JPH0923360A - 映像装置及び映像記録装置 - Google Patents

映像装置及び映像記録装置

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Publication number
JPH0923360A
JPH0923360A JP7197050A JP19705095A JPH0923360A JP H0923360 A JPH0923360 A JP H0923360A JP 7197050 A JP7197050 A JP 7197050A JP 19705095 A JP19705095 A JP 19705095A JP H0923360 A JPH0923360 A JP H0923360A
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JP
Japan
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image
image memory
signal
memory
screen
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Pending
Application number
JP7197050A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Murase
啓文 村瀬
Masahito Kajimoto
雅人 梶本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0923360A publication Critical patent/JPH0923360A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイを回動自在に取り付けた場合に
も、画面が上下又は左右反転することがないようにす
る。 【解決手段】 液晶ディスプレイ3が回動自在に取り付
けられ、この液晶ディスプレイ3の回動角度が回動角セ
ンサ71及び72で検出される。この回動角が上下方向
又は左右方向に例えば90度以上になると、画像メモリ
31へのアドレスの方向が上下方向又は左右方向に切り
替えられ、画面が上下又は左右反転される。このため、
液晶ディスプレイ3を上下方向又は左右方向に例えば9
0度以上回動させ、反対側から見る場合にも、画面が上
下方向又は左右方向に反転しなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、静止画デ
ィジタルビデオ信号を光ディスク又は光磁気ディスクに
記録/再生する電子スチルカメラに用いて好適な、映像
処理装置及び映像記録/再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像をCCD撮像素子で撮像し、こ
の撮像信号をディジタル化し、例えばJPEG(Joint
Photographic Experts Group)方式の画像圧縮により圧
縮して、記録媒体に記録するようなディジタル記録方式
の電子スチルカメラが提案されている。JPEG方式
は、DCT(Discrete Cosine Transform )と可変長符
号により静止画データを圧縮するものであり、JPEG
方式では、カラー静止画データを、1/8〜1/100
に圧縮できる。
【0003】このようなディジタル記録方式の電子スチ
ルカメラに用いる記録媒体として、本願出願人は、カー
トリッジに収納された直径64mmの光磁気ディスクを
用いることを提案している。この光磁気ディスクは、音
楽用のMD(ミニディスク)と基本的に同様なもので、
この光磁気ディスクにJPEG方式で圧縮された静止画
データを記録すると、1枚のディスクで、300枚程度
の静止画データを記録できる。
【0004】このような光磁気ディスクを用いたディジ
タル記録方式の電子スチルカメラは、1枚のディスクに
多数の静止画データを記録できることに加えて、ディジ
タル記録であるので、画質が劣化せず、また、編集が容
易である。また、コンピュータ上で、他のアプリケーシ
