JPH0613622Y2 - 苗植機 - Google Patents

苗植機

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Publication number
JPH0613622Y2
JPH0613622Y2 JP1987069503U JP6950387U JPH0613622Y2 JP H0613622 Y2 JPH0613622 Y2 JP H0613622Y2 JP 1987069503 U JP1987069503 U JP 1987069503U JP 6950387 U JP6950387 U JP 6950387U JP H0613622 Y2 JPH0613622 Y2 JP H0613622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
seedling planting
planting
seedling
seedlings
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987069503U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63177112U (ja
Inventor
伸 渡部
木下　　栄一郎
環 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、土壌畝上面に野菜等の苗を植付ける苗植機
に関する。
従来の技術、および考案が解決しようとする問題点 畝成形により、畝上面に野菜を移植するには、この畝成
形後相当の時間、日の後ちに行うことが多く、畝面が乾
燥している。このような乾燥した畝面に直接苗を植付け
るのは、植付が安定し難い。苗植付時の苗根の損傷が多
く、植付後の苗根の活着等も悪いことが多い。
問題点を解決するための手段 この考案は、畝(1)をまたいで走行しながらこの畝上面
に苗植付を行うように苗植装置(2)を設けた車体(3)に、
該苗植装置(2)の前方において該畝上面を削取る削取装
置(4)を設けてなる苗植機の構成とする。
考案の作用、および効果 車体(3)を畝(1)上にまたがらせた状態で走行推進する
と、この車体(3)の下部に位置する削取装置(4)によっ
て、畝(1)の表面が一定の面に削取られて、均平化され
ると共に、削取面は新しい表土面として露出される。こ
の削取直後の表土面に、後側の苗植装置(2)によって苗
植付作用が行われる。このため、苗植付時の表土面は、
削取直後の土壌であるため、削取装置(4)による土壌面
の押固めは少く、膨軟で水分が多く、苗植の衝撃や抵抗
等が少く、苗損傷を受け難く、植付による苗根の活着も
良好であり、苗植付深さもほゞ一定化できる。
実施例 なお、図例において、車体(3)は、前端部に左右一対の
走行車輪(5)を伝動ケース(6)内の伝動機構を経て駆動伝
動すると共に、この伝動ケース(6)は横軸(7)回りに上下
回動自在に設けられる。この車体(3)の前端上には該走
行車輪(5)や、後部の苗植装置(2)等を伝動する原動機
(8)を搭載している。車体(3)の後部には、左右一対の車
輪(9)をアーム(10)で横軸(11)回りに上下回動自在に設
け、この横軸(11)のアーム(12)と該伝動ケース(6)の基
部との間をロッド(13)で連結して、平行リンク形態とし
て前後車輪(5)(9)を車体(3)に対して平行状に上下動調
節できる構成である。これら前後両車輪(5)(9)の上下動
は、手動操作によるもよく、又、畝高さを検出する畝高
センサ及び油圧回路等によって上下制御する構成でもよ
い。
車体(3)の後部には、畝(1)上面に一定の間隔に植付穴を
形成する穴堀装置(14)を伝動構成し、先端の穴堀爪の上
下によって土壌面に一定深さの植付穴が形成される。
この後側に苗植装置(2)が設けられ、苗の根元部を挟持
して土壌面に挿植するよう苗植杆(15)を上下動させるも
ので、該植付穴の位置にピッチを合せて植付作動する伝
動構成である。(16)はこの植付杆(15)を上下動させる伝
動ケースで、この伝動ケース(16)に対して回転する回転
ケース(17)の先端に該苗植杆(15)が取付けられている。
(18)は苗供給装置で、苗タンク内に収容した苗を後端の
苗分離口(19)へ向けて繰出すもので、この苗分離口(19)
に該苗植杆(15)を介入させて苗分離を行わせる構成であ
る。
(20)は車体(3)の後方に突出した操縦ハンドルで、この
下部に操作レバー(21)を設けている。削取装置(4)は、
左右の走行車輪(5)間に設けられ、前端下縁に切削刃縁
(22)を形成し、削取土壌を左右方向へ排除する排土面(2
3)を形成して培土器形態とし、車体(3)に対して平行リ
ンク(24)で平行状に上下動自在にして取付け、ばね(25)
で常時下側へ弾発させている。この平行リンク(24)の一
部を上記操作レバー(21)にワイヤー(26)で連結して、削
取装置(4)の削取位置を上下調節するよう構成してい
る。
走行車輪(5)の駆動によって、これら走行車輪(5)及び後
車輪(9)を畝(1)の両側の溝部(27)に位置させて走行進行
させると、この畝(1)の上面が削取装置(4)によって、溝
部(27)からほゞ一定の高さ位置で削取られて、削取られ
る土壌は畝(1)上面の左右両側部に排除され、新しい土
壌が表土面に露出される。
この表土面に対して後側の穴堀装置(14)による植付穴が
形成されると共に、苗植装置(2)による苗供給装置(18)
からの苗の分離植付が行われる。
なお、図例では、削取装置(4)を培土器形態としたが、
水平横方向の軸回りに回転する螺旋形態とするもよく、
螺旋の回転によって切削する土壌を左右一側へ排除する
構成とする。又、穴堀装置(14)は設けなくてもよく、こ
の場合は、苗植装置(2)によって直接表土面に挿植する
こととなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は側面
図、第２図は平面図、第３図は一部の拡大斜面図であ
る。 図中、符号(1)は畝、(2)は苗植装置、(3)は車体、(4)は
削取装置を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】畝(1)をまたいで走行しながらこの畝上面
    に苗植付を行うように苗植装置(2)を設けた車体(3)に、
    該苗植装置(2)の前方において該畝上面を削取る削取装
    置(4)を設けてなる苗植機。
JP1987069503U 1987-05-08 1987-05-08 苗植機 Expired - Lifetime JPH0613622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987069503U JPH0613622Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 苗植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987069503U JPH0613622Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 苗植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63177112U JPS63177112U (ja) 1988-11-16
JPH0613622Y2 true JPH0613622Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=30910295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987069503U Expired - Lifetime JPH0613622Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08 苗植機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0613622Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017104123A (ja) * 2017-02-09 2017-06-15 井関農機株式会社 移植機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135224A (en) * 1975-05-02 1976-11-24 Kubota Ltd Seedling transfering device of transplanter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135224A (en) * 1975-05-02 1976-11-24 Kubota Ltd Seedling transfering device of transplanter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017104123A (ja) * 2017-02-09 2017-06-15 井関農機株式会社 移植機

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Publication number Publication date
JPS63177112U (ja) 1988-11-16

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