JP2007207388A - ハードディスク装置及びデジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃が加えられた場合であっても磁気ヘッドの垂直位置を正しく維持することができ、データの読み書き失敗やヘッドクラッシュを引き起こさないハードディスク装置を提供する。
【解決手段】ハードディスク装置(27)は、高速回転する磁気ディスク(52)の表面から微小な間隙を隔てて浮上する磁気ヘッド(54)の浮上位置を検出する第1検出手段(65)、前記磁気ディスクの表面位置又はその表面位置とほぼ対応関係にある任意部材の位置を検出する第2検出手段(66)、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定する推定手段(67)、前記推定手段によって推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算する演算手段(67)、前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御する駆動手段(68)を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ハードディスク装置及びデジタルカメラに関し、詳しくは、落下等の耐衝撃性を向上したハードディスク装置及び及びデジタルカメラに関する。
図9は、ハードディスク装置の概略構造図である。この図において、ハードディスク装置1は、スピンドルモータ2のシャフト3に取り付けられて毎分数千回の速度で高速回転する1枚乃至は複数枚の磁気ディスク4と、弾性部材からなるヘッドアーム5の先端(一端)側に取り付けられた磁気ヘッド6と、ヘッドアーム5の他端側を支持すると共に、その支持位置を磁気ディスク4の半径方向7に出し入れしたり、磁気ディスク4の回転面と平行する面内のヘッドアーム5の揺動量8を変更したりするヘッド移動機構9とを含んで構成されている。
磁気ヘッド6は、データの読み書きを行っていないときには磁気ディスク4の外側の待避位置(破線参照)にあるが、データの読み書きを行うときにはヘッド移動機構9によって待避位置から磁気ディスク4上の目標位置へと移動させられ、以降、その位置をスタート位置としてサーボシステムによる追従制御(トラッキング制御)が実行されるようになっている。
このように、市販されているほとんどのハードディスク装置1は、データの読み書き時における磁気ヘッド6の「水平位置」(磁気ディスク4表面と平行な面内の位置)をサーボシステムによって常に正確にコントロールされるようになっている。
一方、磁気ヘッド6の「垂直位置」(磁気ディスク4表面と垂直な面内の位置)に注目すると、データの読み書き時における磁気ヘッド6は、磁気ディスク4の表面からミクロン単位のきわめて微小な間隔だけ浮上しており、その浮上量Lは、高速回転する磁気ディスク4表面上の空気の流れとヘッドアーム5の弾性力とのバランスによって保たれている。つまり、一般的なハードディスク装置1にあっては、磁気ヘッド6の「垂直位置」をコントロールするための制御系(サーボシステム等)を具備していない。
したがって、このような構成を有するハードディスク装置1は、磁気ヘッド6の「垂直位置」方向の衝撃に比較的弱いという性質を持っている。このため、落下等の衝撃が同方向に加えられると、磁気ヘッド6の垂直位置がずれる(すなわち、磁気ヘッド6の浮上量Lが適正値から外れる)というトラブルを招くことがあり、たとえば、磁気ヘッド6の垂直位置が磁気ディスク4表面から離れる方向にずれた場合は、データの読み出しや書き込みをミスしたり、あるいは、磁気ディスク4表面に接近する方向にずれた場合は、最悪、磁気ヘッド6と磁気ディスク4表面とが接触して、いわゆるヘッドクラッシュを引き起こす。
そこで、従来より、落下等による衝撃を加速度センサで検出して、その検出値を用いてサーボシステムで外乱補償を行うようにしたり(たとえば、特許文献1参照)、磁気ヘッドの待避を行ったり(たとえば、特許文献2参照)、或いは、磁気ディスクへのデータの書き込みを禁止したり(たとえば、特許文献3参照)することが行われている。
また、磁気ディスクの表面に垂直な振動を検出するセンサを設け、そのセンサの検出値を用いてフィードフォワード制御を行うことにより、振動によって磁気ヘッドがトラックから外れそうになることを打ち消したり、抗したりすることも行われている(たとえば、特許文献4参照)。
