JPH0687216A - インクジェット記録ヘッドのノズル形成方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドのノズル形成方法

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JPH0687216A
JPH0687216A JP5134046A JP13404693A JPH0687216A JP H0687216 A JPH0687216 A JP H0687216A JP 5134046 A JP5134046 A JP 5134046A JP 13404693 A JP13404693 A JP 13404693A JP H0687216 A JPH0687216 A JP H0687216A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密着性がよくかつ耐摩耗性に優れた撥水層を
ノズル形成部材上に設けること、 【構成】エキシマレーザーによるアブレーションが可能
なプラスティックで形成したノズル形成部材1の表面
に、含弗素重合体よりなるコーティング層5を20nm
乃至700nmの厚さに形成し、ついでこのノズル形成
部材1の背面からエキシマレーザーを照射しその部分に
高濃度の励起種を生成して、その分解・飛散する力を利
用してノズル7を形成するとともにノズル7上のコーテ
ィング層5を除去するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインク滴を吐出して記録
書込みを行うインクジェット記録ヘッドにおけるノズル
の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドは、ノズルよ
りインクをインク滴として吐出し記録媒体上に記録の書
込みを行うものであるが、この書込みに水性インクを用
いる場合には、ノズル開口部周囲の撥水性が不充分であ
ると、インクがその面に付着し易くなってインク滴の直
進性が損なわれるなどの問題が生じる。一般に、インク
ジェット記録ヘッドにおいて求められるノズル開口部周
囲の撥水性は、接触角が90度以上あればインク滴の直
進性が損なわれないと言われており、このために、ノズ
ル開口面側に撥水剤をコーティングすることが行われて
いる。
【0003】このコーティング方法としては、これまで
静電粉体塗装法(特開昭57−167765号)、真空
蒸着法(特開昭60−183161号)あるいは、ディ
ッピング法、スプレーコート法、スピンコート法等が提
案されているが、これらの方法では、いずれも撥水剤が
ノズル内に入り込んで目詰まりを起こしたり、インク滴
の直進性を損ねて印字品質に悪影響を与えるといった問
題を有している。
【0004】一方、ノズルに目詰まりを生じさせること
なくその開口面側に撥水処理を行う方法として、特開昭
63−122560号公報に開示されたものは、ノズル
を含むインク流路内に液体または固体を充填してからコ
ーティング処理をするというもので、また特開昭62−
59047号公報に開示されたものは、ノズルよりエア
を噴出させながらコーティング処理をするというもので
ある。
【0005】しかしながら、前者の方法では、流路内へ
の液体・固体の充填が容易でなく、また流路内に充填剤
を満たしたままでノズル開口面に付着した余分な充填剤
を除去することが困難であるといった問題を有し、また
後者の方法では、最も撥水性を要求されるノズル開口部
の周囲がエア流の影響を受けるため、十分なコーティン
グを行うことができないという問題を有している。
【0006】他方、ノズルの形成手段としてエキシマレ
ーザーを用いる方法については、特開平3−20765
7号公報において提案されている。そしてここには、ノ
ズルの形成と同時にその開口部周面に設けた撥水層をエ
キシマレーザーにより除去するという点についても開示
されているが、このエキシマレーザーにより除去するこ
とができる撥水剤としてのテフロンは、ワイピングによ
ってノズルの表面から簡単に剥離してしまうといった問
題があり、またシリコン系の樹脂は、エキシマレーザー
でアブレーション可能な樹脂には積層させることができ
ず、ガラスには強力に結合するが、ノズル形成部材にガ
ラスを用いた場合には、ノズルの形成が困難であるほ
か、長期の使用によってガラスが溶けてしまうといった
問題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
ノズル形成部材に対して密着性がよく、かつ耐摩耗性に
優れた撥水層を適度の厚さに、かつノズル内へ入り込ま
