JP2773469B2 - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2773469B2
JP2773469B2 JP3161541A JP16154191A JP2773469B2 JP 2773469 B2 JP2773469 B2 JP 2773469B2 JP 3161541 A JP3161541 A JP 3161541A JP 16154191 A JP16154191 A JP 16154191A JP 2773469 B2 JP2773469 B2 JP 2773469B2
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徹 中村
政就 毛利
浩稔 冨田
伸一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報を記録再
生もしくは消去する装置の光ピックアップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の飛躍的な発展
と共に、情報化の中核をなす高密度大容量メモリーとし
て、光ディスク装置の技術開発が盛んに行われ、また、
コンパクトディスク(CD)等の光メモりーも飛躍的に
普及をはじめている。光メモりーの重要な構成要素であ
る光ピックアップの技術に関しては、従来から数多くの
報告がなされている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
光ピックアップの一例について説明する。
【0004】図5は従来の光ピックアップの概略的な構
成図およびその動作原理を説明する図である。図5にお
いて、17は情報記録媒体であるディスク、21は半導
体レーザ、22はビームスプリッタ、23はミラー、2
4は対物レンズ、25は光検出器、26は光学台、27
は対物レンズアクチュエータである。光学台26は樹脂
もしくは金属の箱状をしており、半導体レーザ21、ビ
ームスプリッタ22、ミラー23、光検出器25が固定
されている。また対物レンズ24は対物レンズアクチュ
エータ27に内蔵されている。
【0005】以上のように構成された従来例について以
下その動作について説明を行う。半導体レーザ21より
発せられた光は、ビームスプリッタ22で光量の一部が
反射され、ミラー23で偏向されて、対物レンズ24に
よりディスク17上に直径1μm程度の光スポットを形
成する。ディスク17で反射した光は、逆の経路をたど
り、ビームスプリッタ22を透過して、光検出器25に
入射する。光検出器25の受光面は受光領域が多分割さ
れており、それぞれの受光領域で検出した信号を演算す
ることにより、ディスク17上に記録された情報信号
や、ディスク17の面振れに対応するフォーカス誤差信
号、ディスク17上に構成された記録トラックの偏心に
対応するトラッキング誤差信号を検出する。このフォー
カス誤差信号およびトラッキング誤差信号をもとに、対
物レンズアクチュエータ27により対物レンズ24をデ
ィスク17の面振れおよび偏心に追従させ、フォーカス
サーボ、トラッキングサーボを動作させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、対物レンズアクチュエータにより対物レ
ンズのみを駆動させていたため、物像間距離を長く取ら
なけばならず、光学系の小型化、薄型化および低価格化
を達成することが困難であるという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は上記従来技術に鑑み、小型軽量か
つ低価格の光学ヘッドを提供するするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の光ピックアップは、半導体レーザと、略三
角柱状で2つの底面を除く3面のうち第1の面で、前記
半導体レーザからの光を対物レンズに反射する反射光
と、第2の面に到達する屈折光と、第3の面に到達する
屈折光に分離し、前記第2の面で前記第2の面に到達す
る屈折光を全反射し、この全反射した光を第3の面から
透過させ、前記第3の面で前記第3の面に到達する屈折
光を全反射し、この全反射した光を第2の面から透過さ
せるプリズムと、前記プリズムの前記第1の面で反射さ
れた前記反射光を情報記録媒体上に収れんさせる前記対
物レンズと、前記半導体レーザからの光の前記プリズム
による屈折光の一部を受光する受光領域と前記情報記録
媒体で反射し、前記対物レンズを透過し、前記プリズム
を透過した光を受光する複数の受光領域とからなる光検
出器と、金属もしくは樹脂からなる略板状で表面に電気
的な配線パターンが形成され、少なくとも前記半導体レ
ーザと前記光検出器が固定および結線がされた光学基台
と、金属もしくは樹脂からなる略箱状で、少なくとも前
記対物レンズが固定されたレンズホルダを主構成要素と
し、前記プリズムは前記光学基台もしくは前記レンズホ
ルダのいずれかに前記光検出器の受光面と空隙を介して
固定され、前記光学基台と前記レンズホルダは接着等の
