JP2600892B2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

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JP2600892B2
JP2600892B2 JP1066707A JP6670789A JP2600892B2 JP 2600892 B2 JP2600892 B2 JP 2600892B2 JP 1066707 A JP1066707 A JP 1066707A JP 6670789 A JP6670789 A JP 6670789A JP 2600892 B2 JP2600892 B2 JP 2600892B2
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木下  栄一郎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苗植機の作穴装置に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
野菜移植等の苗植作業をする場合に、整地畝面に穴若
しくは溝状の苗植付穴を形成するとき、作穴装置を昇降
させる形態では、稲株やごみ等が作穴装置に突き刺さっ
たり付着したりして苗植付穴が適正に形成されないこと
が多い。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記従来技術の課題を解決するために、
駆動回転する車輪26を備えた車体24に苗植付具21を設け
て車体24が走行しながら苗植付具21が作動することで圃
場に苗を植付けていくよう構成した苗植機において、車
体24の走行とともに昇降作動して圃場に苗植付用の穴を
間歇的に形成する作穴装置1を設け、該作穴装置1の上
昇時に作穴装置1に付着する異物を除去する掃除具2を
設け、該掃除具2を、前記作穴装置1の作穴作用部の下
端部が圃場面より高い位置に上昇したときに掃除具2の
異物を除去する作用が作穴装置1の作穴作用部の下端部
に対して作用するように位置設定して機体に固定したこ
とを特徴とする苗植機とした。
〔作用〕
この発明の苗植機は、作穴装置1が車体24の走行とと
もに昇降作動して圃場に苗植付用の穴を間歇的に形成
し、その作穴装置1により形成された苗植付用の穴に、
苗植付具21が苗を一株づつ植え付けていく。そして、圃
場に下降した作穴装置1の作穴作用部に異物が付いて
も、作穴装置1の上昇時にその異物は掃除具2により除
去される。なお、作穴装置1の作穴作用部の下端部が圃
場面より高い位置に上昇したときに、掃除具2の異物を
除去する作用が作穴装置1の作穴作用部の下端部に対し
て作用する。
〔発明の効果〕
よって、この発明は、車体24が走行しながら作穴装置
1が昇降作動することで、圃場に苗植付用の穴を間歇的
に形成することができ、しかも、作穴装置1が圃場に下
降して作穴するときに作穴作用部に異物が付いても、作
穴装置1が上昇するとき、その異物は掃除具2により除
去されるから、異物が付いたままで作穴され続けること
が防止されて適確な作穴が継続でき、移植作業を良好に
行えるものとなる。
なお、掃除具2を、作穴装置1の作穴作用部の下端部
が圃場面より高い位置に上昇したときに掃除具2の異物
を除去する作用が作穴装置1の作穴作用部の下端部に対
して作用するように位置設定して機体に固定しているの
で、作穴装置1の作穴作用部が圃場に対して走行方向に
移動しながら上昇して圃場面から上方に離れた後に、作
穴装置1の作穴作用部に付いた異物が、掃除具2によっ
て、作穴装置1の作穴作用部の下端部から掻き落される
ことになり、従って、その掻き落された異物は、作穴装
置1により形成された穴から外れた個所に落ちるように
なる。よって、苗植付用の穴に異物が落ちることによっ
て苗の植付姿勢が乱れるのが抑えられる。
〔実施例〕
この発明の一実施例である歩行型の苗植機に基づいて
詳細に説明する。
作穴装置1は、左右一対の平行状で、上下一対の昇降
リンク3,4の先端部に枢着5,6し、これら昇降リンク3,4
の基部の機体18に対する枢着部7,8回りに昇降自在と
し、上側の昇降リンク3の駆動ロールピン9を、カム13
でばねに抗して押下げて、先端部の作穴装置1を昇降さ
せる。11は駆動軸で、該カム13、及び二又状のカム10等
を一体に設けている。該カム13は、該作穴装置1の駆動
ロールピン9の他に土寄板12を連動する駆動アーム16を
も回転圏内に設ける。この土寄板12は作穴装置1の後方
で左右対称状にして土寄アーム14で、正面視ハ字状の回
動軸15の回りに往復回動自在に設け、この回動軸15に設
けた駆動アーム16の先端を該カム13によって所定角度往
復回動する構成としている。17は土寄板12を土寄アーム
14に対して縮小する方向へ弾発するばねで、土寄板12に
一定以上の抵抗が働くとこのばね17に抗して土寄板12の
アーム14長さが長くなる。
