JPH0686612U - スピーカ内蔵シートの構造 - Google Patents
スピーカ内蔵シートの構造Info
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- JPH0686612U JPH0686612U JP033457U JP3345793U JPH0686612U JP H0686612 U JPH0686612 U JP H0686612U JP 033457 U JP033457 U JP 033457U JP 3345793 U JP3345793 U JP 3345793U JP H0686612 U JPH0686612 U JP H0686612U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- seat
- built
- skin material
- occupant
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/879—Head-rests with additional features not related to head-rest positioning, e.g. heating or cooling devices or loudspeakers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スピーカ内蔵のシートにおいて、スピーカから
の音声がシートを構成する表皮材によって損なわれない
ようにすることである。 【構成】シートバック(SB)のヘッドレスト部(1)
と背凭部(2)との間に凹窪部(3)を設け、この凹窪
部(3)に対応するシートバック(SB)内にスピーカ
(4)を内蔵すると共に、凹窪部(3)の表皮材(3
0)を音の通過率に優れた部材又は構造のもので形成し
たことを特徴とする。
の音声がシートを構成する表皮材によって損なわれない
ようにすることである。 【構成】シートバック(SB)のヘッドレスト部(1)
と背凭部(2)との間に凹窪部(3)を設け、この凹窪
部(3)に対応するシートバック(SB)内にスピーカ
(4)を内蔵すると共に、凹窪部(3)の表皮材(3
0)を音の通過率に優れた部材又は構造のもので形成し
たことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、スピーカを内蔵した自動車(バス)用シートの構造に関する。
【0002】
従来のバス用シートは、シートの外観品質及び感触を向上させるために、モケ ットからなる表皮材を使用している。 一方、車両用シートには、スピーカを内蔵したものが開示されている。
【0003】
ところで、スピーカを内蔵し、これをモケットからなる表皮材で被覆すると、 モケットがスピーカから発生する音声を遮断するため、音声がシート内にこもり 、音質が悪くなる不具合があった。 そこで、本考案は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0004】
以上の目的を達成するための本考案は、シートバックの前面側における乗員の 頭部を支持するヘッドレスト部と乗員の上半身を支持する背凭部との間に、凹窪 部を形成し、該凹窪部にシートバックに内蔵したスピーカを臨ませると共に、凹 窪部を、音の通過率に優れた部材又は構造からなる表皮材で被覆してなることを 特徴とするものである。
【0005】
スピーカからの音声は、音の通過率に優れた部材又は構造からなる表皮材を通 してシートの外部に発生する。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図中(SB)は、バスのシートにおけるシートバックを示し、このシートバッ ク(SB)の前面側の上部には前方に突出状に形成して乗員の頭部(M)を支持 するヘッドレスト部(1)が形成され、このヘッドレスト部(1)の下部には、 横方向に凹窪状に形成した凹窪部(3)が設けてある。 そして、この凹窪部(3)の下には、乗員の上半身を支持する背凭部(2)が 設けてあり、前記凹窪部(3)は乗員の首部に対応する位置になる。
【0007】 ヘッドレスト部(1)を構成する表皮材(10)及び背凭部(2)を構成する 表皮材(20)は共に、従来と同様にモケットで形成されている。図中(11) はヘッドレスト部(1)を構成する発泡体製クッション体、(21)は背凭部( 2)を構成する発泡体製クッション体を示し、これらのクッション体(11)( 21)は支持板(5)に支持され、更に、この支持板(5)はバックフレーム( 12)に支持されている。 図中(6)は、バックボードを示す。
【0008】 以上の支持板(5)における凹窪部(3)に臨む位置には、スピーカ(4)が 配設されている。 そして、凹窪部(3)を形成する表皮材(30)は、音の通過率に優れた部材 (例えば、レーヨンなどの合成樹脂製織物地)又は構造(例えば、合成樹脂製繊 維の網目)のものを使用している。 そして、この表皮材(30)は、凹窪部(3)に沿ってモケットからなる表皮 材(10)(20)に接ぎ合わされている。
【0009】 斯して、スピーカ(4)からの音声は、音の通過率に優れた部材又は構造から なる表皮材(30)を介して外部に発生する。
【0010】
本考案によれば、乗員の首部後方におけるシートバックに凹窪部を設け、この 凹窪部に対応する位置にスピーカを内蔵しているため、スピーカが異物感となる ことがないし、また、スピーカが臨む凹窪部は、音の通過率に優れた部材又は構 造からなる表皮材で被覆されている。従って、スピーカからの音声は表皮材によ って遮断されることなく外部に発生され、音質が損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案構造に係るシートの斜視図である。
【図2】図1のIIーII線に沿える断面図である。
1 ヘッドレスト部 2 背凭部 3 凹窪部 4 スピーカ 30 音の通過率に優れた表皮材
Claims (1)
- 【請求項1】 シートバックの前面側における乗員の頭
部を支持するヘッドレスト部と乗員の上半身を支持する
背凭部との間に、凹窪部を形成し、該凹窪部にシートバ
ックに内蔵したスピーカを臨ませると共に、凹窪部を、
音の通過率に優れた部材又は構造からなる表皮材で被覆
してなることを特徴とするスピーカ内蔵シートの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033457U JPH0686612U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | スピーカ内蔵シートの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033457U JPH0686612U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | スピーカ内蔵シートの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686612U true JPH0686612U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12387076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP033457U Pending JPH0686612U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | スピーカ内蔵シートの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686612U (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-05-31 JP JP033457U patent/JPH0686612U/ja active Pending
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JP2021023463A (ja) * | 2019-08-01 | 2021-02-22 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用のスピーカー構造 |
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