JPH0692327B2 - フッ化水素と1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンとの混合物から1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンを分離する方法 - Google Patents
フッ化水素と1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンとの混合物から1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンを分離する方法Info
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- JPH0692327B2 JPH0692327B2 JP1707889A JP1707889A JPH0692327B2 JP H0692327 B2 JPH0692327 B2 JP H0692327B2 JP 1707889 A JP1707889 A JP 1707889A JP 1707889 A JP1707889 A JP 1707889A JP H0692327 B2 JPH0692327 B2 JP H0692327B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンとの混合物から1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タンを分離する方法、例えば1,1,1−トリクロロエタン
または塩化ビニリデンおよびフッ化水素から1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタンを製造する場合に生成するフ
ッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの混
合物から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離す
る方法に関する。
エタンとの混合物から1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タンを分離する方法、例えば1,1,1−トリクロロエタン
または塩化ビニリデンおよびフッ化水素から1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタンを製造する場合に生成するフ
ッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの混
合物から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離す
る方法に関する。
[従来の技術] 例えば1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンのようなハ
ロゲン化炭化水素とフッ化水素との混合物からハロゲン
化炭化水素を分離する一般的な方法としては、混合物を
水性相により洗浄してフッ化水素を除去する方法がある
(例えば英国特許第1,323,234号明細書(1971年7月27
日出願、ダイキン工業株式会社)、特公昭47−39086号
公報(昭和39年8月31日出願、呉羽化学工業株式会社)
参照)。しかしながら、このような方法を採用する場
合、フッ化水素が水により希釈されるので、そのまま再
使用することが困難であり、また、希釈フッ化水素はプ
ラント機器を腐食するおそれがあるという問題点が存在
する。
ロゲン化炭化水素とフッ化水素との混合物からハロゲン
化炭化水素を分離する一般的な方法としては、混合物を
水性相により洗浄してフッ化水素を除去する方法がある
(例えば英国特許第1,323,234号明細書(1971年7月27
日出願、ダイキン工業株式会社)、特公昭47−39086号
公報(昭和39年8月31日出願、呉羽化学工業株式会社)
参照)。しかしながら、このような方法を採用する場
合、フッ化水素が水により希釈されるので、そのまま再
使用することが困難であり、また、希釈フッ化水素はプ
ラント機器を腐食するおそれがあるという問題点が存在
する。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明は、上述のようにフッ化水素と1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタンとの混合物を水性相により
洗浄して1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離す
る方法に代わり、有効に1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンを混合物から分離する方法を提供しようとするも
のである。
クロロ−1−フルオロエタンとの混合物を水性相により
洗浄して1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離す
る方法に代わり、有効に1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンを混合物から分離する方法を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題は、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フル
オロエタンとの混合物を蒸留し、その際、凝縮器で液化
された液体を相分離させた後、フッ化水素多含有相また
は1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン多含有相を系外
へ抜き出すことを含んで成る、該混合物から1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタンを分離する方法により解決さ
れることが見出された。
オロエタンとの混合物を蒸留し、その際、凝縮器で液化
された液体を相分離させた後、フッ化水素多含有相また
は1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン多含有相を系外
へ抜き出すことを含んで成る、該混合物から1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタンを分離する方法により解決さ
