。然る後、スプレ
ー装置40のノズル群43の上昇が確認された時点Eに至
り、ダイカストマシン本体が前述と同様の動作を開始
し、この間に取出機30はフインガ部材33を復回転させ
(フインガ回転戻り)、次の取出しサイクルに備えるこ
ととなる。斯くして、一連の連続鋳造の総べてが、前述
したキー入力装置55による設定条件に基づき、演算処理
手段50で実行・制御される。
行ない、また、給湯装置20も前述の動作を開始してい
る。この間、取出機30は後退位置においてフインガ部材
33を回転させ(フインガ回転)、続いてフインガ部材33
による鋳造製品16のチヤツキングを解除し、鋳造製品16
を例えばベルトコンベア上に載置する。然る後、スプレ
ー装置40のノズル群43の上昇が確認された時点Eに至
り、ダイカストマシン本体が前述と同様の動作を開始
し、この間に取出機30はフインガ部材33を復回転させ
(フインガ回転戻り)、次の取出しサイクルに備えるこ
ととなる。斯くして、一連の連続鋳造の総べてが、前述
したキー入力装置55による設定条件に基づき、演算処理
手段50で実行・制御される。
ここで、前記表示装置56には前記した自動動作監視モー
ド以外にも、ダイカストマシンの運転状態が他の各種形
態で表示可能であり、また、各種条件設定画面も選択表
示可能とされている。
ド以外にも、ダイカストマシンの運転状態が他の各種形
態で表示可能であり、また、各種条件設定画面も選択表
示可能とされている。
第8図は他の運転状態表示モードの1例を示しており、
同図は、ダイカストマシンの運転条件中、細かな条件設
定と監視を必要とする射出圧力と射出速度をグラフイツ
ク表示するグラフイツク表示モードを示している。該表
示モードにおいては、横軸を時間スケールとし、右縦ス
ケールを速度スケール、左縦スケールを圧力スケールと
して、射出速度グラフパターン80と射出圧力グラフパタ
ーン81とがグラフイツク表示され、変化パターンの詳細
が視認できるようになつている。なお、このグラフイク
表示の詳細については、必要とあれば、本願出願人が先
に提案した特願昭63−238824号(ダイカストマシンにお
ける射出状態のグラフイク表示装置)を参照されたい。
同図は、ダイカストマシンの運転条件中、細かな条件設
定と監視を必要とする射出圧力と射出速度をグラフイツ
ク表示するグラフイツク表示モードを示している。該表
示モードにおいては、横軸を時間スケールとし、右縦ス
ケールを速度スケール、左縦スケールを圧力スケールと
して、射出速度グラフパターン80と射出圧力グラフパタ
ーン81とがグラフイツク表示され、変化パターンの詳細
が視認できるようになつている。なお、このグラフイク
表示の詳細については、必要とあれば、本願出願人が先
に提案した特願昭63−238824号(ダイカストマシンにお
ける射出状態のグラフイク表示装置)を参照されたい。
また、キー入力装置55を操作して、鋳造条件設定表示モ
ードの1つの指定すると、CRT制御装置53は予めメモリ
された表示枠、固定文字などを表示画面56a上に表示さ
せると共に、前記主制御装置52は設定条件受入状態とな
る。上記した鋳造条件選定表示モードには、例えば、型
開閉設定モード、射出条件設定モード、給湯装置20の動
作設定モード、取出機30の動作設定モード、スプレー装
置40の動作設定モードなどがあり、オペレータは金型交
換(鋳造製品の変更)に際し、各設定モードを必要に応
じて順次選択して鋳造条件の変更設定を前記キー入力装
置55で行うようになつている。
ードの1つの指定すると、CRT制御装置53は予めメモリ
された表示枠、固定文字などを表示画面56a上に表示さ
せると共に、前記主制御装置52は設定条件受入状態とな
る。上記した鋳造条件選定表示モードには、例えば、型
開閉設定モード、射出条件設定モード、給湯装置20の動
作設定モード、取出機30の動作設定モード、スプレー装
置40の動作設定モードなどがあり、オペレータは金型交
換(鋳造製品の変更)に際し、各設定モードを必要に応
じて順次選択して鋳造条件の変更設定を前記キー入力装
置55で行うようになつている。
第9図は、鋳造条件設定表示モードのうちの型開閉設定
モードが選択された場合の前記表示装置56の表示画面56
aを示している。オペレータは表示画面56a上のカーソル
82などに指示された箇所の設定項目の条件をテンキーで
入力し、カーソル82の自動移動もしくはカーソルキーに
よるカーソル82の移動で次の設定項目の条件を順次設定
するようになされる。第9図では、左側が型開閉の設定
条件を、右側が前述した鋳造製品16のエジエクト(押
出)設定条件を示している。なお、第9図においてはカ
ーソル82は、型開切替位置の型開き完了位置のストロー
クを指示しており、該カーソル82の下の速度,圧力は、
