JP2000141019A - 表示装置を備えた成形機 - Google Patents
表示装置を備えた成形機Info
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- JP2000141019A JP2000141019A JP10319118A JP31911898A JP2000141019A JP 2000141019 A JP2000141019 A JP 2000141019A JP 10319118 A JP10319118 A JP 10319118A JP 31911898 A JP31911898 A JP 31911898A JP 2000141019 A JP2000141019 A JP 2000141019A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine
- items
- display device
- measurement
- microcomputer
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C2045/7606—Controlling or regulating the display unit
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マシンの周辺機の動作状態をマシン本体の各
部の動作と関連付けて表示し、以って、全体の動作監視
性を容易にし、また、トラブル対策時において有効な参
考データを提示できるようにすること。 【解決手段】 取り込んだ実測データを変換処理して、
マシンに付設された表示装置に、実測された測定項目中
の任意項目の実測データを１サイクル時間軸に沿ってグ
ラフィック表示させる、１サイクルグラフィック表示モ
ードをもち、この１サイクルグラフィック表示モードで
表示可能な測定項目群には、成形機の周辺機の測定項目
が含まれ、実測された測定項目群から複数の測定項目の
組合せを任意に指定し、指定された項目の実測データを
１サイクル時間軸に沿って併記してグラフィック表示さ
せる。
部の動作と関連付けて表示し、以って、全体の動作監視
性を容易にし、また、トラブル対策時において有効な参
考データを提示できるようにすること。 【解決手段】 取り込んだ実測データを変換処理して、
マシンに付設された表示装置に、実測された測定項目中
の任意項目の実測データを１サイクル時間軸に沿ってグ
ラフィック表示させる、１サイクルグラフィック表示モ
ードをもち、この１サイクルグラフィック表示モードで
表示可能な測定項目群には、成形機の周辺機の測定項目
が含まれ、実測された測定項目群から複数の測定項目の
組合せを任意に指定し、指定された項目の実測データを
１サイクル時間軸に沿って併記してグラフィック表示さ
せる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置を備えた
ダイカストマシン等の成形機に係り、特に、マシンの各
種制御を司るマイクロコンピュータ（以下、マイコンと
称す）と該マイコンの制御の下に各種モード画面を表示
可能な表示装置とを具備した成形機における画面表示手
法に関するものである。
ダイカストマシン等の成形機に係り、特に、マシンの各
種制御を司るマイクロコンピュータ（以下、マイコンと
称す）と該マイコンの制御の下に各種モード画面を表示
可能な表示装置とを具備した成形機における画面表示手
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近のマイコン制御の成形機は、カラー
ＣＲＴディスプレイ、カラーＬＣＤディスプレイ等の表
示装置を具備しており、この表示装置によって、自動運
転のための運転条件を設定または確認するための各種運
転条件設定モード画面、自動運転中の多数の計測項目の
実測データを表示するための各種実測データ表示モード
画面、定期点検時期に自動的に点検項目を表示して定期
点検を促すための定期点検モード画面、異常発生時にこ
の旨を認知させるためのアラームモード画面等々を表示
するようになっている。
ＣＲＴディスプレイ、カラーＬＣＤディスプレイ等の表
示装置を具備しており、この表示装置によって、自動運
転のための運転条件を設定または確認するための各種運
転条件設定モード画面、自動運転中の多数の計測項目の
実測データを表示するための各種実測データ表示モード
画面、定期点検時期に自動的に点検項目を表示して定期
点検を促すための定期点検モード画面、異常発生時にこ
の旨を認知させるためのアラームモード画面等々を表示
するようになっている。
【０００３】このような成形機において、各種の実測デ
ータをグラフィック表示するようにして、実測データの
視認性を高めるようにした射出成形機が、本願出願人に
よって、特願平３−２２９７６６号として提案されてい
て、この先願には、実測された測定項目中の複数任意項