れることが見出された。
混合物を幾つかの成分に分離する方法の1つとして蒸留
法が考えられるが、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンの沸点が32℃であり、フッ化水素の沸点が20℃であ
り、沸点差が小さいことを考えると、これらを含む混合
物を蒸留法により分離することは必ずしも得策であると
は言えない。特にフッ化水素を大過剰に含む混合物の場
合、多量のフッ化水素を留出させることが必要となりエ
ネルギー的にも好ましくないことが一般的に考えられ
る。
法が考えられるが、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンの沸点が32℃であり、フッ化水素の沸点が20℃であ
り、沸点差が小さいことを考えると、これらを含む混合
物を蒸留法により分離することは必ずしも得策であると
は言えない。特にフッ化水素を大過剰に含む混合物の場
合、多量のフッ化水素を留出させることが必要となりエ
ネルギー的にも好ましくないことが一般的に考えられ
る。
本発明者らの検討の結果では、1,1−ジクロロ−1−フ
ルオロエタンとフッ化水素は最低共沸組成物(圧力3.5K
g/cm2、温度38℃において共沸組成:フッ化水素9.5重量
%、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン90.5重量%)
を形成することが見出された。従って、フッ化水素と1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの2成分系混合物
の場合、沸点順位は低い順から共沸混合物、フッ化
水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとなる。
これにより、いずれの成分が少量成分であってもそれを
含む共沸組成物として最初に留出させることができ、多
量成分を塔内に残すことができる。(本明細書では、こ
の方法を共沸蒸留法と呼ぶ。) 本明細書で使用する「多量(または少量)成分」とは、
混合物の組成と共沸組成を比較した場合、含量が共沸組
成より過剰に多い(または少ない)成分を意味する。例
えばフッ化水素80重量%および1,1−ジクロロ−1−フ
ルオロエタン20重量%から成る混合物の場合、フッ化水
素はその含量が共沸組成より多いので多量成分であり、
逆に、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンはその含量
が共沸組成より少ないので少量成分となる。
ルオロエタンとフッ化水素は最低共沸組成物(圧力3.5K
g/cm2、温度38℃において共沸組成:フッ化水素9.5重量
%、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン90.5重量%)
を形成することが見出された。従って、フッ化水素と1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの2成分系混合物
の場合、沸点順位は低い順から共沸混合物、フッ化
水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとなる。
これにより、いずれの成分が少量成分であってもそれを
含む共沸組成物として最初に留出させることができ、多
量成分を塔内に残すことができる。(本明細書では、こ
の方法を共沸蒸留法と呼ぶ。) 本明細書で使用する「多量(または少量)成分」とは、
混合物の組成と共沸組成を比較した場合、含量が共沸組
成より過剰に多い(または少ない)成分を意味する。例
えばフッ化水素80重量%および1,1−ジクロロ−1−フ
ルオロエタン20重量%から成る混合物の場合、フッ化水
素はその含量が共沸組成より多いので多量成分であり、
逆に、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンはその含量
が共沸組成より少ないので少量成分となる。
従って、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タンとの混合物を蒸留して少量成分を共沸組成で留出さ
せ、要すれば分離をより完全にするために若干量の多量
成分を更に留出させて塔内に少量成分を殆ど含有しない
多量成分を残すことにより、混合物から多量成分を分離
(または回収)することができる。
タンとの混合物を蒸留して少量成分を共沸組成で留出さ
せ、要すれば分離をより完全にするために若干量の多量
成分を更に留出させて塔内に少量成分を殆ど含有しない
多量成分を残すことにより、混合物から多量成分を分離
(または回収)することができる。
更に、発明者らの検討により、上記共沸組成物は−78〜
40℃の液体状態ではフッ化水素多含有相および1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン多含有相の2相に分液する
ことも見出された。
40℃の液体状態ではフッ化水素多含有相および1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン多含有相の2相に分液する
ことも見出された。
フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの25
℃における相互飽和溶解度は、フッ化水素中ではフッ化
水素の約20重量%(従って、溶液全体基準では約17重量
%)に相当する1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンが
飽和溶解し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン中で
は1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの約0.6重量%
(溶液全体基準では約0.6重量%)に相当するフッ化水
素が飽和溶解する。
℃における相互飽和溶解度は、フッ化水素中ではフッ化
水素の約20重量%(従って、溶液全体基準では約17重量
%)に相当する1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンが
飽和溶解し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン中で
は1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの約0.6重量%
(溶液全体基準では約0.6重量%)に相当するフッ化水
素が飽和溶解する。
従って、フッ化水素相中の1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンの含量が(混合物基準で)約17重量%を越える
と混合物は分液し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンの含量が約17重量%より小さいなら混合物は均一相で
ある。また、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン相中
のフッ化水素の含量が約0.6重量%を越えると、混合物
は分液し、フッ化水素の含量が約0.6重量%より小さい
なら混合物は均一相である。フッ化水素の含量が約0.6
〜83重量%である混合物の場合は、約17重量%の1,1−
ジクロロ−1−フルオロエタンを含むフッ化水素相と約
0.6重量%のフッ化水素を含む1,1−ジクロロ−1−フル
オロエタン相とに分液する。
ロエタンの含量が(混合物基準で)約17重量%を越える
と混合物は分液し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンの含量が約17重量%より小さいなら混合物は均一相で
ある。また、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン相中
のフッ化水素の含量が約0.6重量%を越えると、混合物
は分液し、フッ化水素の含量が約0.6重量%より小さい
なら混合物は均一相である。フッ化水素の含量が約0.6
〜83重量%である混合物の場合は、約17重量%の1,1−
ジクロロ−1−フルオロエタンを含むフッ化水素相と約
0.6重量%のフッ化水素を含む1,1−ジクロロ−1−フル
オロエタン相とに分液する。
従って、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとフッ化
水素との混合物は、混合物の組成に応じて均一相となる
か、または2液相に分液することになる。例えばフッ化
水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの共沸組
成は、先に述べたようにフッ化水素9.5重量%、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン90.5重量%であるので、2
相に分液する。
水素との混合物は、混合物の組成に応じて均一相となる
か、または2液相に分液することになる。例えばフッ化
水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの共沸組
成は、先に述べたようにフッ化水素9.5重量%、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン90.5重量%であるので、2
相に分液する。
本発明は、混合物のこのような分液性を利用することに
より、大幅に改善された共沸蒸留法を提供する。
より、大幅に改善された共沸蒸留法を提供する。
即ち、先の共沸蒸留法を採用して、分液する組成、好ま
しくは共沸組成で少量成分を含む留出物を留出させ、要
すれば少量成分の分離を完全にするために若干量の多量
成分を更に留出させ、コンデンサーにより凝縮されて分
液した留出物を分離槽へ送り、分離層で2相に分離した
留出物の下相または上相のみを系外に抜き出し、残りの
相を全量還流として塔内に戻すことにより、殆どフッ化
水素を含まない1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを
分離する方法が提供される。
しくは共沸組成で少量成分を含む留出物を留出させ、要
すれば少量成分の分離を完全にするために若干量の多量
成分を更に留出させ、コンデンサーにより凝縮されて分
液した留出物を分離槽へ送り、分離層で2相に分離した
留出物の下相または上相のみを系外に抜き出し、残りの
相を全量還流として塔内に戻すことにより、殆どフッ化
水素を含まない1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを
分離する方法が提供される。
上相および下相のいずれの相を系外に抜き出すかは、処
理すべき1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとフッ化
水素との混合物の組成に応じて、即ち、混合物の組成と
共沸組成を比較して、混合物中の少量成分相を系外に抜
き出して多量成分相を塔内に還流するのが好ましい。多
量成分および少量成分の意味は先に定義した通りである
が、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
との相互溶解には限界があり、フッ化水素の含量が約0.
6〜83重量%(1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン含量
約99.4〜17重量%)の均一混合物は存在し得ず、共沸組
成がフッ化水素9.5重量%、1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタン90.5重量%であることを考慮すると、分液後の
フッ化水素相では、フッ化水素が多量成分となり、1,1
−ジクロロ−1−フルオロエタン相では、1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタンが多量成分となる。従って、以
下の2つの場合に本発明を区分して考えることができ
る。
理すべき1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとフッ化
水素との混合物の組成に応じて、即ち、混合物の組成と
共沸組成を比較して、混合物中の少量成分相を系外に抜
き出して多量成分相を塔内に還流するのが好ましい。多
量成分および少量成分の意味は先に定義した通りである
が、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
との相互溶解には限界があり、フッ化水素の含量が約0.
