JP3959842B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば携帯型のビデオカメラ装置等に設けて好適なビデオカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるDV規格に従って画像情報及び音声情報をデジタル処理することで、高画質化、高音質化及び小型軽量化を図った携帯型のデジタルビデオカメラ装置が知られている。このデジタルビデオカメラ装置には、動画像の記録機能の他に静止画像の記録機能が設けられている。この静止画像の記録の際には、静止画像の記録ボタンが操作されると、このボタン操作のタイミングで撮像された1フレーム分の画像が一旦バッファメモリに記憶される。そして、このバッファメモリに記憶された1フレーム分の画像が繰り返し読み出され、該記録時の音声情報と共に数秒間、ビデオテープ上に記録される。これにより、再生時には、前記数秒分の同一画像が連続して再生されることとなるため、見掛け上は静止画像として再生することができる。
【0003】
一方、静止画像専用の記録装置としては、従来、フラッシュメモリ等の半導体メモリや、フロッピーディスク等のディスク状磁気記録媒体、或いはミニディスク(MD)等の光磁気記録媒体を用いたデジタルスチルカメラ装置が知られている。ミニディスクを用いたデジタルスチルカメラ装置では、例えば2000枚程度の静止画像が記録可能となっており、また、静止画像に記録時の音声情報を付加して記録するようになっている。
【0004】
このようなデジタルスチルカメラ装置は、記録媒体として半導体メモリやディスク状記録媒体を用いているため、アドレス制御によりいわゆるランダムアクセスが可能となっており、2000枚もの静止画像を記録した場合でも、所望の静止画像を瞬時に検索して再生することが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のデジタルビデオカメラ装置は、記録媒体としてビデオテープを用いているため、記録媒体として前記半導体メモリやディスク状記録媒体を用いたときのようなランダムアクセスを行うことができず、静止画像を記録した場合、その検索に時間を要する問題があった。このため、このような問題を嫌うユーザは、旅行に行く際等に、静止画像用としてデジタルスチルカメラ装置を用意し、動画像用としてデジタルビデオカメラ装置を用意する等のように、用途に応じた2つの画像記録装置を携帯する必要があり、荷物になると共に、経済的負担を強いられる問題があった。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、動画像及び静止画像の両方を記録することができ、記録した静止画像のランダムアクセスを可能とすることができるようなビデオカメラ装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
まず、請求項1記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、上述の課題を解決するために、光学レンズにより撮影した撮像情報を光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段からの前記撮像情報を動画像情報の形態で第1の記録媒体に記録する第1の記録手段と、
前記撮像手段からの前記撮像情報を静止画情報又は動画像情報の形態でランダムアクセス可能な第2の記録媒体に記録する第2の記録手段と、
前記第1の記録媒体に記録された前記動画像情報を再生する第1の再生手段と、
前記第2の記録媒体に記録された前記静止画情報又は前記動画像情報を再生する第2の再生手段と、
「動画像記録モード」と、「静止画像記録モード」と、「ダブル記録モード」と、「静止画像ダビングモード」とを有し、前記第1,第2の記録手段を選択的に切り換える選択スイッチとを備え、
前記「動画像記録モード」を選択した時には、前記第1の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第1の記録媒体に記録し、
前記「静止画像記録モード」を選択した時には、前記第2の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記静止画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録し、
前記「ダブル記録モード」を選択した時には、前記第1の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第1の記録媒体に記録し、且つ、前記第2の記録手段を動作させて撮影開始時から所定時間分の前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録すると共に、撮影継続中は、所定時間間隔で所定時間分の前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録し、
前記「静止画像ダビングモード」を選択した時には、前記第1の記録媒体に記録した前記動画像情報を前記第1の再生手段を介して再生し、且つ、再生した前記動画像情中から所望な画像を指定して前記第2の記録手段を介して前記所望の画像を前記静止画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録することを特徴とするものである。
【0008】
次に、請求項2記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、上述の課題を解決するために、請求項1記載の本発明に係るビデオカメラ装置において、
前記第2の記録手段は、前記「ダブル記録モード」を選択して前記第2の記録媒体に前記動画像情報を記録する際、又は、前記「静止画像ダビングモード」を選択して前記第2の記録媒体に前記静止画像情報を記録する際、前記第2の記録媒体に記録される前記動画像情報又は前記静止画像情報に対応して前記第1の記録媒体に記録される前記動画像情報の該第1の記録媒体上の記録位置を示す位置情報を付加して記録することを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るビデオカメラ装置の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】
〔第1の実施の形態〕
(第1の実施の形態の構成)
まず、本発明に係るビデオカメラ装置は、図1に示すような携帯型のデジタルビデオカメラ装置に適用することができる。この本発明の第1の実施の形態となるデジタルビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体1と、このビデオカメラ本体1に電気的及び機械的に接続可能とされた光ディスク記録再生装置2とで構成されている。
【0025】
(ビデオカメラ本体1の構成)
ビデオカメラ本体1は、その外観が略長方形の箱形形状を有しており、これを縦長となるように立てて置いた状態において、狭面積の2つの側面部のうち、一方の側面部に電子ビューファインダ3(光学ファインダでもよい。)及び各操作キーが設けられた本体操作パネル4がそれぞれ設けられている。また、前記狭面積の2つの側面部のうち、他方の側面部には、被写体の撮像を行うための光学レンズ5が設けられており、この光学レンズ5を介して取り込んだ撮像光をCCDイメージセンサで受光して電気信号である撮像信号を形成するようになっている。
