JPH0699854A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents
自動車の後部車体構造Info
- Publication number
- JPH0699854A JPH0699854A JP27513492A JP27513492A JPH0699854A JP H0699854 A JPH0699854 A JP H0699854A JP 27513492 A JP27513492 A JP 27513492A JP 27513492 A JP27513492 A JP 27513492A JP H0699854 A JPH0699854 A JP H0699854A
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- Japan
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- rear end
- panel
- flange portion
- striker
- lower flange
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロアパネル、クロスメンバの各接合フラン
ジ部、リヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、ストライ
カレインフォースメントの各下方フランジ部が結合され
る結合個所を減少させると共に、結合強度を高めること
ができる自動車の後部車体構造を提供する。 【構成】 リヤエンドパネル４、ストライカレインフォ
ースメント８、リヤエンドメンバ６における各下方フラ
ンジ部４ｂ、８ｂ、６ｂの結合対象を、フロアパネル２
とクロスメンバ３の両接合フランジ部２ｂ、３ｂとする
と共に、その結合個所で、トランクストライカ取付域に
おいては、リヤエンドパネル４、ストライカレインフォ
ースメント８、クロスメンバ３、フロアパネル２の４枚
を重ねて結合し、トランクストライカ取付域外において
はリヤエンドパネル４、リヤエンドメンバ６、クロスメ
ンバ３、フロアパネル２の４枚を重ねて結合し、トラン
クストライカ取付域と、その隣接領域とを、同数の４枚
のパネルをもって面一にする。
ジ部、リヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、ストライ
カレインフォースメントの各下方フランジ部が結合され
る結合個所を減少させると共に、結合強度を高めること
ができる自動車の後部車体構造を提供する。 【構成】 リヤエンドパネル４、ストライカレインフォ
ースメント８、リヤエンドメンバ６における各下方フラ
ンジ部４ｂ、８ｂ、６ｂの結合対象を、フロアパネル２
とクロスメンバ３の両接合フランジ部２ｂ、３ｂとする
と共に、その結合個所で、トランクストライカ取付域に
おいては、リヤエンドパネル４、ストライカレインフォ
ースメント８、クロスメンバ３、フロアパネル２の４枚
を重ねて結合し、トランクストライカ取付域外において
はリヤエンドパネル４、リヤエンドメンバ６、クロスメ
ンバ３、フロアパネル２の４枚を重ねて結合し、トラン
クストライカ取付域と、その隣接領域とを、同数の４枚
のパネルをもって面一にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後部車体構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来技術】自動車の後部車体構造として、実開昭６０
−８１１７４号公報に示すようなものがあるが、近時、
このものに、ストライカ取付域においてストライカレイ
ンフォースメント等を加え、フロアパネルとクロスメン
バの両接合フランジ部上方に、リヤエンドパネル、スト
ライカレインフォースメント、リヤメンバを配設するも
のが一般的構造として知られている。この後部車体構造
は、具体的には、下部側においてクロスメンバとフロア
パネルの両接合部を結合すると共に、そのクロスメンバ
の接合フランジ部をフロアパネルの接合フランジ部より
も延ばして延長部を形成する一方、上部側において、リ
ヤエンドパネルとリヤエンドメンバの両下方フランジ部
を結合する（トランクストライカ取付域においては、ス
トライカレインフォースメントも結合）と共に、そのリ
ヤエンドメンバの下方フランジ部を下方に延ばして延長
部を形成し、そのクロスメンバの延長部とそのリヤエン
ドメンバの延長部とを溶接により一体的に結合すること
とされている。