ョンの画面に静止画データをコピーしたりすることがで
き、今後、幅広く使用されることが期待されている。
【0005】ところで、電子スチルカメラとしては、従
来より、撮像した静止画信号をアナログ信号又はディジ
タル信号で磁気ディスクに記録するようにしたものが知
られている。このような従来の電子スチルカメラでは、
ビューファインダとして、光学式のものが用いられてい
る。
【0006】ところが、光学式のビューファインダは、
撮影画面の全体像が把握し難く、特に、撮影に不慣れな
ユーザにとっては、使用が困難である。また、光学式の
ビューファインダでは、撮影した画像をその場で再生す
ることができない。
【0007】そこで、電子スチルカメラに、液晶ディス
プレイを一体化させるようにしたものが考えられてい
る。液晶ディスプレイを一体化すると、この液晶ディス
プレイをファインダとして用いることができる。また、
この液晶ディスプレイを使って、撮影した画面をその場
で再生することができる。
【0008】本願出願人は、液晶ディスプレイを電子ス
チルカメラ本体に回動自在に取り付け、電子スチルカメ
ラ本体に対して、液晶ディスプレイの角度を自在に設定
できるようにしたものを提案している。このように、液
晶ディスプレイの角度を自在に設定できるようにする
と、使用環境に合わせて、自由な角度で液晶ディスプレ
イを固定できる。
【0009】更に、液晶ディスプレイを90度以上回動
自在にすると、カメラの正面から液晶ディスプレイを見
ることができるようになり、液晶ディスプレイを見なが
ら、自分自身を撮影するようなことが行なえるようにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
液晶ディスプレイを上下又は左右方向に90度以上回動
させ、カメラの正面から液晶ディスプレイを見た場合、
液晶ディスプレイの画面が上下又は左右に反転するとい
う問題が生じる。表示が反転しないように、液晶ディス
プレイの駆動方向を変えることが考えられるが、液晶デ
ィスプレイの駆動方向を変えるのでは、制御が困難であ
る。
【0011】したがって、この発明の目的は、液晶ディ
スプレイを回動自在にした場合にも、画面が上下又は左
右反転することがないようにした映像装置及び映像記録
再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像画面を
光電変換する撮像手段と、撮像画面に基づく画像信号を
一旦蓄積する画像メモリと、画像メモリへの読み出し/
書込みを制御するメモリ制御手段と、画像メモリに蓄え
られた画像を表示する表示手段とを有し、撮像手段で撮
像された撮像画面に基づく画像信号を画像メモリに一旦
記憶し、画像メモリからの画像信号に基づく画面を表示
手段に表示するようにした映像装置において、表示手段
を回動可能に取り付けると共に、表示手段の回動角度を
検出する回動角検出手段とを設け、回動角検出手段の検
出出力により、画像メモリへのアドレスの方向を切り替
えるようにしたことを特徴とする映像装置である。
【0013】この発明は、撮像画面を光電変換する撮像
手段と、撮像画面に基づく画像信号を蓄積する画像メモ
リと、画像メモリへの読み出し/書込みを制御するメモ
リ制御手段と、画像メモリに蓄えられた画像を表示する
表示手段と、画像メモリに蓄積された画像信号に基づく
信号を記録媒体に記録/再生する記録/再生手段とを有
し、記録時に、撮像手段で撮像された撮像画面に基づく
画像信号を画像メモリに一旦記憶し、画像メモリからの
画像信号を表示手段に表示すると共に、記録録媒体に記
録し、再生時に、記録媒体に記録されていた信号を再生
し、この再生信号に基づく画像信号を画像メモリに一旦
に記憶し、画像メモリからの画像信号に基づく画面を表
示手段に表示するような映像信号記録/再生装置におい
て、表示手段を回動可能に取り付けると共に、画像メモ
リへのアドレスの方向を切り替えることを示す識別信号
を記録媒体に記録し、再生時に、識別信号に基づいて、
画像メモリへのアドレスの方向を切り替えるようにした
ことを特徴とする映像記録/再生装置である。
【0014】液晶ディスプレイが回動自在に取り付けら