特開平10−275433号公報 特開2005−78767号公報 特開平8−279238号公報 特開2003−217244号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の発明は、落下等による衝撃を加速度センサで検出して、その検出値を用いてサーボシステムで外乱補償を行うようにしたものであるが、同サーボシステムは、磁気ヘッドの「水平位置」をコントロールするためのものであるから、磁気ヘッドの「垂直位置」のずれには対応できず、磁気ヘッドの垂直位置ズレに伴うトラブルを依然として解消できない。
また、上記の特許文献2や特許文献3に記載の発明は、落下等の衝撃が加えられたときに磁気ヘッドを待避したり磁気ディスクへのデータの書き込みを禁止したりするものであるが、これは、ヘッドクラッシュ等のトラブル回避に役立つものの、その間、データの読み書きを行うことができない。
また、上記の特許文献4に記載の発明は、磁気ディスクの表面に「垂直な振動」を検出するセンサを設けているので、見方によっては、磁気ヘッドの垂直位置ズレに伴うトラブルに対応できるように思えるが、この発明においても、磁気ヘッド(読み出し/書き込みヘッド)の「水平位置」をコントロールするためのサーボシステムしか備えていないため、たとえ、磁気ディスクの表面に垂直な振動を検出したとしても、磁気ヘッド(読み出し/書き込みヘッド)の「垂直位置」については、依然として、磁気ディスク表面の空気の流れとヘッドアーム5の弾性力とのバランスによって維持されているに過ぎず、やはり、磁気ヘッドの垂直位置ズレに伴うトラブルには対応できない。
そこで、本発明の目的は、磁気ディスク表面の空気の流れとヘッドアームの弾性力とのバランスが崩れる程度の衝撃が加えられた場合であっても磁気ヘッドの垂直位置を正しく維持することができ、データの読み書き失敗やヘッドクラッシュを引き起こさないハードディスク装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、高速回転する磁気ディスクの表面から微小な間隙を隔てて浮上する磁気ヘッドの浮上位置を検出する第1検出手段と、前記磁気ディスクの表面位置又はその表面位置とほぼ対応関係にある任意部材の位置を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定する推定手段と、前記推定手段によって推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算する演算手段と、前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御する駆動手段とを備えたことを特徴とするハードディスク装置である。
請求項2記載の発明は、前記第1検出手段は、前記磁気ヘッドに作用する、前記磁気ディスク表面の鉛直方向の加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置である。
請求項3記載の発明は、前記第2検出手段は、前記磁気ディスクに作用する、前記磁気ディスク表面の鉛直方向の加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置である。
請求項4記載の発明は、画像記憶用のハードディスク装置と手ぶれ補正用の加速度センサとを備えたデジタルカメラにおいて、前記ハードディスク装置は、高速回転する磁気ディスクの表面から微小な間隙を隔てて浮上する磁気ヘッドの浮上位置を検出する第1加速度センサと、前記第1加速度センサ及び前記手ぶれ補正用の加速度センサの検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定する推定手段と、前記推定手段によって推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算する演算手段と、前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御する駆動手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラである。
請求項5記載の発明は、さらに、前記第1検出手段、第2検出手段、推定手段、演算手段及び駆動手段を収容するケースを備え、該ケースの全体又はコーナ部分を緩衝材で覆ったことを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置である。
請求項6記載の発明は、さらに、前記ハードディスク装置は、前記第1加速度センサ、推定手段、演算手段及び駆動手段を収容するケースを備え、該ケースの全体又はコーナ部分を緩衝材で覆ったことを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラである。
