JPH07101297B2 - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents

写真感光材料用包装材料

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JPH07101297B2
JPH07101297B2 JP14835088A JP14835088A JPH07101297B2 JP H07101297 B2 JPH07101297 B2 JP H07101297B2 JP 14835088 A JP14835088 A JP 14835088A JP 14835088 A JP14835088 A JP 14835088A JP H07101297 B2 JPH07101297 B2 JP H07101297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料を消臭、防湿、遮光、酸素遮断状
態で密封包装する包装用袋を構成するのに適した包装材
料に関する。
〔従来の技術〕
写真感光材料のように、光に曝されるとその品質価値を
失うものについては、光を完全に遮る包装袋が使用され
ている。この包装袋には上記遮光性のほか被包装物の大
きさや重量に応じた十分な物理強度、即ち引張り強度、
引裂き強度、衝撃穴あけ強度等が必要であり、さらに、
開口部のヒートシールによる密封を行う関係上、ヒート
シール適性が必要である。また、感光材料と包装袋との
摩擦による帯電を防止するために帯電防止性も必要であ
る。
従来このような包装袋に使用される積層フィルムとして
は、第7図に示すように、遮光性物質を含有した遮光性
高圧法分岐状低密度ポリエチレン(以下LDPEと表示)樹
脂フィルム18aと、アルミニウム箔10と晒クラフト紙9
とをLDPE樹脂溶融押出し接着剤層7で順次積層した積層
フィルムがあった。
また、本発明者らもロール状感光材料や1Kg以上の積層
シート状感光材料の包装材料(特に密封性遮光袋)とし
て、物理強度が大きい一軸延伸高密度ポリエチレン(以
後HDPEと表示)樹脂フィルムを用いたクロスラミネート
フィルムに、遮光性物質と帯電防止剤のうち少なくとも
いずれか一方を含有するLDPE樹脂フィルムを積層した積
層フィルムを提案した(実公昭56-19087号公報)。さら
に、ヒートシール性と遮光性を改善した安価なクロスラ
ミネートフィルムを有する包装材料も提案した(実公昭
61-20590号公報)。
さらに、物理強度が大きく、かつヒートシール適性が優
れ、しかも安価な包装材料として、直鎖状低密度ポリエ
チレン(以後L−LDPEと表示)樹脂にカーボンブラック
を添加した樹脂組成からなるL−LDPE樹脂遮光性フィル
ムを用いた積層フィルムよりなる包装材料を提案した
(特開昭61-189936号公報、特開昭62-18547号公報)。
さらに、また、金属蒸着フィルムを用いた包装材料とし
て、金属蒸着フィルムの両側に、50重量%以上のL−LD
PE樹脂を含み、かつ片側又は両側に0.3〜30重量%の遮
光性物質を含むL−LDPE樹脂系ポリマーを積層した感光
材料用包装材料を提案した(特開昭61-54934号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の包装材料を用いて製袋した袋は、遮光性、ガスバ
リヤ性、防湿性、密封性が優れており、ほとんどの写真
感光材料の品質を長期間(有効期間)確保できる優れた
包装袋として実用化されてきた。
ところで、包装時に用いる当てボール紙、挟み紙、紙巻
芯等は、その紙の種類、pH、添加剤によって、写真感光
材料に悪影響を及ぼす物質(アンモニア、ホルマリン、
亜硫酸ガス、脂肪酸、フェノール、アセトアルデヒド、
アルコール、塩素等)を発生させる場合があった。特
に、晒クラフト紙や晒サルファイト紙以外の未晒クラフ
ト紙や半晒クラフト紙を用いた場合は、pHを4.5〜9.0に
しないと、ホルマリンガスやアセトアルデヒドガスやイ
オウ化合物ガスが発生するものであった。
また、写真感光材料の支持体、乳剤層、バッキング層及
び樹脂層から、フェノール、アンモニア、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、塩素、臭素、酢酸等が発生す
るものであった。
さらに、内面のヒートシール性フィルム層から、脂肪
酸、脂肪酸化合物(脂肪酸金属塩)、酸化還元物質、塩
素ガス、ミネラルスピリット、残溜モノマー等が発生す
るものであった。
以上のように、写真感光材料に悪影響を及ぼす物質や悪
臭を放つ物質が包装袋内に発生するが、従来の包装袋で
はガスバリヤー性、防湿性及び密封性が優れているた
め、写真感光材料に悪影響を及ぼす物質や悪臭を放つ物
質が包装袋外に逃げることがなく、かつ包装袋自体が吸
着するということもなかった。
したがって、これらの物質は包装袋内に徐々に溜り、長
期間経過すると包装袋内に充満し、写真感光材料にかぶ
りや感光度の異常な増減を発生させたり、画像のさえを
なくしたり、発色濃度を異常に低下させたりした。ま
た、包装袋の開封時に悪臭が鼻をつき使用者に不快感を
与えるものであった。
このため、写真感光材料に用いる原料や包装袋に用いる
樹脂等は厳選されたものだけを用いているので高価であ
り、当てボール紙、写真感光材料の支持体等にも厳選さ
れた高価なパルプ材料を用いなければならなかった。
本発明は、以上の問題点を解決し、防湿性及びガスバリ
ヤー性を確保しつつ、写真感光材料に悪影響を及ぼす物
質及び悪臭を放つ物質を吸着することにより、通常市販
されている安価な材料を使用しても、包装袋内の上記物
質を少なくすることができ、写真感光材料の品質を長期
間(有効期間)保持することができるとともに、開封時
に使用者に不快感を与えない写真感光材料用包装袋を構
成するのに適した包装材料の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであ
って、特殊なフレキシブルシートの組み合わせによる積
層包装材料で構成された密封袋により解決したものであ
る。
すなわち、脱臭剤を含有する脱臭性フレキシブルシート
の一方の面に酸素透過度(ASTM D3985-81、20℃、0%R
Hでの測定値)が50cc/m2・24時間・atm以下で、かつ水
蒸気透過度(JIS Z0208、40℃、90%RHでの測定値)が1
0g/m2・24時間以下の防湿・酸素遮断性フレキシブルシ
ートを積層し、他方の写真感光材料側の面に酸素透過度
が50cc/m2・24時間・atm以上の酸素透過性フレキシブル