型開き時の低速領域←高速領域←低速領域の速度並びに
圧力条件をぞれぞれ示している。斯様にして設定される
型開閉設定条件値は、前記主制御装置52の所定のメモリ
領域に記憶・保持され、主制御装置52はこの設定された
データと予め作成されたダイカストマシン動作制御プロ
グラムとに基づき、且つ前記したセンサ群の出力を参照
しつつ型開閉動作を実行させる。
モードが選択された場合の前記表示装置56の表示画面56
aを示している。オペレータは表示画面56a上のカーソル
82などに指示された箇所の設定項目の条件をテンキーで
入力し、カーソル82の自動移動もしくはカーソルキーに
よるカーソル82の移動で次の設定項目の条件を順次設定
するようになされる。第9図では、左側が型開閉の設定
条件を、右側が前述した鋳造製品16のエジエクト(押
出)設定条件を示している。なお、第9図においてはカ
ーソル82は、型開切替位置の型開き完了位置のストロー
クを指示しており、該カーソル82の下の速度,圧力は、
型開き時の低速領域←高速領域←低速領域の速度並びに
圧力条件をぞれぞれ示している。斯様にして設定される
型開閉設定条件値は、前記主制御装置52の所定のメモリ
領域に記憶・保持され、主制御装置52はこの設定された
データと予め作成されたダイカストマシン動作制御プロ
グラムとに基づき、且つ前記したセンサ群の出力を参照
しつつ型開閉動作を実行させる。
なお、図示していないが、ダイカストマシン本体の射出
条件、給湯装置20の動作条件、取出機30の動作条件、ス
プレー装置40の動作条件も同様に設定画面モードを選択
して設定される。そして、総ての鋳造設定条件は主制御
装置52に保持される。
条件、給湯装置20の動作条件、取出機30の動作条件、ス
プレー装置40の動作条件も同様に設定画面モードを選択
して設定される。そして、総ての鋳造設定条件は主制御
装置52に保持される。
なお、図示していないが該実施例においては、前記主制
御装置52が異常状態を検知すると、選択されている表示
モードの如何にかかわらず、主制御装置52は、CRT制御
装置53をして表示装置56の表示画面56a上の上の所定部
位に異常内容メツセツジを表示させると共に、アラーム
音を発生させるようになつている。
御装置52が異常状態を検知すると、選択されている表示
モードの如何にかかわらず、主制御装置52は、CRT制御
装置53をして表示装置56の表示画面56a上の上の所定部
位に異常内容メツセツジを表示させると共に、アラーム
音を発生させるようになつている。
以上、本発明を図示した実施例について説明したが、当
業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が
可能で、図形パターンや文字の表示形態など任意に変更
可能である。
業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が
可能で、図形パターンや文字の表示形態など任意に変更
可能である。
[発明の効果] 如上のように、本発明のダイカストマシンの表示装置に
よれば、自動動作監視画面モードにおいてダイカストマ
シン全体の運転(動作)状態が1つの表示画面上に、集
中的に且つ視認性よく表示されるため、オペレータは一
目で全体の状況を視認・把握できるという、該種ダイカ
ストマシンにあつて顕著な効果を奏する。
よれば、自動動作監視画面モードにおいてダイカストマ
シン全体の運転(動作)状態が1つの表示画面上に、集
中的に且つ視認性よく表示されるため、オペレータは一
目で全体の状況を視認・把握できるという、該種ダイカ
ストマシンにあつて顕著な効果を奏する。
図面は何れも本発明の1実施例に係り、第1図はダイカ
ストマシン制御装置の概要を示す説明図、第2図は給湯
装置の正面図、第3図(a)は取出機の平面図、第3図
(b)は取出機の側面図、第4図はスプレー装置の正面
図、第5図は演算処理手段内のデータ流れなどを示す説
明図、第6図は自動動作監視画面モード時の表示画面を
示す説明図、第7図はダイカストマシン全体の動作フロ
ーの1例を概略を示す説明図、第8図はダイカストマシ
ンの運転状態をグラフイツク表示するモードの1例を示
す説明図、第9図は型開閉設定モード時の表示画面を示
す説明図である。 1……ベース、2……固定プラテン、3……支持部材、
4……タイバー、5……可動プラテン、6……型締シリ
ンダ、6a……ピストンロツド、7……トグルリンク機
構、8……固定金型、9……可動金型、10……給湯スリ
ーブ体、10a……給湯口、11……射出シリンダ、11a……
ピストンロツド、11b……プランジヤチツプ、12……射
出圧力センサ、13……射出ストロークセンサ、14……型