せることなく形成することのできる新たなノズル形成方
法を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的とするところは、
ノズル形成部材の表面に、より膜厚の大なる含弗素重合
体を撥水層として形成することのできる新たなノズル形
成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインクジェット記録ヘッド
のノズル形成方法として、はじめに、エキシマレーザー
によるアブレーションが可能なプラスチックにより形成
したノズル形成部材の表面に、ノズル形成部材のアブレ
ーションによってノズル上より完全に除去することが可
能な少なくとも20nm以上の膜厚を有する含弗素重合
体からなるコーティング層を施し、ついで、このノズル
形成部材の背面よりノズル形成部位に向けてエキシマレ
ーザーを照射するようにしたものである。
【0010】また、他のノズル形成方法として、はじめ
に、エキシマレーザーによるアブレーションが可能なプ
ラスチックにより形成したノズル形成部材の表面に、ノ
ズル形成部材のアブレーションによってノズル上より少
なくとも一部の除去が可能な20nm以上の厚さを有す
る含弗素重合体からなるコーティング層を施し、つい
で、このコーティング層の上にエキシマレーザーによる
アブレーションが可能なプラスチックよりなる被覆層を
添着した上、ノズル形成部材の背面よりノズル形成部位
に向けてエキシマレーザーを照射し、最後に、コーティ
ング層の上から上記被覆層を剥離するようにしたもので
ある。
【0011】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は、本発明の一実施例をなすインクジェット記
録ヘッドのノズル形成工程を示したものである。
【0012】はじめに、E字形をなすノズル形成部材1
を上下から治具2a、2bで挟み込んでネジ3により固
定する(図1a)。このノズル形成部材1は、エキシマ
レーザーによりアブレーションが可能な任意のプラスチ
ック、つまり高強度紫外レーザーによる光化学反応によ
り照射された部分に高濃度の励起種が生成し、これが分
解飛散する力によりエッチングされる任意のプラスチッ
クが使用されるが、具体的には、ポリカーボネート、ポ
リサルフォン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリ
ベンズイミダゾール、ポリアセタール、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリフェ
ニレンオキサイド、その他フェノール樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、ABSなどが使用される。
【0013】ついで、撥水剤としてサイトップ105P
(旭硝子(株)製)40重量%、CT−solv.10
0(旭硝子(株)製)60重量%よりなる含弗素重合体
の溶液内へこのノズル形成部材1の表面4を浸し、しば
らく静置した後、100mm/分の速度で溶液中より引
上げ、これをオーブン内で約1時間、120度の温度で
加熱して溶媒を蒸発除去させ、その表面4に、膜厚が2
0乃至700nmのコーティング層5を形成する(図1
b)。
【0014】撥水剤として使用する含弗素重合体につい
ては、非晶質含弗素重合体であることが望ましく、具体
的には、上記した組成物以外に、ポリジパーフルオロア
ルキルフマレート、テフロンAF(Du pont社商
標)のような含弗素重合体、あるいはジパーフルオロア
ルキルフマレートとスチレンの交互共重合体、三弗化塩
化エチレンとビニルエーテルとの交互共重合体、四弗化
塩化エチレンとビニルエステルとの交互共重合体などの
含弗素エチンレンと炭化水素系エチレンとの交互共重合
体もしくはその類似体乃至誘導体、フマライト(日本油
脂(株)商標)が用いられる。
【0015】これらの非晶質含弗素重合体は弗素系の有
機溶媒に溶解するから、溶媒に任意の濃度で溶解してコ
ーティングすることにより、エキシマレーザーでアブレ
ーション可能なプラスティックに対する密着性が高く、
かつ均一なコーティングが可能となる。
【0016】この非晶質含弗素重合体のコーティング方
法としては、上述したディッピング法以外に、例えば、
スプレーを用いて噴霧するスプレーコート法、表面に1
乃至数滴滴下したあと高速で回転させてコーティングす
るスピンコート法、ゴムなどの支持体に予め溶液を塗っ
ておいてこれを表面に押し付けてコーティングする転写
法などを採用することができる。
【0017】また、コーティングを行う面をオゾン雰囲