−８１１７４号公報に示すようなものがあるが、近時、
このものに、ストライカ取付域においてストライカレイ
ンフォースメント等を加え、フロアパネルとクロスメン
バの両接合フランジ部上方に、リヤエンドパネル、スト
ライカレインフォースメント、リヤメンバを配設するも
のが一般的構造として知られている。この後部車体構造
は、具体的には、下部側においてクロスメンバとフロア
パネルの両接合部を結合すると共に、そのクロスメンバ
の接合フランジ部をフロアパネルの接合フランジ部より
も延ばして延長部を形成する一方、上部側において、リ
ヤエンドパネルとリヤエンドメンバの両下方フランジ部
を結合する（トランクストライカ取付域においては、ス
トライカレインフォースメントも結合）と共に、そのリ
ヤエンドメンバの下方フランジ部を下方に延ばして延長
部を形成し、そのクロスメンバの延長部とそのリヤエン
ドメンバの延長部とを溶接により一体的に結合すること
とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記後部車体
構造においては、フロアパネルとクロスメンバの両接合
フランジ部の結合位置から、リヤエンドパネルの下方フ
ランジ部とリヤエンドメンバの下方フランジ部との結合
位置（トランクストライカ取付域においては、ストライ
カレインフォースメントも結合）までに、前述のクロス
メンバの延長部とリヤエンドメンバの延長部との結合を
含めて、３個所において結合（溶接）作業を行わなけれ
ばならず、このため、結合作業は煩雑なものとなってい
る。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目
的は、結合個所を減少させることができる自動車の後部
車体構造を提供することにある。
構造においては、フロアパネルとクロスメンバの両接合
フランジ部の結合位置から、リヤエンドパネルの下方フ
ランジ部とリヤエンドメンバの下方フランジ部との結合
位置（トランクストライカ取付域においては、ストライ
カレインフォースメントも結合）までに、前述のクロス
メンバの延長部とリヤエンドメンバの延長部との結合を
含めて、３個所において結合（溶接）作業を行わなけれ
ばならず、このため、結合作業は煩雑なものとなってい
る。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目
的は、結合個所を減少させることができる自動車の後部
車体構造を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明（第１の発明）にあっては、フロアパネルとク
ロスメンバの両接合フランジ部の上方に、リヤエンドパ
ネル、ストライカレインフォースメント、リヤエンドメ
ンバが配設されている自動車の後部車体構造において、
前記リヤエンドパネル、前記ストライカレインフォース
メント、前記リヤエンドメンバにおける各下方フランジ
部の結合対象が、前記フロアパネルと前記クロスメンバ
の両接合フランジ部とされている、構成としてある。上
述の構成により、リヤエンドパネルの下方フランジ部よ
りも下方においては、結合個所を一個所とすることがで
きることになる。このため、結合個所を減少させること
ができることになる。
に本発明（第１の発明）にあっては、フロアパネルとク
ロスメンバの両接合フランジ部の上方に、リヤエンドパ
ネル、ストライカレインフォースメント、リヤエンドメ
ンバが配設されている自動車の後部車体構造において、
前記リヤエンドパネル、前記ストライカレインフォース
メント、前記リヤエンドメンバにおける各下方フランジ
部の結合対象が、前記フロアパネルと前記クロスメンバ
の両接合フランジ部とされている、構成としてある。上
述の構成により、リヤエンドパネルの下方フランジ部よ
りも下方においては、結合個所を一個所とすることがで
きることになる。このため、結合個所を減少させること
ができることになる。
【０００５】前述の目的を達成するために本発明（第２
の発明）にあっては、請求項１において、前記両接合フ
ランジ部に、トランクストライカ取付域では、前記リヤ
エンドパネルの下方フランジ部と前記ストライカレイン
フォースメントの下方フランジ部とが重ねて結合され、
トランクストライカ取付域外では、前記リヤエンドパネ
ルの下方フランジ部と前記リヤエンドメンバの下方フラ
ンジ部とが重ねて結合される、構成としてある。上述の
構成により、上述の第１の発明と同様の作用を生じる他
に、前述の一個所の結合個所で、トランクストライカ取
付域においては、リヤエンドパネル、ストライカレイン