シートを積層することを特徴として構成したものであ
る。
前記脱臭性フレキシブルシート、防湿・酸素遮断性フレ
キシブルシート及び酸素透過性フレキシブルシートに用
いられるフレキシブルシートは、各特性を有するフレキ
シブルシートであれば総て用いることができる。例え
ば、以下に記載するものである。
熱可塑性樹脂フィルム、例えば各種ポリエチレン樹脂、
エチレン共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂などの公
知のフィルム、及びそれらの変性樹脂のフィルムがあ
る。また、金属薄膜加工フィルム(代表的なものはアル
ミニウム真空蒸着フィルム)、セルロースアセテートフ
ィルム、セロファン、ポリビニルアルコール、各種の紙
(米晒クラフト紙、半晒クラフト紙、晒クラフト紙、ヒ
ネリ原紙、クルパック紙、デュオストレス紙、白板紙、
写真用原紙、純白ロール紙、コート紙、模造紙、グラシ
ン紙)、各種の金属箔(代表例としてアルミニウム
箔)、不織布、アルミニウム真空蒸着紙等である。
脱臭性フレキシブルシートの脱臭剤は、写真感光材料に
有害な物質を吸着することができる物質であればよい。
例えば、鉄II化合物とL−アスコルビン酸、鉄II化合物
とL−アスコルビン酸とミョウバン、金属フタロシアニ
ン、活性炭素繊維、金属ポルフィリン類、脂肪属ポリカ
ルボン酸(トリカルボン酸、クエン酸、シュウ酸、マロ
ン酸、リンゴ酸、コハク酸等)、金属ポルフラジン類、
有機酸をベースとする複合物(大日精化工業KK製ダイム
シュー等)、活性炭、植物から抽出した天然有機物(フ
ラバノールやフラバノール類や有機高分子等)、ポリフ
ェノール、グリオキザール含浸酢酸セルロース、オキシ
カルボン酸化合物と第1鉄塩、分子内にカルボキシル基
を2個以上有するオキシカルボン酸化合物と第1鉄塩と
硫酸塩又は亜硫酸塩、L−アスコルビン酸と第1鉄塩、
オキシカルボン酸化合物とL−アスコルビン酸と第1鉄
塩、アスコルビン酸及びフミン酸と鉄塩、鉄とビタミン
C、鉄化合物、無機酸の鉄塩、有機酸の鉄塩、クエン酸
酸化鉄とケイ酸とアルミニウムとカルシウムとカリウム
の配合物、デオ・クリスタル、クリストバライト(珪酸
鉱物の1種)、アルミナケイ酸ソーダ(ゼオライト)、
Cu、Zn、Al、Fe、Ni、Sn、Pb、Ti、Mn、Co及びAgの硫酸
塩、塩化物、硝酸塩、酢酸塩である。そして、これらを
複数用いてもよい。
また、脱臭剤の添加量は、0.1〜50重量%の範囲であり
フレキシブルシート層の種類、形状、組成により選択さ
れる。好ましくは0.3〜30重量%である。
脱臭性フレキシブルシートとしては、例えば、脱臭剤を
塗布及び/又は含浸及び/又は混練及び/又は蒸着した
セロハン、各種フィルム、紙、接着剤層、金属箔、金属
薄膜加工フレキシブルシート、不織布、発泡シート、繊
維、ゴムシートが好ましい。
脱臭性フレキシブルシートの厚さは特に限定されない
が、製袋適性、積層適性、コスト、脱臭能力等の点か
ら、接着剤層の場合は1〜100μm、好ましくは10〜50
μm、及び脱臭剤のスプレーコートや溶液コートや粉末
散布又は静電気付着の場合は脱臭剤のみの厚さ換算で1
〜50μm、一般のフレキシブルシートを用いる場合は6
μm〜3μm、好ましくは10〜500μmである。この厚
さは脱臭剤の濃度やフレキシブルシートの密度により大
きく変化するが、あまり厚すぎると包装袋として剛性が
高くなり過ぎたり、製袋適性が悪くなり、かつ高価にな
り実用化困難である。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシートは、各種金属薄膜
加工フレキシブルシート、各種金属(アルミニウム箔や
アイアンホイル等)を含む積層フィルム、塩化ビニリデ
ン樹脂フィルム、塩化ビニリデン塗布各種プラスチック
フィルム(例えば、二軸延伸ポリエステル樹脂フィル
ム、二軸延伸ポリアミド樹脂フィルム、二軸延伸ポリプ
ロピレン樹脂フィルム、二軸延伸ポリエチレン樹脂フィ
ルム、二軸延伸ポリスチレン樹脂フィルム等、及び前記
樹脂を用いた一軸分子配向フィルム)、塩化ビニリデン
塗布セロハン、塩化ビニリデン塗布紙、ポリアミド樹脂
フィルム、塩化ビニリデン塗布ポリビニルアルコールフ
ィルム、特開昭63-12464号公報の第1表記載の積層フィ
ルムが好ましい。
特に好ましいのは、金属箔と金属薄膜加工フレキシブル
シートである。
金属薄膜層を形成支持するフレキシブルシートとして
は、薄層で物理強度が大きく、防湿性、酸素遮断性に優
れたものであれば、厚さ5〜70μmのあらゆる紙状また
はフィルム状のフレキシブルシートが利用できる。好ま
しいのは、金属薄膜加工コストダウン、包装袋の薄層化
とコストダウン及び物理強度確保のため、厚さが8〜50
μmの各種の紙、合成紙、セロハン、熱可塑性樹脂フィ
ルム等であり、もっとも好ましいのは厚さが10〜40μm
の一軸又は二軸分子配向したポリプロピレン樹脂フィル
ム、ポリエステル樹脂フィルム、高密度ポリエチレン樹
脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム、ポリスチレン樹
脂フィルム及びこれらのいずれかの樹脂と他の樹脂との
混合樹脂フィルムである。ポリプロピレン樹脂フィルム
では無延伸フィルムも物理強度が大きく安価で好まし
い。高密度ポリエチレン樹脂を用いてブロー比を大きく
した極薄強化フィルムは物理強度が大きく安価で特に好
ましい。
金属薄膜加工方法としては真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法など従
来公知の金属薄膜形成法等によりフレキシブルシートの
両面又は片面(例えば遮光層面側の片面)に設けること
ができる。
金属薄膜層にはAl、Sn、Zn、Co、Cr、Ni、Fe、Cu等の金
属単体、合金、その他薄膜形成可能な金属はすべて使用
できるが、コスト、加工しやすさの点でアルミニウム
(Al)がもっとも適している。一番好ましいのはアルミ
ニウム真空蒸着薄膜加工二軸延伸熱可塑性樹脂フィルム
である。
金属薄膜層は積層体としての物理強度、酸素遮断性、遮
光性、帯電防止性と防湿性確保及びコスト、品質の点か
ら55〜1200Åの厚さが好ましい。即ち厚さが55Å未満で
は、金属薄膜加工フレキシブルシートだけでは金属薄膜
の近辺に発生する帯電を減少させることができない上、
防湿性、酸素遮断性、遮光性を確保することが出来な
い。
また、厚さが1200Åを越えると、帯電防止、防湿性、酸
素遮断性、遮光性は確保できるが、コストが高く、真空