気に曝し、そのあとでコーティングすることもできる。
このようなオゾンを用いた表面洗浄処理を行うことによ
り、その面の汚れを除去してコーティング層の密着性を
上げることができ、さらにオゾンの雰囲気は酸素プラズ
マや紫外線照射により得ることができる。またさらに、
コーティングを行う面との密着性を向上するためにカッ
プリング化合物層を介してコーティング層を形成するこ
とができ、これはオゾンを用いた表面洗浄処理とともに
行うようにしても単独で行うようにしてもよい。
【0018】つぎに、このノズル形成部材1を治具2
a、2bから外し、発振波長248nm、エネルギー密
度2.0J/cm2 のKr Fエキシマレーザー光をノズ
ル形成部材1の背面6よりノズル形成部位に向けて照射
し、そこにノズル7を形成する。
【0019】これにより、ノズル形成部材1のうちエキ
シマレーザーの照射を受けた部分が光化学反応により高
濃度の励起種を生成しこれが分解・飛散して、図1
(c)に示したように、当該部分をエッチングしてそこ
にノズル7を正確に形成するとともに、分解・飛散した
励起種がノズル7上のコーティング層5を吹飛ばして除
去する。
【0020】なお、この際、コーティング層5が700
nm以上の膜厚を有する場合には、励起種による吹飛ば
しが十分に行えず、図3に示したように、ノズル7の開
口部周囲に水掻き状の膜5aが残り、また、膜厚が20
nm以下の場合には、図4に示したように、ノズル7上
の周囲のコーティング層5が吹飛ばされて、撥水層のな
い部分4aが形成される。
【0021】そして最後に、このようにして形成したノ
ズル形成部材1に圧力伝達用の振動板8とインク供給口
を備えたヘッド形成部品9を接着し(図1d)、さら
に、振動板8に圧電素子10を接着してインクジェット
記録ヘッド11を構成する。このようにして形成した含
弗素重合体よりなるコーティング層5は、水に対する接
触角が100度以上あり、またコーティング層5による
ノズル7の詰まり及びノズル7の穿孔不良、形状不良は
なかった。
【0022】(実施例1)上述したディッピング法によ
り成形したコーティング層5をポリサルフォンの小片で
一部削り取り、その結果現れた表面4との段差を測定す
る方法でこの層5の厚さを求めたところ、厚さは約30
0nmであった。このヘッド11を用いて表1に示すと
ころのインクジェット用インク12をノズル7より吐出
したところ、インク滴は曲がりなく(0.5°以下)真
直ぐに吐出、飛行し、記録媒体14上に印字精度の高い
高品位な記録画像を形成することができた。
【0023】
【表1】
【0024】また、シリコンゴムからなるゴミ除去ワイ
パー1用いてワイピングを5000回繰返す試験を行っ
た結果、インク滴の直進性は損なわれることなく、ワイ
ピング後においても印字精度の高い高品位な記録画像を
形成することができた。また、撥水剤としてAF160
0(Du pont社製)3.5重量%、FC−75
(住友スリーエム社製)96.5重量%の溶液を用いた
ディッピング法により膜厚が約650nmのコーティン
グ層5を形成した場合にも上記したと同様の好結果が得
られ、10000回のワイピング処理を行った後も画像
品質に変化はなかった。
【0025】一方、このディッピング法によりノズル形
成部材1の表面4に膜厚が約800nmのコーティング
層5を形成して上述した条件のもとでエキシマレーザー
によりノズルを形成したところ、図3に示したように、
ノズル7上のコーティング層5を十分に除去することが
できず、この結果、このヘッド11を用いてインクをノ
ズル7より吐出させたところ、インク滴はノズル7の上
部に水掻き状の膜として残存したコーティング層5の影
響を受けて2乃至8°の曲がりを示し、記録媒体14上
に高品位の記録画像を形成することができなかった。
【0026】(実施例2)ポリカーボネートからなるノ
ズル形成部材1の表面4に、波長が200nmの紫外線
光を10分照射した後、表2に示す組成よりなる溶液を
数滴滴下し、3000回転/分で1分間スピンコートに
よりコーティングし、さらに80度の温度で1時間加熱
して溶媒を除去し、表面4に撥水性を示すコーティング
層5を形成した。
【0027】
【表2】
【0028】このノズル形成部材1に、発振波長が24
8nm、エネルギー密度が2.0J/cm2 のKr Fエ
キシマレーザー光を背面より照射してノズルを形成し
た。このスピンコート法により形成したコーティング層
5は水に対する接触角が100度以上あり、また、形成
されたノズル7は、このコーティング層5によって詰ま
ったりすることはなかった。また、この方法によって形
成したコーティング層5は30nmの厚さを有し、この