【0026】
また、ビデオカメラ本体1には、縦長となるように立てて置いた状態における上面部の光学レンズ5側に、右音声用マイクロホン6Rと左音声用マイクロホン6Lとからなるマイクロホン6が設けられており、このマイクロホン6により撮像時の外部の音声を集音するようになっている。
【0027】
本体操作パネル4には、略円形状の選択スイッチ8が設けられており、この選択スイッチ8を回動操作することで、当該ビデオカメラ本体1を電源オフ状態(切)、或いは撮影した映像を再生する再生状態(再生)とすると共に、後に説明する「動画像記録モード(ムービ)」、「静止画像記録モード(スチル)」、「ダブル記録モード(ダブル)」及び「ダビングモード(ダビング)」の各モードの中から所望のモードを選択するようになっている。
【0028】
また、この選択スイッチ8には、その同軸上に撮影指示スイッチ9が設けられている。選択スイッチ8により前記動画像記録モード、静止画像記録モード或いはダブル記録モードのいずれかのモードを選択し、この撮影指示スイッチ9を1回オン操作すると撮影を開始され、再度撮影指示スイッチ9をオン操作すると撮影が一時停止されるようになっている。そして、再々度撮影指示スイッチ9をオン操作すると一時停止されていた撮影が再開されるようになっている。
【0029】
また、本体操作パネル4には、ズーム操作部10が設けられている。このズーム操作部10は、ビデオカメラ本体1のズームレンズをテレ方向(T:望遠方向)に操作し、また、ワイド方向(W:広角方向)に操作するものであり、これを操作することで被写体を拡大して撮影し、また、縮小(広角)で撮影することができるようになっている。
【0030】
また、本体操作パネル4には、ビデオカメラ本体1と光ディスク記録再生装置2とを接続ケーブルで接続するための接続端子15と、ビデオカメラ本体1にテープカセットを脱着する際に開閉カバー17を開閉操作するためのドアロックボタン16とが設けられている。
【0031】
テープカセットの装填時には、ドアロックボタン16を開操作して開閉カバー17を開成させテープカセットを装填すると、ローディング機構によりテープカセットがその内部のカセットホルダに自動的に引き込まれ収納されるようになっている。また、テープカセットの取り出し時には、ドアロックボタン16を開操作して開閉カバー17を開成させると、前記カセットホルダに収納されていたテープカセットがローディング機構により該カセットホルダから押し出されるようになっている。
【0032】
なお、このテープカセットとしては、例えばDV規格に対応するDVミニカセットを適用することができる。このDVミニカセットを適用した場合、SDモード(スタンダードプレイモード)で60分程度、LPモード(ロングプレイモード)で90分程度の動画の記録が可能となる。DV規格では、高速検索を実現するためにインデックスID等のサブコードが規格化されており、このインデックスIDを動画像と共に記録することで、ディスク状記録媒体には劣るがそこそこの高速検索が可能となっている。
【0033】
また、ビデオカメラ本体1には、縦長となるように立てて置いた状態における広面積の2つの側面部のうち、電子ビューファインダ3を覗いた状態で左側に当たる左側面部の上側に液晶表示部7が設けられている。この図1には、液晶表示部7が折り畳まれた状態を示しており、使用時には回動軸7aを軸として、当該液晶表示部7を外方向へ開くようにして回動させることで、内側の表示部が現れるようになっている。この液晶表示部7及び電子ビューファインダ3には、前記CCDイメージセンサからの撮像信号が供給されるようになっており、これにより、現在撮像中の被写体を確認することができるようになっている。
【0034】
また、ビデオカメラ本体1の前記左側面部の下側は、光ディスク記録再生装置2を当該ビデオカメラ本体1に接続するための接続面となっている。この接続面には、光ディスク記録再生装置2との電気的接続を図るための接続端子18と、光ディスク記録再生装置2との機械的接続を図るための接続孔19とが設けられており、この接続端子18及び接続孔19により両者を一体的に接続するようになっている。
【0035】
(光ディスク記録再生装置2の構成)
次に、光ディスク記録再生装置2は、例えば直径64mmの光磁気ディスク20(いわゆるミニディスク:MD)に対して磁界変調方式を用いて動画像情報、静止画像情報及び音声情報を記録再生するようになっている。
【0036】
この光磁気ディスク20は、ディスク自体をディスクケース21に収納して構成されており、このディスクケース21の形態で取り扱われるようになっている。光磁気ディスク20の記憶容量は、例えば140MB(MD DATA)、650MB(MD DATA2)等となっており、具体的には、140MBの記憶容量であった場合は約2000枚程度の静止画像が、650MBの記憶容量であった場合、いわゆるJPEG方式(或いはMPEG方式)による圧縮符号化処理により20分程度の動画の記録が可能となっている。
【0037】
光ディスク記録再生装置2は、この光磁気ディスク20を開閉蓋を開成して収納し、或いは側面部に設けられた挿入孔を介して収納するようになっている。そして、この収納後に、通常閉状態にある該ディスクケース21に設けられたシャッタ22をスライドさせて開状態とし、内部のディスクを部分的に露出させレーザビームを照射すると共に、記録する情報に応じた磁界を印加することで、静止画像情報等を記録するようになっている。なお、再生時には、いわゆるカー効果を利用して、記録トラックに照射したレーザビームの反射光に基づいて記録情報の再生を行うようになっている。
【0038】
このような光ディスク記録再生装置2は、ビデオカメラ本体1との接続を図った際に、該ビデオカメラ本体1の接続端子18に相対向する部分に接続端子23が設けられている。そして、両者の接続を図る際には、光ディスク記録再生装置2の接続端子23と、ビデオカメラ本体1の接続端子18を接続することで両者の電気的な接続を図ると共に、この状態でクランプネジ25によりビデオカメラ本体1に設けられた接続孔19を介して両者をネジ止めすることにより、両者を一体化することができるようになっている。
【0039】
また、光ディスク記録再生装置2の操作パネル26は、図2に示すように両者を接続した際に、ビデオカメラ本体1の本体操作パネル4と同じ面側に位置するように設けられており、ビデオカメラ本体1及び光ディスク記録再生装置2の各操作を同一面上で容易に行うことができるようになっている。
【0040】
光ディスク記録再生装置2の操作パネル26には、当該光ディスク記録再生装置2の再生、再生停止、再生一時停止、早送り、早戻し等の操作を行うための操作スイッチ28と、当該光ディスク記録再生装置2の現在の動作モードや再生している光磁気ディスク20のタイトル等を表示するための液晶表示部24と、再生している音声情報のレベルを調整するための音声レベル調整スイッチ29と、イヤホンや接続ケーブルを接続するための接続端子30とが設けられている。
【0041】
(第1の実施の形態の動作)
次に、このような構成を有する当該第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の動作説明をする。このデジタルビデオカメラ装置は、前述のように「動画像記録モード(ムービ)」、「静止画像記録モード(スチル)」、「ダブル記録モード(ダブル)」及び「静止画像ダビングモード(ダビング)」の計4通りの記録モード有しており、以下に説明するようにそれぞれ特徴的な記録動作を行うようになっている。ユーザは、選択スイッチ8を回動操作することで、この各記録モードの中から所望の記録モードを選択する。