フォースメント、クロスメンバ、フロアパネルの４枚が
重ねて結合され、トランクストライカ取付域外において
はリヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、クロスメン
バ、フロアパネルの４枚が重ねて結合されることにな
り、トランクストライカ取付域と、その隣接領域とを、
同数の４枚のパネルをもって面一にすることができ、結
合個所に段部等を形成することをなくすことができるこ
とになる。このため、フロアパネル、クロスメンバの各
接合フランジ部、リヤエンドパネル、リヤエンドメン
バ、ストライカレインフォースメントの各下方フランジ
部が結合される結合個所において、結合強度を高めるこ
とができることになる。
の発明）にあっては、請求項１において、前記両接合フ
ランジ部に、トランクストライカ取付域では、前記リヤ
エンドパネルの下方フランジ部と前記ストライカレイン
フォースメントの下方フランジ部とが重ねて結合され、
トランクストライカ取付域外では、前記リヤエンドパネ
ルの下方フランジ部と前記リヤエンドメンバの下方フラ
ンジ部とが重ねて結合される、構成としてある。上述の
構成により、上述の第１の発明と同様の作用を生じる他
に、前述の一個所の結合個所で、トランクストライカ取
付域においては、リヤエンドパネル、ストライカレイン
フォースメント、クロスメンバ、フロアパネルの４枚が
重ねて結合され、トランクストライカ取付域外において
はリヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、クロスメン
バ、フロアパネルの４枚が重ねて結合されることにな
り、トランクストライカ取付域と、その隣接領域とを、
同数の４枚のパネルをもって面一にすることができ、結
合個所に段部等を形成することをなくすことができるこ
とになる。このため、フロアパネル、クロスメンバの各
接合フランジ部、リヤエンドパネル、リヤエンドメン
バ、ストライカレインフォースメントの各下方フランジ
部が結合される結合個所において、結合強度を高めるこ
とができることになる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１において、１は、リヤサイドフレ−ムで、該
リヤサイドフレ−ム１は、車幅方向両側に設けられ（一
方のみを図示）、その各リヤサイドフレ−ム１は車体前
後方向に延ばされている。
する。図１において、１は、リヤサイドフレ−ムで、該
リヤサイドフレ−ム１は、車幅方向両側に設けられ（一
方のみを図示）、その各リヤサイドフレ−ム１は車体前
後方向に延ばされている。
【０００７】前記両リヤサイドフレ−ム１上に、図１に
示すように、リヤフロアパネル（以下、フロアパネル）
２が設けられていると共に、該両リヤサイドフレ−ム１
間にはクロスメンバ３が跨っている。上記フロアパネル
２は、図２、図３に示すように、車体後方側において
は、水平に配設され、その後端部には、上方に向けて指
向する接合フランジ部としての後端フランジ部２ａが形
成されている。上記クロスメンバ３は、図１〜図３に示
すように、上記フロアパネル２の後端部下方に配設され
ている。このクロスメンバ３は上方に開口を有する樋状
に形成されており、その一端側には水平な状態とされた
一端側フランジ部３ａが形成され、その他端側には、上
方に延びる接合フランジ部としての他端側フランジ部３
ｂが形成されている。一端側フランジ部３ａは前記フロ
アパネル２の裏面に溶接されている一方、他端側フラン
ジ部３ｂはフロアパネル２の前記後端フランジ部２ａに
該後端フランジ部２ａよりも外方側において当接状態で
沿わされている。
示すように、リヤフロアパネル（以下、フロアパネル）
２が設けられていると共に、該両リヤサイドフレ−ム１
間にはクロスメンバ３が跨っている。上記フロアパネル
２は、図２、図３に示すように、車体後方側において
は、水平に配設され、その後端部には、上方に向けて指
向する接合フランジ部としての後端フランジ部２ａが形
成されている。上記クロスメンバ３は、図１〜図３に示
すように、上記フロアパネル２の後端部下方に配設され
ている。このクロスメンバ３は上方に開口を有する樋状
に形成されており、その一端側には水平な状態とされた
一端側フランジ部３ａが形成され、その他端側には、上
方に延びる接合フランジ部としての他端側フランジ部３
ｂが形成されている。一端側フランジ部３ａは前記フロ
アパネル２の裏面に溶接されている一方、他端側フラン
ジ部３ｂはフロアパネル２の前記後端フランジ部２ａに
該後端フランジ部２ａよりも外方側において当接状態で