6〜83重量%(1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン含量
約99.4〜17重量%)の均一混合物は存在し得ず、共沸組
成がフッ化水素9.5重量%、1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタン90.5重量%であることを考慮すると、分液後の
フッ化水素相では、フッ化水素が多量成分となり、1,1
−ジクロロ−1−フルオロエタン相では、1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタンが多量成分となる。従って、以
下の2つの場合に本発明を区分して考えることができ
る。
第1の場合は、混合物が均一相である場合であり、第2
の場合は、混合物が均一相で存在し得ない場合である。
の場合は、混合物が均一相で存在し得ない場合である。
第1の場合であって、混合物中でフッ化水素が多量成分
(フッ化水素含量が約83〜100重量%)である場合、混
合物を蒸留して、最初に1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンをフッ化水素との共沸組成物として留出させ、要
すれば、若干量のフッ化水素を更に留出させて塔内に残
存する1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを完全に留
出させ、塔内に仕込んだ混合物中のほぼ全量の1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタンを除去できる。この場合、
留出物を凝縮して分液し、上相であるフッ化水素相を塔
内に還流し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン多含
有相を下相として得、また、蒸留塔スチルでは1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタンを殆ど含まない、例えば1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン0.1重量%含有のフッ
化水素を得ることができる。(本明細書ではこの方法を
方法1と呼ぶ。)この方法により得られる1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタン相はその温度における飽和溶解
度分のフッ化水素を含む、例えば25℃では約0.6重量%
のフッ化水素を含有するだけであり、この程度のフッ化
水素濃度であれば、次の1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンの使用または処理に有効である。
(フッ化水素含量が約83〜100重量%)である場合、混
合物を蒸留して、最初に1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンをフッ化水素との共沸組成物として留出させ、要
すれば、若干量のフッ化水素を更に留出させて塔内に残
存する1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを完全に留
出させ、塔内に仕込んだ混合物中のほぼ全量の1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタンを除去できる。この場合、
留出物を凝縮して分液し、上相であるフッ化水素相を塔
内に還流し、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン多含
有相を下相として得、また、蒸留塔スチルでは1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタンを殆ど含まない、例えば1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン0.1重量%含有のフッ
化水素を得ることができる。(本明細書ではこの方法を
方法1と呼ぶ。)この方法により得られる1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタン相はその温度における飽和溶解
度分のフッ化水素を含む、例えば25℃では約0.6重量%
のフッ化水素を含有するだけであり、この程度のフッ化
水素濃度であれば、次の1,1−ジクロロ−1−フルオロ
エタンの使用または処理に有効である。
方法1を適用する場合、蒸留塔スチル内に残るのは1,1
−ジクロロ−1−フルオロエタンを殆ど含まない、例え
ば1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを0.1重量%含む
フッ化水素であり、次の処理または使用、例えば1,1−
ジクロロ−1−フルオロエタンの合成に再使用すること
が可能である。
−ジクロロ−1−フルオロエタンを殆ど含まない、例え
ば1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを0.1重量%含む
フッ化水素であり、次の処理または使用、例えば1,1−
ジクロロ−1−フルオロエタンの合成に再使用すること
が可能である。
第1の場合であって、混合物中に1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタンが多く含まれる(フッ化水素含量が約0
〜0.6重量%である)場合、混合物を蒸留して、最初に
フッ化水素を1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの
共沸組成物として留出させ、要すれば、次に若干量の1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタンを更に留出させて塔
内に残存するフッ化水素を完全に留出させ、仕込んだ混
合物中のほぼ全量のフッ化水素を除去できる。この場
合、留出物を凝縮して分液し、下相である1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタン相を還流として塔内に戻す。蒸
留塔スチルから殆どフッ化水素を含まない、例えばフッ
化水素濃度が0.01重量%の1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンを得ることができ、留出物上相として温度に応