開閉ストロークセンサ、15……エジエクトストロークセ
ンサ、20……給湯装置、21……基台、22……第1アー
ム、23……第2アーム、24……ラドル、25……ルツボ、
26……アームストロークセンサ、27……ラドルストロー
クセンサ、30……取出機、31……基台、32……アーム部
材、33……フインガ部材、34……アーム回動ストローク
センサ、35……アームスライドストロークセンサ、36…
…フインガ旋回(回動)動作検出センサ、37……チヤツ
ク動作検出センサ、40……スプレー装置、41……基台、
42……昇降シリンダ、42a……作動ロツド、43……ノズ
ル群、44……ノズル位置検出センサ、50……演算処理手
段、51……入力変換演算装置、52……主制御装置、53…
…CRT制御装置、54……周辺装置制御装置、55……キー
入力装置、56……表示装置、57……プリンタ、58……パ
ソコン、59……ドライバ回路、60……圧力速度調整弁、
70〜73……図形パターン、74……枠、75……固定表示文
字、75a……部材表示文字、75b……固定動作表示文字、
75c……数値用表示文字、75d……単位表示文字、76……
可変動作表示文字、77……数値データ表示文字、80……
射出速度グラフパターン、81……射出圧力グラフパター
ン、82……カーソル。
ストマシン制御装置の概要を示す説明図、第2図は給湯
装置の正面図、第3図(a)は取出機の平面図、第3図
(b)は取出機の側面図、第4図はスプレー装置の正面
図、第5図は演算処理手段内のデータ流れなどを示す説
明図、第6図は自動動作監視画面モード時の表示画面を
示す説明図、第7図はダイカストマシン全体の動作フロ
ーの1例を概略を示す説明図、第8図はダイカストマシ
ンの運転状態をグラフイツク表示するモードの1例を示
す説明図、第9図は型開閉設定モード時の表示画面を示
す説明図である。 1……ベース、2……固定プラテン、3……支持部材、
4……タイバー、5……可動プラテン、6……型締シリ
ンダ、6a……ピストンロツド、7……トグルリンク機
構、8……固定金型、9……可動金型、10……給湯スリ
ーブ体、10a……給湯口、11……射出シリンダ、11a……
ピストンロツド、11b……プランジヤチツプ、12……射
出圧力センサ、13……射出ストロークセンサ、14……型
開閉ストロークセンサ、15……エジエクトストロークセ
ンサ、20……給湯装置、21……基台、22……第1アー
ム、23……第2アーム、24……ラドル、25……ルツボ、
26……アームストロークセンサ、27……ラドルストロー
クセンサ、30……取出機、31……基台、32……アーム部
材、33……フインガ部材、34……アーム回動ストローク
センサ、35……アームスライドストロークセンサ、36…
…フインガ旋回(回動)動作検出センサ、37……チヤツ
ク動作検出センサ、40……スプレー装置、41……基台、
42……昇降シリンダ、42a……作動ロツド、43……ノズ
ル群、44……ノズル位置検出センサ、50……演算処理手
段、51……入力変換演算装置、52……主制御装置、53…
…CRT制御装置、54……周辺装置制御装置、55……キー
入力装置、56……表示装置、57……プリンタ、58……パ
ソコン、59……ドライバ回路、60……圧力速度調整弁、
70〜73……図形パターン、74……枠、75……固定表示文
字、75a……部材表示文字、75b……固定動作表示文字、
75c……数値用表示文字、75d……単位表示文字、76……
可変動作表示文字、77……数値データ表示文字、80……
射出速度グラフパターン、81……射出圧力グラフパター
ン、82……カーソル。
Claims (4)
- 【請求項1】溶湯を供給するための給湯装置、固化した
製品を型外へ取出すための取出機、開放された型開き面
にエア並び離型剤を噴霧するためのスプレー装置などの
周辺装置を具備したダイカストマシンのための表示装置
であって、前記各周辺装置の各センサからの情報並びに
ダイカストマシン本体の各センサからの情報と予め定め
られた鋳造条件とに基づき、前記ダイカストマシン本体
並びに各周辺装置を制御する演算処理手段と、該演算処
理手段の出力により各種表示モードの表示を行うCRTデ
ィスプレイよりなる表示装置とを備え、前記表示モード
には、前記周辺装置を含むダイカストマシン全体の運転
状態を表示させる自動動作監視画面モードが設けられ、
該自動動作監視画面モードでは、前記各周辺装置並びに
前記ダイカストマシン本体の概略形状図形が表示され、
この各概略形状図形の近傍に動作状態が表示されること
を特徴とするダイカストマシンの表示装置。 - 【請求項2】請求項1記載において、前記動作状態の表
示形態の一部は、固定表示された部材名と、該部材名の