【0042】
(動画像記録モード時の動作)
まず、ビデオカメラ本体1側で通常の撮像を行う場合、ユーザは、ビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を「ムービ」の位置に回動操作してこの動画像記録モードを選択する。ビデオカメラ本体1の内部構造は、図3のブロック図に示すようになっており、システムコントローラ35は、この動画像記録モードが選択されると、記録再生系37を記録一時停止状態に制御すると共に、前記光学レンズ5やCCDイメージセンサを有する撮像部36により撮像された撮像情報をビデオ/オーディオ信号処理部40に供給する。ビデオ/オーディオ信号処理部40は、この撮像情報に例えば画素間引き処理やライン間引き処理等の小画面用の情報処理を施し、これを切り換えスイッチ32に供給する。切り換えスイッチ32は、電子ビューファインダ3が使用状態となっている場合は、前記小画面用の情報処理を施した撮像情報を電子ビューファインダ3側に供給し、液晶表示部7が使用状態となっている場合は、前記小画面用の情報処理を施した撮像情報を液晶表示部7側に供給する。これにより、現在撮像中の被写体が電子ビューファインダ3或いは液晶表示部7に表示されることとなる。
【0043】
次にユーザは、被写体の倍率が所望の倍率となるように図1に示すズーム操作部10を操作する。システムコントローラ35は、このズーム操作部10の操作に応じて撮像部36の撮像倍率を可変制御する。
【0044】
ここで、ビデオ/オーディオ信号処理部40は、撮像部36からの撮像情報に基づいて前記小画面用の撮像情報を形成する他、該撮像部36からの撮像情報に対して例えばブロック化処理、シャフリング処理、直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化処理等の高能率圧縮符号化処理を施すことで、記録用の撮像情報を形成している。
【0045】
また、このビデオ/オーディオ信号処理部40には、マイクロホン6により集音された撮像時における外部の音声情報が増幅器38(アンプ)を介して供給されている。当該ビデオカメラ装置では、音声情報の記録モードとして例えば「48kモード」、「44.1kモード」、「32kモード」、及び「32k−4チャンネルモード」が設けられている。ビデオ/オーディオ信号処理部40は、この各モードの中から予めユーザにより選択された音声情報の記録モードに対応する処理を前記音声情報に施す。
【0046】
具体的には、「48kモード」、「44.1kモード」、「32kモード」が選択されている場合、ビデオ/オーディオ信号処理部40は、それぞれ48kHz、44.1kHz、32kHzのサンプリング周波数のサンプリングクロックを用いて音声情報をサンプリング処理すると共に16ビットの直線量子化処理を施して第1チャンネル、第2チャンネルの計2チャンネル分の音声情報を形成する。また、「32k−4チャンネルモード」が選択されている場合、ビデオ/オーディオ信号処理部40は、32kHzのサンプリング周波数のサンプリングクロックを用いて音声情報をサンプリング処理すると共に所定の非直線量子化処理により第1チャンネル〜第4チャンネルの計4チャンネル分の各12ビットの音声情報を形成する。
【0047】
ユーザは、電子ビューファインダ3等に表示される被写体像が所望の倍率となったタイミングで撮影指示スイッチ9をオン操作する。システムコントローラ35は、撮影指示スイッチ9がオン操作されると、ビデオ/オーディオ信号処理部40から前記記録用の撮像情報及び音声情報を取り込み、これを記録再生アンプ39を介して記録再生系37の回転ヘッド41に供給する。
【0048】
記録再生系37は、当該デジタルビデオカメラ装置が525/60システム対応の場合(NTSC方式対応の場合)、1フレーム分の撮像情報を10トラックに分割し、これらを回転ヘッド41によりビデオテープ42に斜め記録する。また、「48kモード」、「44.1kモード」、「32kモード」における各チャンネルの音声情報は、第1チャンネルの音声情報を前記10トラックのうち、前半5トラックに分割して記録し、第2チャンネルの音声情報を前記10トラックのうち、後半5トラックに分割して記録する。また、「32k−4チャンネルモード」における各チャンネルの音声情報は、第1チャンネル及び第2チャンネルの音声情報を前記10トラックのうち、前半5トラックに分割して記録し、第3チャンネル及び第4チャンネルの音声情報を前記10トラックのうち、後半5トラックに分割して記録する。
【0049】
また、記録再生系37は、当該デジタルビデオカメラ装置が625/50システム対応の場合(PAL方式やSECAM方式対応の場合)、1フレーム分の撮像情報を12トラックに分割し、これらを回転ヘッド41によりビデオテープ42に斜め記録する。また、「48kモード」、「44.1kモード」、「32kモード」における各チャンネルの音声情報は、第1チャンネルの音声情報を前記12トラックのうち、前半6トラックに分割して記録し、第2チャンネルの音声情報を前記12トラックのうち、後半6トラックに分割して記録する。また、「32k−4チャンネルモード」における各チャンネルの音声情報は、第1チャンネル及び第2チャンネルの音声情報を前記12トラックのうち、前半6トラックに分割して記録し、第3チャンネル及び第4チャンネルの音声情報を前記12トラックのうち、後半6トラックに分割して記録する。
【0050】
これにより、所望の被写体の撮像情報及び撮像時における周囲の音声情報をビデオテープ42に記録することができる。
【0051】
なお、記録再生系37は、ビデオテープ42に対して各情報の記録を行うものであることとしたが、これは、ビデオカメラ本体1の記録媒体としてビデオテープ42が設けられている場合の例である。従って、ビデオカメラ本体1の記録媒体として例えば光磁気ディスク(例えばMDやDVD)等のリライタブルな光ディスクが設けられている場合には、この記録再生系37は、光学ヘッドと磁気ヘッド等とからなる光磁気ヘッドに置き換わり、また、ビデオカメラ本体1の記録媒体として例えばフロッピーディスク(FD)等の磁気ディスクが設けられている場合には、この記録再生系37は、磁気ヘッドに置き換わるものと理解されたい。
【0052】
(静止画像記録モード時の動作)
次に、当該デジタルビデオカメラ装置で静止画像の撮像を行う場合、ユーザは、ビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を「スチル」の位置に回動操作してこの静止画像記録モードを選択する。図4は、図3に示した当該デジタルビデオカメラ装置の内部構成のうち、記録系を詳しく示したブロック図である。この図4において、システムコントローラ35は、静止画像記録モードが選択されると、記録再生系37を記録一時停止状態に制御する。これにより、上述のように電子ビューファインダ3或いは液晶表示部7に現在撮像中の被写体像が表示されることとなる。
【0053】
また、システムコントローラ35は、これと共に、ビデオカメラ本体1側に設けられた電源部43からの電源を、接続端子18、23を介して光ディスク記録再生装置2側に供給し、該光ディスク記録再生装置2を動作可能状態に制御する。
【0054】
