JPH07264530A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH07264530A
JPH07264530A JP6046683A JP4668394A JPH07264530A JP H07264530 A JPH07264530 A JP H07264530A JP 6046683 A JP6046683 A JP 6046683A JP 4668394 A JP4668394 A JP 4668394A JP H07264530 A JPH07264530 A JP H07264530A
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compressed
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JP6046683A
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English (en)
Inventor
Takafumi Murase
啓文 村瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 撮像面上に結像された画像を電気信号に変換
して画像信号を得る撮像素子1と、ディジタル変換した
画像データを圧縮伸長する画像圧縮伸長回路6と、圧縮
された複数枚分の画像データを一時的に保存する高速R
AM11と、圧縮された画像データを記録する大容量の
光磁気ディスク14と、静止画モードや連写モードや疑
似動画モードや音声記録モードなどの複数の撮影モード
のうちのいずれかへの切り換えを検出すると共にその検
出した撮影モードに応じて少なくとも画像圧縮伸長回路
6での圧縮/伸長とRAM11の書き込み/読み出しと
光磁気ディスク14の記録/再生とを制御するCPU1
0とを有するものである。 【効果】 安価でかつ非常に多くの画像を記録でき、さ
らに動画に近い画像の記録,再生をも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子によって撮像
して得た静止画の撮像信号を記録媒体に記録する電子ス
チルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子スチルカメラは、例えば
直径が約2インチのフロッピィディスクなどの磁気ディ
スクや、メモリカードなどを記録媒体として使用し、こ
の記録媒体にカラー静止画像を記録できるようになされ
ている。
【0003】上記直径が約2インチのフロッピィディス
クに対して記録再生を行う時の回転数は3600rpm
(テレビジョン放送方式のいわゆるNTSC方式に対応
する場合)であり、1回転で1フィールド分の記録がな
される。フレーム単位で記録を行った場合は、ディスク
1枚当たり25画面が、またフィールド単位で記録を行
った場合は、ディスク1枚当たり50画面が記録でき
る。
【0004】また、上記メモリカードは、総メモリ容量
が例えば数メガバイトとなされており、例えば数十枚程
度の静止画を記録できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子スチルカメラは以下のような問題点がある。先
ず、記録媒体として上記直径が約2インチのフロッピィ
ディスクを用いた場合、当該ディスクには、上述のよう
にディスク1枚当たりフレーム単位で25画面、フィー
ルド単位で50画像程度しか記録できない。
【0006】また、上記メモリカードを用いた場合、当
該メモリカードは未だに高価(現状では数万円程度)で
あり、このように高価であるわりには記憶できる容量も
数メガバイト程度であり、この容量上の制約から、静止
画でも数十枚しか記憶できず、また1秒に数コマ程度の
連写だと数十秒分程度しか記録できない。したがって、
これらの問題から、当該メモリカードを用いた場合は、
気軽に次々に撮影して記録していくという使いかたがで
きない。
【0007】さらに、上記磁気ディスクを用いるもの、
メモリカードを用いるもののいずれも、連写は可能であ
るが、動画に近い画像(以下疑似動画と呼ぶ)の記録,
再生を行う機能まではない。
【0008】そこで、本発明は、上述したようなことに
鑑み、安価でかつ非常に多くの画像を記録でき、さらに
動画に近い画像の記録,再生をも可能とする電子スチル
カメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために提案されたものであり、撮像面上に結像さ
れた画像を電気信号に変換して画像情報とする撮像手段
と、上記画像情報を圧縮する画像圧縮手段と、圧縮され
た複数の画像情報を一時的に保存する半導体メモリ手段
と、圧縮された画像情報を記録する大容量の記録媒体
と、複数の撮影モードのうちのいずれかへの切り換えを
検出すると共に当該検出した撮影モードに応じて少なく
とも上記画像圧縮手段の圧縮と上記半導体メモリ手段の
書き込み/読み出しと上記記録媒体の記録とを制御する
制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0010】ここで、上記大容量の記録媒体には、所定
の光磁気ディスクを用いることができる。また、上記複
数の撮影モードは、少なくとも、静止画像を上記記録媒
体に記録する静止画モードと、連続した静止画を上記記
録媒体に記録する連写モードと、動画に近い連続した静
止画を上記記録媒体に記録する疑似動画モードと、音声
のみを上記記録媒体に記録する音声記録モードなどを例
に挙げることができる。また、本発明の電子スチルカメ
ラには、上記圧縮された画像情報を伸長する画像伸長手
段や、画像情報を表示する表示手段などを設けることも
できる。
