JPH0340130Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340130Y2
JPH0340130Y2 JP1986022336U JP2233686U JPH0340130Y2 JP H0340130 Y2 JPH0340130 Y2 JP H0340130Y2 JP 1986022336 U JP1986022336 U JP 1986022336U JP 2233686 U JP2233686 U JP 2233686U JP H0340130 Y2 JPH0340130 Y2 JP H0340130Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
ridges
ridge
film
shooters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986022336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62134366U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986022336U priority Critical patent/JPH0340130Y2/ja
Publication of JPS62134366U publication Critical patent/JPS62134366U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340130Y2 publication Critical patent/JPH0340130Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、圃場のロータリ耕耘と、複数の畝
の整形と、畝及び畝溝へのマルチフイルムの被覆
と、畝溝を被覆したマルチフイルム上への覆土と
を連続して一行程で行なうマルチフイルム被覆装
置に関するものである。
従来の技術 従来、圃場のロータリ耕耘と、複数の畝の整形
と、畝及び畝溝へのマルチフイルムの被覆と、畝
溝を被覆したマルチフイルム上への覆土とを連続
して一行程で行なうマルチフイルム被覆装置には
種々のものがあり、例えば、実開昭60−162440号
公報に記載されたものがある。このようなマルチ
フイルム被覆装置におけるマルチフイルム上への
覆土を行なう機構としては、ロータリ耕耘された
土の一部をホツパー内に揚土する揚土装置と、揚
土された土を各畝溝を被覆したマルチフイルム上
に案内する複数個のシユーターとからなるものが
一般的である。そして、各シユーターはホツパー
に固定的に連結されていることが一般的である。
考案が解決しようとする問題点 シユーターが固定的であるため、畝の間隔を変
える場合にはそれに伴つて工具を用いてシユータ
ーの取付状態を変えなければならず、手間がかか
つている。また、圃場の端部等において畝が畦に
そつて蛇行している場合には、畝溝内に正確に覆
土を行なうことができず、畝の上面に土をかけて
しまう場合がある。さらに、作業機が上下動した
場合等においては、シユーターの下端部がマルチ
フイルムに当つてマルチフイルムを破る場合があ
り、これを防止するためにシユーターの下端部を
地面に近接させることができない。このため、シ
ユーター下端部から落下する土が風にあおられて
飛散しやすく、特に、作業機の上下動に伴つてシ
ユーターの下端部が上方に移動した場合には落下
する土の飛散が著しい。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、マルチフイルムの覆土を確実に行ないうるマ
ルチフイルム被覆装置を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 移動農機の機体の後部に圃場のロータリ耕耘と
複数の畝の成形と畝及び畝溝へのマルチフイルム
の被覆とを行なう作業機を連結し、前記作業機に
ロータリ耕耘された土の一部を上方に設置したホ
ツパー内に揚土する揚土装置と揚土された土を各
畝溝を被覆した前記マルチフイルム上に案内する
複数個のシユーターとを設け、前記作業機に後方
に延出する複数個の支持杆をそれぞれ独立的に上
下方向及び左右方向回動自在に連結し、前記支持
杆の後端部に畝溝内を進行するとともに畝溝を被
覆した前記マルチフイルムを踏圧する踏圧輪を連
結し、前記シユーターの下端部を前記踏圧輪の後
方及び畝溝の底部に近接させるとともに前記シユ
ーターのそれぞれの上端部を前記ホツパーに各々
独立的に上下方向及び左右方向回動自在に連結
し、前記支持杆のそれぞれの後端部と前記シユー
ターのそれぞれの下端部とを連結部材により連結
した。
作 用 支持杆が上下方向及び左右方向回動自在であ
り、作業機が上下動した場合又は畝が蛇行した場
合等においても踏圧輪は畝溝にそつて畝溝の底部
に接地状態で進行する。それぞれのシユーターは
独立的に上端部が上下方向及び左右方向回動自在
であり、下端部が連結部材により支持杆の後端部
に連結されているため、踏圧輪の上下動及び左右
動に伴つて上下方向及び左右方向に回動する。こ
のため、シユーターの下端部は常に踏圧輪の後方
及び畝溝の底部に近接した位置に位置することと
なる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。移動農機であるトラクタの機体1の後部に
は、二点ヒツチ2により支持されるとともにリフ
トアーム3により昇降される作業機4が連結され
ている。この作業機4には、まず最前部に位置し