れる。この液晶ディスプレイの回動角度に応じて、画像
メモリへのアドレスの方向が上下方向又は左右方向に切
り替えられ、画面が上下又は左右反転される。このた
め、液晶ディスプレイを上下方向又は左右方向に例えば
90度以上回動させ、正面から見る場合にも、画面が上
下方向又は左右方向に反転しなくなる。
【0015】記録時に画面を上下又は左右方向に反転す
るかどうかの識別信号が記録される。このため、再生時
に、この識別信号に応じて、画面を上下方向又は左右方
向に反転させることができる。
【0016】液晶ディスプレイの駆動方向を変えるので
はなく、画像メモリのアドレス方向を制御して、画面を
上下又は左右方向に反転しているので、制御が容易であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用さ
れたディジタル方式の電子スチルカメラの外観構成を示
し、図1Aはその前面の構成を示し、図1Bはその背面
の構成を示している。この電子スチルカメラは、ディジ
タル静止画ビデオ信号をJPEG方式で圧縮し、MD
(ミニディスク)と同様の光磁気ディスクに記録するも
のである。
【0018】図1A及び図1Bにおいて、1は電子スチ
ルカメラ本体を示すものである。電子スチルカメラ本体
1の前面1Aには、レンズ2が取り付けられている。こ
のレンズ2を介して、被写体像光が取り込まれる。
【0019】電子スチルカメラ1の背面1Bには、液晶
ディスプレイ3が取り付けられる。この液晶ディスプレ
イ3には、撮影している画面が映出される。この液晶ジ
ィスプレイ3は、ファインダとして用いることができ
る。また、この液晶ディスプレイ3には、再生画面が映
出される。
【0020】この液晶ディスプレイ3は、電子スチルカ
メラ本体1に対して、図2A及び図2Bに示すように、
上下方向にも、左右方向にも、回動可能とされる。この
ように、液晶ディスプレイ3を回動させることにより、
使用環境に合わせて、自由な角度で液晶ディスプレイ3
を固定できる。また、液晶ディスプレイ3を90度以上
回動させれば、カメラの正面から液晶ディスプレイ3を
見ることができるようになり、液晶ディスプレイ3の画
面を見ながら、自分自身を撮影するようなことが行なえ
るようになる。
【0021】なお、後に説明するように、この発明が適
用された電子スチルカメラには、上下方向の回動角セン
サ71及び左右方向の回動角センサ72が設けられてい
る。この回動角センサ71及び72により、液晶ディス
プレイ3の回動角度が例えば90度以上かどうかが検出
される。
【0022】なお、回動角センサ71及び72として
は、押し釦スイッチや、ロータリーエンコーダを使用す
ることができる。また、上下方向の回動角センサ71と
しては、重力センサを用いることができる。
【0023】この回動角センサ71及び72の検出出力
に応じて、画像メモリ31(図3)の読み出し方向が制
御される。これにより、液晶ディスプレイを90度以上
回動させるような場合にも、像が上下反転又は左右反転
されなくなる。
【0024】電子スチルカメラ本体1の上面1Cは、シ
ャッター4が取り付けられると共に、各種のスイッチ5
が取り付けられる。また、電子スチルカメラ本体1の側
面1Dには、ビデオ出力端子6が取り付けられる。電子
スチルカメラ本体1の側面1Eには、ディスク挿入口8
が設けられる。このディスク挿入口8に、図1Cに示す
ような、直径64mmの光磁気ディスク51を収納した
カートリッジ9が装着される。このカートリッジ9は、
音楽用のMD(ミニディスク)と同様のものを使用する
ことができる。
【0025】この電子スチルカメラ本体1で撮影を行う
際には、レンズ2が被写体像に向けられる。レンズ2を
介して取り込まれた画像は、後に詳述するように、電子
スチルカメラ本体1内のCCD撮像素子22(図3)に
より光電変換され、画像メモリ31に取り込まれる。そ
して、この画像が液晶ディスプレイ3に表示される。シ
ャッター4が押されると、レンズ2を介して取り込まれ
た画像に基づく静止画がカートリッジ9内の光磁気ディ
スク51に記録される。
【0026】光磁気ディスク51に記録された静止画
は、液晶ディスプレイ3で再生することができる。ま