本発明によれば、磁気ヘッドの浮上位置を検出すると共に、前記磁気ディスクの表面位置又はその表面位置とほぼ対応関係にある任意部材の位置を検出し、それらの検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定し、推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算し、前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御するので、前記磁気ヘッドの浮上量が不本意に変化するような衝撃が加えられた場合であっても、その浮上量を目標浮上量に常に維持し続けることができる。
すなわち、磁気ヘッドの浮上量は、磁気ディスクの回転によって引き起こされる空気の流れと磁気ヘッドを支持する支持部材(ヘッドアーム)の弾性力とのバランスによって維持され、このバランスを崩すような衝撃が加えられると、磁気ヘッドの浮上量が大きくなってデータの読み書きを失敗し、又は、浮上量がゼロになってヘッドクラッシュを生じるが、本発明のようにすれば、衝撃の有無にかかわらず、常に磁気ヘッドの浮上量を適正に維持できるので、かかるトラブルを回避することができる。
または、第1検出手段と第2検出手段を加速度センサで構成すれば、磁気ヘッドの浮上量の変化を加速度で検出することができ、加速度の大きさと衝撃の強さは対応関係(強い衝撃の場合は大きな加速度が観測される)にあるから、その加速度を加味して磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御することにより、応答性に優れた浮上量制御を行うことができる。
または、ハードディスク装置の組み込み対象となる携帯型電子機器に、任意用途の加速度センサが実装されている場合には、その加速度センサを前記第2検出手段として流用することも可能である。たとえば、手ぶれ補正機能付きデジタルカメラにあっては、手ぶれ検出用の加速度センサを備えているので、その加速度センサを流用することにより、ハードディスク装置に実装する加速度センサを一つにすることができ、コストを削減できる。
以下、本発明の実施形態を、デジタルカメラへの適用を例にして図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、デジタルカメラ10の正面図及び背面図である。この図において、デジタルカメラ10は、箱形のカメラボディ11の前面に沈胴式のレンズ鏡筒12、ストロボ発光窓13及びファインダ前面窓14などを配置すると共に、カメラボディ11の上面に電源スイッチ15及びシャッターボタン16などを配置し、さらに、カメラボディ11の背面にファインダ後面窓17、撮影モード/再生モード切り換えスイッチ18、ズーム操作兼再生表示モード切替スイッチ19、MENUボタン20、上下左右方向移動ボタン21、SETボタン22、DISPボタン23及び液晶モニター24などを配置し、加えて、カメラボディ11の底面に蓋25を設け、この蓋25を開くことによってカメラボディ11の内部に実装されたバッテリ26や、カード型メモリやカード型ハードディスク装置などの大容量の外部記憶装置27を着脱できるようになっている。
以下、本実施形態では、この外部記憶装置27として、大容量の記憶容量を持つハードディスク装置(特に限定しないが、たとえば、マイクロドライブと称されている超小型のもの)を使用することとする。したがって、本明細書で外部記憶装置27と言う場合は、このハードディスク装置のことを指すものとする。
図2は、デジタルカメラ10の内部ブロック図である。この図において、デジタルカメラ10は、機能別に、撮像系28、制御系29、画像記憶系30、表示系31及び操作系32などに分類することができる。
これらの系毎に説明すると、撮像系28は、ボディ前面のレンズ鏡筒12に収められた手ぶれ補正及びズーム/オートフォーカス機能付の撮影レンズ群33と、この撮影レンズ群33を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などからなる電子撮像部34と、この電子撮像部34からの画像信号に対して所要の画像処理を施す映像処理部35と、画像処理後の画像信号を一時的に記臆する画像メモリ36とを備えるとともに、レンズ鏡筒12に設けられた手ぶれ補正機構(後述)を駆動する手ぶれ補正駆動部37と、同ズーム/オートフォーカス機構を駆動するズーム/フォーカス駆動部38と、ボディ前面のストロボ発光窓13に設けられたストロボ発光部39と、このストロボ発光部39を駆動するストロボ駆動部40と、これらの各部(電子撮像部34、映像処理部35、手ぶれ補正駆動部37、ズーム/フォーカス駆動部38、ストロボ駆動部40)を制御するための撮影制御部41とを備える。
