JP2002010872A - 車両のシート構造 - Google Patents

車両のシート構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のシート構造において、着座した乗員の
腰部のサポート具合を変更できる構造を、簡素で且つ重
量の軽いものになるように構成する。 【解決手段】 着座した乗員の背中の後方への押圧を受
ける受圧部13a、着座した乗員の腰部を前方に押圧す
る押圧部13b、押圧を受けた受圧部13aの変位を押
圧部13bに伝達する連係部13cを備えてサポート部
材13を構成し、サポート部材13をシートの背もたれ
部3に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車や商用車、バ
ス等の車両におけるシートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のシートでは、シートの背もたれ部
において着座した乗員の腰部に対向する部分を前後に変
更することにより、着座した乗員の腰部のサポート具合
を変更できるように構成したものがある(ペルビスサポ
ート、ランバサポート)。この場合、例えば特開平8−
390号公報に開示されているように、着座した乗員の
腰部に対向する部分を前方に押圧可能な押圧部材、及び
押圧部材の位置を前後に変更する電動モータを、シート
の背もたれ部に備えたものがある。これにより、着座し
た乗員がスイッチを操作することにより電動モータを作
動させて、押圧部材の位置を前後に変更することによ
り、着座した乗員の腰部のサポート具合を変更する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に記載のシ
ートであると、着座した乗員の腰部のサポート具合を変
更する為に、押圧部材や電動モータ、操作用のスイッチ
及び配線等をシートの背もたれ部に備える必要があり、
シート(シートの背もたれ部)の構造が複雑なものにな
ったり、シートの重量が重くなったりするので、改善の
余地がある。本発明は車両のシート構造において、着座
した乗員の腰部のサポート具合を変更できる構造を、簡
素で且つ重量の軽いものになるように構成することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】[I]請求項1の特徴に
よると、着座した乗員の背中の後方への押圧を受ける受
圧部と、着座した乗員の腰部を前方に押圧する押圧部
と、押圧を受けた受圧部の変位を押圧部に伝達する連係
部とを備えて、サポート部材が構成されており、サポー
ト部材がシートの背もたれ部に備えられている。
【0005】これにより請求項1の特徴によると、乗員
がシートに着座した状態で上半身をシートの背もたれ部
に乗せ掛けるようにすると、着座した乗員の背中からサ
ポート部材の受圧部が押圧を受けて後方に変位する。こ
のようにサポート部材の受圧部が後方に変位すると、サ
ポート部材の連係部が後側の支点部を支点として天秤状
に揺動し、サポート部材の押圧部が前方に変位して、サ
ポート部材の押圧部により着座した乗員の腰部が前方に
押圧されるのであり、着座した乗員による上半身のシー
トの背もたれ部への乗せ掛け具合によって、着座した乗
員の腰部のサポート具合が変更される。
【0006】この場合、乗員が腰部をシートの背もたれ
部から少し離して着座すると(シートに浅く着座した状
態)、着座した乗員が上半身をシートの背もたれ部に強
く乗せ掛ける状態になることがあり、サポート部材の押
圧部の前方への変位(押圧)が大きなものになることが
ある。逆に乗員が腰部をシートの背もたれ部に接近させ
て着座すると(シートに深く着座した状態)、着座した
乗員が上半身をシートの背もたれ部に弱く乗せ掛ける状
態になることがあり、サポート部材の押圧部の前方への
変位(押圧)が小さなものになることがある。以上のよ
うに、請求項1の特徴によると、従来の技術に記載のよ
うな電動モータ、操作用のスイッチ及び配線等をシート
の背もたれ部に備える必要がない。
【0007】[II]請求項2の特徴によると、請求項
1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えて
おり、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。請求項2の特徴によると、サポート部材がシートの
背もたれ部におけるクッションパッドに一体的に備えら
れている。この場合、例えば素材(例えばウレタン等)
を発泡させてクッションパッドを成型する際に、型の内
部にサポート部材を配置した状態で素材を発泡させれ
ば、サポート部材をクッションパッドに一体的に備える
ことが容易に行える。又、サポート部材がクッションパ
ッドに支持されることになるので、サポート部材をシー
トの背もたれ部に支持する為の専用の支持部材等を備え
る必要がない。
【0008】[III]請求項3の特徴によると、請求
項1又は2の場合と同様に前項[I][II]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。請求項3の特徴によると、断面が丸
形の棒状部材を折り曲げてサポート部材が構成されてお