じた飽和溶解度分の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンを含むフッ化水素相を得ることができる。(本明細書
ではこの方法を方法2と呼ぶ。)この場合、フッ化水素
相は、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを少量成分
として含んでいるので、先の方法1を適用して留出物上
相から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離する
ことも可能である。
フルオロエタンが多く含まれる(フッ化水素含量が約0
〜0.6重量%である)場合、混合物を蒸留して、最初に
フッ化水素を1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンとの
共沸組成物として留出させ、要すれば、次に若干量の1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタンを更に留出させて塔
内に残存するフッ化水素を完全に留出させ、仕込んだ混
合物中のほぼ全量のフッ化水素を除去できる。この場
合、留出物を凝縮して分液し、下相である1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタン相を還流として塔内に戻す。蒸
留塔スチルから殆どフッ化水素を含まない、例えばフッ
化水素濃度が0.01重量%の1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンを得ることができ、留出物上相として温度に応
じた飽和溶解度分の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンを含むフッ化水素相を得ることができる。(本明細書
ではこの方法を方法2と呼ぶ。)この場合、フッ化水素
相は、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを少量成分
として含んでいるので、先の方法1を適用して留出物上
相から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを分離する
ことも可能である。
この方法2により蒸留塔スチルから得られる1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタンはフッ化水素を殆ど含まない
ので、次の使用または処理に有用である。
ロロ−1−フルオロエタンはフッ化水素を殆ど含まない
ので、次の使用または処理に有用である。
別法では、必要なエネルギーおよび所望の分離度などを
考慮して、留出物の上相または下相の全量を塔内に還流
するのではなく、いずれかの相の少なくとも一部分を還
流として使用することも可能である。この場合、留出物
上相(方法1)または下相(方法2)が生成する。飽和
溶解度分の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含む
上相であるフッ化水素相に付いては、先に説明したよう
に方法1に付して1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を分離できる。また、下相に付いては、方法1の場合と
同様にフッ化水素濃度が低いのでそのまま次の工程で使
用または処理できる。
考慮して、留出物の上相または下相の全量を塔内に還流
するのではなく、いずれかの相の少なくとも一部分を還
流として使用することも可能である。この場合、留出物
上相(方法1)または下相(方法2)が生成する。飽和
溶解度分の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含む
上相であるフッ化水素相に付いては、先に説明したよう
に方法1に付して1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
を分離できる。また、下相に付いては、方法1の場合と
同様にフッ化水素濃度が低いのでそのまま次の工程で使
用または処理できる。
第2の場合、不均一のままでも方法1または方法2を適
用できるが、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンとの量比が近い場合(例えばフッ化水素50重量
%を含む1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを処理す
る場合)、分液した後に上相に方法1を、下相に方法2
を適用するのが効果的である。
用できるが、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンとの量比が近い場合(例えばフッ化水素50重量
%を含む1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを処理す
る場合)、分液した後に上相に方法1を、下相に方法2
を適用するのが効果的である。
上述の方法1および方法2を実施する場合、蒸留塔とし
ては任意の形式の塔、例えば棚段塔、充填塔、キャップ
塔などを使用できるが、フッ化水素を含む系を使用する
ので、塔の材質としては例えばステンレススチール、ハ
ステロイなどを使用するのが好ましい。
ては任意の形式の塔、例えば棚段塔、充填塔、キャップ
塔などを使用できるが、フッ化水素を含む系を使用する
ので、塔の材質としては例えばステンレススチール、ハ
ステロイなどを使用するのが好ましい。
分離すべき混合物の組成、所望の分離の程度などに応じ
て適当に操作条件を選択できるが、一般的には操作圧力
(塔頂)1.0〜10.0Kg/cm2で操作するのが好ましく、一
般的には上相または下相を全量還流するのが好ましい
が、全量還流しない場合は、還流比(還流量/留出量)
は少なくとも2であるのが特に適当である。
て適当に操作条件を選択できるが、一般的には操作圧力
(塔頂)1.0〜10.0Kg/cm2で操作するのが好ましく、一
般的には上相または下相を全量還流するのが好ましい
が、全量還流しない場合は、還流比(還流量/留出量)
は少なくとも2であるのが特に適当である。
本発明の方法をバッチ式蒸留法の態様により説明した
が、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
との混合物を連続に処理して、これらを同様に分離する
ことも可能であり、この場合も上述の説明が当てはま
る。