蒸着法等では加熱によりフレキシブルシートが劣化し、
出来上がった積層フィルムの物理強度が低下する、カー
ルが発生する等の問題があり実用化困難である。アルミ
ニウム真空蒸着膜の場合、70Å以上、通常の用途には80
〜800Åの厚さが好ましく、さらに好ましくは100〜600
Åである。
必要なら金属薄膜層の上に保護層を設けてもよい。金属
薄膜層の保護層としては、ブチラール樹脂、アクリル樹
脂、酢酸繊維素等のセルロース系樹脂、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アイオノマー樹脂、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)樹脂、
各種ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等適宜の樹
脂が使用できる。又、ワックス、ゼラチン、ポリビニル
アルコール等も使用できる。
金属薄膜層の保護層は極薄の厚さで形成するのがよい。
押出しラミネート法で設ける場合でも50μm以下にしな
いと静電気の除去は不充分となる。
公知の溶液塗布法又はスプレー塗布法等により5μm以
下の厚さにすると金属薄膜層の保護ができ、静電気の除
去効果も大である。フレキシブルシート、接着層、保護
層に帯電防止剤や各種カーボンブラック、グラファイ
ト、アルミニウム粉末、アルミニウムペースト等の金属
粉末や金属繊維、炭素繊維等の導電物質等を混入するこ
ともでき、このようにすれば、静電気の除去はさらに万
全となる。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシートの具体的な代表例
を次に記載する。
(1) アルミニウム真空蒸着熱可塑性樹脂フィルム
(PET、ナイロン、PP、HDPE、PC、PST、PVC等) (2) アルミニウム真空蒸着紙又は布(グラシン紙、
セロハン、合成紙、不織布、紙等) (3) 多層共押出しフィルム (4) 塩化ビニリデン/アクリル酸エステル系共重合
体樹脂二軸延伸フィルム (5) 塩化ビニリデンコート二軸延伸ポリプロピレン
フィルム (6) 金属箔 また、防湿・酸素遮断性フレキシブルシートは、以上の
ような各種フレキシブルシートを単独に用いても、各種
フレキシブルシート2以上の積層フィルムとして特性を
具備するようにしてもよい。
酸素透過性フレキシブルシートとしては、エチレン共重
合体樹脂、特にL−LDPE樹脂と遮光性物質を含む遮光性
ポリオレフィン樹脂フィルムが好ましい。
L−LDPE(Liner Low Density Polyetylene)樹脂は第
3のポリエチレン樹脂と称され、中、低密度、高密度両
ポリエチレン樹脂の利点を併せもつ省エネルギー、省資
源という時代の要請に合致する低コスト、高強度の樹脂
である。この樹脂は低圧法又は高圧改良法でエチレンと
炭素数が3〜13個、好ましくは4〜10個のα−オレフィ
ンを共重合させたコポリマーで、線状の直鎖に短分岐を
もった構造の低、中密度のポリエチレン系樹脂である。
L−LDPE樹脂の重合プロセスとしては中・低圧装置を用
いる気相法、液相法と高圧改良法装置を用いるイオン重
合法等がある。物理強度やコストの点で好ましいα−オ
レフィンとしてはブテン−1、オクテン−1、ヘキセン
−1、4−メチルペンテン−1、ヘプテン−1などが使
用される。密度は一般に低、中密度ポリエチレン樹脂程
度とされているが市販品では0.87〜0.95g/cm3の範囲内
にあるものが多い。
L−LDPE樹脂の具体例を商品名で示せば、Gレジン及び
TUFLIN及びNUC-FLX(UCC社)、ダウレックス(ダウケミ
カル社)、スクレアー(デュポンカナダ社)、マーレッ
クス(フィリップス社)、NUCポリエチレン−LL及びTUF
THENE(日本ユニカー)、ネオゼックスとウルトゼック
ス(三井石油化学)、エクセレンVL(住友化学)、日石
リニレックス(日本石油化学)、出光ポリエチレン−L
及びMORETEC(出光石油化学)、スタミレックス(DSM
社)などが挙げられる。
これらのL−LDPE樹脂の中で物理強度とヒートシール強
度の点から特に好ましいのは、メルトインデックス(以
後MIと表示)が0.8〜30g/10分(JIS K 6760,試験温度19
0℃,試験荷重2.16kgfで測定)、密度が0.870〜0.940g/
cm3(JIS K 6760)、そしてα−オレフィンの炭素数が
6〜8個の液相法プロセスと気相法プロセスで得られた
ものである。
特に好ましい代表的な例を商品名であげると、エチレン
に人為的にα−オレフィン側鎖として炭素数6個の4−
メチルペンテン−1を導入した三井石油化学(株)のウ
ルトゼックス及びα−オレフィン側鎖として炭素数8個
のオクテン−1を導入した出光石油化学(株)のMORETE
CとDSM社のスタミレックスとダウケミカル社のダウレッ
クス等がある(以上4社品とも液相法プロセスで得られ
たL−LDPE樹脂である。)。
低圧法の気相法プロセスで得られた好ましい代表的な例
を商品名であげると、α−オレフィン側鎖として炭素数
6個のヘキセン−1を導入した日本ユニカー(株)のTU
FTHENE及びUCC社のTUFLIN等がある。
また、最近発売された超低密度直鎖状低密度ポリエチレ
ン樹脂、例えばUCC社のNUC-FLXや住友化学(株)のエク
セレンVLも好ましい(以上2社品共α−オレフィンが炭
素数4個のブテン−1を使用)。
酸素透過性フレキシブルシート層も単層でも2層以上の
フレキシブルシートより構成されていてもよい。いずれ
の場合にもヒートシール層と兼用させることが好まし
い。
ヒートシール性を有する酸素透過性フレキシブルシート
層としては、各種ポリエチレン樹脂フィルム層、各種ポ
リプロピレン樹脂フィルム層、エチレン、プロピレンを
主体としたコポリマーの未延伸フィルム等が用いられ
る。
好ましくは、各種カーボンブラックの1つ以上と各種エ
チレン共重合体樹脂の1つ以上を含む遮光性ポリオレフ
ィン樹脂フィルムで、特に好ましくは、各種カーボンブ
ラックの1つ以上と各種直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
の1つ以上を含む遮光性ポリオレフィン樹脂フィルムで
ある。
また、このガス透過性フレキシブルシートは、Tダイ法
フィルム、キャスティング法フィルム、インフレーショ
ン法フィルム、エクストルージョンラミネートフィル
ム、ドライラミネートフィルム、ウェットラミネートフ
ィルム、ホットメルトコートフィルム等がある。これら
のフィルムは多層共押出しフィルムとして用いても、2
つ以上を組み合せて用いても、2つ以上の同一又は異な
るフィルムを接着剤層を介して積層した積層フィルムの
構成で用いてもよい。
要するに、この酸素透過性フレキシブルシートは、酸素
透過度は50cc/m2・24時間・atm以上であり、鉄等のよう
に写真感光材料に悪影響を与える脱臭剤が直接写真感光
材料に接触せず、かつ輸送運搬中でも破損して脱臭剤の
粉末が写真感光材料に付着したり触れることを防止でき
る厚さと物理強度を持っていればよい。好ましいのは厚
さ20μm以上の無開孔の熱可塑性樹脂遮光フィルムであ
る。
これら各積フレキシブルシートを積層するには各種の方
法でよく、例えば熱接着法(熱板接着法、火炎溶融接着
法、インパルス接着法、超音波接着法)、接着剤による
方法(湿式ラミネート法、乾式ラミネート法、ホットメ
ルトラミネート法、エクストルージョンラミネート法、
共押出しラミネート法)、等が使われる。
接着剤の代表的なものとして、各種ポリエチレン樹脂、
各種ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系熱可塑性
樹脂熱溶融接着剤、エチレン−プロピレン共重合体樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体樹脂等のエチレン共重合体樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、アイオノマー
樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤その他熱溶融型ゴム
系接着剤等がある。
エマルジョン型接着剤の代表例としては、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル−エチレン共重合物、酢酸ビニルと
アクリル酸エステル共重合物、酢酸ビニルとマレイン酸
エステル共重合物、アクリル酸共重合物、エチレン−ア
クリル酸共重合物等のエマルジョンがある。
ラテックス型接着剤の代表例としては、天然ゴム、スチ
レンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリルブタジ
エンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)等のゴムラ
テックスがある。
また、ドライラミネート用接着剤としてはイソシアネー
ト系接着剤、ウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤
等があり、その他、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体樹脂等をブ
レンドしたホットメルトラミネート接着剤、感圧接着
剤、感熱接着剤等公知の接着剤を用いることもできる。
エクストルージョンラミネート用ポリオレフィン系樹脂
接着剤はより具体的にいえば、各種ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリブチレン樹脂などのポリオレ
フィン樹脂からなる重合物及びエチレン共重合体(EV
A、EEA等)樹脂の他、L−LDPE樹脂の如くエチレンに一
部他のモノマー(α−オレフィン)を共重合させたも
の、Dupont社のサーリン、三井ポリケミカル社のハイミ
ラン等のアイオノマー樹脂(イオン性共重合体)や三井
石油化学(株)のアドマー(接着性ポリマー)等があ
る。その他紫外線硬化型接着剤等も最近使われはじめ
た。
特にLDPE樹脂とL−LDPE樹脂が安価でラミネート適性に
優れているので好ましい。又前記記載樹脂を2種以上ブ
レンドして各樹脂の欠点をカバーした混合樹脂は特に好
ましい。
熱可塑性樹脂を用いたエクストルージョンラミネート法
による接着剤層の厚さは、通例6μm〜50μm好ましく
は10μm〜20μmとなるが、コスト、接着強度、ラミネ
ート速度、積層体の全厚さ等に基づいて定められている
ので、この数値には特に限定されない。
積層用接着剤層の接着強度向上方法の代表例を以下に記
す。ラミネート業界で使用されている接着促進剤または
架橋剤を総称してAC剤(Anchor Coating Agent)と呼ん
でいる。このAC剤は単なる接着剤と異なり、化学的に接
着する意味で接着剤とは区別してPrimerあるいはAdhesi
ne Promoter等とも呼ばれる。AC剤の代表例を次に記
す。
(1) 有機チタネート(チタン系)アンカーコート剤 Tetra-propyl-titanate−あるいはTetra-iso-butyl-tit
anateを主成分にし、加水分解調製剤としてTetra-stear
yl-titanateを添加して使用する。
(2) ポリエチレンイミン(イミン系)アンカーコー
ト剤 ポリエチレンイミン(−CH2-CH2−NH−n)の比較的高
重合度のものが用いられる。管理が容易でポットライフ
(貯蔵寿命)が長いことから特に好ましい。
(3) イソシアネート系アンカーコート剤 イソシアネート基をもったポリマーを単独で用いるもの
(1液型)とOH基をもったポリエステル等と組合せて用
いるもの(2液型)があり、いずれも架橋等の化学反応
を起こし、接着効果があらわれる。欠点はポットライフ
が短く高価。
(4) ポリエステル系及びウレタン系アンカーコート
剤 飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂を酢酸エチル、ト
ルエン等の溶剤に溶かして用いる。
(5) ポリオレフィン系アンカーコート剤 (6) ポリブタジエン系アンカーコート剤等 AC層は極薄の厚さで形成するのがよい。AC剤のコーティ
ング方法としてはグラビアロールコーティング法、キス
ロールコーティング法、カーテンコーティング法、バー
コーティング法、リバースロールコーティング法、ダイ
レクトロールコーティング法、エアナイフコーティング
法等が利用される。
エクストルージョンラミネート接着剤層の接着強度を向
上させる表面物理的処理法の代表例を以下に記す。これ
らを2種以上併用してもよく、またAC処理と組み合わせ
てもよい。
フレーム(火焔)処理…ランニングコストが高く、火災
の危険性がある。
プラズマ処理……アルゴンガス等をプラズマに変換し、
接着面を処理する。物理強度はコロナ放電処理の数倍に
なるが、しかし装置もコストもコロナ放電処理機の数十
倍かかる。
コロナ放電処理…処理可能な基材は紙、各種ポリマーフ
ィルム、シート、アルミニウム箔、アルミニウム真空蒸