目の実測データを、１サイクル時間軸に沿って併記して
グラフィック表示させる、１サイクルグラフィック表示
モードに関する技術が示されている。
ータをグラフィック表示するようにして、実測データの
視認性を高めるようにした射出成形機が、本願出願人に
よって、特願平３−２２９７６６号として提案されてい
て、この先願には、実測された測定項目中の複数任意項
目の実測データを、１サイクル時間軸に沿って併記して
グラフィック表示させる、１サイクルグラフィック表示
モードに関する技術が示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した先
願に示された１サイクルグラフィック表示モードでは、
射出成形機の本体の各部における測定項目のみが、グラ
フィック表示の対象となっていて、周辺機の実測データ
をグラフィック表示することについては、考慮されてい
なかった。
願に示された１サイクルグラフィック表示モードでは、
射出成形機の本体の各部における測定項目のみが、グラ
フィック表示の対象となっていて、周辺機の実測データ
をグラフィック表示することについては、考慮されてい
なかった。
【０００５】しかしながら、コールドチャンバ式のダイ
カストマシンにおいては、周辺機として給湯機が必須の
ものであり、この給湯機の動作や、あるいは、製品取り
出し用の取出機の動作を、マシン本体の各部の動作と関
連付けて、視認性よく表示できるようにしたマシンの実
現が求められていた。
カストマシンにおいては、周辺機として給湯機が必須の
ものであり、この給湯機の動作や、あるいは、製品取り
出し用の取出機の動作を、マシン本体の各部の動作と関
連付けて、視認性よく表示できるようにしたマシンの実
現が求められていた。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、マシンの周辺機の動作状態を
マシン本体の各部の動作と関連付けて表示し、以って、
全体の動作監視性を容易にし、また、トラブル対策時に
おいて有効な参考データを提示できるようにすることに
ある。
その目的とするところは、マシンの周辺機の動作状態を
マシン本体の各部の動作と関連付けて表示し、以って、
全体の動作監視性を容易にし、また、トラブル対策時に
おいて有効な参考データを提示できるようにすることに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、設定された各運転条件値と各センサから
の計測情報とに基づきマシンの各部を駆動制御するマイ
コンを具備し、該マイコンは、予め定められた運転プロ
グラムに従って一連の運転行程を実行させると共に、運
転中の各運転条件の実測データを取り込んで格納し、ま
た、前記マイコンは、オペレータの指示に基づき、各種
モード画面を表示装置上に表示させる成形機において、
前記取り込んだ実測データを変換処理して、マシンに付
設された表示装置に、実測された測定項目中の任意項目
の実測データを１サイクル時間軸に沿ってグラフィック
表示させる、１サイクルグラフィック表示モードをも
ち、この１サイクルグラフィック表示モードで表示可能
な測定項目群には、前記マイコンによって制御される成
形機の周辺機の測定項目が含まれ、前記実測された測定
項目群から複数の測定項目の組合せを任意に指定し、指
定された項目の実測データを１サイクル時間軸に沿って
併記してグラフィック表示させるように、構成する。
達成するため、設定された各運転条件値と各センサから
の計測情報とに基づきマシンの各部を駆動制御するマイ
コンを具備し、該マイコンは、予め定められた運転プロ
グラムに従って一連の運転行程を実行させると共に、運
転中の各運転条件の実測データを取り込んで格納し、ま
た、前記マイコンは、オペレータの指示に基づき、各種
モード画面を表示装置上に表示させる成形機において、
前記取り込んだ実測データを変換処理して、マシンに付
設された表示装置に、実測された測定項目中の任意項目
の実測データを１サイクル時間軸に沿ってグラフィック
表示させる、１サイクルグラフィック表示モードをも
ち、この１サイクルグラフィック表示モードで表示可能
な測定項目群には、前記マイコンによって制御される成
形機の周辺機の測定項目が含まれ、前記実測された測定
項目群から複数の測定項目の組合せを任意に指定し、指
定された項目の実測データを１サイクル時間軸に沿って
併記してグラフィック表示させるように、構成する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図１は、本発明の１実施形態に係
るダイカストマシンの簡略化した説明図である。
面を用いて説明する。図１は、本発明の１実施形態に係
るダイカストマシンの簡略化した説明図である。
【０００９】図１において、１はマシンのベースフレー
ム、２は該ベースフレーム１上に固設され固定金型３が
取り付けられた固定ダイプレート、４はベースフレーム
１上に所定量位置調整可能に配置された支持盤、５は固