て機体1からの駆動力により回転するロータリ耕
耘部5が設けられ、ロータリ耕耘部5の上方には
前後方向に延出する調整フレーム6が設けられて
いる。調整フレーム6の後部には複数の畝を整形
する畝整形器7、畝の上面部を鎮圧する鎮圧ロー
ラ8が連結されている。さらに、前記作業機4に
は、前記ロータリ耕耘部5からの駆動力により回
転する駆動ローラ9、従動ローラ(図示せず)、
これらの駆動ローラ9と従動ローラとの間に巻回
される搬送ベルト10等からなる揚土装置11が
設けられている。前記揚土装置11の支柱12に
は後方に延出するステイ13が固定され、このス
テイ13に取付けられた支持杆14の下端部には
左右方向水平向きの軸心を有する踏圧輪支持杆1
5が固定されている。踏圧輪支持杆15には、ま
ず、踏圧輪支持杆15の軸心方向にそつて左右方
向位置調節自在な複数個の取付金具16が取付け
られ、両外側に位置する取付金具16によりロー
ル状に巻回されたマルチフイルム17が支持され
ている。さらに、前記各取付金具16には後方に
延出する支持杆である踏圧輪ステイ18がピン1
9により上下方向回動自在及び左右方向回動自在
に連結されている。踏圧輪ステイ18の後端部に
は踏圧輪シヤフト20が固定されており、この踏
圧輪シヤフト20に畝及び畝溝を被覆した前記マ
ルチフイルム16を畝溝内において踏圧する踏圧
輪21が回転自在に取付けられ、平座金22とピ
ン23とにより抜止めされている。つぎに、前記
各踏圧輪ステイ18には前記踏圧輪21を下方向
きに付勢するスプリング24が取付けられてい
る。また、前記支柱12には、前記揚土装置11
により揚土される土の側方へのこぼれ落ちを防止
するガイド板25が固定されている。
前記揚土装置11の上端部には揚土された土を
受けるホツパー26が配置されている。このホツ
パー26の上部にはピン27が固定されており、
このピン27を前記ガイド板25に固定されたホ
ツパー支え筒28に差し込み、抜止めピン29に
よつて抜止めすることによりホツパー26が揚土
装置11に対して左右方向揺動自在に連結されて
いる。前記ホツパー26の下部には土排出口30
が形成され、この土排出口30を所定のタイミン
グで開閉するシヤツター31がホツパー26に取
付けられている。さらに、前記ホツパー26に
は、前記土排出口30から落下される土を畝溝を
被覆したマルチフイルム17上に案内する複数個
のシユーター32が、ホツパー26に固定された
保持金具33、連結ピン34,35を介して上下
方向及び左右方向回動自在に連結されている。前
記シユーター32の下端部にはステイ36が固定
されており、このステイ36と前記踏圧輪ステイ
18の後端部に固定された前記踏圧輪シヤフト2
0との間には連結部材である保持金具37が連結
されている。なお、シユーター32の下端部は前
記踏圧輪21の後方に近接して位置するとともに
畝溝の底部に近接して位置している。
このような構成において、作業機4を連結した
機体1を走行させると、機体1からの駆動力によ
りロータリ耕耘部5が回転して圃場を耕耘し、畝
整形器7により複数の畝が整形され、畝及び畝溝
にマルチフイルム17が被覆される。さらに、ロ
ータリ耕耘された土の一部が揚土装置11により
ホツパー26内に揚土され、ホツパー26から排
出された後にシユーター32により案内され、畝
溝を被覆したマルチフイルム17上に所定のタイ
ミングで間欠的に落下される。
ここで、マルチフイルム17の覆土を確実に防
止するためには畝溝を被覆したマルチフイルム1
7上に確実に覆土用の土を落下させる必要があ
る。
まず踏圧輪ステイ18の後端部に連結された踏
圧輪21はスプリング24によつて下方向きに付
勢されており、しかも、踏圧輪ステイ18が左右
方向に回動自在であるため、畝が蛇行した場合で
も畝溝にそつて進行する。これにより、保持金具
37を介して連結されたシユーター32はその上
端部のホツパー26への連結部を支点として左右
方向に回動する。したがつて、シユーター32の
下端部は常に畝溝内に位置することとなり、覆土
用の土の畝溝内への落下を確実に行なえる。そし
て、畝の上面部を覆つたマルチフイルム17上に
覆土用の土がかぶせられることがなく、マルチフ
イルム17への移植用の穴あけを容易に行なえ
る。また、シユーター32の下端部が畝に当つて
畝を崩すということが防止される。
つぎに、作業機4の上下動や圃場の凹凸等に伴
い踏圧輪21は上下方向に回動し、畝溝の底部へ
の接地状態を維持される。踏圧輪21の上下方向
への回動に伴い、保持金具37を介して連結され
たシユーター32もその上端部のホツパー26へ
の連結部を支点として上下方向に回動する。した
がつて、シユーター32の下端部は常に畝溝の底
部に近接した位置に維持され、しかも、踏圧輪2
1に干渉することがなく、風の影響を受けて覆土
用の土が飛散してしまうことが防止される。ま
た、覆土用の土は踏圧輪21による踏圧箇所のす
ぐ後方に落下されるため、風等によるマルチフイ
ルム17の浮き上がりが防止される。
また、畝の間隔を変更する場合には、畝整形器
7の間隔を変更するだけでよく、踏圧輪ステイ1
8が左右方向に回動し、それに連動してシユータ
ー32が左右方向に回動するため、シユーター3
2の調節が不要となる。
考案の効果 この考案は、上述のように踏圧輪の左右方向へ
の回動に伴い連結部材を介して連結したシユータ
ーを同様に左右方向に回動させたことにより、畝
が蛇行した場合においてもシユーターの下端部を
畝溝内に位置させて覆土用の土を確実に畝溝内に
落下させることができ、また、踏圧輪の上下方向
への回動に伴い連結部材を介して連結したシユー
ターを同様に上下方向に回動させたことにより、
