JPH05266494A - 光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構 - Google Patents

光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構

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JPH05266494A
JPH05266494A JP6326692A JP6326692A JPH05266494A JP H05266494 A JPH05266494 A JP H05266494A JP 6326692 A JP6326692 A JP 6326692A JP 6326692 A JP6326692 A JP 6326692A JP H05266494 A JPH05266494 A JP H05266494A
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JP
Japan
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optical disk
electronic camera
signal
spot
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP6326692A
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English (en)
Inventor
Takeshi Maeda
武志 前田
Kiyoshi Matsumoto
松本  潔
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】それ自身でカウンタバランスのとれたスイング
アーム60上に、レーザ37、カップリングレンズ6
3、導波路基板62、シリンドリカルレンズ40、光束
分離素子41、折り返しミラー42、対物レンズ43等
の微小スポット44をつくるための光学系を、回転中心
61に対して重量バランスよく配置し、全体的なバラン
スを保つ。 【効果】装置の姿勢の変化や外部からの衝撃があって
も、安定してスポットの位置決めができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを用いた電
子カメラに係わり、特に、その光ディスク装置のスポッ
ト位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号を記録/再生する携行を
目的とした装置としては、ビデオテープレコーディング
(VTR)と電子カメラがある。両者はそれぞれの特徴
を活かした分野で使用されている。すなわち、VTRは
単位体積あたりの記憶容量が大きいことを活かして、長
時間の映像信号を比較的小型のカセットに記憶すること
ができる。一方、電子カメラは小型フロッピー形状の薄
型ケースの中に映像信号を記録する形態であることか
ら、従来の小型カメラの形状に大きさを納めることがで
き、装置も小型になる。また、媒体も小型薄型であるこ
とから収納体積を取らず、保存、検索が容易になる。し
かし、現状の電子カメラは磁気記録原理を用い、基本的
にはフロッピーと同様であるために、記録密度を高める
ことができず、1つのケースの中に納められる画像は、
従来のNTSC方式の静止画像でせいぜい50枚程度で
ある。記録方式は映像信号を周波数変調するアナログ記
録である。これをデジタル化すると、そのデータ量は3
30KB/画面となり、情報量を圧縮しないと同様な画
像枚数を収納できない。
【0003】また、現状の画質は、フィルム等と比較す
ると相当の差がある。定量的に表すと、画素数で現状電
子カメラが30万程度である。通常のフィルムでは画素
数は300万から400万は必要となるが、通常のフィ
ルム程度の画像を記録するためには、現状の電子カメラ
では記憶容量が不足している。これを補うために上述の
ようにVTRがあるが、カセットがかなり大きく、保
存、検索に適さない。
【0004】上記問題の解決策として、映像の記録/再
生に光ディスクを用いることが考えられる。例えば、ズ
ーム機能をもったレンズと、大画素数の光検出器と、こ
の検出器からの信号を記憶するメモリと、メモリからの
信号を処理し画像圧縮する信号処理回路と、この信号を
記録する光ディスク装置と、そのコントローラとからな
る電子カメラ、及び小型薄型の光ディスクを収納したデ
ィスクカートリッジである。このような電子カメラで
は、ズーム機能をもったレンズと、大画素数の光検出器
により、写真並みの高画質画像情報を電気信号の形に変
換できる。また、検出器からの信号を記憶するメモリ
と、メモリからの信号を処理し画像圧縮する信号処理回
路とにより、画像の冗長性を利用して画像情報量を減少
させ、限られた記憶容量の中に多くの画像を収納でき
る。また、メモリと信号処理の働きで、特殊映像処理
(スーパーインポーズ、オーバラッピング、テキスト追
加等)を施すこともできる。従来のテープを用いたVT
Rに比較して小型薄型の光ディスク装置と、そのコント
ローラにより、従来のVTRに比較して軽量小型の記録
再生装置を実現できる。なお、光ディスクは2.5″以
下の小型単板として、薄型としこれをカートリッジに入
れ、取扱い性能を向上し、円盤上のフォーマットを標準
化することにより、互換性をもたせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した光ディスクを
用いた電子カメラでは、その光ディスク装置に対して従