沿わされている。
【０００８】前記フロアパネル２の後端部上方には、図
１〜図３に示すように、リヤエンドパネル４が配設され
ている。このリヤエンドパネル４は、図１に示すよう
に、車幅方向両側が側部車体５に接合されている一方、
その車幅方向内方側は車体後方に向って膨出されてい
る。このリヤエンドパネル４の上部には、車体後方に向
うに従って上方に向うように傾斜した上方フランジ部４
ａが設けられ、その下部には、下方に延びる下方フラン
ジ部４ｂが設けられている。
１〜図３に示すように、リヤエンドパネル４が配設され
ている。このリヤエンドパネル４は、図１に示すよう
に、車幅方向両側が側部車体５に接合されている一方、
その車幅方向内方側は車体後方に向って膨出されてい
る。このリヤエンドパネル４の上部には、車体後方に向
うに従って上方に向うように傾斜した上方フランジ部４
ａが設けられ、その下部には、下方に延びる下方フラン
ジ部４ｂが設けられている。
【０００９】前記リヤエンドパネル４の車体前方側に
は、図１〜図３に示すように、リヤエンドメンバ６が配
設されている。このリヤエンドメンバ６は、その車幅方
向両端部がリヤエンドパネル４の裏面に、前記リヤサイ
ドフレ−ム１が位置する位置付近において接合され、そ
の車幅方向内方側は車体前方に向って膨出されている。
このリヤエンドメンバ６には、前記リヤエンドパネル４
同様、上方フランジ部６ａと下方フランジ部６ｂとが設
けられているが、トランクストライカ取付域たる車幅方
向中央域においては、リヤエンドメンバ６の下部に、図
１、図３に示すように、切欠き７が形成されて、下方フ
ランジ部６ｂが省かれている。このため、上方フランジ
部６ａは、リヤエンドパネル４の上方フランジ部４ａに
溶接により結合されている一方、下方フランジ部６ｂ
は、車幅方向中央域を除き、図２に示すように、リヤエ
ンドパネル４の下方フランジ部４ｂと共に前記フロアパ
ネル２の後端フランジ部２ａ及びクロスメンバ３の他端
側フランジ部３ｂに重ねられ、これらは溶接により一体
的に結合されている。
は、図１〜図３に示すように、リヤエンドメンバ６が配
設されている。このリヤエンドメンバ６は、その車幅方
向両端部がリヤエンドパネル４の裏面に、前記リヤサイ
ドフレ−ム１が位置する位置付近において接合され、そ
の車幅方向内方側は車体前方に向って膨出されている。
このリヤエンドメンバ６には、前記リヤエンドパネル４
同様、上方フランジ部６ａと下方フランジ部６ｂとが設
けられているが、トランクストライカ取付域たる車幅方
向中央域においては、リヤエンドメンバ６の下部に、図
１、図３に示すように、切欠き７が形成されて、下方フ
ランジ部６ｂが省かれている。このため、上方フランジ
部６ａは、リヤエンドパネル４の上方フランジ部４ａに
溶接により結合されている一方、下方フランジ部６ｂ
は、車幅方向中央域を除き、図２に示すように、リヤエ
ンドパネル４の下方フランジ部４ｂと共に前記フロアパ
ネル２の後端フランジ部２ａ及びクロスメンバ３の他端
側フランジ部３ｂに重ねられ、これらは溶接により一体
的に結合されている。
【００１０】前記リヤエンドパネル４と前記リヤエンド
メンバ６との間には、図１、図３に示すように、車幅方
向中央域において、ストライカレインフォースメント８
が介在されている。このストライカレインフォースメン
ト８は、リヤエンドメンバ６に対応して車体前方に向っ
て膨出されており、該ストライカレインフォースメント
８はリヤエンドメンバ６の裏面に当接した状態で沿わさ
れている。そして、この両者８、６に対しては、ストラ
イカ９が取付けられている。このストライカレインフォ
ースメント８の上部には上方フランジ部８ａが形成さ
れ、その下部には下方フランジ部８ｂが形成されてい
る。上方フランジ部８ａは、前記リヤエンドパネル４と
前記リヤエンドメンバ６の両上方フランジ部４ａ，６ａ
の間に介在されて、該両上方フランジ部４ａ，６ａと共
に溶接により結合され、下方フランジ部８ｂは、前記ク
ロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂとリヤエンドパネ
ル４の下方フランジ部４ｂとの間に介在されて、それら
は、フロアパネル２の後端フランジ部２ａと共に溶接に
より一体的に結合されている。
メンバ６との間には、図１、図３に示すように、車幅方
向中央域において、ストライカレインフォースメント８
が介在されている。このストライカレインフォースメン
ト８は、リヤエンドメンバ６に対応して車体前方に向っ
て膨出されており、該ストライカレインフォースメント
８はリヤエンドメンバ６の裏面に当接した状態で沿わさ