り、サポート部材の受圧部、押圧部及び連係部を棒状部
材により一体的に構成することが可能である。
【0009】前項[II]に記載のように、型の内部に
サポート部材を配置した状態で素材を発泡させて、サポ
ート部材をクッションパッドに一体的に備える場合、請
求項3の特徴のようにサポート部材を断面が丸形の棒状
部材によって構成すると、素材が発泡した際に、サポー
ト部材の周りに隙間なく素材が行き渡り易く、素材が行
き渡らない部分(空洞)が生じ難い。
【0010】[IV]請求項4の特徴によると、請求項
1〜3のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]
〜[III]に記載の「作用」を備えており、これに加
えて以下のような「作用」を備えている。シートに着座
する乗員の体格によっては、前項[I]に記載のよう
に、乗員が腰部をシートの背もたれ部に接近させて着座
しても(シートに深く着座した状態)、着座した乗員が
上半身をシートの背もたれ部に強く乗せ掛ける状態にな
ることがある。
【0011】請求項4の特徴によると、サポート部材の
連係部が弾性的に変位可能に構成されているので、前述
のような場合にサポート部材の押圧部の前方への変位
(押圧)が大きなものになろうとしても、サポート部材
の連係部が弾性的に変位することにより、サポート部材
の押圧部が前方に必要以上に変位(押圧)する状態が、
着座した乗員の腰部によって抑えられる。
【0012】[V]請求項5の特徴によると、請求項1
〜4のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]〜
[IV]に記載の「作用」を備えており、これに加えて
以下のような「作用」を備えている。前項[I]に記載
のように、乗員がシートに着座した状態で上半身をシー
トの背もたれ部に乗せ掛けて、サポート部材の受圧部が
後方に変位し、サポート部材の連係部が後側の支点部を
支点として天秤状に揺動する場合、請求項5の特徴によ
ると、シートの背もたれ部の全体を支持するシートフレ
ームの部分を支点部としており、既存の部材と言ってよ
いシートフレームの部分を使用しているので、サポート
部材の連係部の専用の支点部を別に備える必要がない。
【0013】[VI]請求項6の特徴によると、請求項
1〜5のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]
〜[V]に記載の「作用」を備えており、これに加えて
以下のような「作用」を備えている。車両のシートで
は、シートに乗員が着座していない状態において、シー
トの背もたれ部の基部を支点として、シートの背もたれ
部を前方に倒し操作自在に構成しているものがある。こ
の場合、サポート部材の押圧部が必要以上に前方に位置
して、シートの背もたれ部の下部が前方に出ていると、
シートの背もたれ部を前方に倒し操作しようとしても、
前方に出たシートの背もたれ部の下部がシートの座部に
当たり、シートの背もたれ部を前方に倒し操作すること
が困難になることがある。
【0014】請求項6の特徴によると、シートに乗員が
着座していない状態でシートの背もたれ部を前方に倒し
操作可能となるように、サポート部材の押圧部の位置が
設定されている。これにより、シートに乗員が着座して
いない状態で、シートの背もたれ部の下部があまり前方
に出ない状態となっており、シートの背もたれ部を前方
に倒し操作する際、シートの背もたれ部の下部がシート
の座部に当って、シートの背もたれ部を前方に倒し操作
することが困難になると言うような状態は生じ難い。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は乗用車の前側のシート1を
示しており、シート1は座部2、背もたれ部3及びヘッ
ドレスト4等を備えて構成されている。図2に示すよう
にシート1の背もたれ部3において、正面視で門形のシ
ートフレーム5が備えられ、シートフレーム5の上部及
び下部にシートフレーム6,7が横向きに連結されてい
る。ヘッドレスト4を支持する為の筒状の支持部8がシ
ートフレーム5の上部に取り付けられ、シートフレーム
6,7の間においてシートフレーム5に、S字状に繰り
返して曲げられたバネ9が連結されている。
【0016】図3(イ)に示すように、素材(例えばウ
レタン等)を型の内部で発泡させてクッションパッド1
0が成型されており、クッションパッド10がシートフ
レーム5,7に取り付けられ、クッションパッド10の
外側にシート表皮11(例えばウールモケット等の布
製)が被せられて、シート1の背もたれ部3が構成され
ている。
【0017】図1,2,3(イ)に示すように、シート
1の座部2に備えられたヒンジ部12に、シートフレー
ム5の下部が横軸芯P1周りに揺動自在に支持されてい
る。これにより、シート1の座部2に対してシート1の
背もたれ部3の前後角度が変更自在に構成されており、
シート1の座部2に略沿うように、シート1の背もたれ
部3を大きく前方に倒し操作自在に構成されている。
【0018】図1,2,3(イ)に示すように、断面が
丸形で弾性を備えた棒状部材(例えばワイヤ等)が、正
面視で長方形状(図2参照)、側面視でクランク状(図
3(イ)参照)に折り曲げられて、サポート部材13が