掃除具2は、板金製で、作穴装置1の左右両側縁と後
側縁とに接近するようにそぎ落縁19部を囲繞形成したも
ので、機体18に固定し、該作穴装置1の通過するそぎ落
縁19部は、第1図に示されるように、作穴装置1の作穴
作用部の下端部の上死点位置よりも下位に設けている。
従って、掃除具2は、作穴装置1の作穴作用部の下端部
が圃場面より高い位置に上昇したときに、掃除具2の異
物の除去する作用が作穴装置1の作穴作用部の下端部に
対して作用するように位置設定して機体に固定されてい
るのである。よって、作穴装置1の作穴作用部が圃場に
対して走行方向に移動しながら上昇して圃場面から上方
に離れた後に、作穴装置1の作穴作用部に付いて異物
が、掃除具2によって、作穴装置1の作穴作用部の下端
部から掻き落されることになり、従って、その掻き落さ
れた異物は、作穴装置1により形成された穴から外れた
個所に落ちるようになる。
苗得装置は、苗を収容して供給する苗タンク20と、こ
の苗タンク20から供給される上付苗を分離挿植する苗植
付具21等からなり、この苗植付具21は該作穴装置1の後
側部において昇降動するように伝動構成し、保持した苗
を作穴装置1で成形した苗植付穴内に挿植する関係に設
け、土寄板12はこの苗植付位置の後位にある。22は苗タ
ンク20の苗繰出口部を受けて左右横方向往復移動を案内
する案内枠で、苗植付具21の作用位置には苗を取出させ
る苗取出口を設けている。48は該苗タンク20の底部に設
ける苗繰出ベルトを伝動する繰出軸で、この繰出軸48の
一端に設ける駆動ピン49,50を前記カム10の回転圏内に
のぞませて、このカム10の回転によって該繰出軸48を二
段に亘って繰出回動して、苗タンク20内の苗を苗取出口
側へ繰出供給する。
車体24の前部にはエンジン25を搭載し、左右側部には
車輪26を伝動するように軸装する車輪伝動ケース27を上
下回動自在に設け、これら左右の車輪伝動ケース27を、
車体24に設けた油圧シリンダー28の伸縮によって、この
油圧シリンダー28のピストンに連結する横杆29、ロッド
30、及び該車輪伝動ケース27と一体のアーム31等を介し
て、車体24に対して上下回動制御するように設け、畝溝
の深さ等に応じて車体24の高さを調整するように設けて
いる。
また、尾輪32が、車体24後部の機体18に対して軸33回
りに回動自在のアーム34に設けられ、このアーム34は、
上記車輪伝動ケース27と共に上下動するように、前記横
杆29からリンク35等を介して連動構成している。
また、作穴装置1の作用位置の横側近くに接地して畝
高さを検出する畝高センサ36を設け、この畝高センサ36
と上記油圧シリンダー28の制御弁37とを連動機構38で連
動して、畝高センサ36によって検出する畝高に応じて車
輪26及び尾輪32を上下動して適正な車高を維持制御す
る。
39は車体24後端上方に突出する操縦ハンドルである。
40は操作レバーで、上記畝高センサ36の車体24に対する
枢支部41位置を上下に調節するもので、機体18に対して
枢支42するアーム43を上下に回動操作する。
44は各種操作レバーを設ける操作盤で、操縦ハンドル
39に設けている。
45はマーカーで、植付開始位置を既植付位置に一致さ
せて、苗植進行を開始するためのもので、車体24の横方
向へ突出したブラケット46に対して前後回動自在に枢着
Aしたマーカアーム47の先端部に、前後回動自在に枢着
Bする。これらマーカアーム47の枢着部A回りの回動
と、マーカー45の枢着部B回りの回動とによって、植付
株間間隔に適応するように調節する。これらの植付間隔
の変更は、車輪26を走行伝動する伝動装置、または苗植
付具21の植付伝動する植付伝動装置等の伝動比の切換変
更に応じて調節操作する。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図は要部
の側面図、第2図はその平面図、第3図は全体平面図で
ある。尚、図中、符号1は作穴装置、2は掃除具、21は
苗植付具を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動回転する車輪26を備えた車体24に苗植
    付具21を設けて車体24が走行しながら苗植付具21が作動
    することで圃場に苗を植付けていくよう構成した苗植機
    において、車体24の走行とともに昇降作動して圃場に苗
    植付用の穴を間歇的に形成する作穴装置1を設け、該作
    穴装置1の上昇時に作穴装置1に付着する異物を除去す
    る掃除具2を設け、該掃除具2を、前記作穴装置1の作
    穴作用部の下端部が圃場面より高い位置に上昇したとき
    に掃除具2の異物を除去する作用が作穴装置1の作穴作
    用部の下端部に対して作用するように位置設定して機体
    に固定したことを特徴とする苗植機。
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