れている。そして、この両者８、６に対しては、ストラ
イカ９が取付けられている。このストライカレインフォ
ースメント８の上部には上方フランジ部８ａが形成さ
れ、その下部には下方フランジ部８ｂが形成されてい
る。上方フランジ部８ａは、前記リヤエンドパネル４と
前記リヤエンドメンバ６の両上方フランジ部４ａ，６ａ
の間に介在されて、該両上方フランジ部４ａ，６ａと共
に溶接により結合され、下方フランジ部８ｂは、前記ク
ロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂとリヤエンドパネ
ル４の下方フランジ部４ｂとの間に介在されて、それら
は、フロアパネル２の後端フランジ部２ａと共に溶接に
より一体的に結合されている。
【００１１】尚、図１〜図３中、１０はトランクリッド
パネル、１１はトランクリッドインナパネル、１２はト
ランクリッドアウタパネルである。
パネル、１１はトランクリッドインナパネル、１２はト
ランクリッドアウタパネルである。
【００１２】したがって、上記後部車体構造にあって
は、ストライカ取付域たる車幅方向中央域においては、
図３に示すように、フロアパネル２の後端フランジ部２
ａ，クロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂ，ストライ
カレインフォースメント８の下方フランジ部８ｂ、リヤ
エンドパネル４の下方フランジ部４ｂが、重ねて１個所
で溶接されることになり、また、車幅方向中央域外にお
いては、ストライカレインフォースメント８の下方フラ
ンジ部８ｂに代えてリヤエンドメンバ６の下方フランジ
部６ｂがその他のフランジ部２ａ、３ｂ、４ｂと重ねて
１個所で溶接されることになり、いままでに比べて、溶
接個所が減少することになり、作業性が向上することに
なる。
は、ストライカ取付域たる車幅方向中央域においては、
図３に示すように、フロアパネル２の後端フランジ部２
ａ，クロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂ，ストライ
カレインフォースメント８の下方フランジ部８ｂ、リヤ
エンドパネル４の下方フランジ部４ｂが、重ねて１個所
で溶接されることになり、また、車幅方向中央域外にお
いては、ストライカレインフォースメント８の下方フラ
ンジ部８ｂに代えてリヤエンドメンバ６の下方フランジ
部６ｂがその他のフランジ部２ａ、３ｂ、４ｂと重ねて
１個所で溶接されることになり、いままでに比べて、溶
接個所が減少することになり、作業性が向上することに
なる。
【００１３】また、車幅方向中央域においては、リヤエ
ンドメンバ６は切欠き７に基づき、前記各フランジ部２
ａ、３ｂ、４ｂと共に溶接されず、ストライカレインフ
ォースメント８の存在しない領域、すなわち車幅方向中
央域外において初めて、該リヤエンドメンバ６の下方フ
ランジ部６ｂが、フロアパネル２の後端フランジ部２
ａ、クロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂ、リヤエン
ドパネル４の下方フランジ部４ｂと共に溶接されること
から、どの領域においても、４枚のパネルを溶接した状
態として、面一にすることができ（図２、図３参照）、
段部、突部等が生じることをなくすことができることに
なる。このため、車幅方向中央域においてリヤエンドメ
ンバをも加えて溶接するときのように、その領域での厚
みが他の部分の厚みよりも急に厚くなるような場合に比
べて、溶接強度を高めることができることになる。
ンドメンバ６は切欠き７に基づき、前記各フランジ部２
ａ、３ｂ、４ｂと共に溶接されず、ストライカレインフ
ォースメント８の存在しない領域、すなわち車幅方向中
央域外において初めて、該リヤエンドメンバ６の下方フ
ランジ部６ｂが、フロアパネル２の後端フランジ部２
ａ、クロスメンバ３の他端側フランジ部３ｂ、リヤエン
ドパネル４の下方フランジ部４ｂと共に溶接されること
から、どの領域においても、４枚のパネルを溶接した状
態として、面一にすることができ（図２、図３参照）、
段部、突部等が生じることをなくすことができることに
なる。このため、車幅方向中央域においてリヤエンドメ
ンバをも加えて溶接するときのように、その領域での厚
みが他の部分の厚みよりも急に厚くなるような場合に比
べて、溶接強度を高めることができることになる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、第１、第２の発明に
あっては、結合個所を減少させることができる自動車の