【0011】さらに、本発明の電子スチルカメラには、
音声情報が入力される音声情報入力手段と、音声情報を
圧縮する音声圧縮手段とを設けることができ、このとき
の上記半導体メモリ手段は上記圧縮された音声情報も一
時的に保存でき、上記大容量記録媒体は上記圧縮された
音声情報も記録できる。このとき、本発明の電子スチル
カメラには、上記圧縮された音声情報を伸長する音声伸
長手段とをも設けることができる。
【0012】
【作用】本発明の電子スチルカメラによれば、撮像手段
からの画像情報を画像圧縮手段で圧縮して、大容量の光
磁気ディスクからなる記録媒体へ記録できる画像の枚数
を増やすようにしている。また、半導体メモリ手段は、
撮像手段からの画像情報の転送速度と記録媒体の記録速
度との差を吸収するようにしている。さらに、制御手段
は、撮影モードを検出することができるため、撮影モー
ドに応じて画像圧縮手段での圧縮と半導体メモリ手段の
書き込み/読み出しと記録媒体への記録とを制御でき
る。
【0013】また、本発明の電子スチルカメラによれ
ば、音声情報の圧縮も行うようにし、このときの半導体
メモリ手段は圧縮された音声情報も一時的に保存し、記
録媒体は圧縮された音声情報も記録する。
【0014】さらに、本発明の電子スチルカメラによれ
ば、画像伸長手段を設けることで圧縮された画像情報の
伸長を行い、また、圧縮した音声情報のためには音声伸
長手段を設けるようにしている。
【0015】またさらに本発明の電子スチルカメラによ
れば、画像情報を表示する表示手段を設けることで、撮
影した画像や半導体メモリ手段に蓄積した画像、さらに
は記録媒体に記録した画像を見ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1には、本発明の実施例の電子スチルカ
メラの構成を示す。本実施例の電子スチルカメラは、図
1に示すように、撮像面上に結像された画像を電気信号
に変換して画像信号を得る撮像素子1と、ディジタル変
換した画像データを圧縮伸長する画像圧縮伸長回路6
と、圧縮された複数枚分の画像データを一時的に保存す
る半導体メモリ手段である高速RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)11と、圧縮された画像データを記録す
る大容量の記録媒体である光磁気ディスク14と、静止
画像を記録する静止画モードや連写モード、疑似動画モ
ード、音声のみを記録する音声記録モードなどの複数の
撮影モードのうちのいずれかへの切り換えを検出すると
共に当該検出した撮影モードに応じて少なくとも上記画
像圧縮伸長回路6での圧縮/伸長と上記RAM11の書
き込み/読み出しと上記光磁気ディスク14の記録/再
生とを制御する制御手段であるCPU(中央処理ユニッ
ト)10とを有するものである。
【0018】図1において、CCD(電荷結合素子)な
どからなる撮像素子1の撮像面上には、図示を省略する
レンズ系によって被写体等の像が結像される。この撮像
素子1はドライバ2により駆動され、当該撮像素子1か
らの撮像出力はA/D(アナログ/ディジタル)変換器
3でディジタルデータに変換される。このディジタルの
画像データは、信号処理回路4によって例えばいわゆる
ニーやガンマ処理等の信号処理が施された後、バッファ
メモリ5に一旦蓄積される。
【0019】上記バッファメモリ5に蓄積された画像デ
ータは、読み出されて画像圧縮伸長回路6の圧縮部に送
られ、ここで例えばカラー静止画像符号化方式の国際標
準化作業グループであるいわゆるJPEG(Joint Pictu
re Expert Group)方式のアルゴリズムなどを用いて圧縮
符号化される。したがって、当該画像圧縮伸長回路6の
圧縮部の具体的構成としては、上記画像データに対して
離散コサイン変換(DCT)を施す直交変換回路と、当
該離散コサイン変換によるDCT係数を量子化する量子
化器と、その量子化出力に対して例えばハフマン符号化
等のエントロピィ符号化を施す符号器などから構成され
る。なお、エントロピィ符号化としては算術符号化を用
いることもある。上記画像圧縮伸長回路6からは上記圧
縮処理による圧縮された画像データにヘッダ情報が付加
されたデータが出力され、このデータがバスを介して、
高速RAM(ランダム・アクセス・メモリ)11に蓄積
された後にディスクドライバ13を介して大容量の記録
媒体である光磁気ディスク14に記録される。
【0020】一方、マイクロホン17によって音響−電
気変換された音声信号、若しくは、音声ライン入力端子
18を介した音声信号は、スイッチ19でいずれかが選
択されて、アンプ20に送られる。当該アンプ20によ
って増幅された音声信号は、A/D変換器21によって
ディジタル音声データに変換され、音声圧縮伸長回路2
2に送られる。
【0021】当該音声圧縮伸長回路22の圧縮部では、
音声信号を例えば標準モードで640倍に、長時間モー
ドで1280倍に時間圧縮する。なお、この音声圧縮伸
長回路22は、具体的にはRAMなどのメモリを有し、
当該メモリの書き込み/読み出し速度を変えることによ
って上記時間圧縮と時間伸長とを実現する。
【0022】また、音声圧縮伸長回路22は、音声信号
等を高域ほど帯域幅が広くなるように複数の周波数帯域
に分割し、この各周波数帯域の信号を一定の区間(ブロ
ック)毎に離散コサイン変換(DCT)処理を施し、得
られた係数データを人間の聴覚特性を考慮した臨海帯域
幅毎にさらに分割して各臨海帯域毎にいわゆるマスキン
グ効果を考慮した適応的なビット割り当てによって圧縮
符号化を行ういわゆるATRAC(Adaptive TRansform
Acoustic Coding) 方式と呼ばれる圧縮符号化の手法に
よって音声信号の圧縮を行うものとすることもできる。
この人間の聴覚特性を考慮した圧縮符号化を行う場合の