た、電子スチルカメラ本体1のビデオ出力端子6と、テ
レビジョン受像機のビデオ入力端子とを接続すれば、光
磁気ディスク5に記録された静止画像を、テレビジョン
受像機の画面上に再生させることができる。
【0027】更に、光磁気ディスク51に記録された静
止画をパーソナルコンピュータで再生することができ、
パーソナルコンピュータ上で、画像編集用のアプリケー
ションプログラムを使って、光磁気ディスク51に保存
されていた静止画を編集することができる。
【0028】図3は、この発明が適用された電子スチル
カメラの構成を示すブロック図である。図3において、
21は光磁気ディスクドライブである。この光磁気ディ
スクドライブ21には、カートリッジに装着された直径
64mmの光磁気ディスク(又は光ディスク)51が装
着される。この光磁気ディスク51に、JPEG方式に
より圧縮されたディジタルビデオ信号が記録/再生され
る。
【0029】22はCCD撮像素子である。CCD撮像
素子22の前面には、レンズ2が配置されている。レン
ズ2を介された被写体像光は、CCD撮像素子22の受
光面に結像される。CCD撮像素子22で、この被写体
像光が光電変換される。
【0030】23は、CPUである。CPU23は、C
CD撮像素子22で取り込まれたビデオ信号を圧縮して
光磁気ディスク51に記録するための処理や、光磁気デ
ィスク51にから再生された信号を伸長して、再生させ
るための処理等、電子スチルカメラ本体1の全体の記録
/再生処理を行っている。このCPU23からは、CP
Uバス24が導出されている。CPUバス24には、R
OM25、RAM26、画像圧縮/伸長回路27、メモ
リコントローラ28、入力キー29が接続されると共
に、インターフェース30を介して、光磁気ディスクド
ライブ21が接続されている。入力キー29は、シャッ
ター4のためのキーを含んでいる。
【0031】光磁気ディスク51が装着される光磁気デ
ィスクドライブ21は、以下のように構成されている。
【0032】光磁気ディスク21は、スピンドルモータ
52により回転される。この光磁気ディスク51に対し
て、光学ピックアップ53及び磁気ヘッド54が設けら
れる。光学ピックアップ53及び磁気ヘッド54は、ス
レッド機構56により、ディスクの半径方向に移動可能
とされている。
【0033】サーボ回路55は、RF回路69からのフ
ォーカス及びトラッキングトラッキングエラー信号に基
づいて、光学ピックアップ53の2軸デバイスを制御
し、フォーカス及びトラッキング制御を行うと共に、ス
レッド機構56の制御を行っている。また、サーボ回路
55により、スピンドルモータ52が制御される。
【0034】記録時には、インターフェース30を介し
て取り込まれた記録データは、エンコーダ57でエンコ
ードされる。エンコーダ57の出力がドライバ58を介
して、磁気ヘッド54に供給される。そして、光学ピッ
クアップ53からのレーザービームが光磁気ディスク5
1に照射されると共に、磁気ディスク54に磁気ヘッド
54からの変調磁界が印加される。
【0035】再生時には、光学ピックアップ53から光
磁気ディスク51にレーザービームが照射される。この
戻り光がRF回路59に供給される。RF回路59の出
力から、再生信号が得られる。この再生信号がデコーダ
60に供給される。デコーダ60の出力がインターフェ
ース30に供給される。
【0036】なお、この光磁気ディスク51には、アド
レスがウォブル記録されている。このアドレスがアドレ
スデコーダ61で検出される。
【0037】次に、この発明が適用された電子スチルカ
メラの記録時の動作について説明する。記録時には、レ
ンズ2を介された被写体像光がCCD撮像素子22の受
光面に結像される。CCD撮像素子22により、被写体
像光が光電変換される。CCD撮像素子22の出力がサ
ンプルホールド及びAGC回路32を介して、A/Dコ
ンバータ33に供給される。A/Dコンバータ33で、
撮像信号がディジタル化される。
【0038】A/Dコンバータ33の出力がカメラ信号
処理回路34に供給される。カメラ信号処理回路34に
より、撮像信号から、輝度信号Y及び色差信号R−Y、