定ダイプレート２と支持盤４との間に架設された複数本
のタイバー、６はタイバー５に挿通され可動金型７が取
り付けられた可動ダイプレート、８は支持盤４に取付け
られた型開閉用駆動源たる型締シリンダ、９は型締シリ
ンダ８のピストンロッド８ａ先端のクロスヘッド１０に
連結されたリンク機構で、該リンク機構９の端部は支持
盤４並びに可動ダイプレート６にそれぞれ連結されてい
る。そして、型締シリンダ８のピストンロッド８ａの前
後進により、公知のようにリンク機構９が伸長もしくは
折り縮められ、これに伴って可動ダイプレート６が前後
進されて型開閉動作が行なわれるようになっている。な
お、１１は可動ダイプレート６に取り付けられたエジェ
クトシリンダで、図示せぬエジェクトプレート並びにエ
ジェクトピンを駆動し、型開き時に可動金型７にホール
ドされた製品（鋳造品）を可動金型７から押し離すよう
になっている。また、１７は金型機構の周辺に配設され
た取出機で、離型した金型間の空間に製品取り出し用の
アームを出し入れして、可動金型７から押し離された製
品を取り出すようになっている。
ム、２は該ベースフレーム１上に固設され固定金型３が
取り付けられた固定ダイプレート、４はベースフレーム
１上に所定量位置調整可能に配置された支持盤、５は固
定ダイプレート２と支持盤４との間に架設された複数本
のタイバー、６はタイバー５に挿通され可動金型７が取
り付けられた可動ダイプレート、８は支持盤４に取付け
られた型開閉用駆動源たる型締シリンダ、９は型締シリ
ンダ８のピストンロッド８ａ先端のクロスヘッド１０に
連結されたリンク機構で、該リンク機構９の端部は支持
盤４並びに可動ダイプレート６にそれぞれ連結されてい
る。そして、型締シリンダ８のピストンロッド８ａの前
後進により、公知のようにリンク機構９が伸長もしくは
折り縮められ、これに伴って可動ダイプレート６が前後
進されて型開閉動作が行なわれるようになっている。な
お、１１は可動ダイプレート６に取り付けられたエジェ
クトシリンダで、図示せぬエジェクトプレート並びにエ
ジェクトピンを駆動し、型開き時に可動金型７にホール
ドされた製品（鋳造品）を可動金型７から押し離すよう
になっている。また、１７は金型機構の周辺に配設され
た取出機で、離型した金型間の空間に製品取り出し用の
アームを出し入れして、可動金型７から押し離された製
品を取り出すようになっている。
【００１０】１２は前記固定ダイプレート２に取り付け
られた射出スリーブで、その先端部は前記固定金型３の
溶湯注入口まで延出している。１３は前記ベースフレー
ム１上に設置された射出シリンダ（油圧シリンダ）で、
そのピストンロッド１３ａにはカップリング１４を介し
てプランジャ体１５が連結されており、該プランジャ体
１５の先端のプランジャチップ１５ａが、上記射出スリ
ーブ１２内を前後進可能とされている。１６は給湯機
で、公知の上下方向の首振り運動が可能なラドルと、ラ
ドルを先端に取り付けた回転動作が可能なアームとを含
むものとなっており、ラドルが図示せぬ溶解炉から溶湯
（金属溶湯）を計量して汲み上げ、アームが回転するこ
とにより、ラドルを射出スリーブ１２の溶湯供給口１２
ａの上に移送して、然る後、ラドルから溶湯を溶湯供給
口１２ａへ流し込むようになっている。
られた射出スリーブで、その先端部は前記固定金型３の
溶湯注入口まで延出している。１３は前記ベースフレー
ム１上に設置された射出シリンダ（油圧シリンダ）で、
そのピストンロッド１３ａにはカップリング１４を介し
てプランジャ体１５が連結されており、該プランジャ体
１５の先端のプランジャチップ１５ａが、上記射出スリ
ーブ１２内を前後進可能とされている。１６は給湯機
で、公知の上下方向の首振り運動が可能なラドルと、ラ
ドルを先端に取り付けた回転動作が可能なアームとを含
むものとなっており、ラドルが図示せぬ溶解炉から溶湯
（金属溶湯）を計量して汲み上げ、アームが回転するこ
とにより、ラドルを射出スリーブ１２の溶湯供給口１２
ａの上に移送して、然る後、ラドルから溶湯を溶湯供給
口１２ａへ流し込むようになっている。
【００１１】そして、プランジャチップ１５ａが後退位
置にある時に、射出スリーブ１２の溶湯供給口１２ａか
らラドルによって１ショット分の溶湯が射出スリーブ１
２内に供給され、この後所定秒時を経た射出開始タイミ
ングに至ると、射出シリンダ１３によってプランジャチ
ップ１５ａが前進駆動されて、型締めされた固定金型３
と可動金型７とで形づくられるキャビティ（鋳造品形成
空間）へ、溶湯が射出・充填されるようになっている。
置にある時に、射出スリーブ１２の溶湯供給口１２ａか
らラドルによって１ショット分の溶湯が射出スリーブ１
２内に供給され、この後所定秒時を経た射出開始タイミ
ングに至ると、射出シリンダ１３によってプランジャチ
ップ１５ａが前進駆動されて、型締めされた固定金型３
と可動金型７とで形づくられるキャビティ（鋳造品形成
空間）へ、溶湯が射出・充填されるようになっている。
