JPH07102022B2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

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JPH07102022B2
JPH07102022B2 JP60172939A JP17293985A JPH07102022B2 JP H07102022 B2 JPH07102022 B2 JP H07102022B2 JP 60172939 A JP60172939 A JP 60172939A JP 17293985 A JP17293985 A JP 17293985A JP H07102022 B2 JPH07102022 B2 JP H07102022B2
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JP
Japan
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seedling planting
seedling
case
leveling
rotation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60172939A
Other languages
English (en)
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JPS6232807A (ja
Inventor
石田  伊佐男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝動回転される回転ケースの側部に2つの
苗植付具が取付けられた苗植付装置を装着した苗植機に
関するものである。
〔従来技術とその課題〕
従来、特公昭49−17806号公報に見られるとおり回転ケ
ースの側部に苗植付具を取付けた苗植付装置を有する田
植機は公知であったが、この田植機においては、回転ケ
ースとの干渉を避けるために整地フロートの後部が大き
く欠き取られた構成となっており、実質的に機体後部を
支える整地フロートの後部が幅狭な為に苗植付装置部を
適正に支えられず、苗植付装置が上下動して苗植付深さ
の変動が大きく適正な苗の植付けが行えないものであっ
た。
〔課題を解決するための技術手段〕
この発明は、前記の従来技術のもつ課題を解消するため
に、伝動回転される回転ケース14の回転中心ホから適当
間隔離れた2個所の回転ケース14側部に苗植付具15・15
が取付けられた苗植付装置8と、苗植作業時に泥面に接
地して苗植付具15・15にて苗が植付けられる苗植付土壌
面を整地する整地フロート10・11とを有する苗植機にお
いて、該整地フロート10・11をその前部が上下動できる
ように機体に機体左右方向の軸16で枢支し、機体平面視
で回転ケース14と整地フロート10・11が重なるように設
けると共に、この整地フロート10・11の枢支部ニを、機
体側面視において前記回転ケース14の回転中心ホよりも
前方で、且つ、該回転ケース14に取付けられた苗植付具
15・15の苗分離爪15a・15a先端の苗植付軌跡イの最下端
位置よりも後方に設けたことを特徴とする苗植機とした
ものである。
〔発明の作用効果〕
この発明は、整地フロート10・11をその前部が上下動で
きるように機体に機体左右方向の軸16で枢支し、機体平
面視で回転ケース14と整地フロート10・11が重なるよう
に設けると共に、この整地フロート10・11の枢支部ニ
を、機体側面視において前記回転ケース14の回転中心ホ
よりも前方で、且つ、該回転ケース14に取付けられた苗
植付具15・15の苗分離爪15a・15a先端の苗植付軌跡イの
最下端位置よりも後方に設けた苗植機としたので、整地
フロート10・11の前部が上下動できるように機体に機体
左右方向の軸16で枢支し整地適応性を広くしたにも拘ら
ず、その枢支部ニの近くに回転ケース14が位置すること
になり、然も、機体平面視で回転ケース14と整地フロー
ト10・11が重なるように整地フロート10・11の左右幅を
比較的に広く構成できて機体の該回転ケース14が位置す
る部位を適正に支持でき、苗植付装置8の不要な上下動
を防止して苗植付深さの変動を少なくできる。また、そ
の整地フロート10・11の枢支部ニは機体側面視で回転ケ
ース14の回転中心ホの近くに位置することになり、整地
フロート10・11が回転ケース14に干渉しないように当該
整地フロート10・11の前部上下動を大きく設定できて整
地適応性が良くなると共に、整地フロート10・11の枢支
部ニは苗植付具15・15の苗分離爪15a・15a先端の苗植付
軌跡イの最下端位置にも近い位置となり、整地フロート
10・11の前部が上下動しても苗植付深さの変動が少な
く、良好な苗植付作業が行える。
〔実施例〕
この発明の一実施例である乗用型苗植機を図面に基づい
て詳述すると、1は牽引車体で、図例では乗用型のトラ
クターになっているが、歩行型の車体であってもよいこ
と勿論である。2は操縦席、3は推進用の後輪を示す。
4は昇降リンク機構、5は油圧シリンダー装置である。
6は苗植作業機で、フレームを兼用する伝動ケース7と
後述する苗植付装置8と左右に往復動する苗タンク9と
土壌面を整地する中央部及び側部の整地フロート10・11
・11等からなる。
そして、この苗植作業機6は前記昇降リンク機構4の後
部にローリングヒッチ12を介して回動自由に取付けられ
ている。
苗植付装置8は、伝動ケース7の側方に突出して伝動回
転される回転軸13に前後中間が取付けられて伝動回転さ
れる回転ケース14の外側部に苗植付具15・15を回転ケー
ス14の回転に対してずれるように伝動回転させたもので
あり、この苗植付具15の苗分離爪15aの先端の苗植付軌
跡イが上下方向に長い楕円状になるよう構成している。
また、前記苗分離爪15aの下側に設けられた苗押下子15b
は苗分離爪15aが土壌面へ突込んで苗を植付けるとき下
動して土壌に苗を強制的に植付け、その後、上動するよ
うに設けられている。尚、苗植付軌跡イのうち上方に向