ヘッド11を用いてインクをノズル7より吐出させたと
ころ、インク滴は曲がりなく真直ぐに吐出、飛行して記
録媒体14上に良好な記録画像を形成することができ
た。
【0029】さらに実施例1と同様の方法にてワイピン
グを2000回繰返す試験を行ったが、その後において
も印字精度の高い記録画像を形成することができた。一
方、このスピンコート法によりノズル成形部材の表面に
厚さが15nmのコーティング層を形成し、その上で上
述した条件のもとでノズルを形成したところ、図4
(a)に示したようにノズル7の周囲のコーティング層
5は破壊され、このヘッド11を用いてインクをノズル
7より吐出させたところ、ノズル7の表面4周囲にイン
クが付着して、その影響によりインクの吐出方向が3〜
5°曲がって高品位の記録画像を形成することはできな
かった。
【0030】以上の実施例から明らかなように、ノズル
形成部材1の表面4に含弗素重合体よりなるコーティン
グ層5を20〜700nmの厚みに形成することによ
り、その後のエキシマレーザーによるノズル7の形成と
ともに、ノズル開口部周囲に、十分な被覆を有し、かつ
ノズル7内へのコーティング層7の侵入のない良好なノ
ズルを形成することができる確証が得られた。
【0031】ところで上述した各実施例は、ノズル形成
部材1そのものがアブレーションをを利用するものであ
って、ノズル形成部材1がもたらすアブレーション効果
は、高強度紫外レーザーによる光化学反応によって照射
された部分の構成分子が励起状態、つまり高エネルギー
状態となって不安定になるのに伴い、励起エネルギーを
発散して安定化するために分子間の結合を切って飛散す
るものと推測されるから、励起エネルギー量以上のエネ
ルギー密度のエキシマレーザーを照射しても、励起しに
くい性質を有する含弗素重合体を一定以上除去すること
はできない。
【0032】したがって、上述した実施例では、励起さ
せにくいコーティング層を良好に除去させるためにその
膜厚の上限を厳密に管理する必要を有するものである
が、以下に述べる実施例はこのような管理を特に不要と
なし、かつ膜厚を大となして耐摩耗性をより高めるよう
にしたものである。
【0033】図5はこの実施例を示したもので、はじめ
に、ポリサルフォンからなるノズル形成部材1の表面
に、第1実施例で述べたと同様のディッピング法により
含弗素重合体よりなるコーティング層5を形成する(同
図a)。このコーティング層5は、ノズル形成部材1の
アブレーションにより少なくともノズル7上の一部が穿
設除去される程度の厚さに止どめられる。
【0034】そしてさらに、このコーティング層5の上
面に、厚さが約100μm程度のポリイミドのような、
エキシマレーザーでアブレーション可能なプラスチック
よりなるフィルムを被覆層6として添着する(同図
b)。
【0035】ついで、このコーティング層5と被覆層6
を設けたノズル形成部材1の背面から発信波長が248
nm、エネルギー密度が2.0J/cm2 のKr Fエキ
シマレーザー項を照射する。これにより、照射された部
分の構成分子は高濃度の励起種を生成しこれが分解・飛
散して、この部分をエッチングすることにより精度のよ
いノズル7を削成するとともに、この分解・飛散した励
起種により、同図cに示したように、ノズル7の上部を
覆っているコーティング層5の一部を除去し、さらに貫
通したエキシマレーザーによりその上の被覆層6の一部
を除去して、この被覆層6のアブレーションによりノズ
ル7上に残存するコーティング層5の全てを除去する。
そして最後に、同図dに示したように、コーティング層
5の上面から被覆層6を剥離して全ての生成工程を終え
る。
【0036】この実施例により形成されたコーティング
層5は膜厚が2000nmであったが、このヘッドを用
いてインクをノズル7より吐出させたところ、インク滴
は曲りなく真直ぐに吐出・飛行して記録媒体14上に精
度のよい記録画像を形成した。
【0037】他方、膜厚が2000nmのコーティング
層5の上面に被覆層6を添着することなくノズル形成部
材1の背面からエキシマレーザーによりノズル7を形成
したところ、ノズル7上のコーティング層5は完全に除
去されず、この影響を受けてインク滴は2°乃至8°の
曲りを生じて高品位な記録画像を形成することはできな
かった。このことから、ノズル7上のコーティング層5
は、ノズル形成部材1のアブレーションだけでなく被覆
層6のアブレーションによって除去されることが確認で
きた。
【0038】(実施例3)ポリエーテルイミドよりなる
ノズル形成部材1の表面4に、第2実施例で示したと同
様のスピンコート法をもって膜厚が800nmのコーテ