当該実施の形態のデジタルビデオカメラ装置では、光ディスク記録再生装置2の駆動電源を、ビデオカメラ本体1側に設けられた電源部43から取得するようになっている。このため、光ディスク記録再生装置2を駆動するには、ビデオカメラ本体1との接続が必要となるが、電源部を不要とすることができる分、小型軽量化を図ることが可能となる。なお、光ディスク記録再生装置2側に、別個、電源部を設けて該光ディスク記録再生装置2を駆動するようにしてもよい。この場合、光ディスク記録再生装置2を、ビデオカメラ本体1とは独立して駆動可能とすることができることは勿論である。
【0055】
次に、ユーザは、前記静止画像記録モードの選択後に、所望のタイミングで前記撮影指示スイッチ9をオン操作する。システムコントローラ35は、この静止画像記録モード時に撮影指示スイッチ9がオン操作されると、該撮影指示スイッチ9がオン操作される直前に撮像していた撮像画像、及び所定時間分の音声を一旦記憶し、これらを読み出して光ディスク記録再生装置2側に供給する。
【0056】
具体的には、図4に示す撮像部36は、CCDイメージセンサ70により光学レンズ5を介して照射される光学被写体像を取り込み、この光学被写体像に応じた電気的な撮像信号を形成する。そして、CCDドライバ71による読み出し制御のタイミングでこの撮像信号をA/D変換器72に供給し、デジタル化することで撮像データとし、これをビデオ/オーディオ信号処理部40内の映像処理部73に供給する。
【0057】
上述の「動画像記録モード」の場合には、この映像処理部73は、撮像データに上述の圧縮符号化処理を施すと共に誤り訂正符号を付加し、これをデータ変調器75及び記録アンプ39aを介して記録再生系37に供給するのであるが、この「静止画像記録モード」の場合には、圧縮符号化処理等を施した撮像データをバッファメモリ74に供給する。バッファメモリ74は、例えばフィールドメモリで構成されており、映像処理部73から供給される1フィールド分の撮像データを一旦記憶する。これにより、バッファメモリ74には、ユーザが、撮影指示スイッチ9をオン操作したタイミングで撮像された1フィールド分の撮像データである静止画像データが記憶されることとなる。
【0058】
一方、マイクロホン6により集音された音声は、ビデオ/オーディオ信号処理部40内のA/D変換器76によりデジタル化され音声データとして音声処理部77に供給される。上述の「動画像記録モード」の場合には、この音声処理部77は、この音声データに上述の圧縮符号化処理を施すと共に誤り訂正符号を付加し、これをデータ変調器75及び記録アンプ39aを介して記録再生系37に供給するのであるが、この「静止画像記録モード」の場合には、圧縮符号化処理等を施した音声データをバッファメモリ78に供給する。バッファメモリ78は、例えば10秒分程度の音声データを一旦記憶する。これにより、バッファメモリ78には、ユーザが、撮影指示スイッチ9をオン操作したタイミングで集音された10秒分程度の音声データが記憶されることとなる。
【0059】
次に、このようにして各バッファメモリ74、78に静止画像データ及び音声データが記憶されると、システムコントローラ35は、該各バッファメモリ74、78から静止画像データ及び音声データを読み出し、これを接続端子18、23を介して光ディスク記録再生装置2側のデータ変調器81に供給すると共に、光ディスク記録再生装置2側のシステムコントローラ80に、該各データの記録を指定する記録コマンドを供給する。
【0060】
光ディスク記録再生装置2は、前記各データが供給されると、データ変調器81により該データに対して所定のデータ変調処理を施すと共に、これらを記録アンプ82を介して記録再生系83に供給する。システムコントローラ80は、ビデオカメラ本体1のシステムコントローラ35から供給された記録コマンドに対応して記録アンプ82から供給された各データを記録するように記録再生系83を制御する。
【0061】
記録再生系83は、主に、光磁気ディスク20を例えば角速度一定(或いは線速度一定)で回転駆動するスピンドルモータ84と、この回転駆動される光磁気ディスク20にレーザビームを照射する光学ヘッド85と、光磁気ディスク20上のレーザビームの照射箇所に、前記各データに応じた磁界を印加する磁気ヘッド86とで構成されている。そして、この記録時には、光学ヘッド85から光磁気ディスク20に対して記録用強度のレーザビームを照射して、該照射箇所の温度をいわゆるキュリー温度まで上昇させる。磁気ヘッド86は、このキュリー温度まで熱っせられたレーザビームの照射箇所に前記各データに応じた磁界を印加する(磁界変調方式)。これにより、光磁気ディスク20上の前記レーザビームの照射箇所が、印加された磁界に応じて磁化され、前記静止画像データ及びこの静止画像の撮影時における10秒分の音声データが記録されることとなる。また、記録再生系83は、この各データの記録と共に、該各データを記録したアドレスを示すアドレス情報を、ディスク最内周に位置するユーザTOC領域に記録する。そして、再生時には、このユーザTOC領域に記録されたアドレス情報に基づいて、指定された静止画像(及び音声)の再生を行う。
【0062】
このように、当該実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、「静止画像記録モード」が選択されると、撮像された静止画像及び対応する音声を、ビデオカメラ本体1に接続された光ディスク記録再生装置2側で記録する。これにより、ビデオカメラ本体1は動画記録用として用い、光ディスク記録再生装置2は静止画像用として用いることができ、当該デジタルビデオカメラ装置1台で動画像及び静止画像の両方を記録可能とすることができる。このため、例えばユーザが旅行に行く際に、静止画像用としてデジタルスチルカメラ装置を用意し、動画像用としてデジタルビデオカメラ装置を用意する等のように、用途に応じた2つの画像記録装置を携帯する不都合を防止することができ、経済的負担を軽減することができると共に、旅行に携帯する荷物を減らすことができる。
【0063】
また、静止画像は、光ディスク記録再生装置2により光磁気ディスク20に記録するようにしているため、数10枚〜2000枚にも及ぶ多くの静止画像を記録した場合でも、前記このユーザTOC領域に記録されたアドレス情報に基づいて、指定された静止画像(及び音声)を瞬時に検索して再生可能とすることができる。
【0064】
近年は、パーソナルコンピュータ装置が普及しており、このパーソナルコンピュータ装置上で静止画像を取り扱うことも多いのであるが、当該デジタルビデオカメラ装置を用いることにより、光ディスク記録再生装置2で記録された所望の静止画像をパーソナルコンピュータ装置上で簡単に取り扱い可能とすることができる。
【0065】
(ダブル記録モード時の動作)
次に、ビデオカメラ本体1におけるビデオテープ42への動画記録は長手記録となるため、所望の画像を検索するのに時間を要する。このため、当該デジタルビデオカメラ装置には、記録操作から所定時間分の動画像等を光ディスク記録再生装置2側で記録しておくことで、光ディスク記録再生装置2側で記録された動画像を、ビデオカメラ本体1側でビデオテープ42に記録された動画像の、言わばインデックス代わりとする「ダブル記録モード」と呼ぶ記録モードが設けられている。
【0066】
(記録動作)