近傍に書換え表示される動作表示文字とでなされること
を特徴とするダイカストマシンの表示装置。 - 【請求項3】請求項1記載において、前記動作状態の表
示形態の一部は、固定表示された動作表示文字と、該動
作表示文字部分の下地もしくは動作表示文字自身を順次
色変更して、マシンの現動作状態中の動作表示文字部分
を他の部位から顕在化して示すものとしたことを特徴と
するダイカストマシンの表示装置。 - 【請求項4】請求項1記載において、前記自動動作監視
画面モードでは、速度、圧力、ストローク、時間などの
実測値が数値データとして表示されることを特徴とする
ダイカストマシンの表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032849A JPH07102441B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | ダイカストマシンの表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032849A JPH07102441B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | ダイカストマシンの表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02211967A JPH02211967A (ja) | 1990-08-23 |
JPH07102441B2 true JPH07102441B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12370283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032849A Expired - Fee Related JPH07102441B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | ダイカストマシンの表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102441B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6484291B2 (ja) * | 2017-06-16 | 2019-03-13 | ファナック株式会社 | 加工機 |
IT201700067908A1 (it) * | 2017-06-19 | 2018-12-19 | Italpresse Ind Spa | Macchina per pressocolata con sistema di valutazione del risparmio energetico |
JP7309678B2 (ja) * | 2020-10-14 | 2023-07-18 | 東洋機械金属株式会社 | ダイカストマシン |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617049B2 (ja) * | 1984-11-09 | 1994-03-09 | ファナック株式会社 | 射出成形機の動作状態表示方法およびその装置 |
JPS62197262A (ja) * | 1986-02-25 | 1987-08-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 設定値変更履歴の記憶及び表示方法 |
JPH0661809B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1994-08-17 | フアナツク株式会社 | 射出成形機 |
JPS6317018A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Fanuc Ltd | 温度表示付射出成形機 |
JPS6384914A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 実測値のトレンド表示方法 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1032849A patent/JPH07102441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02211967A (ja) | 1990-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 13 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |