JPS6218547A - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents

写真感光材料用包装材料

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JPS6218547A
JPS6218547A JP15766485A JP15766485A JPS6218547A JP S6218547 A JPS6218547 A JP S6218547A JP 15766485 A JP15766485 A JP 15766485A JP 15766485 A JP15766485 A JP 15766485A JP S6218547 A JPS6218547 A JP S6218547A
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JP
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resin
film
ldpe
light
layer
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Application number
JP15766485A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6218547A publication Critical patent/JPS6218547A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料用包装材料に関するものである。
〔従来の技術〕
写真感光材料用包装材料は種々のタイプのもの  □が
広く実用化されており、その使途に従って様々の性能が
要求されている。
光に曝するとその品質価値を失なう写真感光材料用包装
材料としては光を完全に遮断する包装材料が使用される
。この場合、要求される特性としては包装材料スリット
適性、ガスバリヤ性、遮光性、防湿性、剛性、物理強度
(破断強度、引裂強度、衝撃穴あけ強度、rルーテスト
強度、摩耗強  :度等)、ヒートシール適性(ヒート
シール強度、カットシール性、ホ、トタ、り性、夾雑物
シール性等)、帯電防止性、平面性、すべり特性などが
挙げられる。これらの諸性質を単一のフーーム材  □
料で兼ねそなえることは困難とされ、従来、一般にはカ
ー♂ンプラ、りや顔料等を練シ込んだ高圧法分岐状低密
度ポリエチレン(以後LDPEと表示)・樹脂の単一層
フィルムやLDPEフィルムと紙、アルミニウム箔、セ
ロハン等のフレキシブルシート層との複合ラミネートフ
ィルムなどが使用されてきた。複合ラミネートフィルム
の例を第8図及び第9図に示すが、第8図のものはLD
PE樹脂遮光フィルム層6aに接着層2を介して金属箔
3を積層し、さらに接着層2を介してフレキシブルシー
ト層4を積層したものである。また、第9図のものは第
8図に示すような複合ラミネートフィルムのフレキシブ
ルシート層4の上にさらに接着層2を介してLDPE樹
脂遮光フィルム層6aを積層した例であシ1例えばカラ
ー印画紙の包装などに使用されてきた。
本発明者は、感光物質用包装材料を改良すべく鋭意研究
を行ない、2層の一軸延伸フィルムを組み合わせること
によって物理強度を向上させたもの(特開昭57−67
54号公報)を既に開示している。
また、低圧法直鎖状低密5度ポリエチレン(以後L−L
DPEと表示)樹脂を利用した包装材料についても、I
リエチレン系ポリマーと1M量チ以上の遮光性物質から
なシ、全エチレン系ポリマーの50重量係以上がL−L
DPK樹脂である遮光性フィルムを少なくとも一層有す
るものを既に開示した(特開昭58−132555号公
報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の複合ラミネートフィルムは前述の物理特性を向上
させるべく構成されたものであるが、それでもなお物理
特性は十分とはいえず、包装作業中に裂けたシ穴があい
たシ、ヒートシール部がはがれるなどの欠点があった。
さらにカーボンプラ、り等の遮光性物質を大量に添加す
ると物理強度の劣化が大きくなるため、添加量を3ts
前後とし、さらに他の7レキシプルシ一ト層と積層スル
フィルムの厚さは70μ以上とする必要があった。この
ため包装はカサばシ積層体フィルムの剛度が大きくなり
包装作業性が悪化し且つコスト的にも高価なものとなっ
ていた。
例えば、第8図に示す積層フィルムにおいてアルミニウ
ム箔3はガスバリヤ−性の付与、防湿性の向上、帯電防
止などのために使用されているが、その結果、引裂強度
、衝撃穴あけ強度、rルがテスト強度などはかえって大
巾に悪化して特に重量物を包装する場合には破損の問題
を生ずることもあった。そのため、カーゴンブラ、り大
のLDPE樹脂遮光フィルム層の厚さを70μm以上に
してきたが、それでも物理強度が充分でなく、例えばカ
ラー印画紙の包装にはクルノ9.り紙にポリエチレン層
を積層した外紙と第9図に示す7層構成の積層フィルム
の内紙とを組み合わせた2重ガゼ、ト袋も使用されてき
た。
また、%開昭57−6754号公報記載の包装材料の場
合には、引裂き強度等の物理強度はある程度改善される
が、接着層が厚くなシ接着強度が大きくなると引裂き強
度が低下するだけでなく、−軸延伸高密度ポリエチレン
フィルム層を使用している為ヒートシール性が悪く加工
包装時に時々問題を起していた。又アルミニウム箔を用
いずに直接−軸延伸フィルム層を交差するように積層し
たクロスラミネートフィルムでは製品をガゼツト袋に包
装しようとするとガゼツト袋のマチ部分にピンホールが
発生し写真感光材料用包装材料としては遮光性、防湿性
、ガスバリヤ性不良の為実用できなかった。
L−LDPI樹脂を包装材料に利用することによって引
裂強度、rルがテスト強度等の物理強度を高めるととも
に遮光性物質の混線量を増すことができ、前記問題点を
改善することができた。しかし、フィルムの厚さを小さ
くするとしわやフィルム折れが発生し抗張力、滑シ特性
、剛性、防湿性、がスパリャ性、装造適性等が不足し、
フィルムの厚さを大きくするとスリット適性、力、トシ
ール性等が悪化する。そこで、フィルム成形性、加工機
適性、フィルム物性がすぐれ、かつ安価な包装材料の開
発が望まれていた。
特に歯科用X綜フィルム用包装材料や放射線取扱い者の
放射線被曝量を検出する放射線写真フィルム(パッチフ
ィルム)用包装材料や特公昭55−24089号公報に
記載されているようなX線フィルムを真空封入する包装
材料としては熱可塑性樹脂単一フィルム層だけで写真感
光材料用包装材料として要求されるすべての特性を満足
させることができるような安価な包装材料の開発が望ま
れていた。
本発明は、以上の問題点を改善し、製品挿入性、スリ、
ト適性、物理強度、ヒートシール適性等の向上を図った
写真感光材料用包装材料を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
、この目的は、少なくとも金属粉末又はカーがンブラッ
クを0.597−以上、滑剤を0.05〜1.0重量チ
含む密度0.930 fi/cm3以上のL−LDPE
樹脂を50重量%以上含む厚さ501srL〜250錦
のフィルムよりなる写真感光材料用包装材料によって達
成される。
本発明のフィルムに必須の第1の成分であるL−LDP
K樹脂は従来のLDPK樹脂と比較して分子量分布が狭
く、直鎖状である。そして、物理強度が強く、ホットタ
、り性や夾雑物シール性が良好で、ヒートシール強度が
強く、耐寒性が良好である点で優れている。0.920
11Δ−前後の密度のL−LDPE樹脂は方向性が少な
いがブロッキングし易く、防湿性も劣る。そこで、本発
明のフィルムに利用できるのは密度が0.9309/を
一以上のI、−L、DPI樹脂である。ここにL−LD
PE樹脂とはエチレンと炭素数が3〜13個特に好まし
いのは6〜8個のα−オレフィンを共重合させたコポリ
マーで!、in@ar Lowある。重合プロセスとし
ては中低圧法の気相法と液相法、及び高圧法のイオン重
合法の3つの方法がある。
本発明に用いられるL−LDPE樹脂は必要特性とコス
トの点“から低圧法の気相法及び液相法プロセス品でち
る。
具体例を商品名で示せば、ユニポール(U3O社)、ダ
クレ、クス(ダウケミカル社)、スフレアー(デュポン
カナダ社)、マーレックス(フイリツグス社)、ネオゼ
、クスとウルトゼ、クス(三片石油化学)1目方IJ 
=レックス(日本石油化学)、スタミレ、クス(DSM
 社) NUCポリエチレン−LLとTUFUN (日
本ユニカー)などが挙げられる。α−オレフィンとして
はブテン−1、オクテン−1、ヘキセン−1,4−メチ
ルペンテン1.ヘゾテンー1、などが使用され、その量
はIリマーの0.5〜15モルチである。これらのα−
オレフィンのなかでは4−メチルペンテン−1,ヘキセ
7−1及びオクテン−1が好ましい。
これらのL−LDPE樹脂の中で、防湿性、剛度、スリ
、ト性、ヒートカットシール性等の物理強度とヒートシ
ール強度等の点から特に好ましいのは。
エチレン含有量が90〜99.5モルチ、α−オレフィ
ン含有量が0.5〜10モルチ、メルトインデックス(
以後Mlと表示)が0.8〜30,9/10分(AST
M D−1238)。密度が0.930−0.9459
/cm3(ASTM D−1505)、α−オレフィン
の炭素数が6〜8個の低圧法の液相法プロセスと気相法
プロセスによるL−LDPE樹脂である。最も好ましい
代表的な商品名をあげると、エチレンにα−オレフィン
側鎖として炭素数6個の4−メチルペンテン−1を用い
たL−LDPK樹脂としては三片石油化学(株)のウル
トゼ、クスがあシ、α−オレフィン側鎖として炭素数8
個のオクテン−1を用いたL−LDPE樹脂としては0
8M社のスタミレ、クスとダウケミカル社のダウレック
スがある。(以上3社品共低圧法の液相法ゾロセスによ
るL−LDPE樹脂である。)低圧法の気相法プロセス
品としてはα−オレフィン側鎖としてヘキセン−1を用
いた日本ユニカー(株)のTUPUNがある。
密度が高くなるとタテ方向に分子配向し易く引裂き強度
もタテ方向が小さくなる。この為本発明では金属粉末又
はカーがンプラ、りを0−597m2以上と滑剤を0.
05〜1.0重量%添加してL−LDPEフィルム同志
のプロ、キングの防止と共に方向性を小さくし、単一フ
ィルムでも防湿性、剛度、スリット性、ヒートカット性
、抗張力、帯電防止性、及び滑性な良好にし、また遮光
性を付与している。  :本発明のフィルムに必須の第
2の成分である金属粉末とカービンブラックについて説
明する。
金属粉末としてはアルミニウム粉末又はアルミに一スト
よシ低揮発物質を除去した物質を熱可塑性樹脂に混練し
たものが特に好ましい。
ここにアルミ4−ストとは、ゾールミル法、スタンプミ
ル法又はアトマイズ法等の公知の方法でアルミニウム粉
末を作るときに、ミネラルスピリットと少量のステアリ
ン酸又はオレイン酸等の高級脂肪酸の存在のもとにペー
スト状に作ったものである。本発明ではこのアルミペー
ストとポリオレフィン系熱可塑性樹脂(各種ポリエチレ
ン樹脂、各糧4リエチレン樹脂、EVA樹脂、EEA樹
脂、FAA樹脂等)を加熱混練し、低揮発物質(主とし
て悪臭が強いミネラルスピリット)を真空ポ/グ等で除
去したものをアルミペーストコン・ぐランド樹脂、アル
ミペーストマスターパッチ樹脂として使用する。
特にアルミペーストマスターパッチ樹脂として使用する
のが写真感光材料への悪影響や悪臭をなくすため、さら
に防湿、遮光性L−LDPEフィルム層中のミネラルス
ピリット含有率を帆1重量%以下にするためにも好まし
い。例えばアルミニウムペースト含有率40重量%のマ
スターパッチ樹脂中のミネラルスピリット含有率が1.
0重i%であっても、これをL−LDPEフィルム層中
でのアルミニウム4−スト濃度を2重i%にしようとす
ると、アルミニウムペーストマスターパッチ1重量部に
対してナチュラルL−LDPE樹脂19重量部を混練す
ることになり、L−LDPEフィルム層中にはフィルム
成形中にミネラルスピリットがガスとして除去される分
もあるのでミネラルスピリット含有量は0.05重量%
以下になる。その結果、写、g感光材料への悪影響もな
くなる上悪臭も低減される。
またアルミニウム粉末とは、溶融アルミニウムをアトマ
イズ法、粒化法、回転円盤滴下法、蒸発法等によ)粉末
状にしたものの外、アルミニウム箔をゾールミル法やス
タンプミル法等で粉砕してフレーク状にしたものを含む
。アルミニウム粉末単体では不安定なのでアルミニウム
粉末表面を不活性にする各塊の公知の処理が施される。
公知の金属フレーク製造方法としてはUSP 4,46
9,282や特公昭37−6979号公報、特公昭47
−6718号公報廊に記載された方法があシ合成樹脂充
填用金属粉末製造方法としては特開昭59−75931
号に記載された方法がある。
カービンブラックは原料により分類すると、ガスブラッ
ク、オイルファーネスブラック、アントラセンブラック
、アセチレンブラック、チャンネルブラック、油煙、松
煙、アニマルブラック、ベジタブルプラ、り等がある。
これらのなかでは遮光性、コスト、物性向上の点ではフ
ァーネスカービンブラックが好ましく、高価であるが帯
電防止効果を有する点ではアセチレンカーボンブラ、久
変性副生カーゴンブラックであるケッチェンカービンブ
ラックが好ましい。必要によシ前者と後者を必要特性に
従ってミックスすることもできる。
一方、これらのカービンブラックの中ではPH5〜9、
平均粒子径10〜120 mlt 、特にP)(6〜8
、平均粒子径15〜30mμのオイル7アーネスカー♂
/ブラ、りが好ましい。このような−及び粒子径のもの
を使用することによって、写真感光材料において力ノリ
の発生が少ない、感光度の増減の発生が少ない、遮光能
力が太きい、写真感光材料に悪影響を与えず、熱可塑性
樹脂フィルムに添加した場合でもカービンブラックの塊
(プッ)やフィッシュアイ等のピンホールが発生しにく
い等の数々の利点を有する包装材料を得ることができる
金属粉末又はカービンブラックを樹脂に配合する形態と
しては、粉末添加法、ペースト状添加法、潤性添加法、
コン・母つンド法、マスターパッチ法等がある。これら
のなかでマスターパッチ法がコスト、作業場の汚染防止
等の点で好ましい。
公知文献の特公昭40−26196号公報には有機溶媒
に溶解した重合体の溶液中にカービンブラックを分散せ
しめて1重合体カーピンブラックのマスターパッチをつ
くる方法を、特公昭43−10362号公報にはカーボ
ンブラ、りをポリエチレンに分散してマスターパッチを
つくる方法が示されている。マスターパッチ法の場合に
は、まずLDPE樹脂に2重量多以上、一般には10重
量チ以上、の高濃度にカーノンブラックを混合してマス
ターパッチを作る。最終製品のカーノンブラック量が所
定の値になる様にこのマスターパッチを計量し、L−L
DPE系樹脂と混合する。
この方法には2つの利点を認めることができる。
第一にカー?ンプラ、りをL−LDPE系樹脂に直接混
合するよりもこの方が混合、分散が容易であり、コスト
ダウンになシ且つフィッシュアイも改良される。
第二にL−LDPE系樹脂単独系よシもLDPE樹脂と
L−LDPE系樹脂の混合系の方がフィルムを製造する
場合の加工性にすぐれている。カーノンブラック混合の
コストダウンのためマスターパッチ用樹脂としてL−L
DPE樹脂を使用してもよい。マスターパッチ用ペース
樹脂としてはL−LDPE樹脂と混合可能ならあらゆる
熱可塑性樹脂を用いることが可能であるがポリオレフィ
ン系樹脂が好ましい。特にマスターパッチ用樹脂のMI
はL−LDPE系樹脂よシ高い熱可塑性樹脂が好ましい
。なお、金属粉末を用いた場合もほぼ同様である。
本発明者らは、HDPE単独樹脂やLDPE単独樹脂の
代シに従来は、包装用フィルムとしては問題があったL
−LDPE fNJ脂とLDPK樹脂の混合樹脂を使っ
て、カーノンブラック配合の影響を試験した。
この結果、L−LDPE系樹脂にカーボンブラックを配
合した場合にはHDPE単独樹脂やLDPE単独樹脂の
場合とは逆に物理強度が大幅に増大するという予想外の
結果が見いだされた。
即ちHDPg単独系樹脂フィルムやLDPE単独系樹脂
フィルムは、L−LDPE−LDPE系樹脂フィルムに
比較してもともと強度が小さいが、特にカーがンブラッ
クを添加した時の強度の低下が著しい。それに対し、L
−LDPE−LDPE系樹脂フィルムはカーデンブラ、
り添加によシ強度が向上する。
同様のことがL−LDPE単独系樹脂フィルムでも言え
る。
L−LDPE単独系樹脂フィルム及びL−LDPg−L
DPE系樹脂フィルムへのカーぜンブラック配合の効果
は、0.1重量%から現われだして1重量%で明らかに
現われ、3重tチを超えると顕著になってゆくが配合量
がさらに増大するとプツ発生が多くなシ、且つコストア
ップになる。20重量%を越えると特にカーノンブラッ
クの分散不良によるブツの発生が多くなり、ピンホール
による遮光性不良の点で問題となってくる。又コストも
割高になる。
従ってカーノンブラックの配合量は経済性、プツ発生、
引裂き強度等よ、90.1〜10重量%程度が好ましく
、3〜7重量%程度が特に好ましいといえる。絶対添加
量はL−LDPE系遮光フィルム層の厚さによシ変化す
るが本発明の50〜250μmの厚さのフィルム層では
帆59/m2〜301^2程度が好ましく 1.5 !
17m2〜1897m2が特に好ましいといえる。金属
粉末も同様である。
金属粉末とカーノンブラックを伴用してもよいことはい
うまでもない。その場合は両方を加えた量が上記の範囲
になればよい。
本発明のフィルムに必須の第3の成分である滑剤は加工
機適性を改善したシ製品を挿入しやすくするばかシでな
く、フィルム成形時や写真感光材料の包装時に静電気が
発生するのも防止する。さらに、フィルムのブロッキン
グを防止し、Tダイ法やインフレーション法等のフィル
ム成形時のフィルム成形性も改善するものである。
滑剤の添加量が多ければ、上記の特性は大巾に改善でき
るが、ヒートシール性が逆に悪化したシ、写真感光材料
に悪影響を与えたシ(現像阻害を起す)、ベト付いたり
、ゴミが付着しやすくなるなどの問題を生ずる。そこで
、滑剤をO,OS〜1.0重量−程度添加するのが好ま
しい。写真感光材料に悪影響を及ぼさない、上記の種々
の特性を改善する、写真感光材料との滑り特性を良くす
るなどの点で、ジメチルポリシロキサ/と脂肪酸アミド
系滑剤(オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリ
ン酸アミド、エシル酸アミド等)、脂肪酸系滑剤が特に
好ましい。
本発明に好ましい滑剤の市販品の代表例を以下に記載す
るが本発明はこれに限定されるものではない。
シリコーン系滑剤;ジメチルポリシロキサン各種(信越
シリコーン、東しシリコーン) エルカ酸アミド系滑剤;アルフローP−10(日本油脂
)等上記の分類には入らないがすペシ特性と帯電防止効
果の大きい花王石けん製“エレクトロストリ。
バー1も好ましい。
L−LDPE系樹脂中にLDPE樹脂以外に必要により
ブレンド可能な他の樹脂としてはポリオレフィン系樹脂
等、例えば中密度ポリエチレン(以後MDPEと表示)
樹脂、各種ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体(以後gVAと表示)樹脂やエチレン−エチルア
クリレート共重合体(以後EEAと表示)樹脂、エチレ
ン−メタクリレート共重合体(以後EMAと表示)樹脂
、ポリイソブチレン樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体(以後EAAと表示)樹脂等をブレンドせしめること
も基本的特性を変更しない範囲で可能である。その場合
であっても低圧法の液相法又は気相法重合プロセスの密
度0.9307j10n以上のL−LDPE樹脂を金属
粉末又はカーボンブラック、溶剤等を含めた全体の50
重量%以上含有させる。
本発明の各層には、前述以外の各種の添加剤が必要に応
じて必要量添加させることが出来る。
添加剤の代表例を以下だ記載するが本発明はこれに限定
されるものではなく公知のあらゆる物の中から選択でき
る。
(添加剤種類)    (代表例) (1)可[Iにフタル酸エステル、グリコールエステル
、脂肪酸エステル、リン酸エステル 等 (2)安定剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アルカリ
土類金属系、有機スズ系等 (3)帯電防止剤;陽イオン活性剤、アニオン活性剤。
非イオン活性剤、両面活性剤、等 (″)!8″j8習習署箇ル°蹟・6豐・′°0・(9
)加硫剤;加硫促進剤、促進助剤等α1劣化防止剤;紫
外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、過酸化物分
解剤等 0やカップリング剤;シラン系、チオネート系、クロム
系、アルミニウム系等 (6)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 本発明の写真感光材料用包装材料でもよく、以上説明し
たように、L−LDPE系樹脂遮光フィルム単−ff3
でもよく、又他のフレキシブルシート層と積層してもよ
い。写真感光材料用包装材料としてL−LDPF、系防
湿、遮光性フィルム単一層を使用する時は、遮光性、ガ
スバリヤ性、防湿性、剛性、物理強度(抗張力、引裂強
度、衝撃穴あけ強度、グルボテスト強度) 、ヒートシ
ール強度、カットシール性、平面性、すベシ特性、ヒー
トシール部のピンホール防止等を確保するために50μ
m以上の厚さが必要であり、特に重量品、高感産品及び
湿度や酸素ガス、硫黄ガス等に悪影響を受けやすい製品
の場合には70μm以上、好ましくは100μm以上の
フィルム厚さが必要である。一方、フィルム厚すItt
 低Rヒートシール性、フィルムスリット適性、製袋適
性、カットシール性、コス) ’4 f) 点から25
0μm以下好ましくは従来のLDPE 74ルムよシ1
0チ以上薄くした方がよい。密度0.930f;!/c
m3以上のり、−LDPE系樹脂遮光フィルム単一層と
して使用する場合の実用的なフィルム厚さは50〜25
01fm 、好ましくは70−180μm、さらに好ま
しくは100〜160μmである。
他のフレキシブルシート層と積層する場合には、密度帆
930 ji/cm3以上のL−LDPE系樹脂遮光フ
ィルム層はL−LDPE樹脂又はL−LDPE−L[)
PK系樹脂フィルム層使用の場合よシ剛性、防湿性、ガ
スバリヤ性等が良化するので10チ以上薄いフィルムと
することかできる。
L−LDPE系樹脂遮光フィルム層に積層可能なフレキ
シブルシート層としては、熱可塑性樹脂フィルム(無延
伸、1軸分子配向、2軸分子配向も含む)例えば各種4
ミリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、Iり塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹
脂、ポリアミド樹脂、Iリカーデネート樹脂、フ、素樹
脂、ポリエステル樹脂などの公知のフィルム、及びそれ
らの変性樹脂のフィルムがある。また、金属薄膜加工フ
ィルム(代表的なものはアルミニウム真空蒸着フィルム
)金igi加工紙、セルローズアセテートフィルム、セ
ロファン、ポリビニルアルコールフィルム、各種の紙、
各種の金属箔(代表例としてアルミニウム箔)、不織布
、ワリ布、穴アキフィルム及びポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリウレタン等の発泡シート等の公知のフレキシ
ブルシート層等力する。必要によシ本発明のL−LDP
E系樹脂遮光イイルム層を2層に用いてもよい。
上記のフレキシブルシート層は要求特性によシ1種又は
29以上を組み合せることができる。
他のフレキシブルシート層と積層して複合フィルムとす
る場合でもL−LDPE系樹脂遮光フィルム層は写真感
光材料と接する面に配することが必要である。
このL−LDPE系樹脂遮光フィルム層は2層以上を共
押し出ししたフィルムの一部になっていてもよい。
L−LDPg系樹脂遮光フィルム層と他のフレキシブル
シート層を積層する方法は通常の方法でよい。
例えば接着剤を用いない方法としては、熱板シール法、
インパルスシール法、超音波溶接法、振動摩擦溶接法、
回転摩擦溶接法、熱風溶接法等がある。一方、接着剤を
用いた積層方法としては、湿式ラミネート法、乾式ラミ
ネート法、ホットメルトラミネート法、エクストルージ
ョンラミネート法、(共押し出しラミネート法も含む。
)、共押し出しTダイ又はインフレーションフィルム成
形法等が使われる。これらの積層方法として最も有効な
熱可塑性樹脂を用いたエクストルージョンラミネート法
による接着層の厚さは、通例7μm〜iooμm好まし
くは13μm〜50μmとなるが、この厚さはコスト、
塗布速度、積層体の全厚さ等に基いて定められるからこ
の数値には特に限定されない。
以下、本発明の代表的な実施態様を断面図を参照して説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
第1図から第6図までは本発明品の断面図である。
第1図は本発明の包装材料のもつとも基本になる中、高
密度L−LDPE系樹脂防湿、遮光フィルム単一層1a
である。
第2図は第1図のL−LDPE系樹脂防湿、遮光フィル
ム単一層1mに接着層2を介して遮光性フレキシブルシ
ート層4a又はL−LDPE系樹脂防湿遮光フィルム層
1aを積層した3層構成の積層フィルムである。
第3図は中高密度L−LDPE系樹脂防湿、遮光フィル
ム層1mに接着層2を介して金属箔3を積層し、さらに
接着層2を介してフレキシブルシート層4又はL−LD
Pg系樹脂防湿フィルム層1を積層した5層構成の積層
フィルムである。
第4図は第3図の金属箔30代シにフレキシブルシート
層4又はL−LDPE系樹脂防湿フィルム層1に金属薄
膜5を形成した金属薄膜加工遮光性フィルム層5&を積
層した6層構成の積層フィルムである。
第5図は中・高密度L−LDPE系樹脂防湿遮光フィル
ム7731 mに接i層2を介してフレキシブルシート
層4又はL−LDPg系樹脂防湿フィルム層1を積層し
た3層構成の積層フィルムである。
第6図は中・高密度L−LDPg系樹脂防湿、遮光フィ
ルムN1mと遮光性フレキシブルシート層4 m又はL
−LDPE系樹脂防湿、遮光フィルム層1mを共押し出
し成形した2層構成のフィルムである。
第7図は従来の包装材料のもっとも基本になるLDPE
@脂遮光フィルム層6a単一層である。
第8図は防湿性を特に要求される製品に従来使用されて
いたLDPE樹脂遮光フィルム層6&に接着層2を介し
て金属箔層3を積層し、さらに接着層2を介してフレキ
シブルシート層4を積層した5層構成の積層フィルムで
ある。
第9図はカラー印画紙の2重ガゼツト袋の内紙等に従来
使用されていた物理強度を要求される包装材料の例であ
り、第8図の積層フィルムにさらに接着層2でLDPE
樹脂遮光フィルム層6aを積層した7層構成の積層フィ
ルムである。
本発明の写真感光材料用包装材料は感光物質の包装用に
も好適である。写真感光材料には、710rン化銀写真
感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光性樹脂、自己現像
屋写真感光材料、拡散転写型写真感光材料などを含む。
本発明の写真感光材料用包装材料は1重平袋、2重平袋
、角底袋、自立袋、1重ガゼツト袋、2重ガゼツト袋、
フィルムシート、防湿箱の内貼シ、リーダー紙等公知の
あらゆる形態が可能である。
製袋の方法は使用する積層フィルムの性質に応じてヒー
トシール、インノ9ルスシール、m音波シール、高周波
シールなど、従来公知のプラスチックフィルムのシール
法による。なお、また適宜の接薙剤、粘着剤などを使用
して製袋することも可能である。
〔作用〕
本発明の写真感光材料用包装材料は、滑剤とカーボンブ
ラックと中、高密度L−LDPE系樹脂を特定比率で混
合した中、高四度L−LDPF、系樹脂防湿、遮光フィ
ルム層を写真感光材料側にしたフィルムである。
HDPE樹脂、 LDPE樹脂、低密度L−LDPK樹
脂を用いた単l樹脂系フィルム層では達成できない写真
感光材料用包装材料に必要な滑性、引裂強度、f#撃穴
あけ強度、フィルムカット性、ポットタック性、ヒート
シール性、ヒートシール強度、遮光性、夾雑物シール性
、カットシール性、密封シール性、(真空包装適性)、
加工機適性、製袋適性、剛性、帯電防止性等多くの特性
を向上させている。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい実施例とその効果について説明
する。本発明品1〜2は第1図の実施態様に相当する。
組成は第1表に示す通りであり、α−オレフィンとして
炭素数が6個(C6)の4−メチルペンテン−1を用い
た三片石油化学製中密度L−LDPE樹脂(ウルトゼッ
クス3520L、密度0.935重缶 、メルトインデ
ックス2.1 Vl 0分)を使用しオイルファーネス
カーがンブラックを3重量%と滑剤としてオレイン酸ア
ミド帆2重量%添加した、ブロー比が1.0のインフレ
ーションフィルム成形法による中密度のL−LDPE系
樹脂防湿、遮光フィルム層1aの単一フィルム層である
本発明品3及び4は第2図の実施態様に準する。
本発明品1の中密度L−LDPE系樹脂防湿、遮光フィ
ルムj乙・1 a Knす15μフルのLDPEエクス
トルーゾヨン接着層2を介して秤量35g/rrL2の
晒クラフト紙(本発明品3)又はス・母ンパンド法不織
布(本発明品4)を積層した3層構成の包装材料である
比較品1〜2は第1図の実施態様に相当する。
組成は第1表に示す通シであり、α−オレフィンとして
炭素数6個(C6)の4−メチルペンテン−1を用いた
三片石油化学製低密度L−LDPE樹脂(ウルト” 7
 クス2021 L密度0.9209/lyn’ 、 
メルトインデックス2.1f!/10分)を使用しオイ
ルファーネスカーボンブラックを3重8%添加したブロ
ー比が1.0のインフレーション成形法による低密度L
−LDPE樹脂遮光フィルム単一層1’aである。
従来品1は第7図の実施態様に相当する。オイルファー
ネスカーボンブラックを3重に%含む厚さ15ONLの
LDPE樹脂遮光フィルム層6aの単一フィルム層であ
る。
従来品2は第8図の実施態様に相当するカーボンブラッ
クを3重量%と滑剤としてオレイン酸アミドな0.05
重@チ添加した厚さ70μ濯のLDPE樹脂遮光フィル
ム/i36 aに厚さ15μmのLDPg樹脂エクスト
ルーゾヨン接着層2を介して厚さ7μmのアルミニウム
箔3を積層しさらに厚さ15μmのLDPE樹脂エクス
トルージョン接着層2を介して秤量35777m2の晒
クラフト紙を積層した5層構成の包装材料である。
従来品3は第9図の実施態様に相当する。従来品2のL
DPE樹脂遮光フィルム層6&の厚さを7゜μmから5
0趣にした積層フィルムの晒クラフト紙側にさらに厚さ
15μmのLDPKエクストルージョン接着層2を介し
て厚さ50μmのLDPE樹脂遮光フィルム層6aを積
層した7層構成の包装材料でちる。
従来品又は第2図の実施態様に準する。第2表に示す組
成の、厚さ150μ常の従来品1のLDPE遮光フィル
ム層6aに厚さ15μmのLDPEエクストルー−)ヨ
ン接着層2を介して秤量3597m2の晒クラフト紙を
積層した3層構成の積層フィルムである。
以上の実施例は本発明の写真感光材料用包装材料として
好ましい実施態様の代表例を示したものであるが、本発
明は以上に限定されるものでなく、他の公知の素材やフ
レキシブルシート層との組合せが可能でちる。
以上本発明品1〜4、比較品1〜2及び従来品1〜40
層構成、使用材料、各層の厚さ、特性を比較した結果を
第1表と第2表に示す。
実施例中のLDPEエクストルージョン待着層2として
は三片Iリケミカル社裂ミラソン14(MI5.19/
10分、密度0.91997cm3)、カーデンブラッ
クとしては三菱化成社製オイル7アーネスブラツク44
B(平均粒子径217714 、 PH7,7)を、そ
してLDPKフィルム層としては日本ユニカー製DFD
−0111(MI 2.411/’10分、密度0.9
239/cm’)をそれぞれ使用した。
第1表及び第2表の評価は下記による。
優:非常に優れている、良;優れている、可;実用限度
内 改良必要;問題あり、不可;実用不可 試験方法は下記による。
密度; ASTM D−1506に準する。
メルトインデックス(MI):  ASTM D−12
38に準する。
A ヒー)六峠渡;フィルム巾15調のサンプルを2枚
重ねて目的のシール温度で、 シール圧力1kg/crn2、シール時間1秒条件でヒ
ートシールを行い、 完全冷却後、シール面を180 度角度で剥離するのに必要な荷 重を求める。単位I B スベリ角度;テストすべきシートの1部を切取シ、
これを縦75mX横35 鴎の荷重200gのブロックの 底面に貼着する。一方、テスト すべきシートの1部を同様に切 取りて傾斜面に貼着し、前記プ ロ、りのシート面を傾斜面上に 載せ、この傾斜面の傾斜角度を 変化させて、前記ブロックが滑 り始めた角度を読み取る。
C遮 光 性; ASA 100の写真フィルムを各包
装材料を使用した袋に入れ完 全密封後、8万ルツクスの光に 1時間さらし、遮光性を写真フ ィルムのカプリの程度によシ検 出評価する。
D ホットタック性;160℃でヒートシールした直(
熱間シー桃0 後の2枚の包装材料(巾15m)の開端
を片側45.9の荷重で剥 離角塵22.5度で引張った場合 の熱間剥離距離(α)によシ判 定。
E 製袋適性: 73 g/n のクルノ臂ツク厭にヒ
ートシール層として厚さ15μm のLDPE @をラミネートした外紙 13と本発明品の包装材料内紙 14で写真感光材料11を第 10図のような2重袋包装した 時のピンホール発生しにくさ、 ヒートシール適性、カール等よ シ判定。
本発明包装材料をカラー印画紙用の2重ガゼツト袋に適
用した具体的代表例を第10図〜第12図に基づいて説
明する。
第10図は、写真感光材料11を収納する包装袋12の
断面図である。この包装袋12は外紙13と内紙14で
構成されておシ、外紙13は、第11図の部分断面図に
示すように、フレキシブルシート層4又は1とヒートシ
ール層6又は1が積層して形成されている。内紙14は
、本発明の包装材料で形成されておシ、例えば第1図又
は第6図に示される包装材料が使用される。これら外紙
13と内紙14は、センターシール部と端部のヒートシ
ール部17でヒートシール層しておシサらに端部におい
て一体に折シ込まれ、接着剤18で接着され、さらにテ
ープ16が貼着されて密封が施されている。
〔発明の効果〕
本発明の包装材料は単一層フィルムでも又積層フィルム
にしても引裂き強度、衝撃穴7ケ強度、グルゲテスト強
度、抗張力、遮光性、防湿性、滑性、ヒートシール適性
等が良好である。
そして同一物理強度保証であれば従来品に比して大幅に
薄肉化が可能であり、その結果コストダウンを計ること
ができろう
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はいずれも本発明の実施例である包装材
料の部分断面図であシ、第7図〜第9図は従来の包装材
料の部分断面図である。第1O図は本発明の包装材料を
使用した包装袋の一実施例の部分断面図であυ、第11
図は同上の外紙の部分断面図である。 l・・・中、高密度L−LDPE系樹脂防湿フィルム層
、1m・・・中、高密度L−LDPE系樹脂防湿遮光フ
ィルム層、l’a・・・低密度L−LDPE系樹脂遮光
フィルム層、2・・・接着層、3・・・金属箔層、4・
・・フレキシブルシート層、4m・・・遮光性フレキシ
ブルシート層、5・・・金属薄膜層、5a・・・金属薄
膜加工フレキシブルシー)i(=金属薄膜形成フレキシ
ブルシート層)、6・・・LDP E樹脂フィルム層、
6a・・・LDPE樹脂遮光フィルム層、11・・・写
真感光材料、12・・・包装袋、13・・・外紙、14
・・・内紙、16・・・テープ、17・・・ヒートシー
ル部、18・・・接着剤。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人弁理士 
1)  中   政   浩第1図 IE2rll  
83図 第4E!i  第5図  第6rI!I第7図 第8図
  第9図 第101!4 第11図  第12図 手続補正書(方式) %式% 1事件の表示 昭和60年特許願第157664号 2発明の名称 写真感光材料用包装材料 3補正をする者 事件との関係  %許出願人 住所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 (52
0)富士写真フィルム株式会社4代理人 居 所 〒104東京都中央区八丁堀三丁目21番3−
607号−一 昭和60年10月29日 6補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 7補正の内容 明細書の第38頁第15行目に「第11図」とあるを、
「第11図及び第12図」に訂正する。 脅J、:、−、、帛 手続補正書(自発) 昭和60年11月15日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも金属粉末又はカーボンブラックを0.5
    g/m^2以上、滑剤を0.05〜1.0重量%含む密
    度0.930g/cm^3以上の低圧法直鎖状低密度ポ
    リエチレン樹脂を50重量%以上含む厚さ50μm〜2
    50μmのフィルムよりなる写真感光材料用包装材料
  2. (2)フィルムの外側に1又は2以上のフレキシブルシ
    ート層が積層されている特許請求の範囲第1項記載の包
    装材料
  3. (3)カーボンブラックの50重量%以上がpH5〜9
    、平均粒子径が10〜120mμのオイルファーネスカ
    ーボンブラックであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の包装材料
  4. (4)L−LDPE樹脂が気相法で製造したαオレフィ
    ンの炭素数が6〜8ケの4メチルペンテン−1、ヘキセ
    ン−1、オクテン−1である特許請求の範囲第1項、第
    2項又は第3項記載の包装材料
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219140U (ja) * 1988-07-25 1990-02-08
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