JPH0690426A - スチルビデオカメラ - Google Patents

スチルビデオカメラ

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Publication number
JPH0690426A
JPH0690426A JP4266590A JP26659092A JPH0690426A JP H0690426 A JPH0690426 A JP H0690426A JP 4266590 A JP4266590 A JP 4266590A JP 26659092 A JP26659092 A JP 26659092A JP H0690426 A JPH0690426 A JP H0690426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog
solid
digital
lens
video camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP4266590A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Ibe
龍一 伊部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4266590A priority Critical patent/JPH0690426A/ja
Publication of JPH0690426A publication Critical patent/JPH0690426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的安価で、機動性に優れ、且つ高密度の
ディジタル影像記録を可能とし、且つ振動や衝撃の悪影
響を低減させて良好な影像を記録再生できるスチルビデ
オカメラを提供することを目的とする。 【構成】 レンズを通して取り込まれた撮影情報を電気
的な影像信号に変換する固体撮像素子と、該固体撮像素
子から読み出された影像信号をアナログ/ディジタル変
換するアナログ/ディジタル変換器と、アナログ/ディ
ジタル変換器の出力を磁気ディスク11に記録するHD
D15とをカメラ本体1に備える。そして、磁気ディス
ク11を回転するためのモータ軸を、前記レンズの光軸
と平行となるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影情報を記録再生す
るための記録媒体に磁気記録方式等のハードディスク装
置(以下、HDDという)を使用したスチルビデオカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スチルビデオカメラの記録方
式としては、記録媒体として2インチのビデオフロッピ
ーを採用したアナログ記録方式が主流となっているが、
近年では、ディジタル記録方式も実用化されている。こ
のディジタル記録方式は、高密度のディジタル影像を記
録可能とするもので、記録媒体として固体メモリカード
を用いるものや、またカメラ本体と別体に設けられたH
DD内のハードディスクを記録媒体として用いるものも
ある。
【0003】しかしながら、このような記録媒体には、
次のような問題点がある。すなわち、(1)2インチの
ビデオフロッピーは、コスト性、コンパクト性から交換
記録媒体に適しているものの、記録容量が小さいため、
高密度記録を行うディジタル記録方式には採用できな
い。(2)固体メモリカードは、取り扱いやすさ、コン
パクト性や半永久的に使用可能である点等、優れた利点
を有しているものの、現状では記憶容量が小さいばかり
か、1枚当りのコストが高く、交換記録媒体として使用
した場合は更にコスト高となる。(3)別体型のハード
ディスク方式では、撮影時にカメラ本体とHDDを個々
に持ち運ぶ必要があり、機動性、操作性の点で問題があ
る。
【0004】以上の問題点を解決して、比較的安価で、
機動性に優れ、且つ高密度のディジタル影像記録を可能
とするスチルビデオカメラを実現するには、HDDをス
チルビデオカメラに内蔵することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにHDDをスチルビデオカメラに内蔵する場合には次
のような問題点があった。
【0006】すなわち、HDDは、磁気ヘッドがディス
ク面から僅かに浮上して磁気記録再生するようになって
いる。このようなHDDは、高密度記録されるため、記
録再生時に外部要因によって振動や衝撃を受けると、磁
気ヘッドの出力低下や記録再生エラーが生じやすい。そ
こで、使用上、振動や衝撃の悪影響を受けにくい構造や
レイアウトが必要となる。
【0007】HDDが例えばコンピュータに使用される
場合、振動対策に充分なスペースが得やすく、且つ使用
環境がオフィス等の室内に限られているため、振動等の
影響を受けにくい。しかし、HDDをスチルビデオカメ
ラに内蔵して使用する場合は、限られたスペース内にお
いては、充分な振動対策が困難となっていた。
【0008】さらに、この場合、記録時にメカニカルシ
ャッタを必要とする固体撮像素子を使用するときは、該
シャッタが振動源となるという問題もあった。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、比較的
安価で、機動性に優れ、且つ高密度のディジタル影像記
録を可能とし、且つ振動や衝撃の悪影響を低減させて良
好な影像を記録再生できるスチルビデオカメラを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、レンズを通して取り込まれた撮影情報
を電気的な影像信号に変換する固体撮像素子と、該固体
撮像素子から読み出された影像信号をアナログ/ディジ
タル変換するアナログ/ディジタル変換器とを備えたカ