B−Yからなるコンポーネントビデオ信号が形成され
る。また、カメラ信号処理回路34により、ガンマ補
正、アパーチャ補正、シェーディング処理等のカメラ信
号処理が行われる。
【0039】カメラ信号処理回路34からのビデオ信号
は、メモリコントローラ28の制御の基に、画像メモリ
31に取り込まれる。そして、この画像メモリ31に取
り込まれるビデオ信号は、メモリコントローラ28の制
御の基に、D/Aコンバータ35に供給される。D/A
コンバータ35で、ディジタルビデオ信号がアナログビ
デオ信号に変換される。
【0040】なお、メモリコントローラ28は、CPU
バス24に接続されている。後に説明するように、CP
U23には、液晶ディスプレイ3の上下方向の回動角を
検出する回動角センサ71及び左右方向の回動角を検出
する回動角検出回路72が設けられている。メモリコン
トローラ28は、液晶ディスプレイ3に映出される画像
を上下又は左右反転させるために、この回動角センサ7
1及び72の出力に応じて、画像メモリ31に対するア
ドレスの方向を切り替えている。
【0041】D/Aコンバータ35の出力がビデオ信号
処理回路36に供給される。ビデオ信号処理回路36の
出力が液晶ドライバ37を介して液晶ディスプレイ3に
供給される。この液晶ディスプレイ3は、撮影時のファ
インダーとして用いることができる。また、ビデオ信号
処理回路36で、例えばNTSC方式のコンポジットビ
デオ信号が形成され、このコンポジットビデオ信号がア
ナログビデオ信号出力端子38から出力される。
【0042】記録時に、シャッター4(図1)が押され
ると、そのときの画面に基づくビデオ信号が画像メモリ
31に取り込まれる。この画像メモリ31に取り込まれ
たビデオ信号は、CPUバス24を介して、画像圧縮/
伸長回路27に供給される。画像圧縮/伸長回路27
は、ディジタルビデオ信号を、JPEG方式を用いて圧
縮/伸長するものである。JPEG方式は、ディジタル
ビデオ信号をDCT変換し、可変長符号化することで、
ディジタルビデオ信号を圧縮するものである。
【0043】画像圧縮/伸長回路27により、画像メモ
リ39からのビデオ信号がJPEG方式で圧縮される。
圧縮されたビデオ信号は、CPUバス24、インターフ
ェース30を介して、光磁気ディスクドライブ21のエ
ンコーダ57に供給される。
【0044】エンコーダ57により、エラー訂正符号化
処理が行われ、更に、変調処理が行われる。エンコーダ
57の出力がドライバ58を介して、磁気ヘッド54に
供給される。光学ピックアップ53からはレーザービー
ムが照射され、磁気ヘッド54には、エンコーダ57の
出力により変調された磁界が印加される。これにより、
光磁気ディスク51に、圧縮されたビデオ信号が記録さ
れる。
【0045】次に、再生時の動作について説明する。再
生時には、キー入力29により、再生する画像が指定さ
れる。指定された画像が記録されているアドレスに光学
ピックアップ53が移動され、光学ピックアップ53に
より、指定された画像の圧縮ビデオ信号が光磁気ディス
ク51から再生される。この再生信号は、RFアンプ5
9を介してデコーダ60に供給される。デコーダ60
で、データ復調、エラー訂正等の処理が行われる。
【0046】デコーダ60の出力がインターフェース3
0、CPUバス24を介して、画像圧縮/伸長回路27
に供給される。画像圧縮/伸長回路27で、JPEG方
式で圧縮されていたビデオ信号が伸長される。伸長され
たビデオ信号は、メモリコントローラ28の制御の基
に、画像メモリ31に蓄えられる。
【0047】画像メモリ31に蓄えられたビデオ信号
は、D/Aコンバータ35に供給される。D/Aコンバ
ータ35の出力がビデオ信号処理回路36に供給され
る。ビデオ信号処理回路36の出力が液晶ドライバ37
を介して液晶ディスプレイ3に供給される。
【0048】また、ビデオ信号処理回路36で、例えば
NTSC方式のコンポジットビデオ信号が形成され、こ
のコンポジットビデオ信号がアナログビデオ信号出力端
子38から出力される。
【0049】前述のように、液晶ディスプレイ3は、左
右及び上下方向に回動させることができる。ところが、