構成としては、入力音声信号を臨海帯域を考慮した大ま
かな周波数帯域に分割するフィルタ手段と、このフィル
タ手段の出力を所定のブロック単位毎にDCT変換する
直交変換手段と、この直交変換手段の出力を用いて人間
の聴覚特性に応じた臨海帯域幅で上記マスキング効果を
考慮した適応的なビット割り当て情報を得る適応ビット
割り当て手段と、この適応ビット割り当て手段で求めた
ビット割り当て情報に基づいて上記直交変換手段の出力
を符号化する符号化手段などからなるものを使用するこ
とができる。
【0023】上述のような音声圧縮伸長回路22の圧縮
部で圧縮された音声データは、バスを介して、高速RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)11に蓄積された後
にディスクドライバ13を介して上記光磁気ディスク1
4に記録記録される。
【0024】このようなことから、本実施例の電子スチ
ルカメラによれば、上記音声データと画像データを共に
光磁気ディスク14に記録したり、音声データの記録を
行わずに画像データの記録のみを行うこと、また、画像
データの記録を行わずに音声データの記録のみを行うこ
とも可能である。なお、音声データの記録を行うか否か
は、後述する音声記録スイッチ25によって指示され
る。
【0025】ここで、本実施例では、上記光磁気ディス
ク14には、非常に安価でかつ大容量の(140メガバ
イトで現時点では例えば千数百円程度)書き換え可能な
光ディスクを用いるようにしている。具体的には、直径
が64mmの光磁気ディスクであるいわゆるミニディス
ク(MD:Mini Disc)と呼ばれている記録媒体を使用
し、この光磁気ディスク14に対して、上記圧縮された
画像データと圧縮された音声データを記録再生するよう
にしている。
【0026】このため、上記画像圧縮伸長回路6からの
上記圧縮処理された画像データは、例えばCPU(中央
処理ユニット)10によって、誤り訂正符号が付加され
てさらに例えばEFM(8−14変調)されてから、上
記光磁気ディスク14に記録される。なお、上記光磁気
ディスク14に上記MDを用いた場合、当該ディスクに
は画像(1フレーム又は1フィールド)をクラスタ単位
で記録する。MDのクラスタは、64kバイトであり、
したがって、64kバイト或いは128kバイト,・・
・で、1枚の画像を記録する。
【0027】一方、当該光磁気ディスク14に対して音
声データの記録を行う場合も、上記CPU10で上記音
声圧縮伸長回路22によって圧縮された音声データに対
して誤り訂正符号の付加とEFM変調とを施してから記
録することになる。当該光磁気ディスク14には、例え
ば1フィールド当たり約10秒程度の音声を圧縮して、
記録する。なお、画像と音声は、光磁気ディスク14上
で別のトラックに記録する。例えば、音声については光
磁気ディスク14の内周側のトラックに、画像について
は外周側のトラックに記録するようにする。このよう
に、音声と画像とで記録する領域を別にすることで、後
述するアフレコの場合に、音声の記録が容易となる。
【0028】また、本実施例のディスクドライバ13
は、上記光磁気ディスク14に対してレーザ光を照射
し、当該光磁気ディスク14からの反射光をフォトディ
テクタで受光し、このフォトディテクタからの検出信号
を元にしてスピンドルモータの回転制御と光ピックアッ
プの姿勢の制御を行う。これによって、ディスクドライ
バ13は、当該光磁気ディスク14上のトラックにレー
ザ光を一定速で追従させるようにしている。ここで、当
該ディスクドライバ13は、光ピックアップと磁界発生
器とを同時に制御することによって、光磁気ディスク1
4上にデータの記録を行う。なお、一般に、光磁気ディ
スクへの記録の際の制御としては、磁界発生器に直流信
号を与えると共に光ピックアップに変調信号を与える光
変調方式と、磁界発生器に変調信号を与えると共に光ピ
ックアップに直流信号を与える(レーザパワーを一定に
する)磁界変調方式とが存在しているが、本実施例で
は、上記磁界変調方式を採用している。
【0029】より具体的に説明すると、当該ディスクド
ライバ13は、可動部分として2軸アクチュエータ,ス
ピンドルモータ,スレッドモータを有し、上記2軸アク
チュエータは対物レンズを光磁気ディスク14に対して
垂直に動かすフォーカシングコイルとディスク14の半
径方向に動かすトラッキングコイルとを有してなる。ま
た、光ピックアップは、レーザダイオード等のレーザ光
源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビームスプリ
ッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品及び所定パタ
ーンの受光部を有するフォトディテクタ等から構成され
ている。上記レーザダイオードからのレーザ光は、読み
取り時には当該ディスク14の磁化方向を見るため及び
サーボのために、また記録時には当該ディスク14の記
録面の温度をキュリー点以上に上げるため及びサーボの
ために使われる。上記フォトディテクタの検出信号は、
トラックキング及びフォーカスサーボや、ディスク14
に記録された信号の磁化方向を検出(すなわち記録信号
の読み取り)するために使用される。さらに、磁界変調
を行うために設けられる磁界変調コイル(すなわち磁界
発生器)は、上記レーザダイオードによってキュリー点
以上に温度が上げられたディスク14の記録面に対し
て、EFM信号に応じた変調磁界を与えるために使用さ
れる。
【0030】ところで、上記光磁気ディスク14として
上記MDを使用した場合、当該MDにおけるデータ転送
レートは約140kバイト/秒程度である。したがっ
て、1枚の静止画を例えば64kバイトに圧縮したとし
ても、当該1枚の画像をディスクに記録するには約0.