メラ本体を有し、該アナログ/ディジタル変換器の出力
を記録媒体に記録するスチルビデオカメラにおいて、前
記記録媒体は、前記カメラ本体に内蔵したハードディス
クで構成し、該ハードディスクを回転するためのモータ
軸を、前記レンズの光軸と平行となるように配置したも
のである。
【0011】第2の発明は、レンズを通して取り込まれ
た撮影情報を電気的な影像信号に変換する固体撮像素子
と、該固体撮像素子から読み出された影像信号をアナロ
グ/ディジタル変換するアナログ/ディジタル変換器と
を備えたカメラ本体を有し、該アナログ/ディジタル変
換器の出力を記録媒体に記録するスチルビデオカメラに
おいて、前記記録媒体は、前記カメラ本体に内蔵したハ
ードディスクで構成したものである。
【0012】
【作用】第1の発明は、カメラ操作においては、瞬時に
横位置撮影/縦位置撮影の切り換えを行う場合のよう
に、撮影レンズ軸を中心にカメラを回転させることが多
く、従って、カメラ本体に内蔵されたHDDはこのよう
な場合に生ずる振動の悪影響を最も受けやすくなる。こ
の点を着目して、上記のように構成したので、HDDが
前記のような外部的な要因による振動を受けても、振動
の働く方向がディスク面の垂直方向にならず、ディスク
面の半径方向と一致するので、磁気ヘッドとディスク面
との距離が一定に保たれる。
【0013】第2の発明によれば、記録媒体としてのハ
ードディスクを含むHDDがカメラ本体に内蔵されるの
で、高密度のディジタル影像記録が可能となり、比較的
安価で構成でき、しかも機動性が良好となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0015】図1は、本発明に係るスチルビデオカメラ
の実施例の概略構成を示す斜視図である。
【0016】図1中の1はスチルビデオカメラ本体であ
り、そのレンズ側よりレンズ光軸P上にクイックリター
ンミラー2及びメカニカルシャッタ3が順次配置されて
いる。このメカニカルシャッタ3の近傍には図示しない
ローパスフィルタや固体撮像素子が設置されている。図
1の左側のカメラ本体1には、シャッタボタン4及び撮
像情報等を表示するLCD5が設けられている。なお、
図中6はマウントを示している。
【0017】一方、カメラ本体1の背面側には、メカニ
カルシャッタ3より所定の距離を隔ててHDD収納ケー
ス10が設置されている。この収納ケース10内には、
モータ軸12aが前記レンズ光軸Pと平行になるように
設置された磁気ディスク11回転用のモータ12と、影
像信号を磁気ディスク11に記録再生するための磁気ヘ
ッド13と、この磁気ヘッド13を駆動させるアクチュ
エータ14とで構成されるHDD15が設けられてい
る。
【0018】図2は、図1のスチルビデオカメラの機能
ブロックを示す図である。
【0019】図中21は撮影レンズであり、この撮影レ
ンズ21の背後には、図1のメカニカルシャッタ3等か
らなる光量制御部22と、該光量制御部22からの影像
情報を電気的な影像信号に変換するCCD等の固体撮像
素子23とが設置されている。さらに、固体撮像素子2
3の出力側には、該固体撮像素子23の出力をサンプル
して保持するサンプルホールド回路24と、このサンプ
ルホールド回路24の出力をアナログ/ディジタル変換
するA/D変換回路25とが接続されている。
【0020】また、A/D変換回路25の出力側が、ダ
イナミックRAM等のメモリ26に対するデータ読み書
きやリフレッシュ動作を制御するメモリコントローラ2
7、及びインターフェイス回路28を介してHDD15
に接続されている。
【0021】一方、前記固体撮像素子23、サンプルホ
ールド回路24及びA/D変換回路25は、タイミング
信号発生器30に接続されている。タイミング信号発生
器30は、固体撮像素子23を駆動するためのタイミン
グ信号ST、サンプルホールドパルスSH、及びA/D
変換パルスADを発生する。
【0022】そして、上記光量制御部22、メモリコン
トローラ27、インターフェイス回路28、HDD1
5、及びタイミング信号発生器30が、撮影シーケンス
等のシステム全体の動作を制御するシステムコントロー
ラ31に接続されている。なお、このシステムコントロ
ーラ31には、図1に示すシャッタボタン4が接続され
ている。
【0023】次に、以上のように構成されるスチルビデ
オカメラの撮影動作を説明する。
【0024】シャッタボタン4が押下されると、クイッ
クリターンミラー2が跳ね上がり、撮影レンズ21を通
した影像情報(被写体像)が光量制御部22により露光
制御され、固体撮像素子23に入って影像信号に変換さ
れる。この影像信号はサンプルホールド回路24によっ
てサンプルホールドされた後、A/D変換回路25でA
/D変換される。メモリコントローラ27は、ディジタ
ル信号に変換された影像信号をメモリ26へ転送して一
時記憶する。
【0025】その後、メモリ26への記憶量が一定量を
越えると、HDD15の磁気ディスク11が回転を始
め、この回転が安定した時点でメモリ26の内容が順
次、磁気ヘッド13を介して磁気ディスク11へ転送さ
れ記憶される。
【0026】本実施例は、次のような利点を有する。
【0027】(1)磁気ディスク11として40Mバイ
ト程度のものを使用すれば、固体メモリカードの10倍
以上の記憶容量が得られ、高密度なディジタル影像記録
が可能となる。
【0028】(2)通常、カメラ操作においては、瞬時
に横位置撮影/縦位置撮影の切り換えを行う場合のよう
に、撮影レンズ軸を中心にカメラを回転させることが多
く、従って、HDD15はこのような場合に生ずる振動
の悪影響を最も受けやすくなる。この点を着目して、本
実施例では、モータ12のモータ軸12aがレンズ光軸
Pと平行になるようにHDD15を設置したので、HD
D15が上記のような外部的な要因による振動を受けて