制御系29は、上記の各系を制御してデジタルカメラ10の動作を集中的にコントロールするCPU42と、このCPU42の動作に必要な各種プログラムやデータを不揮発的に記憶するプログラムメモリ43とを備える。
画像記憶系30は、メモリインターフェース部44と、このメモリインターフェース部44に着脱可能に接続される外部記憶装置27とを備える。表示系31は、CPU42から適宜に出力される表示データを一時的に保持するビデオメモリ(VRAM45)を含む表示制御部46と、表示制御部46の出力信号を表示する液晶モニター24とを備える。
操作系32は、カメラボディ11の各部に設けられた様々な操作ボタン類、すなわち、シャッターボタン16、撮影モード/再生モード切り換えスイッチ18、ズーム操作兼再生表示モード切替スイッチ19、MENUボタン20、上下左右方向移動ボタン21、SETボタン22、DISPボタン23を含む操作入力部47と、この操作入力部47からの操作信号をCPU42に入力するための入力回路48とを備える。
図3は、外部記憶装置27の外観図及び内部ブロック図である。この図において、外部記憶装置27は、たとえば、厚さ数ミリメートル、縦横数センチメートル程度の小型のケース49の内部に、信号端子50、電子基板51、1枚乃至は複数枚の磁気ディスク52、スピンドルモータ53、磁気ヘッド54、ヘッドアーム55、アーム水平駆動アクチュエータ56などを組み込んで構成されており、電子基板51には、バッファメモリ57、ATAインターフェース58、ハード磁気ディスクコントローラ59、HDDマイコン60、モータドライバ61、磁気ヘッドアンプ62、リードライトチャネル63、VCMドライバ64などが実装されている。
さらに、この実施形態における外部記憶装置27は、磁気ヘッド54を弾性支持するヘッドアーム55に取り付けられた第1加速度センサ65と、スピンドルモータ53のシャフト53aの支持部に取り付けられた第2加速度センサ66とを備えると共に、それら二つの加速度センサ65、66からの加速度検出信号(以下、第1加速度センサ65からの加速度検出信号をS1、第2加速度センサ66からの加速度検出信号をS2と言うことにする)に基づいて、磁気ヘッド54の磁気ディスク52表面からの現在の推定浮上量を演算し、その推定浮上量と所定の目標浮上量との誤差を解消するための制御信号S3を生成出力する浮上量制御部67と、その制御信号S3に従って磁気ヘッド54の浮上量(実際にはヘッドアーム55の上下位置)をコントロールするアーム上下駆動アクチュエータ68とを備える。
外部記憶装置27の転送方式には、ANSI(American National Standard Institute)が策定したATA(AT Attachment)規格に定義された各種の転送プロトコル(PIO、マルチワードDMA、ウルトラDMA等)を用いることができる。
デジタルカメラ10から外部記憶装置27へのデータアクセスの流れは、次のとおりである。まず、デジタルカメラ10のCPU42は、メモリインターフェース部44に指示を出し、ATAインターフェース58を介してハード磁気ディスクコントローラ59内のATAレジスタ59aに対して、転送制御コマンドやパラメータをセットする。通常はライトコマンドと共に、転送データの記録開始位置となる論理ブロックアドレスと、その開始アドレスからのデータ長(セクタ数)をセットする。一般的なセクタサイズは512バイトである。
外部記憶装置27の準備が整うと、メモリインターフェース部44で生成されるATAレジスタ59aへの書き込み制御信号に同期して、ATAインターフェース58を介し、ハード磁気ディスクコントローラ59内のATAレジスタ59aにデータが書き込まれる。ハード磁気ディスクコントローラ59では、ATAレジスタ59aに書き込まれたデータを読み出し、バッファメモリ57に格納する。バッファメモリ57に格納されたデータには、1セクタ(512バイト)ごとに、プリアンブル、シンクマーク、誤り訂正符号及びポストアンブルが付加され、データセクタを形成した後、磁気ディスク52の回転に同期しながら、リードライトチャネル63に転送される。
リードライトチャネル63では、データセクタにチャネル符号化を施し、磁気ヘッド54と磁気ディスク52からなる磁気記録チャネルの特性に適した2値系列信号に変換する。この2値系列信号は、磁気ヘッドアンプ62により、矩形状の記録電流波形に対応付けられ、磁気ヘッド54により磁気ディスク52上の磁化反転パターンとして記録される。磁気ヘッド54は、VCM56aによって駆動されるアーム水平駆動アクチュエータ56に支えられており、ハード磁気ディスクコントローラ59とHDDマイコン60がVCMドライバ64を制御することで、磁気ヘッド54の水平位置が目的とする物理アドレス上に移動する。