着フィルム等である。もっとも多く用いられている安価
で効果の大きい処理である。
サンドブラスト処理…高圧でけい石等を吹きつけて表面
を粗面化する。
化学薬品処理…重クロム酸溶液等で表面処理する。
オゾン処理…オゾンを充填したボックス内で表面処理す
る。エクストルージョンラミネート用の樹脂温度を低下
させても接着強度が向上する。
プレヒート処理…エクストルージョンラミネートさせよ
うとするフレキシブルシートをヒータードラムや熱風等
で加熱処理する。
その他に紫外線照射処理、高周波加熱処理、電気誘導加
熱処理、マイクロウェーブ処理等がある。
本発明の写真感光材料用包装材料は遮光性を確保する必
要があり、遮光性を有するフレキシブルシートを少なく
とも一つは具備している。
この遮光性を有するフレキシブルシートは、外側の防湿
・酸素遮断性フレキシブルシートでも脱臭性フレキシブ
ルシートでも酸素透過性フレキシブルシートでも接着剤
層であっても、これら以外にさらに積層される各種フレ
キシブルシートであってもよい。
遮光性を有するようにするためには、金属箔で形成した
り、金属薄膜を加工したり、また遮光性物質を添加して
行う。この遮光性物質は各シート又は接着剤層に混練ま
たは分散可能であって、可視光線及び紫外線等を透過さ
せないものをいう。本発明に使用可能な遮光性物質とし
ては、各種カーボンブラック、グラファイト、酸化鉄、
亜鉛華、酸化チタン、クレー、アルミニウム粉末、アル
ミニウムペースト、炭酸カルシウム、マイカ、硫酸バリ
ウム、タルク、カドミウム系顔料、弁柄、コバルトブル
ー、銅フタロシアニン系顔料、モノアゾ又はポリアゾ系
顔料、アニリンブラック等の有機系顔料や無機系顔料及
び着色染料等が挙げられる。
これらの遮光性物質の中では、品質、コスト、遮光能力
等の点で、光を吸収または反射しやすい着色顔料、特に
黒色の顔料の各種カーボンブラックや光反射性遮光性物
質のアルミニウム粉末及びアルミニウムペーストより低
揮発物を除去したものが好ましい。
これらの遮光性物質を各シート又は接着剤層に配合する
方法としては従来からよく行われているマスターバッチ
着色法やコンパウンド着色法等がある。上記遮光性物質
は使用樹脂、使用機械、コスト等により使用形態として
ドライカラー、ペースト状着色剤、リキッドカラー、ダ
イカラーグラニュー、マスターバッチペレット、染顔
料、カラードペレットがある。
カーボンブラックは原料によりガスブラック、オイルフ
ァーネスブラック、チャンネルブラック、アントラセン
ブラック、アセチレンブラック、油煙、松煙、アニマル
ブラック、ベジタブルブラック等に分類される。
これらのカーボンブラックの中では、pH(JIS K 6221で
測定)が5〜9、特にpHが6〜8、平均粒子径(電子顕
微鏡法で測定)が10〜200μmのものが好ましく、特にp
Hが6〜9、平均粒子径が15〜50mμのファーネスカーボ
ンブラックが好ましい。このようなpH及び粒子径のもの
を使用することによって、写真感光材料のカブリの発生
が少なく、感光度の増減の発生が少なく、遮光能力が大
きく、塊り状の不均一物質、フィッシュアイ及びピンホ
ールが発生しにくい等の数々の利点を有する包装袋を製
造できる。
本発明の写真感光材料用包装材料では遮光性、コスト、
物性向上の目的からファーネスカーボンブラックが好ま
しく、高価ではあるが帯電防止効果を有するアセチレン
カーボンブラック、ケッチェンカーボンブラックも好ま
しい。
カーボンブラックの含有量は0.05〜15.0重量%である。
0.05重量%未満では遮光性を確保するためにさらに他の
遮光層を積層する必要があり15.0重量%をこえるとフィ
ルムの物理強度やヒートシール性が低下し、写真感光材
料を汚染したり、塵が付着するだけでなくコストアップ
になる。
本発明の写真感光材料用包装袋に用いる包装材料にはフ
ィルム成形の安定性向上、取り扱い易さの向上のために
酸化防止剤や滑剤およびその他の添加剤を添加するのが
好ましい。
酸化防止剤としては、フェノール系のものとして、n−
オクタデシル−3(3′,5′−ジ−t−ブチル4′ヒド
ロキシフェニル)プロピネート、2,6ジ−t−ブチル4
−メチルフェノール、2,6ジ−t−ブチル−p−クレゾ
ール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4′−チオビス(3−メチル6−
t−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、ステアリル−
β(3,5−ジ−4−ブチル4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−ト
リメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンジル)ベンゼン、オクタデシル−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート、テトラキス〔メチレン−3(3′,5′−ジ
−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕メタン等がある。
硫黄系のものとして、ジラウリル−3,3′−チオジプロ
ピオネート、ジミリスチル−3,3′−チオジプロピオネ
ート、ラウリルステアリルチオジプロピオネート、ジス
テアリル−3′−チオジプロピオネート、ジトリデシル
−3,3′−チオジプロピオネート等がある。
燐系のものとして、トリノニルフェニルフォスファイ
ト、トリフェニルフォスファイト等がある。
特に2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)や低
揮発性の高分子量フェノール型酸化防止剤(商品名lreg
anox 1010,Ireganox 1076,Ionox 330,TopanoICA等)や
ジラウリルチオジプロピオネートやジステアリルチオジ
プロピオネートやジアルキルフォスフェート等の1つ以
上、特に2つ以上を併用するのが効果的である。
添加量は単独使用の場合でも2種以上の併用の場合でも
合計量が0.001〜1.0重量%が好ましい。
添加量が0.001重量%未満では添加効果がほとんどな
い。一方、添加量が1.0重量%をこえると酸化・還元作
用を利用する写真感光材料に悪影響があり品質に異常が
発生する場合がある。このため酸化防止剤は着色故障や
塊状の不均一故障が発生しない最少量を添加するように
することが好ましい。
市販品としてはチバガイギー社のイルガノックス各種と
住友化学(株)のSumilizer BHT,Sumilizer BP-76,Sumi
lizer WX−R,Sumilizer BP-101等が多く用いられてい
る。
また、酸化防止剤をさらにカーボンブラック等と併用す
ると酸化防止作用が相乗的に効果を発揮する。
滑剤として有用なものとしては、シリコーン系には各種
グレードのジメチルポリシロキサンがあり、脂肪酸アミ
ド系にはオレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、エル
カ酸アミド、ビス脂肪酸アミドなどがあり、アルキルア
ミン系にはエレクトロストリッパーTS−2(花王石鹸)
などがある。又金属不活性化剤又は顔料分散剤としての
効果もある脂肪酸金属塩も好ましい。
また、添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこ
れに限定されるものではなく公知のあらゆるものの中か
ら選択できる。
である。
本発明の写真感光材料用包装材料は各種の写真感光材料
の包装袋として好適である。
特に、わずかなガスや光や湿度により品質が破壊される
ハロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光
性樹脂、自己現像型写真感光材料、拡散転写型写真感光
材料、感光性感熱材料等の写真感光材料に好適である。
上記の写真感光材料以外に光や酸素等により品質劣化が
起こる食料品や医薬品や化学物質等の感光物質の包装袋
としても好適である。
本発明の写真感光材料用包装材料を写真感光材料や感光
物質に適用する場合、一重平袋、二重平袋、自立袋、一
重ガゼット袋、二重ガゼット袋、多層共押出しチューブ
袋等あらゆる形態で使用可能である。
製袋の方法は使用する包装材料の性質に応じて、ヒート
シール、溶断シール、インパルスシール、超音波シー
ル、高周波シールなど、従来公知のプラスチックフィル
ムのシール法による。なお、適宜の接着剤、粘着剤など
を使用して製袋することも可能である。
〔作用〕
本発明の写真感光材料用包装材料では、防湿・酸素遮断
性フレキシブルシートが大気中の水分、臭気、酸素等を
遮断し、脱臭性フレキシブルシートの脱臭剤が包装袋中
の写真感光材料に悪影響を及ぼす物質や臭気や酸素等を
吸着し品質劣化を防止しており、酸素透過性フレキシブ
ルシートは脱臭剤が急激に反応したり写真感光材料への
付着を防止しながら袋内の臭気、酸素等を透過させ、こ
の透過してきた臭気、写真感光材料に悪影響を及ぼすガ
スや酸素等を脱臭性フレキシブルシートの脱臭剤が吸着
できるようにする。したがって、袋内に臭気、酸素等が
溜まることを防止している。
〔実施例〕
本発明による写真感光材料用包装材料の実施例を第1図
から第5図に基づいて説明する。
第1図から第5図は、それぞれ写真感光材料用包装材料
の層構成を示す部分断面図である。
第1図に示す写真感光材料用包装材料は、脱臭性フレキ
シブルシート1aの両面に、二軸延伸ポリエステルフィル
ム2にアルミニウム真空蒸着膜層3を加工したアルミニ
ウム真空蒸着二軸延伸ポリエステルフィルム4である防
湿・酸素遮断性フレキシブルシート5と、写真感光材料
側の酸素透過性フレキシブルシート6aとが、接着剤層7
・7を介して積層された層構成である。
第2図に示す写真感光材料用包装材料は、脱臭性フレキ
シブルシート1aの一方の面に防湿・酸素遮断フレキシブ
ルシート5と他方の写真感光材料側の面に酸素透過性フ
レキシブルシート6aを直接積層したものである。防湿・
酸素遮断性フレキシブルシート5は二軸延伸ポリエステ
ルフィルム2にアルミニウム真空蒸着膜層3を加工した
アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステルフィルム4
であり、この面に脱臭性フレキシブルシート1aと酸素遮
断性フレキシブルシート6aとの二層共押出しフィルム8a
を直接積層した層構成である。
第3図に示す写真感光材料用包装材料は、脱臭性フレキ
シブルシート1aの一方の面に防湿・酸素遮断性フレキシ
ブルシート5と他方の写真感光材料側の面に酸素透過性
フレキシブルシート6aを積層したものである。防湿・酸
素遮断性フレキシブルシート5は晒クラフト紙9に接着
剤層7を介してアルミニウム箔10を積層したものであ
り、この面に脱臭性フレキシブルシート1aと酸素透過性
フレキシブルシート6aとの二層共押出しフィルム8aを直
接積層した層構成である。
第4図に示す写真感光材料用包装材料は、脱臭性フレキ
シブルシート1aの一方の面に、ひねり原紙11と二軸延伸
ナイロンフィルム12にアルミニウム真空蒸着膜層3を加
工したアルミニウム真空蒸着二軸延伸ナイロンフィルム
13とを接着剤層7を介して積層した防湿・酸素遮断性フ
レキシブルシート5と、他方の写真感光材料側の面に遮
光性L−LDPE樹脂フィルム14a・14aの2層共押出しL−
LDPE樹脂フィルム15aである酸素透過性フレキシブルシ
ート層6aとが直接積層された層構成である。(1aは接着
層を兼ねている。) 第5図に示す写真感光材料用包装材料は、脱臭性フレキ
シブルシート1aの一方の面にアルミニウム真空蒸着二軸
延伸ナイロンフィルム13に遮光性HDPE樹脂フィルム16a
と遮光性L−LDPE樹脂フィルム14aとからなる2層共押
出しポリエチレン樹脂フィルム17aを接着剤層7を介し
て積層した防湿・酸素遮断性フレキシブルシート層5aを
他方の写真感光材料側の面に酸素透過性フレキシブルシ
ート6aを積層したものである。脱臭性フレキシブルシー
ト1aと酸素透過性フレキシブルシート6aとは2層共押出
しラミネートフィルム8aとして直接積層された層構成で
る。
第6図は比較例の層構成を示す部分断面図である。
この図に示す写真感光材料用包装材料は、第3図に示す
写真感光材料用包装材料において写真感光材料側の酸素
透過性フレキシブルシート6aを除いた層構成である。第
7図は従来品の層構成を示す部分断面図である。
次に、本発明品I〜VI、比較品I及び従来品Iの特性を
比較した実験結果について説明する。
本発明品I 本発明品Iの層構成は第1図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5のアルミニウム
真空蒸着膜層3は厚さ400Åで、二軸延伸ポリエステル
フィルム2は厚さ12μmに形成した。脱臭性フレキシブ
ルシート1aは、脱臭剤として硫酸アルミニウム6重量%
とリンゴ酸6重量%、界面活性剤としてポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテルホスフェートカリウム塩2.