構成されている。サポート部材13は上部の横向きの受
圧部13a、下部の横向きの押圧部13b、受圧部13
a及び押圧部13bに亘る連係部13c(側面視でクラ
ンク状(図3(イ)参照)に折り曲げられている)を備
えて構成されている。
【0019】前述のように素材を型の内部で発泡させて
クッションパッド10を成型する際に、型の内部にサポ
ート部材13を配置した状態で素材を発泡させており、
図3(イ)に示すようにサポート部材13が、クッショ
ンパッド10の下部に一体的に備えられている。これに
より、クッションパッド10をシートフレーム5,7に
取り付けた際、サポート部材13の連係部13cが、シ
ートフレーム7の前側に位置するように構成されてい
る。
【0020】以上の構造により図3(ロ)に示すよう
に、乗員がシート1に着座した状態で上半身をシート1
の背もたれ部3に乗せ掛けるようにすると、着座した乗
員の背中からサポート部材13の受圧部13aが、クッ
ションパッド10を介して押圧を受けて後方(図3
(ロ)の紙面右方)に変位する。これにより、サポート
部材13の連係部13cがシートフレーム7を支点とし
て天秤状に揺動し(図3(ロ)の紙面時計方向)、サポ
ート部材13の押圧部13bが前方(図3(ロ)の紙面
左方)に変位して、クッションパッド10を介して、着
座した乗員の腰部が前方に押圧される。この場合、着座
した乗員による上半身のシート1の背もたれ部3への乗
せ掛け具合によって、着座した乗員の腰部のサポート具
合(サポート部材13の押圧部13bによる押圧具合)
が変更される。
【0021】例えば乗員が腰部をシート1の背もたれ部
3に接近させて着座した状態(シート1に深く着座した
状態)で、着座した乗員が上半身をシート1の背もたれ
部3に強く乗せ掛ける状態になった場合、前述のように
サポート部材13の押圧部13bが前方に変位(押圧)
しようとするが、サポート部材13の押圧部13bの必
要以上の前方への変位(押圧)が、着座した乗員の腰部
によって抑えられる。この場合、サポート部材13の連
係部13cが弾性的に変位することによって(弾性的に
曲がることによって)、サポート部材13の押圧部13
bの必要以上の前方への変位(押圧)が抑えられる。
【0022】図3(イ)に示すように、シート1に乗員
が着座していない状態で、サポート部材13の押圧部1
3bがあまり前方に出ない位置に設定されている。これ
により、シート1に乗員が着座していない状態で、シー
ト1の背もたれ部3の下部があまり前方に出ない状態と
なっており、横軸芯P周りに1シート1の背もたれ部3
を前方に倒し操作する際、シート1の背もたれ部3の下
部がシート1の座部2に当って、シート1の背もたれ部
3を前方に倒し操作することが困難になると言うような
状態は生じ難い。
【0023】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、車両のシート
構造においてシートの背もたれ部にサポート部材を備
え、乗員がシートに着座した状態で上半身をシートの背
もたれ部に乗せ掛けるようにすると、この押圧によりサ
ポート部材を介して着座した乗員の腰部が前方に押圧さ
れるように構成することにより、従来の技術に記載のよ
うな電動モータ、操作用のスイッチ及び配線等をシート
の背もたれ部に備える必要がなくなった。これにより、
請求項1の特徴によると、着座した乗員の腰部のサポー
ト具合を変更できる構造を簡素に構成することができる
ようになって、生産コストの低減を図ることができるの
であり、シートの重量の軽減も図ることができた。
【0024】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてお
り、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の
効果」を備えている。請求項2の特徴によると、サポー
ト部材をシートの背もたれ部におけるクッションパッド
に一体的に備えることにより、サポート部材をシートの
背もたれ部に支持する為の専用の支持部材等を備える必
要がなくなって、構造の簡素化及び生産コストの低減を
図ることができた。請求項2の特徴によると、例えば素
材(例えばウレタン等)を発泡させてクッションパッド
を成型する際に、型の内部にサポート部材を配置した状
態で素材を発泡させれば、サポート部材をクッションパ
ッドに一体的に備えることが容易に行えるので、生産コ
ストの低減と言う面でさらに有利なものとなる。
【0025】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のよう
な「発明の効果」を備えている。請求項3の特徴による
と、断面が丸形の棒状部材を折り曲げてサポート部材を
構成することにより、サポート部材の受圧部、押圧部及
び連係部を棒状部材により一体的に構成することが可能
になって、構造の簡素化及び生産コストの低減を図るこ
とができた。請求項3の特徴によると、例えば型の内部
にサポート部材を配置した状態で素材を発泡させて、サ
ポート部材をクッションパッドに一体的に備える場合、
サポート部材の周りに隙間なく素材が行き渡り易く、素
材が行き渡らない部分(空洞)が生じ難いので、品質管