以上のようにして、デジタルカメラ10から外部記憶装置27へのデータアクセスが行われるが、本実施形態の外部記憶装置27は、半導体メモリ等の固体記憶装置に比べて耐衝撃性に劣るハードディスク装置であるため、何らかの耐振対策が必要である。とりわけ、デジタルカメラ10のように手持ちで使用される携帯型電子機器においては、ぶつけたり落下したりする可能性が高いため、その対策は必要不可欠である。
そのような対策としては、たとえば、外部記憶装置27のケース49の全体又はコーナ部分をゴムや高分子材料等の緩衝材で覆うことが考えられる。このようにすると、外部から加えられた衝撃を緩衝材によって緩和することができる。しかし、緩衝材のみによる対策は不十分である。緩衝材は振動中の高周波成分しか抑制しないため、低・中周波振動成分を吸収しきれないからである。
このような低・中周波振動成分の抑制対策としては、たとえば、冒頭で説明した特許文献1〜4などの公知技術を利用することができる。しかしながら、これらの公知技術は、先にも説明したとおり、磁気ヘッド54の「水平位置」のズレ対策に関するものに過ぎず、磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策には適用することができない。
そこで、本実施形態では、磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策を行うために、上記の各構成要素、すなわち、磁気ヘッド54を弾性支持するヘッドアーム55に取り付けられた第1加速度センサ65と、スピンドルモータ53のシャフト53aの支持部に取り付けられた第2加速度センサ66と、それら二つの加速度センサ65、66からの加速度検出信号S1、S2に基づいて、磁気ヘッド54の磁気ディスク52表面からの現在の推定浮上量を演算し、その推定浮上量と所定の目標浮上量との誤差を解消するための制御信号S3を生成出力する浮上量制御部67と、その制御信号S3に従って磁気ヘッド54の浮上量(実際にはヘッドアーム55の上下位置)をコントロールするアーム上下駆動アクチュエータ68とを備えることにしたものである。
図4は、磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策を行うための主要構成部の概念図である。この図において、磁気ヘッド54を弾性支持するヘッドアーム55には第1加速度センサ65が取り付けられていると共に、ヘッドアーム55の両側面から上方向に延設された一対の部材69、70には電磁駆動コイル70aが巻回されており、この電磁駆動コイル70aは、逆U字状外形を有する電磁駆動磁気回路70bの間隙に遊挿されている。電磁駆動コイル70aには浮上量制御部67からの制御信号S3が加えられており、この電磁駆動コイル70aは、制御信号S3に応じた磁力を発生し、その磁力の大きさと向きに従って電磁駆動磁気回路70bの間隙内を図面の上下方向に移動する。
これらの電磁駆動コイル70aと電磁駆動磁気回路70bは、浮上量制御部67からの制御信号S3に従って磁気ヘッド54の浮上量(実際にはヘッドアーム55の上下位置)をコントロールするアーム上下駆動アクチュエータ68を構成する。
また、磁気ディスク52を高速に回転駆動するためのスピンドルモータ53のシャフト53aの支持部には、第2加速度センサ66が取り付けられており、浮上量制御部67は、それらの二つの加速度センサ65、66からの加速度検出信号S1、S2に基づいて、磁気ヘッド54の磁気ディスク52表面からの現在の推定浮上量を演算し、その推定浮上量と所定の目標浮上量との誤差を解消するための制御信号S3を生成出力する。
ここで、本実施形態における磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策について、詳しく説明する。まず、本実施形態においては、二つの加速度センサ(第1加速度センサ65及び第2加速度センサ66)を使用する。前記のとおり、第1加速度センサ65は、磁気ヘッド54を弾性支持するヘッドアーム55に取り付けられており、第2加速度センサ66は、スピンドルモータ53のシャフト53aの支持部に取り付けられている。したがって、第1加速度センサ65は、振動に伴って生じる磁気ヘッド54の加速度を検出し、第2加速度センサ66は、同様に振動に伴って生じるシャフト53aの支持部の加速度を検出する。