が、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン
との混合物を連続に処理して、これらを同様に分離する
ことも可能であり、この場合も上述の説明が当てはま
る。
即ち、フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
ンとの混合物を組成に応じて蒸留塔の適当な位置に連続
的に供給し、凝縮後に分液する組成、好ましくは共沸組
成で少量成分を含む留出物を塔頂から留出させ、留出し
て凝縮・分液した留出物の上相または下相を少なくとも
一部分を還流として塔内に戻し、残りの上相または下相
および下相または上相を系外に連続的に抜き出し、蒸留
塔の塔底から多量成分を連続的に抜き出すことも可能で
ある。
ンとの混合物を組成に応じて蒸留塔の適当な位置に連続
的に供給し、凝縮後に分液する組成、好ましくは共沸組
成で少量成分を含む留出物を塔頂から留出させ、留出し
て凝縮・分液した留出物の上相または下相を少なくとも
一部分を還流として塔内に戻し、残りの上相または下相
および下相または上相を系外に連続的に抜き出し、蒸留
塔の塔底から多量成分を連続的に抜き出すことも可能で
ある。
上述の説明をまとめて以下の表に示す: 本発明の分離方法は、1,1,1−トリクロロエタンとフッ
化水素から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを製造
する場合の後処理方法に特に適している。
化水素から1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを製造
する場合の後処理方法に特に適している。
この場合、未反応1,1,1−トリクロロエタンおよびフッ
化水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンならびに
副生する塩化水素の混合物から塩化水素を蒸留により除
去した後に方法1または方法2を適用するのが望まし
い。
化水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンならびに
副生する塩化水素の混合物から塩化水素を蒸留により除
去した後に方法1または方法2を適用するのが望まし
い。
また、方法2を適用する場合には、フッ化水素が除去さ
れた有機物は1,1,1−トリクロロエタンと1,1−ジクロロ
−1−フルオロエタンとの混合物となるため、これを更
に蒸留することにより1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タンを分離することができる。
れた有機物は1,1,1−トリクロロエタンと1,1−ジクロロ
−1−フルオロエタンとの混合物となるため、これを更
に蒸留することにより1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タンを分離することができる。
[実施例] 実施例1(方法1) 直径20mmのステンレススチール製精留塔(ステンレスス
チール製マクマホン充填材(寸法2mmφ×3mm)を充填、
有効充填高さ90cm)を使用した。塔頂には、−20℃のブ
ラインを流通したコンデンサーを設けた。また、留出物
をコンデンサーで凝縮・分液させた後に上相(フッ水素
相)を還流として塔頂に還流し、下相(1,1−ジクロロ
−1−フルオロエタン相)のみを系外に抜き出せるよう
な分離槽を設けた。
チール製マクマホン充填材(寸法2mmφ×3mm)を充填、
有効充填高さ90cm)を使用した。塔頂には、−20℃のブ
ラインを流通したコンデンサーを設けた。また、留出物
をコンデンサーで凝縮・分液させた後に上相(フッ水素
相)を還流として塔頂に還流し、下相(1,1−ジクロロ
−1−フルオロエタン相)のみを系外に抜き出せるよう
な分離槽を設けた。
この蒸留塔のスチルにフッ化水素172gおよび1,1−ジク
ロロ−1−フルオロエタン113gを仕込んだ。この場合、
スチル内ではフッ化水素多含有相と1,1−ジクロロ−1
−フルオロエタン多含有相に分離している。
ロロ−1−フルオロエタン113gを仕込んだ。この場合、
スチル内ではフッ化水素多含有相と1,1−ジクロロ−1
−フルオロエタン多含有相に分離している。
密閉系で蒸留を行なったところ、塔頂圧力0.9Kg/cm2G、
塔頂温度24℃で留出が始まり留出物は、液状態で2相に
分離していた。蒸留中、上相の全量を還流し、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン相を92g留出させた。蒸留
終了時、スチル温度は50℃、塔頂温度は43℃、塔頂圧力
は0.9Kg/cm2Gであった。
塔頂温度24℃で留出が始まり留出物は、液状態で2相に
分離していた。蒸留中、上相の全量を還流し、1,1−ジ
クロロ−1−フルオロエタン相を92g留出させた。蒸留
終了時、スチル温度は50℃、塔頂温度は43℃、塔頂圧力
は0.9Kg/cm2Gであった。
留出させた1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン相は0
℃であり、その中のフッ化水素の量は0.3重量%であっ
た。また、蒸留塔スチルには最終的に残存したのは171g
のフッ化水素であり、それに含まれる1,1−ジクロロ−
1−フルオロエタンの濃度は11重量%であった。
℃であり、その中のフッ化水素の量は0.3重量%であっ
た。また、蒸留塔スチルには最終的に残存したのは171g
のフッ化水素であり、それに含まれる1,1−ジクロロ−
1−フルオロエタンの濃度は11重量%であった。
実施例2(方法2) 実施例1と同じ蒸留塔を使用した。本実施例では、留出
して凝縮・分液した留出物の上相であるフッ化水素相を
抜き出し、下相である1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タン相を蒸留塔に還流できるようにした。
して凝縮・分液した留出物の上相であるフッ化水素相を
抜き出し、下相である1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タン相を蒸留塔に還流できるようにした。
蒸留塔スチルにフッ化水素12gと1,1−ジクロロ−1−フ
ルオロエタン450gを仕込んだ。密閉系で蒸留を行なった
ところ、塔頂圧力0.1〜0.2Kg/cm2G、塔頂温度6℃、ス
チル温度30〜40℃で留出が始まった。留出して凝縮・分
液した留出物の下相を塔内に全量還流し、15gのフッ化
水素相を留出させた。蒸留終了時、スチル温度は40℃、