【００１２】２１はマシン全体（マシン本体および周辺
機）の動作制御や表示制御などを司るマイコン、２２は
マシンの各部に備えられた多数のセンサで構成されるセ
ンサ群、２３はマシンの各部に配設された多数の駆動源
を駆動制御するための多数のドライバ回路で構成された
ドライバ群、２４はマシンの前面部に配設されたキー入
力装置、２５はキー入力装置４に隣接して配設された例
えばカラーＣＲＴディスプレイ，カラーＬＣＤ等よりな
る表示装置である。
機）の動作制御や表示制御などを司るマイコン、２２は
マシンの各部に備えられた多数のセンサで構成されるセ
ンサ群、２３はマシンの各部に配設された多数の駆動源
を駆動制御するための多数のドライバ回路で構成された
ドライバ群、２４はマシンの前面部に配設されたキー入
力装置、２５はキー入力装置４に隣接して配設された例
えばカラーＣＲＴディスプレイ，カラーＬＣＤ等よりな
る表示装置である。
【００１３】図１のマイコン２１は、鋳造行程全体の制
御や、実測データの演算・格納処理、あるいは、表示装
置５の出力画像の表示制御処理等々の各種処理を実行す
る。このマイコン２１は、実際には各種Ｉ／Ｏインター
フェイス，ＲＯＭ，ＲＡＭ，ＣＰＵ等を具備したもので
構成され、予め作成された各種プログラムにより各種処
理を実行するも、本実施形態においては、運転条件設定
記憶部３１、運転プロセス（鋳造運転プロセス）制御部
３２、実測値記憶部３３、表示処理部３４等を備えたも
のとして、以下の説明を行なう。
御や、実測データの演算・格納処理、あるいは、表示装
置５の出力画像の表示制御処理等々の各種処理を実行す
る。このマイコン２１は、実際には各種Ｉ／Ｏインター
フェイス，ＲＯＭ，ＲＡＭ，ＣＰＵ等を具備したもので
構成され、予め作成された各種プログラムにより各種処
理を実行するも、本実施形態においては、運転条件設定
記憶部３１、運転プロセス（鋳造運転プロセス）制御部
３２、実測値記憶部３３、表示処理部３４等を備えたも
のとして、以下の説明を行なう。
【００１４】上記運転条件設定記憶部３１には、キー入
力装置２１等によって入力された各種運転条件値が、書
き替え可能な形で記憶されている。この運転条件値とし
ては、例えば、給湯機のラドルの制御条件、給湯機のア
ームの制御条件、取出機の制御条件、プランジャチップ
前進行程時の段階制御される速度や圧力に関するデー
タ、プランジャチップ後退行程時の制御圧力データ、型
閉じ（型締め）ストロークと速度制御条件並びに型締
力、型開きストロークと速度制御条件、エジェクト制御
条件等々が挙げられる。
力装置２１等によって入力された各種運転条件値が、書
き替え可能な形で記憶されている。この運転条件値とし
ては、例えば、給湯機のラドルの制御条件、給湯機のア
ームの制御条件、取出機の制御条件、プランジャチップ
前進行程時の段階制御される速度や圧力に関するデー
タ、プランジャチップ後退行程時の制御圧力データ、型
閉じ（型締め）ストロークと速度制御条件並びに型締
力、型開きストロークと速度制御条件、エジェクト制御
条件等々が挙げられる。
【００１５】前記運転プロセス制御部３２は、予め作成
された鋳造プロセス制御プログラムと運転条件設定記憶
部３１に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各
部に配設されたセンサ群（位置センサ、圧力センサ、温
度センサ等）からの計測情報をリアルタイムで取り込む
実測値記憶部３３からの計測情報、及び自身に内蔵され
たクロックからの計時情報を参照しつつ、ドライバ群２
３（油圧シリンダの制御弁用のドライバ、エアシリンダ
の制御弁用のドライバ、ヒータドライバ等）を介して対
応する駆動源を駆動制御し、一連の鋳造行程を実行させ
る。
された鋳造プロセス制御プログラムと運転条件設定記憶
部３１に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各
部に配設されたセンサ群（位置センサ、圧力センサ、温
度センサ等）からの計測情報をリアルタイムで取り込む
実測値記憶部３３からの計測情報、及び自身に内蔵され
たクロックからの計時情報を参照しつつ、ドライバ群２
３（油圧シリンダの制御弁用のドライバ、エアシリンダ
の制御弁用のドライバ、ヒータドライバ等）を介して対
応する駆動源を駆動制御し、一連の鋳造行程を実行させ
る。
【００１６】前記実測値記憶部３３には、連続自動鋳造
運転時における予め設定されたモニタ項目（マシン本体
の各部のモニタ項目および周辺機のモニタ項目）の総べ
ての実測データが、連続する所定回数のショットにわた
って取り込まれる。取り込まれるモニタ項目としては、
時間監視項目、位置監視項目、速度監視項目、
圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項目等が挙
げられる。
運転時における予め設定されたモニタ項目（マシン本体
の各部のモニタ項目および周辺機のモニタ項目）の総べ
ての実測データが、連続する所定回数のショットにわた