なお、磁気ヘッド54の加速度を検出するためには、理想的には第1加速度センサ65を磁気ヘッド54それ自体に取り付けることが望ましいが、そのようにすることは実際上困難であるため、実施形態では磁気ヘッド54のできるだけ近い位置、つまり、ヘッドアーム55に取り付けることにしている。また、第2加速度センサ66の取り付け位置は、シャフト53aの支持部であるが、これは一例に過ぎない。磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策行う観点からは、理想的には磁気ディスク52の表面に取り付けることが望ましいが、これも実際上は困難である。このため、磁気ディスク52の表面に近く且つ取り付けが容易な位置としてシャフト53aの支持部を選定したものである。したがって、第2加速度センサ66の取り付け位置は、これに限らず、たとえば、外部記憶装置27のケース49に取り付けてもよく、あるいは、デジタルカメラ10のカメラボディ11等に取り付けてもよい。
さて、上記のとおり、第1加速度センサ65は磁気ヘッド54の加速度を検出して、その検出値を加速度検出信号S1として出力すると共に、第2加速度センサ65はシャフト53aの加速度を検出して、その検出値を加速度検出信号S2として出力する。
本実施形態では、これらの二つの加速度検出信号S1、S2に基づいて、磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策を行う。
図5は、本実施形態における外部記憶装置27の振動模式図である。この図において、W1は、デジタルカメラ10のカメラボディ11から外部記憶装置27のケース49を経て磁気ディスク52の表面に至る間に存在する各部材(カメラボディ11→ケース49→スピンドルモータ53→シャフト53a→磁気ディスク52)を一つの部材とみなしてモデル化したものである。
なお、これらの各部材間の結合は完全剛結ではなく、また、それぞれの部材にも、若干の柔軟性を持つもの(たとえば、カメラボディ11やケース49などは力を加えると僅かに変形するし、また、シャフト53aもごく僅かに軸方向の変位や軸芯の変位が発生する)が含まれているが、ここでは、説明の便宜上、これらの各部材は完全剛結で且つ変形等を生じないもの仮定し、それらの各部材を一体化したものをW1としている。
W2は磁気ヘッド54を表しており、Zは、この磁気ヘッドを弾性支持するヘッドアーム55のマス−バネ−ダンパ系を機械インピーダンスとして表したものである。また、Lは、磁気ヘッド54の浮上量(磁気ヘッド54と磁気ディスク52の間隔)である。このLは、前記のとおり、高速回転する磁気ディスク52によって引き起こされる空気の流れとZとのバランスによって適正値に維持(ただし、衝撃が加えられていないとき)されるものである。
今、デジタルカメラ10のカメラボディ11に、落下衝撃に伴う外力Pが加えられたとすると、外力Pの印加直後では、W1は同方向且つ同量だけ変位(矢印71参照)し、一方、W2はW1に比べて小さく変位(矢印72参照)する。これは、W1とW2の間にZが介在しているからであり、外力Pの印加直後では、Pの速度(加速度)の大きさに応じてZが圧縮変形するからである。このため、W1とW2の変位差分だけ磁気ヘッド54の浮上量Lが減少変化し、その結果、たとえば、L=0になるとヘッドクラッシュが発生し、又は、その可能性が高くなる。
一方、圧縮変形したZは、その後、伸長に転じ、この伸長により、磁気ヘッド54の浮上量Lが増大方向に変化する。すなわち、Lが適正値より大きくなり、Lの増大程度によっては、データの読み書きを失敗することがある。
このように、デジタルカメラ10のカメラボディ11に落下衝撃に伴う外力Pが加えられると、W1とW2の間隔、つまり、浮上量Lが周期的に増減変化し、その増減変化量を徐々に減少させつつ最終的に元の浮上量Lに収束するという振る舞いを生じる。そして、その間の浮上量Lの不適切な大きさにより、ヘッドクラッシュを引き起こしたり、あるいは、データの読み書きを失敗したりする。
第1加速度センサ65はW1の変位を検出し、第2加速度センサ66はW2の変位を検出する。そして、これら二つの変位の差分をとることにより、外力Pの印加に伴って時々刻々と変化する実際の浮上量Lを正確に推定把握することができる。したがって、その推定結果に基づいて、適切な浮上量Lを維持できる制御量を浮上量制御部67で生成し、アーム上下駆動アクチュエータ68に出力することにより、外力Pの印加有無にかかわらず、磁気ヘッド54の浮上量Lを常に適正に維持することができるのである。
かかる効果を得るためには、二つの加速度センサ(第1加速度センサ65と第2加速度センサ66)が必要不可欠である。いずれか一つでも欠けると、W1又はW2どちらか一方の変位しか検出できず、外力Pの印加に伴って時々刻々と変化する実際の浮上量Lを正確に推定することができなくなるからである。