この「ダブル記録モード」での撮像を行う場合、ユーザは、ビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を「ダブル」の位置に回動操作してこのダブル記録モードを選択する。そして、所望のタイミングで前記撮影指示スイッチ9をオン操作する。このダブル記録モードが選択されると、図4に示すビデオカメラ本体1側のシステムコントローラ35は、撮影指示スイッチ9がオン操作されたタイミングで記録を開始するように記録再生系37を制御する。また、撮影指示スイッチ9が再度オン操作された場合は、記録を一時停止するように記録再生系37を制御する。これにより、上述の「動画像記録モード」時と同様に、撮影指示スイッチ9の操作に応じて被写体像の記録が行われることとなる。
【0067】
ここで、システムコントローラ35は、撮影指示スイッチ9がオン操作されると、ビデオカメラ本体1側に設けられているタイマ88をリセットしここから撮影時間のカウントを開始する。そして、例えば撮影開始から30秒分の撮像データ及び音声データを光ディスク記録再生装置2側にも供給するように映像処理部73及び音声処理部77を制御する。
【0068】
なお、撮影開始から30秒以内に、再度撮影指示スイッチ9がオン操作された場合、この再度撮影指示スイッチ9がオン操作されるまでの間の前記各データを光ディスク記録再生装置2側にも供給するように映像処理部73及び音声処理部77を制御すると共に、再度撮影指示スイッチ9がオン操作され記録再生系37を一時停止制御した時点で前記タイマ88をリセットする。そして、再々度撮影指示スイッチ9がオン操作されたタイミングで前述の撮影時間のカウントを再開する。
【0069】
また、撮影時間が、撮影開始から例えば5分以上となった場合(撮影指示スイッチ9が最初にオン操作されてから次に撮影指示スイッチ9がオン操作されるまでに5分以上経過した場合)は、この5分経過から30秒分の各データを光ディスク記録再生装置2側にも供給するように映像処理部73及び音声処理部77を制御する。
【0070】
すなわち、光ディスク記録再生装置2側には、記録開始から30秒分の各データが供給され、以後5分の記録時間が経過する毎に30秒分の各データが供給されることとなる。そして、システムコントローラ35は、このように各データを光ディスク記録再生装置2側に供給すると共に、この各データのビデオテープ42上の記録位置を示すインデックスIDを光ディスク記録再生装置2側に供給する。
【0071】
具体的には、理解容易とするために例えば図5に示すように5分単位のデータ1〜データN(DATA 1〜DETA N:各データは前記撮像データ及び音声データを示す。)がビデオカメラ本体1側のビデオテープ42に記録されたとすると、光ディスク記録再生装置2側には、各データ1〜Nの先頭から30秒分のデータが供給されることとなる。光ディスク記録再生装置2は、この各データ1〜Nの先頭から30秒分の各データを、図5に示すように光磁気ディスク20の内周側から外周側にかけて順に記録する。そして、この各データの記録アドレスを図5中斜線で示すディスク最内周のユーザTOC領域に記録すると共に、各データの前記ビデオテープ42上の記録位置を示すインデックスIDをリードイン領域に記録する。これにより、ビデオカメラ本体1で記録された一纏まり毎の各データの先頭部分のみを光ディスク記録再生装置2側で言わばインデックス(以下、インデックスデータと呼ぶ。)として記録することができる。
【0072】
なお、ビデオテープ42に対する各データの記録をLPモードで行った場合、90分の記録が可能であるため、光磁気ディスク20の容量としては、(90分÷5分)×30秒=9分の容量があればよい。
【0073】
(検索動作)
次に、このように光磁気ディスク20にインデックスデータが記録されると、ビデオカメラ本体1側でビデオテープ42に記録された所望の画像の検索が可能となる。
【0074】
すなわち、この所望の画像の検索を行う場合、ユーザは、図1に示す光ディスク記録再生装置2の操作パネル26に設けられている再生キーをオン操作する。図3に示す光ディスク記録再生装置2側のシステムコントローラ80は、再生キーがオン操作されると、光磁気ディスク20に記録されているインデックスデータを順に再生制御し、これらを接続端子23、18を介してビデオカメラ本体1側に供給する。ビデオカメラ本体1側のビデオ/オーディオ信号処理部40は、光ディスク記録再生装置2により再生されたインデックスデータが供給されると、これに記録時の圧縮符号化処理に対応する伸張復号化処理を施し、電子ビューファインダ3、液晶表示部7、或いはビデオ出力端子89にモニタ装置が接続されている場合はこのモニタ装置に該伸張復号化処理を施したインデックスデータを供給する。これにより、電子ビューファインダ3、液晶表示部7、或いは前記モニタ装置に、30秒ずつのインデックス動画像が表示されることとなる。
【0075】
なお、光ディスク記録再生装置2は、操作パネル26に設けられているスキップキーがオン操作されると、このオン操作毎に光磁気ディスク20に記録されているインデックスデータを順次スキップしながら再生する。各インデックスデータは、光磁気ディスク20に記録されているため、このようなランダムアクセスも高速で行うことができる。ユーザは、このように再生されるインデックス動画像を見ながら所望の動画像を検索することとなる。
【0076】
次に、ユーザは、このように連続的に再生されるインデックス動画像により所望の動画像を検索した後に、図1に示すビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を「再生」の位置に回動操作してビデオテープ42に記録された撮影画像の再生を指定する再生モードを選択する。
【0077】
図3に示すシステムコントローラ35は、この再生モードが選択されると、現在、光磁気ディスク20から再生されているインデックス画像を先頭から新たに再生するように光ディスク記録再生装置2を制御すると共に、この再生されたインデックス画像を前記液晶表示部7等に表示制御する。これにより、ユーザに対しては、所望の撮影画像が即座に再生されたものとして見せることができる。
【0078】
次に、前述のようにインデックス画像は、それぞれ30秒分が光磁気ディスク20に記録されている。このため、システムコントローラ35は、この光磁気ディスク20から30秒分のインデックス画像が再生されている間を利用して、ビデオテープ42に記録されている撮像画像の検索を行う。
【0079】
具体的には、各インデックス画像は、ビデオテープ42上の記録位置を示すインデックスIDが付加されて光磁気ディスク20に記録されている。そして、各インデックス画像の再生時には、このインデックスIDも再生される。このため、システムコントローラ35は、前記30秒分のインデックス画像が再生されている間に、このインデックスIDを取り込み、ビデオテープ42上に記録されている、現在再生中のインデックス画像に対応する撮像画像を検索する。そして、インデックス画像の再生終了後に、このインデックス画像に続く撮像画像をビデオテープ42から再生して液晶表示部7等に供給するように記録再生系37を再生制御する。
【0080】
すなわち、ユーザにより選択された撮像画像は、最初の30秒間は、光磁気ディスク20から再生され、この間にビデオテープ42上から検索され、該30秒経過後は、ビデオテープ42上から再生されることとなる。これにより、撮像画像をビデオテープ42に記録したにも拘わらず、あたかも光ディスクに記録したような高速検索を可能とすることができる。そして、この動作は、液晶表示部7等に表示された撮像画像を見ているユーザには、気付かれないうちに行われることとなる。