って取り込まれる。取り込まれるモニタ項目としては、
時間監視項目、位置監視項目、速度監視項目、
圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項目等が挙
げられる。
【００１７】前記表示処理部３４は、キー入力装置４に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部３４は、
必要に応じ適宜記憶部に格納された情報から当該表示モ
ード画像の表示に用いるためのデータを抽出して表示形
態に対応した形に変換処理したりして、指定された表示
モード用の画像データを作成し、これを前記表示装置２
５の表示画面上に表示させる。
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部３４は、
必要に応じ適宜記憶部に格納された情報から当該表示モ
ード画像の表示に用いるためのデータを抽出して表示形
態に対応した形に変換処理したりして、指定された表示
モード用の画像データを作成し、これを前記表示装置２
５の表示画面上に表示させる。
【００１８】図２は、オペレータが適宜のキー操作等に
よって表示装置２５上に呼び出した１サイクルグラフィ
ック表示モード画面を示す図である。この１サイクルグ
ラフィック表示モード画面においては、実測された測定
項目群からオペレータがあらかじめ指定した任意の複数
の測定項目の実測データが、１サイクル時間軸に沿って
併記してグラフィック表示されるようになっている。
よって表示装置２５上に呼び出した１サイクルグラフィ
ック表示モード画面を示す図である。この１サイクルグ
ラフィック表示モード画面においては、実測された測定
項目群からオペレータがあらかじめ指定した任意の複数
の測定項目の実測データが、１サイクル時間軸に沿って
併記してグラフィック表示されるようになっている。
【００１９】１サイクルグラフィック表示モード画面で
表示可能な測定項目には、マシン本体の各部、および周
辺機（ここでは、給湯機１６、取出機１７）の測定項目
が含まれていて、例えば、射出速度（プランジャチップ
の速度）、射出圧力、型開閉速度、エジェクト機構の押
出速度、給湯機のラドルの位置（回転位置）、給湯機の
アームの位置（回転位置）、取出機のアームの位置（回
転位置）等々が挙げられる。
表示可能な測定項目には、マシン本体の各部、および周
辺機（ここでは、給湯機１６、取出機１７）の測定項目
が含まれていて、例えば、射出速度（プランジャチップ
の速度）、射出圧力、型開閉速度、エジェクト機構の押
出速度、給湯機のラドルの位置（回転位置）、給湯機の
アームの位置（回転位置）、取出機のアームの位置（回
転位置）等々が挙げられる。
【００２０】図２に示した例では、射出速度、型開閉速
度、押出速度、給湯機のアーム位置、取出機のアーム位
置が、１サイクル時間軸に沿って併記してグラフィック
表示されいる。よって、周辺機たる給湯機１６や取出機
１７の動作が、マシン本体の動作と関連付けて一瞥で認
識でき、全体の動作監視を容易に行え、また、トラブル
が発生した際の原因究明にも大いに役立つこととなる。
度、押出速度、給湯機のアーム位置、取出機のアーム位
置が、１サイクル時間軸に沿って併記してグラフィック
表示されいる。よって、周辺機たる給湯機１６や取出機
１７の動作が、マシン本体の動作と関連付けて一瞥で認
識でき、全体の動作監視を容易に行え、また、トラブル
が発生した際の原因究明にも大いに役立つこととなる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マシンの
周辺機の動作状態をマシン本体の各部の動作と関連付け
て表示できるので、全体の動作監視性を容易にし、ま
た、トラブル対策時において有効な参考データを提示で
きる。
周辺機の動作状態をマシン本体の各部の動作と関連付け
て表示できるので、全体の動作監視性を容易にし、ま
た、トラブル対策時において有効な参考データを提示で
きる。
【図１】本発明の１実施形態に係るダイカストマシンの
簡略化した説明図である。
簡略化した説明図である。
【図２】本発明の１実施形態に係るダイカストマシンに
おける、１サイクルグラフィック表示モード画面を示す
説明図である。
おける、１サイクルグラフィック表示モード画面を示す
説明図である。
１ ベースフレーム ２ 固定ダイプレート ３ 固定金型 ４ 支持盤 ５ タイバー ６ 可動ダイプレート ７ 可動金型 ８ 型締シリンダ ９ リンク機構 １０ クロスヘッド １１ エジェクトシリンダ １２ 射出スリーブ １２ａ 溶湯供給口 １３ 射出シリンダ １５ プランジャ体 １５ａ プランジャチップ １６ 給湯機 １７ 取出機 ２１ マイコン ２２ センサ群 ２３ ドライバ群 ２４ キー入力装置 ２５ 表示装置 ３１ 運転条件設定記憶部 ３２ 運転プロセス（鋳造運転プロセス）制御部 ３３ 実測値記憶部 ３４ 表示処理部
Claims (2)