手段で互いに固定され略直方体状の可動部をなし、前記
対物レンズの略光軸方向と前記情報記録媒体上に形成さ
れた記録トラックと略垂直方向とのそれぞれに前記可動
部を駆動するための駆動手段と、少なくとも前記対物レ
ンズの略光軸方向と前記情報記録媒体上に形成された記
録トラックと略垂直方向に前記可動部が変位可能である
支持手段で固定部から前記可動部を支持することにより
構成されている。
【0009】また、光学基台に形成された配線パターン
はフレキシブルプリント基板であってもよい。また、光
検出器は各受光領域のプリアンプと、情報記録媒体のフ
ォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号を得るた
めの演算回路の少なくとも一部を内蔵していてもよい。
さらに光検出器は前述の構成に加えて、半導体レーザの
光出力制御回路の少なくとも一部を内蔵した構成でもよ
い。また駆動手段は、可動部に固定された少なくとも1
個の磁石と、可動部および磁石と空隙を介して固定部に
固定された2個以上のコイルから構成されていてもよ
い。
【0010】さらに支持手段は、導電性を有し、電気的
に互いに独立した複数個の支持体で構成され、複数個の
支持体の可動部側は、半導体レーザおよび光検出器の各
端子と、電気的な配線手段を介して電気的に結合された
構成でもよい。また支持手段は、導電性を有し、電気的
に互いに独立した複数個の支持体で構成され、複数個の
支持体の可動部側は、光学基台に固定された半導体レー
ザおよび光検出器を結線するフレキシブルプリント基板
を延長し、フレキシブルプリント基板の端部に電気的に
結合された構成でもよい。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、半導体レー
ザ、対物レンズ、光検出器およびプリズム等で構成され
る光学系全体を駆動し、フォーカス、トラッキングサー
ボを動作させるため光学的にきわめて安定な光ピックア
ップを構成することが可能であり、又、半導体レーザと
対物レンズ間の距離が一定かつ短くなるため、極めて小
型の対物レンズを用いることが可能となり、薄型軽量か
つ信頼性の大幅な向上した光ピックアップの構成が達成
されることとなる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の光ピックアップにつ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1、図2および図3は本発明の実施例に
おける光ピックアップの概略図を示すものであり、図1
は要部の断面図、図2は図1をAから見た平面図、図3
は図1をBから見た側面図である。
【0014】図1、図2および図3において、1は半導
体レーザ、2は半導体レーザ1のマウント部材、3はミ
ラー、4はプリズム、5は対物レンズ、6は光検出器、
7はフレキシブルプリント基板、8は光学基台、9はレ
ンズホルダ、10はプリント基板、11は支持部材、1
2は磁石、13は磁気ヨーク、14はフォーカス駆動コ
イル、15はトラッキング駆動コイル、16は固定部
材、17は情報記録媒体であるディスク、18は固定部
材、21は光検出器6上に形成される光スポットM、2
2は光検出器6上に形成される光スポットSである。
【0015】図1において、半導体レーザ1はマウント
部材2に固定されている。光検出器6は受光領域が多分
割されており、マウント部材2共々、電気配線のなされ
たフレキシブルプリント基板7に固定、結線がなされて
いる。レンズホルダ9は、箱状をしており、ミラー3お
よび対物レンズ5が接着などの手段により固定されてい
る。プリズム4は光検出器6の受光面と空隙を介して、
光学基台8もしくはレンズホルダ9の内側面に接着など
の手段により固定されている。プリント基板10はフレ
キシブルプリント基板7の両端に固定され、フレキシブ
ルプリント基板7の配線と電気的接続された複数個の端
子が外側面に形成されている。光学基台8とレンズホル
ダ9は接着などの手段で固定され、フレキシブルプリン
ト基板7は略直角に折り曲げられてレンズホルダ9の外
側面に接着などの手段で固定されている。支持部材11
は、金属線などの導電性と屈曲性を有する複数本の材料
からなり、プリント基板10上の複数個の端子に、半田
付け等の手段により、長手方向がディスク17上の記録
トラックと略平行(紙面に垂直な方向)となるように、
端部がそれぞれ固定されている。
【0016】図2および図3において、レンズホルダ9
の外側面には磁石12が着磁方向が支持部材の長手方向
と略平行になるように、接着などの手段により固定され
ている。支持部材11のプリント基板10と反対側の端
部は固定部材16に固定された、電気配線のなされたプ
リント基板18の端子にに半田付け等の手段で固定さ
れ、光学基台8、レンズホルダ9、磁石12などからな
る可動部を、T方向およびF方向に移動自在となるよう
支持している。軟磁性材料などからなる磁気ヨーク13
には、フォーカス駆動コイル14がディスク17と略平
行に、トラッキング駆動コイル15がディスク17に略