ィング層5を形成し、その上にポリエチレンテレフタレ
ートよりなる膜厚150μmの被覆層6を添着した。そ
して、ノズル形成部材1の背面からエキシマレーザーを
照射して上述したと同様のノズル形成加工を施したとこ
ろ、インク滴の曲りのないヘッドが形成できた。
【0039】他方、これと同じ膜厚を有するコーティン
グ層5の上に、エキシマレーザーでアブレーションしな
い膜厚が500μmのポリテトラフルオロエチレンのフ
ィルムを添着して、上述したと同様のノズル形成加工を
施したところ、ノズル7上のコーティング層5は完全に
除去することができず、インクの吐出方向に曲がりが生
じた。
【0040】このことから、コーティング層5の上に添
着する被覆層6は、エキシマレーザーでアブレーション
する素材からなるフィルムでなければならないことが確
認できた。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エキ
シマレーザーによるアブレーションが可能なプラスティ
ックよりなるノズル形成部材の表面に含弗素重合体より
なるコーティング層を施し、ついでこのノズル形成部材
の背面からエキシマレーザーを照射するようにしたの
で、耐摩耗性には富んでいるが励起させることが困難な
含弗素重合体を、エキシマレーザーによるノズルの形成
と同時に、その際に生成された励起種の分解・飛散力を
利用してノズル上から完全に除去して、インク滴の飛翔
曲がりのないコーティング層をノズル形成部材上に容易
に形成することができる。
【0042】またさらに、コーティング層の上にエキシ
マレーザーによるアブレーションが可能なプラスティッ
クよりなる被覆層を施した上、ノズル形成部材の背面か
らエキシマレーザーを照射するようにしたので、含弗素
重合体のコーティング層を十分な厚さに形成した場合で
も、ノズル形成部材と被覆層の両方によってこのコーテ
ィング層をノズル上から確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(d)は発明の一実施例をなすイン
クジェット記録ヘッドの形成工程を示した図である。
【図2】 この形成工程により形成されたインクジェッ
ト記録ヘッドのインク吐出試験について示した図であ
る。
【図3】コーティング層の膜厚が不足な場合の成形状態
を示した図である。
【図4】(a)(b)はコーティング層の膜厚が過大な
場合の成形状態を示した図である。
【図5】(a)乃至(d)は本発明の他のノズル形成工
程を示した図である。
【符号の説明】
1 ノズル形成部材 5 含弗素重合体よりなるコーティング層 6 被覆層 7 ノズル 10 圧電素子 11 インクジェット記録ヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキシマレーザーによるアブレーション
    が可能なプラスチックにより形成したノズル形成部材の
    表面に、該ノズル形成部材のアブレーションによってノ
    ズル上より完全に除去され得る程度の少なくとも20n
    m以上の膜厚を有する含弗素重合体よりなるコーティン
    グ層を施す工程と、 上記ノズル形成部材の背面よりノズル形成部位に向けて
    エキシマレーザーを照射するノズル形成工程と、 からなるインクジェット記録ヘッドのノズル形成方法。
  2. 【請求項2】 上記コーティング層の素材として、非晶
    質含弗素重合体を用いることを特徴とするクレーム1に
    従うインクジェット記録ヘッドのノズル形成方法。
  3. 【請求項3】 上記コーティング層を、20乃至700
    nmの厚さに施すことを特徴とするクレーム1に従うイ
    ンクジェット記録ヘッドのノズル形成方法。
  4. 【請求項4】 エキシマレーザーによるアブレーション
    が可能なプラスチックにより形成したノズル形成部材の
    表面に、該ノズル形成部材のアブレーションによってノ
    ズル上より少なくとも一部が除去され得る程度の20n
    m以上の厚さを有する含弗素重合体よりなるコーティン
    グ層を施す工程と、 該コーティング層の上にエキシマレーザーによるアブレ
    ーションが可能なプラスチックよりなる被覆層を添着す
    る工程と、 上記ノズル形成部材の背面よりノズル形成部位に向けて
    エキシマレーザーを照射するノズル形成工程と、 上記ノズル形成工程の後に、上記コーティング層の上か
    ら上記被覆層を剥離する工程と、 からなるインクジェット記録ヘッドのノズル形成方法。
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