- 【請求項１】 設定された各運転条件値と各センサから
の計測情報とに基づきマシンの各部を駆動制御するマイ
クロコンピュータを具備し、該マイクロコンピュータ
は、予め定められた運転プログラムに従って一連の運転
行程を実行させると共に、運転中の各運転条件の実測デ
ータを取り込んで格納し、また、前記マイクロコンピュ
ータは、オペレータの指示に基づき、各種モード画面を
表示装置上に表示させる成形機において、 前記取り込んだ実測データを変換処理して、マシンに付
設された表示装置に、実測された測定項目中の任意項目
の実測データを１サイクル時間軸に沿ってグラフィック
表示させる、１サイクルグラフィック表示モードをも
ち、 この１サイクルグラフィック表示モードで表示可能な測
定項目群には、前記マイクロコンピュータによって制御
される成形機の周辺機の測定項目が含まれ、 前記実測された測定項目群から複数の測定項目の組合せ
を任意に指定し、指定された項目の実測データを１サイ
クル時間軸に沿って併記してグラフィック表示させるよ
うにしたことを特徴とする表示装置を備えた成形機。 - 【請求項２】 請求項１記載において、 前記成形機はダイカストマシンであって、前記１サイク
ルグラフィック表示モードで表示可能な周辺機の測定項
目には、給湯機のラドル位置、給湯機のアーム位置、製
品取り出し用の取出機のアーム位置が含まれることを特
徴とする表示装置を備えた成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319118A JP2000141019A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 表示装置を備えた成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319118A JP2000141019A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 表示装置を備えた成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000141019A true JP2000141019A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18106673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10319118A Pending JP2000141019A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 表示装置を備えた成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000141019A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002032649A1 (de) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Demag Ergotech Gmbh | Spritzgiesseinrichtung mit mindestens zwei steuerungen |
| JP2016196144A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | ファナック株式会社 | 射出成形システム |
| CN115195067A (zh) * | 2021-04-09 | 2022-10-18 | 精工爱普生株式会社 | 成型机管理系统 |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP10319118A patent/JP2000141019A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002032649A1 (de) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Demag Ergotech Gmbh | Spritzgiesseinrichtung mit mindestens zwei steuerungen |
| JP2016196144A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | ファナック株式会社 | 射出成形システム |
| CN115195067A (zh) * | 2021-04-09 | 2022-10-18 | 精工爱普生株式会社 | 成型机管理系统 |
| CN115195067B (zh) * | 2021-04-09 | 2024-03-22 | 精工爱普生株式会社 | 成型机管理系统 |
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