も、振動の働く方向が磁気ディスク11の垂直方向にな
らず、磁気ディスク11の半径方向と一致するので、磁
気ヘッド13とディスク面との距離が一定に保たれ、良
好な磁気記録再生が可能となる。
【0029】(3)磁気ディスク11はメカニカルシャ
ッタ3より所定の距離を隔てて設置するようにしたの
で、メカニカルシャッタ3の作動時の振動の悪影響をH
DD15に及ぼすことを防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、第1の発明によ
れば、レンズを通して取り込まれた撮影情報を電気的な
影像信号に変換する固体撮像素子と、該固体撮像素子か
ら読み出された影像信号をアナログ/ディジタル変換す
るアナログ/ディジタル変換器とを備えたカメラ本体を
有し、該アナログ/ディジタル変換器の出力を記録媒体
に記録するスチルビデオカメラにおいて、前記記録媒体
は、前記カメラ本体に内蔵したハードディスクで構成
し、該ハードディスクを回転するためのモータ軸を、前
記レンズの光軸と平行となるように配置したので、比較
的安価で、機動性に優れ、且つ高密度のディジタル影像
記録が可能となり、且つカメラ本体に内蔵されたHDD
に対する振動や衝撃の悪影響が低減して良好な影像を記
録再生できる。
【0031】第2の発明によれば、レンズを通して取り
込まれた撮影情報を電気的な影像信号に変換する固体撮
像素子と、該固体撮像素子から読み出された影像信号を
アナログ/ディジタル変換するアナログ/ディジタル変
換器とを備えたカメラ本体を有し、該アナログ/ディジ
タル変換器の出力を記録媒体に記録するスチルビデオカ
メラにおいて、前記記録媒体は、前記カメラ本体に内蔵
したハードディスクで構成したので、比較的安価で構成
できると共に機動性に優れ、しかも高密度のディジタル
影像記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスチルビデオカメラの実施例の概
略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの機能ブロックを示
す図である。
【符号の説明】
11 磁気ディスク 12 磁気ディスク回転用のモータ 12a モータ軸 13 磁気ヘッド 15 HDD 21 レンズ 23 CCD 25 A/D変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを通して取り込まれた撮影情報を
    電気的な影像信号に変換する固体撮像素子と、該固体撮
    像素子から読み出された影像信号をアナログ/ディジタ
    ル変換するアナログ/ディジタル変換器とを備えたカメ
    ラ本体を有し、該アナログ/ディジタル変換器の出力を
    記録媒体に記録するスチルビデオカメラにおいて、 前記記録媒体は、前記カメラ本体に内蔵したハードディ
    スクで構成し、該ハードディスクを回転するためのモー
    タ軸を、前記レンズの光軸と平行となるように配置した
    ことを特徴とするスチルビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 レンズを通して取り込まれた撮影情報を
    電気的な影像信号に変換する固体撮像素子と、該固体撮
    像素子から読み出された影像信号をアナログ/ディジタ
    ル変換するアナログ/ディジタル変換器とを備えたカメ
    ラ本体を有し、該アナログ/ディジタル変換器の出力を
    記録媒体に記録するスチルビデオカメラにおいて、 前記記録媒体は、前記カメラ本体に内蔵したハードディ
    スクで構成したことを特徴とするスチルビデオカメラ。
JP4266590A 1992-09-09 1992-09-09 スチルビデオカメラ Pending JPH0690426A (ja)

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JP4266590A JPH0690426A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 スチルビデオカメラ

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JP4266590A JPH0690426A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 スチルビデオカメラ

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ID=17432927

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JP4266590A Pending JPH0690426A (ja) 1992-09-09 1992-09-09 スチルビデオカメラ

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JP (1) JPH0690426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207388A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Casio Comput Co Ltd ハードディスク装置及びデジタルカメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007207388A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Casio Comput Co Ltd ハードディスク装置及びデジタルカメラ

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