垂直で、支持部材11と略平行にそれぞれ周回巻されて
おり、それぞれのコイルと磁石12とが空隙を有するよ
う、磁気ヨーク13は固定部材16に固定されている。
【0017】以上のように構成された光ピックアップに
ついて、その動作を説明する。図1において半導体レー
ザ1の光はミラー3により反射され、プリズム4におけ
る面aで反射光と屈折光とに分離される。プリズム4と
光検出器6とは空隙を介しているため、面aで屈折した
光のうち、面bに向かった光は、空隙のため面bにより
全反射され、面cを透過する。面aで屈折した光のう
ち、面cに向かった光は、面cで全反射して面bを透過
して光検出器6上の受光領域の1つに入射し、光スポッ
トM21を形成する。プリズム4における面aで反射し
た光は、対物レンズ5により収れんされてディスク17
上に微小光スポットを形成する。ディスク17で反射さ
れた光は逆の経路をたどり、プリズム4における面aで
屈折され、面bを透過後、光検出器光検出器6上の多分
割された受光領域に入射し、光スポットS22を形成す
る。
【0018】図4は光検出器6上に形成された光スポッ
トの様子を示したものであり、図1における光検出器6
をAの向きから見た図である。光スポットM21は光検
出器6上の単一の受光領域上に形成され、光スポットS
22は光検出器6上の多分割された受光領域上に形成さ
れる。光検出器6の各受光領域で検出した信号は、フレ
キシブルプリント基板7、プリント基板10、支持部材
11、プリント基板18等を介して、外部のプリアンプ
や演算回路、増幅器に導かれ、光スポットM21による
信号をもとにして、半導体レーザ1の光出力制御信号を
得、光スポットS22による信号を演算することによ
り、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、情報
信号を得ることが可能である。
【0019】また半導体レーザ1の駆動は、前述の光出
力制御信号をもとにして、半導体レーザ1の発する光出
力が略均一となるように駆動電流を制御する。半導体レ
ーザ1の駆動電流は、プリント基板18、支持部材1
1、プリント基板10、フレキシブルプリント基板7等
を介して半導体レーザ1へ供給される。
【0020】上述したフォーカス誤差信号をもとにサー
ボ回路(図示せず)を介した電流を、図2および図3に
おけるフォーカス駆動コイル14に流すことにより、磁
石12にはF方向の推進力が発生し、支持部材11を変
形させながら、対物レンズ5を含む可動部がF方向に変
位し、これによりディスク17の面振れに追従させるた
めのフォーカスサーボが作動する。同様にトラッキング
誤差信号をもとにトラッキング駆動コイル15に電流を
流すことにより、磁石12にはT方向の推進力が発生
し、支持部材11を変形させながら、対物レンズ5を含
む可動部がT方向に変位し、これによりディスク17上
の記録トラックの偏心に追従させるためのトラッキング
サーボが作動する。
【0021】以上のように本実施例によれば、光ピック
アップを、半導体レーザと、ミラーと、一部の光を全反
射させるプリズムと、対物レンズと、複数の受光領域か
らなりプリズムと空隙を介して設けられた光検出器と、
略板状でフレキシブルプリント基板を介して半導体レー
ザと光検出器が固定された光学基台と、略箱状で、対物
レンズが固定されたレンズホルダと、光学基台およびレ
ンズホルダに固定された磁石と、レンズホルダおよび光
学基台を支持する支持部材と、固定部材に固定されたコ
イルが巻かれた磁気ヨークで構成することにより、きわ
めて簡単な構成で、ローコストで小型の光ピックアップ
を実現することが可能である。また、光ピックアップ全
体を駆動することによりフォーカス、トラッキングサー
ボを動作させるため、光学的にきわめて安定であり、温
度などの外部環境の変化の影響を受けにくく、また、経
時変化もほとんど起こらないという優れた効果を有する
ものである。
【0022】尚、本実施例においてはミラー3を用い、
半導体レーザ1から発する光を反射させて、プリズム4
に入射させる構成としたが、これはミラー3を用いず
に、半導体レーザ1から直接プリズム4に入射させる構
成でもよい。また光学基台8およびレンズホルダ9の形
状は、光学基台8が箱状で、レンズホルダ9が板状でも
よく、双方が箱状でもよい。また、プリント基板10を
使用せずに、フレキシブルプリント基板7上に形成され
た配線パターンに直接、支持部材11を半田付けなどの
手段などにより固定する構成でもよい。さらに、本実施
例においては、磁石12を可動部の一部とし、フォーカ
ス駆動コイル14、トラッキング駆動コイル15を固定
部材16に固定する構成としたが、これはフォーカス駆
動コイル14、トラッキング駆動コイル15を可動部
に、磁石12を固定部材16に固定する構成でもよい。
【0023】また、本実施例においては、光学基台8に
形成された配線パターンとしてフレキシブルプリント基
板7を用いたが、これは光学基台上に印刷などの手段に
より直接形成された配線パターンと、それと結合される
フレキシブルプリント基板との組合せであってもよい。
また、光検出器6は各受光領域のプリアンプと、ディス