理及び品質維持の面で有利なものとなる。
【0026】請求項4の特徴によると、請求項1〜3の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜3の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項4の
特徴によると、サポート部材の連係部を弾性的に変位可
能に構成することにより、サポート部材の押圧部が前方
に必要以上に変位(押圧)する状態が、着座した乗員の
腰部によって抑えられるので、シートに着座する乗員の
体格に合わせて、着座した乗員の腰部のサポート具合が
変更されるようになって、シートの機能性を高めること
ができた。
【0027】請求項5の特徴によると、請求項1〜4の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜4の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項5の
特徴によると、サポート部材の連係部の支点部として、
既存の部材と言ってよいシートフレームの部分を使用す
ることにより、サポート部材の連係部の専用の支点部を
別に備える必要がなくなって、構造の簡素化及び生産コ
ストの低減を図ることができた。
【0028】請求項6の特徴によると、請求項1〜5の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜5の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項6の
特徴によると、シートに乗員が着座していない状態にお
いて、シートの背もたれ部を前方に倒し操作する際、シ
ートの背もたれ部の下部がシートの座部に当って、シー
トの背もたれ部を前方に倒し操作することが困難になる
と言うような状態は生じ難いので、シートの機能性が維
持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの全体斜視図
【図2】シートの背もたれ部のシートフレーム及びサポ
ート部材等を示す正面図
【図3】シートに乗員が着座している状態及び着座して
いない状態において、シートの背もたれ部のサポート部
材の付近を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 シート 3 シートの背もたれ部 7 支点部、シートフレーム 10 クッションパッド 13 サポート部材 13a サポート部材の受圧部 13b サポート部材の押圧部 13c サポート部材の連係部 P1 支点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座した乗員の背中の後方への押圧を受
    ける受圧部と、着座した乗員の腰部を前方に押圧する押
    圧部と、押圧を受けた前記受圧部の変位を前記押圧部に
    伝達する連係部とを備えて、サポート部材を構成し、 前記サポート部材をシートの背もたれ部に備えると共
    に、 着座した乗員の背中により前記サポート部材の受圧部が
    後方に押圧されると、前記サポート部材の連係部が後側
    に配置された支点部を支点として変位し、前記受圧部の
    変位が前記サポート部材の押圧部に伝達されて、前記サ
    ポート部材の押圧部により着座した乗員の腰部が前方に
    押圧されるように構成してある車両のシート構造。
  2. 【請求項2】 前記サポート部材をシートの背もたれ部
    におけるクッションパッドに一体的に備えてある請求項
    1に記載の車両のシート構造。
  3. 【請求項3】 断面が丸形の棒状部材を折り曲げて前記
    サポート部材を構成してある請求項1又は2に記載の車
    両のシート構造。
  4. 【請求項4】 前記サポート部材の連係部を弾性的に変
    位可能に構成してある請求項1〜3のうちのいずれか一
    つに記載の車両のシート構造。
  5. 【請求項5】 前記シートの背もたれ部の全体を支持す
    るシートフレームの部分を、前記支点部としてある請求
    項1〜4のうちのいずれか一つに記載の車両のシート構
    造。
  6. 【請求項6】 前記シートの背もたれ部の基部を支点と
    して前記シートの背もたれ部を前方に倒し操作自在に構
    成すると共に、 前記シートに乗員が着座していない状態で前記シートの
    背もたれ部を前方に倒し操作可能となるように、前記サ
    ポート部材の押圧部の位置を設定してある請求項1〜5
    のうちのいずれか一つに記載の車両のシート構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007060985A1 (ja) * 2005-11-24 2009-05-07 新日鉄ソリューションズ株式会社 生産資源管理システム、評価値算出方法及びプログラム
WO2012043559A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 テイ・エス テック株式会社 車両用シート
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