以上のとおりであるから、本実施形態の構成によれば、磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策を行うことができる。このため、たとえば、デジタルカメラ10のカメラボディ11に落下衝撃に伴う外力Pが加えられた場合にも、常に磁気ヘッド54の浮上量Lを適正に維持し続けることができ、ヘッドクラッシュの回避はもちろんのこと、データの読み書きを失敗することがないという格別の効果が得られる。
なお、以上の実施形態では、二つの加速度センサ(第1加速度センサ65と第2加速度センサ66)を共に外部記憶装置27の内部に実装しているが、これに限定されない。たとえば、外部記憶装置27を組み込む電子機器(上記の実施形態ではデジタルカメラ10)に、任意用途の加速度センサが設けられている場合、その加速度センサの信号を第2加速度センサ66の信号S2の代わりに用いてもよい。このようにすると、外部記憶装置27に第2加速度センサ66を実装する必要がなくなり、コストを削減できる。
図6は、デジタルカメラ10の手ぶれ補正機構の概略構成図である。(a)に示すように、手ぶれ補正機構74は、レンズ鏡筒12の撮影レンズ群33の一部を構成する手ぶれ補正レンズ75と、手ぶれを検出する加速度センサ76と、この加速度センサからの手ぶれ検出信号に応じて手ぶれ補正レンズ75の位置(光軸77と直交する平面内の位置)をコントロールする駆動部78とを含む。手ぶれが発生すると、手ぶれの方向と早さを加速度センサ76で検出し、その検出結果に応じて手ぶれ補正レンズ75の位置を変更して光軸77を動かすことにより、手ぶれのない画像をCCD(図2の電子撮像部34に相当)に結像させることができる。
また、(b)に示すように、手ぶれ補正機構74は、駆動部78からの出力でCCD(図2の電子撮像部34に相当)の位置(光軸77と直交する平面内の位置)を変更するような構成になっていてもよい。同様に、手ぶれが発生すると、手ぶれの方向と早さを加速度センサ76で検出し、その検出結果に応じてCCDの位置を変更して光軸77を動かすことにより、手ぶれのない画像をCCDに結像させることができる。
あるいは、これらの(a)(b)の例では光学的に手ぶれを補正しているが、画像処理で手ぶれを補正するものであってもよい。すなわち、図示は略すが、加速度センサからの手ぶれ検出信号に応じて、CCD(図2の電子撮像部34に相当)の画像信号を画素単位あるいは数画素単位にずらすことにより、手ぶれを補正するものであってもよい。
いずれの手ぶれ補正においても、手ぶれの方向や早さを検出するための要素(加速度センサ76)が不可欠であるため、この加速度センサ76からの信号を、前記の実施形態における信号S2の代わりに用いることにより、前記実施形態の第2加速度センサ66を不要にすることができ、コスト削減を図ることができる。
図7は、手ぶれ補正用の加速度センサ76の概念図である。この図において、加速度センサ76を、たとえば、XYZの各軸の加速度を検出できる3軸センサであるとすると、これらの3軸の検出信号のうち、外部記憶装置27の磁気ヘッド54の「垂直方向」に対応する軸の検出信号を前記の実施形態における信号S2の代わりに使用すればよい。
また、前記の実施形態では、加速度センサを用いて磁気ヘッド54やシャフト53aの支持部の加速度を検出しているが、この態様に限定されない。たとえば、以下に示すように、光学的にそれらの加速度を検出するようにしてもよい。
図8は、光学的に加速度を検出するようにした実施形態の概念図である。この図において、ヘッドアーム55の先端に取り付けられた磁気ヘッド54の側面と、磁気ディスク52の側面には、それぞれ上下に配列された微細間隔の多数の光学マーカ79、80が形成されており、その光学マーカ79、80に対向して、レーザ光発生部81、82と受光素子83、84が設けられている。そして、レーザ光発生部81、82から発射された光85、86が、それぞれ、磁気ヘッド54の側面で反射し、その反射光87、88が受光素子83、84で受光されるようになっている。
このような構成において、外乱によって磁気ヘッド54と磁気ディスク52が振動すると、この振動に伴う光学マーカ79、80の干渉縞が受光素子83、84によって観測され、この干渉縞は、磁気ヘッド54と磁気ディスク52の動きの早さ、すなわち加速度に対応して変化する。したがって、このような光学的手法によっても、磁気ヘッド54と磁気ディスク52の加速度を検出することができ、上記の実施形態と同様に、磁気ヘッド54の浮上量Lを適正に維持することが可能になる。