液晶ディスプレイ3を左右及び上下方向に90度以上回
動させると、それまでとは反対側のカメラの正面から液
晶ディスプレイ3を見ることになり、画面が左右反転又
は上下反転する。
【0050】すなわち、液晶ディスプレイ3を回動させ
る前にカメラの背面から見た画面が図4Aに示すような
画面であった場合、液晶ディスプレイ3を90度以上回
動させると、図4Bに示すように、上下が反転する。ま
た、液晶ディスプレイ3を90度以上左右方向に回動さ
せると、図4Cに示すように、左右が反転する。
【0051】そこで、この発明の一実施例では、前述し
たように、上下方向の回動角センサ71及び左右方向の
回動角センサ72が設けられ、この回動角センサ71及
び72の検出出力に応じて、画像メモリ31の読み出し
方向が制御される。これにより、液晶ディスプレイを例
えば90度以上回動させて、カメラの正面から見たよう
な場合にも、像が左右反転又は上下反転されなくなる。
【0052】つまり、上下方向の回動角センサ71の検
出出力から、液晶ディスプレイ3の上下の回動角度が例
えば90度以上であるかどうかが検出される。また、左
右方向の回動角センサ72の検出出力から、液晶ディス
プレイ3の左右の回動角度が例えば90度以上であるか
どうかが検出される。
【0053】液晶ディスプレイ3の回動角度が上下、左
右共に例えば90度より小さければ、図5Aに示すよう
に、画像メモリ31の読み出しアドレスは、書込み時と
同様に、左から右、上から下の順に進められる。
【0054】液晶ディスプレイ3の上下方向の回動角度
が例えば90度以上なら、図5Bに示すように、画像メ
モリ31の読み出しアドレスは、書込み時と上下方向に
反転される。つまり、液晶ディスプレイ3の上下方向の
回動角度が例えば90度以上なら、画像メモリ31の読
み出しアドレスは、左から右、下から上の順に進められ
る。このようにすると、画面が上下方向に反転する。
【0055】液晶ディスプレイ3の左右方向の回動角度
が例えば90度以上なら、図5Cに示すように、画像メ
モリ31の読み出しアドレスは、書込み時と左右方向に
反転される。つまり、液晶ディスプレイ3の左右方向の
回動角度が例えば90度以上なら、画像メモリ31の読
み出しアドレスは、右から左、上から下の順に進められ
る。このようにすると、画面が左右方向に反転する。
【0056】なお、この発明の一実施例では、液晶ディ
スプレイ3の上下及び左右の回動方向により、画像メモ
リ31の読み出しアドレスを切り替えて、記録時の画面
を上下及び左右に反転しているが、画面を反転させるか
どうかを示す識別信号を予め光磁気ディスク51のサブ
コードエリアに書き込み、再生時にも、画面を上下及び
左右反転できるようにしても良い。
【0057】すなわち、光磁気ディスク51には、サブ
コードエリア設けられている。光磁気ディスク51に圧
縮された画像信号を記録する際に、この画像信号を上下
又は左右反転させて再生するかどうかの識別信号が記録
される。
【0058】再生時に、このサブコードの識別信号か
ら、上下又は左右反転させて再生するかどうかが判断さ
れる。上下反転して再生される場合には、図5Bに示し
たように、画像メモリ31の読み出しアドレスは、左か
ら右、下から上の順に進められる。左右反転して再生さ
れる場合には、図5Cに示したように、画像メモリ31
の読み出しアドレスは、右から左、上から下の順に進め
られる。
【0059】なお、上述の一実施例では、液晶ディスプ
レイ3を上下及び左右に回動できるようにしているが、
この発明は、液晶ディスプレイ3を、上下、或いは左右
の一方向に回動できるようにした場合にも同様に適用で
きるのは勿論のことである。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、液晶ディスプレイが
回動自在に取り付けられ、この液晶ディスプレイの回動
角度が上下方向又は左右方向に例えば90度以上になる
と、画像メモリへのアドレスの方向が上下方向又は左右
方向に切り替えられ、画面が上下又は左右反転される。
このため、液晶ディスプレイを上下方向又は左右方向に
例えば90度以上回動させ、正面から見る場合にも、画