0重量%を含有する水溶性のサイズバスを通過させた坪
量35g/m2の晒クラフト紙を用いた。写真感光材料側の酸
素透過性フレキシブルシート6aは、平均粒子径が21m
μ、pHが7.7のファーネスカーボンブラック3重量%、
酸化防止剤0.2重量%含むエチレンと4メチルペンテン
−1の共重合体樹脂(MI;2.1g/10分、密度;0.920g/c
m3、ウルトゼックス2021L三井石油化学製)から成る厚
さ70μmのL−LDPE樹脂インフレーションフィルムを用
いた。そして、タンデムラミネーターを用い厚さ15μm
のLDPE樹脂接着剤からなる接着剤層7で積層した。
以上の包装材料を内寸が縦33cm、横28cmの3方ヒートシ
ール袋に製袋し、四切りサイズのシート状印刷用フィル
ム(リスフィルム)を50枚坪量370g/m2の晒サルファイ
ト紙の保護あて紙(コ字状)で包装した状態で収納し、
それを開口部をヒートシールにより完全密封した。
本発明品II 本発明品IIの層構成及び製袋は本発明品Iと同一である
が、写真感光材料として四切りサイズのシート状カラー
印画紙を24枚、坪量370g/m2の新聞故紙を用いた保護あ
て紙(コ字状)で包装した状態で収納し、そして開口部
を2つ折り後折り口の中央部をセロテープで完全に密封
したものである。
本発明品III 本発明品IIIの層構成は第2図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5は、本発明品I
と同一である。脱臭性フレキシブルシート1aは、接着性
樹脂(三井石油化学製アドマー)30重量%、脱臭剤とし
てのクエン酸3重量%、平均粒子径が21mμ、pHが7.7の
ファーネスカーボンブラック2重量%を含むエチレンと
ブテン−1の共重合体樹脂{MI;1.0g/10分、密度;0.890
g/cm3、UCC社製NUC-FLX(ナックフレックス)DEFD-121
0}よりなり、厚さ30μmに形成されている。
写真感光材料側の酸素透過性フレキシブルシート6aは、
平均粒子径が21mμ、pHが7.7のファーネスカーボンブラ
ック3重量%、LDPE樹脂(MI;2.4g/10分、密度;0.923g/
cm3)5重量%を含むエチレンと4メチルペンテン−1
の共重合体樹脂(MI;8g/10分、密度;0.920g/cm3、三井
石油化学製ウルトゼックス2080C)よりなり、厚さ40μ
mに形成されている。そして脱臭性フレキシブルシート
1aと酸素透過性フレキシブルシート6aは2層同時共押出
しエクストルージョンラミネート法により積層されてい
る。
製袋方法、収納する写真感光材料及び密封方法は本発明
品IIと同一である。
本発明品IV 本発明品IVの層構成は第3図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5において、晒ク
ラフト紙9は坪量30g/m2、アルミニウム箔10は厚さ7μ
mとし、接着剤層7は厚さ15μmのLDPE樹脂接着剤層を
用いた。脱臭性フレキシブルシート1a及び写真感光材料
側の酸素透過性フレキシブルシート層6aは、本発明品II
Iと同一である。
製袋方法、収納する写真感光材料及び密封方法は、本発
明品IIと同一である。
本発明品V 本発明品Vの層構成は第4図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5において、ひね
り原紙11は坪量35g/m2で、アルミニウム真空蒸着膜層3
は厚さ400Åで、二軸延伸ナイロンフィルム12は厚さ15
μmで、接着剤層7は厚さ15μmのLDPE樹脂エクストル
ージョンラミネート接着剤層とした。
脱臭性フレキシブルシート1aは、接着性樹脂(三井石油
化学製アドマー)20重量%、カーボンブラック3重量
%、脱臭剤として硫酸第1鉄3重量%とシュウ酸3重量
%を含むエチレンと4メチルペンテン−1共重合体樹脂
(MI;8g/10分、密度;0.920g/cm3、三井石油化学製ウル
トゼックス2080C)よりなり、厚さ30μmに形成されて
いる。
写真感光材料側の酸素透過性フレキシブルシート6aにお
いて、内側遮光製L−LDPE樹脂フィルム14aは、カーボ
ンブラック3重量%、LDPE樹脂5重量%、HDPE樹脂10重
量%を含むエチレンと4メチルペンテン−1共重合体樹
脂(MI;2.1g/10分、密度;0.920g/cm3、三井石油化学製
ウルトゼックス2020L)よりなり、厚さ40μmに形成さ
れており、外側の遮光性L−LDPE樹脂フィルム14aは、
カーボンブラック3重量%、LDPE樹脂5重量%を含むエ
チレンとオクテン−1の共重合体樹脂(MI;4g/10分、密
度;0.925g/cm3、DSM社製スタミレックス1046)よりな
り、厚さ40μmに形成されている。
以上の包装材料をガセット袋に製袋し、巾8.9cm、巻長1
80mの乳剤面を外側にした(外巻)帯状カラー印画紙を
収納した。
本発明品VI 本発明品VIの層構成は、第5図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5aにおいて、遮光
性HDPE樹脂フィルム16aは、カーボンブラックを3重量
%含むHDPE樹脂よりなり、厚さ40μmに形成され、遮光
性L−LDPE樹脂フィルム14aは、カーボンブラックを3
重量%含むエチレンと4メチルペンテン−1の共重合体
樹脂(MI;2.1g/10分、密度;0.920g/cm3、三井石油化学