【0081】
(静止画像ダビングモード時の動作)
次に、当該デジタルビデオカメラ装置では、ビデオテープ42に記録された撮像画像のうち、所望の撮像画像を静止画像として光磁気ディスク20に記録可能となっている。
【0082】
このビデオテープ42に記録された撮像画像のうち、所望の撮像画像を静止画像として光磁気ディスク20に記録する場合には、ユーザは、ビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を「ダビング」の位置に回動操作してこの静止画像ダビングモードを選択する。
【0083】
図6は、図3に示した当該デジタルビデオカメラ装置の内部構成のうち、再生系を詳しく示したブロック図なのであるが、この図6において、システムコントローラ35は、静止画像ダビングモードが選択されると、記録再生系37を再生状態に制御する。これにより、ビデオテープ42に記録された撮像画像の撮像データ及び音声データが再生されることとなる。この再生された撮像データ及び音声データは、データ復調器91により復調される。そして、撮像データは、ビデオ/オーディオ信号処理部40内の映像処理部73に、音声データは、ビデオ/オーディオ信号処理部40内の音声処理部77にそれぞれ供給される。
【0084】
映像処理部73は、撮像データに対して、記録時の圧縮符号化処理に対応する伸張復号化処理を施すと共に誤り訂正処理を施し、これをD/A変換器92を介してアナログ化し、電子ビューファインダ3、液晶表示部7或いは前記ビデオ出力端子89にモニタ装置が接続されている場合は、このモニタ装置に供給する。また、音声処理部77は、音声データに対して、記録時の圧縮符号化処理に対応する伸張復号化処理を施すと共に誤り訂正処理を施し、これをD/A変換器93を介してアナログ化し、前記ビデオ出力端子89にモニタ装置が接続されている場合は、このモニタ装置に供給する。これにより、前記液晶表示部7等に、ビデオテープ42から再生された撮像画像が表示されることとなる。
【0085】
次に、ユーザは、この液晶表示部7等に再生される撮像画像を見ながら所望の画像を検索する。そして、所望の画像が表示された際に、撮影指示スイッチ9をオン操作する。この静止画像ダビングモード時に、撮影指示スイッチ9がオン操作されると、システムコントローラ35は、このオン操作のタイミングで、伸張復号化処理前の、データ復調器91からの1フィールド分の撮像データ及びこれに対応する例えば10秒分の音声データを光ディスク記録再生装置2側に供給する。システムコントローラ35は、この光ディスク記録再生装置2側への撮像データ及び音声データの供給を、前記撮影指示スイッチ9がオン操作される毎に行う。
【0086】
光ディスク記録再生装置2は、1フィールド分の撮像データ及びこれに対応する音声データが供給されると、上述のようにデータ変調器81により所定の変調処理を施し、記録アンプ82を介して記録再生系83に供給する。そして、この記録再生系83で、前記1フィールド分の撮像データである静止画像、及び対応する音声を光磁気ディスク20に記録する。これにより、ビデオテープ42に記録された撮像画像の中から選択された所望の静止画像及び対応する音声を、光ディスク記録再生装置2側の光磁気ディスク20に記録することができる。このため、この光磁気ディスク20に記録した静止画像をパーソナルコンピュータ装置内に簡単に取り込み可能とすることができる。
【0087】
なお、上述のようにビデオテープ42に記録された撮像データには、該ビデオテープ42上の記録位置を示すインデックスIDが付加されている。このため、システムコントローラ35は、光磁気ディスク20に前記静止画像を記録する際に、前記インデックスIDを付加して記録する。これにより、以下に説明する再生時には、上述のダブル記録モードにおける検索動作と同様に、インデックスIDに基づいて、ビデオテープ42上に記録された撮影画像が検索可能となる。
【0088】
すなわち、ユーザは、静止画像の再生を指定すると、上述のように光磁気ディスク20に記録された静止画像が順次再生される。この際、システムコントローラ35は、静止画像と共に光磁気ディスク20から再生されるインデックスIDに基づいて、ビデオテープ42上に記録された、前記静止画像に対応する撮影画像を検索する。そして、ユーザからこのビデオテープ42上に記録された撮影画像の再生が指定された際に、前記検索した撮影画像の再生制御を行う。これにより、光磁気ディスク20に記録された静止画像の元となる撮影画像を簡単に再生することができる。
【0089】
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、「静止画像記録モード」において、ビデオカメラ本体1でビデオテープ42に動画像を記録し、光ディスク記録再生装置2で光磁気ディスク20に静止画像を記録することにより、光磁気ディスク20の特徴を生かして該記録した静止画像のランダムアクセスを可能とすることができる。また、光磁気ディスク20に記録した静止画像を、例えばJPEG画像としてパーソナルコンピュータ装置に簡単に取り込み可能とすることができる。
【0090】
また、「ダブル記録モード」においては、ビデオカメラ本体1でビデオテープ42に記録される一纏まりの各動画像の各先頭部分を、光ディスク記録再生装置2で光磁気ディスク20に記録することにより、光磁気ディスク20上にビデオテープ42に記録した動画像のインデックスを形成することができる。また、ビデオテープ42に記録した動画像の検索の際には、この光磁気ディスク20に記録された前記インデックス用の動画像を用い、検索された動画像の再生時には、インデックス用の動画像を再生している間に、ビデオテープ42に記録された該対応する動画像を検索して再生することにより、ビデオテープ42に記録された動画像の擬似的なランダムアクセスを可能とすることができる。
【0091】
さらに、「静止画像ダビングモード」においては、ビデオテープ42に記録された動画像のうち、所望の画像を静止画像として光磁気ディスク20に記録することにより、ビデオテープ42に記録した動画像の中から所望の静止画像を選択して光磁気ディスク20に記録することができる。このため、ビデオテープ42に記録した動画像の一部(前記所望の静止画像)をパーソナルコンピュータ装置で簡単に取り扱い可能とすることができる。
【0092】
なお、上述の第1の実施の形態の説明では、光ディスク記録再生装置2を設け光磁気ディスク20に対する記録及び再生を行うこととしたが、「静止画像記録モード」及び「静止画像ダビングモード」を実行する際には再生機能は不要となる。このため、当該実施の形態のデジタルビデオカメラ装置において、この2つのモードのみ実行可能とする場合は、再生機能は備えず、光磁気ディスク20に対して記録のみを行う光ディスク記録装置を設ければよい。
【0093】
〔第2の実施の形態〕
次に本発明に係るビデオカメラ装置を適用したデジタルビデオカメラ装置の第2の実施の形態の説明をする。上述の第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体1と光ディスク記録再生装置2とを電気的及び機械的に接続することで両者を一体的に保持するものであったが、この第2の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体1と光ディスク記録再生装置2とを電気的にのみ接続することで両者を分離的に保持可能としたものである。なお、この第1の実施の形態と第2の実施の形態とでは、この点のみ異なるため、以下この差異の説明のみ行い、同じ動作を示す箇所には同じ符号を用いる等して重複した説明は省略する。