後部車体構造を提供できる。また、第２の発明にあって
は、フロアパネル、クロスメンバの各接合フランジ部、
リヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、ストライカレイ
ンフォースメントの各下方フランジ部が結合される結合
個所において結合強度を高めることができる。
あっては、結合個所を減少させることができる自動車の
後部車体構造を提供できる。また、第２の発明にあって
は、フロアパネル、クロスメンバの各接合フランジ部、
リヤエンドパネル、リヤエンドメンバ、ストライカレイ
ンフォースメントの各下方フランジ部が結合される結合
個所において結合強度を高めることができる。
【図１】本発明の実施例に係る後部車体構造を示す斜視
図。
図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図。
２ フロアパネル ２ｂ 後端フランジ部 ３ クロスメンバ ３ｂ 他端側フランジ部 ４ リヤエンドパネル ４ｂ 下方フランジ部 ６ リヤエンドメンバ ６ｂ 下方フランジ部 ８ ストライカレインフォースメント ８ｂ 下方フランジ部
Claims (2)
- 【請求項１】 フロアパネルとクロスメンバの両接合フ
ランジ部の上方に、リヤエンドパネル、ストライカレイ
ンフォースメント、リヤエンドメンバが配設されている
自動車の後部車体構造において、 前記リヤエンドパネル、前記ストライカレインフォース
メント、前記リヤエンドメンバにおける各下方フランジ
部の結合対象が、前記フロアパネルと前記クロスメンバ
の両接合フランジ部とされている、ことを特徴とする自
動車の後部車体構造。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記両接合フランジ部に、トランクストライカ取付域で
は、前記リヤエンドパネルの下方フランジ部と前記スト
ライカレインフォースメントの下方フランジ部とが重ね
て結合され、トランクストライカ取付域外では、前記リ
ヤエンドパネルの下方フランジ部と前記リヤエンドメン
バの下方フランジ部とが重ねて結合される、ことを特徴
とする自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27513492A JPH0699854A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27513492A JPH0699854A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699854A true JPH0699854A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17551171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27513492A Pending JPH0699854A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699854A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013010460A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Suzuki Motor Corp | 車両後部構造 |
| JP2013199781A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Isuzu Motors Ltd | 車両用のドアストライカ補強構造 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP27513492A patent/JPH0699854A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013010460A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Suzuki Motor Corp | 車両後部構造 |
| JP2013199781A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Isuzu Motors Ltd | 車両用のドアストライカ補強構造 |
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