来のものとは別な配慮が必要となる。すなわち、装置が
携行用であることから、装置の姿勢がいろいろと変化す
ること、外部から衝撃が加わることがあること等を配慮
する必要がある。特に、記録/再生を安定に行うために
は、光ディスク装置のスポットの位置決めが重要な課題
である。
【0006】本発明の目的は、光ディスクを用いた電子
カメラにおいて、装置の姿勢が種々変化しても、また外
部から衝撃が加わっても、安定に情報の記録/再生が行
えるスポット位置決め機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、光ディスク
を用いた電子カメラにおいて、その光ディスク装置のス
ポット位置決め機構にスイングアームを用いることによ
り、達成される。
【0008】
【作用】上記構成により、スイングアームにスポットを
つくるための光学系の各部品を乗せるとき、アームの回
転中心に対して重量バランスが保たれるように配置すれ
ば、一般にスイングアームではそれ自身でカウンタバラ
ンスがとれていることから、全体的なバランスが保た
れ、その結果として、安定したスポットの位置決めがで
きる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例の説明に先立ち、本発明に係
わる光ディスクを用いた電子カメラについて概説する。
図2は電子カメラの構成例を示すブロック図で、1はズ
ーム機能をもったレンズ、2は例えばCCD(荷電結合
素子)イメージセンサのような大画素数の光検出器で、
これらでカメラ部7を構成している。3は光検出器2か
らの信号を記憶するメモリ、4はメモリ3からの信号を
処理し画像圧縮を行う信号処理回路、5は信号処理回路
4からの信号を記録する光ディスク装置、6はこれらの
制御を行うコントローラである。また、8は高精密モニ
タ、9は光ディスクに記録された情報を読み出してプリ
ントアウトするプリンタである。
【0010】図3は、上記電子カメラの概略外観の一例
を示したもので、20は光ディスク10を挿入するため
のディスク挿入口、60は本発明に係わるスイングアー
ムである。
【0011】次に、上記電子カメラの中の光ディスク装
置の構成例を図4を用いて説明する。信号処理回路4に
よって処理された映像信号は光ディスク10に記録され
るのであるが、記録データはまず符号化回路31に入力
され、ディスク面上に記録するのに好適なチャネルデー
タに変換される。このチャネルデータを回転するディス
ク面上に記録するために、半径方向の記録位置と円周方
向の記録位置を制御する。このために、半径方向制御回
路33と円周方向制御回路34とを用いる。半径方向制
御回路33で光偏向器36を制御して、記録スポットの
半径位置を決める信号を作り出すため、光偏向器36を
駆動する駆動回路35に入力する。円周方向制御回路3
4では、光源であるレーザ37の発光出力とそのタイミ
ングを制御する信号を発生する。この信号により円周方
向のピット記録位置を決めることができる。円周方向と
半径方向の記録スポット及びレーザの発光タイミングを
制御することにより、同心円状のトラックにチャネルデ
ータを光学的に検出可能なピット形態で記録することが
できる。
【0012】ここで、光偏向器36としては導波路内に
作られた表面弾性波による屈折率の変化により導波路を
通過する光が回折され、その結果偏向されるという特性
を用いたSAW偏向素子を例に取り上げる。光偏向器と
しては他に超音波を用いた音響光学偏向素子A/Oでも
実現できる。SAW素子としては種々の構成があるが、
ここではレーザ37の発光出力を直接導波路に近接して
入力させ、導波路面に作製されたレンズ(ジオデシック
レンズ)により平行光に変換し、この平行光に表面弾性
波を作用させ偏向させる構造を取り上げる。この構造に
よれば従来のこの種の素子よりも構成が簡単であり、か
つ小型にできる。記録時には、実線で表された光束が光
偏向器36をシート状の形状で出力され、これをシリン
ドリカルレンズ40によって光束の形状を円状に変換
し、光束分離素子41を通過して折り返しミラー42に
よって対物レンズ43に入射させられ、光ディスク10
上に微小スポット44を形成する。このスポットが半径
方向に光偏向器36により偏向され、記録ピット列から
構成される記録トラック46を形成する。再生時には、
再生動作制御回路52から、よみだしスポットを光ディ
スク10面上の所定のトラックに位置決めする制御信号
を光偏向器36の駆動回路35に入力し、実線で示した
光束が光偏向器36をシート状の形状で出力され、対物
レンズ43により光ディスク10面上に集光され、その
反射光が対物レンズ43を再び通過し、光束分離素子4
1により反射し、レンズにより受光器48に導かれる。
光電変換器49により受光光量を電気信号に変換し、再
生動作制御回路52からスポットの位置を制御する信号
53を発生し、光電変換出力とこのタイミング信号を用
いてピット配列検出器54により、スポットの焦点ずれ
制御とトラックずれ制御、及びデータ部の位置を認識
し、記録トラック46上のピット配列を検出する。検出
されたピット配列から符号化規則に従って、復号器51
により元の情報信号に変換される。
【0013】次に、本発明によるスポット位置決め機構
の一実施例を図1により説明する。本実施例において
は、図4で示した光学系はスイングアーム60の上に乗
せられている。すなわち、スイングアーム60の回転中
心61上に光偏向器となる導波路基板62を置き、光源
はアームのコイル支持部70上に配置し、シリンドリカ
ルレンズ40、光束分離素子41はアーム上に、先端に
は折り返しミラー42と対物レンズ43が配置されてい