5秒かかってしまうことになる。そのため、例えば後述
する連写モード等において、MDに直接画像データを記
録しようとすると、1秒当たり約2枚分の画像しか記録
できないことになる。圧縮率を上げて画像1枚当たりで
例えば32kバイトにすれば、1秒当たり約4枚(コ
マ)の画像の記録が可能となるが、圧縮率を上げること
は画質の低下につながる。このため、本実施例の電子ス
チルカメラでは、上記MDの転送レートの遅さをカバー
するために、上記RAM11を設けている。言い換えれ
ば、RAM11は、FIFO(ファースト・イン・ファ
ースト・アウト)メモリと考えることもできる。
【0031】次に、上記RAM11に蓄積された画像デ
ータや音声データの再生は、上記CPU10からの読み
出しアドレスに基づいて行われる。また、上記光磁気デ
ィスク14に記録された画像データの再生の際は、上記
ディスクドライバ13によって上記光磁気ディスク14
からデータが読み出される。
【0032】上記光磁気ディスク14から読み出された
圧縮された画像データや音声データは、一旦RAM11
に蓄積され、CPU10によってEFMの復調がなされ
ると共に誤り訂正処理がなされ、その後、バスを介して
それぞれ対応する画像圧縮伸長回路6又は音声圧縮伸長
回路22に送られる。
【0033】上記画像圧縮伸長回路6に送られた圧縮さ
れた画像データは、当該圧縮伸長回路6の伸長部によっ
て、上記圧縮処理とは逆の処理である伸長処理が施され
た後、バッファメモリ5を介して信号処理回路7に送ら
れる。当該信号処理回路7では、上記バッファメモリ5
からの画像データをモニタ装置9に表示可能な画像デー
タに変換する。すなわち、モニタ装置9が表示画面とし
て液晶ディスプレイ(LCD)や陰極線管(CRT)を
用いている場合にはそれらに対応した処理を行う。上記
信号処理回路7からの画像データは、ディジタル/アナ
ログ(D/A)変換器8でアナログの画像信号に変換さ
れ、上記モニタ装置9に送られて表示される。なお、モ
ニタ装置9には、RAM11や光磁気ディスク14に保
存された画像データだけでなく、撮像素子1によって撮
像され、A/D変換器3,信号処理回路4を介してバッ
ファメモリ5に蓄積されたデータをそのまま読み出して
信号処理回路7,D/A変換器8を介して得た画像デー
タを表示することも可能である。
【0034】一方、上記音声圧縮伸長回路22に送られ
た圧縮された音声データは、当該音声圧縮伸長回路22
の伸長部によって、前記圧縮処理とは逆の工程からなる
伸長処理が施される。上記伸長された音声データは、D
/A変換器23によってアナログの音声信号に変換さ
れ、アンプ24で増幅された後に、音声出力端子25か
ら出力される。
【0035】また、上記CPU10は、上述した処理の
他に、各部をコントロールするためのマイクロコンピュ
ータであり、上記画像圧縮伸長回路6や音声圧縮伸長回
路22、ディスクドライバ13等のコントロールを行
う。さらに当該CPU10は、本実施例電子スチルカメ
ラのシャッタボタン16のオン/オフに基づく光学系の
シャッタの開閉及び開閉時間制御、絞り量制御等をも行
うと共に、後述する撮影モードを切り換える撮影モード
スイッチ15からの切換信号や、音声を記録するか否か
を指示する音声記録スイッチ25、マイクロホン17か
らの音声信号か又は音声ライン入力端子からの音声信号
のいずれを記録するか否かを切り換える上記スイッチ1
9などの切換信号に応じて、音声信号の処理系などを制
御することも行う。
【0036】次に、本実施例の電子スチルカメラの動作
について、以下のフローチャートを用いて説明する。
【0037】先ず、図2のフローチャートには、上記撮
影モードスイッチ15による静止画モード,連写モー
ド,疑似動画モード,アフレコモードの切り換えと、上
記アフレコモード時の動作を示す。
【0038】この図2のフローチャートにおいて、ステ
ップS1では、上記撮影モードスイッチ15がオンされ
たか否か判断する。すなわち、本実施例の電子スチルカ
メラは、撮影モードスイッチ15で設定されたモードに
よって動作が異なるものであり、当該ステップS1で撮
影モードスイッチ15がオンされていないと判断した場
合には当該ステップS1の判断を繰り返し、オンされた
と判断した場合にはステップS2に進む。
【0039】ステップS2では、上記撮影モードスイッ
チ15で静止画モードが選ばれたか否かを判断し、静止
画モードが選ばれたと判断した場合にはステップS20
に進み、選ばれていないと判断した場合にはステップS
3に進む。なお、ステップS20以降の処理については
後述する。
【0040】上記ステップS3では、上記撮影モードス
イッチ15で連写モードが選ばれたか否かを判断し、連
写モードが選ばれたと判断した場合にはステップS40
に進み、選ばれていないと判断した場合にはステップS
4に進む。なお、ステップS40以降の処理については
後述する。
【0041】上記ステップS4では、上記撮影モードス
イッチ15で疑似動画モードが選ばれたか否かを判断
し、疑似動画モードが選ばれたと判断した場合にはステ
ップS70に進み、選ばれていないと判断した場合には
ステップS5に進む。なお、ステップS70以降の処理