ク17のフォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信
号を得るための演算回路の少なくとも一部を内蔵してい
てもよい。さらに光検出器6は前述の構成に加えて、半
導体レーザ1の光出力制御回路の少なくとも一部を内蔵
した構成でもよく、この場合はさらに信頼性の向上を図
ることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、光ピックアップ
として、半導体レーザと、略三角柱状で2つの底面を除
く3面のうち第1の面で半導体レーザからの光を屈折
光、および反射光に分離し、屈折光のうち第2の面で全
反射した光を第3の面から透過させ、第3の面で全反射
した光を第2の面から透過させるプリズムと、プリズム
の第1の面で反射された光を情報記録媒体上に収れんさ
せる対物レンズと、半導体レーザからの光のプリズムに
よる屈折光の一部を受光する受光領域および情報記録媒
体で反射し、対物レンズを透過し、プリズムを透過した
光を受光する複数の受光領域との双方からなる光検出器
と、金属もしくは樹脂からなる略板状で表面に電気的な
配線パターンが形成され、少なくとも半導体レーザと光
検出器が固定および結線がなされた光学基台と、金属も
しくは樹脂からなる略箱状で、少なくとも対物レンズが
固定されたレンズホルダとからなり、プリズムは光学基
台もしくはレンズホルダのいずれかに光検出器の受光面
と空隙を介して固定され、光学基台とレンズホルダは接
着等の手段で互いに固定され略直方体状の可動部をな
し、対物レンズの略光軸方向と情報記録媒体上に形成さ
れた記録トラックと略垂直方向とのそれぞれに可動部を
駆動するための駆動手段と、少なくとも対物レンズの略
光軸方向と情報記録媒体上に形成された記録トラックと
略垂直方向に可動部が変位可能である支持手段で固定部
から可動部を支持する構成とすることにより、きわめて
簡単な構成で、ローコストで小型の光ピックアップを実
現することが可能となる。また、半導体レーザ、対物レ
ンズおよび光検出器等で構成される光学系全体を駆動す
ることによりフォーカス、トラッキングサーボを動作さ
せるため、光学的にきわめて安定であり、温度などの外
部環境の変化の影響を受けにくく、経時変化もほとんど
起こらないという優れた効果を有するものである。
【0025】さらに、光検出器とプリズムの間に空隙を
設けることにより、ディスクからの情報と、半導体レー
ザのレーザが混在することなく光検出器により検出でき
るといった効果も有する。
【0026】なお、光学基台に形成された配線パターン
はフレキシブルプリント基板であればさらに小型な光ピ
ックアップが構成可能であり、一体成形が容易となる。
【0027】また駆動手段は、可動部に固定された少な
くとも1個の磁石と、可動部および磁石と空隙を介して
固定部に固定された2個以上のコイルから構成されてい
てもよい。さらに支持手段は、導電性を有し、電気的に
互いに独立した複数個の支持体で構成され、複数個の支
持体の可動部側は、半導体レーザおよび光検出器の各端
子と、電気的な配線手段を介して電気的に結合された構
成でもよい。また支持手段は、導電性を有し、電気的に
互いに独立した複数個の支持体で構成され、複数個の支
持体の可動部側は、光学基台に固定された半導体レーザ
および光検出器を結線するフレキシブルプリント基板を
延長し、フレキシブルプリント基板の端部に電気的に結
合された構成でもよい。
【0028】また、光検出器は各受光領域のプリアンプ
と、情報記録媒体のフォーカス誤差信号およびトラッキ
ング誤差信号を得るための演算回路の少なくとも一部を
内蔵していてもよい。さらに光検出器は前述の構成に加
えて、半導体レーザの光出力制御回路の少なくとも一部
を内蔵した構成でもよく、この場合はさらに信頼性の向
上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における光ピックアップの要部
の断面図
【図2】本発明の実施例における光ピックアップの平面
【図3】本発明の実施例における光ピックアップの側面
【図4】本発明の実施例における光ピックアップの要部
の平面図
【図5】従来の光ピックアップの断面図
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 マウント部材 3 ミラー 4 プリズム 5 対物レンズ 6 光検出器 7 フレキシブルプリント基板 8 光学基台 9 レンズホルダ 10 プリント基板 11 支持部材 12 磁石 13 磁気ヨーク 14 フォーカス駆動コイル 15 トラッキング駆動コイル 16 固定部材 17 ディスク 18 プリント基板 21 光スポットM 22 光スポットS