る。この配置により、光学系自身のアーム回転中心に対
する重量バランスが保たれていることと、従来のスイン
グアームではそれ自身ではカウンタバランスがとれてい
ることから、全体的なバランスも保たれる。なお、本実
施例ではレーザ37と導波路基板62との間にカップリ
ングレンズ63を挿入してある。これは、レーザ37か
ら出た光を有効に導波路基板に導き、実効的な光利用効
率を向上させるためである。図5に、上記スポット位置
決め機構を本装置に組み込んだ時の実装状態を示す。こ
れまで原理動作の説明のためにディスク面の上にスイン
グアームを配置していたが、この構成では、回転モータ
にディスクを装着するためにはスイングアーム全体を大
きく回転させてディスクが挿入できる空間を作成しなく
てはならない。これではスイングアームが大きく回転す
るために帆場が大きくなる。そのために図5のように、
光ディスク10の下側にスイングアーム60が位置する
ようにする。アーム上の光学系は図1で説明したものと
同様である。アームの回転中心61では固定ピン65に
アームを4つのベアリング64を介して支持させる。磁
気回路としては、センターポール68と外周支持部69
をつないで閉じ、磁気路を形成する。磁石66はセンタ
ーポール68と外周支持部69の間に設ける。スイング
アーム60のコイル67はセンターポール68の周りに
巻かれ、センターポール68と外周支持部69の間に発
生する磁場とコイルに流れる電流との相互作用によりス
イングアーム60が回転する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスク装置でのス
ポットの位置決めが安定して行われるので、光ディスク
を用いた電子カメラの実現に大きく寄与する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスポット位置決め機構の一実施例
を示す説明図である。
【図2】本発明が適用される光ディスクを用いた電子カ
メラの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の電子カメラの概略外観の一例を示す図で
ある。
【図4】上記電子カメラの中の光ディスク装置の構成例
を示す図である。
【図5】図1に示すスポット位置決め機構を本装置に組
み込んだ時の実装状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…光ディスク 37…レーザ 40…シリンドリカルレンズ 41…光束分離素子 42…折り返しミラー 43…対物レンズ 44…微小スポット 48…受光器 60…スイングアーム 61…回転中心 62…導波路基板 63…カップリングレン
ズ 70…コイル支持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズと、大画素数の光検出器と、この光
    検出器からの信号を記憶するメモリと、このメモリから
    の信号を処理し画像を圧縮する信号処理回路と、この信
    号処理回路からの信号を記録する光ディスク装置と、こ
    れらを制御するコントローラからなる電子カメラにおい
    て、前記光ディスク装置のスポット位置決め機構にスイ
    ングアームを用いたことを特徴とする光ディスクを用い
    た電子カメラのスポット位置決め機構。
JP6326692A 1992-03-19 1992-03-19 光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構 Pending JPH05266494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326692A JPH05266494A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP6326692A JPH05266494A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構

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Publication Number Publication Date
JPH05266494A true JPH05266494A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13224318

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6326692A Pending JPH05266494A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 光ディスクを用いた電子カメラのスポット位置決め機構

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JP (1) JPH05266494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343153B1 (ko) * 1998-03-30 2002-09-18 삼성전자 주식회사 광기록재생장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343153B1 (ko) * 1998-03-30 2002-09-18 삼성전자 주식회사 광기록재생장치

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