については後述する。
【0042】ステップS5では、上記撮影モードスイッ
チ15でアフレコモードが選ばれたか否かを判断し、ア
フレコモードが選ばれたと判断した場合にはステップS
6に進み、選ばれていないと判断した場合にはステップ
S2に戻る。なお、ステップS5でアフレコモードが選
ばれていないと判断した場合にはステップS1に戻るよ
うにすることも可能である。
【0043】ここで、当該アフレコモードは、マイクロ
ホン17若しくは音声ライン入力端子18からの音声入
力を画像とは関係なく光磁気ディスク14に記録するモ
ードである。上記ステップS5でアフレコモードが選ば
れていると判断した場合のステップS6では、前記音声
記録スイッチ25がオンされたか否かの判断を行い、オ
ンされていないと判断した場合にはステップS6の処理
を繰り返し、オンされたと判断した場合にはステップS
7に進む。
【0044】当該ステップS7では、前記音声圧縮伸長
回路22で音声の圧縮処理を開始し、次のステップS8
では、光磁気ディスク14に対して、上記RAM11を
介して上記圧縮した音声データの記録を開始する。この
ステップS8の後は、ステップS9で音声記録スイッチ
25がオフされたか否かの判断を行い、オフされていな
いと判断した場合にはステップS9の判断を繰り返し、
オフされたと判断した場合にはステップS10に進む。
【0045】ステップS10では、上記音声圧縮伸長回
路22における音声の圧縮処理を終了し、その後、ステ
ップS11では、光磁気ディスク14に対する記録も終
了する。
【0046】次に、上記図2のステップS2において、
静止画モードが選択されたときのステップS20では、
図3及び図4のフローチャートの処理が行われる。この
静止画モードが選ばれているときには、シャッタボタン
16が押される度に画像情報の圧縮符号化と、この圧縮
符号化された画像データのRAM11を介した光磁気デ
ィスク14への記録とが行われる。すなわち、当該静止
画モードのときは、1枚分の画像データだけをRAM1
1に蓄積し、このRAM11からの圧縮データを光磁気
ディスク14に記録する。
【0047】図3のフローチャートにおいて、上記図2
のステップS2からステップS20に進むと、ステップ
S21で静止画モードの処理が開始される。当該静止画
モードの処理が開始されると、ステップS22で前記シ
ャッタボタン16がオンされたか否かの判断を行い、オ
ンされていないと判断した場合には当該ステップS22
の判断を繰り返し、オンされたと判断した場合にはステ
ップS23に進む。
【0048】当該ステップS23では、前記信号処理回
路4を介して前記撮像素子1から順次送られてくる画像
データをバッファメモリ5に新たに取り込むことを禁止
する画像フリーズ処理を行い、次のステップS24で
は、前記画像圧縮伸長回路6において上記画像フリーズ
処理の直前にバッファメモリ5に書き込まれて読み出さ
れた画像データの圧縮処理を開始する。ステップS25
では、当該圧縮処理が終了したか否かの判断を行い、終
了していないと判断した場合には当該ステップS25の
判断を繰り返し、終了したと判断した場合にはステップ
S26に進む。
【0049】ステップS26では、上記圧縮した画像デ
ータを上記光磁気ディスク14に記録する。
【0050】また、この図3のフローチャートにおい
て、例えばステップS21からステップS25の処理の
間に、音声記録スイッチ25から音声の記録も行う旨の
割り込み処理があったならば、上記画像についての処理
と同時に図4のフローチャートのステップS30以降の
音声スイッチ割り込み処理の動作も行われる。
【0051】この図4において、ステップS30の音声
記録スイッチ25におる静止画モード時の音声スイッチ
割り込み処理では、ステップS31で上記音声記録スイ
ッチ25がオンされたか否かの判断が行われ、オンされ
ていないと判断した場合にはステップS35に進み、図
3のフローチャートのうち当該音声スイッチ割り込み処
理の時点に戻る。一方、ステップS31で音声記録スイ
ッチ25がオンされたと判断した場合には、ステップS
32において前記音声圧縮伸長回路22での音声圧縮処
理が開始される。
【0052】次のステップS33では、音声記録スイッ
チ25がオフされたか否かの判断が行われ、オフされて
いないと判断した場合にはステップS33の判断を繰り
返し、オフされたと判断した場合には、ステップS34
に進み、当該ステップS34で音声圧縮の処理を終了し
た後、図3のフローチャートの当該音声スイッチ割り込
み処理時点に戻る。
【0053】このようなことから、図3のフローチャー
トにおいては、上記ステップS26の次のステップS2
7では、音声圧縮処理が終了しているか否かの判断を行
い、終了していないと判断した場合には当該ステップS
27の判断を繰り返し、終了していると判断した場合に
はステップS28に進む。
【0054】ステップS28では、上記圧縮処理が終了
した音声データを光磁気ディスク14に記録し、その後
ステップS29で静止画モードの処理を終了する。
【0055】次に、上記図2のステップS3において、
連写モードが選択されたときのステップS40では、図