製ウルトゼックス2021L)よりなり、厚さ40μmに形成
され、アルミニウム真空蒸着層3は厚さ400Åで、二軸
延伸ナイロンフィルム12は厚さ15μmで、接着剤層7は
厚さ15μmのLDPE樹脂エクストルージョンラミネート接
着剤層で形成されている。
脱臭性フレキシブルシート1a及び写真感光材料側の酸素
透過性フレキシブルシート6aは本発明品IIIと同一であ
る。
製袋方法、収納する写真感光材料及び密封方法は本発明
品Vと同一である。
比較品I 比較品Iの層構成は第6図に相当する。
防湿・酸素遮断性フレキシブルシート5は本発明品IVと
同一である。
脱臭性フレキシブルシート1aはカーボンブラック3重量
%、脱臭剤として硫酸第1鉄3重量%とシュウ酸3重量
%を含む遮断性LDPE樹脂インフレーションフィルム層
(MI;2.4g/10分、密度;0.923g/cm3、日本ユニカー製)
よりなり、厚さ70μmに形成されている。接着剤層7
は、厚さ15μmのLDPE樹脂エクストルージョンラミネー
ト接着剤層で形成されている。
製袋方法、収納される写真感光材料及び密封方法は本発
明品IIと同一である。
従来品I 従来品Iの層構成は第7図に相当する。
晒クラフト紙9、アルミニウム箔10及び接着剤層7は、
比較品Iと同一である。遮光性LDPE樹脂インフレーショ
ンフィルム18aは、カーボンブラック3重量%を含むLDP
E樹脂(MI;2.4g/10分、密度;0.923g/cm3、日本ユニカー
製)よりなり、厚さ70μmに形成されている。
製袋方法、収納される写真感光材料及び密封方法は、本
発明品IIと同一である。
実験結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎…非常に優れている ○…優れている ●…可(実用限度内) ▲…問題あり(改良必要) ×…実用不可 試験方法は下記による。
※A脱臭性能 各実施例の完全密封した包装袋の状態で35℃80%RHの温
湿度下に30日間放置後密封袋を開封した直後の臭気によ
り評価 ※B写真性能 各実施例の完全密封した包装袋の状態で35℃80%RHの温
湿度下に30日間放置後現像処理した時の感光度変化、諧
調変化、濃度変化、カブリ発生、濃度ムラ発生等の検査
結果より評価 ※Cヒートシール適性 ヒートシール許容温度巾、ホットタック性、夾雑物ヒー
トシール性、ヒートシール強度、経時ヒートシール強度
等のトータルヒートシール性能より評価 ※D物理強度 写真感光材料用包装袋に要求される引裂き強度(JIS P
8116に準ずる)、衝撃穴あけ強度、破裂強度(JIS P 81
12に準ずる)、ヒートシール強度、ゲルボテスト強度
(米軍規格MIL B131に準ずる)等のトータル物理強度に
より評価 ※E遮光性 各実施例の完全密封包装袋の製品形態でJIS Z 0232によ
る振動試験を行った後に8万ルックスの光に1時間曝光
し、遮光性を各写真感光材料のカブリの程度により評価 MI(g/10分);JIS K6760=ASTM D1238(試験温度190
℃,試験荷重2.16kgfで測定) 密度(g/cm3);JIS K6760=ASTM D1505 〔発明の効果〕 本発明は所定の脱臭剤を含有する脱臭性フレキシブルシ
ートの外側に所定の防湿・酸素遮断性フレキシブルシー
トを積層し、内側の写真感光材料側には酸素透過性の大
きい酸素透過性フレキシブルシート{連続被膜のフィル
ム}を積層することにより、急激な発熱や脱臭剤の写真
感光材料への付着を防止しながら袋内に発生した悪臭及
び写真感光材料に悪影響を及ぼす物質を吸着し、写真性
に悪影響を及ぼさないとともに使用者に不快感を与え
ず、しかも完全防湿、ガスバリヤ、遮光性を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明品の写真感光材料用包装材料
の層構成を示す部分断面図、第6図は比較品の層構成を
示す部分断面図、第7図は従来品の層構成を示す部分断
面図である。 1、1a……脱臭性フレキシブルシート 2、2a……二軸延伸ポリエステルフィルム 3……アルミニウム真空蒸着膜層 4、4a……アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル
フィルム 5、5a……防湿・酸素遮断性フレキシブルシート 6、6a……酸素透過性フレキシブルシート 7、7a……接着剤層 10……アルミニウム箔 12、12a……二軸延伸ナイロンフィルム 13、13a……アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステ
ルフィルム aは遮光性物質が添加されていることを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱臭剤を含有する脱臭性フレキシブルシー
    トの一方の面に酸素透過度が50cc/m2・24時間・atm以下
    でかつ水蒸気透過度が10g/m2・24時間以下の防湿・酸素
    遮断性フレキシブルシートを積層し、他方の写真感光材
    料側の面に酸素透過度が50cc/m2・24時間・atm以上の酸
    素透過性フレキシブルシートを積層したことを特徴とす
    る写真感光材料用包装材料
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