塔頂温度は30℃、塔頂圧力は0.2Kg/cm2Gであった。
ルオロエタン450gを仕込んだ。密閉系で蒸留を行なった
ところ、塔頂圧力0.1〜0.2Kg/cm2G、塔頂温度6℃、ス
チル温度30〜40℃で留出が始まった。留出して凝縮・分
液した留出物の下相を塔内に全量還流し、15gのフッ化
水素相を留出させた。蒸留終了時、スチル温度は40℃、
塔頂温度は30℃、塔頂圧力は0.2Kg/cm2Gであった。
留出させたフッ化水素相は0℃であり、20重量%の1,1
−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでいた。また、
スチル中の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン量は、4
47gであり、その中のフッ化水素の量は約0.01重量%で
あった。
−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでいた。また、
スチル中の1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン量は、4
47gであり、その中のフッ化水素の量は約0.01重量%で
あった。
Claims (1)
- 【請求項1】フッ化水素と1,1−ジクロロ−1−フルオ
ロエタンとの混合物を蒸留し、その際、凝縮器で液化さ
れた液体を相分離させた後、フッ化水素多含有相または
1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン多含有相を系外へ
抜き出すことを含んで成る、該混合物から1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタンを分離する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1707889A JPH0692327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | フッ化水素と1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンとの混合物から1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンを分離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1707889A JPH0692327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | フッ化水素と1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンとの混合物から1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンを分離する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02196734A JPH02196734A (ja) | 1990-08-03 |
JPH0692327B2 true JPH0692327B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=11933942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1707889A Expired - Fee Related JPH0692327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | フッ化水素と1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンとの混合物から1,1―ジクロロ―1―フルオロエタンを分離する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692327B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2661489B2 (ja) * | 1992-11-20 | 1997-10-08 | ダイキン工業株式会社 | 高沸点ハロゲン化炭化水素とフッ化水素の分離方法 |
JP3163831B2 (ja) * | 1993-04-06 | 2001-05-08 | ダイキン工業株式会社 | 1,1−ジフルオロエタンとフッ化水素の共沸混合物および1,1−ジフルオロエタンまたはフッ化水素の回収方法 |
JPH06293674A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-21 | Daikin Ind Ltd | ペンタフルオロエタンとフッ化水素の共沸混合物およびペンタフルオロエタンまたはフッ化水素の回収方法 |
ES2156599T3 (es) * | 1993-12-22 | 2001-07-01 | Daikin Ind Ltd | Procedimiento de purificacion de 1,1,1,3,3-pentafluoro-2,3-dicloropropano. |
JP3873289B2 (ja) * | 1994-10-07 | 2007-01-24 | ダイキン工業株式会社 | ペンタフルオロエタンの分離方法およびそれを利用するペンタフルオロエタンの製造方法 |
EP3954674A4 (en) * | 2019-04-10 | 2023-07-19 | Daikin Industries, Ltd. | AZEOTROPICAL OR LIKE AZEOTROPICAL COMPOSITION WITH HYDROGEN FLUORIDE AND 1,1,2-TRIFLUORETHANE, 1-CHLORO-2,2-DIFLUOROETHANE OR 1,2-DICHLORO-1-FLUOROETHANE |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1707889A patent/JPH0692327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02196734A (ja) | 1990-08-03 |
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