5及び図6のフローチャートの処理が行われる。すなわ
ち、この連写モードが選ばれているときは、シャッタボ
タン16が押し続けられている間、圧縮符号化を行い、
それを高速RAM11に蓄えてゆき、当該RAM11の
残容量が0になるか若しくはシャッタボタン16が放さ
れた(オフされた)時点で、光磁気ディスク14への記
録を行う。なお、連写モードでは、高画質のまま(最低
でも画像1枚当たり64kバイト或いは128kバイト
を使用する)で、光磁気ディスク14に記録するように
する。したがって、前記RAM11には、数枚分の画像
データを蓄積してから、順次光磁気ディスク14に記録
するようにする。また、この連写モードでの音声記録
は、静止画モードと同様になされる。
【0056】図5のフローチャートにおいて、上記図2
のステップS3からステップS40に進むと、ステップ
S41で連写モードの処理が開始される。当該連写モー
ドの処理が開始されると、ステップS42では画像フリ
ーズの割り込み許可がなされる。
【0057】次のステップS43では前記シャッタボタ
ン16がオンされたか否かの判断を行い、オンされてい
ないと判断した場合には当該ステップS43の判断を繰
り返し、オンされたと判断した場合にはステップS44
に進む。当該ステップS44では、上記シャッタボタン
16のオンに応じて前記画像フリーズ処理を行い、次の
ステップS45では、前記画像圧縮伸長回路6において
上記画像フリーズ処理の直前にバッファメモリ5に書き
込まれて読み出された画像データの圧縮処理を開始す
る。
【0058】次のステップS46では、前記バッファメ
モリ5の残容量が不足しているか又はシャッタボタン1
6がオフされたか否かの判断が行われ、当該ステップS
46で否と判断した場合にはフリーズ割り込み処理によ
ってステップS44に戻り、バッファメモリ5の残容量
が不足しているか、又はシャッタボタン16がオフされ
たと判断した場合にはステップS47に進む。
【0059】ステップS47では、画像フリーズ割り込
みを禁止し、次のステップS48では圧縮された画像デ
ータを光磁気ディスク14に記録する。
【0060】また、この図5のフローチャートに示す連
写モードにおいても、例えばステップS41からステッ
プS48の処理の間に、音声記録スイッチ25から音声
の記録も行う旨の割り込み処理があったならば、上記画
像についての処理と同時に図6のフローチャートのステ
ップS60以降の音声スイッチ割り込み処理の動作も行
われる。
【0061】この図6において、ステップS60の音声
記録スイッチ25におる連写モード時の音声スイッチ割
り込み処理では、ステップS61で上記音声記録スイッ
チ25がオンされたか否かの判断が行われ、オンされて
いないと判断した場合にはステップS65に進み、図5
のフローチャートのうち当該音声スイッチ割り込み処理
の時点に戻る。一方、ステップS61で音声記録スイッ
チ25がオンされたと判断した場合には、ステップS6
2において前記音声圧縮伸長回路22での音声圧縮処理
が開始される。
【0062】次のステップS63では、音声記録スイッ
チ25がオフされたか否かの判断が行われ、オフされて
いないと判断した場合にはステップS63の判断を繰り
返し、オフされたと判断した場合には、ステップS64
に進み、当該ステップS64で音声圧縮の処理を終了し
た後、図5のフローチャートの当該音声スイッチ割り込
み処理時点に戻る。
【0063】このようなことから、図6のフローチャー
トにおいては、上記ステップS48の次のステップS4
9では、音声圧縮処理が終了しているか否かの判断を行
い、終了していないと判断した場合には当該ステップS
49の判断を繰り返し、終了していると判断した場合に
はステップS50に進む。
【0064】ステップS50では、上記圧縮処理が終了
した音声データを光磁気ディスク14に記録し、その後
ステップS51で連写モードの処理を終了する。
【0065】次に、上記図2のステップS4において、
疑似動画モードが選択されたときのステップS70で
は、図7のフローチャートの処理が行われる。この疑似
動画モードが選ばれているときは、先ずシャッタボタン
16が押されると圧縮処理を開始し、それを光磁気ディ
スク14に記録し、再びシャッタボタン16が押された
時点で当該圧縮と記録を終了する。すなわち、当該疑似
動画モードとは、画質は前記静止画モードや連写モード
よりも多少犠牲にした動画を記録するモードであり、例
えば画像1枚当たり32kバイトに圧縮して、1秒当た
り4コマ程度の連写を連続して行うモードである。この
場合、画像圧縮伸長回路6の圧縮部からRAM11への
平均転送速度と、RAM11から光磁気ディスク14へ
の転送速度が略同じとなるため、RAM11がオーバー
フロウやアンダーフロウしない限り、延々と光磁気ディ
スク14に疑似動画を記録することができることにな
る。さらに、圧縮率を上げることにより、1秒当たり1
0コマ程度の記録も可能となる。ただし、この場合は画
像の劣化が目立つようになるため、当該画像を表示する
ときには、画像を縦,横半分に間引いて表示することに
なる。なお、前記連写モードにおける連写を高速に行う
ことも可能であるが、連写は高画質の静止画を数秒分の