加えて、この実施例によれば、シャフト53aの支持部の加速度ではなく、磁気ディスク52それ自体の加速度を検出できるため、実際の浮上量Lを正確に把握することができ、磁気ヘッド54の浮上量Lをより一層適正に維持することができるようになるという特有のメリットも得られる。
なお、外部記憶装置27に加えられる衝撃は、低周波から高周波までの広範囲な周波数成分を含んでいる。その周波数成分のうち低い周波数から中程度の周波数までの振動は、前記の実施形態における制御系(第1加速度センサ65、第2加速度センサ66、浮上量制御部67及びアーム上下駆動アクチュエータ68)で充分吸収できるが、高い周波数の振動については、制御系の応答遅れ等により吸収しきれないおそれがある。この対策としては、たとえば、ゴムや高分子材料等の緩衝材を併用することが効果的である。緩衝材の取り付け位置は試行錯誤で選べばよいが、たとえば、外部記憶装置27のケース49の全体を緩衝材で覆ったりコーナ部分に緩衝材で取り付けたりしてもよい。
このようにすれば、振動の高周波成分を緩衝材で取り除き、残った低・中周波数の振動成分を、上記の制御系(第1加速度センサ65、第2加速度センサ66、浮上量制御部67及びアーム上下駆動アクチュエータ68)で吸収・抑制することができる。
デジタルカメラ10の正面図及び背面図である。 デジタルカメラ10の内部ブロック図である。 外部記憶装置27の外観図及び内部ブロック図である。 磁気ヘッド54の「垂直位置」のズレ対策を行うための主要構成部の概念図である。 本実施形態における外部記憶装置27の振動模式図である。 デジタルカメラ10の手ぶれ補正機構の概略構成図である。 手ぶれ補正用の加速度センサ76の概念図である。 光学的に加速度を検出するようにした実施形態の概念図である。 ハードディスク装置の概略構造図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
27 ハードディスク装置
49 ケース
52 磁気ディスク
54 磁気ヘッド
65 第1加速度センサ(第1検出手段)
66 第2加速度センサ(第2検出手段)
67 浮上量制御部(推定手段、演算手段)
68 アーム上下駆動アクチュエータ(駆動手段)
76 加速度センサ

Claims (6)

  1. 高速回転する磁気ディスクの表面から微小な間隙を隔てて浮上する磁気ヘッドの浮上位置を検出する第1検出手段と、
    前記磁気ディスクの表面位置又はその表面位置とほぼ対応関係にある任意部材の位置を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算する演算手段と、
    前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御する駆動手段と
    を備えたことを特徴とするハードディスク装置。
  2. 前記第1検出手段は、前記磁気ヘッドに作用する、前記磁気ディスク表面の鉛直方向の加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置。
  3. 前記第2検出手段は、前記磁気ディスクに作用する、前記磁気ディスク表面の鉛直方向の加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置。
  4. 画像記憶用のハードディスク装置と手ぶれ補正用の加速度センサとを備えたデジタルカメラにおいて、
    前記ハードディスク装置は、
    高速回転する磁気ディスクの表面から微小な間隙を隔てて浮上する磁気ヘッドの浮上位置を検出する第1加速度センサと、
    前記第1加速度センサ及び前記手ぶれ補正用の加速度センサの検出結果に基づいて前記磁気ヘッドの浮上量を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された前記磁気ヘッドの浮上量と目標浮上量との誤差を演算する演算手段と、
    前記誤差を解消するように前記磁気ヘッドの浮上位置を駆動制御する駆動手段と
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. さらに、前記第1検出手段、第2検出手段、推定手段、演算手段及び駆動手段を収容するケースを備え、該ケースの全体又はコーナ部分を緩衝材で覆ったことを特徴とする請求項1記載のハードディスク装置。
  6. さらに、前記ハードディスク装置は、前記第1加速度センサ、推定手段、演算手段及び駆動手段を収容するケースを備え、該ケースの全体又はコーナ部分を緩衝材で覆ったことを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラ。
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