JPS63305683A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、静止画を記録するメモリカードを用いた電
子カメラに関する。

（従来の技術） 近時、写真フィルムの感光を利用したカメラに代るもの
として、ＣＣＤ等の固体撮像素子と回転磁気記録媒体と
を用いた電子カメラが提唱されている。この電子カメラ
は第７図にその基本構成を示すように、レンズ７０１、
絞り７０２、光学シャッタ７０３を介した像をＣＣＤ７
０４にて光電変換し、その像信号を信号処理回路７０５
により輝度信号、色差信号に分離し、記録回路７０６に
より磁気記録に適する信号処理（ＦＭ変調等）を行い、
磁気へラド７０７を介して回転磁気記録媒体（磁気シー
））７０８に記録する如く構成される。７０９は上記磁
気シート７０９を装着して回転させるモータである。又
、この静止画の再生には磁気シートより信号を読み出し
再生回路により映像信号に変換しＴＶモニタにより再生
させるというものである。この説明からも明らかなよう
に、この方法ではカメラ内に磁気シートの駆動装置（モ
ータ７０９）を設けねばならない。しかしながら通常カ
メラの使用状況は振動・温度条件等環境条件が厳しい場
合が多く、磁気シートを安定に回転させるのは技術的に
問題が多かった。

そこで、このような駆動装置を用いずに電子カメラを構
成したものがある。例えば、特開昭５７−２８４８０号
公報に見られるような磁気バブルメモリを内蔵したもの
や、特開昭５７−１２３７６８号公報にみられるような
磁気バブルメモリをフィルムの如く着脱できるようにし
たものである。

つまりこれらは回転モータなどの可動部品を全く用いて
いないために、信頼性の面でより優れた方法であると思
える。特に後者（特開昭５７−１２３７６８号公報）の
ものは、着脱可能である点でも優れていると思えるが、
磁気バブルメモリの構成上、記録した円筒状磁区（バブ
ル磁区）を転送するため多数のコイルを必要とし、現在
の技術下においても磁気バブルメモリ用パッケージで５
ｍｍもの厚さを有する。前者（特開昭５７−２８４８０
号公報）の如く、カメラ本体に内蔵したものについては
、それほど気にならないが、この磁気バブルメモリを着
脱し、フィルムの如く使用するには、全く使い勝手がよ
くない。つまり、信頼性に優れ、使い勝手のよい電子カ
メラを実現させることが、この分野の技術的課題である
と言える。

（発明が解決しようとする問題点） 上記の如く、電子カメラに問題となる駆動装置を用いず
、しかも使い勝手のよい電子カメラを実現させることが
この分野の技術的課題であった。

この発明はこのような技術的課題を解決した新規な電子
カメラを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この発明は、半導体メモリの記憶データ保存用の電池を
内蔵するメモリカードを用い、ＣＣＤ等の固体撮像素子
により光電変換されたデジタル信号をメモリカードに記
憶する電子カメラであり、このメモリカードをカメラに
挿入することによりメモリカード内の電池をカメラに供
給し固体撮像素子等を駆動するものである。

（作用） 画像情報を記録する手段をデータ保存用の電池を有する
メモリカードとし、このメモリカードが電子カメラに挿
入されると始めてカメラ内に電源が供給される為、メモ
リカード、カメラ双方に電池を有する必要がなく、また
カメラ内に特別、の電池ケー、スを必要とせず、また電
池交換もメモリカードで行う為に使い勝手が大幅に向上
し、更にメモリカード内電池を充電可能な電池とすれば
メモリカードを充電すれば良くカメラの小型化が図れる
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述る。まず
、第２図は電子カメラの後方よりの斜視図である。図か
ら明らかに分り得る通常のカメラの機能を有する箇所に
ついては説明を略する。

電子カメラ（以下、単にカメラと称す。）本体には、撮
像枚数表示２０４、レリーズ（シャッタ）１１１及び撮
像を失敗した時に用いるメタン１１２が配置されている
。又、本体には本願特有のメそリカード１１０が右方よ
り挿入できるように挿入口２０５が設けられている。こ
のメモリカード１１０表面には、挿入矢印２０３及び色
表示２０２が設けられており、挿入矢印２０３はメモリ
カード１１０の挿入方向を、色表示２０２は、カメラに
このメモリカード１１０が挿入されていることを確認す
るために設けられており、カメラ本体にも確認窓２０１
が設けられている。

次にカメラの基本構成を第１図に示す。この図はカメラ
を側面から見た図であるが、説明上、メモリカード１１
０及び部品等の配置位置を若干変えている。撮像に際し
、焦点調節、シャッタ速度、絞り１０１を調節後、レリ
ーズ１１１を押すことによりシャッタ１０２が開き、Ｃ
０Ｄ１０３等の固体撮像素子にレンズ１００を介して光
が入射される。この時絞り１０１、シャッタ１０２の開
閉はシャッタ制御回路１０５により制御される。又同時
にシャッタ制御回路１０５は駆動回路１０Ｂを立ち上げ
、所定時間露光後、シャッタ１０２を閉じ、駆動回路１
０８により、ＣＣＤ１０３で光電変換された信号を読み
出す。この信号はＡ／Ｄ変換器１０４により入力光に応
じたディジタル値に変換され、このディジタル信号をデ
ィジタル信号処理回路により信号処理されメモリカード
１１０に記憶できるデータとする。上記人／Ｄ変換器１
０４及びディジタル信号処理回路１０７は各々駆動回路
１０８によるタイミング信号により駆動する。又この駆
動回路１０８は、メモリカード１１０へ書き込まれるデ
ータのアドレスを指定する〇 一方、レリーズ１１１を押すことにより同時にシャッタ
制御回路１０５より、絞り値とシャッタ速度値を読み出
し、データ記録回路の日付、時刻等のデータと共に、メ
モリカード１１０にディジタル値で書き込む。上記した
駆動回路１０８等はメモリカード内の電池から電源回路
１０９を介して電源供給を受ける。