み記録できるモードであり、疑似動画モードは画質はあ
る程度犠牲にして数分のレンジでも動画を記録できるモ
ードである。さらに、疑似動画モードにおける音声は、
例えばいわゆるカムコーダのように、撮影中の音声をそ
のまま記録することを行う。
【0066】図7のフローチャートにおいて、上記図2
のステップS4からステップS70に進むと、ステップ
S71で疑似動画モードの処理が開始される。当該疑似
動画モードの処理が開始されると、ステップS72では
画像フリーズの割り込み許可がなされる。
【0067】次のステップS73では前記シャッタボタ
ン16がオンされたか否かの判断を行い、オンされてい
ないと判断した場合には当該ステップS73の判断を繰
り返し、オンされたと判断した場合にはステップS74
に進む。当該ステップS74では、前記音声圧縮伸長回
路22における音声の圧縮処理を開始する。すなわち、
この疑似動画モードでは、画像の圧縮記録開始と終了と
に連動して、音声の圧縮記録と終了がなされる。
【0068】次のステップS75では、画像フリーズ処
理を行い、次のステップS76では、前記画像圧縮伸長
回路6において上記画像フリーズ処理の直前にバッファ
メモリ5に書き込まれて読み出された画像データの圧縮
処理を開始する。
【0069】次のステップS77では、シャッタボタン
16が再びオンされたか否かの判断を行い、オンされて
いないと判断した場合にはステップS75に戻って同様
の処理を繰り返し、オンされたと判断した場合にはステ
ップS78に進む。なお、ステップS76とステップS
77との間では、RAM11を介した光磁気ディスク1
4への記録を開始している。また、ステップS77にお
いて、シャッタボタン16がオンされていないと判断し
てステップS75に戻る場合は、疑似動画のコマ数が1
秒当たり何コマであるかに応じて、例えば図8に示すよ
うなフリーズパルス(図8では1秒当たり6コマの場合
のパルスの例を挙げている)を発生させ、それにより割
り込み処理を行うようにする。
【0070】ステップS78では、画像フリーズ割り込
みを禁止し、次のステップS79では音声圧縮の処理を
終了する。
【0071】次のステップS80では、圧縮された画像
データと圧縮された音声データを全て光磁気ディスク1
4に記録したか否かの判断を行う。当該ステップS80
で記録していないと判断した場合には当該ステップS8
0の判断を繰り返し、記録したと判断した場合にはステ
ップS81に進む。
【0072】ステップS81では、上記光磁気ディスク
14への記録を終了した後、ステップS82では疑似動
画モードの処理を終了する。
【0073】なお、上述した各フローチャートの判断や
各部の制御等はCPU10が行う。
【0074】上述のようなことから、本発明実施例の電
子スチルカメラは、光学系を介した被写体の像を電気信
号に変換するための撮像素子1と、その撮像素子1から
の画像情報を圧縮符号化するための画像圧縮伸長回路6
と、高画質の連写画像圧縮データを一時的に保存するた
めの高速RAM11と、圧縮符号化された情報を記憶す
るための大容量の光磁気ディスク14と、通常の静止
画、連写、疑似動画などの撮影モードの切り換えが可能
な撮影モードスイッチ15と、その撮影モードの切り換
えを検出可能なCPU10とを有し、上記光磁気ディス
ク14として、例えばいわゆるミニディスクのような大
容量かつ安価な記録媒体を用いるようにしているため、
1000枚〜2000枚分の静止画のみならず、数十秒
或いは数分の疑似動画や、数秒の高画質の連写静止画、
音声も記録、再生できるようになる。さらに、本実施例
の電子スチルカメラでは、1枚の光磁気ディスク14の
中に静止画、連写、疑似動画、音声などを混在させて記
録することもできる。
【0075】すなわち、本実施例の電子スチルカメラに
おいては、使用者が記録可能な残り記録枚数や画像1枚
当たりのコストなどを気にすることなく自由にどんどん
記録することができると共に、静止画のみならず、数秒
の高画質連写、数分の疑似動画、音声を1枚の記録媒体
に記録することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明の電子スチルカメラにおいては、
撮像手段からの画像情報を画像圧縮手段で圧縮して、大
容量かつ安価な光磁気ディスクからなる記録媒体へ記録
することで、記録できる画像の枚数を増やすようにして
おり、したがって、使用者は記録可能な残り記録枚数や
画像1枚当たりのコストなどを気にすることなく自由に
どんどん記録することが可能である。また、本発明の電
子スチルカメラにおいては、半導体メモリ手段は、撮像
手段からの画像情報の転送速度と記録媒体の記録速度と
の差を吸収するようにしているため、記録速度の遅い記
録媒体にも連写画像や疑似動画の記録が可能となる。さ
らに、本発明の電子スチルカメラにおいては、制御手段
は撮影モードを検出することができるため、撮影モード
に応じて画像圧縮手段での圧縮と半導体メモリ手段の書
き込み/読み出しと記録媒体への記録とを制御でき、し
たがって、静止画のみならず、数秒の高画質連写、数分
の疑似動画を1枚の記録媒体に記録することが可能であ
る。