って描かれる部分は垂直状として略々半楕円状にする
と、苗植付時の苗のひきずりを少なくでき好都合であ
る。
中央部整地フロート10及び側部整地フロート11は、夫々
苗植付装置8による苗植付位置を整地するものであり、
後部が伝動ケース7側に機体左右方向の軸である枢支ピ
ン16で枢支され、前部が上下動自由となるよう拡縮リン
ク17・18で伝動ケース7側に取付けられている。
そして、この各整地フロート10・11・11は左右外側面あ
るいは片側面部が平面視において前部から後部に至る間
で内側方へくびれて後方が幅狭になっており、その幅狭
部の一部外側部上面が下方へ凹んで厚みが薄くなる形状
(凹み部分ハ)に構成されている。
そして、前記整地フロート10・11・11のくびれ部分ロの
後方側に前記苗植付具15が位置し、凹み部分ハの上方に
おいて、前記回転ケース14が伝動回転されるように構成
されている。
また、整地フロート10・11・11の後部枢支部ニ(枢支ピ
ン16による枢着部)は、側面視において、前記回転ケー
ス14の回転中心ホのやや前方下位にあって、前記軌跡イ
に近ずく側に設けられ、しかも、回転中心ホに近い部分
に位置している。
尚、枢支ピン16は、実施例では、伝動ケース7に直接挿
通して整地フロートを取付けるようにしたが、この枢支
ピン16を操作レバーで多少上下方向に動かして苗植付深
さを調節できるように、操作レバーで揺動するアームに
枢支ピン16の挿通孔を構成してもよいこと勿論である。
次に、上例の作用を説明すると、牽引車体1を推進させ
ながら、各部を伝動回転すると、各整地フロート10・11
が土壌面を整地し、回転ケース14の回転に伴って、苗植
付具15・15が作動してその苗分離爪15aが苗植付軌跡イ
を描き、苗タンク9から一株分づつ苗を分割係合して土
壌面下に突込み苗押下子15bが係合苗を押下げて開放さ
せ、次々と苗を植付けて行く。
このとき、整地フロート10・11が表土面の凹凸によって
その前側が上下動するが、後部枢支部ニが回転ケース14
の回転中心に近い部分にあるから、回転ケース14が不測
に整地フロート10・11の上面に衝突しない。また、整地
フロート10・11の後部幅を比較的に広く構成できて機体
後部を適正に支持でき、苗植付装置8の不要な上下動を
防止して苗植付深さの変動を少なくできる。更に、枢支
部ニが苗植付軌跡イに近ずく側に位置することによって
苗植付深さの変動が少なくなり、確実な植付けができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示したもので、第1図は側
面図、第2図は要部の側面図、第3図は要部の背面図、
第4図は整地フロートの平面図である。 図中符号、8は苗植付装置、10・11は整地フロート、14
は回転ケース、15は苗植付具、15aは苗分離爪、16は軸
(枢支ピン)、イは苗植付軌跡、ニは整地フロートの枢
支部、ホは回転ケースの回転中心を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝動回転される回転ケース14の回転中心ホ
    から適当間隔離れた2箇所の回転ケース14側部に苗植付
    具15・15が取付けられた苗植付装置8と、苗植作業時に
    泥面に接地して苗植付具15・15にて苗が植付けられる苗
    植付土壌面を整地する整地フロート10・11とを有する苗
    植機において、該整地フロート10・11をその前部が上下
    動できるように機体に機体左右方向の軸16で枢支し、機
    体平面視で回転ケース14と整地フロート10・11が重なる
    ように設けると共に、この整地フロート10・11の枢支部
    ニを、機体側面視において前記回転ケース14の回転中心
    ホよりも前方で、且つ、該回転ケース14に取付けられた
    苗植付具15・15の苗分離爪15a・15a先端の苗植付軌跡イ
    の最下端位置よりも後方に設けたことを特徴とする苗植
    機。
JP60172939A 1985-08-05 1985-08-05 苗植機 Expired - Lifetime JPH07102022B2 (ja)

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JP60172939A JPH07102022B2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05 苗植機

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JP60172939A JPH07102022B2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05 苗植機

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JP5017121A Division JPH0824461B2 (ja) 1993-02-04 1993-02-04 苗植機

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JPS6232807A JPS6232807A (ja) 1987-02-12
JPH07102022B2 true JPH07102022B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=15951149

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JP60172939A Expired - Lifetime JPH07102022B2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05 苗植機

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JPS6232807A (ja) 1987-02-12

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