【0094】
(第2の実施の形態の構成)
すなわち、この第2の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、図7に示すようにビデオカメラ本体1に接続端子15を有し、また、光ディスク記録再生装置2にも同様の接続端子30を有している。ビデオカメラ本体1の接続端子15は、静止画像データや動画像データ及びインデックスID等のデータの入出力を行うためのデータ入出力端子15aと、ビデオカメラ本体1のシステムコントローラ35及び光ディスク記録再生装置2のシステムコントローラ80の間で行われる通信に用いられる制御データの入出力を行うための制御端子15bとが一体的に構成されている。同様に、光ディスク記録再生装置2の接続端子30も、静止画像データや動画像データ及びインデックスID等のデータの入出力を行うためのデータ入出力端子30aと、前記各システムコントローラ35、80の間で行われる通信に用いられる制御データの入出力や、図3に示したビデオカメラ本体1の電源部43からの電源を光ディスク記録再生装置2側に供給するための制御端子30bとが一体的に構成されている。
【0095】
(第2の実施の形態の動作)
ユーザは、この各接続端子15、30によりビデオカメラ本体1及び光ディスク記録再生装置2の電気的な接続を図る場合、その両端部に接続ジャック47、48を有する接続ケーブル46を該各接続端子15、30に接続する。各接続ジャック47、48は、各データ入出力端子15a、30a及び各制御端子15b、30bに接続可能なデータジャック50及び制御ジャック49を有している。
【0096】
図3に示すシステムコントローラ35は、例えば接続端子15に現れる電圧値等により接続ケーブル46の接続の有無を検出しており、接続ケーブル46が接続されたことを判断すると、ビデオカメラ本体1の電源部43からの電源を光ディスク記録再生装置2側に供給すると共に、接続ケーブル46を介して光ディスク記録再生装置2側のシステムコントローラ80の間で通信を行い、上述の第1の実施の形態で説明した記録動作や再生動作を制御する。
【0097】
これにより、上述の第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置と同じ効果を得ることができるうえ、ビデオカメラ本体1と光ディスク記録再生装置2とを分離したかたちで保持することを可能とすることができる。従って、ユーザに対してビデオカメラ本体1及び光ディスク記録再生装置2の一体的な保持(第1の実施の形態)、及び分離的な保持(当該第2の実施の形態)の2つの保持形態を提供することができる。
【0098】
〔第3の実施の形態〕
次に本発明に係るビデオカメラ装置を適用したデジタルビデオカメラ装置の第3の実施の形態の説明をする。なお、この第3の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、以下に説明するように外観こそ違え、基本的な構成は上述各実施の形態のデジタルビデオカメラ装置と同様であるため、この第3の実施の形態の説明において、上述の各実施の形態のデジタルビデオカメラ装置と同じ動作を示す箇所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略することとする。
【0099】
(第3の実施の形態の構成)
この第3の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、その外観が図8に示すようにビデオカメラ本体1が横長の箱形形状となっており、ビデオカメラ本体1の側面部よりも若干小さめの液晶表示部55と、スピーカ部51とを有している。また、光ディスク記録再生装置2は、前記液晶表示部55と略々同じ大きさを有しており、液晶表示部55の反表示面側に該液晶表示部55と機械的には勿論のこと、その内部に設けられた接続端子により電気的にも一体的に設けられている。言い換えれば、この光ディスク記録再生装置2は、液晶表示部55と表裏一体に設けられている。
【0100】
この図8に示す液晶表示部55は折り畳まれた状態を示しており、使用時には回動軸56を軸として、当該液晶表示部55を外方向へ開くようにして回動させることで、図9に示すように内側の表示部が現れるようになっている。この液晶表示部55は、この例においては光ディスク記録再生装置2と略々同じ大きさとなっているため、上述の各実施の形態のビデオカメラ本体1に設けられていた液晶表示部7よりも撮像画像等を大きく表示可能となっている。
【0101】
また、この図9において、液晶表示部55を外方向へ開くようにして回動させることで、ビデオカメラ本体1内側のビデオカセット部67が現れるようになっており、ユーザは、このビデオカセット部67を開成操作して、ビデオカセットをビデオカメラ本体1に対して着脱するようになっている。
【0102】
スピーカ部51は、選択スイッチ8や撮像指示スイッチ9等が設けられている本体操作パネル57の上部側に設けられている。このスピーカ部51の側方には、スピーカ部51をオンオフ操作するためのスピーカオンオフスイッチ53が設けられており、ユーザは、このスピーカ部51を使用する際にこのスピーカオンオフスイッチ53をオン操作するようになっている。
【0103】
(第3の実施の形態の動作)
上述の各実施の形態で説明したように、光磁気ディスク20には、所望の動画(先頭部分のみ)、或いは所望の静止画像と共に、撮像時における例えば10秒程度の音声情報が記録されるようになっているのであるが、上述の各実施の形態のデジタルビデオカメラ装置では、スピーカ部が設けられていないため、前記ビデオ出力端子89を介して外部のスピーカ装置にこの音声情報を供給しない限り音響出力を得ることはできない。これに対して、当該第3の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置には、前記スピーカ部51が設けられているため、外部のスピーカ装置に接続を図ることなく、光磁気ディスク20に記録された音声情報に応じた音響出力を得ることができるようになっている。
【0104】
すなわち、ユーザは、図8に示すスピーカオンオフスイッチ53をオン操作すると共に、ビデオカメラ本体1を再生状態、或いは光ディスク記録再生装置2を再生状態とすると、図3に示すシステムコントローラ35は、スピーカオンオフスイッチ53がオン操作されたことを検出すると、上述の各実施の形態と同様に液晶表示部55にビデオテープ42に記録された動画像、或いは光磁気ディスク20に記録された静止画像(或いは動画像:前記先頭部分)を表示制御すると共に、ビデオテープ42に記録された音声情報、或いは光磁気ディスク20に静止画像と共に記録された音声情報を取り込み、これをビデオ/オーディオ信号処理部40に供給する。
【0105】
ビデオ/オーディオ信号処理部40は、前記音声情報に対して記録時に施された圧縮符号化処理及び変調処理に対応する伸張復号化処理及び復調処理を施し、これを図3中点線で示すスピーカ部51に供給する。これにより、スピーカ部51を介して、ビデオテープ42に記録された動画像に対応する音響出力、或いは光磁気ディスク20に記録された静止画像に対応する音響出力を得ることができる。従って、当該第3の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置のみで撮像した映像及び音声を視聴することができる。