【0077】また、本発明の電子スチルカメラにおいて
は、音声情報も圧縮行うようにしているため、記録媒体
は画像と共に若しくは画像とは別に圧縮された音声情報
も記録可能である。
【0078】さらに、本発明の電子スチルカメラにおい
ては、画像伸長手段と、音声伸長手段と、表示手段とを
設けるようにしているため、圧縮された画像情報や音声
情報の伸長ができ、また、伸長した画像を見ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電子スチルカメラの概略構成を
示すブロック回路図である。
【図2】本実施例の電子スチルカメラの各撮影モードと
アフレコモード時の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】静止画モード時の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】静止画モード時の音声スイッチ割り込み処理を
示すフローチャートである。
【図5】連写モード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】連写モード時の音声スイッチ割り込み処理を示
すフローチャートである。
【図7】疑似動画モード時の動作を示すフローチャート
である。
【図8】フリーズパルスの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 撮像素子のドライバ 3,21 A/D変換器 4,7 信号処理回路 5 バッファメモリ 6 画像圧縮伸長回路 8,23 D/A変換器 9 モニタ装置 10 CPU 11 RAM 13 ディスクドライバ 14 光磁気ディスク 15 撮影モードスイッチ 16 シャッタボタン 17 マイクロホン 18 音声ライン入力端子 19 スイッチ 20,24 アンプ 22 音声圧縮伸長回路 25 音声記録スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 H04N 5/91 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像面上に結像された画像を電気信号に
    変換して画像情報とする撮像手段と、 上記画像情報を圧縮する画像圧縮手段と、 圧縮された複数の画像情報を一時的に保存する半導体メ
    モリ手段と、 圧縮された画像情報を記録する大容量の記録媒体と、 複数の撮影モードのうちのいずれかへの切り換えを検出
    すると共に、当該検出した撮影モードに応じて、少なく
    とも上記画像圧縮手段の圧縮と上記半導体メモリ手段の
    書き込み/読み出しと上記記録媒体の記録とを制御する
    制御手段とを有することを特徴とする電子スチルカメラ
  2. 【請求項2】 上記大容量の記録媒体は、所定の光磁気
    ディスクであることを特徴とする請求項1記載の電子ス
    チルカメラ。
  3. 【請求項3】 上記圧縮された画像情報を伸長する画像
    伸長手段をも設けることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】 音声情報が入力される音声情報入力手段
    と、 音声情報を圧縮する音声圧縮手段とを設け、 上記半導体メモリ手段は上記圧縮された音声情報も一時
    的に保存し、上記大容量記録媒体は上記圧縮された音声
    情報も記録することを特徴とする請求項1から請求項3
    のうちのいずれか1項に記載の電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 上記圧縮された音声情報を伸長する音声
    伸長手段をも設けることを特徴とする請求項4記載の電
    子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 上記複数の撮影モードは、少なくとも、
    静止画像を上記記録媒体に記録する静止画モードと、連
    続した静止画を上記記録媒体に記録する連写モードと、
    動画に近い連続した静止画を上記記録媒体に記録する疑
    似動画モードと、音声のみを上記記録媒体に記録する音
    声記録モードとを有することを特徴とする請求項1から
    請求項5のうちのいずれか1項に記載の電子スチルカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 画像情報を表示する表示手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか
    1項に記載の電子スチルカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998009436A1 (en) * 1996-08-30 1998-03-05 Sony Corporation Device, method, and medium for recording still picture and animation
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