次に、本願の特徴の１つであるメモリカードについて第
３図の基本構成図を用いて述べる。メモリカードは簡単
に述べると外部端子、記憶素子、内部電池とからなって
いる。外部端子はカメラからの画像デジタル情報を入力
する端子３０１とカメラ内に配置されている電源回路１
０９にｆｉｔｓを供給するために設けられた端子３０２
等からなる。

端子３０１から人力されてくる情報は、半導体メモリ例
えばＲＡＭチップ３０４にメモリされる。

又このＲＡＭチップ３０４のデータは内部電池３０３に
より保存される。

第４図を用いてＣＣＤ等の固体撮像素子を１つのみ用い
た謂ゆる単板カラー撮像について撮像する方法を説明す
る。白黒撮像や几、Ｇ、Ｂ等色信号毎に固体撮像素子を
複数個用いたものはより簡単であるので説明を省略する
。

固体撮像素子は例えば第４図に示す如（ＣＣＤが使用で
き素子表面にはＲ，Ｇ％Ｂ等色分離のための光学フィル
タが付けられる。シャッター開閉後各ｍｓの信号は垂直
転送レジスタψＨ１水平転送レジスタψＶを駆動するこ
とにより出力増幅器４０１より順次読み出される。出力
信号は第５図に示すサンプルホールド回路５０１により
サンプル、ホールトされ、上記のＡ／Ｄ変換器１０４で
デジタル値に変換される。必要ならばＡ／Ｄ変換前に所
望のレベ迄増幅器５０２で増幅する。Ａ／Ｄ変換は８〜
１２ビット精度が望ましい。デジタル信号に変換後Ｒ，
Ｇ、Ｂ信号それぞれＲＯＭ２Ｏ３等によるｒ補正、色温
度の差異による色信号の補正（ホワイトバランス）を行
った後、メモリカード１１０に書き込むりメモリにはＣ
ＣＤ出力の順に、すなわち第１番目の画素データはメモ
リの１番地に、第２番目の画素データはメモリの２番地
に書き込む０固体撮像素゛子の駆動クロ、り、サンプル
ホールド用サンプルパルス、Ａ／Ｄ変換用クロ、り、メ
モリ書き込みクロックは同期していれば良く、動画用の
規定周波数のクロックを用いる必要は無い。これらは全
て駆動回路１０８により与えられる。

撮像が完了した後、メモリカードをカメラから取り出す
。この時ＲＡＭのデータはカード内部電池により保存さ
れる。このメモリカード内のデータを再生する方法を以
下に示す。

第６図はメモリカード再生機の基本構成図である。

この再生機６０１にメモリカード１１０が装填され、こ
のカード内のデータは再生機６０１の図示しない電源か
ら電圧供給をうけ、データは保持される。同時にメモリ
カード１１０の内部電池は電圧供給を中止する。駆動回
路６０３からの読み出し信号により、メモリカードから
ディジタルデータを読み出し、Ｄ／Ａ変換器６０２によ
りアナログ信号に変換する。これにより映像信号が取り
出せる。一方、駆動回路６０３からは同期信号が取り出
せ、これらの信号により撮像した画像のモニターが行わ
れる。又、必要に応じて永久保存用の写真を写真焼付は
器６０４よりアウトプットすることも可能である。

メモリカードのデータをハードディスク、光ディスク等
の大容量メモリに転送後メモリカードは再使用可能であ
る。この時メモリカード内の電池が消耗している場合は
電池交換をする。またメモリカード内電池が充電可能で
あれば充電する。

また再生機によりメモリカードよりのデータを読み出し
モーターに出力する際充電しても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、駆動装置を用いずにカメラを構成でき
、しかもカメラの電池交換も必要とせず使い勝手の優れ
た電子カメラを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るカメラ本体の基本構成
図、第２図はカメラ本体の後方斜視図、第３図は本発明
の一実施例に係るメモリカードの図は再生機に係る基本
構成図、第７図は従来のカメラの基本構成図である。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　松山光之 第１図 第２図 第８図 第４図 第５図　　　ｆＯ’／

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を保存するためのバックアップ電池を内
   蔵してなるメモリカードを記憶媒体とし、撮像される画
   像を光電変換する固体撮像素子と、この固体撮像素子よ
   り出力されるアナログ信号をデジタル化するアナログ−
   デジタル変換素子とを具備し、前記メモリカードが装着
   時前記メモリカード内電池により前記固体撮像素子及び
   アナログ−デジタル変換素子を駆動することを特徴とす
   る電子カメラ。
2. （２）メモリカードの電池は交換可能なことを特徴とす
   る特許請求範囲第１項記載の電子カメラ。
3. （３）メモリカードの電池は充電可能なことを特徴とす
   る特許請求範囲第１項記載の電子カメラ。