面が上下方向又は左右方向に反転しなくなる。
【0061】また、この発明によれば、記録時に画面を
上下又は左右方向に反転するかどうかの識別信号が記録
される。このため、再生時に、この識別信号に応じて、
画面を上下方向又は左右方向に反転させることができ
る。
【0062】そして、この発明では、液晶ディスプレイ
の駆動方向を変えるのではなく、画像メモリのアドレス
方向を制御して、画面を上下又は左右方向に反転してい
るので、制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された電子スチルカメラの一例
の斜視図である。
【図2】この発明が適用された電子スチルカメラの一例
の説明に用いる斜視図である。
【図3】この発明が適用された電子スチルカメラの一例
のブロック図である。
【図4】この発明が適用された電子スチルカメラの一例
の説明に用いる略線図である。
【図5】この発明が適用された電子スチルカメラの一例
の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ本体 2 レンズ 3 液晶ディスプレイ 9 カートリッジ 28 メモリコントローラ 31 画像メモリ 51 光磁気ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像画面を光電変換する撮像手段と、 上記撮像画面に基づく画像信号を一旦蓄積する画像メモ
    リと、 上記画像メモリへの読み出し/書込みを制御するメモリ
    制御手段と、 上記画像メモリに蓄えられた画像を表示する表示手段と
    を有し、 上記撮像手段で撮像された撮像画面に基づく画像信号を
    上記画像メモリに一旦記憶し、上記画像メモリからの画
    像信号に基づく画面を上記表示手段に表示するようにし
    た映像装置において、 上記表示手段を回動可能に取り付けると共に、上記表示
    手段の回動角度を検出する回動角検出手段を設け、 上記回動角検出手段の検出出力により、上記画像メモリ
    へのアドレスの方向を切り替えるようにしたことを特徴
    とする映像装置。
  2. 【請求項2】 撮像画面を光電変換する撮像手段と、 上記撮像画面に基づく画像信号を蓄積する画像メモリ
    と、 上記画像メモリへの読み出し/書込みを制御するメモリ
    制御手段と、 上記画像メモリに蓄えられた画像を表示する表示手段
    と、 上記画像メモリに蓄積された画像信号に基づく信号を記
    録媒体に記録/再生する記録/再生手段とを有し、 記録時に、上記撮像手段で撮像された撮像画面に基づく
    画像信号を上記画像メモリに一旦記憶し、上記画像メモ
    リからの画像信号を上記表示手段に表示すると共に、上
    記記録媒体に記録し、 再生時に、上記記録媒体に記録されていた信号を再生
    し、この再生信号に基づく画像信号を上記画像メモリに
    一旦に記憶し、上記画像メモリからの画像信号に基づく
    画面を上記表示手段に表示するような映像信号記録/再
    生装置において、 上記表示手段を回動可能に取り付けると共に、上記画像
    メモリへのアドレスの方向を切り替えることを示す識別
    信号を上記記録媒体に記録し、 上記再生時に、上記識別信号に基づいて、上記画像メモ
    リへのアドレスの方向を切り替えるようにしたことを特
    徴とする映像記録/再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026364A1 (fr) * 1999-10-04 2001-04-12 Hitachi, Ltd. Camescope a disque optique
KR100418440B1 (ko) * 2001-07-26 2004-02-14 엠텍비젼 주식회사 피사체의 영상 데이터 제어 방법 및 시스템
JP2009175748A (ja) * 1999-05-28 2009-08-06 Sony Corp 撮像装置及び撮像装置における撮像方法

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