フロントページの続き (72)発明者 田中 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−150236(JP,A) 特開 昭62−28938(JP,A) 特開 平3−91123(JP,A) 特開 昭60−239085(JP,A) 実開 平2−46923(JP,U) 実開 昭60−127632(JP,U) 実開 平2−35329(JP,U) 実開 昭61−37138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/135 G11B 7/09 G11B 7/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザと、略三角柱状で2つの底
    面を除く3面のうち第1の面で、前記半導体レーザから
    の光を対物レンズに反射する反射光と、第2の面に到達
    する屈折光と、第3の面に到達する屈折光に分離し、前
    記第2の面で前記第2の面に到達する屈折光を全反射
    し、この全反射した光を第3の面から透過させ、前記第
    3の面で前記第3の面に到達する屈折光を全反射し、こ
    の全反射した光を第2の面から透過させるプリズムと、
    前記プリズムの前記第1の面で反射された前記反射光を
    情報記録媒体上に収れんさせる前記対物レンズと、前記
    半導体レーザからの光の前記プリズムによる屈折光の一
    部を受光する受光領域と前記情報記録媒体で反射し、前
    記対物レンズを透過し、前記プリズムを透過した光を受
    光する複数の受光領域とからなる光検出器と、金属もし
    くは樹脂からなる略板状で表面に電気的な配線パターン
    が形成され、少なくとも前記半導体レーザと前記光検出
    器が固定および結線がされた光学基台と、金属もしくは
    樹脂からなる略箱状で、少なくとも前記対物レンズが固
    定されたレンズホルダを主構成要素とし、前記プリズム
    は前記光学基台もしくは前記レンズホルダのいずれかに
    前記光検出器の受光面と空隙を介して固定され、前記光
    学基台と前記レンズホルダは接着等の手段で互いに固定
    され略直方体状の可動部をなし、前記対物レンズの略光
    軸方向と前記情報記録媒体上に形成された記録トラック
    と略垂直方向とのそれぞれに前記可動部を駆動するため
    の駆動手段と、少なくとも前記対物レンズの略光軸方向
    と前記情報記録媒体上に形成された記録トラックと略垂
    直方向に前記可動部が変位可能である支持手段で固定部
    から前記可動部を支持したことを特徴とする光ピックア
    ップ。
  2. 【請求項2】 光学基台は、金属もしくは樹脂からなる
    略板状で表面に電気的な配線がなされたフレキシブルプ
    リント基板を介して、少なくとも前記半導体レーザと前
    記光検出器が固定および結線がされた光学基台である請
    求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 光検出器は各受光領域のプリアンプと、
    情報記録媒体のフォーカス誤差信号およびトラッキング
    誤差信号を得るための演算回路の少なくとも一部を内蔵
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光
    ピックアップ。
  4. 【請求項4】 光検出器は各受光領域のプリアンプと、
    情報記録媒体のフォーカス誤差信号およびトラッキング
    誤差信号を得るための演算回路の少なくとも一部と、半
    導体レーザの光出力制御回路の少なくとも一部を内蔵し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ピ
    ックアップ。
  5. 【請求項5】 駆動手段は、可動部に固定された少なく
    とも1個の磁石と、前記可動部および前記磁石と空隙を
    介して固定部に固定された2個以上のコイルから構成さ
    れたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光
    ピックアップ。
  6. 【請求項6】 支持手段は、導電性を有し、電気的に互
    いに独立した複数個の支持体で構成され、前記複数個の
    支持体の可動部側は、半導体レーザおよび光検出器の各
    端子と、電気的な配線手段を介して電気的に結合されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光
    ピックアップ。
  7. 【請求項7】 支持手段は、導電性を有し、電気的に互
    いに独立した複数個の支持体で構成され、前記複数個の
    支持体の可動部側は、光学基台に固定された半導体レー
    ザおよび光検出器を結線するフレキシブルプリント基板
    を延長し、前記フレキシブルプリント基板の端部に電気
    的に結合されていることを特徴とする請求項2記載の光
    ピックアップ。
JP3161541A 1991-07-02 1991-07-02 光ピックアップ Expired - Fee Related JP2773469B2 (ja)

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