予め設定したそれぞれのシユーターの下端部を独
立的に踏圧輪の後方に近接させ及び畝溝の底部に
近接させた状態を常に維持することができ、風等
の影響を受けることなく、しかも、踏圧輪による
踏圧箇所に近接した位置に覆土用の土を落下させ
ることができ、したがつて、マルチフイルムへの
覆土を確実に行なうことができ、これによつて風
等によるマルチフイルムの浮き上がりを確実に防
止することができ、また、畝の間隔を変更した場
合等においてはシユーターの位置調節の手間を省
くことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は作業機の全体を示す側面図、第2図は作業機
の一部を拡大して一部を断面にして示す側面図、
第3図は踏圧輪の取付状態を拡大して示す水平断
面図、第4図は作業機の背面図、第5図は作業機
の一部を示す斜視図、第6図は作業機が後方上が
りに傾いた状態を示す側面図である。 1……機体、4……作業機、11……揚土装
置、17……マルチフイルム、18……踏圧輪ス
テイ(支持杆)、21……踏圧輪、26……ホツ
パー、32……シユーター、37……保持金具
(連結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動農機の機体の後部に圃場のロータリ耕耘と
    複数の畝の成形と畝及び畝溝へのマルチフイルム
    の被覆とを行なう作業機を連結し、前記作業機に
    ロータリ耕耘された土の一部を上方に設置したホ
    ツパー内に揚土する揚土装置と揚土された土を各
    畝溝を被覆した前記マルチフイルム上に案内する
    複数個のシユーターとを設け、前記作業機に後方
    に延出する複数個の支持杆をそれぞれ独立的に上
    下方向及び左右方向回動自在に連結し、前記支持
    杆の後端部に畝溝内を進行するとともに畝溝を被
    覆した前記マルチフイルムを踏圧する踏圧輪を連
    結し、前記シユーターの下端部を前記踏圧輪の後
    方及び畝溝の底部に近接させるとともに前記シユ
    ーターのそれぞれの上端部を前記ホツパーに各々
    独立的に上下方向及び左右方向回動自在に連結
    し、前記支持杆のそれぞれの後端部と前記シユー
    ターのそれぞれの下端部とを連結部材により連結
    したことを特徴とするマルチフイルム被覆装置。
JP1986022336U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH0340130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022336U JPH0340130Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022336U JPH0340130Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134366U JPS62134366U (ja) 1987-08-24
JPH0340130Y2 true JPH0340130Y2 (ja) 1991-08-23

Family

ID=30819625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986022336U Expired JPH0340130Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0340130Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917923A (ja) * 1982-07-23 1984-01-30 井関農機株式会社 マルチ作業機における覆土装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917923A (ja) * 1982-07-23 1984-01-30 井関農機株式会社 マルチ作業機における覆土装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62134366U (ja) 1987-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0340130Y2 (ja)
JPH0434682Y2 (ja)
JPH044513Y2 (ja)
JPH1042631A (ja) 農作業機の土壌硬度検出装置
JP3294485B2 (ja) 移植機
JPH0436606Y2 (ja)
JP4545057B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JPS6357014B2 (ja)
JP3204882B2 (ja) 移植機の機体高さ調整装置
JPH08228532A (ja) 作業車の対地作業装置姿勢変更構造
CN212910751U (zh) 移植机
JPH041794Y2 (ja)
JPH0328762Y2 (ja)
JPH0514723Y2 (ja)
JPH0418329Y2 (ja)
JPS6325939Y2 (ja)
JPS5825770Y2 (ja) 刈取り機の刈り高さセンサ取り付け構造
JPH0530801A (ja) 農用作業機における対地平行装置
JPH0531894Y2 (ja)
JPH0433734Y2 (ja)
JP2600892B2 (ja) 苗植機
JP3239273B2 (ja) 歩行型野菜移植機の操向装置
JP2524587Y2 (ja) 芝張り機
JPH046484Y2 (ja)
JPS627057Y2 (ja)