【0106】
最後に、上述の各実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は、各実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0107】
【発明の効果】
本発明に係るビデオカメラ装置によると、当該ビデオカメラ装置をスチルカメラ装置と兼用可能とすることができ、ユーザの経済的負担、及び旅行等に形態する際の荷物の量を減らすことができると共に、「動画像記録モード」と、「静止画像記録モード」と、「ダブル記録モード」と、「静止画像ダビングモード」とを有した選択スイッチを備えているので使用勝手が良いビデオカメラ装置を提供できる。
この際、本発明に係るビデオカメラ装置を用いて、「動画像記録モード」を選択した時には、第1の記録媒体に動画像情報を長時間に亘って記録することができる。また、「静止画像記録モード」を選択した時には、第2の記録媒体の特徴を生かして記録した静止画像情報に対してランダムアクセスが可能となる。また、「ダブル記録モード」を選択した時には、第1の記録媒体に記録される一纏まりの各動画像情報の各先頭部分を第2の記録媒体に記録することにより、第2の記録媒体上の一纏まりの各動画像情報を第1の記録媒体に記録した動画像情報のインデックスとすることができる。更に、「静止画像ダビングモード」を選択した時には、第1の記録媒体に記録した動画像情報を再生し、且つ、再生した動画像情報中から所望の画像を指定してこの所望の画像を静止画像情報として第2の記録媒体に記録することにより、第2の記録媒体上の静止画像情報を第1の記録媒体に記録した動画像情報のインデックスとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第1の実施の形態となるデジタルビデオカメラ装置の分解斜視図である。
【図2】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置を構成するビデオカメラ本体及び光ディスク記録再生装置を電気的及び機械的に接続した様子を示す斜視図である。
【図3】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の全体的なブロック図である。
【図4】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の記録系のブロック図である。
【図5】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置に設けられているダブル記録モード時に、光ディスク記録再生装置で光磁気ディスクに記録される動画像の記録形態を概念的に説明するための図である。
【図6】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の再生系のブロック図である。
【図7】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第2の実施の形態となるデジタルビデオカメラ装置のビデオカメラ本体及び光ディスク記録再生装置を接続ケーブルで接続した様子を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第3の実施の形態となるデジタルビデオカメラ装置の斜視図である。
【図9】前記第3の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置のビデオテープ着脱機構及び液晶表示部を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ本体、2…光ディスク記録再生装置、3…電子ビューファインダ、4…本体操作パネル、5…光学レンズ、6、52…マイクロホン、7、55…液晶表示部、8…選択スイッチ、9…撮像指示スイッチ、10…ズーム操作部、15、30…接続端子、18、23…接続端子、19…接続孔、20…光磁気ディスク、25…クランプネジ、26…操作パネル、28…操作スイッチ、29…音声レベル調整スイッチ、35、80…システムコントローラ、36…撮像部、37…記録再生系、40…ビデオ/オーディオ信号処理、41…回転ヘッド、42…ビデオテープ、46…接続ケーブル、47、48…接続ジャック、51…スピーカ部、53…スピーカオンオフスイッチ、84…スピンドルモータ、85…光学ヘッド、86…磁気ヘッド
Claims (2)
- 光学レンズにより撮影した撮像情報を光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段からの前記撮像情報を動画像情報の形態で第1の記録媒体に記録する第1の記録手段と、
前記撮像手段からの前記撮像情報を静止画情報又は動画像情報の形態でランダムアクセス可能な第2の記録媒体に記録する第2の記録手段と、
前記第1の記録媒体に記録された前記動画像情報を再生する第1の再生手段と、
前記第2の記録媒体に記録された前記静止画情報又は前記動画像情報を再生する第2の再生手段と、
「動画像記録モード」と、「静止画像記録モード」と、「ダブル記録モード」と、「静止画像ダビングモード」とを有し、前記第1,第2の記録手段を選択的に切り換える選択スイッチとを備え、
前記「動画像記録モード」を選択した時には、前記第1の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第1の記録媒体に記録し、
前記「静止画像記録モード」を選択した時には、前記第2の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記静止画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録し、
前記「ダブル記録モード」を選択した時には、前記第1の記録手段を動作させて前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第1の記録媒体に記録し、且つ、前記第2の記録手段を動作させて撮影開始時から所定時間分の前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録すると共に、撮影継続中は、所定時間間隔で所定時間分の前記撮像情報を前記動画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録し、
前記「静止画像ダビングモード」を選択した時には、前記第1の記録媒体に記録した前記動画像情報を前記第1の再生手段を介して再生し、且つ、再生した前記動画像情中から所望な画像を指定して前記第2の記録手段を介して前記所望の画像を前記静止画像情報の形態で前記第2の記録媒体に記録することを特徴とするビデオカメラ装置。 - 前記第2の記録手段は、前記「ダブル記録モード」を選択して前記第2の記録媒体に前記動画像情報を記録する際、又は、前記「静止画像ダビングモード」を選択して前記第2の記録媒体に前記静止画像情報を記録する際、前記第2の記録媒体に記録される前記動画像情報又は前記静止画像情報に対応して前記第1の記録媒体に記録される前記動画像情報の該第1の記録媒体上の記録位置を示す位置情報を付加して記録することを特徴とする請求項1記載のビデオカメラ装置。
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